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パンフレット<広報活動<海洋研究開発機構

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Academic year: 2018

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半没水型双胴船というユニークな形の船体は、波による揺れを少なくする特徴を持っています。 そのため、地震観測や海底地形図の作成など精密な調査を得意としています。

また、テニスコートほどの広い甲板にはさまざま調査機器を搭載することができ、保守や点検などを行ってい ます。また、得られたデータの分析などを行うことができる実験室などもあり、さまざまな海洋の調査、研究に 対応しています。

海洋調査船

「かいよう」

海底下の構造を調べる

「かいよう」はマルチチャンネル反射法探査システムを装備して います。音波を発振するエアガンを用い、「かいよう」が曳航する ストリーマーケーブルで海底からの反射波を受波し、海底下深 部の構造を解析するシステムです。これにより、海底地震計を用 いた地震波構造探査(屈折法)とともに、反射法による探査も可 能で、地震研究をはじめ深海掘削のための事前調査などで大き な貢献を果たしています。

気象衛星 航法衛星

海事衛星

かいよう

トライトンブイ

ディープ・トウ

エァガン ストリーマー ケーブル

海底地震計(OBS) マルチナロービーム

音響測深機

「かいよう」船上の設置前の海底地震計

探査システムでとらえた南海トラフの海山の沈み込みの様子

探査システムの原理 反射波 堆積層

上部地殻 下部地殻 上部マントル

屈折波

海底地震計

ストリーマケーブル

エアガン

5km 10km 15km 20km

50km 100km 150km 25km

30km 深度

距離 0

付加堆積物 南海トラフ 島弧地殻

沈み込んだ海山

(2)

1985年海中居住実験「ニューシートピア計画」の時に海中作業実験船 としてつくられた「かいよう」は独特の船体で船の揺れをおさえ、GPS や2基の主推進器に加え8基のスラスタを用いて船位を一定に保つ自 動船位保持装置で船の位置を保ち、正確な観測ができます。この他に も、曳航式深海底調査システム「ディープ・トウ」による深海調査、マル チナロービーム音響測深装置による精密地形調査、さらには海洋レー ザーや音響トモグラフィーなどの観測機器・技術の開発や試験、生物資 源調査など、「かいよう」はさまざまな研究に活用されてきています。

2つに分かれた船底が精密な調査を可能に

曳航式とは船で引っ張りながら進むことです。推進装置のない分シンプルな構造を持つ「ディー プ・トウ」は運用しやすく、広い海域を調査するのに適しています。カメラやソーナー(音波をつ かってものを探査する装置)を搭載し、海底の調査を行います。

曳航式深海探査システム「ディープ・トウ」 「ニューシートピア計画」(1985∼1990) 

300mの海底に初めて降り立つダイバー、上方に「かいよう」から降ろさ れた水中エレベータが見えます。

広 い 甲 板 ユ ニ ー ク な 船 体

船首、船尾に設けられた8つのスラスターの操作板

竣 工 1985年

全 長 61.5m

幅 28.0m

深 さ 10.6m

喫 水 6.3m

国際総トン数 3,350トン

航海速力 約13ノット

航続距離 約6,200マイル

定 員 60名(乗組員29名、研究者等31名)

主発電機関 ディーゼル機関 1,250kw×4基

主推進機関 誘導電動機 860kw×4基

主推進方式 可変ピッチプロペラ×2軸

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