第 68 号
発 行 日 編 集・発 行
平成28年3月
宇 都 宮 市 消 防 本 部 予 防 課 事 務 局1625-5505
〒320-0014
宇都宮市大曽2丁目2番21号
無防備な 心に火災が かくれんぼ
う つ の み や
『設置はお済ですか?
住宅用火災警報器!』
住宅用火災警報器!』
■火災件数は 138 件
10 年前から半減!
平成 27 年中に宇都宮市内で発生した火災は 138 件で、前年より 10 件減少しました。
本市の火災件数が 130 件台となるのは 59 年ぶりで、10 年前の平成 17 年の 276 件から半減しました。 火災種別では、「建物火災」が 64 件と最も多く、次いで「その他の火災」、「車両火災」の順と例年 並みでありました。
■火災による死者は4人
平成 27 年中の火災による死者は4人で、前年より1人増えました。
平 成 2 7 年 中 の 火 災 の 状 況
火災別件数(平成27年) 建 物 火 災 64件 林 野 火 災 1件 車 両 火 災 19件 その他の火災 54件
建物 林野 車両 その他
火災による死者数
死者数
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
逃げ遅れによる死者数 ( )は死者数全体に対する割合
平成23年 0人( 0%)
( 0%) 平成24年 4人(44%) 平成25年 0人
■ 出火原因別にみる火災の状況
出火原因別にみると、「放火」が 34 件で最も多く、次いで「こんろ」、「電気機器」、「電灯・電話等の配線」、 「配線器具」の順となりました。「放火」と「放火の疑い」を合わせると 39 件で、全体の 28%を占めています。
火災原因別件数
0 5 10 15 20 25 30 35
H25 H26 H27
放火 こんろ 電気機器
電灯・電話等の配線 配線器具
原因別件数(平成27年)
放
火
34件
こ
ん
ろ
13件
電
気
機
器
9件
電 灯 ・ 電 話 等 の 配 線
9件
配
線
器
具
7件
「放火」が,9年連続 1位
「放火」+「放火の疑い」=39件
①家の周りには、燃えやすいものを 置かないようにしましょう。
(ごみは、指定された日の朝に出しましょう)
②夜間、建物の周囲や駐車場は 照明を点灯して明るくしましょう。 (死角をなくしましょう)
③物置、車庫にはカギをかけましょう。 (戸締りは忘れずにしましょう)
④車やバイクなどのボディカバーは、 燃えにくいものを使いましょう。 (防炎製品を使いましょう)
「設置あり」の場合は、89% が「ぼや」又「部分焼」であるなど、「設置なし」の場合と比較して、焼 損は大きく軽減されています。
【事例1】
平成 26 年2月 一般住宅
居間に置いてあったカーボンヒーターから出火したが、住宅用火災警報器が作動して「ぼや」で 済んだ
【事例2】
平成 26 年7月 一般住宅
鍋をガスコンロにかけたまま外出し、内容物が焦げ住宅用火災警報器が鳴動、隣人が警報音に気 付き 119 番通報。火災に至らずに済んだ。
【事例3】
平成 26 年 10 月 一般住宅
就寝中タバコの不始末により出火したが、住宅用火災警報器の警報音で目が覚め、水道水で消火 し「ぼや」で済んだ。
住 宅 用 火 災 警 報 器 の 設 置 に よ る 効 果
住 宅 用 火 災 警 報 器 の 奏 功 事 例
ぼや
88件
64%
部分焼
34件
25%
半焼
10件
7%
半焼
10件
7%
全焼 5件 4%
住警器等
設置あり
137件
ぼや
82件
35%
部分焼
58件
25%
半焼
23件
10%
全焼
71件
30%
住警器等
設置なし
234件
■ 総 会
平成27年5月15日(金)
宇都宮市東消防署において、当会の顧問をはじめ多数の方々のご出 席をいただき開催しました。今年度は、役員の改選が行われ、新体制 が次のように決定されました。
【宇都宮婦人防火クラブ連合会 四役】
会 長 蕪木カツイ(泉が丘)
副会長 山口 佳代(姿 川) 副会長 岡田 好枝(横 川) 会 計 石川 敏子(宮の原) 会 計 関澤美智子(陽 東) 書 記 多田出芳子(河 内) 書 記 塚田せつ子(昭 和) 監 事 原 玲子( 錦 ) 監 事 巻島 典子(戸 祭)
顧 問 浅野 まさ(前会長・宝木)
なお、退任された各地区会長や顧問には、感謝状が贈られました。
髙山 幸江(五代若松原) 柏村 恵子(桜) 柴田 敦子(篠井) 入澤美弥子(中央) 高山美砂子(富屋) 中村 正子(豊郷) 岩瀬 敦子(東) 坂本 有里(瑞穂野) 舟本美知子(御幸ヶ原) 杵渕 節子(簗瀬) 大関佐和子(陽光) 小林 京子(顧問・宮の原)
■ 役員管外視察研修
平成27年6月28日(日)~29日(月)
防火・防災意識の高揚と連合会役員相互の親睦を目的に、山梨県富 士吉田市にある「富士山科学研究所」を訪ね、近年の噴火災害を踏ま
■ 宇都宮市総合防災訓練
平成27年8月22日(土)
市立西が岡小学校において、平成27年度の宇都宮市総合防災訓練が 行われ、自主防災会の方々とともに、バケツリレー消火訓練や炊き出し訓 練を実施しました。
■ 消防学校一日入校
平成27年10月10日(土)
楽しみながら防火・防災の知識や技術を習得することを目的とし て、消防学校一日入校を実施し、婦人防火クラブ員167名が幼年消 防クラブの指導者や少年消防クラブ員らとともに、初期消火や応急 手当などの実践的な体験と地震・大雨等の模擬体験をしました。
■ 消火競技会
平成27年11月10日(火)
戸祭町の競輪場駐車場において、宇都宮自衛消防協会及び宇都宮危 険物保安協会との合同で開催し、各地区の代表者(2名)による消火器 を用いた消火技術を競いました。
【競技結果】
第1位 戸祭地区婦人防火クラブ 浦野 波江・植木百合子チーム 第2位 陽南地区婦人防火クラブ 関町かをる・椿 紀子チーム 第3位 上河内地区婦人防火クラブ 江連 征子・高木 和子チーム 第4位 石井地区婦人防火クラブ 氏川美代子・川勝 祥子チーム 第5位 宮の原地区婦人防火クラブ 坂入 恒子・吉成 和子チーム
■ 管外視察研修
平成27年11月25日(水)
防火・防災意識の高揚と各クラブ員相互の親睦を目的に、茨城県日立 市にある「東京ガス㈱日立支社工場」を訪ね、ガスの知識と防火・防災対 策などをテーマとした研修を行いました。
■ 消防出初式 ・ 市長特別表彰
平成28年1月6日(水)
栃木県総合文化センターにおいて消防出初式が開催され、連合会の会 長や顧問として二十年の長きにわたり、婦人防火クラブ全体の発展向上 に多大な貢献をされた宮の原地区の小林京子様に対し、市長から特別表 彰が授与されました。
■ 防火作品
【入 選 作 品】
・ 油断した 心のスキが 火事のもと
泉が丘地区
大 橋 祥 子
・ 生命の火 守るも消すも あなたから
国 本地区
三 瓶 陸 子
・ 防火には 心の戸締り しっかりと
五代若松原地区
古 内 まり子
・ 皆で守る 地域ぐるみの パトロール
桜 地区
鈴 木 ヤス子
・ 火の用心 家族みんなが 責任者
桜 地区
髙 橋 ひろみ
・ 火災には 頼れる相棒 警報器
桜 地区
柏 村 恵 子
・ 助け合う マナーのこころ そなえあり
桜 地区
川 田 妙 子
・ くりかえし 訓練 安心 AED
篠 井地区
櫻 井 正 枝
・ 火の用心 肝に銘じて 冬支度
昭 和地区
塚 田 せつ子
・ なべかけて ついうっかりが 火事の元
雀 宮地区
杉 山 律 子
・ 警報器 定期点検 忘れずに
雀 宮地区
遠 藤 孝 子
・ 侮るな 小さな油断が 火事の元
宝 木地区
上 澤 昭 子
・ あらいやだ 消し忘れてる 長電話
中 央地区
阿 部 ひろ子
・ 火の用心 ヒヤリの前に 日頃から
戸 祭地区
松 井 茂 美
・ 火のもとは 指差し確認 目で確認
豊 郷地区
岡 部 マサ子
・ 寝タバコ止めて やすらぐ 睡眠
豊 郷地区
菊 地 ヨシイ
・ 寒くなり 防火の意識 より深く
宮の原地区
青 木 行 子
・ やったかな 心配するより 再確認
陽 南地区
船 田 栄 子
・ つけた火は 誰が責任 自分でしょ
横 川地区
松 浦 道 子
・ 出さないよ オレオレ詐欺と こわい火事
横 川地区
金 澤 久美子
・ その時に 必ず役立つ この訓練
横 川地区
五十嵐 順 子
・ 火は消した! 手で指し目で見て 声で確認 河 内地区
鈴 木 眞理子
■ 幼年消防用活動資器材(鼓笛隊楽器)が「宝くじ」の助成で整備されました。
本市では、幼年消防クラブの活動活性化のために、(一財)自治 総合センターが行う「地域防災組織育成助成事業」の助成を受 け、幼年消防用活動資器材(鼓笛隊)購入を行っています。 今年度は、グリーンナーサリー幼年消防クラブに対して、資
豊郷地区婦人防火クラブ
会 長 綱 川 和 子
豊郷地区は宇都宮市の北東部にあり、市の中心部から比較的近い距離に位置しています。しかも、自 然豊かで、文化的にも伝統のある地域です。古墳群が多く、豊郷地区内を流れる田川周辺には、栃木県 や宇都宮市から文化財に指定されている多数の古墳・遺跡などが点在し、地域の歴史を知る貴重な遺産 となっています。中でも「長岡百穴古墳」は、多くの方が知っているのではないでしょうか。近年では、 豊郷台に帝京大学が開校、宇都宮美術館も開館して教育的にも充実しました。また、小学校や中学校では、 花壇整備のボランティアやブックトークボランティア、図書館整理ボランティア、読み聞かせボランテ ィアなど、地域の方の支援がしっかりしています。
私たち豊郷地区婦人防火クラブは、7支部 50 名の会員が仲良く地域のために活動しています。平成 27 年9月に発生した台風 18 号の影響により記録的な豪雨となりましたが、この豊郷地区においても、床下、 床上浸水により、30 数名の方が被害に遭われました。地域防災会の方から「避難者が出ましたので、お 茶や食事のお手伝いをお願いします。」と連絡が入り、婦人防火クラブ会員数名で豊郷地区市民センター に駆けつけました。センターに着くと、会議室に5~6名、和室に 20 数名の方が着の身着のままで避難 されていました。皆さんにご挨拶をし、お話しを聞くと、朝6時
頃から避難になり何も食べていないとのこと。防災会の方に備蓄 の食べ物を提供出来ないか相談し、お昼の時間に近いことから、 クラッカーの缶を1家族に1缶配らせていただきました。そして、 急いでお湯を沸かし、温かいお茶を飲んでいただきました。 東日本大震災の際にテレビで見ていた避難所の映像が思い出さ れ、「もっと被害が大きくなったら、こんなことではすまない!」 と強く感じました。日頃から防災への高い意識が必要だと実感さ せられる経験でした。これからは更に、会員全員で防災への意識 を高めていきたいと思います。
錦地区婦人防火クラブ
会 長 原 玲 子
我が錦地区婦人防火クラブは、連合自治会長や自主防災会長などの協力を得て組織体制を見直し、早 いもので4年目に入りました。経験者は一人も居らずゼロからのスタートとなり、実働員 10 名で協力 し合いながら、これまで無我夢中で活動してきました。消防本部をはじめ、各婦人防火クラブの会長さ んや諸先輩方にアドバイスを頂き、少しずつ婦人防火クラブの意義を理解しつつある今日この頃です。 ここで、錦地区婦人防火クラブの活動をいくつか紹介します。火災予防運動期間中の防火広報では、5人交代でマイクを使ってのアナウンス。用意されている広報 文を読むのですが、訛っていることに本人たちは夢中で気付かない。でも、「我が地区から火事を出し たくない!」というクラブ員の呼びかけに一生懸命さが伝わり、都会の中の下町である錦地区の味わい が出ていて良いものだと思いながら頑張りました。
今年度の地区体育祭では、初めて、婦人防火クラブの提案で「みんなで守ろう!みんなの宝(命、家、 財産)」と題した種目を一つ設けて頂きました。内容は、各自治会から大人2名と子供1名の3名を選 出してもらい、初めに「火事だー!」と大きな声で叫び、バケツリレーを行い、負傷した役の子供を担 架で救出するというものです。実技を通して体験してもらうことを目的に提案しました。これからも続 けていきたいと思っています。
それから、福田屋駐車場での防災フェアのお手伝い。住宅用 火災警報器の全戸設置に向けたアンケート、緊急時に使える絶 対にほどけないロープの結び方など、そこには、覚えておくと 役に立つ知識や技術が多くあり、有意義な一日となりました。 来年からはもっと多くの人たちに参加して頂くため、事前の回 覧広報に力を入れたいと思います。
研修などで習得したことを地区の皆様に少しでも伝えること が出来るよう、微力ながら、これからも錦地区婦人防火クラブ 全員で頑張り続けます。