議員提出第 7 号議案
朝鮮学校無償化手続き再開の即時撤回を求める意見書
上記の議案を提出する。
平成23年10月3日
提出者 府中市議会議員 鈴 木 錦 治 賛成者 〃 桑 島 耕太郎 〃 比留間 利 蔵 〃 備 邦 彦
朝鮮学校無償化手続き再開の即時撤回を求める意見書
朝鮮学校は、金正日の独裁体制を支えるための思想教育機関であり、現行制度 下では教育内容の是正を文部科学省が命じることができず、朝鮮学校を無償化の 対象とすることは、北朝鮮に対して、拉致問題について我が国が軟化したとの誤 ったメッセージを与える危険性がある。
それにもかかわらず、政府・文部科学省は朝鮮学校を無償化の対象とするため の審査を進めようとしていたが、昨年11月23日の北朝鮮による韓国・延坪島砲撃 を受け、菅前総理は無償化手続きを「超法規的」に停止した。
国会審議で明らかになった再開の条件は、「国際的・国内的な状況が砲撃事件 以前に戻ること」とされていたが、菅前総理は辞任直前の8月29日に突然、手続 きの再開を髙木前文部科学大臣に指示した。北朝鮮は砲撃事件に対する謝罪を行 っておらず、8月10日には韓国の延坪島付近の海上に砲撃を行っており、潘基 文・国連事務総長は、11日に「半島情勢がいまだに安定していないことを如実に 証明している。」と述べている。このような状況下で、菅前総理がいかなる理由 に基づき、「砲撃以前の状況に戻った。」と判断したのかについて、韓国と事前に 調整したのかなど、明確な説明は一切ない。
よって、府中市議会は、今回の決定に対し強く抗議するとともに、次のとおり、 政府に対して強く求める。
1 野田内閣は、北朝鮮の外交政策・拉致問題の解決に対し誤ったメッセージを 送る、朝鮮学校の無償化手続き再開を直ちに撤回すること
2 拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ないことを、粘り強く北朝鮮に 求めていくこと
3 朝鮮学校及び朝鮮総連に対して、教育内容の是正が行われるまでは、無償化 の対象としないことを通告すること
4 国会の場で、今般の経緯について釈明すること
5 高校授業料無償化の抜本的見直しを具体的に進めること 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成23年10月3日
議 長 名
(あて先) 内閣総理大臣、外務大臣、文部科学大臣、拉致問題担当大臣