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表紙、口絵、目次 熊本城調査研究センター【3月2日更新】 熊本市ホームページ

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Academic year: 2018

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全文

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特 別 史 跡 熊 本 城 跡 総 括 報 告 書

熊 本 市

整備事業編

(2)
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特別史跡熊本城跡全域航空写真

(4)
(5)

竹の丸石垣群

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熊本城を熊本市庁舎より臨む

奥 に 大 天 守、 そ の 手 前 に 本 丸 御 殿 大 広 間 さ ら に 手 前 に 重 要 文 化 財 の 櫓 群 が あ り、 一 番 手 前 が 重 要 文 化 財 長 塀 と 平 御 櫓 左 手 奥 に は 数 寄 屋 丸 二 階 御 広 間 も 見 え る。

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備前堀から飯田丸五階櫓を見る

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重要文化財宇土櫓

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「御城内御絵図」

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発刊にあたって

加藤清正公が 400 年以上前に築いた熊本城は、加藤家2代・細川家 11 代にわ

たり受け継がれ、その後、明治から昭和初期にかけての軍用地時代を経て、戦後

の昭和 21 年には、本丸地区を中心に千葉城緑地として都市計画決定がなされま

した。

そして、昭和 24 年に本丸・二の丸地区大半の土地所有者である大蔵省から貸

与された熊本市は、昭和 35 年に天守閣を再建、さらに、昭和 40 年には文化財

保護法に基づく史跡管理団体として指定され、以後、貴重な歴史的文化遺産であ

る石垣をはじめとした史跡や重要文化財建造物などの適正保存に努めるととも

に、平成9年度に策定した『熊本城復元整備計画』のもと、南大手門や本丸御殿

大広間などを復元整備し、江戸時代の歴史空間を実感いただくための取り組みも

進めてきたところです。

その結果、熊本城は、平成 20 年の本丸御殿大広間がオープンした折には、年

間 222 万人、それ以降も年間 160 万人前後の多くの方々をお迎えしており、高

い評価をいただいております。

このような中、本市では、熊本城跡の本質的価値の解明に向けた継続的な研究

体制強化のため、平成 25 年 10 月に熊本城調査研究センターを設置し、城及び

城下の総合的な調査研究に本格的に着手しました。そこで、まずは、近現代にお

ける熊本城の整備や整備に至る経緯、事業の進め方などについて整理・検証を行

い、本史跡を次世代へ継承するための基礎資料とするとともに、今後の保存と活

用の参考とすることを目的として、この度、整備事業に関する総括報告書を刊行

しました。

本市では、総合計画においても歴史的文化遺産を適正に保存・整備・活用し、

郷土の愛着を深めるという方針を掲げ、今後とも、県市民はじめ多くの方々に文

化財に対する理解と愛着をもっていただき、熊本城の価値と魅力を次世代へ継承

していくために取り組みを進め、歴史的文化遺産である特別史跡熊本城跡を広く

国内外へ発信してまいる所存であります。

最後になりましたが、本市のこれまでの取り組みにご指導、ご協力いただいた

方々に深く感謝申し上げます。

平成 28 年3月

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例  言

1 熊本市は、特別史跡熊本城跡で長年実施されてきた様々な整備事業、発掘調査、収集資料を取りまと め、総括し、特別史跡熊本城跡総括報告書を作成することとした。総括報告書は、整備事業をまとめ た整備事業編、発掘調査の成果を中心とした調査研究編、古文書・絵図・古写真などを網羅した資料 編の3編で構成される。

2 本書には、昭和 28 年度から行われた重要文化財の修理から平成 26 年度に完了した馬具櫓及び続塀 の復元工事までの整備事業について掲載した。対象は、整備全般とした。

3 本書掲載の記事のうち、既に報告書が刊行されている事業については、その報告書から抜粋した。ま た、既刊報告書については、参考文献にまとめた。

4 元資料において旧字や旧仮名遣いが使用されているものについては、意味の変わらない範囲で現行の 表記を用いた。なお、「復元」と「復原」の使い分けについては意味があるものと考え、元資料の表 記のままとした。

5 写真のキャプションについては、元資料に記載がある場合は、そのまま記載した。所蔵先はキャプショ ンに示したが、記載のないものはすべて熊本市の所蔵である。

6 本書の作成に関する担当は次のとおりである。

   監修・本文執筆・挿図作成 熊本城調査研究センター

(渡辺勝彦・鶴嶋俊彦・古賀丈晴・金田一精・田代純一・木下泰葉)    編集・本文執筆・挿図作成 公益財団法人文化財建造物保存技術協会(春日井道彦・稲田朋実)    口絵写真撮影 文化振興課(航空写真)

      熊本城調査研究センター(竹の丸石垣群)

      公益財団法人文化財建造物保存技術協会(その他)

7 本書の作成にあたっては、文化庁文化財部記念物課の担当調査官、特別史跡熊本城跡保存活用委員会 史跡部会及び建築部会の委員各位に指導及び助言を受けた。記して感謝の意を表する。

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特別史跡熊本城跡総括報告書 整備事業編

目  次

第1章 特別史跡熊本城跡の概要 ………  1

 第1節 熊本城の歴史と地理 ………  1

  第1項 地理的環境 ………  1

  第2項 歴史的環境 ………  6

  第3項 文献資料にみる熊本城 ………  9

 第2節 熊本城跡の位置と範囲 ……… 15

  第1項 熊本城跡の位置 ……… 15

  第2項 旧城域について ……… 16

 第3節 熊本城跡の指定の経緯と理由 ……… 20

 第4節 熊本城跡の現況 ……… 29

  第1項 熊本城の構成要素 ……… 29

  第2項 熊本城周辺の植生状況 ……… 31

  第3項 熊本城周辺の社会環境 ……… 31

  第4項 熊本城周辺の土地の所有・所管 ……… 34

 第5節 熊本城跡の埋蔵文化財に関する調査 ……… 35

 第6節 熊本城に関する歴史資料 ……… 37

第2章 整備事業の概要 ……… 43

 第1節 事業の概要 ……… 43

  第1項 地形改変に関する経緯 ……… 43

  第2項 戦後の熊本城整備 ……… 45

  第3項 石垣整備状況 ……… 62

  第4項 史跡の整備状況 ……… 65

  第5項 重要文化財建造物修理状況 ……… 66

  第6項 都市計画・公園整備など ……… 68

  第7項 組織体制 ……… 71

 第2節 特別史跡熊本城跡保存管理計画 ……… 72

 第3節 熊本城復元整備計画 ……… 79

第3章 石垣の保存修理・復元 ……… 93

 第1節 城郭全体の保存と整備 ……… 93

 第2節 保存修理事業 ……… 95

第4章 建造物の復元整備 ……… 129

 第1節 鉄骨鉄筋コンクリート造による天守の外観復元 ……… 129

 第2節 コンクリートブロック造での外観復元 ……… 130

  第1項 平御櫓 ……… 130

  第2項 馬具櫓 ……… 132

  第3項 平左衛門丸塀 ……… 132

 第3節 第Ⅰ期復元整備事業以前の木造による復元 ……… 133

  第1項 西大手門の復元 ……… 133

(19)

 第4節 第Ⅰ期復元整備事業による木造復元 ……… 165

  第1項 南大手門・戌亥櫓・未申櫓・元太鼓櫓・奉行丸及び西出丸塀の復元 …… 165

  第2項 飯田丸五階櫓 ……… 172

  第3項 本丸御殿(大広間・大台所・数寄屋) ……… 179

 第5節 第Ⅱ期復元整備事業による木造復元 ……… 199

  第1項 馬具櫓及び続塀の木造復元 ……… 199

  第2項 平左衛門丸塀の木造による復元 ……… 214

第5章 その他の整備 ……… 217

 第1節 本質的価値を構成する要素に関する整備 ……… 217

 第2節 その他の整備 ……… 221

  第1項 園路・広場等 ……… 221

  第2項 管理・便益施設 ……… 225

  第3項 インフラ設備 ……… 232

 第3節 地区ごとの整備 ……… 242

  第1項 本丸地区 ……… 242

  第2項 二の丸地区・三の丸地区 ……… 244

  第3項 古城地区 ……… 246

  第4項 千葉城地区 ……… 247

 第4節 樹木 ……… 248

第6章 文化財建造物の保存修理 ……… 251

 第1節 重要文化財建造物の指定 ……… 251

 第2節 重要文化財建造物の修理 ……… 254

  第1項 宇土櫓 ……… 254

  第2項 源之進櫓 ……… 287

  第3項 四間櫓 ……… 288

  第4項 十四間櫓 ……… 290

  第5項 七間櫓 ……… 292

  第6項 田子櫓 ……… 294

  第7項 東十八間櫓 ……… 296

  第8項 北十八間櫓 ……… 297

  第9項 五間櫓 ……… 300

  第 10 項 不開門 ……… 302

  第 11 項 平櫓 ……… 303

  第 12 項 監物櫓(新堀櫓) ……… 306

  第 13 項 長塀 ……… 323

 第3節 その他の歴史的建造物 ……… 324

  第1項 西櫓御門の修理 ……… 324

  第2項 櫨方門 ……… 331

  第3項 細川刑部邸(熊本県指定重要文化財) ……… 333

第7章 総 括 ……… 336

 第1節 課 題 ……… 336

  第1項 石垣修理に関する課題 ……… 336

  第2項 建造物復元整備に関する課題 ……… 336

参照

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