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産業振興の基本理念と方向性 上越市産業振興戦略アクションプランの策定に向けた調査研究 上越市ホームページ

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第 章 産業振興の基本理念と方向性

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第3章 産業振興の基本理念と方向性

3-1 産業振興の必要性と目標

3-1-1 産業振興の必要性

本市及び地域産業を取り巻く経済社会環境 大 転換点を迎え いる今日 本市 地域経営 一 環 し 産業振興を進 いくこ 自立的 地域経済 実現 いう経済面 住民一人ひ り 生 いを る個性豊 社会 実現 いう精神・文化面 二 側面 ら 要請 基 く

ある

1 自立した地域経済の実現

①雇用と所得の確保 よる定住人口維持・確保

地域経営 ける産業振興 最終的 目標 ま るしく変化し いく経済社会動向 地域社会 自ら 意思 主体的 対応し 雇用 所得を自ら 力 確保し いくこ る 地域経済 自 立 を実現させるこ ある

平成 14 年度 行 た本市 住民満足度調査 よれ 雇用 場 充実 関する施策 重要度 満足度 乖離 数ある施策 中 最 大 く 本市 い 産業振興 重要 最重要課題 あ る 言える 図表 ア-1

雇用 所得 問題 地域社会を維持・発展させ いくた 基礎 る定住人口 確保 大 影響を与える

本市 産業構造 製造業 や建設業 割合 高いこ ら 製造業 海外移転・国内 集約化や公共事業 縮減 伴 い 将来的 大規模 雇用問 題 発生するこ 懸念され る

図表 年-1 市施策への重要度と満足度の乖離

出所 住民満足度調査 成 1ィ イ 月上越市 より作成

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重要度と満足度の乖離 重要だ 満足してい

本市 し 危機管理 一環 し こ よう 雇用 問題 発生 伴う大幅 人口 流出を未然 防 共 地 域社会 けるマイナス 影 響を最小限 止 るた 自 立した地域経済を確立し い くこ 求 られる

安定的・自律的な行財政運営を支える税源涵養

地方分権社会 自治体 自治を支える財政的 裏 けを自ら 権限 責任 い 確立する

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伴う税収減少 行政ニヴゲ 多様化を背景 した行政コスト 増加 入減少・ 出増加 よ る厳しい財政運営 見込まれるこ ら 安定的・自律的 行政サヴビスを市民 提供し いくた

税源涵養 喫緊 課題 ある

特 本市 地方交付税や各種補助制度 政府 よる財政移転システム 大 く依存し 特定 大手製造業事業者 業績 影響を けやすい税収構造 あるこ 加え 平成 17 年 市町村合併を 定し いる近隣町村 財政基盤 弱い農山村部 多いこ ら 抜本的 行財政改革 積極的 産業振興 よる税源涵養 最重要課題 一 る

2 住民一人ひとり 生 いをもてる個性豊かな社会の実現

①住民一人ひとりの自己実現 自治体 よる地域経営 最終的 目 標 住民一人ひ り 豊 生 いを る地域社会 実現 ある

わ 国 社会経済 成熟化し 人々 価値観 物質的 豊 さ け く 心 豊 さやゆ りある生活 を重視するよう いる 図表 ア-2

した 産業振興 目標 単 地域経済 活性化 止まるこ く 多様化・高度化した市民ニヴゲ 応 た多様 就労形態を実現し 住民一人

ひ り 自己実現 よる精神的充足感を達成するこ るよう より高度 次元 産業振興 求 られる

図表 年-平 心の豊かさ と 物の豊かさ 対する志向の変化

出所 内 府 国民生活 関する世論調査 成 1ィ 6 月

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. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 平元. . . . . . . . . . .

心の豊かさ

物の豊かさ

一概 言えない

差の拡大

特 本市 若者層 人口減少・流出 深刻 問題 いる 若者層 職業選択 対する価値 観 多様化を踏まえ 地域社会 次代を担う人材を地域内 惹 けるた 魅力ある産業 形成 対する取組 より一層重要 る

②個性豊 地域文化 形成

産業 地域文化を生 出す源泉 し 個性豊 地域文化 創出・発展 大 役割を有し いる

ここ 言う地域文化 芸術や芸能 け く 地域固有 自然・歴史・風土 裏打ちさ れた生活文化ま を 含 た ある こ よう 観点 ら 地域社会 根 した産業 それ自 体 地域文化 し 側面 有し いる

地域間 そ 個性を磨 あう地域間競争 時代 あ 地域 伝統的 産業を時代 ニヴゲ 合 わせ 再創造し いくこ 新た 地域文化 創造 大 く貢献する そ た 地域住民自 ら 地域 特性を再認識し 自ら 手 地域 根付いた産業を再生し いくこ 重要 る

こ よう 地域文化 再創造 地域経済 活性化 大 く貢献する 特 観光産業 地 域 光 を 観 らうこ 交流人口 拡大を らい こ こ よ 発展する ある

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そ た 地域 外部 人々 訪れ たい 住ん たい 思えるよう 地域文化 を生 出し いくこ 基本 る

以上 よう これ ら 産業振興 地域社会 ける個性豊 地域文化 形成・向上 不可欠 取組 ある いえる

3-1-2 産業振興の目標としての将来都市像

こ よう 本市 けるこれ ら 産業振興 地域社会 存立し いくた 経済基盤 確立 いう経済面 地域活性化 け く 地域住民一人ひ り こ まち 暮らす中 い 自己実 現を果たし いく いう精神面 意義 あるこ を認識 基本 据え それら 両立を した取 組 求 られる

まり い 所得を稼 いう経済的 側面 け く こ まち 住民一人ひ り よ う 職業 よう 自己実現を果たし いく いう 個人 生業 りわい 関わる問 題 ある 同時 地域社会 そ 存続 た 如何 し 経済基盤を確保し 個性あるまち くり を進 いく いう 地域社会 生業 問題 ある

本市を含 14 市町村 市町村合併を通 新た 地域 くり 挑ん いく中 そ 羅針盤 る将来都市像 海 山 大地 りわい 文化あふれる共生都市上越 を掲 りわい 生業 や 文化 いうキヴワヴドを掲 いる こ よう 問題意識を背景 し いる ら ある こ

将来都市像 市町村合併後 新た まち くり い 産業振興を通 た経済面・精神面双方 ける総合的 地域活性化を進 いく決意 込 られ いる 図表 ア-4

す わち 新しい上越市 す将来都市像 これ ら 産業振興 す最終的 目標 他 ら い 図表 ア-ア

図表 年-年 産業振興の目標

海 山 大地

わいと文化あふ る

共生都市上越

将来都市像 合併 上越市将来都市像

経済面 精神・文化面

自立した地域経済の実現 住民一人ひとり いを もて 個性豊かな社会の実現 両 立

雇用と所得の 確保 よ

定住人口 の維持・増加

安定的・自 的な 行財政運営を 支え 税源涵養

住民一人ひとりの 自己実現

個性豊かな地域 文化の形成

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図表 年-ィ 新しいまちのグランドデギ゜ン ける将来都市像

海 山 大地 わいと文化あふ る 共生都市上越

海、山、大地 恵まれた共生都市

今、14の市璼村 集ま て、新しいまち 生まれると、文字通り、海、山、そして大地を擁し豊かな自然 恵まれた、私たちの生 活と仕事の新しい舞 誕生します

32 前、高田市と直江津市 合併して12万都市 生まれ、日本海側 暼数の都市となりました 新しいまち 人口 21万人を超 える、力をも た都市となります

14市璼村 一緒 な て、 互いの良さをいかしな ら、共 支え合い、共 生 ていく 共生都市上越 の誕生 す 海、山、大地 恵まれた共生都市、これ 私たちの新しいまち す

将来都市像を考えると 、一番大 なの まち くり、地域 くりの理念 示した豊かさと安ら の実現 す それを可能 する 新しいまちの姿 、 なりわいと文化あ れる共生都市 と考えます

海、山、大地 恵まれた共生都市

なりわい

上越地域 、恵まれた自然条件を生かした農林業や漁業、交易、人口集積を生かした商業、明治初期のわ 国石油化学産業の草分け とも言える石油精製業な 始まる近代的製造業な 、歴史的 見ても安定した豊かな経済活動 行われて ました しかし、直面す る世界的な社会経済の大 な変化 対応していくため 、さら 足腰の強い経済基盤を築いていくこと 、今、必要とされています これ 、福祉な の行政活動を支える税収を安定的 確保するため も不可欠のこととな ています

さま まななりわい

農業 語源を持つ なりわい 、現代 生業 と書 、生活のための職業、営 いとな みを意味します 農業、漁業、林業、建設業、製造業、商業、キービス業

海のなりわい、山のなりわい、大地のなりわい

伝統的ななりわい、未来的・先端的ななりわい 青 のなりわい、壮 のなりわい 寄りのなりわい 芸術活動 よるなりわい、 活動をと したなりわい ・・・ ・・・ ・・・

生 生 としたなりわい 人々 よ て営まれ、すべての地域 満ち、活力 あ れると 、私たちのまち 豊か 安ら のある 快適な生活を送ることの る都市 なります

なりわい

文化

これから 心の豊かさ より一層大 なる時代 す 心の豊かさを実感 る文化のまち 、新しいまち 実現を目指すもうひと つの都市像 す

音楽や絵璽、伝統芸能な よる文化 もちろん す 、私たち 大 したいの 生活の文化、もてなしの文化 す

生活の文化

海、山、大地という恵まれた自然条件のなか 、農林業や漁業 携わる人々 限ら 、自然を尊 、自然との共生を学 ことを通 て私たちの生活文化 われて ました 雪という困難な条件も、自然の厳しさと恵みを私たち 教える手立てとな て ました こうした私たちの生活文化 、循環型の生活と経済の仕組みを作り出そうとする人々や、地球環境を大 しようとする地球上の多く の人々との広く、強い共感を持ち得るもの と考えます

この間、上越市 いて 地球環境宣言都市 として様々な取組みを行 て ました また、新市 加わる多くの璼村 、田舎体 験な の自然と生活をゾーマ した取組みを行 て ました こうした取組みを新市 引 継 、改めてその意味を考え、広め、深め ていく中 、真 地球環境時代 さわしい生活文化を築いていくこと ると考えます

このこと 市民の心の豊かさ つな り、この地域 新たな価値を生みます 豊かな自然の中 豊かな心を持つ人 住 まち 、そ の魅力 、人 訪れてみたい、そして住ん みたいまち なると思います

もてなしの文化

訪れる人を満足さ る これ もてなしの文化 す 海、山、大地の自然 恵まれ、歴史遺産 恵まれ、交通条件 恵まれたこの地

、も と多くの人々 訪れてほしい、そして住ん ほしいと私たち 考えます そのため も、これま も て たもてなしの心 を大 する、もてなしの文化あ れるまち したいと考えています

文化

出所 上越地域法定合併協議会準備会 新しいまちのグランドデギ゜ン 成 1イ 7 月 より作成

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3-2 内発的な発展を目指す産業振興

3-2-1 内発的発展と

これま 上越地域 経済発展 国庫補助金や地方交付税 財政移転システムや企業立地 外来型 地域開発へ 高い依存 よ 成立し た側面 ある し し そ よう 構造を今 後 維持し続けるこ 著しく困難 状況 ある

これ ら 地域社会 発展 た 外的要素へ 過度 依存 ら脱却し 地域自ら 主体的 自助努力 まり内発性 よ 地域形成・産業形成 取り組 自立的 地域経済社会 構築を

し いく 内発的発展 概念 基 く産業振興 重要 る

内発的発展 地域 企業・組合 技術開発を し 地域 環境を保全し 資源 を合理的 利用し そ 文化 根 した経済発展をし ら 地方自治体 手 住民福祉を向上させ いくよう 地域開発 定義され 衣・食・住・医療 基本的必用を充足し それ れ 個人 人 間 し 可能性を十分 発揮 る条件を創り出すこ を目標 し それ れ 地域 人々 よ び集団 固有 自然生態系 適合し 文化遺産 伝統 基 い 外来 知識・技術・制度 を照合し 自律的 創出する をそ 実現へ向けた社会 姿 し いる 図表 ア-5

内発的発展 先 地域産業 課題 たよう 外来型地域開発 限界 弊害をふまえ それ 代わる地域開発 理論 し 場し た概念 あり そ 本質 地域住民自ら 主体的 自 助努力 よ 地域形成 産業形成 取り組 いう 内発性 よ 地域発展を し いこう

する ころ ある

図表 年-イ 内発的発展の原則

①地域開発 大企業や政府の事業として なく、地元の技術・産業・文化を土 して、地域内 の市場を主な対象として地域の住民 学習し経営するもの あること

環境保全の枠の中 開発を考え、自然の保全や美しい璼並みをつくるという゚メニゾィを中心の 目的とし、福祉や文化 向上するというような総合され、な よりも地元住民の人権の確立をも とめる総合目的をも ているということ

産業開発を特定業種 限定 複雑な産業部門 わたるよう して、付加価値 あらゆる段階 地元 帰属するような地域産業連関を かること

出所 宮本憲一 環境経済学

3-2-2 これからの産業振興の基本的視点

これ ら 本市 ける産業振興 内発的発展 考え方 基 地域 現状を加味し 上越 地域 ら 内発的発展を実現し いくた 戦略 必要 る

地域社会や産業 現状・課題 内発的発展 原則を合わせ 検討する 本市 けるこれ ら 産業振興 基本的視点 次 5点 ま るこ る 図表 ア-6

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図表 年-6 内発的発展へ向けた産業振興の つの原則

内発的発展をめ した産業振興

上越地域全体の発展をめ す

地球環境と調和した持続可能な地域経済の構築をめ す 地域資源を活かした産業振興をめ す

地域内 高めあい、支えあう経済構造の構築をめ す

住民一人ひとりの絶え間 る自己研鑽と主体的な取組みを促す

1 上越地域全体の発展をめ す

内発的発展 考え方 自然生態系や歴史・文化・経済圏を同 くする 地域 をそ 発展 基 礎的 単位 し いる

本市 い 14 市町村 合併 よる新しい上越市 エモア 止まるこ く 自然・歴史・文 化・経済 い 一体性 認 られる高田平野を中心 した地域 17 市町村 を運命共同体 し 捉 え さら 本市を母都市 した最大範 ある上越地域全体 22 市町村 一体的 発展 し

いくこ 必要 ある

また 当地域 様々 地勢的条件を持 た一大都市圏 あるこ ら 都市部や農山村部 海岸部・ 平野部・山間部 多様 地域特性 念頭 それら 特性を最大限 活用する 同時 一 層 相乗効果を発揮 るよう連携を強化し いくこ 必要 ある

2 地球環境と調和した持続可能な地域経済の構築をめ す

内発的発展 地球規模 環境問題を克服し 地域社会 さら 人類全体 持続的 発展を す側面 ある

地球環境都市宣言を掲 地球環境問題 積極的 取組 を進 いる本市 い 地域 自然 生態系 調和し そ 積極的 保全 活用を両立させた産業を創出し 持続可能 地域社会 モタャ

るよう 地域 くりを進 るこ よ わ 国さら 人類社会全体 貢献し いくこ 求 られる

3 地域資源を活かした産業振興をめ す

内発的発展 地域 自然や歴史・文化 依 し 他地域 積極的 交流を進 地域資源を発展的 形 活用し いく考え方 まり世界 視野を拡 そ 動向 地域社会 を結 び付け 考え 地域 根 し 活動を起こす Think globally, acャ locally 精神をそ り所

する ある

これ ら 経済社会 グロヴバャ化 進展 より国境を越えた企業間 経済競争 一層激化する け く 地方分権時代 到来 より地域社会 間 い そ 存立 自立を け 一層 地

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域間競争 激化する時代 ある

こ よう 時代 ける産業振興 個別産業や地域社会そ 個性や独自性を磨 差別化 を図るこ より総合的 競争力 強化を図 いくこ 必要 あり そ た 地域 自然・ 風土・歴史・景観・伝統文化・社会システム・人材 多岐 わたる地域資源を活用した産業振興 有力 手法 る

また内発的発展 福祉や文化 向上するよう 総合され より 地元住民 人権 確立を 求 る総合目的 を有し り 先 た本市 ける産業振興 目標 経済的 側面 精神的 側 面 両立 よる総合的 地域活性化を し いる ころ そ 考え方を背景 し いる

こ よう 観点 ら 地域 抱える社会問題 解決 地域住民 誇り 醸成や再構築 い た多様 社会的効果 実現 期待 る地域資源 活用 これ ら 産業振興 手法 し 不可欠

ある

地域内 高めあい、支えあう地域経済の確立をめ す

地域社会 内発的発展 た 地域 ける豊 さを持続させる 組 し 地域内 経 済循環システム 構築を し 地域経済 各階層 経済的付加価値を たらす地域内産業連関を強 化するこ 求 られる

こ 地域 事業者や住民一人ひ り 交流し 一層 連携 支えあい を促進させる 共 馴れ合い たれあい 構造を脱却し 自立した地域社会 担い手 し 厳しい競争環境 中 自ら 力を磨 あ いく 高 あう 環境 くり 即ち 高 あい 支えあう自立的 地域経済 確立 必要 ある

住民一人ひとりの絶え間 る自己研鑽と主体的な取組みを促す

地域社会 内発的発展 担い手 学習し 自治を確立した住民 あり 住民一人ひ り 社 会経済状勢 変化 対し 自ら 意思 主体的 対応し 向上心を持 絶え間 く自己革新 努力 をし いくこ こそ 地域社会 将来を築く唯一 道 ある

特 地域資源を活 した産業振興を進 るた 地域資源 関わる住民一人ひ り 自ら 知 識や経験 社会的関心を活 し 産業振興 取り組 こ 必要 あり それらを通 々 暮ら す地域 価値やこれま 取組 再認識・再評価を進 住民一人ひ り 誇り 醸成や独自 地 域文化 形成 いくこ 求 られる

こ こ を改 認識し 絶え間 く自己革新を続ける自律型産業 創出を し 自主的・ 意欲的 主体へ 積極的 支援や 地域住民一人ひ り さら るチホヤング精神 醸成・人材育成

施策 重点を くこ 必要 ある

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3-3 地域資源の活用

3-3-1 地域の新たななりわいを生み出すための つの地域資源 1 地域資源の捉え方

地域資源 一般 地域固有 自然・風土・歴史・景観・伝統文化 をさすこ 多い 本市 い 社会システムや地域 こし 取組 人材ま 含 たより広い概念 らえるこ 必要 考える

社会全体 価値観 多様化し いる今日 知恵 工夫次第 あらゆる 地域資源 る 可能性を秘 り 地域 暮らす 々一人ひ り 時代 市場 流れを読 自ら 身 回り ら 新た 地域資源 発掘・活用 続的取り組 知恵 工夫 産業 結び付け いくこ 最 必要

考える ら ある

2 地域の新たななりわいを生み出す つの地域資源

本市 よび本地域 地域資源 し これ ら 産業振興 最 ふさわしく 大 く期待 る 農 環境 歴史 交通ネットワヴク ある 考える

上越地域 農業 歴史的 主要産業 あり 現代社会 い 大 位置を占 いる し し ら ここ 着目し いる 農産物を生産する経済活動 し 農業 け く 農山 村 有する豊 自然環境や景観 さら 伝統文化ま 含 た多面的 機能全般を地域資源 し 捉えた 農 ある

一方 環境 上越地域 豊 森林・海・川 い た自然環境 け く 地球環境都市を宣 言し いる本市を始 する様々 環境政策 取組 や 多様 形 環境問題 取り組ん いる

や熱心 住民 存在ま 含 た ある

また 地域資源 し 歴史 越後国府 時代 ら越後 国 中心地 し 栄え た歴史 そ や それらを今 伝える多く 史跡 け く 現在 生活 中 息 く知恵・技・文化 やそれら 結晶 し 歴史的建造物を挙 るこ る

そし 広域的 交通結節点 し 本市 地勢や 直江津港・高 道路・鉄道 地方都市 し 極 恵まれた条件を有し いる 交通ネットワヴク 本市 貴重 地域資源 ある これら 地域資源 決し 目新しい い 知恵 工夫 熱意次第 本市 これ ら 産業振興を通 た地域活性化 限り い可能性を秘 り これらを産業振興 キヴワ ヴド し 明確 掲 地域 人々 英知を結集し 戦略的 取組 を進 いくこ 必要 ある

市 し これら 地域資源を活用した産業振興施策 展開 重点的 資源配分を行 いくこ 必要 考える

これら 地域資源 中 農 環境 歴史 交通ネットワヴク そ 活用方 向 い 異 る捉え方 必要 る

前者 新産業創出や既存産業 高度化を展開し いくた 分野や着眼点 し 捉え方 必要 ある また それ れ 相互 関連し いる要素 多分 あるこ ら それらを総合的 結 び けた活用を図るこ 重要 ある

一方 交通ネットワヴク それ自体 社会資本や地勢 い た道具・条件 あるこ ら 地 域 産業発展 た 手段 し 位置付け 一層 利活用 機能 向上を図るこ 必要 ある

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3 農 環境 歴史 を活かした産業振興の効果

農 環境 歴史 地域資源を活用した産業振興を推進するこ よ 他地域 差別化を図る いうこ よる経済的効果 それら 地域 根 した要素 あるこ 由来する 多様 社会的効果 双方 期待 る

①経済的効果

現代社会 い 農 持 自然 共生する知恵や 組 そし 癒し 機能 対する期待 一層 高まりを せ いる

また 経済活動全般 ける地球環境問題へ 対応 本格化し り 環境産業 有望 成長産業 一 いる

一方 歴史 対する人々 知的好奇心 晘遍的 あり 価値観 多様化し いる現代社会 い 地域 歴史 裏打ちされた伝統文化 多く 人々 関心を惹 け 歴史的 建造物や それら ある景観 新鮮 し れ 空間 し 評価する声 多く聞 れるよう いる

激しい地域間競争・経済競争 展開され いる今日 い 上越地域 代表的 地域資源 あ る 地域資源を活用し さら それらを結び けるこ よ 地域産業や地域社会 付加 価値を高 差別化 よる競争力強化を図るこ 期待される

社会的効果

農 環境 歴史 地域資源を結び けるこ よ 現在産業 し 厳しい局面 ある農業 新た 展開 道 開 れ これ よ 農山村 活性化 期待される

また 環境産業 推進 環境問題 経済活動 融合 よる持続可能 循環型経済社会へ 進展 寄与する ある

さら これら 地域資源を活用し いくこ 々 暮らす地域 価値 再評価・再認識や個 性ある地域文化 形成 住民 一人ひ り こ まち 対する誇り 醸成 るこ 期待さ れる

地域資源 活用 それ 関わる地域 人材 活用 あるこ ら 当地域 い 農 環 境 歴史 関わる様々 団体や多く 住民 自ら 知識や経験・社会的関心を活 し 産業 こし

取り組 た 環境創出 り より裾野 広い産業 こし運動 展開 期待 る 共 地域 ける就業構造 スムヴゲ 変革 資するこ 期待される

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3- 自立した地域経済を支える二つの経済循環

自立的 地域経済を実現するた 既存産業 高度化や新産業 創出 よ 外貨獲得型 産業 地域内循環型経済システム いう二 経済循環を構築し 強化する必要 ある 図表 ア-7

図表 年-7 自立した地域経済実現のための二つの経済循環

自立した地域経済を支える二つの経済循環

.外貨獲得型

産業の創出

地域経済のリー ィング産業 としての製造業の振興

地域資源を活かした観光産業 の振興

.地域内経済循環

  テ の構築

生活必需産業の振興と地域 内自給体制の強化

雇用問題への対応のための 多様なサービ 産業の振興

生 いとまち くりのための コミュニティビ ネ の振興 農業の再生を通 た地域経済

の再生

3- -1 外貨獲得型産業の創出

ま 地域 外へモテやサヴビスを売るこ より 地域外 ら所得を稼 こ る 外貨獲 得型産業 不可欠 ある

外貨獲得型産業 地域経済発展 基盤 る産業 あり 激しい経済競争・地域間競争を勝ち抜く た 一層 競争力強化 求 られる

本市 い 歴史的 地域 外貨獲得型産業 あ た農業 再生を図る 共 今日 経済社 会 い 高い経済的付加価値を生 出す製造業 観光産業を中心 外貨獲得型産業 振興を図るこ

考えられる

1 農業の再生を通 た地域経済の再生

上越地域 伝統的主要産業 し 農業 わ 国経済 近代化・高度化や 経済 グロヴバャ化 進展する中 産業 し 位置付けを大 く させ た

し し ら 稲作 適した気象・土壌条件 生産される新潟産コシナカモ ブメンド力 他地域 比較し 依然高い競争力を有し り 本市 貴重 外貨獲得型産業 し 潜在力 を有するこ 変わり い

今後 これま たコシナカモブメンド 慢心するこ く 新た 米政策へ 移行や

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消費者 嗜好 高度化・多様化 い た社会環境 変化を積極的 捉え 外貨獲得産業 し 競争力 向上を図り 産業 し 農業再生を通 地域経済 再生を図るこ 重要 ある

2 地域経済のリーディング産業としての製造業の振興

上越地域 い これま 外貨獲得型産業 し 大 役割を担 た 製造業 あり 同 産業 地域 所得・雇用・税収 極 大 役割を担 た 現在 地場産業 た テウデウを新しい技術へ 高付加価値型 先端産業 分野 着実 業績を伸 し いる企業

ある 地域経済 持続的 発展 た そ よう 地域経済 モヴタィング産業を持続的 生 出し いくた 組 必要 ある

3 地域資源を活かした観光産業の振興

地域間 個性を磨 あう地域間競争 時代 い 新た 外貨獲得型産業 し 期待される 観光産業 ある 観光産業 幅広い分野 わたる複合的 裾野 広い産業 あり 同時 個性豊 まち くり 直結し いる産業 ある

し し これま 本市 ける観光 多様 地域資源 十分 活用され た いい たく 経済効果 創出や他地域 競争力 面 力強さ 欠け いる いわ るをえ い

本地域 独自性や個性を再発見する 同時 それらを観光資源 し 上 より多く 人々 こ 地域 魅力を発信し いくこ より 外貨獲得型産業 し 成立・発展し いく可能性を秘

いる

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3- -2 地域内循環型経済クスゾヘの構築

地域経済 ら生 出される経済的 付加価値 利潤 地域内 消費や再投資 まわされるこ よ 再び地域経済 寄与する波及効果を たらす

地域内循環型経済システム 構築 地域内 ける持続的 経済循環を形成し 地域内産業連 関を強化し いくこ ある

本来地域内 完結 る わら 競争力 欠如 より地域外 ら 参入を許し いたり 小売業 そ 逆 供給体制 整備され い 地域内 い 需要 少 い場合 い そ 原因 解消を図るこ 必要 ある

1 生活必需産業の振興と地域内自給体制の強化

生活必需産業 日常生活 い 基礎的 必要不可欠 要素 関わる産業 福祉・医療 ソフトウゟア開発・運営 食糧 環境・新エネャウヴ ある 図表 ア-ェ

これら 今後 確実 需要 見込まれる分野 あり こ よう 分野を地域外 依存するこ 地 域経済上大 損失 る 安定した雇用 確保 地域経済基盤を強固 するた 地域内

自給自足体制 確立へ向けた誘 ・育成 必要 あり 既存産業 需給 マッチングや経営支援 マ ヴォティング 資金調達 各ステヴグ 対応した総合的 支援体制 整備 必要 ある

図表 年-8 生活必需産業の分野とその意義 分野 生活必需産業としての意義 備考 食糧 生命 基本

広義 安全保障 一環 ・地産地消 推進 より実現 医療・福祉 個人 生命・健康・人権 保障 ・高齢化時代へ 対応 急務

エネャウヴ す 生活・産業活動 源

・規制緩和 技術革新を踏まえた中期的 課題 燃料電池 マイクロガスタヴビン 水素利用

IT 社会経済活動 基本的 ゼヴャ 道 具

・今やパソコン インタヴネット テヤビ 同等 生活必需品・情報媒体

・機器 調達 サヴビス運用面 保 管 理・付帯サヴビス あり

出所 平010 デギ゜ン委員会 平010 の上越 あり方 関する提言集 成 1ィ 年 月

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2 雇用問題への対応のための多様なキービス産業の振興

新産業 創出や企業立地 地域経済 大 インパクトを たらす ある 雇用や税収 面 効果 現れるま 一定 期間を要する

市民生活 直結した課題 ある雇用確保 た 比較的雇用吸収力 高く 製造業 比 イニシアャコスト く比較的参入しやすい点 即効性 期待 るサヴビス業や小売業 育成・支 援 必要 ある

これら 産業 人々 集まり賑わう都市 成立するこ より創出 促進される分野 あり 中 心市街地 再生へ向けた定住人口増加策や 観光化 よる交流人口 増加 そ 手段 し 取り 組 こ 必要 ある

3 生 いとまち くりのためのコプュニゾィビグネスの振興

近年 地域コプュニティを基点 し 住民 主体 顔 見える関 中 営まれる産業 し 現在 コプュニティビグネス いう概念 脚光を浴び いる

こ 産業 地域コプュニティ 潜在し いる労働力 原材料 テウデウ 技術 資源を活 し 地域住民 主体 自発的 地域 問題 取り組 ある 利潤 追究自体 本来的 目的 いた 付加価値 創出や税収確保 り らい 地域住民一人ひ り 起業家

れる身近 産業 し 新た 地域社会 担い手を育 視点 ら 本市 い 積極的 創出 を図る必要 ある

こ よう コプュニティビグネスを創出するた 趣味・生 い・文化活動 推進 必要 ある 現在 主 し 趣味や生 い 活動 し 営まれる ビグネス し 成立を

さ い あ 将来的 地域独自 個性的 取組 し 観光ビグネス る可 能性 ある

こ よう 個人 自己実現 取組 を地域 こし・産業 こし 取組 独自 地域文化 確立 ま 視野 入れた総合的 まち くりを す意味 ら 必要 視点 ある 図表 ア-エ

図表 年-9 コプュニゾィビグネスの効果

●個人の働 い 生 い くり   自己実現

●人的ネットワークやコミュニティの   意識を生

術や資源 活用さ 循環す

●雇用を維持 創出す

●地域 対す 投資 行わ

●ニー あ た社会サービ   提供さ

●環境負荷の低減 環境の保全

●智恵や ウ 蓄積さ

●コミュニティの多様性や独自の   文化を生 出す

●まちの整備 コミュニティの自立

<人間性の回

<社会問題の解決> <文化の継 ・創造>

<経済的基盤の確立>

(16)

図表 年-ィ  新しいまちのグランドデギ゜ン ける将来都市像   海 山 大地   わいと文化あふ る  共生都市上越  海、山、大地 恵まれた共生都市   今、14の市璼村 集ま て、新しいまち 生まれると、文字通り、海、山、そして大地を擁し豊かな自然 恵まれた、私たちの生 活と仕事の新しい舞 誕生します     32 前、高田市と直江津市 合併して12万都市 生まれ、日本海側 暼数の都市となりました 新しいまち 人口 21万人を超 える、力をも た都市となります     14市璼村 一緒 な て、 互い
図表 年-6  内発的発展へ向けた産業振興の つの原則   内発的発展をめ した産業振興  上越地域全体の発展をめ す  地球環境と調和した持続可能な地域経済の構築をめ す  地域資源を活かした産業振興をめ す  地域内 高めあい、支えあう経済構造の構築をめ す  住民一人ひとりの絶え間 る自己研鑽と主体的な取組みを促す  1 上越地域全体の発展をめ す  内発的発展 考え方 自然生態系や歴史・文化・経済圏を同 くする 地域 をそ 発展 基 礎的 単位 し いる   本市 い 14 市町村 合併 よる新しい

参照

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