「第7回首都圏連合フォーラム」及び
「平成24年九都県市のきらりと光る産業技術表彰」の開催結果について
11月13日(火)、首都圏における連携施策に取り組むため、九都県市の首脳と経済 界の代表等民間の方たちなどにより「首都圏経済の持続的成長を図るための国際化戦 略」をテーマに「第7回首都圏連合フォーラム」が千葉市内で開催されました。
フォーラムでは活発な意見交換が行われ、首都圏が引き続き日本経済の牽引役として の役割を果たしていくために、民間と行政が連携して行動していくことを明記した「首 都圏連合フォーラム宣言」が別紙のとおり発せられました。
また、このフォーラムに先立ち、首都圏の九都県市の優れた企業・団体等及びその産 業技術を称える『九都県市のきらりと光る産業技術』の表彰式が、九都県市首脳参列の もと行われました。
本市からは、マイクロテック・ラボラトリー株式会社(南区上鶴間本町)の「薄型・ 小型・高分解能ロータリーエンコーダ」が受賞いたしました。受賞企業及び製品の内容 については、別紙のとおりです。
以 上
<首都圏連合フォーラムに関する問い合わせ先> 相模原市広域行政課 電話 042-769-8248
<産業技術表彰に関する問い合わせ先> 相模原市産業・雇用政策課 電話 042-769-9253
相模原市発表資料
平成24年11月14日 広域行政課
電話042-769-8248
「第7回首都圏連合フォーラム」宣言
現在、我が国を取り巻く社会経済情勢は、引き続く円高、欧州債務危機、アジア諸国の経済 成長など、経済のグローバル化の進展により大きな構造転換を迎えている。また、世界の人口 は増加を続け、特に、アジアは今後10年間で4億人以上の人口増が見込まれる一方、日本の 総人口は減少に転じ、あわせて少子高齢化が進んでいる。この少子高齢化は地方で大きな社会 問題となっているが、近い将来、首都圏においても、人口減少と超高齢化社会の到来による需 要の縮小や労働力人口の減少等により経済活力が低下していくことが懸念されている。
このような状況の中で、本日、地域経済界の代表及び九都県市の首長である我々は「首都圏 経済の持続的成長を図るための国際化戦略」について率直な意見交換を行い、首都圏が引き続 き日本経済の牽引役としての役割を果たしていくためには、世界の成長や活力を取り込むとと もに、経済交流の促進を図っていくことが重要であるとの認識を共有し、以下のとおり民間と 行政が連携して、行動していくこととした。
1 外国人観光客・ビジネス客等の誘致の促進
震災直後に大幅に減少した外国人観光客数は、震災前のレベルまで回復の兆しがようやく 見え始めたものの、国・地域によっては依然として回復が遅れている。人口減少の到来が予 想される首都圏においては、外国人観光客等による経済波及効果、雇用創出効果のある観 光・MICE産業は、持続的な経済成長を図るため、重要な産業となっている。
こうした点を踏まえ、外国人観光客等の増加を図るため、首都圏の魅力を、地域・官民が 連携して一層高める必要があることから、今後、我々は以下の取組を進めていくこととした。
○観光プロモーションの展開、国際会議や国際的なイベント等の誘致及び受入環境の整備
日本ブランドの信頼の回復・強化に向けて、正確な情報発信や地域の特性などに配慮し た観光プロモーションを展開するとともに、積極的に国際会議や国際的なイベント等の誘 致を行うほか、外国人観光客等の利便性向上のための受入環境の整備に努めることにより、 外国人観光客等の増加を図る。
○2020 年オリンピック・パラリンピック招致の支援
東京が立候補している2020 年オリンピック・パラリンピック招致の実現に向けて、首 都圏が一丸となってその招致活動を支援する。
特に、それぞれの団体がもつ広報媒体を活用し、PR活動を年内に集中的に展開するこ とにより、首都圏全体でより一層、招致気運を盛り上げていく。
2 首都圏経済を支える中小企業等の国際展開の推進
成長を続けるアジアをはじめとする世界経済の活力を国内経済にも取り込むためにも、首 都圏経済を支える中小企業の国際化に期待するところである。国際展開への関心が高い中小 企業は数多く存在するものの、情報・人材・経験不足などから躊躇するケースも見受けられ る。
こうした点を踏まえ、中小企業等の国際展開を推進するため、的確な情報提供や相談・支 援体制の構築等が必要であることから、中小企業等が海外で販路開拓等を円滑に行えるよう、 現地の経済情勢や商圏特性、規制などの法令関係の情報提供を行うとともに、独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)や在外日本人商工会議所、現地日本人会との連携を推進して いくこととした。
以上、我が国の政治、経済、文化等の中核的役割を担う首都圏を構成する我々一同は、引き 続き日本を牽引し、活力ある地域として発展していくため、「第 7 回首都圏連合フォーラム」 の成果を踏まえ、首都圏の抱える課題の解決に向けて、広域連携をより一層推進することを宣 言する。
平成24年 11 月 13 日
第7回首都圏連合フォーラム
座長 熊 谷 俊 人(千葉市長)
松 永 功(埼玉県商工会議所連合会会頭・さいたま商工会議所会頭) 石 井 俊 昭(千葉県商工会議所連合会会長・千葉商工会議所会頭) 岡 村 正(東京都商工会議所連合会会長・東京商工会議所会頭) 佐々木 謙 二(神奈川県商工会議所連合会会頭・横浜商工会議所会頭) 山 田 長 満(川崎商工会議所会頭)
河 本 洋 次(相模原商工会議所会頭)
杉 山 清 次(東京商工会議所副会頭・首都圏問題委員会委員長) 上 田 清 司(埼玉県知事)
森 田 健 作(千葉県知事)
猪 瀬 直 樹(東京都知事代理 副知事) 黒 岩 祐 治(神奈川県知事)
林 文 子(横浜市長) 阿 部 孝 夫(川崎市長) 清 水 勇 人(さいたま市長) 加 山 俊 夫(相模原市長)
都県市
製品・技術の名称 企 業 名
製品・技術の概要 MOS-FETを用いた超低損失ダイオー
ド(逆流阻止回路) 株式会社ベルニクス コンパクト色彩選別機
株式会社安西製作所
次世代流体解析ソフトウェア
「Particleworks」
プロメテック・ソフトウェア株式会社
「X線ステレオ方式」を用いた電子回路 基板検査装置
株式会社アイビット
南米放送局向けデジタルモジュレー ター
株式会社芙蓉ビデオエイジェンシー 医大発「マリアンナ化粧品」
株式会社ナノエッグ
着脱が容易な電動ユニットを装備した 電動手動兼用車いす
株式会社オーエックスエンジニアリン グ
金属箔切断用超精密カッター ホッカイエムアイシー株式会社 薄型・小型・高分解能ロータリーエン コーダ
マイクロテック・ラボラトリー株式会社 相
模 原 市
ロボットに高精細な動きを実現させるためには高 性能なロータリーエンコーダが不可欠である。 MEH-30Tシリーズは薄型・小型化という省スペー ス化を実現するとともに、200,000P/Rというクラス 最高水準の分解能を有する。
地上波デジタル信号の受信、復調、デコードを独 自のIC技術により一つの機器により処理できる、 世界でも類を見ない製品。
聖マリアンナ医科大学の皮膚科学研究チームと の共同研究から生まれた臨床化粧品。日本で初 めてDrug Delivery Systemを化粧品に配合。皮膚 内部にまで薬を届ける経皮吸収促進剤「ナノ キューブ」を配合。
東 京 都
神 奈 川 県 横 浜 市
川 崎 市
千 葉 市
「粒子法」という手法を用いて、液体を扱う様々な 模擬実験をコンピューター上で可能にしたソフト ウェア。化学メーカーにおいて、プラスチック原料 かき混ぜプロセスの見える化に活用され、自動車 メーカーにおいて、エンジン内のオイル流動の分 析に活用されている。
X線を複数の傾斜方向から照射し、画像処理で任 意の深さの面の画像を得る「X線ステレオ方式」に より、従来のX線透過画像では検査が困難な多層 の電子回路基板を効率よく検査できる装置。 千
葉 県
電動車いす全体をコンパクトにまとめる事により、 操縦性・取り回しを改善した。電動ユニットの着脱 が容易な為、車載時等の重量負担を軽減できる 事から、障害者の行動範囲を広げ、社会復帰の 手助けとなるツールとして開発した製品。
リチウムイオン電池工程で使用される金属箔を精 密に切断するためのカッターを製作。超精密加工 技術を応用し平面度1µm以下の精度を実現。
「平成24年 九都県市のきらりと光る産業技術」表彰企業一覧
さ い た ま 市
従来のダイオードでは避けられなかった順方向電 圧による損失を約1/10にまで大幅低減する逆流 阻止回路。ダイオードを逆流阻止として用いてい る電子回路全てに省エネルギー、小型化、コスト 低減のメリットをもたらす。
コンパクト・低価格ながらも、米、麦や豆などを高 速かつ高精度で良品と不良品に選り分ける色彩 選別機。
埼 玉 県
別紙1
・ロータリーエンコーダの専業メーカーとして設計開発から製造、販売
サービスと一貫したものづくりをしている開発型独立系企業である。
・外径 F5mm の超小型タイプから、軸内径 F90mm 中空大口径型まで
顧客ニーズに合わせた充実のラインナップで多品種を取り揃えている。
・新製品 MEH30T シリーズは、最高 200,000P/R の高分解能でありながら
厚さ 18mm と薄型。内径 F10mm 貫通中空軸で取付け省スペースタイプ。
完全中空軸タイプにて機械装置の回転軸に対し、ダイレクトに取付け
することが出来、高精度・省スペースで効率的な回転角度位置検出が
【マイクロテック・ラボラトリー株式会社】
薄型・小型・高分解能ロータリーエンコーダ
【特 徴】
【用 途】
相模原市
可能となる。
高分解能により、機械装置の精密位置決めとして応用されている。
ロボットや半導体製造装置、防災用や放送用カメラの高精度位置決め
検出制御に搭載利用されており、今後の利用拡大が見込まれている。
高分解能ロータリーエンコーダでデジタル制御の未来へ!
かながわスタンダード認定企業 - 10 -