第
15
回講義(
1
月
16
日)
本講義の総括
2017 年度 金融論 B 大東文化大学法学部政治学科
本講義の概要
本講義では,国際金融論の基本的知識を学修する。
近年のグローバル化に伴う国境を越えたカネの動き
の活発化という実態を把握するべく,具体的には,
国際収支と外国為替取引,為替相場のメカニズム, 為替介入,国際通貨体制等の知識に加え,経済・金 融危機,新興国の台頭等,近年注目されている時事 問題についても触れていく。
さらに,学生諸君のキャリアアップも念頭に置き,
担当教員の経験に基づき,金融に関わる仕事内容を 共有する機会も設ける。
講義を振り返る≪1≫
第 2 回:国際収支と外国為替取引( 9/26 )
国境を超えるカネの動きの実態を探る! 第 3 回:経常収支と国民所得勘定( 10/3 )
外国への黒字・赤字は少子高齢化とも関係あり!
第 4 回:為替リスクと為替相場の決定理論( 10/10 )
為替相場はどのように決定されるのか?
第 5 回:為替介入の仕組みと通貨危機の原因( 10/17 )
為替がものすごく変動する場合はどうなるのか? 第 6 回:国際マクロ経済学( 10/24 )
講義を振り返る≪2≫
第 7 回:国際通貨体制と通貨統合(1)( 10/31 )
米ドルはなぜ世界でよく使われるのか?
第 8 回:国際通貨体制と通貨統合(2)( 11/7 )
欧州の統一通貨ユーロの現状と問題点を理解!
第 9 回:アジア通貨危機の発生と IMF の対応( 11/14 )
成長するアジアがなぜ外貨を大量に失ったのか? 第 10 回:米国経済と世界的金融危機( 11/21 )
リーマンショックの大変動の足跡を検証! 第 11 回: DVD 視聴( 11/28 )
講義を振り返る≪3≫
第 12 回:欧州債務危機の発生とその影響( 12/5 )
ギリシャが国家破産しかけたのはなぜか?
第 13 回:新興国の台頭と G20 の役割( 12/12 )
もはや先進国主導の時代は終わったのか? 第 14 回:金融に携わる仕事の紹介( 12/19 )
国際機関 OECD は一体どのような役割を果たすのか?
第 15 回:本講義の総括( 1/16 )
期末試験に向けた対策を伝授!成績評価についても。 期末試験( 1/23 )
成
績評価
・講義
資料
・
期末試
験等
平常点( 30% )と期末試験( 70% )にて総合的に評
価。
平常点は出席点( 15% )と講義内小課題( 15% )で
構成される。講義内小課題は 5 回実施。簡単な記述問
題やコメント記入に取組んでもらった。
以下のサイトより,各回で用いた講義資料を入手可
能。必ず保存の上,印刷すること!4~6スライドで
1 枚となるように印刷することを勧める。
https://sites.google.com/a/ic.jobu.ac.jp/tasuku-fujit a/
( PC の OS によっては閲覧できない場合もある)
期末試験は 60 分。持込みは一切不可!講義資料を熟
期末試
験の
出
題
範囲
と
ヒ
ン
ト
(1)
1.○ × 問題( 5 点 ×7 )
(1)第2回:第一次・第二次所得収支の違い (2)第4回:輸出業者にとっての先物為替取引
(3)第5回:予想以上の円高ドル安の時の為替介入 (4)第6回:変動為替相場制の下での政策効果
(5)第9回:アジア通貨危機前の対外債務負担 (6)第 13 回: G20 における日本の役割
(7)第 14 回: OECD 国際投資・多国籍企業宣言の内
容
2.三者択一問題( 5 点 ×7 )
期末試
験の
出
題
範囲
と
ヒ
ン
ト
(2)
(2)第5回:「第 3 世代通貨危機」の役割や特徴
(3)第7回:国際通貨としてのドルと通貨の三機能
(4)第8回:ユーロ参加のための収斂基準の達成 (5)第9回:「ワシントン・コンセンサス」の特徴
(6)第 10 回:米国の金融規制改革法の内容
(7)第 12 回: EU における恒久的な支援メカニズム
≪ 注意点≫
①計 70 点満点で採点(残り 30 点は平常点)。
ご
清
聴ありがとうご
ざ
い
ま
した!
Thank you for your attention!
Merci de votre attention!
藤田 輔(
Tasuku FUJITA
)
メール: tasukufujita1@gmail.com
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