敷地北側からの眺め
木曽が世界に誇る大きな風景と共存する 敷地南側からの眺め
山の稜線
中山道
木曽川
シンボル
1つのイメージに収斂 多様なイメージを発信 市民 地域
技術 伝統 自然
文化
伝承するシンボルのイメージ 従来のシンボルのイメージ
①世界有数の自然とともにあるランドマークとしての大屋根
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ー伝承するシンボリズムー木曽川や周辺の山並みと呼応するように新庁舎の屋根は緩やかな起伏をもったおおらかな形状をしてい ます。庁舎での人々の活動が線路に沿って広がり、電車からも毎日が楽しくなるような風景が広がりま す。大屋根は木曽の自然、人々の活動、そして木の文化の象徴でありランドマークとして地域の誇りに 結びついてゆきます。そして軒の低い大屋根を支える木架構が敷地全体を優しく覆うように、ここで活 動する人や働く人、またこの場所を訪れる人に木曽の木の素晴らしさを伝えます。単なるかたちとして のシンボルではなく、技術や伝統、そして木の文化が生み出す、人間と自然と関わりから生まれるシン ボル、それが新庁舎が目指す 伝承する シンボルなのです。
―交流センターのような町役場―
穏やかな山の稜線に囲まれ、まちを見晴らす高台に地域の文化を伝承し、役場自 体が観光の名所となるようなまちの駅としての町役場を提案します。線路に沿っ て細長く伸びた屋根のシルエット、自然とともに生きる木曽の人々の暮らしを優し く包む力強さと繊細さが同居した木造の架構をもった新庁舎は、単なる役場・ 防災センターという機能美や形式美だけではなく、これからの庁舎建築はまち や産業とどう関わるのか、という問いに対し答えなくてはなりません。そこで 私たちは既存会議棟を有効活用した 森の学校を提案します。地域の方と訪れ る観光客が交流し、学びの場、情報発信の場となるような交流拠点として新し い役割を担う町役場の提案です。
木曽から世界へ木の文化を伝える まちの駅 と 森の学校
展望台 散策路
スタジオ スタジオ
レクチャールーム
工房 ラウンジ・カフェ
森の学校
森のひろば (防災広場)
旧中山道
来庁者用駐車場
来庁者用駐車場 防災本部
エントランス エントランス
△ △
エントランス △
思いやり駐車場
公用車駐車場 さくらのみち
みち
役場執務室
会議室(大)
まちのリーダー
機能訓練室 調理実習室
庭 庭 庭
縁側兼歩行者アプローチ
縁側兼歩行者アプローチ
会議室(中) 会議室(小) バイオマス機械室
機械置場
バス停
足湯
備蓄倉庫 ロータリー
ロータリー
まちのリーダー まちのリーダー