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第4章 計画推進方策 「ふくしまし健康づくりプラン2018」の策定を進めています 福島市

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第4章

計画推進方策

(2)
(3)

「やすらぎと潤いのあるまちで

生涯にわたって健康で安心して暮らす」

第1節

計画の基本理念

第 4章 計 画 推 進 方 策

○ ふくしまに住む全ての人が、安心して暮らすことができる

健康でやさしいまちを、みんなでつくりましょう。

(4)

第2節

基本理念を達成するための基本方針

第 4章 計 画 推 進 方 策

生涯にわたって健康で安心して暮らすことを目指し、以下の項目について取り組むことを重

視します。

健康に関する生活習慣づくりの支援

健康増進のため の基本的な要素となる 栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫

煙及び歯・口腔の健康に関する改善を含めた健康づくりを推進します。

生活習慣病の発症予防と重症化予防

がん、肥満・メタボ、脳・心血管系疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対処す

るため、食生活の改善や運動習慣の定着のほか、合併症発症予防や重症化予防に重点を置

いた対策を推進します。

ライフステージに応じた健康づくり支援

自立した日常生活を営むことを目指し、各ライフステージに応じて、心身機能の維持及

び向上につながる対策に取り組みます。

市民が主体的に健康づくりをすすめるためのまちづくりの推進

社会全体が時間的・精神的にゆとりある生活を確保し、相互に支え合いながら、健康を

守る環境を整備します。

放射線に関する健康管理の推進

(5)

第3節

計画の体系

第 4章 計 画 推 進 方 策

「第2章 福島市の現状」と「第3章 ふくしまし健康づくりプラン2013評価の総括」

をもとに、この章ではふくしまし健康づくりプラン2018の基本理念と、それを達成するた

めの基本方針を掲げま した。さらに、基本方針を進めるための具体 的な内容として、17 の推

進項目を定め、次ページのとおり体系化しました。

17 の推進項目のうち、平成28 年度福島市民の健康と生活習慣調査の結果や各種データに基

づき、経年的に悪化している項目や全国レベルより水準が低い項目、他の推進項目の改善・悪

化に影響を及ぼすと思われる項目 9項目については、福島市健康づくり推進機協議会での議

論を踏まえ、特に重点を置いて取り組むべき項目として「重点推進項目」と位置づけました。

また、現在行っている取り組みをさらに推進していく項目として、健康づくりの基盤となる

項目を含む8項目を「継続推進項目」と位置づけました。

【ふくしまし健康づくりプラン2018

重点推進項目】

〇 喫煙

〇 歯・口腔の健康

〇 がん

〇 肥満・メタボリックシンドローム

〇 脳・心血管系疾患

〇 こころの健康

〇 子どもの健康

〇 子育てを取り巻く環境の整備

〇 放射線に関する健康管理

【ふくしまし健康づくりプラン2018

継続推進項目】

〇 栄養・食生活

〇 身体活動・運動

〇 休養

〇 飲酒

〇 糖尿病

〇 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

〇 高齢者の健康

(6)

◇計画の体系

基本方針

検診 診 人の増加 検診の精密検査 診 人の増加 喫煙者の減少

健康 関 生活習

の支援

生活習 病の 発症予防 症化予防

テ 応 健 康 支援

市民 主体的 健康 の の推進

射線 関 健康管理の 推進

点 肥満

タボ ッ ン

糖尿病 性閉塞性肺疾患

COPD

肥満 BMI25以 の人の減少

タボ ッ ン の該当者及 予備群の減少 特定健診 診率の増加

特定保健指 実施率の増加 運動習 のあ 人の増加 緑黄色 菜 毎日食べ 人の増加 甘い物 毎日食べ 習 あ 人の減少 甘味飲料 毎日飲 人の減少

栄養バ ン 気 食事 い 人の増加

の健康 点

の健康

解消 い人の減少

睡眠 休養 十分 い い人の減少 自殺者の減少 人口 万

<1>安全 妊娠 出産

<2> や 発育 発達 子育

<3> 児保健の環境整備

<4>思春期保健

80歳 20歯以 の自分の歯 あ 人の増加 介護保険サ 利用者の増加の抑制 介護予防事業参加者数 延べ人数 の増加

コ テ ン 運動器症候群 認知 い 人の増加 栄養高齢者 BMI 20以 の増加の抑制

地域活動 い 高齢者の増加

1 栄養 食生活

身体活動 運動 休 養 飲 酒 点 喫 煙 点

歯 口腔の健康

ソ キ タ 活用 地域

健康 思う人の増加

健康 維持 心 い あ 人の増加 地域活動 参加 い 人の増加

居 地域 互い 助 合 い 思う人の増加 肥満BMI 25の人の減少

一日3食食べ 人の増加 毎日朝食を食べ 人の増加 牛乳・乳製品を毎日摂 人の増加

黄色野菜を毎日食べ 人の増加 甘味飲料を毎日飲む人の減少

栄養バランスに気をつけた食事をしてい 人の増加 塩分の すぎに気をつけてい 人の増加 毎日家族 一 に食事をす 子 もの増加

健康 維持 運動 い 人の増加 運動習 のあ 人の増加

体育以外 運動 子 の増加

睡眠 休養 十分 い い人の減少

多 飲酒者の減少 毎日 酒 飲 人の減少

酒 飲 未成年者 酒 飲 妊婦

喫煙者の減少 喫煙 未成年者 喫煙 妊婦

ば の影響 あ 思わ 病気 知 い 人の増加 動喫煙の機会 有 人の割合の減少

歯の い子 の増加 毎日、仕 親の増加 甘い物 毎日食べ 習 あ 子 の減少 甘味飲料 毎日飲 習 あ 子 の減少

80歳 20歯以 の自分の歯 あ 人の増加

60歳 24歯以 の自分の歯 あ 人の増加 一日3回以 歯 い 人の増加

歯科医のい 人の増加 フッ化物洗口事業に取り組む施設数の増加 推進項目

( 点9)

8

具体的項目

7時 起 子 の増加

21時 寝 子 の増加

一日3食食べ 人の増加

甘い物 毎日食べ 習 あ 子 の減少 甘味飲料 毎日飲 習 あ 子 の減少 体育以外 運動 子 の増加 肥満傾向 あ 子 の割合の減少

歯の い子 の増加 毎日仕 親の増加

日 回以 歯 い 子 の増加 ッ化物洗口事業 組 施設数の増加 予防接種 人の増加

射線 関 健康 管理の推進

射線 理解 正 い知識 深 生活習 整え、健や 身体

推進方策

一 人

の 基 本 的

生 活 習

市 民

地 域

一 体

健 康

職 場 環 境

健 康 経 営

健 康 脳血管疾患 虚血性心疾患の標準化死亡比 SMR の減少

肥満 BMI 25以 の人の減少

特定健診 診率の増加 高血圧の改善

脂質異常症 LDLコ テ 160以 の減少 タボ ッ ン の該当者及 予備群の減少 喫煙者の減少

性閉塞性肺疾患 COPD の増加抑制 喫煙者の減少

脳 心血管系疾患

ヘ ンA1c 6.5 NGSP値 以 の人の減少

肥満 BMI25以 の人の減少

糖尿病の治療 中断 い 人の減少

糖尿病合併症の減少 糖尿病腎症 年間新規透析 入患者の減少 基本理念

子育 巻 環境の整備

(7)

第4節

基本方針を推進するための推進方策

第 4章 計 画 推 進 方 策

基本理念を達成するためには、次のような方策が必要です。

一人ひとりの基本的な生活習慣づくり

健 康 な 生 活 を 送 る た め に は、「栄 養」「運 動」「休 養」の バ ラ ン ス を 整 え る こ と が 大 切 で

す。

「栄養」に関する適切な知識を得て、健全な食生活を実践することが求められます。

「運動」については、世の中が便利になるにつれて運動機会が減少し、食べ物からの摂取と消費

のエネルギーバランスが崩れて肥満などによる生活習慣病のリスクを抱えている人が多くいま

す。

「休養」について、生活の質にかかる重要な要素であり、日常的に質・量ともに十分な睡眠をと

り、余暇等で体や心を養うことは心身の健康の観点から重要です。

栄 養・運動 不足 などを 原因 とし た筋 力の 減少 によ り、体 機能 の低下 を招 かな いよ うに、「休

養」をとりながら、健全な「食」と快適な「運動」の習慣化をめざします。

市民・地域・行政が一体となった健康なまちづくり

近年、超高齢 化に伴う 医療・介護の 負担、生活習慣 の多様化などに より健康問題 が顕在化 し

ている中で、個人の取り組みだけでは健康の実現や維持は難しくなっています。

市民・地域・行政の連携・協働により、健康を支援する環境づくりや地域内の人間関係を深め

ていくことが求められています。

健康を支える社会的環境を向上させ、そこに住む人々がお互い支え合いながら生活していく

ことができる地域づくり運動をめざします。

職場環境(健康経営)を通した健康づくり

働きざかり世代の健康に配慮することは、単に勤労者の健康増進や医療費等経費の節減のみ

ならず、生産性の向上・従業員の創造性の向 上・企業イメージの向 上等、経営面において も大

(8)

第5節

推進主体と役割

第 4章 計 画 推 進 方 策

本計画を策定し、推進することの意義は、健康づくり運動において達成すべき目標を関係者

が共有するとともに、各々の立場からその役割を果たし連携を図り、協働で健康づくりを推進

し、明るいまちづくりが広がることにあります。

1 市民

市民一人ひとりが自らの「健康観」を持って、生活習慣を改善し、積極的な健康づくり

の実践に努め、また、地域における健康づくりを目的とした活動にも主体的かつ積極的に

参加します。

家庭

家庭は、個人の生活の基本単位です。乳幼児期から生涯を通じて望ましい生活習慣を

身につける場として重要な役割があります。また、健康の重要性を学習する場でもあり

休息の場でもあるため、家族ぐるみで健康づくりに取り組む必要があります。

地域

地域は、市民一人ひとりが生活する場です。家庭と同様に、個人の健康は社会的な仕組

みに影響されることが多く、健康に関わる社会環境の改善を通して、より健康的な地域環

境づくりを進めることが必要です。

そのためには、「地域を守りたい、元気にしたい」という力を引き出し、支え合いや地

域のつながりを強化していくことが必要です。

教育機関等

幼児期・学童思春期においては、一人ひとりが健康な生活習慣について、よりよく理

解していく能力や資質を身に付け、生涯を通じて健康で安全な生活を送ることができる

ように、自分自身の心と体を大切にする「価値観」を身に付けることが重要です。

大学においても、健康に関する教育を充実するとともに、学生の健康保持増進を図る

(9)

職域(企業)

職域(企業)は、働く人々が多くの時間を過ごす場です。職場の健康管理や労働衛生

の取り組みは、就労者、特に青年期や壮年期の健康づくりにとって重要な役割を担って

います。定期的な健康診断の実施や喫煙対策等の職場環境の整備など、健康づくりに関

する活動に取り組むことと、自発的な健康情報の発信が必要です。

また、企業は従業員の健康に対して責任を持ち、職場での生活習慣病予防や、こころ

の健康など健康管理全般において重要な役割があります。

マスメディア

市民が健康情報を手に入れる機会はマスメディアによるところが多いことから、正し

い健康情報を伝達する社会的責務が求められます。

非営利団体

マスメディアの情報と比較して、手作りで、身近で、個人にとって有用な情報が提供

され、次いで、市民に身近できめ細かい情報とサービスを直接提供することが期待され

ます。

医療保険者

保険者は、被保険者の健康の保持増進を目指します。

特定健康診査・特定保健指導の受診率の向上、充実を図るとともに、行政の健康増進

事業と連携してより効果的で効率的な事業を展開していくことが求められます。

また、生活習慣病予防やこころの健康などの一次予防を推進するとともに、合併症

予防・重症化予防を重視した保健事業の充実・強化が期待されています。

保健医療関係団体等

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、管理栄養士、栄養士

歯科衛生士等の保健医療専門スタッフ及びその団体は、市民の健康づくりに関する技術

や情報の提供を行い、市民の身近な健康づくりのアドバイザーの役割を担っています。

また、生活習慣病の予防、疾病の発症予防についても役割が期待されます。

10

地区組織

地域内における各種団体の活動は、主体的・実践的な組織が多く、地域の絆を強める

大きな原動力となっています。組織の活発な活動が維持・向上することにより地域の健

康度が高まることが期待され、様々な組織間の相互連携により、さらに健康なまちづく

(10)

11

県は、市町村、医療保険者、学校保健関係者、産業保健関係者等の一体的な取り組み

を推進する観点から、健康増進計画の策定及びこれらの関係者の連携強化について中心

的な役割を果たすことになります。このため、県単位で健康増進事業実施者、医療機関

その他の関係機関から構成される地域・職域連携推進協議会等を設置・活用し、関係者

の役割の明確化や連携促進のための方策について協議を行い、健康増進計画に反映する

必要があります。

また、県は市町村健康増進計画の策定支援を行うとともに、市町村ごとの分析を行い

市町村間の健康格差の是正に向けた目標を設定するよう努める必要があります。

12

市(保健所)

① 市民一人ひとりはもちろんのこと、地域町内会やヘルスボランティア、企業、関係

機関・団体との連携を図りながら、健康づくり支援体制の充実に努めます。

② 市民の自主的な健康づくりを推進するため、家庭、地域、教育機関、職域などに必

要な健康情報や各種事業を提供します。

なお、情報提供に当たっては、伝えるべき対象により効果的に届くよう、適切なメ

ディアを通じて提供します。また、誤った情報や著しく偏った不適切な情報が提供さ

れないように留意します。

③ 市保健所には、これまでに市が行ってきた保健業務で得られた情報に加えて、感染

症対応や生活衛生、医療等の情報が新たに加わります。情報の蓄積・分析を行うこと

で市民ニーズに合った施策の充実が図られます。さらには業務を通じて保健・医療・

福祉の業務の連携を強化することで、市保健所が少子高齢化に対応した生涯を通じた

健康づくりや保健衛生、健康危機管理の拠点としての役割を担います。

④ 市民の健康と生命を守るため、市民がいつでも安心して医療を受けることができる

ように医療確保対策に努めます。

⑤ 健康情報や各種事業を提供するとともに、健康づくりを支援するための調査研究を

推進します。

⑥ 原子力災害に関する健康管理については、今後も長期的な健康管理等を行い市民生

活の安全安心を確保するとともに、健康と生活習慣調査の結果等から、身体活動の低

下等課題が見られるため、その回復と向上に向けて取り組むべき施策等を明らかにし

(11)

健康づくり推進主体と役割

ふくしまし健康づくりプラン2018を策定することの意義は、健康づくりの目

標値の設定にあるのではなく、その達成すべき目標を健康づくり推進主体である

みんな(市民)が共有して、それぞれの立場からその役割を果たすことにより、

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参照

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