第
15
回講義(
1
月
17
日)
本講義の総括
2017 年度 米国経済論
本講義の概要
米国経済がこれまで,グローバル化によって大い
に支えられてきた
側面は否定できない。
他方,
2017
年
1
月に就任した
トランプ新大統領
は
「米国第一(
America first
)」を唱え,国益
を徹底的に追求する方針
を打ち出し,
貿易や移民
を制限する動き
を強め,グローバル化とはむしろ
相反するような
保護主義的な政策を志向
してい
る。
本講義では,
グローバル化を再考
しながら,
米国
の歴史,産業構造,政策理念等を理解
することを
主眼とする。また,
トランプ政権がこのような方
針を打ち出した根本的な要因
も模索したい。
基本は
講義形式
。
小課題や
DVD
視聴
も取り入れ
講義を振り返る≪1≫
第 2 回:米国経済の構造(1) (10/4) ≪ 序章≫
民主主義と市場経済という米国モデルを考える! 第 3 回:米国経済の構造(2) (10/11) ≪ 1章≫
米国の労働力,産業,貿易の実態とは?
第 4 回:米国経済の構造(3) (10/18) ≪ 1章≫
米国の自動車はなぜ国際競争に敗れたのか?
第 5 回:自動車産業と失業問題(1) (10/25) ≪ 2章≫
大手自動車メーカー GM の栄枯盛衰を辿る!
第 6 回:自動車産業と失業問題(2) (11/1) ≪ 2章≫
講義を振り返る≪2≫
第 7 回: IT 産業の成長と国際展開(1) (11/8) ≪ 3章≫
1990 年代の米国経済を活性化させた IT 革命とは?
第 8 回: IT 産業の成長と国際展開(2) (11/15) ≪ 3章≫
米国の IT 企業の国際業務の基本的な仕組みを知る!
第 9 回:金融システムの新展開(1) (11/22) ≪ 5章≫
米国の金融システムの歴史と特徴を知る!
第 10 回:金融システムの新展開(2) (11/29) ≪ 5章≫
リーマン・ショックを引き起こした要因とは?
第 11 回:小さな政府と民間福祉(1) (12/6) ≪ 6章≫
講義を振り返る≪3≫
第 12 回:小さな政府と民間福祉(2) (12/13) ≪ 6章≫ オバマ政権が目指した医療制度改革とは?
第 13 回:米国モデルと資源制約 (12/20 )≪終章≫ 資源制約下で今後の米国の繁栄はあるのか?
第 14 回:動画視聴:トランプ大統領就任演説 (1/10)
トランプ大統領の政策方針を理解する! 第 15 回:本講義の総括 (1/17)
期末試験に向けた対策を伝授!成績評価についても。 期末試験 (1/24)
成
績評価
・講義資
料
・期末試
験
等
平常点( 30% )と期末試験( 70% )にて総合的に 評価。
平常点は出席点( 15% )と講義内小課題( 15% )
で構成される。講義内小課題は 5 回実施。簡単な記述
問題やコメント記入に取組んでもらった。
以下のサイトより,時々配布した参考資料を入手可 能。必ず保存の上,印刷すること!
https://sites.google.com/a/ic.jobu.ac.jp/tasuku-fujit a/
( PC の OS によっては閲覧できない場合もある)
期末試験は 60 分。持込みは教科書のみ!コピーや貸 借は不可で,自分が持ち込んだ現物のみ!熟読の上, よく勉強すること!詳細は別途確認。
期末試
験
の出題
範囲
1.記述問題( 10 点 ×2 )(1)(2):第 5 章(金
融)
2.記述問題( 10 点 ×2 )(1)(2):第 3 章 ( IT )
3.記述問題( 10 点 ×2 )(1)(2):第 6 章(政
府)
4.記述問題( 10 点):自由記述
⇒ トランプ政権の基本方針(別紙を当日配布)に 対するコメントや感想を自由に述べる!
≪ 注意点≫
① 計 70 点満点で採点(残り 30 点は平常点)。
② 持込みの教科書に書込み等があっても構わないが,
それとは別に,ノートやメモを持込むことはできない!
ご清
聴ありがとう
ござ
いました!
Thank you for your attention!
Merci de votre attention!
藤田 輔(
Tasuku FUJITA
)
メール: tasukufujita1@gmail.comURL : https