ガイドライン対照表2
国立7大学のガイドラインにおける「対象とする不正行為」定義一覧。 出典は末尾
文科省ガイドライン
(1)
(3)対象とする不正行為(特定不正行為)
本節で対象とする不正行為は、故意又は研究者としてわきまえるべき基本的な 注意義務を著しく怠ったことによる、投稿論文など発表された研究成果 の中に 示されたデータや調査結果等の捏造、改ざん及び盗用である(以下「特 定不正 行為」という。)。
① 捏造 存在しないデータ、研究結果等を作成すること。
② 改ざん 研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究活 動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。
③ 盗用 他の研究者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、 論文又は用語を当該研究者の了解又は適切な表示なく流用すること。 ---
北海道大学
(2)
第2条 2 この規程において「不正行為」とは、次の各号に掲げるものとする。
(1) 研究活動上の行為であって,捏造(存在しないデータ,研究結果等を作成 することをいう。),改ざん(研究資料,機器及び過程を変更する操作を 行い,データ,研究活動によって得られた結果等を真正なものでないも のに加工することをいう。),盗用(他の者のアイデア,分析方法,解析 方法,データ,研究結果,論文又は用語を,当該者の了解又は適切な表 示なく流用することをいう。)及びこれらの行為の証拠を隠滅し,又は立 証を妨げるもの。ただし,故意によるものでないことが根拠をもって明 らかにされたものを除く。
東北大学
(3)
4 対象とする不正行為等
(1)対象とする不正行為
研究活動の不正行為は「公正な研究活動のための東北大学行動規範」に 示されるが、本ガイドラインの対象とする不正行為とは、投稿論文など 発表された研究成果の中に示されたデータや調査結果等の捏造、改ざん 及び盗用である(以下「特定不正行為」という。)。ただし、 意図しな い誤謬や実証困難な仮説、過誤など故意に基づかない行為、科学的見解 の相違、研 究分野における一般慣行によった行為、単なるデータの記載
ミスや錯誤による取り違えなど はこれに該当しない。
① 捏造 存在しないデータ、研究結果等を作成すること。
② 改ざん 研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、 研究活動によって得られた結果 等を真正でないものに加工する こと。
③ 盗用 他の研究者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究 結果、論文又は用語を当該研 究者の了解又は適切な表示なく流 用すること。
東京大学
(4)
第 2 条 「不正行為」とは、研究成果の作成及び報告の過程において、故意又 は研究者としてわきまえるべき注意義務を著しく怠ったことによる、次に掲げ る行為をいう。ただし、意見の相違及び当該研究分野の一般的慣行に従ってデ ータ及び実験記録を取り扱う場合を除く。
(1) 研 究 結 果 の 捏 造 ( 存 在 し な い デ ー タ そ の 他 の 研 究 結 果 等 を 作 成 す る こ と。)、改ざん(研究活動によって得られたデータその他の研究結果等を 真正でないものに加工すること。)又は盗用(他者のアイディア、分析・ 解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該他者の了解又は適切 な表示なく流用すること。)
(2) 前号に掲げる行為の証拠隠滅等の隠蔽行為又は立証妨害行為(追試又は 再現を行うために不可欠な実験記録等の資料又は実験試料等の隠蔽、廃 棄及び未整備、立証妨害の意図による虚偽の陳述を含む。)
(3) 第1号に掲げる行為の指示、命令又は強要。
名古屋大学
(5)
第 2 条 この規程において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定め るところによる。
(二)不正行為 本学の構成員又は本学の構成員であった者が本学在籍中に 行 っ た故 意 又 は 研 究 者 と し て わ き ま え る べ き 基 本 的 な 注 意 義 務 を 著 し く怠ったことによる行為で,次に掲げるものをいう。
イ 捏造 データ又は実験結果を偽造すること。
ロ 改ざん 研究試料・機材・研究過程に操作を加え,又はデータ若し くは研究成果を変え,若しくは省略することにより研究内容を正しく 表現しないこと。
ハ 盗用 他人の研究内容又は文章を適切な手続を経ることなしに流用 すること。
京都大学
(6)
第2条
4 この規程において「研究活動上の不正行為」とは、本学の教職員等が 研究活動(修学上行われる論文作成を含む。)を行う場合における次の各 号に掲げる行為をいう。ただし、故意又は教職員等としてわきまえるべ き基本的な注意義務を著しく怠ったことによるものに限る。
(1)捏造 データ、研究結果等を偽造して、これを記録し、又は研究 の報告若しくは論文等に利用すること。
(2)改ざん 研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、これによ り変更・変造したデータ、結果等を用いて研究の報告、論文等を作 成し、又は発表すること。
(3)盗用 他人のアイディア、分析・解析方法、研究結果、論文又は 用語を当該他人の了解を得ず、又は適切な表示をせずに使用するこ と。
大坂大学
(7)
第 2 条 この規程において「不正行為」とは、ねつ造、改ざん、盗用、二重投 稿、不適切なオーサーシップ等、研究活動上の不適切な行為であって、科学者 の行動規範及び社会通念に照らして研究者倫理からの逸脱の程度が甚だしいも のをいう。
2 この規程において「特定不正行為」とは、前項の不正行為のうち、故意 又 は 研 究 者 と し て わ き ま え る べ き 基 本 的 な 注 意 義 務 を 著 し く 怠 っ た こ とによる、投稿論文など発表された研究成果の中に示されたデータや調 査結果等のねつ造、改ざん及び盗用をいい、その用語の意義は、それぞ れ当該各号に定めるところによる。
(1)ねつ造 存在しないデータ、研究結果等を作成すること。
(2)改ざん 研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究 活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。
(3)盗用 他の研究者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、 論文又は用語を当該研究者の了解又は適正な表示なく流用すること。
九州大学
(8)
第 2 条 この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号の定め るところによる。
(2)不正行為 次に掲げる研究活動上の行為(故意によるものではないことが
根拠をもって明らかにされたものを除く。)をいう。
イ 捏 造 存在しないデータ、研究結果等を作成すること。
ロ 改ざん 研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究活 動によって得ら れた結果等を真正でないものに加工すること。 ハ 盗 用 他者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又
は用語を、当 該者の了解又は適切な表示なく流用すること。 ニ その他 虚偽の記述等又はイ、ロ若しくはハに準ずる行為 ホ 上記の行為の証拠隠滅又は立証妨害をすること。
出典
(1) 文部科学省:「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(2014年8月 26日 文部科学大臣決定)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/08/__icsFiles/afieldfile/2014/08/26/1351568 _02_1.pdf
(2) 国立大学法人北海道大学における研究活動上の不正行為に関する規程(2016年10月1
日から施行)
http://www.hokudai.ac.jp/jimuk/reiki/reiki_honbun/u010RG00000682.html (3) 研究活動における不正行為への対応ガイドライン(2015年3月23日付)
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/kenkyo/fb/katsudou_husei_H27.pdf (4) 東京大学科学研究行動規範委員会規則(2016年3月23日 役員会議決)
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_honbun/au07408831.html
(5) 名古屋大学における研究上の不正行為に関する取扱規程(2015年 9 月 30日規程第 68
号)
http://www.nagoya-u.ac.jp/extra/kisoku/act/frame/frame110000262.htm
(6) 京都大学における公正な研究活動の推進等に関する規程(2015年2月24日達示第59号
制定)
http://www.kyoto-u.ac.jp/uni_int/kitei/reiki_honbun/w002RG00001165.html (7) 大阪大学における公正な研究活動の推進に関する規程(2016年4月1日施行)
http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/kitei/reiki_honbun/u035RG00000694.html (8) 国立大学法人九州大学の適正な研究活動に関する規程(2015年12月1日施行)
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1462/2009syuki014.pdf