平成 20 年度第4回市民参加推進会議 議事概要
■ 日 時:平成 21 年 1 月 30 日( 金)18 時 30 分∼20 時 30 分
■ 場 所:文化会館 3 階 第 2 練習室
■ 出席者:奥村会長、三浦委員、大谷委員、金山委員、六本木委員、城戸委員、杉村委員、横山委 員、芦田委員
■ 事務局:栁田リーダー、池田副主査、斎藤
■ 議事次第:
(1)開会
(2)会長あいさつ
(3)討議
①協働のガイドライン策定の進捗状況について
②市民参加推進計画の改訂について
(4)閉会
■ 議事概要:
(1)開会、(2)会長あいさつ
事務局より開会のあいさつ、会長よりあいさつがあった。
(3)討議
①協働のガイドライン策定の進捗状況について
事務局より、資料1に基づき、協働のガイドライン策定の進捗状況の説明があった。
②市民参加推進計画の改訂について
事務局より、資料2に基づき、市民参加推進計画の実績と課題について説明があった。
● 約束1「市民との情報の共有化」について 委員:情報公開コーナーはどこにあるのですか。 事務局:文化会館2階にあります。
委員:情報公開というのは、情報提供とは異なり、市として請求されたものが出せればよいので、 別に複数ヵ所は必要がないということになっています。
会長:情報提供であれば市から積極的に出していくけれども、情報公開というのは開示請求が市 民などから出されて、それに行政機構が応じて出すということです。
委員:市民と情報を共有化するということを積極的に考えれば、市民が情報公開を求めなくても 基本的な資料はそろえておくべきだと思います。また、積極的に「そこに行けば分かりま すよ」というようなPRが必要だと思います。
会長:以前の議論で情報コーナーの利用者は、市民より業者のほうが多いという話を聞いたよう な気がしたのですが。
委員:利用の中身は、入札関係の業者の方とか、そういった方が大半ということで、そのときの
議論の流れとしては、情報公開コーナーの充実にはあまり力を入れなくてもいいのではな いか、ということだったと記憶しています。
会長:むしろ、市の広報やホームページに力を入れて、市民への情報提供を進めるべきであると いう議論があった気もします。
事務局:情報公開コーナーの利用率は 19 年度の実績では年間 1, 077 人。一番多い年で平成 16 年 の 2, 100 人。だいたい年間 1, 200 名ぐらい、月 100 人ぐらいの利用があります。もともと 市民参加推進計画で情報公開コーナーの利用率 4, 000 人を目指そうと掲げたのですが、途 中で 2, 000 人に下げました。
会長:「③情報を得る手段の拡充」としては、現状の計画の文章が取り組み事項になっています ので、見直すべきところは見直す必要があると思います。こういう形の情報提供をしたほ うがより市民が情報を得やすいのでは、といったアイディアがあればお願いします。 委員:ホームページについて、21 年度にリニューアルして即時性・検索性・操作性を向上したと
いうことですが、各課からの情報発信が少ないため、検索しても何も出てこないのが現状 だと思います。ある程度各課に任せる範囲を広げないと、いつまでたっても情報発信はさ れないのだと思います。課題としては挙げてくれているのですが。
事務局:現在、課ごとに、ホームページに上げる情報を発信できるようなシステムづくりを進め ています。
委員:20 年度中に、公民館端末が関連するシステムはリニューアルされています。時々使ってみ るのですが、巨大なシステムになっていて、知りたい事項が迅速に出てこないという部分 もあると思うのです。
委員:市のホームページとも実質合体しているのですよね。だから、リンクでシステムを切り離 していても、全体の上は1つになるから、巨大なシステムですね。
会長:情報量が多いと、検索にどのような問題が出て来るのか、私は専門外で分からないのです が、情報の量の問題は、必要な情報が出ているのかと重なる部分があります。市民活動と か市民参加という観点で、どのような情報があると良いのかといったことについて、アド バイスがあればいただきたいと思うのですが。
委員:検索したときかなり古い情報が出てきます。一番欲しいのは直近の情報なのです。例えば 最近この委員会について調べてみたのですが、昔の準備委員会などがかなり出てきまして。 最終的にどうなっているのかすぐわかるように、新しいものから出していただきたい。次 にヒット率なのですが、福祉センターとかボランティアセンターについて、どこの課が所 管しているのかわからないのです。各課で自分たちと関係する施設、そこのリンクを書い ていただいて、そのリンクがきちんと反映されているかどうかというのを、例えば1カ月 にいっぺん、検索して調べるというような工夫が必要だと思います。要点はアップされた 日で検索できること、できるだけたくさんのリンクを入れていただければ使いやすくなる と思います。
委員:市でこれだけのシステムをつくったら、できるだけ多くの人たちがアクセスして使えるよ うにするべきだと思います。実際に使っていない人がたくさんいるわけですから。講習会 等を通じて市の情報へのアクセスをもっとPRしていただいたらよいと思います。実際に ここを押せばこういう情報が出るのだということを、経験する機会を講習の中に入れてい ただければと思います。
会長:市のホームページの活用方法、例えば市の広報などを通じてPRするということですね。 委員:「正確で分かりやすい情報」ということですが、正確な情報を提供するのは当たり前なの
で、「最新の情報」に変えたほうがいいと思いました。ホームページには、情報はたくさ んあるのですが、最新の情報がないので、今度各課がアップできるということなので新し い情報が出て来ることを期待しています。もう1点、「市民が市政に意見を提出できるよ うにするため、ホームページから各課のメールアドレスに直接送信できるシステムを構 築」とあるのですが、実際に平成 18 年から稼働しているようなのですが、利用率はどれ くらいなのですか。
事務局:平成 18 年の1年間で、市長への手紙が約 100 件ぐらい減っています。。その 100 件は、 簡単な問い合わせが、各課に直接いっているのではないかと推察されます。今も各課に来 ているメールを見ているのですが、だいたい1日2∼3件から、多いときだと 10 件ぐら い来ています。
委員:パブリックアクセスについて、このシステムも含めて見ていく必要があると思います。 委員:確定している情報と予定の情報があります。そこのところに何かフラグを付けていただけ
ると有り難いと思います。それが正確な情報につながるのでないかと思います。
事務局:住民が必要としている情報と、市が出したい情報に温度差があるというのは把握してい ます。また検索性が悪いということも把握しており、それらを改善するために来年度から ホームページをリニューアルをするので、期待していただきたいと思います。
委員:リニューアルした後も、市民目線でチェックしていく必要があると思います。
委員:別の視点から申し上げますが、この委員会は推進計画の改訂について議論する場です。そ こで、実績を踏まえ、計画目標や取り組み事項を見直すべきではないかなと思いました。 会長:ありがとうございます。現時点の計画の中身をいかに変えていくのかについて、実績や課
題を踏まえながら議論していくという形でよろしいですね。では次約束2に進めさせてい ただきます。
● 約束2「多くの市民が参加できるしくみ」について
委員:「④新たな市民参加方法の調査・研究」について、市財政や予算関係のチェック・評価、 支出に対する市民評価の調査をぜひ入れてほしいという要望が、市民会議から出ています。 パブリックコメントでもそうですけど、ほとんど市から市民の意見を聞いてみたいという 要望から生まれている制度なのです。逆に市民がかかわりたいというところは、まだかか わらせてもらってない状態です。それをどうやって検討していけばいいのかというところ を出していくのが先なのではないかと思うのです。
会長:ありがとうございます。お金の効率的な使われ方を市民がチェックするというか、たとえ ば我孫子市では、市民の目を入れることによって、うまく既得権を崩した例があります。 そういった形でいきますと、パブリックインボルブメントとかパートナーシップ協定など だけでなく、別の形のものをここに入れていくというのもあるかもしれません。
委員:市民参加ガイドラインと協働のガイドラインというのは、別々に作る予定はまだあるので すか。それとも合併して協働ガイドラインにしてしまう予定なのですか。
事務局:市民参加ガイドラインというのは、市民参加推進計画とは別なものを作るというのが当 時の担当の意図だったようです。現在は協働のガイドラインの中に、一緒に盛り込む方向
です。
会長:隣の市川市ではホームページに力を入れていて、市民の閲覧記録を分析することで時間帯 に応じてトップ画面を変える工夫や、WEB上でのアンケートをコンピューター処理(デ ータマイニング)してそこから市民ニーズを把握する取り組みを予定しているようです。 ある意味広い意味の市民参加の手法として、そういった取り組みがあるという例です。パ ブリックコメントは浦安市としては定着したと思いますが、いかがでしょうか。
委員:パブリックコメントは、市民にとって結構ハードルが高い制度です。ハードルが高いのに なぜ挑むかというと、意見によって、少しでもいい方に変えられたらいいなと思うからで す。しかいガチガチに決まってしまったような計画だと、変わりようがないので、2度目 を実施するときには、結構おっくうになってしまうと思のです。計画の策定段階でのパブ リックコメントはとても有効だと思うのですが、そこは難しいのかもしれないので、もう 少し広く市民の皆さんの意見を直接聞いてみるシステムを作るといいのではないかと思 います。たとえば内閣府や国土交通省などが実施しているタウンミーティングの手法も参 考になります。
委員:パブリックコメントで意見をなぜ出さないかというと、情報が足りないのです。この案( 意 見) は採れないということが既に話し合われている場合、その情報を、例えばQ&Aの形 などでホームページ上で分かるような状態になっていれば、提案はもっと絞れるし、自分 たちが関係する部分の提案も出しやすくなるのです。ただ単純にこれについてこうなりま すから意見ください、と言われても出しようがない。
会長:意見の精度を高める上で、素案だけではなく、それを判断するための材料・情報をセット でパブリックコメントに出すことによって、より効果的に実施することができるのですね。 委員:パブリックコメントは数を集めるのが目的なのでしょうか。ただ単に効率的な手続きとし
てパブリックコメントを求めているだけだったら、やはり市民は出していかないと思うん ですけれども。
委員:数を上げていくことを目標として、広報特集号や切り取りハガキなどの工夫をするように なったと記憶しています。
事務局:平成 17 年にパブリックコメントが条例化され、当初はいかに意見をもらうのかという のに力を注いだのです。広報に特集号を織り込んだ結果、意見は増えてきているのです。 平成 16 年度の意見数が 148、平成 17 年度が 73 件、平成 18 年度が 116 件、平成 19 年度が 658 件と実際上がってきています。会長がおっしゃったように、パブリックコメントは浦 安市ではやっと定着し、意見が出るようになってきています。今後は、市民参加の観点か ら、意見をどれだけ取り込んでいくのかが課題です。意見を取り込めばその結果、当然意 見が増えてくるという、良い循環になるのと思います。また、情報提供をもっとして意見 交換、意見交換の場を確保することも必要だと思います。これはむしろパブリックコメン トというよりも、パブリックインボルブメントに近いと思います。流山市がこの間自治基 本条例をつくるときにパブリックインボルブメントの手法をとり、時間を要したようです。 会長:大和市の自治基本条例の策定において3年ぐらいかけましたね。
事務局:やはりパブリックコメントというのは、どうしても制度上ある程度固まった案でないや りにくい面があります。素案の段階からというのであれば、また違う手法のほうが望まし いのかと思います。
委員:パブリックコメントの結果のフィードバックはどうしているのですか。 事務局:広報や市のホームページで実施しています。
会長:パブリックコメントは、当初は定着することが目的でしたが、現在はご指摘があったよう に、意見を市政に反映されることが重要で、軸足が移ってきていると思います。そういう 意味で、指標がパブリックコメントの件数になっていますが、反映率に変えていくという 考えもあると思います。
委員:アンケート形式にして、それに答える形でパブリックコメントの意見を集めると、議論の 方向性が整理できるのではないでしょうか。集計も採りやすくなるし、意見を反映しやす くなるのではないかと思います。
委員:参加推進計画の5ページにパブリックコメントの充実というのが挙がっています。その下 にアンケートによる調査方式が示されていますね。
会長:例えば介護保険事業計画を策定する際に、介護サービスを受ける方にアンケートを行って みたり、子育てに関しては次世代育成支援行動計画の策定の際に、乳幼児家庭にアンケー トを送ったりと、市でも実施していると思います。ある程度ターゲットが明確な場合には アンケートはやりやすいですね。全市民になると相当な分量になるのでアンケートを行う にもお金も掛かかってしまうのですが。
委員:市民参加の拡充として、計画に書いていないけれど、実施したものとして「市民会議」が ありますが、市ではどのように評価しているのですか。
会長:浦安市では、ほとんど初めての大量参加型の会議でした。
事務局:市民会議は、市長が挨拶などで大成功だと言っているのを耳にしていると思うのです。 市民参加推進計画レベルでは難しいですが、自治基本条例をつくる際などには、市民を交 えていくのではないかと思っています。
委員:評価しているのであれば、文言として入れておけばよいですね。
委員:25 の審議会で市民公募による委員選任を実施されたということですけれども、これは市民 が参加できそうなものを選んでこの数になったのでしょうか。
事務局:条例規則要項で定めた審議会が 54 あるのですけれども、その中で市民公募が入れる審 議会には全て入れています。
委員:市民公募枠の増加というのがありますが、公募枠について基準はないのですか。 事務局:基準はないです。
委員:委員が固定化しているという問題が上げられています。特段基準はないのですか。 事務局:市民参加の実施規則で、連続10年間、兼任機関が5つまでというのが決まっています。
ここで書いた市民が固定化というのは、女性とか若者とか、そういう新しい市民の方が参 画してほしい、もっと入って来ていただくための努力をしなければいけないという意味で の課題として上げました。
会長:これは浦安市以外でもある問題です。例えば裁判員制度みたいに強制的な制度をつくった ら画期的ですね。
委員:委員会を例えば日曜日にするとか、仕事を持っている人、学校を持っている人が参加でき る体制にすることも必要ですね。
会長:そうですね。審議会を日曜日に開催するなどと具体的に書くのではなく、仕事を持ってい る人も参加しやすい形にするという表現はあってもいいと思います。
● 約束3「市民のまちづくり活動の支援」について
委員:「拠点づくりの推進」については、もう市民活動センターができたので、多分必要ないの でしょうね。
委員:今後の課題は人材育成ですね。
会長:人材育成でいきますと、「講座を修了した人材の受け入れ先のコーディネートなど人材マ ッチング」が課題になっているということが上げられています。意識啓発のイベント等は やってきているが、具体的な行動に結びつける必要がある。例えばコミュニティーサポー トセンター神戸は、人材とかお金のマッチングを実施しています。浦安市民活動センター もマッチングの取り組みをやっています。他にもそのような中間支援組織が全国にありま す。浦安市として、今後どうしたらまちづくり活動が市民としてしやすくなるか、どうい うサポートを行政から望むかといったことついて何かございますか。
委員:自治組織のほうの班長さんとか、年に何百人という方がなられますね。そういう方たちに、 自治会活動の研修をするとともに、市民のまちづくり活動に興味を持っていただき、実際 に働いていただけるしくみを、市民大学を利用してうまく作れないかなと思っています。 委員:市民活動センターについて言えば、センターの運営の見直しではなく、中間支援組織とし
ての活動を積極的に支援していく、例えばそういうふうに明確なものにしてもいいという 気がするのですが。
委員:人材育成については、かなり市民大学に吸収される部分も出てくるのではないかと思うの です。今まで出前講座や講習をやっていた部分で、市民大学に吸収されるものが結構ある と思います。市民大学との役割分担や活動内容の整理も重要ではないでしょうか。
● 着実に推進していくために
委員:「事務事業評価との連動」ということが、実態としてよくわからないのですが。
事務局:例えば市民参加に関して現在考えているのは、市民参加推進計画で掲げている数値指標 と事務事業評価を連動させようと思っているのです。そうすると計画の進捗管理をしやす いし、評価もしやすいのです。
会長:次回、市民参加や協働にかかわる事務事業評価の手法として、どういったものがあるのか、 資料でご提示いただけると、イメージが湧いてよいと思います。
委員:事務事業というのはいくつあるのでしょうか。 事務局:現在、約 700 です。
会長:そのうち、市民参加推進計画とリンクしてくる事業は何事業ぐらいありますか。 事務局:そうですね。160 くらいあると思います。
委員:160 の事務事業評価を見てみたいのですが。
会長:一応の1つ希望として考慮してください。時間が押しておりますが、どうしてもというご 意見・ご質問等ございましたらお願いいたします。
委員:「職員研修の継続的実施」とありますけれども、協働ということであれば職員も市民も一 緒に研修を受けるというような態勢があると面白いのではないでしょうか。100 パーセン ト一緒は難しいと思うんですけれども。
会長:はい。ありがとうございます。実際現実的に可能かどうかも含めてご検討いただければと
思います。
事務局:例えば市民大学から講師が来て、市民と職員が一緒に研修を行うのは望ましい研修スタ イルだと思います。
委員:IT弱者も考慮するという文言を、広報紙のさらなる充実の中にぜひ入れていただきたい と思います。
会長:ありがとうございます。皆様のご協力によってかなりいろいろなご意見、アイディアも含 めて出てきたと思います。計画ですので抽象的な表現になるかもしれませんが、可能な範 囲で今日いただいた意見を踏まえて改定案を作成していただきたいと思います。本日の議 題はこれで終了したいと思います。事務連絡の方をお願いいたします。
(4)閉会
事務局より、次回会議の開催方法などについて説明があり、閉会。
以上