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本文 「福岡県犯罪被害者等支援に関する取組指針」を改定しました 福岡県庁ホームページ

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(1)

取組指針について

取組指針について

取組指針について

取組指針について

策定の趣旨

策定の趣旨

策定の趣旨

策定の趣旨

誰もが犯罪に遭うことなく、安全に安心して暮らすことは、県民すべての願 いであり、被害者を支えることは社会全体の責務です。

犯罪等の被害者、その家族又は遺族(以下「犯罪被害者等」という。)は、 犯罪そのものによる直接的な被害だけではなく、精神的ショックや経済的負担、 周囲の理解不足等によるいわゆる二次的被害に苦しむ場合も多いため、犯罪被 害者等に対する県民の理解と配慮・協力をより一層促進して、犯罪被害者等の ための施策を総合的に展開していく必要があります。

そこで、県では、犯罪被害者等基本法の基本理念にのっとり、犯罪被害者等 のための施策に関し、県の基本方針を明らかにして、その目指す方向を県民の 皆さんに示すとともに、犯罪被害者等支援に関する県の取組を体系的に整理し、 犯罪被害者等の多様なニーズに応じて、個々の施策を相互に連携させながら適 切かつ総合的に機能させることを目的として、平成25年3月に「福岡県犯罪被 害者等支援に関する取組指針(以下「取組指針」という。)」を策定しました。

その後、取組指針に基づき、犯罪被害者等の支援に関する取組を実施してき ました。犯罪被害者等の総合相談窓口である「福岡犯罪被害者総合サポートセ ンター」に加え、性暴力被害者をワンストップで支援する「性暴力被害者支援 センター・ふくおか」を平成25年7月に開設し、性暴力被害者支援の体制整備 を行いました。

また、平成27年度末には県内全市町村において犯罪被害者等に関する総合的 対応窓口が設置され、国においては、平成28年4月に第3次犯罪被害者等基本 計画が策定されました。

このような状況を踏まえ、さらに取組を推進するため、取組指針を改定する こととしました。

県は、取組指針に従って、関係機関や民間団体と連携して、被害者の心に寄 り添いながら、犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための取組を推進してま いります。

(2)

犯罪被害者等の状況

犯罪被害者等の状況

犯罪被害者等の状況

犯罪被害者等の状況

県内における犯罪等の状況

県内における犯罪等の状況

県内における犯罪等の状況

県内における犯罪等の状況

(1) 女性や子どもを主な対象とする犯罪の発生状況 ア 性犯罪(強姦、強制わいせつ)の認知状況

福岡県における性犯罪の認知件数は、平成28年は 435件(強姦56件、強 制わいせつ379件)で、犯罪種別でみると、強姦及び強制わいせつはとも に減少したものの、全国ワースト6位となっています。

全国 福岡県

性犯罪 性犯罪

強姦 強制わいせつ 強姦 強制わいせつ 24 年 8,587 1,266 7,321 517 81 436 25 年 9,063 1,409 7,654 557 90 467 26 年 8,650 1,250 7,400 499 62 437 27 年 7,922 1,167 6,755 576 84 492 28 年 7,177 989 6,188 435 56 379

イ 配偶者からの暴力に関する相談件数

福岡県における配偶者からの暴力に関する相談件数は、平成27年度は 3,157件となっています。

性犯罪認知件数(全国・福岡県、平成 24 年~平成 28 年)

資料:警察庁「犯罪統計」

(3)

ウ 児童虐待に関する相談対応件数

福岡県の児童相談所における児童虐待相談対応件数は、平成27年度は 1,229件で、平成25年度から2年連続増加しています。

(2) 重要犯罪の認知状況

福岡県における重要犯罪のうち殺人、強盗、放火の平成28年の発生認知

件数は、殺人 56件、強盗 78件、放火 39件であり、強盗、放火はいずれも

前年より減少しましたが、殺人は前年より増加しています。

全 国 福 岡

殺人 強盗 放火 殺人 強盗 放火 24 年 1,032 3,691 1,081 47 134 50 25 年 938 3,324 1,086 54 147 46 26 年 1,054 3,056 1,093 43 153 47 27 年 933 2,426 1,092 40 94 87 28 年 895 2,332 914 56 78 39

資料:警察庁「犯罪統計」

重要犯罪種別件数(平成 24 年~平成 28 年)

(4)

(3) 交通事故(死亡事故、飲酒運転事故)の認知件数 ア 交通事故発生状況(死亡事故)

福岡県における交通事故の発生件数は、平成25年は増加していますが、長 期的には減少傾向にあります。平成28年で見ると、発生件数は 37,308件で3 年連続減少しており、死者数も 143人と前年より減少しています。

全 国 福岡県

発生件数 死者数 発生件数 死者数

24 年 665,157 4,438 43,178 161

25 年 629,033 4,388 43,678 145

26 年 573,842 4,113 41,168 147

27 年 536,899 4,117 39,734 152

28 年 499,201 3,904 37,308 143

イ 飲酒運転事故

福岡県における飲酒運転事故の発生件数は、平成22年に 337件と全国ワー スト1位となりました。飲酒運転撲滅運動の推進等により、平成23年から平 成26年まで発生件数は減少していましたが、平成28年は 158件と2年連続増 加しています。

全国 福岡県

発生件数 死亡事故件数 発生件数 死亡事故件数

24 年 4,605 258 185 5

25 年 4,334 238 171 3

26 年 4,155 227 153 4

27 年 3,864 201 156 2

28 年 3,757 213 158 6

交通事故発生状況(発生件数・死者数)

飲酒運転事故発生状況(発生件数・死亡事故件数)

資料:警察庁「平成28年における交通事故の発生状況」、福岡県警察「交通事故統計資料」

(5)

犯罪被害者等の抱える様々な問題

犯罪被害者等の抱える様々な問題

犯罪被害者等の抱える様々な問題

犯罪被害者等の抱える様々な問題

(1) 直接的被害

犯罪被害者等は、犯罪等により、生命を奪われる(家族を失う)、身体を 傷つけられる、金銭など財産を奪われるといった生命、身体、財産上の直接 的な被害を受けます。

(2) 事件後に直面する状況

事件後に直面する困難な状況は、犯罪被害の種類や状況、犯罪被害者等の 状況(ライフスタイル、性別、年齢、心身の状況、家族構成等)などによっ て様々です。

ア 心身の不調 [直後]

周りの人からは、感情がなく逆に落ち着いて見えたりするために、犯 罪被害者等が混乱していることがよく理解されないこともあります。

信じられない、現実として受け止められない

感情や感覚が麻痺してしまうために恐怖や痛みをあまり感じない

頭の中が真っ白になる、ぼうっとする など

[中長期]

被害直後のショックが落ち着いた後も、様々な症状や反応が出てくる ことがあります。

気持ちや感覚が自分から切り離されたような状態になる

事件に関することが頭の中によみがえってくる

頭痛やめまい、吐き気、月経周期の異常 など

[子ども]

言葉でうまく表現できないために、下記のような様々な行動や反応が 出てくることがあります。

表情がない、いつもびくびくしている、頭痛や吐き気等を訴える

著しい赤ちゃん返りがある、夜尿・指しゃぶりが始まる

親への反抗、不登校、非行(性非行を含む)が始まる など

[犯罪被害者等に現れることが多い精神疾患]

(6)

場合があります。

PTSD

被害の再体験症状(フラッシュバック)やかい離症状、回避・麻 痺症状、覚醒亢進症状が続く状態となります。

うつ病

気分がひどく落ち込んで、何事にも興味を持てなくなります。疲 労感や食欲減退、不眠など、日常の生活に支障が現れます。

パニック障害

突然動悸が激しくなり、息苦しくなります。めまいや冷や汗、手 足の震えが発作的にでたり、不安感で外出が困難になったりします。

イ 生活上の問題 (ア) 仕事上の困難

精神的・身体的被害のために、仕事上で小さなミスが増えたり、仕事 の能率が落ちたり、職場の同僚との関係がうまくいかなくなることがあ ります。また、治療のための通院や捜査・裁判手続のためのやむを得な い欠勤などが続くと、周囲に気兼ねをすることになりがちです。

このような状況について職場で理解を得られず、仕事を辞めざるを得 ない場合もあります。

(イ) 不本意な転居など住居の問題

犯罪被害のために、転居したり、自宅以外に居住場所が必要になるこ とがあります。その理由は様々です。

自宅が事件現場になり、再被害の恐れが強い

近隣のうわさなどによる耐え難い精神的な苦痛がある

自宅が事件現場となったため、一時的に自宅を使用できなくなる

(ウ) 経済的な問題

直接的被害のほか、犯罪被害による受傷・精神的ショックのため就業 が困難となる場合や長期療養や介護が必要となる場合など、経済的に困 窮することがあります。たとえ損害賠償請求に係る民事裁判で勝訴して も、加害者に支払い能力が無ければ賠償金を受け取ることができません。 (エ) 家族関係の変化

(7)

安定な状態となり、被害の受け止め方の違いにより家族間のいさかいが 生じるなど、家族関係に大きな影響がでます。

<事件後の状況>

事件後の以下の生活上の変化を「経験した」と回答した者の割合

(犯罪被害を受けたことがないとする方は、最近5年程度の期間で回答)

ウ 周囲の人の言動による二次的被害

周囲の人たちからの中傷や興味本位の質問はもとより、「早く元気になっ て」といった心情に沿わない安易な慰め等で傷つけられることもあります。

また、被害者支援機関・団体の事務的な対応や説明不足、不適切な情報提 供などにより、更に人や社会への不信を募らせることがあります。

48% 3% 6% 5% 10% 4% 12% 5% 1% 2% 6% 3% 6% 16% 6% 19% 5% 28% 3% 13% 6% 19% 13% 13% 8% 3% 5% 9% 5% 14% 23% 28% 28% 36%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

あてはまるものはない その他 学校や職場、地域の人々との関係が悪化した 学校や職場、地域の人々との関係が親密にな った 家族間で不和が起こった 家族間の信頼が深まった 家族が亡くなった 同居している家族の看護・介護が必要になった 同居している家族に子どもが生まれた 同居している家族が結婚した 自分に子どもが生まれた 自分が別居・離婚をした 自分が結婚した 転居(引越し)をした 長期に通院したり入院したりするようなけがや病気をした 学校または仕事を辞めた、変えた 学校または仕事をしばらく休んだ(休学、休職)

犯罪被害者等

犯罪被害を受けた経験がないとする方

(8)

※「平成26年度犯罪被害類型別継続調査」(警察庁)を基に作成

エ 加害者からの更なる被害

多くの犯罪被害者等は、加害者からの報復など危害が加えられるのではな いかという不安や恐怖を感じています。

また、加害者やその家族から「謝罪が全くない」、「裁判の中で、責任逃れ の主張をする」など、加害者やその家族等の被害後の言動に苦しむこともあ ります。

オ 捜査、裁判に伴う様々な負担

事件に関する情報が得られず、当事者である犯罪被害者等が捜査から置き 去りにされている感覚を強く抱くことがあります。

捜査や裁判の過程で行う事件の説明が被害の再体験となり、精神的な負担 を生じる場合があります。また、加害者の弁護人から、「被害者に問題があ る」といった主張がされる場合もあります。

損害賠償請求に係る民事裁判では、加害者と法廷において直接向き合うこ ともあり、さらに精神的負担を受けることとなります。

<二次的被害を受けた相手>

45% 2%

10% 5%

11% 7% 6% 3% 3%

5% 7%

19%

29%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

あてはまるものがない その他 家族、親族 友人、知人 同じ職場、学校等に通っている人 近所、地域の人 世間の声

(インターネット掲示板への書き込みや無記名の投書等) 報道関係者 民間団体の人

(被害者支援団体、被害者団体、自助グループ) 自治体職員

(警察職員を除く、都道府県や区市町村の窓口職員等) 病院等医療機関の職員 捜査や裁判等を担当する機関の職員

(警察官、検事、裁判官等) 加害者関係者 (加害者本人・家族、弁護士等)

(インターネット掲示板への書き込みや無記名の投書等)

世間の声 加害者関係者

自治体職員

(警察職員を除く、都道府県や区市町村の窓口職員等)

民間団体の人

(被害者支援団体、被害者団体、自助グループ) (加害者本人・家族、弁護士等)

(9)

県民意識アンケート調査結果

県民意識アンケート調査結果

県民意識アンケート調査結果の概要

県民意識アンケート調査結果

の概要

の概要

の概要

福岡県では、平成 28 年9月~10月、犯罪被害者等支援に関する意識につい て、インターネットによる県民意識アンケートを実施しました。

(1) 犯罪被害に関する意識

○ 犯罪被害に関する用語について、「二次的被害」は約50%が知っていると回

答していますが、「犯罪被害者等基本法」、「犯罪被害給付制度」は約70%以

上が知らないと回答しています。

○ 県が政令市と共同で設置している総合相談窓口である「福岡犯罪被害 者総合サポートセンター」、「性暴力被害者支援センター・ふくおか」に ついては、約70%が知らないと回答しています。

(2) 犯罪被害者等が置かれた状況

○ 被害者等が置かれた状況については、県民一般と犯罪被害者等を合わ せると、「地域で無責任な噂を立てられたり、好奇の目で見られた」、「精 神的ダメージにより長期に通院した」と多くの方が考えています。犯罪 被害者等で見ると「家族間で不和が起こった」との回答が多くなってい ます。

(3) 犯罪被害者等が求める支援

○ 性犯罪被害に遭った場合、約半数が警察以外の機関へ相談又は誰にも 相談できないと回答しています。

○ 必要とする支援について、被害直後は「専門家によるカウンセリング 等の精神的ケア」、「警察等による日常生活における安全確保」の回答が 多く、被害を受けてから半年後においても、「専門家によるカウンセリン グ等の精神的ケア」の回答が多くなっています。

(4) 犯罪被害者等の被害からの回復

○ 犯罪被害者等が被害から立ち直る(回復する)ために重要なことは、

「家族、親族、友人等の身近な人からの支援」と回答した人が最も多く、

約50%となっています。

回答者数 内訳:犯罪被害経験なし(以下「県民一般」という。)2,374名

(10)

基本

基本

基本

基本方針

方針

方針

方針

犯罪被害者等基本法では、国及び地方公共団体が犯罪被害者等のための施策を 策定・実施していく上で基本となる基本理念(第3条)、犯罪被害者等に対する 国民の配慮と協力(第6条)を定めています。

また、「第3次犯罪被害者等基本計画」(平成28年4月)では、犯罪被害者等 支援施策の目指すべき方向・視点を設定しています。

福岡県では、これらの基本法及び基本計画の方針等を踏まえ、福岡県では、犯 罪被害者等支援に関する基本方針として、次の4つを設定し、各種施策を展開し ていきます。

(基本方針)

(基本方針)

(基本方針)

(基本方針)

犯罪被害者等の

犯罪被害者等の

犯罪被害者等の

犯罪被害者等の尊厳にふさわしい処遇を権利として保障すること。

尊厳にふさわしい処遇を権利として保障すること。

尊厳にふさわしい処遇を権利として保障すること。

尊厳にふさわしい処遇を権利として保障すること。

犯罪被害者等

犯罪被害者等

犯罪被害者等

犯罪被害者等への支援は

への支援は

への支援は

への支援は、

、個々の事情に応じて適切に行われること。

個々の事情に応じて適切に行われること。

個々の事情に応じて適切に行われること。

個々の事情に応じて適切に行われること。

犯罪被害者等

犯罪被害者等

犯罪被害者等

犯罪被害者等への支援は

への支援は

への支援は

への支援は、

、途切れることなく行われること。

途切れることなく行われること。

途切れることなく行われること。

途切れることなく行われること。

犯罪被害者等のための施策は、

犯罪被害者等のための施策は、

犯罪被害者等のための施策は、

犯罪被害者等のための施策は、県民の理解

県民の理解

県民の理解

県民の理解と協力

と協力を得ながら

と協力

と協力

を得ながら

を得ながら

を得ながら展開される

展開される

展開される

展開される

こと。

こと。

こと。

こと。

犯罪被害者等基本法

犯罪被害者等基本法

犯罪被害者等基本法

犯罪被害者等基本法(抜粋)

(抜粋)

(抜粋)

(抜粋)

平成16年法律第161号

(基本理念)

第3条 すべて犯罪被害者等は、個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさ わしい処遇を保障される権利を有する。

2 犯罪被害者等のための施策は、被害の状況及び原因、犯罪被害者等が置 かれている状況その他の事情に応じて適切に講ぜられるものとする。 3 犯罪被害者等のための施策は、犯罪被害者等が、被害を受けたときから

再び平穏な生活を営むことができるようになるまでの間、必要な支援等を 途切れることなく受けることができるよう、講ぜられるものとする。

(国民の責務)

(11)

重点課題と取組方針

点課題と取組方針

点課題と取組方針

点課題と取組方針

重点課題

重点課題

重点課題

重点課題

福岡県の現状を踏まえ、犯罪被害者等の支援に関する重点課題として、次 の3つを設定します。

(重点課題

(重点課題

(重点課題

(重点課題1

1)

犯罪被害者等の平穏な日常生活への復帰に向けた総合的な施策の

犯罪被害者等の平穏な日常生活への復帰に向けた総合的な施策の

犯罪被害者等の平穏な日常生活への復帰に向けた総合的な施策の

犯罪被害者等の平穏な日常生活への復帰に向けた総合的な施策の

展開

展開

展開

展開

犯罪被害者等が再び平穏な日常生活へ復帰するためには、精神面のケアや

身体的被害の回復、経済、住居、雇用等の幅広い分野にまたがる各種支援施

策を総合的に展開していくことが必要です。

また、これらの支援施策が効果的に活用されるためには、犯罪被害者等に 対して適切な情報提供を行っていく必要があります。

(重点課

重点課

重点課

重点課題

題2

2)

個々の施策を相互に連携させ総合的に推進する体制

個々の施策を相互に連携させ総合的に推進する体制

個々の施策を相互に連携させ総合的に推進する体制

個々の施策を相互に連携させ総合的に推進する体制の強化

の強化

の強化

の強化

犯罪被害者等が置かれている状況は様々であり、必要とされる支援は多く の分野にわたります。こうした犯罪被害者等が抱える多様かつ深刻な問題に 適切に対応するために、個々の施策を相互に連携させながら総合的に推進す る体制づくりが必要です。

(重点課題

重点課題

重点課題

重点課題3

3)

犯罪被害者等に対する県民の理解

犯罪被害者等に対する県民の理解

犯罪被害者等に対する県民の理解

犯罪被害者等に対する県民の理解を深めるための取組強化

を深めるための取組強化

を深めるための取組強化

を深めるための取組強化

(12)

取組

取組

取組方針

取組

方針

方針

方針

福岡県では、犯罪被害者等支援に関し、次の取組を推進していきます。

犯罪被害者等

犯罪被害者等

犯罪被害者等

犯罪被害者等支援に関する施策の総合的な展開

支援に関する施策の総合的な展開

支援に関する施策の総合的な展開

支援に関する施策の総合的な展開

○○○○ 犯罪被害等犯罪被害等犯罪被害等による様々な影響犯罪被害等による様々な影響からによる様々な影響による様々な影響からから回復するための支援から回復するための支援回復するための支援回復するための支援への取組への取組への取組への取組

犯罪被害者等が置かれた状況等に応じて、必要な支援が実施できるよう に、中長期的な視点を持って、精神面のケアや経済、居住、雇用等に関す る各種施策を総合的に展開していきます。

特に、犯罪被害者等への精神的ケアの重要性に鑑み、カウンセリングな

どの精神面のケアの充実を図っていきます。

また、再被害の防止や保護対策などの安全確保に取り組んでいきます。

○ ○ ○

○ 犯罪被害者等に対する情報提供犯罪被害者等に対する情報提供犯罪被害者等に対する情報提供の充実犯罪被害者等に対する情報提供の充実の充実の充実

突然、犯罪等に巻き込まれた犯罪被害者等の多くは、強い精神的ショッ ク等により、自分の身の回りのことすら満足にできない状況にあります。

このため、犯罪被害者等が被害直後から適切に情報を入手できるように、 各種広報媒体を活用して、県が設置する「福岡犯罪被害者総合サポートセ

ンター」などの相談窓口の周知を図っていきます。

また、犯罪被害者の各種対応窓口等において適切な情報提供が行われる ように、犯罪被害者等の支援に携わる職員の資質向上に努めていきます。

施策推進のための体制づくり

施策推進のための体制づくり

施策推進のための体制づくり

施策推進のための体制づくり

○ ○ ○

○ 関係関係関係機関関係機関機関機関等等等相互の連携・協力等相互の連携・協力相互の連携・協力相互の連携・協力

犯罪被害者等支援の様々な分野にわたる施策を総合的に機能させていく ために、県だけでなく、市町村や学校、支援に携わる関係機関・団体等に おいて、それぞれ提供される支援内容や施策に関する情報共有、個々の事 例における具体的な連携を強化していきます。

(13)

めるとともに、福岡県犯罪被害者等対策会議や県内全市町村に設置された 犯罪被害者等に関する総合的対応窓口を中心とした関係部署の連携を推進 していきます。

○ ○ ○

○ 性犯罪被害に関する支援性犯罪被害に関する支援性犯罪被害に関する支援体制の性犯罪被害に関する支援体制の体制の体制の充実充実充実充実

深刻な状態に陥りやすい被害直後の性犯罪被害者の負担を軽減し、心身

の健康の早期回復を図るため、「性暴力被害者支援センター・ふくおか」 において、電話相談や医療面のケア、警察等への付添などを含めた総合的 な支援を行います。さらに、被害が潜在化しやすい性犯罪被害者への支援

体制の充実を図っていきます。

犯罪被害者等を支える社会づくり

犯罪被害者等を支える社会づくり

犯罪被害者等を支える社会づくり

犯罪被害者等を支える社会づくり

○ ○ ○

○ 県民の理解の県民の理解の県民の理解の増進と配慮・協力への取組県民の理解の増進と配慮・協力への取組増進と配慮・協力への取組増進と配慮・協力への取組

犯罪被害者等を社会全体で支えていくという認識を共有するため、「犯 罪被害者週間(11/25~12/1)」において、各種広報媒体を活用して啓発を 図るとともに、関係機関・団体と連携して犯罪被害者等支援に関する講演 会を開催するなど、地域や学校において犯罪被害者等の置かれた状況や二 次的被害の防止、人権課題等について県民が学べる機会を提供していきま す。

これらの機会を通して、犯罪被害者等への配慮や犯罪被害者等支援の各 種施策への理解と協力を県民に求めていきます。

○ ○○

○ 民間の民間の民間の民間の犯罪被害者等犯罪被害者等犯罪被害者等犯罪被害者等支援団体との連携支援団体との連携支援団体との連携支援団体との連携

民間の犯罪被害者等支援団体が行う研修への講師派遣や医療関係者に対 する研修の実施など、犯罪被害者支援に携わる民間団体等の人材育成を支 援していきます。

(14)

犯 罪

罪 被

被 害

害 者

者 等

犯罪被害者等支援施策の推進体制

犯罪被害者等の早期回復

保護観

察所等

検察庁

福岡県犯罪被害者支援協議会

運輸局

海上

保安部

法テラス

福岡県犯罪被害者等対策会議

情報共有

弁護士会

女性相談機関 女性相談機関 女性相談機関 女性相談機関

あすばる・ムーブ・ アミカス

福 岡 犯 罪

被害者総合

サ ポ ー ト

セ ン タ ー

福岡県警察本部

市町村

臨床心

医師会

福岡県教育委員会

暴追

センター

交通安全

協会

理士会

防犯協会

連合会

参照

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