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第1回 「公立保育園改革評価委員会と市民の集い」報告 (平成16年10月28日実施)

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(1)

「武蔵野市公立保育園改革評価委員会と市民の集い」ご報告

武蔵野市公立保育園改革評価委員会

先日10月28日(木)にスイングホールに於きまして、武蔵野市公立保育園改革評価委員会(以

降評価委員会)と市民の集いを開催いたしました。ご出席いただきました方々は20名と決して多く

ありませんでしたが、終了予定時刻を大幅に超える活発な議論が出来ましたことは、評価委員会とし

ても、一つの成果と考えております。そこで出されました種々のご意見・ご質問などにつきまして、

今後の評価委員会の議論の糧となるよう、努めて参りたいと考えております。

さて、そこで議論された中味につきまして、当日頂いたご意見・ご質問に評価委員会としての方針

と併せてまとめましたので、ご覧ください。

1 10月28日に行なわれた「評価委員会と市民の集い」の当日の論旨要約を、このご報告として、

当日出席のできなかった方の参考にもなるように公開いたします。

2 評価委員会の議事録は、現在市のホームページ上で公開されておりますが、今後は、さらに多く

の方にご覧いただけるよう、市内の市政センターや保育園などにも配付します。なお、現在でも

市政資料コーナーには常備されております。

3 評価委員会としましては、改革の評価の参考とするため、各認可保育園の改革の取り組みに関す

る情報について、広く求めて参りたいと考えております。お子さんを預けている現状の中で、お

気づきの点がありましたら、お知らせください。保育課にお届けいただければ、委員会に伝達さ

れるような体制を手配いたしました。

なお、この情報の秘密の保持は当委員会が責任をもって守ります。また、情報はあくまで、改革

評価の参考とさせていただき、他の用途には使わないことをお約束させていただきます。

4 評価委員会は、武蔵野市が設置したものです。設置責任者は市長ということになります。委員の

選考について委員会は特に関与しておりません。また、評価委員会は、武蔵野市が実行する「武

蔵野市公立保育園改革計画」に基く取り組みの結果を、第三者の立場から客観的に評価すること

を目的とされています。そのため改革計画自体の是非を問う立場にはございません。

5 評価委員会では、現在、議事録の公開を行っておりますが、委員会の傍聴につきましては、個別

の保育園名を始めとした固有名詞・また上記の委員会宛に出される可能性のある保護者の皆様の

声など、一定の秘密を厳守しなければならないため、委員会として認めることはできませんので、

その点ご了承ください。

6 評価委員会現在作成中の評価表(案)中改革計画の各取り組み事項につきまして、考えられるメ

リット・デメリットを記載していることにつきまして、「デメリットがあっては困る」という意

見がございました。ご理解いただきたいのは、ここでいうデメリットは、あくまで、可能性のあ

ることがらを記載するものであるということです。評価をする以上、各事項についての、想定さ

(2)

仮に、現状の保育園に「デメリット」があった場合は、当然ながら、それは武蔵野市や各保育園

の責任において可能な限り改善されるべきものであると考えております。

7 保育の質について、評価委員会としてどのように考えるかのご質問がありましたので、お答えい

たします。保育の質につきましては、これといった決定版のようなものはないと考えております

が、評価委員会としては、以下のように考えております。

「保育の質は、その中心に保育者の意識があると考えます。その上でその構成要素は、保育者の

あり方(子どもへの働きかけなど)、保育目標及び内容(カリキュラムなど)、保育方法及び形態

(個別的対応など)、保育体制(保育料・労働条件等)などの総合体である。それらを向上させ

ていくことが、すなわち保育の質が向上していくものであると考えます。ですから、保育の質向

上にとってひとつの条件(例えば労働条件が良くなること)が、ただちに保育の質向上に繋がる

とは限らない。そう単純なものではなく、種々の指標を総合的に良くしていくことが必要である

という認識にたっています。」

その上で、今回の改革計画への取り組みを分析し、評価していきたいと考えております。

8 平成 14 年に設置されました「公立保育園のあり方を考える委員会」から現在までの進行につき

まして、ご質問がありましたので、お答えいたします。

武蔵野市長が公立保育園のあり方を考える委員会を設置し、主に公立保育所の民営化の是非並

びに新規子育て事業に関して諮問を行いました。公立保育園のあり方を考える委員会は、一年間

の議論を経て、平成 15 年夏、その結果を最終報告としてまとめ、市長に答申を行いました。そ

の後、最終報告を踏まえ、武蔵野市は、同年末に市の基本方針としての大綱を、平成 16 年2月

に現在行われている「武蔵野市公立保育園改革計画」を発表し、当評価委員会の設置を決定した

わけです。公立保育園のあり方を考える委員会最終報告と公立保育園改革計画は当然ながら同一

のものではありません。

9 評価委員会としては、武蔵野市特に各保育園職員・担当課職員が改革計画について市民の理解を

深める努力や日々の保育を通じての努力をお願いし、改革計画の責任ある実行者としての行動を

とられることを望みます。

10 当委員会は今後とも極力、市民の声を聞き、改革計画の実行を冷静に評価していきたいと考えて

(3)

市民の集い当日頂いたご意見・ご質問の要旨

☆ 本日の「市民の集い」の議事録をホームページ上で公開していただきたい。

☆ 改革計画評価委員会は全部で何名おり、本日欠席している委員は誰か。また副委員長は誰か。

☆ 今後のスケジュールを見ると、このままの進行状況では間に合わないのではないか。かりに年

度ごとの保護者の評価がかなり低い評価の結果が出た場合には改革計画そのものが破綻して

いるということになるとも思うが、3年過ぎてから最終的な評価を出すのでは遅過ぎるのでは

ないか。年度ごとに補正していくべきではないのか。

☆ 年度ごと評価を行う際に、改革計画それ自体に問題が見えてくる可能性があるか、それについ

て、勧告・進言などを行うつもりはないのか。

☆ 保育園の利用者へのアンケートを行うのが難しい理由は何か。

☆ 市議会に於いて、利用者のアンケートなどを通じて意見・要望を募り、今後の改革に生かすべ

きという陳情が採択(「陳情文中の具体的な文言は別として、趣旨に沿うよう努力されたい」

との意見付で採択)されているが、行わない場合、問題はないのか。

☆ 本改革には民間の手法を取り入れるという視点が含まれていると思うが、消費者を重視したマ

ーケティングリサーチを行わないのでは民間の手法を取り入れたことにならないと思うがど

うか。

☆ 現在、評価委員会の議事録の公開がホームページ上だけだが、印刷物としてコミュニティセン

ター・各保育園などに常備する必要があるのではないか。

☆ 当評価委員会の傍聴をさせていただきたい。

☆ 委員会が勧告をする段階で市民等の知恵も借りることになると思うということだが、それはい

つになるのか。

☆ 武蔵野市が行う改革計画の進捗状況・またそれに対する評価・課題の把握などを、実際保育を

行う各保育園では行っているのか。また、それを評価委員会として把握しているのか。

☆ 評価は園単位で行うのか。

☆ 改革の中で(可能性として)デメリットが生じることを想定しており、保育できないような状

況が発生しないかぎり改革そのものを取りやめるようにはならないということのようだが、保

育できない状況とはどれ位の程度をいうのか。また、実際にそういう事態が起きてからでは手

遅れではないのか。

☆ 今後の委員会では固有名詞も出てくる可能性があるので、傍聴は断るとのことだが、個人を評

価するということもあるのか。

☆ 評価委員会は改革計画それ自体を評価していき、市に対して進言していくものではないのか。

☆ 委員会として、改革計画によって保育園でどういうことが実際に起きているのかという情報を

ほしいということか。

☆ 3ヵ年の間に委員会が良くない評価を出した場合、改革計画の行動目標そのものを修正するこ

とはないのか。

(4)

☆ やはりこうして実際に委員の方々の話を直接聞くことができれば、理解はできるが、委員会の

議事録だけでは、内容が理解できない。

☆ 現段階で評価手法で決まっていることがあれば、おしえてほしい。園ごとに評価を行うのか。

☆ 桜堤保育園では、父母会役員会の要望に対して、改革計画期間中であることを理由に断る状況

がある。これは、各保育園が利用者の方を向かず、評価委員会の方を向いているのではないか。

☆ 保育園は第二の家族であるため、こういった監視するようなことはやめていただきたい。監視

されているという意識が強く、保育園の職員と保護者との信頼関係が損なわれているように思

う。

☆ 命令で人は育たないので、保育園運営は利用者と保育士の話し合いを基礎としていただきたい。

☆ 市長は、公立保育園は市が設置者であり、市民と市との共同経営のようなものではないので、

(評価委員会のメンバー構成に関して、メンバーを決定する事前に相談をするような形で)市

民の意見を聞く必要はないと言っていたが、今後もぜひ、このような市民の声を聞く場を設け

てほしい。

☆ 評価委員会が市民の声を聞きたいというが、しっかりとした窓口を作っていただきたい。

☆ 評価表の中にメリット・デメリットがあるが、現実にデメリットがあっては困る。あった場合

は、既にもう遅いのではないか。

☆ 委員会の評価をただ保育園の職員に突きつけるだけでは、意味ないのではないか。職員は上か

ら命令しただけでは育たない。促すことが必要であると思う。

☆ 公立保育園のあり方を考える委員会のメンバーが評価委員会に入ることはおかしいのではな

いか。自分で作った計画を自分で評価するのはおかしい。

☆ 公立保育園のあり方を考える委員会は市民との公聴会を行わなかったのは何故か。また、それ

自体おかしいことではないのか。

☆ この改革計画は全ての子育て中の市民を対象にしたものであるということなのに、実際に保育

課長は公立保育園の保護者にしか改革の説明会を行わなかった。これはおかしいのではないか。

☆ 委員会の議事録を保育園・幼稚園等に広く紙媒体で掲示するようにしてほしい。

☆ 保育園の保護者の声を吸い上げるような仕組み作りを徹底してほしい。

☆ 要綱に委員会は市長に勧告できるとあるのだから、その権限を十分に有効活用してもらいたい。

☆ 評価結果を見てみないと、委員会として勧告できるかどうかはわからないということだが、も

しできない可能性があるのであれば、現段階で(委員を)辞めてもらったほうがいいのではな

いか。

☆ デメリットが生じることが予想される改革計画自体おかしい。公立保育園の運営にコスト論を

入れること自体幼稚に感じる。もともと公務員の給与が高いだけなのだから、それを下げれば

参照

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