• 検索結果がありません。

表紙・まえがき・執筆担当者・目次 資料シリーズ No108 日本人の労働時間・休暇 ~残業・年休未消化と意識・職場環境~|労働政策研究・研修機構(JILPT)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "表紙・まえがき・執筆担当者・目次 資料シリーズ No108 日本人の労働時間・休暇 ~残業・年休未消化と意識・職場環境~|労働政策研究・研修機構(JILPT)"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

JILPT 資料シリーズ

独立行政法人 労働政策研究・研修機構

The Japan Institute for Labour Policy and Training

日本人の労働時間・休暇

∼残業・年休未消化と意識・職場環境∼

No. 108 2012年 3 月

JILPT 資料シリーズ No.108 2012年3月

定価:945円

(本体 900円)

D I C K

D I C 84 649

(2)

JILPT 資料シリーズ No. 8 年 月

独立行政法人

労働政策研究・研修機構

The Japan Institute for Labour Policy and Training

日本人の労働時間・休暇

~残業・年休未消化と意識・職場環境~

(3)

ま え が き

日本における労働時間は、主に所定外労働時間(残業)の長さと、年次有給休暇の未消化 によって長時間化している。1987 年の労働基準法改正とその後の段階的な週 40 時間への移 行によって法定労働時間が短縮され、また 2010 年 4 月から 1 ヶ月に 60 時間以上の時間外労 働に対しては割増率を 50%とすることになっている。また同時に年次有給休暇の時間単位の 取得も可能となった。

しかしそれにもかかわらず、全体として日本の労働時間が短縮する傾向にあるとは言えな い。長時間労働は、働く個人の心身だけでなく、家族との生活に対しても悪い影響を与える 懸念がある。また企業経営にとっても、長時間労働によって効率や生産性が低下することに なれば、大きな問題であろう。

労働政策研究・研修機構は、これまで数度にわたる労働時間や年次有給休暇に関する調査 研究を実施してきた。それらの調査研究によって、日本の労働時間や年次有給休暇の現状が 詳細に検討されてきた。

本資料シリーズでは、近年実施された調査データを再集計し、残業と年次有給休暇の未消 化の問題と労働者の意識や考えに焦点を当てた。その結果、労働時間の長さも年休取得率の 低さも、職場の環境が大きく影響しているということがわかった。業務量の多さや突発的な 仕事が入ること、人員が足りないこと、代替要員がいないことなどは、労働時間を長くし、 また年休を取得しにくくしている。

本調査報告が、日本の労働時間の主要な問題である、残業と年次有給休暇未消化問題の本 質を理解すること、及び今後の有効な対策のために資することを期待したい。

2012年 3 月

独立行政法人 労働政策研究・研修機構 理事長 山 口 浩 一 郎

(4)

執筆担当者

氏 名 所 属 執筆担当

池田

い け だ

しん

ごう 労働政策研究・研修機構副主任研究員 第 1 章、第 7 章

小倉

お ぐ ら

一哉

か ず や

早稲田大学商学学術院准教授 第 2 章、第 3 章、第 5 章

藤本

ふじもと

隆史

た か し 労働政策研究・研修機構

アシスタント・フェロー 第 4 章、第 6 章

(5)

目 次

第1章 日本の労働時間と休暇の現状 ··· 1

1.はじめに ··· 1

2.労働時間の動向 ··· 1

3.年次有給休暇の動向 ··· 5

第2章 2010 労働時間調査・時間の長さ ··· 7

1.はじめに ··· 7

2.月間総労働時間 ··· 7

3.月間残業時間 ··· 9

4.月間サービス残業時間 ··· 12

5.勤務時間制度と労働時間 ··· 14

第3章 2010 労働時間調査・残業と労働時間に関する考え ··· 19

1.はじめに ··· 19

2.残業手当が支払われない理由 ··· 19

3.残業する理由 ··· 21

4.労働時間の長さに対する考え ··· 23

5.「日々の始業・終業時刻を自由に決めたい」 ··· 26

6.「ある程度、皆と同じような時間帯で働きたい」 ··· 29

7.「忙しいときには多少長くなっても仕方ない」 ··· 32

8.「忙しくない時は早く帰るべきだ」 ··· 35

9.「休日はしっかり休むべきだ」 ··· 38

10.「休暇は長いほうが良い」 ··· 41

第4章 2010 労働時間調査・意識と残業 ··· 45

1.はじめに ··· 45

2.仕事への衝動と労働時間など ··· 45

3.仕事への衝動と回答者の属性 ··· 49

4.仕事への衝動と仕事やキャリアに対する考え方 ··· 51

5.仕事への衝動と仕事の状況 ··· 56

第5章 2010 休暇調査・取得率と取り残す理由 ··· 61

1.はじめに ··· 61

(6)

2.年休取得率 ··· 61

3.年休を取り残す理由 ··· 63

4.年休を取り残す理由に関する計量分析 ··· 66

5.年休を取り残す理由と年休取得率 ··· 73

第6章 2010 休暇調査・取得日数と仕事や職場の状況 ··· 75

1.はじめに ··· 75

2.年休取得日数 ··· 75

3.年休取得日数と仕事や職場の状況 ··· 78

4.年休取得日数に対する仕事や職場の状況の計量分析 ··· 80

第7章 まとめと課題 ··· 85

参照

関連したドキュメント

”American Time Use Survey”(2016)及び Eurostat ”How Europeans Spend Their Everyday Life of Women and

[r]

Council Directive (( /((( /EEC of (( July (((( on the approximation of the laws, regulations and administrative provisions of the Member States relating

契約社員 臨時的雇用者 短時間パート その他パート 出向社員 派遣労働者 1.

4 アパレル 中国 NGO及び 労働組合 労働時間の長さ、賃金、作業場の環境に関して指摘あり 是正措置に合意. 5 鉄鋼 カナダ 労働組合

問 11.雇用されている会社から契約期間、労働時間、休日、賃金などの条件が示された

⑥法律にもとづき労働規律違反者にたいし︑低賃金労働ヘ

海道ノブチカ 主な担当科目 現 職 経営学 弁護士 労働法演習. 河村  学