いわき市新病院基本構想(概要版)
平 成
2 4
年 3 月
目
次
新病院基本構想について ... 1
新病院に向けた基本的な考え方 ... 2
1 新病院のあるべき姿 --- 2
2 新病院が果たすべき役割と担うべき機能等 --- 2
⑴ 果たすべき役割について ···2
⑵ 担うべき機能について ··· 2
⑶ 役割や機能を果たすための新たな視点について··· 4
3 新病院における適正な規模--- 5
⑴ 病床規模 ··· 5
⑵ 病床種別の構成・面積・部門配置の考え方 ··· 5
⑶ 駐車場スペース ··· 6
4 新病院の立地--- 7
⑴ 選定の経過 ··· 7
① 立地の要件... 7
② 対象地の抽出 ...8
③ 懇談会における検討項目の分析 ... 9
④ 市における検討項目の分析 ...11
⑤ 評価...13
⑵ 選定 ··· 16
5 新病院の事業費と財源等 --- 17
⑴ 想定される事業費(概算)と財源 ··· 17
⑵ 新病院開院後の経営見通し(概算) ··· 18
⑶ 新病院の整備手法 ··· 18
⑷ 経営形態の種類とその特徴 ··· 18
6 新病院の建設に向けた取り組み --- 19
⑴ 東日本大震災による影響への対応について ··· 19
⑵ 経営健全化への取り組みについて ··· 19
⑶ 医師確保に向けた取り組みについて ··· 19
⑷ 救急医療における地域医療機関の今後の取り組みについて··· 19
⑸ 新病院の早期実現に向けた取り組みについて ··· 19
7 地域医療の充実に向けた市としての取り組み(再掲) --- 20
参考資料 1 いわき市新病院建設に係る基本構想づくり懇談会委員名簿 ... 21
2 いわき市新病院建設に係る基本構想づくり懇談会検討経過 ... 22
1
新病院基本構想について○ 基本構想策定の背景
市立総合磐城共立病院(以下「共立病院」という。)は、昭和 25年11月に開設され
て以降、地域の中核医療機関としての役割を担ってきました。
しかし、近年、施設の老朽化が進むとともに、分散された施設配置の解消の必要性、
さらには、平成8年度から平成9年度にかけて実施した耐震診断の結果などを踏まえ、
具体的な対応を進めていく必要があります。
このため、市立病院が将来にわたり市民の 皆様に安全・安心の医療 を提供していける
よう、新たな病院整備に向けた基本構想を策定することとしました。
○ 基本構想の位置づけ
大規模病院の建設にあたっては、基本構想の立案から建築工事に 至るまで 一連の作業
を要し、かつ相当な期間と費用が伴うものであることから、将来を見据えた十分な準備
のもと、計画的な対応を図っていくことが求められます。
基本構想は、これらを進めるうえでの基礎となるものであり、今後 の方向性を定める
ものです。
○ 基本構想策定の経過
基本構想の策定にあたっては、必要不可欠となる市民の合意形成を目指し 、市民参画
の視点をはじめ、4つの方針のもと検討に取り組んできました。
そして、この取組方針に基づき、計 14 名の委員で構成する「いわき市新病院建設に係
る基本構想づくり懇談会(以下「懇談会」という。)を設置しました。
懇談会では、平成22 年6 月20 日の第1回会議から、平成24年 1月30日まで、計11
回にわたり会議を開催するとともに、先行事例の現地視察や市民意識調査、パブリック・
コメントの実施など、 市民や関係団体など各界各層の意見も踏まえながら、各委員によ
る真剣かつ熱心な協議がなされ、その検討の成果が「提言書」として、平成 24 年2月に
市長へ提出されました。
市では、この提言の趣旨を 真摯に受け 止めるとともに、新病院の 立地場所を 選定し、
本基本構想を策定しました。
【病院開院までの大まかな一般的 流れと基本 構想の位置づけ】
・ 果 たす べ き 役割 と担 う べ き機 能 ・ 適 正な 規 模
・ 立地
・ 事業 費 (概 算 ) 等
新 病院の基礎 づくり 新病院の具現化に向けた取り組み
●開院に向けた全体 スケジュールの作成 ●設計の仕様となる 内容の検討
・ 部 門 別 基 本 計 画
(基本方針・機能・規模 等)
・ 施 設 整 備 計 画
(構造・部門配置・設備 等)
・ 事 業 計 画
(整備手法・事業収支等)
●基本計画で示さ れた条件を基に、 レイアウトや形、 空間、寸法等を 検討
●基本設計を基に、 使う材料や仕上 げ、施行方法等の 詳細を検討
●実施設計に基づ き、各種工事を 実施
基 本構 想
基 本 計 画
基 本 設 計
実 施 設 計
建 築 工 事
開
新病院に向けた基本的な考え方
1 新病院のあるべき姿
地方公共団体には住民が良質かつ適切な医療が受けられるよう、地域における医療提供
体制を確保することが強く求められており、さらに、東日本大震災という未曾有の大災害
の経験を通じ、多くの市民の皆様が生命と健康を守る医療の重要性とその確保・充実の必
要性をあらためて認識したものと考えます。
こうした状況において、新病院は、いわき医療圏の地域医療を守るうえで不可欠な存在
であり、市民の生命と健康を守るため市民や医療関係者をはじめとする地域の皆様からの
期待に公立病院として応えていく必要があります。
また、その期待に応えていくために、様々な環境の変化を的確に捉えこれに対応してい
くとともに、安定的かつ持続的に良質な医療の提供を行う観点から、その基盤となる経営
の健全化を病院運営の基本として臨むことが必要であり、新病院は、こうしたあるべき姿
を踏まえたうえで、その果たすべき役割や機能を担っていくこととします。
2 新病院が果たすべき役割と担うべき機能等
⑴ 果たすべき役割について
新病院は、市民の生命と健康を守るため、公平かつ良質な医療の安定的な提供や、
地域の医療水準の向上への貢献など、これまでの考え方を基本に、地域医療関係者と
の関係強化や医療機能の更なる充実強化を図りながら、高度医療や急性期医療、政策
的医療の提供を中心に、引き続きその役割を担うこととします。
特に、将来に渡りその役割を果たしていくうえで、医師をはじめとする医療従事者
を育てるための研修の場の提供や病院が有する高度な知見や教育研究の成果を地域に
発信していくなど、地域の中核病院として、地域の医療水準の向上により積極的に取
り組んで参ります。
なお、新病院は、その診療圏をいわき医療圏とすることを基本としながらも、圏域
内の医療機関の状況や医療ニーズ、国の医療施策の動向や県の取り組み、さらには近
隣医療圏の状況など、医療を取り巻く環境の変化を常に的確に捉え、これらに適切に
対応していくこととします。
⑵ 担うべき機能について
① 診療体制の基本軸
○ 高度医療・急性期医療の充実とそれを支える総合的な診療体制の継続
市民は身近な場所でより高 い水準の医療が受けられることを期待しており、い
わき医療圏内の役割分担も踏まえ、新病院は、高度・急性期医療の更なる機能充
実に努めていくこととします。
また、高度医療や急性期医療を提供していくためには、各診療科が連携し総合
的に診療に携わる体制が 土台として必要であることから、新病院は、現在の診療
科を基本とした各診療科の緊密な連携による総合的な診療体制を継続させながら、
医療提供のさらなる充実に努めることとします。
≪総合的な診療体制の課題と将来の視点≫
一つの医療機関で全てが完結できる体制を整えることは、現実的には困難な面
が多くあることから、 病院を取り 巻く環境の変化を的確に捉え 、必要に 応じより
3
○ 診療機能の強化
将来に渡りその役割を果たしながら発展していくため、次の取 り組みを行いなが
ら、病院の柱となる医療を検討していくこととします。
(ⅰ) 臓器別センターの設置
患者の症状に応 じた最適な医療を提供するため、 チーム医療の更 なる推進を
図る観点から臓器別センターを設置することとします。
(ⅱ) 総合診療科の検討
地域医療機関からの紹介患者の受け入れを円滑に 行うため、院内診療の受け
皿として、総合診療科の設置を検討することとします。
② 機能の柱1:4疾病
4疾病は、 医療ニーズが極めて高い 分野であり、特にがん医療については、更な
る機能の充実が強く求 められています。 このため新病院は、地域の医療機関との連
携をさらに深めながら高度・急性期を中心とした現在の機能を継承し、 さらにその
充実に取り組んでいくこととします。
③ 機能の柱2:5事業(へき地医療を除く)
救急医療の 要である救命救急センターをはじめ、小児医療や 周産期医療などにお
いて、地域の中核となる医療機能を持つことが可能な病院は、市立病院だけである
ことから、引き続きこうした医療機能を担うこととします。
また、災害時医療については、 様々な災害の形態に対応できるよう、新病院は、
国における検討の方向性などを踏まえながら、災害に強い病院づくりに向けた取り
組みを進めていくこととします。
④ 機能の柱3:政策的医療その他
感染症医療や結核医療については 、いわき医療圏で市立病院だけが専用病床を持
つものであり、 移植医療や予防医療については、 今後ますます重要性が高まる方向
にあることから、引き続きこれらの医療について実施していくこととします。
また、リハビリテーション医療やがん患者に対する緩和ケアについても 、高度・
急性期医療と並行しながら実施していくこととします。
なお、精神医療については、救急搬送されてくる精神・身体合併症患者への対応
を引き続き実施する必要がありますが、 こうした取り組みは、地域の精神科病院と
の円滑な連携体制の下 では、一般病床において対応が可能であることから、新病院
においては精神病床を持たないこととします。
⑤ 機能の柱4:地域医療連携
地域全体で 患者をケアするような医療連携体制 の構築が一層求められることから、
新病院は、地域医療の 中核となる地域医療支援病院として、地域完結型医療の実現
に向け、これまで以上に先導・主導的な役割を担うよう務めていくこととします。
また、より 効果的・効率的な医療連携体制の 構築、さらには震災からの教訓とし
て患者の医療情報を保持する観点から、ICT を活用した地域連携クリティカルパス
の共有体制の構築や、 地域医療機関との診療情報の共有が行なえるネットワーク型
情報システムの構築などが強く求められていることから、早期実現に向 けた市とし
⑥ 機能の柱5:人材育成
優れた医療人の育成は、新病院が積極的に取り 組むべきものであることから、臨
床研修指定病院として 、生活環境面を含 めたソフト・ハードの両面からの機能充実
に努めていくこととします。また、看護学生の育成や院内の研修体制の 充実を通じ
て、看護師をはじめ、医療従事者の育成に取り組んでいくこととします。
⑦ 新たな課題:放射性物質への対応
新病院は、市民の生命と健康を 守る地域の中核医療施設として 、共立病院が担う
新たな機能を継承することを基本に、福島県立医科大学附属病院 を中心とした取り
組みなどに協力しながら、 市内医療機関との連携のもと、診療機能の充実を図るこ
とにより、市民が安心して生活できる環境づくりに貢献することとします。
⑶ 役割や機能を果たすための新たな視点について
① 災害に強い病院づくり
新病院は、 東日本大震災の経験を教訓に、業務継続計画(BCP)を策定するなど、
病院自体が被災し制約が伴う状況下においても、 業務を適切に遂行できる体制を整
えておくとともに、災害拠点病院としての設備機能の充実の視点などから整備に向
けた検討を進めていくこととします。
② 患者中心の病院づくり
新病院は、 市民の期待に応える信頼される病院として、常に 患者中心の医療提供
を心掛けるとともに、 医療に関する情報の積極的な発信などを行っていくこととし
ます。
また、施設整備にあたっては、利用者の視点に立った施設とすることを考え方の
基本に取り入れるとともに、施設の有効活用の観点からは、将来の変化 に対応でき
る自由度の高い構造上の対応について留意することとします。
③ 医療従事者をはじめ働く人にとって魅力ある病院づくり
良質の医療 を安定的に提供していくためには、優秀な医療従事者の確保・定着が
不可欠であることから、ハード面の整備とともに、ソフト面からも充実 を図り、働
く人にとっても魅力のある病院となるよう取り組んでいくこととします。
④ 市民による支援活動との関係
新病院が地域の 中で、その 役割と機能を十分に発揮していくためには、市民が病
院 の実 情 を よく 理解 し、 協力 して いただ ける 環境 づく り が 必要 で あ るこ とか ら 、
病院においては、日々の取り組みに 加え、新病院を守り育てる意義を有 する活動と
有機的に連携することや市民ボランティアの受け 入れなど、これまで以上に積極的
に取り組んでいくこととします。
⑤ 広域的な医療等に関する県との協議
市域を超える広域的な 医療への新病院の関 わり方や、震災を踏 まえ新たに必要と
なる施設機能について、県と 本市における役割と 責任の分担のもと、適宜、県 との
5
3 新病院における適正な規模
⑴ 病床規模
新病院は、共立病院の機能を基本的に継承する必要があり、そのためには、規模に
ついても、一定の大きさ、すなわち今後の医療需要に十分対応できる施設規模を保た
なければなりません。一方で、病院の建設には、 多額の負担が将来にわたり伴うこと
から過剰な設備投資は避け、資源の適正配分と運営の効率化に努める必要があります。
こうした観点から検討した結果、新病院の病床数は660床(一般病床634床、感染
症病床 6 床、結核病床 20 床)程度とすることとします。
なお、最終的な許可病床数については、市内の人口に流動化の一面があることを考
慮し、基本計画の策定や基本・実施設計の中で、さらに状況を見極めたうえで、必要な
調整を図り、工事着工前の支障を来たすことのない時期までに確定することとします。
【適正病床数の試算内容】
⑵ 病床種別の構成・面積・部門配置の考え方
一般病床の病床種別配分については、高度・急性期医療の中核を担う 病院として、
ICU(集中治療室)の増床を検討することとします。その他の特殊病床については、現
状程度で対応可能であると考えられますが、詳細については、基本計画を策定する中
で、将来の医療情勢を見据え判断していくこととします。
【共立病院の病床構成と検討内容の整理図】
亜 急 性 期 ・ 回 復 期 急 性 期
共 立 病 院
現 病院 828床
新 病 院 660床 程 度
感染 症病床 6床
( 感 染 症医 療 に 対 応 する病 床 )
結核病 床 46 床
( 結 核 医療に 対 応 す る 病床 )
精 神病床 21床
( 精 神 医 療 に 対応 す る 病 床)
結 核 病 床 20 床
精 神 病 床 0 床
( 一般 病床 で リエ ゾン 医療 を 実施 )
感 染 症 病 床 6 床
ICU 6床 (重篤な救急患者に対応する集中治療室)
C TU 38床 (術後の回復 、観察などを行う治療室)
NICU・G CU 20 床 (新生児を専門とする集中治療室等)
亜急 性期病床 1 6床
( 急 性 期 後 の 在 宅 復 帰 に 向 け た 加 療 に 対 応 す る 病 床 )
回復 期リハ病棟 4 4床
(リ ハ ビ リ テ ー ショ ン を 集 中 的 に 行 う 病床 )
IC U 増床を検 討
CTU 現状程 度で対応可 能
NICU・G CU 現状程 度で対応 可能
亜 急性期病 床 現 状程度で対 応可能
回復期リ ハ病棟 現状程度で 対応可能
共立 病院への入院
○ 市 内 の 診 療 所 ・ 病 院 か ら の 紹 介
(高 度 医 療 や 急 性 期医 療 が 必 要 な患 者 さ ん を 共 立 病院 に 紹 介 )
○ 救 急 車 に よ る 搬 送 な ど
共立病 院からの退 院 緩 和 ケ アの 実 施( 緩 和ケ ア チ ー ム に よ る 活 動 )
自 宅
一 般病 床 755床 ( 高度・ 急 性 期 医 療 な ど に対 応 す る 病 床 )
一 般 病 床 63 4床
緩 和 ケ ア の 実 施( 緩 和 ケ ア チ ー ム に よ る 活 動 )
~ 地域医 療機 関等 との 連携 ~
連 携
慢 性 期 療 養 型 の 病 院 ( 長 期 の 入 院 に 対 応 し た 病 院 )
福 祉 施 設
医療 の必 要性が 低い 場合 、福 祉 施設 の紹 介
診 療 所な ど
連 携
連 携
慢性 期医 療 を 提供 す る病 院の 紹介
診療 所 な どへの 紹介
(通 院に よる 対 応)
病床区分 病床数試算の考え方
1日あたりの 患者数実績
( H 2 2. 1 ~ H 22 . 12 )
1日あたりの 将来患者数推計
( 平 成 3 2年 )
考慮する事項 適 正 な 規 模
一 般 病 床
○ 将 来の 患者 数 を 基 本
○ 平 均在 院日 数 の 短 縮化の
影 響や 病床 利用 率を 考慮
5 79 人 /日 6 00 人 /日
① 平均在院日数
・ 新病 院の 平均 在院 日数 はD P C対象 病 院の 実績 から
14.1 日を 想定 す る。
・ 平成2 2年 1 月~ 平成 22 年1 2月 の一 般病 床 の 平 均
在院 日数 は1 4.8 日。
② 病床利用率
・ 一 般病 床の 病床 利用 率は 90 %を 想定 する。 ( 57 2人 ÷9 0% ≒6 34 床)
63 4 床
感 染 症 病 床 ○ 現 行の 病床 数 を 基 本 0人 / 日
実 績 が な い た め
推 計 に は 含 ま れ ず 6 床
結 核 病 床
○ 将 来の 患者 数 を 基 本
○ 病 床利 用率 を考 慮 ○ 現 在の 運用 病床 数を 考慮
1 1人 /日 11 人 /日
① 病床利用率
・ 結 核病 床の 病床 利用 率は 50 %を 想定 する。
( 11 人÷ 50 %= 22 床)
② 運用病床率
・ 現在2 0床 で 運用 され てい る状 況を 踏 まえ 、2 0床 とす る。
( 22 床⇒ 20 床)
2 0 床
精 神 病 床 0人 / 日
実 績 が な い た め
推 計 に は 含 ま れ ず 0 床
合 計 5 90 人 /日 6 11 人 /日 6 60 床 程 度
※ 参 考 新 病 院の 延 床 面 積: 5 2 ,8 00 ㎡ ( 66 0 床× 80 ㎡ )
● 近 年 建 設 さ れ た 公 立 病 院 の 事 例 を 参 考 に 1 床 当 り 8 0 ㎡ と し て 試 算
1 4 . 1日 1 4.8日⇒1 4 .1日( 約 5 %減 )( 6 0 0人 ×
また、新病院では、 全体の延床面積を近年建設された公立病院と同水準の1床当り
80㎡程度まで拡充させ、患者の療養環境の充実などを図る一方、各部門や病棟構成を
効率的に配置することや、管理部門の集約化などを図り、医療機能の充実や職員が働
きやすい環境づくりに繋げることとします。
このほか、将来の変化に対応できる自由度の高い 構造に配慮する観点から、病院敷
地内に将来の拡張スペースを一定程度確保することにも留意します。
⑶ 駐車場スペース
いわき市民の移動手段は自動車が 中心となっており、共立病院を受診する場合も、
その多くが自動車を利用していることから、新病院の整備にあたっては、こうした地
域の特性を考慮した十分な駐車台数の確保に努めることとします。
必要となる駐車台数の目安としては、病院利用者用として約 600 台、職員用なども
含めると最大で約 1,200 台分を確保することが望ましいものと考えられます。
ただし、この台数は 、職員用として周辺に民間駐車場等が確保できない場合を想定
した数字であり、今後、この結果を 参考としながら、立地場所や公共交通機関の充実
7
4 新病院の立地
新病院の立地については、現在地のほか、移転の 対象となる土地を複数箇所抽出し、
それぞれの利点や課題について、以下に 示す立地 の要件に基づき、分析・ 評価を行いま
した。
なお、検討にあたっては、市と懇談会 において役割分担を図り、懇談会では「新病院
としての役割と機能を発揮できるかどうか」という視点から対象地の分析を行い、それ
らを市に提言することとし、市においては、市の 各種計画・関係法令との整合と、事業
に要する費用や期間について分析することとしました。
また、これら分析結果を客観的な視点 から、基礎評価と二次評価という手法により評
価を行い、それらの結果に基づく総合的な判断により立地を選定することとしました。
その結果、新病院 の立地場所については「現在地」とすることとしました。今後、当
該地への新病院建設に 向け、課題の解決を図りながら、基本計画以降の 検討を進めてい
くこととします。
⑴ 選定の経過
① 立地の要件
○ 要件の項目と検討の範囲
新病院建設に必要な立地の要件としては、次のものが挙げられます。このうち、
1から5までを懇談会における検討項目とし、6 と7を市における検討項目とし
ました。
病院建設の根幹である「敷地面積の確保」をはじめ、いずれの項目 も新病院が
その役割と機能を発揮するうえで重要な内容ですが、医療提供の面からは、地域
の急性期医療の中核を担う病院として高速道路も 含めた交通アクセスの良さや、
震災を教訓とした土地の安全性について、より重視することが必要であると考え
られます。
【立地の要件】
懇 談 会
の 検 討 項 目
市
の 検 討 項 目
1 敷 地面 積の 確保
新病 院の 役割 ・機 能、 規模 に対 応で きる こ とは勿 論、 早期 実現 など の視 点、
将 来の 施設の 拡張 性か らみ て優 れて いる こ とが望 まし い。
2 交 通ア クセ スの 状況
医療 提供 や患 者の 利便 性の 視点 から みて 充実 して いる こと が望 まし い。
3 周 辺環 境の 状況
患者 の医 療環 境の視 点か らみ て優 れ てい るこ とが望 まし い。
4 土 地の安 全性
継続 的な 医療 提供 の視 点か らみ て自 然災 害 等にお ける 影 響(危 険性 )が 少な
い こと が望 まし い。
5 都 市基 盤( インフ ラ)の 整備 状況
新病 院の 早期 実現 など の観 点か らみ て整 って いる こと が望 まし い。
6 市 の各 種計 画・ 関係 法令 との 整合
新病 院の 早期 実現の 視点 から みて 制 約が 少な いこ と(ま た、 市の 都市 計画
な ど関 係法 令から みて 適正 であ るこ と )が望 まし い。
7 事 業に 要す る費 用や 期間
病院 運営 や市 財政に 与え る影 響の 視 点か らみ て、 出来る だけ 抑え られ るこ
② 対象地の抽出
対象地については、現在地に加え 、新病院建設の早期実現を目指す観点や幅広い
病院利用者の利便性 の観点から、 次の3つの視点で移転の対象となる 土地を抽出す
るものとしました。
その結果、この要件に見合う市内4箇所を移転の 対象となる土地として選定し、
現在地を含めた計5箇所について、立地の要件から検討を行いました。
古 殿町
北 茨 城 市
泉駅
小 野 町
広野 町
広野駅
小川郷 駅
夏井川 仁井田 川
大久川 末続川
草野駅
湯本駅
勿来駅 植田駅
いわき JT C いわき三和IC
重要港湾 小名浜港
鮫川 藤 原 川 JR磐越東線
差塩PA
四倉 PA
内郷駅 川前駅
江田駅
いわき勿 来IC
いわき 四倉IC 広 野IC
いわき 中央 IC
久ノ 浜駅 末 続駅
湯ノ 岳PA
磐
いわき駅
いわき 湯本IC
四ツ 倉駅
JR常磐線 磐
赤 井駅
太 平 洋
自 常
動
車
道
越 自
動
車 道
川 内 村
凡 例
高 速 自 動 車 国 道
一 般 国 道 本庁舎
1 0km
5km
D地区(内郷高坂町四方木田地
現在地
C地区(平上荒川地区)
A地区(中央台高久地区)
B地区(小名浜金成地区)
計 5 箇 所 に つ い て 、 立 地の 要 件 か ら 検 討
A地区:中央台高久地区
( い わ き ニ ュ ー タ ウ ン 地 区 )
B地区:小名浜金成地区
( 旧 サ イ ク ル パ ー ク建 設 予 定 地 )
C地区:平上荒川地区
( 21世 紀 の 森 内 、 旧 文 化 ・ 交 流 施 設 整 備 地 区/文 化コ ア 北 ゾ ーン )
D地区:内郷高坂町四方木田地区
( 総 合 保 健 福 祉セ ン タ ー 近 隣 地 )
現在地:内郷御厩町地内
3 つ の 視 点 か ら 市 内 4 箇 所 を 選 定
対 象地 の市 内 位 置図
対 象地 の市 内 位 置図
● 早 期 実 現 の 視 点
新 病 院 建 設 の 早 期 実 現 を 目 指 す 観 点 か ら 、 移 転 対 象 地 を 選 定 す る 。
● 市 有 地 活 用 の 視 点
市 又 は そ れ に 準 ず る 団 体 が 所 有 す る 土 地 で 一 団 性 が あ る こ と を 基 本 と し 、
民 有 地 の 取 得 に つ い て は 、 そ の 必 要 性 を 十 分 に 考 慮 す る 。
● 利 用 者 の 利 便 性 の 視 点
9
③ 懇談会における検討項目の分析
現行の土地利用計 画
市土地開発 公社による先行取得用 地で あり、今後の 宅地需要の動向等を見 極め ながら、宅地 としての分譲など、利 用方 法を検討すること とされている。
当初の土 地利用目的(サイクル パーク 整備計画) の見直し後、当該地を 含む地 区全体を「 里山的な公園」とする 方針を 決定し、現 在は、総合公園として 段階的 な整備が行われ ている。
当初の土地利用目 的( 文化・交流施設 整 備地区(文化コア)用 地)の見直し 後 、現在は、当該地 を包 含する「21世紀 の 森整備構想」の基 本理念に基づき、緑 豊 かな自然を極力保 全す ることとされて い る。
土地利用目 的(保健・医療・福祉 関係 施設等整備地 区用地)に沿って、現 在、 「内郷消防署 改築整備事業用地」及 び 「保育所整備 事業用地」として位置 づけ られている。 (隣接の土地は民間医 療機 関に売却済み)
現 在、病院事業に供 されている。
市内全域から見た位置 (市役所からの距離)
・市役所より南東 に約 5.5kmの 市街地 ・市役所より南 に約6. 0kmの郊 外 ・ 市役所より南南西に約3.0kmの郊外 ・市役所より南西 に約 2.3kmの市 街地 ・市 役所より南西に約2.0kmの市街地
面 積
・約9.8ha(粗造成 部分) 全体 約19 ha ・約31ha
( 全体約95ha からいわき金成公園) を除く
・約29ha(全体) ・約1.0ha
(計画には周 辺民有地の買収が伴う )
・約 7.0ha
所有者
・いわき市土地開 発公社 ・いわき市 ・ いわき市、一部民有地(点在) ・いわき市 ・いわき市
現況 地目
・主に山林、ほか原野、雑 種地等 ・主に山林、ほ か原 野、田等 ・ 主に山林、原野、 雑種地等(全体エリ ア 内に保安林あり)
・宅地、雑種地 ・主 に宅地、ほか雑種地等
地形等
・平地(更地)、細長 く不整形 ・低い丘陵地 ・ 馬の背状の丘陵地 ・平地(更地) ・平 地( 病院敷地)、一部段丘
その他
東日本大震 災による応急仮設住宅 用地 として、市土 地開発公社から県に平 成25 年12月まで貸 与されている。(現在 、楢 葉町仮設住宅 用地として利用されて い る。)
近隣に旧 採炭地(現常磐鹿島工 業団 地)がある。
農業用水の水 源地区である。
周辺の地下約490mに採 炭跡地ある。 ( 文化コア用地造成 基本計画より) 農業用水の水源地区である。
区画整理( ※)以前は、鉄道貨物ヤ ード として利用。
(※内郷東部 第三土地区画整理 事業 H20.1 .18換地 処分)
-
① 敷地面積確保への課題
市土地開発 公社から用地取得をす る必 要がある。
現在は、東 日本大震災による応急 仮設 住宅用地とし て、市土地開発公 社か ら県 に平成25年12月まで貸与されている 。
大規模な 造成工事が必要となる が、敷 地面積の確保は可能 である。
大規模な造成工事 が必 要となるが、敷 地 面積の確保は可能である。 民有地が一部点在 するため、その取得 に ついて検討する必要がある。
土地が狭隘 であり、周辺の民有地 の買 収が必要とな る。また、増築スペー ス等 の確保に向け ては、設計手法上、総 合保 健福祉センターの 敷地も含めた一体的な 計画 が必要となる。
特に無し。
② 駐車場の確保
対象敷地内 (粗造成完了部分)で 必要 な台数は確保でき る。
造成工事 により、必要な台数を 整備で きるが、職 員駐車場の整備も必要 にな る。
造成工事により、 必要な台数を整備で き るが、職員駐車場の整 備も必要にな る 。
敷地が狭隘 のため、別途用地取得 が必 要であり、駐 車場の立体化の検討が 必 要。
全 体の敷地は、必要 面積を満たしてお り、 完成後は十分な台 数が 確保できる。 しか しながら、建設中は駐 車台数が少な くな るため、何らかの対策 を講じる必要 があ る。
③ 配置計画の自由度
不整形な敷 地のため、土地利用に 制約 が生じ、比較 的自由度は低くなると 思わ れる。
新たに土 地を造成すること から、配置 計画の自由度は比較 的高い。
新たに土地を造成 することから、配置 計 画の自由度は比較的高い。
近接地の用 地取得を前提にしても 、土 地が狭隘なた め自由度は相当低いと 思わ れる。
敷地が狭く 将来の増築に対応でき ない 可能性も生じ る。
病 院運営を継続しな がらの建設工事と なる ため、土地利用に制約 が生じ、比較 的自 由度は低くなる。
④ 進入路整備の必要性と課題
整備済みの 周辺道路に接している ため 大規模な進入 路の整備は必要としな い が、進入位置 などの検討及び調整は 必要 である。
2方向以 上の進入路の整備を前 提とし ているが、 今後検討が必要である 。延長 が長くなる 可能性もあり、造成費 用の増 嵩に繋がること が想 定される。
2方向以上の進入 路確保を前提として い るが、敷地と前面 道路との高低差が大 き く、今後の検討は 必要であり、造成費 用 の増 嵩に繋がると想定される。
整備済みの 周辺道路に接している ため 大規模な進入 路の整備は必要としな い が、進入位置 などの検討及び調整は 必要 である。
整 備済みであるが、利便 性向上のた め、 進入路の拡幅を検 討す べきである。
⑤ ヘリコプターの 離発着への対応 可能 可能 可 能 可能 可能
① 主 要な最寄幹線道路(距離) アクセス状況等 の特性・課題等
・市道:荒神 作・勝負作線(接 道) (通称:ニュー タウン環 状線)
敷地から住 宅地内の市道(ニュー タウ ン環状線)な どを介して県道等への 接続 となる。
広域的には 、主として主要地方道 :小 名浜・平線( 通称:鹿島街道)から のア クセスとなる。
・主要地方 道:江名常磐線( 近接) ・国道6号バイパス(近接 )
市内の代 表的な幹線道路、国道 6号バ イパスにも 近接していること から広域ア クセス性は良好 と判 断できる。
・ 市道:上荒川台山線(接道) ・ 国道49号バイパス(近接)
市内の代表的な幹 線道路、国道6号バ イ パスにも近接して いることから広域ア ク セス性は良好と判断できる。
・国道6号(約0 .4km、約1分 )
敷地から市 道を介しての国道への 接続 となるが、広 域的な幹線道路である 国道 6号ま た49 号平バ イパス に近接して いるこ とから広域アクセ ス性 は良い。
・国 道6号(接道)
利 便性向上のため、進入 路の拡幅が必 要と思われる。
国 道6号、国道 49号平バイパスにも近 接し ていることから広 域ア クセス性は良 好と 判断できる。
② 最寄りICとの関 係( 距離・時間)
・いわき中央 IC(約12. 5km、約25 分) ・いわき中 央IC(約12.9km、約 26分) ・いわき湯本IC (約8 .5 km、約17分)
・ いわき中央IC(約7.0km、約14分) ・いわき中央IC (約 5.6km、約 11分 ) ・い わき中央IC(約5.3km、約11分)
・JR最寄駅:いわ き駅(6 .0k m) ・JR最寄駅:湯 本駅(3. 5km ) ・ JR最寄駅:湯本駅(2.7km) ・JR最寄駅:内郷 駅(1.1km) ・JR最寄駅:内郷駅(1.3km)
・最寄バス停:光 洋高校前(0 .3 km) ※路線のルート変更 が必 要
・最寄バス停: 鹿島SC(3. 0km) ※新規路 線の 検討が必要
・ 最寄バス停:草木台一 丁目(1. 2k m )※新規路線の検討が必要
・最寄バス停:金 谷団地(0.6k m)
※路線のルート変更 が必 要 ・最 寄バス停:共立病院(0km)
8.0 16.0 16.0 20.0 20.0
【 参考】
○ 公共交通機関の現状
大 項目 小 項 目
A 地 区: 中 央台 高 久地 区
(いわ きニ ュータウン地区)
B 地 区: 小名 浜 金成 地 区
(旧サイクルパー ク建 設予定地)
C 地 区: 平上 荒 川地 区
(21世 紀の 森内 旧文化・交流施 設整備 地区/文化コア北ゾーン)
○ 現行の土 地 利用 計画 と状 況
現 在 地
(内郷御厩町地 内)
D地 区:内 郷高 坂 町四 方 木田 地 区
(総合保健福 祉センター近隣 地)
1 : 敷 地面 積の 確 保
① 土地周辺の環境(騒音)
住宅団地の中に位 置し 、騒音の影響は ほとんどない。
周辺の騒音も少ないと思われる。 一帯は山林であ り騒 音も 少ない。 常磐線 に近接するため、騒音の 影響に ついて留 意す る必要がある。
現在、病院敷地と して利用されている が騒音問題等は発生していな い。
② 土地周辺の環境(日照)
住宅団地の中に位 置し 、日照も確保で きる。
日照も確保できると思われ る。 一帯は山林 であり、日照も確 保でき る。
日照も確保 できると思われる。 近隣は住居地域で あり、日照も確保で きる。
③ 土地周辺の環境(緑地)
土地の北側にも山 林が 広がり、比較的 緑は 多い。
当該地の周辺は都 市公園の緑で囲まれ て いる。
一帯は山林 であり、周辺は緑に囲 まれ 騒音も少なく、日照も 確保できる。 近隣に総合 公園(21世紀の森公 園) が位置する。
周囲に 緑地は少ない。 周囲に一部山林が 位置するが、緑が多 い環境とはいえない。
④ 土地周辺の環境(周辺の 土地利用)
近隣に県立いわき 公園が立地するが、 周辺に住宅団地が位 置し 、学校なども多 い。
近隣には、北側に 工業団地、南側に住 宅 団地が位置する。
近隣に総合 公園(21世紀の森公 園) が立地して いるが、東側に住宅団地 が位 置する。
総合保 健福祉センターが東側に立地 し、近 傍には、 雇用促進住宅(現在、一 時提供 住宅に供され る)が位置する。
近隣は住居地域で あり、周辺の国道6 号沿道は商業利用( 薬局・薬店など)さ れている。
⑤ 高圧送電線との距離(m) ・近傍には無し 。 ・ 約550m ・約450m ・約550m ・約200m ⑥ ガスタンク、石油タンク 等からの距離
※ 参考 消防法による病院 から の保安距離:3 0m ・近傍には、大規模 なタンクは無し。
・ 近傍には、大規模 なタンクは無し。 ( 近接する工業地域 (団地)までは、 3.5km)
・近傍には、 大規模なタンクは 無し。 ・近傍に は、大規模なタンク は無し。 ・近傍には、大規模 なタンクは無し。
① 洪水 災害
(地 域防災計画・洪水ハザードマップ)
対 象外 対象外 対象 外 0.5~ 1.0m未満 対象外
② 土砂災害
土砂災害 (特 別)警戒区域(※1)
(地域防災計画・土砂災害防止 法(県知事指 定) )
対 象外 対象外 対象 外 対象外 対象外
③ 土砂災害
土砂災害危険 箇所( ※2)
(地域防災計画・土砂災害警戒 区域総括図)
対 象外 対象外
土石流危 険渓流 (東 側部分が該当する。)
対象外
急傾 斜地崩壊危険箇所 (配置計画に は、影響が無いと想定 さ れるが、西側 周辺の一部が該当する。 ) ④ 土砂災害
山地災害危険 箇所(※3)
(地域防災計画・ふくしまも りマッ プ (県・農林 水産部))
対 象外
山腹 崩壊危険区域 (配置計画により一部該 当する可能性あ
り。)
崩壊土砂流出危険 区域 集 水区域 (全体的に該 当す る。)
対象外
山 腹崩壊危険地区 (東 側の山地が該当す るが整備済。)
⑤ 主な災害( 津波・がけ崩れ等) (3.11東日 本大震災の影響)
無 無 無 無 無
⑥ 液状化 ・地 盤沈下等 (3.11東日 本大震災の影響)
ほとんど見られない。 調査不可 調査不可
一部、 軽微な地盤沈下が見られ るが、 液状化は 見られない。
一部、軽微な地盤 沈下が見られるが、 液状化は見られない。
⑦ 周辺 の活断層の有無(地域 防災計画)
(参考 :活断層研究会, 新編日本の活断層東京大 学出版会 など)
無 無 無 無 無
① 水道の敷設状況と課題
利用可能な配水管 が整 備済みである。 丘陵地であるため 比高や岩盤の状況を 踏 まえた整備が必要であ る。 配水地及びポンプ 場の 増強が必要であ る 。
600m程 度の給 水管の延長工事が必要 で ある。
未開発の丘 陵地のため水道管は未 整備 であり、丘陵 地であるため比高や岩 盤の 状況を踏まえ た整備が必要であり、 配水 地及びポン プ場の増強が必要で ある。 1000m程度 の給水管の延長工事が 必要 である。
利用可 能な配水管が整備済みで ある。 現在、設置されれ ているメーターや給 水管の整理は必要で あるが、北側の配水 管から給水をするこ とが可能である。
② 汚水排水設備の状 況と課 題(放流先)
既設の公共下水 道が敷設済みである が、敷地内の排水計 画に よっては、最寄 り既設管の計画下水 量や ポンプの能力を 考慮し、新たに排水 管を 敷設し接続先を 検討する必要がある。
(放流先:公共下水 道)
下水道の供用区域 ではないため、一般 的 には浄化槽の設置 が必 要である(農業 用 水の水源であるた め、 放流についての 検 討要)。
公共下水道へ区域 外放流ができる可能 性 があるが、管路の 能力の検討が必要で あ る。
( 放流先:〈浄化槽 の場 合〉周辺水路→ 周 辺河川、〈下水道 の場合〉公共下水 道 )
下水道の計 画区域ではないた め、 一般 的には浄化 槽の設置が必要である( 農業 用水の水源 地区であるため、放流方 法の 検討要)。
公共下水 道へ区域外放流ができる 可能 性があるが、 新たな管の敷設が必要 にな り、供用区 域まで は距 離がある。 (放流先:〈 浄化槽の場合〉周辺水 路→ 周辺河川、〈 下水道の場合〉公 共下水 道)
既設の 公共下水道が敷設済 みである が、計画 下水量に余裕が無い可能 性があ り、設備 の増強等、排水方 法の検 討が必 要になる 可能性があり。
(放流先 :公共下水道)
既存施設が使用す る複 数の公共下水管 の利用が可能である が、 放流バランスの 検討は必要である。
(放流先:公共下水 道)
③ 雨水排水設備の状 況・課 題(放流先)
既存施設の排水経路を利用できる。 (放流先:周辺水路→公共下 水道)
2つの流域を跨い での造成工事が想定 さ れるため、調節池 は複 数必要になる。 放流先の河川の検 討が 必要であり、河 川 改修等の整備が必 要に なる可能性があ る 。
( 放流先:周辺水路 →金成川・三沢川 周辺水路→公共下 水道など)
2つの流域 を跨いでの造成工事が 想定 されるため、 調節池は複数必要にな る。 放流先の河 川の検討が必要であり 、放 流先につい ても整備が必要になる可 能性 がある。
(放流先:周 辺水路→滑津川/公共 下水 道など)
既存施設の排 水経路を利用できる。 (放流先:周 辺水路→新川)
既存施設の排水経路を利用できる。 (放流先:周辺水路→公共下 水道)
④ 東日本大震災時の水 道の復旧状況 ●浄水場からの距離
・管路距離 28.0km ・ 管路距離 9.4km ・管路距離 10.0km ・管路距 離 3.0km ・管路距離 3.3k m
●水道の復旧日時 (3.11の断水に対して)
平成23年4月8日 平 成23年3月23日 平成23年3月29日 平成23年3月14日 平成23 年3月13日
●水道復旧までの期間 (参考:水道局HP)
29日 目 13日目 19日目 4日 目 3日目
・水 源:好 間川 ・水系:上野原水系
・ルート変更を行い 。優 先的に復旧作業 を行った(水道局による対応) ・受水槽内の水だけでは 足りずに、3月 12日には、給水車に よる給水を行った。
14.0 8.0 6.0 18.0 20.0
77.5 75.8 70.2 78.5 90.4
【参 考】 ○ 水源の現状等
5 : 主 な都 市 基 盤 (インフラ)の 整
備 状 況
※2 土 砂災害危険箇所:「土石流 危険渓流」、「地す べり危険箇所」、「急傾斜 地崩壊危険箇所」の総称 である。
そ れぞれ「土石流危険 渓流及び土石流危険渓流調 査要領(案)」、「 地すべり危険箇所調 査要領」、「急傾斜地崩壊 危険箇所点検要領」 に基づき位置づけられる。 法的に工事の制限が かかるものではないが 、対策工事の検討は必要 である。
4 : 土 地の 安 全 性 3 : 周 辺環 境の 状 況
※1 土 砂災害(特別)警戒区 域: 土砂災害防止法によ り定められる区域で 、急傾斜地の崩壊、 地滑り 、土石流の危険があ る箇所について県知事 指定を受けた区域を 意味し、特定の開発行為 に対する許可、建築物 の構造規定、建築物 の移 転勧告などの制限が かかる。
・水 源:四 時川
・水系:山玉+法田+泉水系
・ 水源:鮫 川 ・水系:泉 水系
・水源:鮫川 ・水系:泉水系
11
④ 市における検討項目の分析
ア 「6 市の各種計画・関係法令との整合」
イ 「7 事業に要する費用や期間」
(ア) 費用(造成等整備事業費の試算)
対 象 地
事 業 費 主 な 事 業 費 そ の 他
造 成 ( 敷 地 内 進 入 路 、
調 節 池 含 む )
主 な 関 連 公 共 施 設 整 備
用 地 取 得 主 な イ ン フ ラ 整 備
本 体 工 事 へ の 加 算 ( 解 体 費 を 除 く )
摘 要
A 地 区 : 中 央 台 高 久 地 区
( い わ き ニ ュ ー タ ウ ン 地 区 )
約 1 0億 円 -
必 要 ( 買 戻 し )
【 汚 水 排 水 】
・ 計 画 下 水 量 を 考 慮 し た 下 水 道 と の 接 続 。
-
別 途 、 い わ き 土 地 開 発 公 社 か ら 、 土 地 の 買 戻 し が 必 要 と な る 。
別 途 、 既 設 の 公 共 下 水 へ 、 新 た な 経 路 で の 接 続 が 必 要 と な る 可 能 性 が あ る 。
B 地 区 : 小 名 浜 金 成 地 区
( 旧 サ イ ク ル パ ー ク 建 設 予 定 地 )
約 50 ~ 80 億 円
約 40 億 円 (計 画 道 路 建 設 費 )
-
【 水 道 】
・ ポ ン プ の 増 強 、 管 路 延 長 ( 約 2 億 円 )
【 排 水 】 ( 場 合 に よ り 必 要 ) ・ 河 川 の 改 修 工 事 や 公 共 下 水 の 延 長 工 事 。
浄 化 槽 ( 公 共 下 水 道 に 区 域 外 放 流 を し な い 場 合 。 )
別 途 、 道 路 建 設 の 用 地 に つ い て 、 用 地 取 得 が 必 要 と な る 。
別 途 、 上 水 道 の 設 備 の 増 強 、 管 路 の 延 長 工 事 が 必 要 と な る 。
別 途 、 ・ 雨 水 、 排 水 処 理 施 設 整 備 等 が 必 要 に な る 可 能 性 が あ る 。
C 地 区 : 平 上 荒 川 地 区
( 2 1世 紀 の 森 内 旧 文 化 ・ 交 流 施 設 整 備 地 区 /文 化 コ ア 北 ゾ ー ン )
約 50 ~ 80 億 円 -
必 要 ( 一 部 の 民 有 地 )
【 水 道 】
・ ポ ン プ の 増 強 、 管 路 延 長 ( 約 3 億 円 )
【 排 水 】 ( 場 合 に よ り 必 要 ) ・ 河 川 の 改 修 工 事 や 公 共 下 水 の 延 長 工 事 。
浄 化 槽 ( 公 共 下 水 道 に 区 域 外 放 流 を し な い 場 合 。 )
別 途 、 整 備 区 域 内 に 点 在 す る 民 有 地 に つ い て 、 用 地 取 得 が 必 要 と な る 。
別 途 、 上 水 道 の 設 備 の 増 強 、 管 路 の 延 長 工 事 が 必 要 と な る 。
別 途 、 ・ 雨 水 、 排 水 処 理 施 設 整 備 等 が 必 要 に な る 可 能 性 が あ る 。
D 地 区 : 内 郷 高 坂 町 四 方 木 田 地 区
( 総 合 保 健 福 祉 セ ン タ ー 近 隣 地 )
- -
必 要 ( 周 辺 の 民 有 地 )
【 汚 水 排 水 】
・ 計 画 下 水 量 を 考 慮 し た 下 水 道 と の 接 続 。
立 体 駐 車 場 及 び 連 絡 通 路
別 途 、 周 辺 の 民 有 地 の 用 地 取 得 が 必 要 と な る 。 別 途 、 敷 地 の 整 地 工 事 程 度 は 必 要 と な る 。 別 途 、 既 設 の 下 水 道 管 へ 、 新 た な 経 路 で の 接 続 が 必 要 と な る 可 能 性 が あ る 。
別 途 、 立 体 駐 車 場 及 び 連 絡 通 路 が 必 要 と な る 。
現 在 地
( 内 郷 御 厩 町 地 内 )
- -
必 要
( 周 辺の 民 有 地 )
※ 本 資 料 に 記 載 の 金 額 に つ い て は 、 過 去 の 実 績 な ど を 基 に 試 算 し た 現 時 点 で の 目 安 で あ り 、 今 後 、 設 計 を 含 め た 諸 条 件 の 確 定 に よ り 変 動 す る も の で す 。
-
代 替 駐 車 場 関 連 仮 設 通 路 関 連 仮 設 設 備 関 連
別 途 、 敷 地 の 整 地 工 事 程 度 は 、 必 要 と な る 。 一 部 造 成 が 必 要 な 可 能 性 も あ る 。
別 途 、 工 事 期 間 中 の 代 替 駐 車 場 の 整 備 に 費 用 が 必 要 と な る 。
別 途 、 工 事 中 の 仮 設 通 路 や 仮 設 の 設 備 に 費 用 が 必 要 と な る 。
① 都市計 画( 区域) 市街化区域 市街化調 整区域 市街 化調整区域 市街化区 域 市街化区域(一部市 街化調整区域)
② 用途地域
第1種低層住居 専用地域 指定無し 指定 無 第一 種住居地域 第1種住居地 域
③ 建ぺい率・ 容積率
50% / 80% 60% / 200% 60% / 200% 60% / 200% 60% / 200%
④ 都市計画上の建 設の可否
可(条件あ り) 可(条件あり) 可(条件あ り) 可 可( 条件あり)
⑤ 都市計 画上の建設の事前協 議等
建基法 第48 条1項但 し書による許 可( 建築 審査会の議決 )又は、用途地域 の変更(都 市計画審 議会の議決)のいずれ かが必要。
都計法第3 4条の2によ る開発行為の特 例 の手続きが必要とな る。
都計 法第34条の2による開 発行為の特 例の手続き が必要となる。
特になし 都計法第34条 の2による開発 行為の特例
の 手続きが必要となる。
⑥ 埋蔵文化財 包蔵地の有無
・無 ・有:草倉田横 穴墓(古 墳)
(詳細な調 査が必要となる。 )
・未確 認( 現在は包蔵地外であ るが、大規 模開発の ため、事前調 査が 必要)
・有: 内郷の条里型地割2 (散布地) (既 に、 一定の調査は行われ ている。)
・ 有: 久世原館跡(城館跡) ( 既に、一定の調査は行 われている。)
【参考】
○ 現行の土 地利用計画
市土地 開発公社による先行取 得用地であ り、今後の宅 地需要の動向等を 見極めなが ら、宅地とし ての分譲など、利 用方法を検 討するこ ととされている。
当初の土地 利用目的(サ イクルパーク整 備 計画)の見直 し後、当該地 を含む地区全体 を 「里山的な公 園」とする方 針を決定し、現 在 は、総合公園 として段階的 な整備が行われ て いる。
当初の土 地利用目的(文化・ 交流施設整 備地区(文 化コア)用地)の見 直し後、現 在は、当 該地を包含する「21世 紀の森整備 構想」の基 本理念に基づき、緑 豊かな自然 を極力 保全することとされ ている。
土地 利用目的(保健 ・医療・福祉関 係施設 等整備 地区用地)に沿 って、現在、「 内郷消 防署改 築整備事業用地 」及び「保育所 整備事 業用地 」として位置づ けられている。 (隣接 の土地 は民間医療機関に売 却済み)
現在、病院事業に供 されている。
○ 各種 手続き等
農地転 用許可 不要 要 不要 不要 不要
林地開 発許可 不要 要(連絡調整 ) 要(連絡調整 ) 不要 不要
調整池 の設 置 不要 要 要 不要 不要
伝 搬障害防止区域( 届出) 不要 不要 不要 要 要
16.0 8.0 8.0 16.0 16.0
D 地 区: 内 郷高 坂 町四 方 木田 地 区
( 総合保健福祉セン ター近隣地)
現 在地
(内郷 御厩町地内)
大 項 目 小 項 目
A 地区 :中 央 台高 久 地 区
(いわきニュー タウン地区)
B 地 区: 小 名浜 金 成地 区
(旧サ イクルパーク建設 予定地)
C 地 区: 平上 荒 川地 区
(21世 紀の森内 旧 文化・交流施設整 備 地区/文化コ ア北 ゾーン)
(イ) 期間
造 成 用 地 取 得
小 規 模 な し
大 規 模 有 り
大 規 模 有 り
な し 有 り
な し 有 り
B 地 区: 小名 浜金 成地 区
( 旧 サ イ ク ル パ ー ク 建 設 予 定 地 )
C 地 区: 平上 荒川 地区
( 21世 紀 の 森 内 旧 文 化 ・ 交 流 施 設 整 備 地 区 / 文 化 コ ア 北 ゾ ー ン )
D 地 区: 内郷 高坂 町四 方 木田 地区
( 総 合 保 健 福 祉 セ ン タ ー 近 隣 地 )
現 在 地
( 内 郷 御 厩 町 地 内 )
8 年 目 ( H 29 ) 9 年 目 ( H 30) 対 象 地
A 地 区: 中央 台高 久地 区
( い わ き ニ ュ ー タ ウ ン 地 区 )
10 年 目 ( H 31) 11 年 目 ( H 3 2 ) 12 年 目 ( H3 3)
1・2年 目 (H 22~ 2 3 ) 3 年 目 ( H24 ) 4 年 目 ( H 25 ) 5 年 目 ( H2 6 ) 6 年 目 ( H 2 7) 7 年 目 ( H28 )
※造 成工 事は 、建 築 の 外構 工事 程度 を想 定。
基 本構 想 建 設場 所決 定
基 本計 画
基本 設計 [造成 ]
実施 設計 [ 建築 ] ※造 成の 設計 後で な けれ ば、建 築 設計 の着 手が 難し い 実 施設 計[造 成 ]
基本 設 計[ 建築 ] 用 地 取得 (所 管替 等・ 民地 取得 )
基 本構 想 建 設場 所決 定
基 本計 画
用 地 取得 (所 管替 等・ 民地 取得 ) 基 本構 想
建 設場 所決 定
基 本計 画
基本 設計 [建築 ] 実施 設計 [ 建築 ]
本 体工 事 造成 工事
用 地 取得( 所 管 換 等 )
小規 模な もの
造 成工 事
基 本設 計[ 建 築] 実 施設 計[ 建 築]
(用 地取 得の 交 渉に 時間 が掛か る 場合 があ る。 )
外 構 外 構 設計 [ 造成 ]
※測 量、地 質 調査 含む
※ 測量、 地質 調 査含む
※ 大規 模造 成の ため 、基 本設 計~ 実 施設 計が必 要 。
※測 量、 地質 調査 含む
本 体工 事
(造 成設 計後 でな け れば 、用 地取 得エ リア が確 定し な い)
本 体工 事
外 構 ※土 地 開発 公社か ら 用地 取得。
試 運 転 、 引 越 、整 理
試 運 転 、引 越 、 整 理
(民 地取 得が 長 引い た 場 合は 造成 工事 が遅 れる )
(造 成工 事 が長 引い た場 合は 本体 工事 が遅 れる )
試 運 転 、 引 越 、整 理
立体 駐 車場 工事
( 用地 取得 が長 引い た 場合は 本体 工事 が 遅れ る) ※ 民有 地の取 得が 必
要 。
※民 有 地の 取得 が必 要 。
※粗 造 成が 完了 して いる ので 、 建築 設計 を先 行。
※測 量、 地質 調査 含む
開 院
開 院
開 院 ※ 必 要 な 周辺 のイ ンフ ラ整 備 は、工 事 期間 中に 別途 完了 予定 。
※必 要 な周 辺の イン フラ 整 備は 、工事 期間 中 に別 途完 了予 定。
※ 必要 な周 辺 の イン フラ 整備 は、 工 事期 間中 に別 途完 了 予定。 ※工 事前 には 、用 途地 域の 変 更手 続きが 必要 。
基 本構 想 建 設場 所決 定
基 本計 画
基 本設 計[建 築] 実 施設 計[建築 ] ※測 量、 地 質調 査含 む。
本 体 工 事 【 1 期 工 事 】
解 体 工 事
既 存 建 屋 解 体 工 事
本 体 工 事 【 2 期 工 事 】
解 体 工 事 仮 渡 り 廊 下 建 設 仮 設 ボ イ ラ ー 室 建 設 工 事
一 次 供 用 開 始
二 次 供 用 開 始
開 院 ※ 必要 な周 辺の イ ンフ ラ整 備は 、工 事期 間中 に別 途 完了 予定 。
基 本構 想 建 設場 所決 定
基 本計 画
基 本設 計[ 造 成]
実 施設 計[建築 ] ※ 造成 の設 計 後でな けれ ば 、建築 設計 の着 手 が難し い。 実 施設 計[造 成 ]
基 本設 計[ 建築 ] 用 地取 得( 所管 替等)
造 成 工事 ※測 量・ 地質 調査 等含 む。
※大 規模 造成 のた め、 基本 設計 ~ 実施 設計 が必 要。
本 体工 事
外 構
試 運 転 、 引 越 、整 理
( 計画 道路 整 備を 考慮 した 場合 、造 成着 工~ 完了 が 遅れ る。 )
( 造成 工事 が遅 れた 分、 本体 工事 が遅 れる 。) 開 院
※必 要 な周 辺の イン フラ 整 備は 、工事 期間 中 に別 途完 了予 定。 ※仮 設住 宅用 地( H 25年 12月 まで 県に 借地 )
※ 計画 道路 「住 吉三 沢線 」 の整 備期 間は 見込 ん でい ない。 実 際は 、整 備期 間( 用地 取 得・ 工事 )な どで 造成 工事 着工 が5 年以 上 遅れる こと が 想定 され る。
基 本 ・ 実 施 設 計 [ 解 体 ]
立 体 駐 車 場
竣 工 竣 工
竣 工 竣 工 竣 工
※ 立体 駐車 場を整 備 した 場合を 想定 。
( 今後 の状 況に より 、延 長の 不確 定要 素が ある 。)
造成工事が遅れた分、建築工事が遅れる。 仮設住宅の状況により、着工が遅れる可能性がある。
用地 取得 (所 管 替等・ 民地 取得 ) (用 地取 得の 交 渉に 時間 が掛か る 場合 があ る。 )
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⑤ 評価
立地場所については、これまでの懇談会と市の 分析結果をもとに、客観的な視点
から評価を行い、それらの結果に基 づく総合的な 判断により選定することとしまし
た。
評価は、相対評価により優劣を比較した「基礎評価」と、それを基に 採点(点数
化)する「二次評価」によるものとしたところであり、詳細は次のとおりです。
ア 評価方法
(ア) 基礎評価(○、△、×による評価)
各対象地において、全ての小項目の相対評価を行う。
⇒ 各大項目(1~7)における小項目ごとに、その内容に応じて、下表の「評
価の凡例」を用いて相対評価を行う。
(イ) 二次評価(2つの採点方法による評価)
○ 採点による評価(その1):等配分採点
基礎評価の○、△、×方式による評価を基に、評価結果の採点(点数化)を
行う。各大項目に 20 点を配し、全 7 項目で合計 140 点満点により採点を行う。
小項目の配点は、各大項目において 20 点となるように、下表の「評価に基
づく採点の分配比」と「算定式」を用いて採点する。
○ 採点による評価(その2):重要度よる加重配分採点
重要度に応じた立地場所の優位性をより明確とするため、7つの大項目の
うち、重要度の高い下表の3項目については、他の項目の2倍となる 40 点を
配して採点を行う(7 項目の合計点数は、200 点満点)。
なお、採点については、「採点による評価(その1):等配分採点」と同
様である。
【重要項目】
項目 理 由
1:敷地面積の確保
地域の中核病院として、相応しい規模の病院を造り、適切な医療の提 供を行うためには、敷地面積の確保は、重要度が高い項目である。
4:土地の安全性
東日本大震災を踏まえ、災害拠点病院として、災害時に機能を継続す る観点から、土地の安全性は、重要度が高い項目である。
7:事業に要する事業費や期間
早期実現の観点から、事業費及び期間については、重要度が高い項目 である。
【 算定 式 】 :小 項 目 の 採 点 方 法
評価 採 点の分 配比(α )
○ 5
△ 3
× 1
【 評 価 に基 づ く 採 点 の 分配 比 】
⇒ 大 項 目 別 の 小 項 目 に 対 す る 配 点 の 算 出
20 点( 配 点 の 最 大 値 )÷ n( 大 項 目 に お け る 小 項 目 総 数 )
= P( 小 項 目 に お け る 配 点 )
⇒ p : 小 項 目 の 採 点 ( 算 定 式 ) p = P × α / 5( α : 採 点 の 分 配 比 )
こ れ に よ り 、 各 大 項 目 の 小 項 目 の 数 に よ る 点 数 の 不 均 衡 を 補 正 す る 。
評 価 評 価 内 容
○ 優 れ て い る
△ ど ち ら と も い え な い
× 劣 っ て い る
(注 1 ) 評 価 は 相 対 評 価 と し 、 各 項 目 に つ い て 基 本 的 に 「 ○ 、 △ 、 × 」 の い ず れ か 一 つ を 使 用 す る も の と す る( 各 項 目 の 分 析 結 果 が 全 て 同 じ 場 合 、 ま た 、 2 通 り し か な い も の に つ い て は そ の 限 り で は な い )。 (注 2 ) 相 対 的 な 評 価 で あ り 「 × 」 と さ れ た 対 象 地 の 項 目 が 、 必 ず し も 立 地 場 所 に 適 さ な い こ と を 示 す も の で は な い ( あ く ま で 、 他 よ り も 劣 っ て い る と い う こ と を 示 す も の で あ る ) 。
イ
評価結果
① 敷地面積確保への課題 △ ○ △ × ○
② 駐車場の確保 ○ ○ ○ × △
③ 配置計画の自由度 △ ○ ○ × △
④ 進入路整備の必要性と課題 ○ × × ○ △
⑤ ヘリコプターの離発着への対応 ○ ○ ○ ○ ○
① 主要な最寄幹線道路(距離) アクセス状況等の特性・課題等
△ ○ ○ ○ ○
② 最寄りICとの関係(距離・時間) × △ △ ○ ○
① 土地周辺の環境(騒音) ○ ○ ○ × ○
② 土地周辺の環境(日照) ○ ○ ○ ○ ○
③ 土地周辺の環境(緑地) ○ ○ ○ × △
④ 土地周辺の環境(周辺の土地利用) △ × △ ○ ○
⑤ 高圧送電線との距離(m) ○ ○ ○ ○ ○
⑥ ガスタンク、石油タンク等から の距離
※参考 消防法による病院からの保安距離:3 0m
○ ○ ○ ○ ○
① 洪水災害
(地域防災計画・洪水ハザードマップ)
○ ○ ○ × ○
② 土砂災害
土砂災害( 特別)警戒区域 (地域防災計 画・土砂災害防止法(県知事指定) )
○ ○ ○ ○ ○
③ 土砂災害 土砂災害危険箇所
(地域防災計 画・土砂災害警戒区域総括図)
○ ○ × ○ △
④ 土砂災害 山地災害危険箇所
(地域防災計画・ふくしまもりマップ( 県・農林水産部))
○ △ × ○ ○
⑤ 主な災害(津波・がけ崩れ等) (3 .11 東日本大震災の影響)
○ ○ ○ ○ ○
⑥ 液状化・地盤沈下等 (3 .11 東日本大震災の影響)
○ △ △ △ △
⑦ 周辺の活断層の有無(地域防災計画)
(参考: 活断層研究会,新編日本の活断層東京大学出版会など)
○ ○ ○ ○ ○
① 水道の敷設状況と課題 ○ △ × ○ ○
② 汚水排水設備の状況と課題(放流先) △ × × △ ○
③ 雨水排水設備の状況・課題(放流先) ○ × × ○ ○
④ 東日本大震災 時の水道の復旧状況 ●浄水場からの距離
●水道の復旧日時 (3.11の断水に対して) ●水道復旧までの期間 (参考:水道局HP)
14.0 8.0 6.0 18.0 20.0
○ ○
×
現 在地
(内郷御厩町地内)
D 地区 :内 郷高 坂 町四 方木 田地 区
(総合保健福祉センター近隣地)
1: 敷 地 面積の 確 保
2: 交 通ア ク セ スの 状 況
4: 土 地 の安 全 性 3: 周 辺 環境の 状 況
【参考】
○ 公共交通機関の現状
【参考】 ○ 水源の現状等
△ △
大 項目 小 項目
A 地 区:中 央台 高久 地 区
(いわきニュータウン地区)
B地 区:小 名浜 金 成地 区
(旧サイクルパーク建設予定地)
C 地区:平 上荒 川地 区
(21 世紀の森内 旧文化・交流施設整備 地区/文化コア北ゾーン)
5: 主 な都 市 基 盤(インフラ)の 整 備