制作者の視点での EPUB 3 オーサリング最前線
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∼複雑・高度化してきた 2012 年以降の EPUB(電子出版)を総点検∼
日時 2013 年 4 月 9 日 15:00 ∼ 17:30 ( 受付開始 14:30) 開催場所 飯田橋:研究社英語センター
●EPUB の基礎
・広義の EPUB、狭義の EPUB
・電子書籍の「構造」と「見た目のデザイン」
・アクセシビリティ
●EPUB を採用した電子書籍の種類と対応するストア
・シンプルなリフロー
・高度なリフロー
・固定レイアウト
・固定レイアウト(絶対配置タイプ)
・音声と同期する電子書籍(EPUB Media Overlays)
・ビデオやオーディオを含む電子書籍(HTML5 video/audio)
・動的な表現、インタラクティブな表現を含む電子書籍
●EPUB のビジネス
・電子書籍
・学習コンテンツ(教科書、教材)
・企業内ドキュメント
・製品、サービスのマニュアル
・官公庁の配布ドキュメント
・販促ツール(電子版のパンフレット、チラシ)
・プロモーション(電子化しにくい書籍のオンラインサンプル等)
・博物館、美術館のキオスク、企画展のインフォメーション
●EPUB 電子書籍のオーサリングコストについて考える
・体力勝負(消耗戦)に陥る制作現場
・作業効率化の重要性
・デザイナーによる手作業(エディタ等でハンドコーディング)
・デザイナーによる手作業(EPUB 専用ツールで作業)
・DTP ソフトから書き出した EPUB を手直しする
・ワードプロセッサから書き出した EPUB を手直しする
・DTP ソフトやワードプロセッサから修正なしの最適化された EPUB を書き出す
・クラウドベースの EPUB 発行システムを利用する
・XML で管理し、EPUB 出力を自動化する
●[実践]高校生でもわかる EPUB 電子書籍の作り方
・無料のワードプロセッサ、EPUB プラグインを使用
・デモンストレーション
- 本の情報を用意しよう[メタデータ]
- 本の表現を検討しよう[リフロー/固定レイアウト] - 本を構造化しよう[HTML マークアップ]
- 表紙を用意しよう[カバー]
- 本の「見た目のデザイン」を考えよう[CSS スタイリング] - ストアごとのルールにあわせて記述内容を変更しよう - 将来の作り直しのために本のオリジナル素材を管理しよう
●次の「EPUB」を見据えた体制づくり
・仕様の更新で変わる
・リーディングシステムのアップデートで変わる
・オーサリング環境で変わる
・デバイスの進化(高精細化・処理能力向上)で変わる
・デバイスの普及率で変わる
・企業の思惑で変わる
講師:境祐司(Instructional Designer)