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TMR混合時にギ酸アンモニウム(ATF)をTMR1t当たり10L添加すると2日間にわたり二次発酵を抑制することができる

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Academic year: 2018

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全文

(1)

T MR混 合 時 に ギ 酸 ア ン モ ニ ウ ム ( A T F )を T MR1 t 当たり l OQ添加すると 2 日間に

事 項|わたり二次発酵を抑制することができる 。

夏 季 高 温 時 に お い て は 、 二 次 発 酵 に よ る T MRの 品 質 低 下 を 抑 制 す る こ と が 課 題 と な る 。 ね ら し\|そこで、二次発酵抑制効果が期待されるギ酸アンモニウム( A T F ) に つ い て 、 効 果 的 な

添 加 方 法 を 明 ら か に し た の で 参 考 に 供 す る 。

1 添 加 方 法

T MR混 合 時 に A T F を T M R l t 当たり l OQ添加する 。

2 添 加 の 効 果

( 1) 2 日間にわたり品温の上昇を抑制するとともに、 p Hを4. 1程 度 の 良 好 な 状 態 に 維 持 で きる 。

( 2) T MRに A T F を 添 加 し で も 乳 牛 の 噌 好 性 は 低 下 し な い。

( 3) A TF の添加コストは、 T MR1kg当たり約 3 円である 。

T MRの 品 質 が 保 持 さ れ る た め 廃 棄 ロ ス が 減 少 し 、 ま た 変 敗 飼 料 給 与 が 回 避 さ れ る こ と 期待

3れ

る効果 |から乳牛に対する悪影響もなくなる 。

利用 上の注 意事 項

担 当 部 署 | 青森県農林総合研究セント 畜 産 試 験 場 酪農飼料環境部 (担当者名)|(相津宏幸)

| 対 象 地 域 | 県 下 全 域

発 表 文 献 等

F

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t

E

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(2)

【根拠となった主要な試験結果】

表1 品 温 の 経 時 変 化 (平成20年 青 森 農 林 総 研 畜 試 )

処 理 区 名

A TF 添 加 量 (Q/ t ) 反 復1( 6/ 4∼ 6/ 6) 反 復2( 7/ 9∼ 7/ 11)

混 合 時 24hr 後 24hr 後 48hr 後 24hr 後 48hr 後

3 Q添 加 区 3 27. 1 30. 1 27. 7 39. 8

6 Q 添 加 区 6 34. 6 22. 7 28. 4 35. 7

l OQ 添 加 区 10 31. 7 22. 6 27. 1 26. 4

3 Q

+

3 Q添 加 区 3 3 33. 8 25. 2 27. 5 32. 0

3 Q

+

6 Q 添 加 区 3 6 34. 6 23. 4 26. 6 25. 8

無 添 加 区 38. 9 46. 7 36. 7 37 .8

表2 p H の 経 時 変 化 (平成20年 青 森 農 林 総 研 畜 試 )

処 理 区 名

A TF 添 加 量 (Q/ t ) 反 復1( 6/ 4∼ 6/ 6) 反 復2( 7/ 9∼ 7/ 11)

混 合 時 24hr 後 24hr後 48hr 後 24hr 後 48hr 後

3 Q添 加 区 3 4.5 4. 5 4. 5 4.7

6 Q 添 加 区 6 4. 2 4. 3 4. 4 4. 4

l OQ 添 加 区 10 4. 1 4 .2 4. 1 4. 1

3 Q

+

3 Q添 加 区 3 3 4.5 4. 2 4. 5 4 .3

3 Q 十 6 Q 添 加 区 3 6 4.6 4. 1 4. 5 4 .2

無 添 加 区 4.8 4. 9 4. 9 5. 2

表3 晴 好 性 試 験 に お け る 採 食 量 (単位kg) (平成20年 青森農林総研畜試)

処 理 区 名 試 験 区 分 牛A

6 Q 添 加 区

反 復1 2. 2

反 復2 4. 4

無 添 加 区

反 復1 6. 6

反 復2 0. 1

[試験の概要]

1 供 試T M R の構成(乾物比% )

原材料名 害Ji

メ口〉、

トウモロコシサイレージ 37. 0

グラス サイレー ジ 16. 5

チ モ シ ー 乾 草 1. 0

青森ウ エット 16. 5

(注)水分は加水により4 0 %に調整

2 T M R の 保 管 方 法

牛B 牛C 計

6. 9 2. 2 11. 2

1. 7 0. 9 6. 9

1. 5 3. 0 11. 1

4 .1 2. 9 7. 0

原 材 料 名 割 メ口〉、

配 合 飼 料 23. 0

大豆粕 1. 0

そ の 他 5. 0

各 区T MR 3 0 kg に所定量の A T F を手作業で添加・混合し、シートで上下を被覆してビ、ニールハウス

内に保管した 。

3 ハ ウ ス 内 の 最 高 ∼ 最 低 温 度

(1 ) 反 復 1 (6/ 4∼6/ 6) :40. 1∼ 14. 0℃

( 2) 反 復2 ( 7 / 9∼7/ 11) : 36. 0∼18. 4°C

4 噌 好 試 験

( 1) 乾 乳 牛 3 頭を供試したカフェテリア法による。

( 2) 処 理 後48 時間経過した T M R を 1 頭当たり 8kg 給与し、 1 時 間 後 の 採 食 量 を 測 定 し た 。

参照

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