事業名の後に【重点】の印がある事業は、基本構想(P24) の重点施策に位置づけている事業です。
― 重点施策 ―
重点1 安心して住めるまちづくりの推進 重点2 子育て支援の推進重点3 産業振興、交流人口拡大による雇用機会の創出 重点4 高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの 総合的推進
重点5 環境にやさしい美しいまちづくりの推進 福島踊屋台伝承館完成記念巡行
■ 第1節 安心できる生活環境の向上(放射線対策) ■
3 こころのケア
目 指 す 姿
自分たちの暮らす環境における放射線の現状を理解し、放射線の影響を少しでも小さくする 暮らし方を実践しながら、健やかな体と心で暮らしています。
1 現状と課題
これまでの科学的知見からは、本市の空間線量率による明らかな健康への影響は見えない程度と 言われているものの、原子力や放射線に関する知識がほとんど無い状況で事故が起こったこともあ り、市民アンケートからは、現在においても市民の不安が強くうかがわれます。
また、放射線の影響についての市民それぞれの見解の相違からくる孤立感がその不安を一層強め ています。
そのため市民一人一人が、正しい知識を学ぶ機会や不安を共有し相互理解がはかれる機会が求め られています。
一方、相談員などの支援者においても、長期間にわたるストレスによる精神疾患が心配されてい ます。
2 施策の基本方針
1.放射線に関する市民の不安の軽減のために正しい知識の普及に努めます。 2.相談員など支援者のストレス軽減のための環境整備に努めます。
【分野別計画】
・福島市健康管理実施計画 ・ふくしまし健康づくりプラン
第
3
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策
58
医師による放射線と健康についての講座 ■目指す姿
基本構想の目標年次である平成32年度(5年後)の 本市の目指す姿を表しています。
■現状と課題
本市が置かれている「現状と課題」について 記載しています。
■施策の基本方針
本市が今後5年間、どのような基本方針を 持って取り組むかを記載しています。
■分野別計画
3 施策の体系
1 正しい知識の普及
(1)本市における放射線の現状と ●学習会・座談会の充実 重点1
理解の促進 ●相談会の充実 重点1
●こころのケアの実施 重点1
2 環境整備の推進
(1)関係機関との連携の強化 ●メンタルヘルスケアの実施 重点1
●専門機関との連携 重点1
(2)地域における支援者 ●地域活動の支援 重点1
ネットワークの構築
指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
講座受講後の
不安軽減率 60% 80%
放射線に関する健康講座を受講した後 の不安軽減をはかる指標です。
不安の軽減割合の2割増を目指します。
第
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59 地域で開催する出前講座
■施策の体系
「施策の基本方針」に基づき、取り組む具体的 な施策の内容や主要な事業を記載しています。
「2 施策の基本方針」に対応しています。
■「●」印は、施策ごとに取り組む「主 要事業」を表しています。
事業名の後に 重点 印のある事業は、 基本構想(P24)の重点施策に位置づ いている事業です。
重点1=安心して住める まちづくりの推進 重点2=子育て支援の推進
重点3=産業振興、交流人口拡大に よる雇用機会の創出 重点4=高齢者がいきいきと 暮らせるまちづくりの 総合的推進
重点5=環境にやさしい美しい まちづくりの推進
■指 標
「目指す姿」に向けて、施策がどの程度進んだか を示す指標です。
第1章
いのちを大切にするまち
第
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1 放射線対策
P52
[放射線対策の重点事業]◆住宅、道路、生活圏森林、農地、水路などの除染 重点1 ◆仮置場の整備 重点1
◆除去土壌などの適切な保管 重点1 ◆中間貯蔵施設への早期搬出 重点1
◆除染情報センターによる除染情報の発信 重点1
◆支所、小・中学校、観光施設、公園などの定点測定 重点1 ◆簡易放射線量測定器の貸し出し 重点1
◆個別詳細測定(申し込みによる測定の実施) 重点1 ◆市ホームページなどへの情報掲載 重点1
◆全市放射線量マップの作成 重点1 ◆放射性物質の吸収抑制対策 重点1 ◆営農施設の機能回復 重点1 ◆米の全量全袋検査 重点1
◆出荷用農産物や加工食品の放射性物質検査 重点1 ◆市民持ち込みによる食品などの放射能測定 重点1
◆市民持ち込みによる地下水などの飲料水の放射能測定 重点1 ◆学校給食まるごと検査事業 重点1
◆給食モニタリング事業 重点1
◆市ホームページなどへの情報掲載 重点1 ◆内部被ばく検査事業 重点1
◆外部被ばく検査事業 重点1
◆健康診査などによる生涯にわたる健康づくり事業 重点1 ◆放射線健康管理情報のデータベース化事業 重点1 ◆情報提供および健康相談事業 重点1
◆基本調査(放射線量の把握)事業 重点1 ◆詳細調査(健康状態の把握)事業 重点1
第
3
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策
重点1…安心して住めるまちづくりの推進 重点2…子育て支援の推進
2 放射線教育
P56
[放射線教育の重点事業]
◆医師などによる健康講座の実施 重点1 ◆出前健康講座や相談会の実施 重点1
◆各種検査の結果に基づく健康相談会の実施 重点1 ◆福島市で作成した「放射線教育指導資料」の活用 重点1
◆各教科・総合的な学習の時間などにおける放射線教育の実施 重点1 ◆放射線に関する校内研修会や外部講師による講話、講演の実施 重点1 ◆正しい放射線の理解を深める研修などの実施 重点1
3 こころのケア
P58
[こころのケアの重点事業] ◆学習会・座談会の充実 重点1
◆相談会の充実 重点1 ◆こころのケアの実施 重点1 ◆メンタルヘルスケアの実施 重点1 ◆専門機関との連携 重点1
◆地域活動の支援 重点1
4 正確な情報の発信
P60
[正確な情報の発信の重点事業] ◆広報紙などによる情報の提供 重点1
◆市ホームページの充実 重点1
◆さまざまな広報媒体を活用した情報の発信 重点1 ◆市政だよりなどの送付 重点1
◆トップセールス、パッケージツアーなどによるくだものなどPRの実施 重点1 ◆各種助成金などインセンティブ制度の活用整備 重点1
◆復興や暮らしの安全をテーマにした着地型旅行商品の開発による誘客の実施 重点1
重点1…安心して住めるまちづくりの推進 重点2…子育て支援の推進
重点3…産業振興、交流人口拡大による雇用機会の創出 重点4…高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの総合的推進 重点5…環境にやさしい美しいまちづくりの推進
第
3
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[危機管理の重点事業]
◆避難所誘導標識等設置事業 重点1
◆避難行動要支援者(災害時要援護者)の安全確保 重点1 重点4
2 消防力
P66
3 地域生活の安全
P70
4 消費生活
P74
第3節 生涯健康と保健医療の充実
1 健康
P76
[健康の重点事業]
◆こんにちは赤ちゃん事業 重点2
◆こころのケア事業 重点1
2 医療
P80
第4節 地域福祉と障がい者福祉の充実
1 地域福祉
P84
2 障がい者福祉
P88
[障がい者福祉の重点事業]
◆避難行動要支援者(災害時要援護者)防災対策推進事業 重点1 重点4
第5節 人権尊重の推進
1 人権尊重
P92
第6節 避難者支援の充実
1 避難者支援
P94
重点1…安心して住めるまちづくりの推進 重点2…子育て支援の推進
重点3…産業振興、交流人口拡大による雇用機会の創出 重点4…高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの総合的推進 重点5…環境にやさしい美しいまちづくりの推進
第
3
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分
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第
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第
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1 放射線対策
目 指 す 姿放射線対策のさらなる充実のもと、安心して暮らしています。
1 現状と課題
【生活環境の除染】
安心して生活できる環境を回復するため、身近な生活環境の除染を推進しています。住宅除染の 推進に併せて道路や生活圏森林(注1)など、空間線量率(注2)に応じた除染に取り組む必要があります。
また、除染に伴い生じる除去土壌などを一時的に保管するための仮置場などを整備し、中間貯蔵 施設へ搬出するまでの間、安全に保管する必要があります。
【空間放射線量のモニタリング】
原子力災害により放出された放射性物質による空間放射線量は、除染の実施や物理学的減衰(注3)、
ウェザリング効果(注4)により確実に低減していますが、身近な生活環境の空間放射線量の現状や変
化を正確に捉えるため、測定・監視を継続していく必要があります。
【食の安全・安心の確保】
安全な農作物の生産と安心できる食品の流通のため、放射性物質についての基準をもとに吸収抑 制対策やモニタリングを継続していく必要があります。また、山菜やきのこなどの山の幸、家庭菜 園で栽培した野菜などは、市民に豊かな食生活をもたらし、地域コミュニティを培ってきましたが、 食の安全・安心を確保するためには、これからも食品などの放射能測定を自主的に行える環境を維 持していく必要があります。
【健康管理】
放射線による健康不安を軽減するためには、今後も内部・外部被ばく検査により個人の被ばく線 量把握に努めるとともに、これらの検査結果をデータベース化し、市民の健康管理にいかしていく ことなどにより、本市が置かれている状況を明らかにしていく必要があります。
(注1)生活圏森林:住宅などに隣接する森林のこと。
(注2)空間線量率:対象とする空間の単位時間当たりの放射線量のこと。
(注3)物理学的減衰: 放射性物質は、半減期というそれぞれの物質ごとに、ある一定の時間で崩壊して半分に なるという性質があるが、その性質により放射性物質が減少していくこと。
(注4)ウェザリング効果: 放射性物質が、雨で流されたり、地中に浸透したりするなど自然作用で除去される 効果のこと。
第
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2 施策の基本方針
1. 空間線量率の低減をはかるため、身近な生活環境である宅地・道路・生活圏森林・農地などの 除染を推進するとともに、地域との連携により仮置場の設置を進めます。
2. 身近な生活環境の空間放射線量の現状や変化を正確に捉えるため、市内各地の定点測定や簡易 放射線量測定器の貸し出しなどを継続していきます。
また、測定結果などの情報を分かりやすく公表していきます。
3. 安全な農作物を生産するため、放射性物質の吸収抑制対策などを継続していきます。
また、食品などに含まれる放射性物質への不安の軽減と風評を払拭するため、食品などの放射 能測定を継続していきます。
4.放射線の健康に関する不安の軽減や健康管理に関する事業を推進します。
3 施策の体系
1 空間線量率の低減
(1)生活環境における除染の推進 ●住宅、道路、生活圏森林、農地、水路などの 除染 重点1
(2)除去土壌などの安全管理 ●仮置場の整備 重点1
●除去土壌などの適切な保管 重点1
●中間貯蔵施設への早期搬出 重点1
(3)除染情報の発信 ●除染情報センターによる除染情報の発信 重点1 【分野別計画】
・福島市ふるさと除染実施計画 ・福島市環境基本計画 ・福島市健康管理実施計画 ・福島市農業・農村振興計画
・ふくしまし健康づくりプラン
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定点測定 重点1
(2)個別測定の実施 ●簡易放射線量測定器の貸し出し 重点1
●個別詳細測定(申し込みによる測定の実施) 重点1
(3)空間放射線量測定値の公表 ●市ホームページなどへの情報掲載 重点1
●全市放射線量マップの作成 重点1
3 食の安全・安心の確保
(1)放射性物質の農産物への移行低減 ●放射性物質の吸収抑制対策 重点1
●営農施設の機能回復 重点1
(2)農産物等放射性物質検査 ●米の全量全袋検査 重点1
●出荷用農産物や加工食品の放射性物質検査 重点1
(3)家庭菜園の農作物や ●市民持ち込みによる食品などの放射能測定 重点1
食品等放射能測定 ●市民持ち込みによる地下水などの飲料水の 放射能測定 重点1
●学校給食まるごと検査事業 重点1
●給食モニタリング事業 重点1
(4)測定結果の公表 ●市ホームページなどへの情報掲載 重点1
第
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4 放射線の健康に関する不安の軽減や健康管理に関する事業
(1)市における放射線に係る ●内部被ばく検査事業 重点1 健康管理事業 ●外部被ばく検査事業 重点1
●健康診査などによる生涯にわたる健康づくり事業 重点1 ●放射線健康管理情報のデータベース化事業 重点1 ●情報提供および健康相談事業 重点1
(2)県における放射線に係る ●基本調査(放射線量の把握)事業 重点1
健康管理事業「県民健康調査」 ●詳細調査(健康状態の把握)事業 重点1
第
3
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空間放射線量のモニタリング
2 放射線教育
目 指 す 姿放射線について正確な知識を持っています。
1 現状と課題
平成26年5月実施の市民アンケートにおいても、市民の多くが健康不安を抱いていることがうか がわれました。
市が取り組むべき放射線対策のうち、今後特に力を入れるべきだと考えるものを複数選択(3つ まで)で選んでもらったところ、全体では、「放射能に関する正確な情報の発信」が1位となっており、 今後も放射線に関する正確な情報を、市民に提供し続けることが重要です。
●国・県・市が取り組むべき放射能対策(3つまで選択)
2 施策の基本方針
1. 「放射線と市民の健康講座」事業などを通じ、放射線の健康影響に関する正確な知識、線量計測 と評価に関する新しい情報などを提供します。
2. 児童生徒に放射線教育の授業を継続することにより放射線に対する正しい知識と理解のもとに、 適切に判断し行動する力をはぐくみます。
3. 保育士などに対する放射線教育を実施することにより、放射線に関する知識を啓発し子どもの 健やかな成長をはかります。
【分野別計画】
・福島市健康管理実施計画 ・放射線教育指導資料
0 10 20 30 40 除染の実施
放射線に関する 正確な情報の発信
市民の健康管理
風評被害への対応
産業振興と雇用創出 低線量地域での 住宅の整備
その他
50 60 70 58.6
66.4 (H26.5)第2回調査
第1回調査 (H24.5) 68.8 68.4 64.6 39.6 38.8 23.1 10.1 10.3 7.8 4.2
【回答者数 1,469】
資料:第2回放射能に関する市民意識調査 27.8
73.5
80(%)
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3 施策の体系
1 放射線と市民の健康講座事業
(1)市内各地区での医師などによる ●医師などによる健康講座の実施 重点1
健康講座や個別相談会の充実 ●出前健康講座や相談会の実施 重点1
(2)各種被ばく検査後の医師などに ●各種検査の結果に基づく健康相談会の実施 重点1
よる個別相談会の推進
2 児童生徒に本市独自のカリキュラムによる放射線教育
(1)各学校における放射線に関する ●福島市で作成した「放射線教育指導資料」の活用 重点1
授業の推進 ●各教科・総合的な学習の時間などにおける 放射線教育の実施 重点1
(2)放射線教育指導のための ●放射線に関する校内研修会や外部講師による 研修会の実施による 講話、講演の実施 重点1
教職員の指導力向上
3 保育士などに対する放射線教育
●正しい放射線の理解を深める研修などの実施 重点1
第
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3 こころのケア
目 指 す 姿自分たちの暮らす環境における放射線の現状を理解し、放射線の影響を少しでも小さくする 暮らし方を実践しながら、健やかな体と心で暮らしています。
1 現状と課題
これまでの科学的知見からは、本市の空間線量率による明らかな健康への影響は見えない程度と 言われているものの、原子力や放射線に関する知識がほとんど無い状況で事故が起こったこともあ り、市民アンケートからは、現在においても市民の不安が強くうかがわれます。
また、放射線の影響についての市民それぞれの見解の相違からくる孤立感がその不安を一層強め ています。
そのため市民一人一人が、正しい知識を学ぶ機会や不安を共有し相互理解がはかれる機会が求め られています。
一方、相談員などの支援者においても、長期間にわたるストレスによる精神疾患が心配されてい ます。
2 施策の基本方針
1.放射線に関する市民の不安の軽減のために正しい知識の普及に努めます。 2.相談員など支援者のストレス軽減のための環境整備に努めます。
【分野別計画】
・福島市健康管理実施計画 ・ふくしまし健康づくりプラン
第
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策
3 施策の体系
1 正しい知識の普及
(1)本市における放射線の現状と ●学習会・座談会の充実 重点1
理解の促進 ●相談会の充実 重点1
●こころのケアの実施 重点1
2 環境整備の推進
(1)関係機関との連携の強化 ●メンタルヘルスケアの実施 重点1
●専門機関との連携 重点1
(2)地域における支援者 ●地域活動の支援 重点1
ネットワークの構築
指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
講座受講後の
不安軽減率 60% 80%
放射線に関する健康講座を受講した後 の不安軽減をはかる指標です。
不安の軽減割合の2割増を目指します。
第
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4 正確な情報の発信
目 指 す 姿正確な情報のもと、放射線を正しく理解し、安心して暮らしています。
1 現状と課題
【正しい情報を分かりやすく提供】
放射線や食の安全に係る正確な情報を分かりやすく市内外に発信し、正しい知識と理解し易い情 報の提供に努めていますが、まだ多くの市民が不安を感じ、また避難を続けている市民がいます。 放射線に対する不安を軽減し、風評を払拭するため、さまざまな広報媒体を効果的に活用して、 ふるさと福島の現在(いま)を継続して発信する取り組みが必要です。
【農産物に対する風評の払拭】
本市産の農産物に対する風評は、その流通や消費に対し、いまだに影響を及ぼしています。 風評を払拭し、知名度回復と消費拡大をはかるため、農産物の安全性や品質の確かさを広くPR する必要があります。
【誘客による情報発信力の強化】
風評を払拭するためには、外国人を含む観光客に福島へ来てもらい、生活環境の安全性や復興の 進み具合を実感してもらう必要があります。
2 施策の基本方針
1. 放射線に関する正確で分かりやすい情報の発信に継続して努めます。
2. 農産物の安全性や品質の確かさについて、県内外の消費者に向けた積極的なPRを実施します。 3.市外からの誘客を促進し、安全な生活環境をPRする場の創出に努めます。
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3 施策の体系
1 正しい情報を分かりやすく提供
(1)放射線や食の安全に係る正確な ●広報紙などによる情報の提供 重点1
情報を市内外に発信
(2)ふるさと福島の現在(いま)を ●市ホームページの充実 重点1
継続して発信 ●さまざまな広報媒体を活用した情報の発信 重点1
(3)避難生活を送っている ●市政だよりなどの送付 重点1
市民への継続的な情報提供
2 農産物の安全性や魅力の発信
(1)県内外の消費者へ向けた ●トップセールス、パッケージツアーなどによる PRの推進 くだものなどPRの実施 重点1
3 安全な生活環境をPRする場の創出
(1)観光誘客によるPRの推進 ●各種助成金などインセンティブ制度(注1)の
活用整備 重点1
(2)福島市流の復興ツーリズムの ●復興や暮らしの安全をテーマにした 展開によるPRの推進 着地型旅行商品(注2)の開発による
誘客の実施 重点1
指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
避難者帰還人数 約3,400人
(H27.10月末) 5,000人
被災当時に他県などへ避難した市民が 帰還した人数です。
帰還支援を行うことで、半数を超える 帰還人数を目指します。
(注1)インセンティブ制度:観光客の興味を誘い、来訪の動機付けになる制度。
(注2)着地型旅行商品: 旅の目的地(到着地)に所在する旅行業者などが企画するパック旅行のこと。
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1 危機管理
目 指 す 姿災害などの危機を予防し、被害を最小限にする環境のもと、安全に暮らしています。
1 現状と課題
【地域防災力】
平成23年3月11日に発生した東日本大震災の教訓や噴火警戒レベルが引き上げられた吾妻山への 関心の高まりから、地域防災力の向上が一層強く求められています。そのため、総合防災訓練や地 域防災訓練などへの参加を通し、防災・減災への関心や意識を高め、自助・共助の意識醸成を推進 する必要があります。
また、災害時における情報伝達や連絡体制、避難行動要支援者(災害時要援護者)の安全確保、応 急対策の充実強化をはかり、地域防災計画を推進することが必要です。さらには、公共施設の耐震 化、橋梁の耐震補強などを推進する必要があります。
【治山治水】
近年の局地的な豪雨の頻発や地震の発生により、平野部や山間部において水害や土砂災害などが 多発する危険性があります。
そのため、河川改修や内水排除機能の強化など総合的な治水(注1)対策・治山(注2)施設の整備を
推進する必要があります。
【武力攻撃・テロ対策など】
武力攻撃事態や無差別テロ、感染症、そのほかの重大な事件や事故などの脅威から、市民の生命 や身体、財産を保護し、被害を最小限にとどめるため、国民保護計画などに基づき、危機管理体制 の充実強化をはかる必要があります。
(注1)治水: 洪水などの水害や、地滑り、土石流などの土砂災害から人々の生命・財産・生活を守り、健康で豊 かな生活環境と安全で活力ある社会を実現すること。
(注2)治山: 森林を守り育てることによって、山崩れなどの山地災害から住民の生命・財産を守り、森林が持つ 水源かん養機能を高め、さらには緑豊かな生活環境を形成すること。
第
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2 施策の基本方針
1.地域防災力の向上をはかるため、防災知識の普及と防災意識の高揚をはかります。
2. 総合的な防災・減災対策を推進するため、情報伝達体制の充実や避難体制の整備をはかるとと もに、大規模災害の発生に備え、広域的な災害対策を推進します。
3. 山地災害の被害を最小限にするため、治山施設や保安林の整備などの治山事業を促進します。 4. 砂防事業、河川改修事業、公共下水道(雨水渠)事業、排水路整備、雨水貯留施設設置などの複
合的な整備により、浸水被害を防止します。
5.危機管理体制を確立し、武力攻撃事態などにおける住民保護措置を推進します。
3 施策の体系
1 地域防災力の向上
(1)防災知識の普及と防災意識の高揚 ●地域防災計画推進事業 ●市民参加型総合防災訓練事業 ●市民参画型地域防災訓練事業 ●防災士養成事業
2 総合的な防災・減災対策の推進
(1)情報伝達体制の充実 ●総合防災情報システム整備事業 ●災害情報など配信システム推進事業
(2)避難体制の整備 ●避難所誘導標識等設置事業 重点1
●避難行動要支援者(災害時要援護者)の 安全確保 重点1 重点4
(3)広域的な災害対策の推進 ●緊急輸送道路などの確保 ●応急救援物資備蓄事業 ●災害時援助協定事業
3 治山事業の促進
(1)治山事業の促進 ●治山事業
【分野別計画】
・福島市地域防災計画 ・福島市水防計画 ・福島市国民保護計画 ・福島市下水道ビジョン
第
3
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ま
(2)河川改修事業の推進 ●河川改修事業
(3)公共下水道(雨水渠)事業、排水路 ●浸水対策事業
など整備の促進 ●排水路、側溝整備事業
(4)雨水貯留施設の設置 ●開発行為などにおける指導
5 危機管理体制の充実
(1)武力攻撃事態などにおける住民 ●国民保護計画推進事業 保護措置の推進
(2)危機事象への体制整備 ●業務継続計画の策定
第
3
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策
指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
河川渋川ほか
8河川改良率 58. 3% 70.0%
河川管理者として整備する準用河川、 普通河川、排水路のうち、安全安心の観 点から緊急に整備を必要としている普通 河川の整備状況をはかる指標です。 着手河川の早期完成をはかり、河川改 良率70.0%を目指します。
避難所誘導標識等
設置率 ― 100.0%
迅速かつ的確に避難するための避難体 制の整備状況をはかる指標です。
市内の全避難所などに、避難所である ことを明示した標識や避難経路に誘導標 識を設置します。
第
3
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1
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2 消防力
目 指 す 姿災害に強く、消防・救急体制の充実した安全なまちで暮らしています。
1 現状と課題
【変化する災害への対応】
近年、東日本大震災という未曽有の大災害をはじめ、国内各地で地震、局地的な豪雨、火山噴火 などの自然災害が多く発生しています。
市民の生命、身体および財産を守るためには地域防災力の向上が重要です。災害に備えた消防施 設などの整備を行い、また、「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識を持ち、市民や事業所、 消防団、消防本部などが連携した消防防災体制の充実強化が必要です。
【確実な救命】
高齢化などを背景に、救急出動の件数は年々増加の傾向にあります。
心臓や呼吸が止まった重篤な傷病者の命を救うためには、迅速な119番通報、そばに居合わせ た人が行う心肺蘇生法などの応急手当および、救急隊員や医師による救命処置が行われる「救命の 連鎖(注1)」が重要です。また、日ごろから、市民自らが健康管理を行うことも大切です。
【迅速な救助】
大規模地震・集中豪雨・火山噴火などの自然災害および、複雑多様化した施設などで発生する災 害に対する救助出動が増加傾向にあります。
迅速かつ確実な救助活動を行うためには、救助体制の拡充と大規模災害に備えた対応力の強化が 必要です。
【火災の予防】
住宅火災で発生する死者は、半数以上が高齢者であり、火災の予防、被害軽減のためには、住宅 防火対策の強化が必要です。また、飲食店、旅館、福祉施設などの防火対象物では、消防法令を遵 守することが必要です。
(注1)救命の連鎖:重篤な傷病者を救命するために必要なつながり。
①早い通報、②市民による応急手当(心肺蘇生法とAED)、 ③救急隊による救命処置と搬送、④医療機関による高度な治療。
第
3
編
分
野
ご
と
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施
2 施策の基本方針
1. 消防防災体制の充実をはかるため、災害に強い消防施設の整備、消防団の人員確保と資機材の 整備、自主防災組織など活性化の支援に努めます。
2. 救急・救助業務高度化へ向けた、職員の知識・技術の向上、資機材の整備などに努めます。 3. 予防行政の推進をはかるため、住宅用火災警報器の設置促進と火災予防の啓発、予防査察およ
び違反是正の強化に努めます。
3 施策の体系
1 消防防災体制の充実(1)消防施設の整備 ●消防庁舎整備の検討
●高機能消防指令システムの更新整備事業
●東北中央自動車道長大トンネル消防無線整備事業 ●消防水利整備事業
●消防自動車整備事業
(2)地域防災力の充実 ●消防団との連携 ●消防団員の入団促進 ●消防団安全対策整備事業 ●自主防災組織などの活性化事業
(3)災害対応力の向上 ●県内消防広域応援体制の連携強化 ●緊急消防援助隊体制の充実
2 救急・救助業務の高度化
(1)救急業務の高度化 ●救急救命士などの養成事業 ●高規格救急自動車整備事業 ●医療機関との連携強化
(2)救命効果の向上 ●救急安心お守りカード普及推進事業
●普通救命講習会などの普及事業(AED(注2)取扱い)
●救急ワークステーション(注3)の導入
(ドクターカー運用による救急体制の強化・ 救急救命士教育)
(3)救助体制の強化 ●救助資機材整備事業
●高度救助隊の強化(教育・訓練)
(注2)AED:「自動体外式除細動器」のこと。
人が突然心停止状態に陥った時、心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す医療機器。 (注3)救急ワークステーション: 医療機関に救急隊員を派遣し、知識や技術を向上させる研修拠点。救急現場で重症
者が発生した場合、医師と救急救命士が同乗し、ドクターカーとして現場へ出動する。
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●住宅用火災警報器設置促進事業
(2)予防査察の強化 ●違反などの是正・指導
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策
消防指令センター
指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
救急救命士の
人数 50人 56人
救急救命士の養成状況をはかる指標で す。
救急救命士を安定的に確保するため、 毎年2∼3人の救急救命士の養成を目指 します。
普通救命講習会
受講者数 32,804人 50,000人
救命技能を有する市民の養成状況をは かる指標です。
毎年3,500人の養成を目指します。
住宅用火災警報器
設置率 61% 100%
住宅用火災警報器の設置状況をはかる 指標です。
住宅用火災警報器の全戸設置を目指し ます。
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火災予防運動放水体験
3 地域生活の安全
目 指 す 姿市民一人一人が地域社会の一員としての自覚を持ち、犯罪や事故の起こりにくい地域社会で、 安全で安心に暮らしています。
1 現状と課題
【防犯】
地域コミュニティが希薄化し、相互扶助による犯罪抑止機能などが低下するなか、犯罪は複雑多 様化しています。地域住民の防犯意識の啓発の推進と自主的かつ多様な防犯活動の展開、各組織間 の連携による防犯体制の強化が必要です。
【交通安全】
地域社会の連帯意識が希薄化するなかで、交通ルールを守る意識と交通マナーの低下が見られる とともに、高齢者人口の増加により、高齢者が交通事故の当事者となる比率が高くなっています。 また、少子化が進展するなかで、子どもを交通事故から守る必要性が一層増しています。交通環 境などの変化や交通事故の実態に即した安全対策の推進が必要です。
【道路の安全】
道路は、社会・経済活動を支える都市基盤であるため、安全かつ円滑な交通を確保する必要があ ります。
市民生活の中で日常的に利用される道路施設は、常に良好な状態に保つとともに、安全性の確保 に向けて、施設の適切な維持・更新が求められています。
また、子どもや高齢者、障がいを持つ人などが、安全で快適に利用できるバリアフリー化を取り 入れた移動経路の円滑化や、人にやさしい歩行空間の整備などが求められています。
2 施策の基本方針
【防犯対策】
1.地域の安全・安心に対する意識を高めるための啓発に努めます。 2.地域の安全・安心に対する自主的な活動の支援に努めます。 3.市民生活の安全・安心を確保する施策の推進に努めます。
【交通安全】
1.地域の実情に即した道路交通環境の整備を目指します。 2.交通安全に対する意識の高揚、普及・啓発に努めます。 3.交通事故被害者の救済対策の充実に努めます。
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【道路の安全】
1.身近な生活道路の整備に努めます。
2.道路パトロールなどにより適正な維持管理に努めます。 3.通学路などの安全確保に努めます。
4.高齢者や障がい者などの人にやさしい歩行空間の形成に努めます。
3 施策の体系
1.防犯対策の推進
1 地域の安全・安心意識の啓発
(1)安全・安心意識の啓発 ●地域コミュニティ支援事業(注1)
2 地域の安全・安心活動の支援
(1)自主的活動への支援 ●地域コミュニティ支援事業
(2)防犯組織活動の充実 ●地区防犯協会連合会との連携
3 安全・安心を確保する施策の推進 ●安全で安心なまちづくり推進協議会との連携
2.交通安全対策の推進
1 交通環境の整備
(1)交通安全施設の整備 ●道路反射鏡・道路照明灯・道路案内標識などの設置
(2)効果的な交通規制の実施 ●関係機関との連携による効果的な交通規制の実施 ●ゾーン30(注2)の区域設定
(3)自転車利用環境の整備 ●自転車通行レーンの整備
(注1)地域コミュニティ支援事業:地域の課題解決やコミュニティの活性化をはかる取り組みへの支援。 (注2)ゾーン30: 生活道路での歩行者の安全を確保するため、車の最高速度を30km/hに制限した区域。
【分野別計画】
・福島市交通安全計画
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(2)交通安全に関する普及・啓発活動 ●交通安全運動の展開
の推進 ●自転車の安全利用に関する周知
(3)広報活動の充実 ●各種広報媒体を活用した広報活動
(4)交通安全推進団体の主体的活動 ●民間団体・各種ボランティア団体の活動促進 の推進
3 被害者支援の推進
(1)交通事故被害者の支援 ●関係機関と連携した被害者救済の充実
(2)交通災害共済事業の充実 ●市民交通災害共済の加入促進
3.道路の安全対策の推進
1 道路の整備 ●生活道路の改良、舗装、側溝の整備
2 道路の維持管理 ●道路パトロールなどによる点検、補修
3 通学路の安全確保 ●通学路の安全点検の実施
●通学路の安全対策の実施
4 人にやさしい歩行空間の形成 ●バリアフリー化の取り組み
●歩道の段差解消
●道路美化・道路愛護運動の促進
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指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
交通事故件数 1,059件 580件以下
交通安全意識の高揚や交通環境の整備 状況など交通安全に関する総合的な施策 の取り組みの成果をはかる指標です。 年間交通事故件数について580件以下 を目指します。
年齢層に応じた交通安全教室 の開催
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4 消費生活
目 指 す 姿消費者として正しい知識を持ち、賢く安全に暮らしています。
1 現状と課題
【正しい情報の提供】
近年は、商品の表示やサービスの内容などが複雑化しています。イメージや過大な情報に惑わさ れずに商品やサービスを取捨選択できる正しい知識と理解し易い情報が必要です。また、万が一の 際には、いち早い情報が必要です。
【複雑化する消費者問題】
消費者を取り巻く状況は高齢化、高度情報通信化など大きく変化し、消費者トラブルも多様化・ 複雑化している状況にあります。
そのような中、なりすまし詐欺や悪質商法は、手口が一層巧妙化し多くの被害が発生しています。 また、消費生活相談は、平成16年度をピークに減少傾向にありましたが、平成25年度は前年度を上 回りました。消費者問題への、複合的かつ広範にわたる情報提供や、防止・解決のための相談事業 などの総合的な対応、また、消費者が被害に遭わないために自立を支援することが必要です。
2 施策の基本方針
1.消費者利益の保護と安全の確保をはかります。 2.消費者教育・啓発を推進します。
3.生活必需物資の安定供給と価格安定をはかります。
【分野別計画】
・福島市消費生活基本計画 1,600
1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0
1,342
平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 1,190
1,046
●消費生活相談総件数
1,109 1,213 (単位:件)
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3 施策の体系
1 消費者利益の保護と安全の確保
(1)消費生活基本計画の推進
(2)商品、サービスなどの安全・安心 ●事故情報などの早期の周知 の確保
(3)消費者被害の防止、消費生活相談 ●なりすまし詐欺、悪質商法などの 未然防止および救済の充実
●消費生活相談事業
(4)多重債務相談、債務者救済の充実 ●多重債務110番事業
2 消費者教育・啓発の推進
(1)正しい情報の提供
(2)自立した消費者の育成 ●消費者講座および学習会の開催
(3)消費者団体の支援
3 生活必需物資の安定供給と価格安定
(1)消費生活モニター制度の充実 ●生活必需物資の価格および需給動向調査
指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
なりすまし詐欺
被害認知件数 27件 10件以下
近年被害が増加しているなりすまし詐 欺の被害防止啓発の取り組みの成果をは かる指標です。
被害認知件数について、10件以下を目 指します。
講座および学習会
参加者数 1,820人 2,200人
自立した消費者となるための学習機会 の提供状況をはかる指標です。
講座や学習会など開催の広報周知によ り年間受講者数2割増を目指します。
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1 健 康
目 指 す 姿
やすらぎと潤いのあるまちで、生涯にわたって健康で安心して暮らしています。
1 現状と課題
【健全な生活習慣の確立】
本市の主要死因の約6割を占める悪性新生物(がん)・心疾患・脳血管疾患などは、食事・運動・ 飲酒・喫煙などの生活習慣に起因しています。特に本市においては心疾患の死亡の割合が増加して います。生活習慣病の発症予防、重症化予防のためには、子どもから高齢者までライフステージに 合わせた健康づくりが必要です。
また、生活習慣病予防のためには、特定健康診査やがん検診の受診率を向上させることが課題です。
【健やかに産み育てる】
少子化の進行や核家族化など親と子を取り巻く生活環境の変化から、育児不安を抱える親が増加 しています。男女が協力し安心して子どもを産み育てる社会づくりを促進するためには、さまざま な子育て支援施策を地域全体で推進することが求められています。
【心の健康づくり】
価値観の多様化や社会情勢の変化などから精神的ストレスが増大してきており、心の病気や自殺 が大きな問題となっています。さらに東日本大震災および原子力災害後は、放射線への不安という 新たなストレスが加わっています。不安やストレスに対処する知識の普及、さらには情報提供や啓 発活動を推進し、あらゆる年代の心の健康づくりに取り組むことが必要です。
【健康をはぐくむ環境づくり】
個人の健康は、家庭、地域、職場などの社会環境の影響を受けることから社会全体で健康づくり を支援するため、健康に関する社会資源の充実や社会環境の整備・関係機関との連携・協働が必要 です。
●出生数・出生率【年次推移】
区 分 平成12年 平成17年 平成22年 平成25年 人 口(人) 297,894 297,357 292,590 283,330 出生数(人) 3,001 2,572 2,402 2,202
出生率
(人口千対) 10.1 8.6 8.2 7.8
※平成12∼17年は、旧飯野町を含む。 資料:福島県保健福祉部保健統計の概況
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●主要死因別死亡状況
区 分
平成12年 平成17年 平成22年 平成25年
死亡者数
(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) ①悪性新生物 677 30.8 775 29.5 778 27.8 829 26.9 ②心 疾 患
(高血圧症を除く) 385 17.5 448 17.1 491 17.5 610 19.8 ③脳血管疾患 292 13.3 371 14.2 361 12.9 310 10.1 ④肺 炎 146 6.7 225 8.6 229 8.2 229 7.4 ⑤老 衰 60 2.7 66 2.5 108 3.9 161 5.2 ⑥不慮の事故 78 3.5 92 3.5 83 3.0 91 3.0 ⑦自 殺 61 2.8 73 2.8 68 2.4 44 1.4 ⑧そ の 他 500 22.7 571 21.8 683 24.3 809 26.2 計 2,199 100.0 2,621 100.0 2,801 100.0 3,083 100.0 主な生活習慣病
による死因
(①+②+③) 1,354 61.6 1,594 60.8 1,630 58.2 1,749 56.7
※平成12∼17年は、旧飯野町を含む。 資料:厚生労働省人口動態調査
2 施策の基本方針
1.健康的な生活習慣を確立するため、健康情報の提供や検診の充実をはかります。 2.健やかに産み育てるため、妊娠・出産・子育てを支援します。
3. 全ての年代に心の病気やストレスに対処する知識の普及啓発をはかり、心の健康づくりに取 り組みます。
4.個人の健康づくりを支援するため、社会全体で健康をはぐくむ環境づくりを推進します。
【分野別計画】
・ふくしまし健康づくりプラン ・福島市食育推進計画 ・福島市子ども・子育て支援事業計画
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1 健全な生活習慣の確立
(1)ライフステージにあわせた健康 ●健康セミナー・健康教室 づくりの推進 ●健康づくりサークル育成支援
(2)市民検診の受診率の向上 ●定期的・継続的な受診の啓発 ●受診しやすい体制の整備
(3)市民検診事後指導の充実 ●個別相談・栄養相談・歯科相談・家庭訪問 による相談
(4)健全な食生活の推進 ●食育推進事業
2 健やかに産み育てるために
(1)安全で安心な妊娠出産の支援 ●妊産婦健診・妊婦教室
(2)親と子の健康づくりの推進 ●こんにちは赤ちゃん事業 重点2
●予防接種・乳幼児健診・育児相談会
(3)地域ぐるみの子育て環境の整備 ●子育て広場
●地域子育て支援拠点事業
3 心の健康づくり
(1)心の健康づくりの推進 ●健康セミナー・健康教室 ●地域の子育て相談会 ●こころのケア事業 重点1
4 健康をはぐくむ環境づくり
(1)健康に関する社会資源・社会 ●町会など地区組織との連携による健康づくり 環境の整備と連携 ●職域・学校保健との連携
●地域包括支援センターとの連携
(2)健康づくりボランティアの充実 ●子育て応援団・食生活改善推進員の育成支援
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指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
子育てに自信 が持てない親 の割合
4ヶ月児 :15.9% 1歳6ヶ月児:19.9% 3歳6ヶ月児:46.9%
15%以下 19.9%以下
25%以下
健やかに産み育てるための指標です。 育児の不安をもつ親が増えていること からさまざまな子育て施策を推進し目標 値を目指します。
喫煙者の減少
一般男性29.4% 一般女性 9.8% (平成23年度値)
20%以下 5%以下
健全な生活習慣の確立をはかり健康を はぐくむ環境整備の指標です。
喫煙が健康に及ぼす影響について啓発 し目標値を目指します。
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こんにちは赤ちゃん事業
2 医 療
目 指 す 姿いつでも地域で切れ目のない安全で安心な質の高い医療サービスが受けられます。
1 現状と課題
【地域医療】市民一人一人が住み慣れた地域で安心して暮らすために、いつでも住み慣れた場所で必要な質の 高い医療サービスが受けられる体制が求められています。このために、疾病の予防をはかりながら 安全で質の高い医療サービスが受けられる地域医療体制および高度な医療施設の整備が必要です。 また、感染症発生に対する健康危機管理体制の整備、強化が重要です。
さらに、放射線による健康不安の軽減をはかるため、原子力災害医療の情報などを発信する地域 の医療機関との連携が求められています。
また、安定的に血液を供給するための献血の促進に努める必要があります。
【救急医療】
救急医療については、夜間急病診療所・休日救急歯科診療所を設置し、初期救急医療の確保をは かるとともに、救急医療病院群輪番制により、二次救急医療体制を整備していますが、東日本大震 災や医師の高齢化などによる医療スタッフ不足への対応が課題となっています。
また、救急救命士の養成や高規格救急自動車の活用をはかり、救急現場・救急搬送途上における 救命効果の向上に努めています。今後は、第六次福島県医療計画のもと、医療機関や関係団体との 連携を強化し、救急体制のさらなる充実をはかっていく必要があります。
【在宅医療】
急速な高齢化、疾病の慢性化、複合化が進むなか、住み慣れた地域で生活しながら医療が受けら れる体制整備が求められています。このため、住まい、医療、介護、予防などとの連携による医療 サービス提供体制の整備が必要です。
●夜間急病診療所年度別受診者等状況
年度 開設日数(日) 受診者数(人) 一日平均(人) 居住地別受診者数(人) 市内 市外 22 365 15,114 41.4 12,978 2,136 23 366 14,434 39.4 11,981 2,453 24 365 14,565 39.9 11,912 2,653 25 365 14,585 40.0 12,024 2,561 26 365 14,982 41.0 12,309 2,673
●休日救急歯科診療所年度別受診者等状況
年度 開設日数(日) 受診者数(人) 一日平均(人) 居住地別受診者数(人) 市内 市外 22 70 688 9.8 560 128 23 70 716 10.2 577 139 24 71 879 12.4 717 162 25 71 905 12.7 701 204 26 71 886 12.5 735 151
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【国民健康保険】
医療費は、高齢化の進展や健康意識の高まりに加え、医学・医療技術の進歩などにより、増加傾 向にあります。相互扶助に基づく国民健康保険制度の安定的運営を維持し、さらに、充実をはかる 必要があります。
●国民健康保険における1人当たり費用額の推移(単位:円)
2 施策の基本方針
1.適切な医療サービスを確保するため、地域医療体制の整備に努めます。
2.迅速な医療サービスを確保するため、救急医療体制のさらなる充実に努めます。 3.包括的な医療サービスを確保するため、医療・介護の関係機関との連携強化を はかります。
4.国民健康保険事業の健全運営および被保険者の健康保持と増進に努めます。
平成 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 200,000
250,000 300,000 350,000 400,000
347,455 360,631
374,060
282,383 285,986
298,892 302,965 380,711
306,440 374,163
277,778 280,446
293,536 298,310 303,242 450,000
退職
※費用額=自己負担分と保険者負担分の合計額 全体 一般
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(1)地域医療提供体制の整備促進 ●医療情報の提供
●地域医療対策協議会の設置 ●臨床研修医研修充実のための補助 ●茂庭診療所の運営補助
●高度な医療施設の整備促進
(2)医療機関などとの連携の強化 ●市民フォーラムの開催
●地域医療連携情報システムへの協力
●原子力災害医療情報を提供している医療機関との連携
(3)かかりつけ医定着化の普及啓発 ●乳幼児健診、予防接種での啓発
(4)献血思想の普及・啓発 ●献血の推進
(5)健康危機管理対策の充実 ●感染症予防対策、発生時の対策本部の設置
2 救急医療体制の整備
(1)初期救急医療(注1)体制の充実 ●休日当番医制の実施
●夜間急病診療所の運営 ●休日救急歯科診療所の運営 ●AED(注2)の普及・啓発
●救急医療機関の適正受診の啓発
(2)二次救急医療(注3)体制の充実 ●救急医療病院群輪番制の実施
●救急告示病院運営補助 ●医師研究資金貸与事業の実施 ●救急医療支援講座の設置
(3)三次救急医療(注4)体制の充実 ●関係機関との連携協力
(4)救急患者搬送体制の充実 ●高規格救急自動車の活用 ●救急救命士の養成
(注1)初期救急医療: 外来診療によって救急患者の医療を担当する医療機関で、休日当番医や夜間急病診療所など。 (注2)AED: 「自動体外式除細動器」のこと。
人が突然心停止状態に陥った時、心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す医療機器。 (注3)二次救急医療:入院治療を必要とする重症救急患者の医療を担当する医療機関。
(注4)三次救急医療: 二次救急医療機関では対応できない複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者に対し、高 度な医療を総合的に提供する医療機関で、その中核施設となるのが救命救急センター。
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3 在宅医療体制の整備
(1)在宅医療体制の充実 ●関係機関との連携
●在宅医療の情報発信・啓発
●保健、医療、福祉の連携
4 国民健康保険事業の健全運営および被保険者の健康保持と増進
(1)国民健康保険税の適正賦課の推進 ●被保険者資格の的確な把握
(2)収納率向上対策の強化 ●納付意識の啓発および納付環境の整備
●収納体制の充実・強化
(3)医療費適正化の推進 ●レセプト点検の充実・強化
●適正受診の啓発および保健指導事業の充実
●ジェネリック医薬品(後発医薬品)の普及促進
(4)保健事業の推進 ●特定健康診査・特定保健指導の推進
●特定健康診査受診環境の整備
●日帰り人間ドック助成事業の充実
●KDB(国保データベース)システム活用による 保健事業の展開
指 標
指 標 名 現状値(H26) 目標値(H32) 説 明
かかりつけ小児科
医を持つ親の割合 82.4% 100%
迅速で適正な医療サービスの確保のた め、1歳6ヶ月児のかかりつけ小児科医 を持つ親の割合をはかる指標です。 すべての親が、かかりつけ小児科医を 持つことを目指します。
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1 地域福祉
目 指 す 姿
いのちを大切にし、みんなで支え合い、安心して自立した生活をしています。
1 現状と課題
【地域福祉】急速な少子高齢化の進行に伴い、世帯の高齢化・少人数化が進んでいます。また、都市環境の変 化や価値観の多様化により、地域での人間関係が希薄化しています。このような中での地域の生活 課題解決のため、人と人とが相互に関心を持ち、地域住民が主体となって、互いに支え合う地域社 会の再生が必要です。
【ひとり親家庭への福祉】
ひとり親家庭は子育てと生計の維持を行ううえで、住居、収入、子どもの養育などさまざまな困 難に直面することが多いことから、自立への支援が必要です。
【生活困窮者への福祉】
世帯あたりの平均所得は長期的に低迷し貧困率が上昇しているなど厳しい社会経済情勢の中、生 活に困窮する市民に対し「経済的な自立」、「日常の生活における自立」や社会的なつながりを回復・ 維持していくための「社会的自立」の支援が急務となっています。このようなことから、全ての人々 が健康で文化的な生活が送られるよう自立に向けた支援が必要です。
2,240 (件、世帯)
●生活相談件数、生活保護世帯数などの推移
2,313 2,257 2,215 2,197
1,287
390
平成 22 年度
生活相談件数 生活保護申請件数 生活保護世帯数 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度
1,074
274 296
910
214 829
208 780
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500
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2 施策の基本方針
【地域福祉】1. 誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域ぐるみで支え合う地域社会づくりを 推進します。
2. 地域福祉計画に基づき、市民意識の高揚と小地域福祉活動(注1)への参加促進をはかり、地域
福祉を推進する体制の充実に努めます。
【ひとり親家庭への福祉】
1.自立を支援するため各種支援策の充実に努めます。 2.相談体制や情報提供の充実に努めます。
3.自立のため母子関係団体などへの支援に努めます。
【生活困窮者への福祉】
1. 困窮している市民の生活の安定と向上をはかるため、包括的かつ継続的な相談、支援を行い、 経済的な自立、日常生活における自立、社会的自立をはかります。
2.自立の基礎となる就労への支援をハローワークと連携し推進します。 3.福祉、医療、保健などの関係機関や地域の民生委員との連携をはかります。
3 施策の体系
1 市民・地域の各種団体・事業者との協働による地域福祉活動の推進
●地域の各種団体や事業者との連携強化 ●社会福祉協議会活動の支援
●民生委員・児童委員活動の支援 ●ボランティア活動の支援
(注1)小地域福祉活動: “住民の顔が見える”日常生活圏などの小地域を単位として、「地域」にある生活課題に住 民が主役となってみんなで取り込んでいこうという活動で、次のような活動があります。 ・ご近所の見守り、声かけ活動の普及
・ふれあいいきいきサロン、子育てサロンの開催 ・配食サービスの実施
・地域住民の交流促進
【分野別計画】
・福島市地域福祉計画 ・福島市子ども、子育て支援事業計画
第
3
編
第
1
章
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