《概案》
平成28年(2016年)11月
第1章
第3期計画の策定にあたって
1
1.計画策定の背景と趣旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2.計画の位置づけと期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 3.策定体制と手法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
第2章
計画の基本的な考え方
6
1.基本理念・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 2.施策展開の基本目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 3.計画推進にあたっての視点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 4.計画の体系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
第3章
地域福祉を取り巻く状況と課題
10
1.地域の概況と特性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 2.地域福祉に関する住民意識 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 3.地域福祉にかかわる取り組み状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 4.今後の地域福祉推進にあたっての課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
第4章
地域福祉計画の取り組みの方向と施策
29
1.ふれあい・支えあい・学びあいのまちづくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 2.住み慣れたところで支援が受けられる体制づくり・・・・・・・・・・・・・・・ 33 3.健康で、安心できる予防重視のまちづくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 4.未来に広げる魅力ある地域づくり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
1.計画策定の背景と趣旨
(1)計画策定の背景
①地域福祉とは
私たちが暮らす地域には、障がいの有無や性別、年齢、国籍、生活状況などの
異なる様々な人々が暮らしており、その中には何らかの理由で“生きづらさ”を 抱えていたり、手助けや支援を必要としている人たちも数多く住んでいます。
また、少子高齢化が進み、従来豊かであった家庭や地域の力、人と人とのつな
がりが徐々に希薄になる中で、地域では、高齢者等の孤立死、子育て家庭の孤立、 ひきこもり、虐待、生活困窮など、様々な生活上の課題が生じています。
「地域福祉」とは、これらの人たちが抱える生活上の様々な課題を、自分たち
が住んでいる地域という場所を中心に考え、住民、地域の各種団体、ボランティ ア、福祉サービス事業者、行政などが連携し、だれもが住み慣れた地域でいきい きと安心して暮らせるまちづくりを進めていこうとする取り組みのことをいいま
す。
複雑・多様化する社会問題や生活課題に対応するためには、公的な制度による 福祉サービスと、住民相互の助けあい支えあい活動、ボランティア活動等の様々
な取り組みを、支援を 必要とする人に応じて 組み合わせ、「このま ちに住んでよ かった、住み続けたい」と実感できる福祉のまちづくりをみんなで力を合わせて 進めていく必要があります。
②地域福祉を取り巻く国・大阪府の動向
核家族化の進行、高齢者世帯や共働き世帯の増加などにより、これまで地域や 家庭が持っていた支えあいや見守りの機能が低下しています。また、雇用環境の 悪化等を背景として、生活保護受給者や、働いていても生活に十分な賃金を得る ことができない人が増加しています。加えて、東日本大震災の発生により、災害 時に支援を必要とする高齢者や障がいのある人など「災害時要援護者」といわれ る人を地域で把握し、支援を行う必要性が再認識されるなど、様々な地域福祉に かかわる課題が認識されるようになりました。
こうした背景から、高齢者福祉では、いわゆる「団塊の世代」がすべて後期高 齢者となる平成37年(2025年)を見据えて介護保険法が改正され、高齢者が住み慣 れた地域で自分らしい生活が継続できるよう、市町村は地域包括ケアシステムの 構築に向けた取り組みを実施するよう定められました。
障がい福祉では、障害者の権利に関する条約の批准にあたって様々な法整備が 進められ、障害者差別解消法の施行に伴う対応など、引き続き制度改革が進めら れています。
児童福祉においては、「子ども・子育て関連 3法」に基づき、社会 全体で子ど もの健やかな成長や子育てを支援するための新たな仕組みとして、子ども・子育 て支援新制度が始まりました。
このほか、生活保護に至る前の段階から、早期に生活困窮者の支援を行うため、 生活困窮者自立支援法が施行されました。また、災害対策基本法が改正され、災 害時要援護者名簿の作成が市町村に義務づけられるとともに、災害時要援護者の 同意を得て、平常時から地域の団体に情報を提供することが定められるなど、地 域において住民同士が支えあう仕組みづくりの推進が図られています。
(2)計画策定の目的
本市では、平成17年3月に『すべてのひとが、住み慣れた地域においてその人 らしく、いきいきとこころ豊かに安心した生活をおくり、ともに社会参加のでき る福祉のまちづくり』を基本的理念とする「池田市地域福祉計画」を策定すると ともに、平成23年3月には後継計画となる「第2期池田市地域福祉計画」(以下、 「第2期計画」としま す。)を策定し、施策 の総合的・計画的な推 進に努めてき ました。
2.計画の位置づけと期間
(1)計画の位置づけ
この計画は 、社会福 祉 法(第107条)に 基づ き、本市の 地域福祉 を 推進するた めの「基本的計画」として位置づけるもので、社会福祉法では以下の内容を盛り 込むことが求められています。
1 地域における福祉サービスの適切な利用の推進に関する事項
2 地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達に関する事項 3 地域福祉に関する活動への住民の参加の促進に関する事項
また、平成19年に国より通知された「要援護者の支援方策について市町村地域 福 祉 計 画 に 盛 り 込 む 事 項 」( 要 援 護 者 の 把 握 、 情 報 の 共 有 、 支 援 )、 平 成 22 年 の 「市町村地域福祉計画及び都道府県地域福祉支援計画の策定及び見直し等につい て」(高齢者等の孤立 の防止や所在不明問題 を踏まえた対応)の内 容を踏まえる とともに、平成27年4月に施行された生活困窮者自立支援法に基づく制度につい ても地域福祉計画に盛り込むべき事項として位置づけることが求められています。
また、この計画は、「池田市支え合いを大切にする福祉のまち基本条例」(第8 条)に基づき策定するもので、「池田市第6次総合計画」を上位計画とし、「池田 市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」、「池田市障害者計画及び障害福祉計画」、 「池田市子ども・子育て支援事業計画」など、本市の関連計画・構想との整合・ 調整を図りながら策定しています。
「地域福祉計画」と「地域福祉活動推進計画」の位置づけ
地域福祉計画
社会福 祉法(第107条 ) に基づき、 市町村が地 域福祉を推進 する
上での基本的な計画となるものです。
地域福祉にかかわる住民の様々な取り組みを促進するとともに、
福祉サービスの基盤整備と調整、適切なサービス利用を促進する
ための施策の方向性を示します。
地域福祉活動推進計画
市町村が策定する地域福祉計画で示された方向性を踏まえつつ、
社会福祉協議会としての使命とあり方についての方向性を示すと
ともに、地域福祉にかかわる取り組みを具体的にどう推進してい
くかという行動方針を明らかにするための計画です。
(2)計画の期間
計画の期間は、平成29年度から平成34年度までの6年間とします。
ただし、国や大阪府などの動向を踏まえて、また、社会情勢の変化や関連計画 との調整を考慮して、必要に応じて見直しを行います。
3.策定体制と手法
計画の策定にあたり、住民各層の地域とのかかわりや福祉活動などへの参加状 況、地域福祉推進についての意識などを把握することを目的に、18歳以上の市民 を対象とするアンケート調査を実施するとともに、池田市社会福祉協議会が開催 する地区福祉委員会ワークショップの協議内容、各種団体ヒアリングの結果等を 施策立案の参考としました。
策定体制については、計画で掲げる施策の総合的かつ効果的な推進を図るため、 関係各課による全庁的な体制のもとで策定作業を進めるとともに、住民や関係機 関・団体の代表などで構成する「池田市地域福祉計画策定委員会」において審議 を行いました。
1.基本理念
住み慣れたところで、その人らしく暮らしていくためには、いざというときの 福祉サービスが整備されているほか、日常的な人間関係に包まれていることが大 切です。
この計画では、「ソー シャル・インクルージ ョン」の考え方に基づ き、障がい の有無や、性別、年齢、国籍または生活状況などにかかわらず、地域の一員とし て、互いに対等な関係で人格を尊重しあい、一人ひとりがその能力や、経験を生 かして、周囲の人とかかわりを持ちながら、いきいきと暮らしていくことのでき るまちづくりをめざします。
すべてのひとが、住み慣れた地域においてその人らしく、
いきいきとこころ豊かに安心した生活をおくり、
ともに社会参加のできる福祉のまちづくり
2.施策展開の基本目標
目標1
ふれあい・支えあい・学びあいのまちづくり
だれもが福祉活動や地域行事など、様々な活動に参加することによって、人と 人との信頼関係に基づく、ふれあい・支えあい・学びあいのネットワークづくり を進めます。
そして、支援を必要とする人も、支援を行う人も、互いに対等の「おたがいさ ま」という気持ちを基本にした相互扶助のまちづくりを進めます。
目標2
住み慣れたところで支援が受けられる体制づくり
住み慣れたところで、障がいの有無や年齢にかかわらず、安心して暮らしてい くため、一人ひとりの生き方や違いを大切にし、ともに学び、働き、集い、交流 することなど、自己実現や社会的参加を可能にする支援の体制づくりを進めます。
目標3
健康で、安心できる予防重視のまちづくり
だれもが希望する健康で明るい生活を維持できるよう、いわれのない暴力や差 別、あるいは疾病などから身を守るための、健康で、安心できる、予防重視のま ちづくりを進めます。
目標4
未来に広げる魅力ある地域づくり
3.計画推進にあたっての視点
視点1
地域に密着した取り組みを進めます
地域の自然や歴史、文化など地域の個性を生かした取り組みを進め、必要な福 祉サービスについても、身近な生活圏の中で利用できる体制の整備を進めていき ます。このため、おおむね小学校区を基礎単位として、それぞれの施策の特性に 応じた生活圏を設定し、取り組みを進めます。
視点2
利用者主体の福祉サービスを進めます
福祉サービスについては、利用する人と提供する側の対等な関係に基づいて、 利用者の選択が確保される体制づくりを進めます。
視点3
住民参画で進めます
一人ひとりの住民が、地域福祉の担い手として、地域の福祉活動や福祉施策に 関心を持ち、また具体的な活動に参加する機会を促進する「住民参画型」の地域 づくりを進めます。
視点4
ネットワークの連携により進めます
4.計画の体系
基 本 理 念
すべてのひとが、住み慣れた地域においてその人らしく、 いきいきとこころ豊かに安心した生活をおくり、
ともに社会参加のできる福祉のまちづくり
施策展開の基本目標
目標1 ふれあい・支えあい・学びあいのまちづくり 目標2 住み慣れたところで支援が受けられる体制づくり 目標3 健康で、安心できる予防重視のまちづくり 目標4 未来に広げる魅力ある地域づくり
計画推進にあたっての視点
視点1 地域に密着した取り組みを進めます 視点2 利用者主体の福祉サービスを進めます 視点3 住民参画で進めます
視点4 ネットワークの連携により進めます
1.ふれあい・ 支えあい・ 学びあいの まちづくり
(1)福祉に関する意識づくり
①福祉に関する意識の把握と啓発の推進 ②福祉教育、体験学習の推進
(2)地域におけるふれあい・ 支えあいの推進
①地域における多様な住民交流の促進 ②地域における支えあい活動の促進
(3)NPO・ボランティア活 動の推進
①ボランティアの育成・確保
②NPO・ボランティア活動への支援
(4)人材育成とネットワーク づくり
①地域福祉の推進に向けたネットワークの形成 ②地域福祉を推進するための人と仕組みづくり
2.住み慣れた ところで支 援が受けら れる体制づ くり
(1)情報提供体制の充実 ①情報提供体制の充実
(2)相談支援体制の充実
①行政・関係機関における相談支援体制の充実 ②地域における相談支援体制づくり
(3)サービス利用の仕組みづ くり
①サービス提供体制の充実と質の向上
(4)権利の尊重と擁護 ①権利擁護と生活支援の推進
3.健康で、安 心できる予 防重視のま ちづくり
(1)分野別施策の推進
①生涯を通じた健康づくりの推進 ②高齢者福祉・介護保険事業の充実 ③障がい福祉施策の推進
④子ども・子育て支援施策の推進 ⑤生活福祉施策の推進
(2)人権尊重のまちづくり
①人権教育・人権啓発の推進 ②人権擁護・救済方法の充実
4.未来に広げ る魅力ある 地域づくり
(1)地域資源を生かした魅力 あるまちづくり
①地域資源を生かした多様なふれあいの促進
(2)福祉の視点に基づくまち づくりの推進
①すべての人が暮らしやすい住環境の整備 ②「福祉のまちづくり」の普及・啓発
③安全・安心・快適に利用できる道路交通環境 ④利用しやすい交通手段の確保・充実
(3)暮らしの安全対策の推進
1.地域の概況と特性
(1)市の概況
①池田市の概要
池田市は、昭和14年に大阪府内で6番目に市制を施行し、大阪都市圏における
自然環境の豊かな住宅都市として、また自動車製造を始めとする産業都市として 発展してきました。
市域は南北に細長く、中央には五月山の緑が広がり、それより南部は市街化が
進み、北部の細河地区には農地が残されています。また、西部は猪名川を隔てて 兵庫県と接しています。
交通の利便性に優れ、古くから西国街道や能勢街道などの交通の要衝となり、
江戸時代には、良質の水を生かした酒造り、細河郷の植木を筆頭に、近郷の物資 の集散地として栄えました。この時代に始まった「がんがら火祭り」は、現在ま で継承されています。
明治時代になると金融機関、商店、官公庁が相次いで設立され、明治43年に箕 面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄宝塚本線)が開通し、大正から昭和にかけて宅 地造成が進むとともに、昭和30年代から40年代前半にかけて大規模な住宅団地が
建設され、昭和50年には人口が10万人に達しました。
その後、全国的な少子高齢化が進む中で、市街地や住宅団地、郊外地域のそれ ぞれで高齢化や人口減少が進む一方、都心から約16kmの立地を背景にマンション
開発が近年大きく進み、平成28年現在も人口は10万人規模を維持しています。
②人口・世帯の状況
池田市 の人 口は102,987人、 世帯 数は47,187 世帯で す( 平成28年 9月末 現在、
市長公室広聴文書課)。人口については昭和 50年に始めて10万人を 超えて以来、
41年間その水準を維持しています。また、世帯数については世帯規模の縮小に伴
い増加の一途をたどっています。
年齢別人口構成については、人口総数のうち0歳から14歳の年少人口の占める
割合が13.1%であるのに対し、65歳以上の老年人口の割合(高齢化率)が26.2%
と市民の4人に1人が高齢者となり、地区によっては40%近くまで割合が高まっ
ています。また、出生数の減少、死亡数の増加が続いた結果、平成25年より自然
減の状態となりました。
一方、転入・転出の社会移動の状況を見ると、毎年、人口総数の約5%にあた
る人が隣接する豊中市や箕面市、川西市を始めとする各地へ転入・転出しており、
(2)支援の対象となりうる人の状況
①支援の必要な高齢者
高齢化が進むとともに、高齢者と同居したり、高齢者のみで構成される世帯が
増加し、全世帯の38.0 %を占めています(平 成27年国勢調査)。ま た、高齢者を
含む世帯(17,379世帯)のうち、単身世帯が30.7%(5,328世帯)、夫婦のみ世帯
が33.7%(5,864世帯)を占めています。
介護保険事業の要支援・要介護認定者のうち、第1号被保険者(65歳以上)に
ついては高齢者の増加に伴い認定者数も増加傾向にあり、被保険者のおよそ5人
に1人が認定者という状況となっています(平成28年3月末現在)。
いきいきとした高齢期の生活を支える基盤は健康状態の保持と生活の安心であ
り、本市では、平成12年以降、6期にわたり高齢者福祉計画・介護保険事業計画
を策定し、高齢者にかかわる保健福祉サービス、介護保険サービスの適切な提供
に努めてきました。
今後は、住み慣れた家庭や地域の中で、高齢者が心身ともに健やかに生きがい
とよろこびを感じながら安心して自立した生活ができるように、高齢者自身がい
きいきと暮らそうとする意識の高揚を図るとともに、地域のコミュニティ活動へ
の参加などを促進していく必要があります。また、高齢者が要支援・要介護状態
になることを未然に防ぐため、住民が主体となった健康づくりや介護予防、交流
活動などを一層促進していくことが求められています。
一方、身体的虐待や介護の放棄など立場の弱い高齢者を取り巻く様々な問題が
全国的に発生しており、介護者の高齢化や介護疲れによる介護機能の低下など、
介護者自身の支援も求められています。このような背景から、住民相互のふれあ
いや支えあいを日常的に展開し、高齢者を地域全体で見守り、支えることができ
②障がいのある人
市内で暮らしている障がいのある人は、各障がい者手帳の所持者でみると、身
体障がい者手帳の 所持 者が約3,500人、療育 手帳を所持する知 的障 がいのある人
が約600人、精神障がい者保健福祉手帳の所持者が約700人で、知的障がいや精神
障がいのある人については増加する傾向にあります。
また、障がいの重度化や重複化が進むとともに、本人や家族の高齢化が進みつ
つあります。こうした動きと合わせ、障がい福祉施策の対象は、発達障がいや高
次脳機能障がいのある人、難病患者など拡大されることとなりました。
本市では、障がいの有無にかかわらず、すべての市民が相互に人格と個性を尊
重し、支えあう共生社会の実現に向けて、各分野における障がい福祉施策の総合
的・計画的な推進に取り組んできました。また、障害者総合支援法に基づき、障
がいのある人のための相談支援事業を実施するとともに、地域自立支援協議会を
設置し、幅広い分野の関係機関・団体の連携のもとに、障がいのある人に対する
相談支援、困難事例への対応方向などについての協議・調整を進めています。
障がいのある人が住みなれた地域で自立し、自分らしい生活をおくるためには、
乳幼児期から高齢期に至るまで、様々な障がいの特性とライフステージに応じた
一貫した支援体制の整備を図る必要があります。特に地域で生活を続けていく上
で、障がい特性や一人ひとりの意欲、適性、能力などに応じて、身近に活動の場
や働く場があること、個別の移動手段を持たない人に配慮した移動・外出支援の
確保・充実などが求められています。
また、こうした取り組みの前提として、障がいのある人とない人が地域でとも
に生活し、支えあう関係を深めることにより、お互いの人権を尊重し、心を通わ
せることができるよう、きめ細やかな啓発活動や共生教育、交流活動などを積極
的に展開し、障がい特性の理解やその人の立場に立ったより適切な対応の仕方な
ど、障がいのある人に対する地域の人々の正しい理解と認識を深めていくことが
③子ども・子育て家庭
近年の住宅開発などに伴い子育て世代にあたる家庭が増加する一方で、年間出
生数は低下傾向が続いています。
また、核家族化や生活様式の多様化による家族形態の変化、地域における人間
関係の希薄化などにより、家庭や地域における子育て力が低下しており、子育て
に対する負担感や不安感が高まっています。また、個人の価値観の多様化や子育
てと仕事の両立の難しさ、さらには子育てに対する経済的負担が増していること
を背景に、今後とも全国的に少子化が進行するものと予想されています。
本市では、大阪府内市町村の中でも先駆けて「池田市子ども条例」を平成17年
に施行するとともに、「子ども・子育て日本 一、教育日本一」とな ることをめざ
しており、市内のすべての子どもが地域全体で見守られながら、健やかに成長す
ることができるまちづくりのために、保育サービスや留守家庭児童会、母子保健
サービス等の充実、経済的負担の軽減、要保護児童対策の推進などに取り組んで
きました。
子育てについては公的な支援だけでなく、地域コミュニティなどでの支えあい
も 重 要 で す 。 安 心 し て 子 ど も を 育 て る た め に は 、「 地 域 の 子 ど も は 地 域 で 育 て
る」という意識のもとに、多様な世代が子育てにかかわり、健やかで心あたたか
④その他の支援の対象となりうる人
社会・経済情勢の急速な変化などに伴い、ひとり親家庭や生活保護世帯が近年
大幅に増加しています。このうち母子家庭については、就労や経済面で厳しい状
況にある家庭が多く、子育てを含む家庭生活への支援や就業支援などの総合的な
自立支援対策の推進が必要です。
また、生活保護世帯については平成25年以降、減少傾向にありますが、生活保
護を受ける前段階の人々も含めて、関係機関との連携のもと、新たな生活困窮者
自立支援制度に基づいた支援に努める必要があります。
このほかにも、リストラや倒産による失業者、非正規雇用の増大を背景とする
ワーキングプア(働く貧困層:正社員並みに働いているにもかかわらず収入がと
ても少ない人々)、ニ ートなど経済的・精神 的に自立できない若者 、消費者金融
などから多額の借金を抱える多重債務者、配偶者などからの暴力(DV:ドメス
ティック・バイオレンス)の被害に悩む女性など、今日の社会・経済情勢を背景
に様々な生活課題・福祉的課題を抱えている人々が増加しています。
これらの人々は、人口総数や一般世帯に占める割合からみれば必ずしも多くは
ありませんが、私たちが住む地域には、このような課題を抱えていると考えられ
2.地域福祉に関する市民意識
(1)アンケート結果にみる地域福祉の現状と課題
①「地域」と感じる範囲と近所づきあいの状況
自分が住んでいる「地域」と感じる範囲を尋ねた結果、6年前に実施したアン
ケート調査の結果と比 べて「池田市全域」と 答える人が減り、「自 宅周辺の近隣
(隣近所)」と答える人が増えるなど、範囲が狭くなっています。
また、性別に見ると、男性は「自宅周辺の近隣(隣近所)」、女性は「町会、自
治会の範囲」や「小学校区」と答えるなど、地域とのかかわりの深さによる意識
差が見られます。
「隣近所の人間関係が良好だ」という考え方に共感する人が60%近く見られる
一方で、近所づきあいの状況については「あいさつを交わす程度」、「立ち話をす
る 程 度 」 と い う 人 が 多 く を 占 め て い ま す 。 ま た 、 年 齢 別 に 見 る と 、 65 歳 以 上 で
「気軽に相談できる人がいる」が25%と、比較的割合が高めとなっています。
住民がお互いに声をかけあうなど、助けあいの輪をどのような範囲でつくるの
がよいか尋ねたところ、「自宅周辺の近隣(隣近所)」と答える人が38%と、6年
前の調査結果より大幅に割合が高くなっています。
②居住地域や周辺の環境についての評価
住んでいる地域や周辺の環境についての評価を10項目にわたり尋ねたところ、
③地域活動への参加意向
地域で行われる活動について回答者の34%が今後は参加しないと答えています。
また、その理由として「関心はあるが、参加する機会がない」という人が36%を
占めるほか、「関心が なく、誘われても参加 するつもりはない」と いう人も25%
見られ、若い人ほど割合が高くなっています。
④地域の町会・自治会への加入状況
回答者のうち、町会・自治会に加入している人はちょうど半数となっています
が、若い人ほど加入している人の割合が低くなり、居住年数が3年未満の人では
「住んでいるところに町会・自治会があるかどうかがわからない」という人が半
数以上を占めています。
これに関連して、だれもが暮らしやすい地域をめざして住民が進めるべき取り
組み内容を尋ねたところ、居住年数の浅い人で「新築マンションの入居者など、
新たに引っ越してきた人との関係づくりを強化する」と答える割合が高くなって
います。
⑤生活上の悩み・不安と相談先
生活上の悩みや不安については、回答者のうち65歳以上が37%、高齢者と同居
する人が50%という属性を反映し、自分や家族の健康、老後の暮らしをあげる人
が多いほか、「地震や火事など災害のこと」への回答割合が高くなっています。
悩 み や 不 安 の 相 談 先 に つ い て は 、「 知 人 ・ 友 人 」 が 62 % と 最 も 多 く 、 次 い で
「 病 院 な ど か か り つ け の 医 療 機 関 」 が 22 % 、「 市 役 所 な ど 行 政 機 関 の 窓 口 」 が
20%となっており、「隣近所の人」は11.6%にとどまっています。
悩みや不安があるときに手伝ってほしいことについては、6年前の調査結果と
⑥福祉に関する情報への意識
健康づくりや福祉について知りたい情報を尋ねたところ、最も多い「サービス
の利用方法について」(39%)など、福祉サ ービスに関する情報に ついては6年
前の調査結果と比べて、おおむね回答割合が低下しています。
しかし、福祉サービス を利用する際に心配に 思うことでは、「どの ようなサー
ビスがあるのかがわか らない」が年齢の若い 人を中心に60%にのぼ るほか、「サ
ービスの利用について、どこに相談すればよいかわからない」も38%を占めてお
り、引き続き関連情報の定期的な発信が必要な様子がうかがえます。
また、今後充実すべき情報媒体について尋ねたところ、18歳から39歳までの回
答 者 の 51 % が 「 市 の ホ ー ム ペ ー ジ 」、 40 % が 「 市 の 発 行 す る パ ン フ レ ッ ト や 冊
子」となるなど、「市の広報紙」以外の媒体を求めています。
⑦福祉サービスの利用時に充実すべき内容
福祉サービスを安心して利用できるようにするために、どのようなことを充実
すべきか尋ねたところ 、「福祉サービスを適 切に選んで利用できる ように支援す
る相談窓口を充実する」が63%を占めるなど、6年前の調査結果と同様の結果と
なっています。
⑧福祉とのかかわり
地域団体に所属するなど、福祉との何らかのかかわりがある人は回答者の35%
⑨地域福祉に関する組織・機関等の周知状況
それぞれの組織・機関等について、名前を聞いたことがある人の割合を多い順
に整理すると、民生委員児童委員が63%、地区福祉委員会が62%、社会福祉協議
会が61%、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)が34%となっています。
地区福祉委員会の活動のうち、「声かけ・見守り活動」、「ふれあいサロン」、「子
育てサロン」については20%近い周知度となっています。
ただし、18歳から39歳の人では、地区福祉委員会(49%)を除いて、名前や内
容を知らないという人が60%以上を占めています。
⑩行政の役割として重要なこと
ともに助けあい支えあう地域づくりを進めていく上で重要な行政の役割として、
「困ったときの相談先や福祉サービス等の情報提供」が65%と最も多く、これに
次いで「身近なところ での相談窓口の充実」 が54%、「だれもが暮 らしやすい生
活環境づくり」が53% 、「住民が気軽に利用 できる集いの場の充実 」が36%など
となっています。
⑪回答者自身による取り組み
地域で暮らす人々が安心して暮らせるように、回答者自身ができそうなこと、
やってみたいことを尋ねたところ、73%の回答者が何らかの内容をあげており、
具体的には「福祉への関心を持つ」が25%、「見守り活動や安否確認の声かけ」が
23%、「話し相手や相談相手」が22%、「災害時の救助活動や避難の支援」が18%
などとなっています。
このうち、「福祉への関心を持つ」について年齢別に見ると、18歳から39歳の人
が33%、40歳から64歳の人が28%、65歳以上の人が18%と、年齢が高くなるほど
⑫主な自由回答意見
アンケート調査票末尾の自由回答意見欄には、回答者の25%から意見が寄せら
れました。主な意見を紹介すると次のとおりです。
○ 私 が 住ん で い るマン シ ョ ンで は 、 毎年高 齢 化 して い ま す。ふ た り 住ま い で は
近 い 内 に ひ とり 家 庭に な る で し ょう 。 その 時 、 お 互 い助 け あえ る 関 係 が 築 け
ていたらよいなと思います。小さな単位の地域福祉ができたらいいですね。
○ 話 し 相手 が ほ しいと い う 高齢 者 の 方がた く さ んい ら っ しゃい ま す 。支 援 や 介
護 は 要 ら な いけ れ ど、 何 で も で きる ほ ど元 気 で は な い、 中 間に い る 方 に 目 を
向けるともっとよくなると思います。
○ 近 隣 住民 が 仲 よく楽 し く 助け あ っ て暮ら し て いけ た な ら、特 に 福 祉活 動 は い
ら な い と 思 う。 し かし 現 実 は 、 お隣 同 士、 近 所 の 人 同士 、 うま く い っ て い な
い場合があり、本当に困っていることには声かけもできないのです。
○ご近所同士のつながりを、もっと深められるような活動を提案してほしい。
○ 自 治 会の 高 齢 の皆さ ん が 子ど も た ちの見 守 り を毎 日 行 ってく だ さ り感 謝 し て
い ま す 。 た だ、 い ろい ろ な 団 体 があ る よう で す が 、 すべ て 同じ メ ン バ ー で 運
営されているようで閉鎖的でもあると思います。
○ 池 田 市に は 違 いがわ か り づら い 小 さいコ ミ ュ ニテ ィ が たくさ ん あ り過 ぎ る よ
う に 思 い ま す。 ま た、 そ れ ら の 関係 や 役割 分 担 が よ くわ か らず 、 新 し い 住 民
にとって地域活動への参加障壁になっているように思います。
○ 地 域 にお け る 活動は 「 積 極的 に 参 加でき る 限 られ た 人 たちの 集 ま り。 む し ろ
近づきにくいイメージ」があります。「だれでも気軽に参加できる環境とイメ
ージづくり」から始めることが必要と思います。
○ 子 育 てサ ロ ン でも食 事 会 でも 、 実 際にど ん な 活動 が さ れてい る の か知 ら な い
人が多いと思います。
○ 地 域 での 福 祉 活動に つ い て、 ど ん な活動 を い つし て い るのか 、 も っと わ か り
(2)住民座談会における主な意見
「第4次池田市地域福祉活動推進計画(i-プラン)」の策定に向けて池田市社 会福祉協議会が開催している地区別ワークショップの協議内容から今後の地域福 祉推進にあたっての主な課題を整理すると、次のとおりまとめることができます。
○ 近 所 同士 の つ ながり が 薄 く、 子 ど もから 高 齢 者ま で 幅 広い世 代 の 交流 を 深 め る 必 要 が あ る。 特 にマ ン シ ョ ン 、賃 貸 住宅 居 住 者 と の交 流 や状 況 把 握 が 難 し く、今後のあり方を考える必要がある。
○ 高 齢 者、 障 が いのあ る 人 、子 ど も のそれ ぞ れ で、 地 域 に気軽 に 立 ち寄 れ る と ころがないところがあり、今後の居場所づくりが望まれている。
○ ふ れ あい サ ロ ンや子 育 て サロ ン 等 に対し て も っと 回 数 を増や す な どの 希 望 が あるが、予算やお世話役の体制上、手一杯で十分に対応できていない。 ○ 認 知 症の 人 が 増えて い る 。ま た 、 サロン に 出 てこ な い 人の見 守 り や、 孤 立 し
ていると判断されてもプライドの高い高齢者への対応が課題となっている。 ○ 福 祉 に関 す る 住民や 福 祉 委員 の 意 識をも っ と 高め た り 、社会 福 祉 協議 会 や 地
区福祉委員会等についての周知を一層進めることが必要である。
○ 小 地 域ネ ッ ト ワーク 活 動 の場 と な る拠点 が 身 近に 確 保 できな か っ たり 、 建 物 の使い勝手などに課題のあるところがある。
○会員の減少に伴い、活動費の確保に困っているところがある。
○ 活 動 の担 い 手 が高齢 化 し たり 、 同 じ顔ぶ れ で 固定 し て いる。 ま た 、担 い 手 が 多 く の 役 職 を兼 務 して お り 、 地 域住 民 に声 か け な ど をし て も後 継 者 や リ ー ダ ー役となる人がなかなか見つからない。
○ 部 会 を設 置 し 取り組 ん で いる 地 区 福祉委 員 会 のう ち 、 部会間 の 横 のつ な が り が薄く、福祉委員同士の交流や部会の再編が必要と考えるところがある。 ○ 町 会 ・自 治 会 、コミ ュ ニ ティ 推 進 協議会 、 民 生委 員 児 童委員 、 P TA な ど 地
3.地域福祉にかかわる取り組み状況
(1)第2期計画に基づく施策の実施状況
第2期計画では、4分野延べ51項目にわたる施策を掲げました。この計画の策 定にあたって、関係する施策の実施状況を把握したところ、一部の施策を除いて、 おおむね何らかの形で実施されており、今後についても継続もしくは実施方法を 検討しつつ施策の発展・拡充を図るというものが多くを占める結果となりました。
①地域における福祉サービスの適切な利用の促進
施策の体系 取り組み 実施状況 主な内容・課題等
地域におけ る福祉サー ビスの提供
○高齢者施策の充実を図ります ○障がい者施策の充実を図ります ○子育て支援施策の充実を図ります ○健康増進施策の充実を図ります
A A A A
・それぞれの分野別計画に 従って施策を充実
相談支援体 制の整備
○必要な情報がいつでも手に入れられる情 報ネットワークをつくります
○身近なところで相談や支援体制が受けら れる体制づくりを進めます
○一人ひとりが専門家につながり、継続し た相談・支援が受けられる体制づくりを 進めます
B
A
B
・地域の諸団体等による情 報提供を促進
・CSWの配置、各種相談 支援体制の強化
・医療・福祉間のネットワ ーク構築に課題を残す
必要なサービ スを利用でき る仕組みの確 立
○社会福祉従事者の専門性の向上を図りま す
○利用者主体のケアマネジメント、ソーシ ャルワーク体制の整備を進めます
B
A
・必要時に研修等を実施し ているが、充実している とはいえない
福祉サービス利 用者が適切なサ ービスを選択で きるシステム
○第三者評価による福祉サービスの質の向 上をめざします
○福祉サービス利用のための情報公開を進 めます
B
B
・それぞれ取り組んでいる が、必ずしも充実してい るとはいえない
サービス利 用に結びつ いていない 要支援者へ
○孤立、虐待、ひきこもり・閉じこもり、 サービス利用拒否など、支援を必要とす る人を発見する体制づくりを進めます ○ソーシャルワーク体制の整備を進めます ○近隣の住民や訪問機会のある事業者など
の見守り体制をつくります
B
A B
②地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達
施策の体系 取り組み 実施状況 主な内容・課題等
多様なサー ビスの参入 促進と協働 の実現
○民間活力の導入を進めます
○NPO法人等の福祉事業への参入を支援 します
○コミュニティビジネスの起業を支援しま す
B B
C
・NPOの参入促進を行っ ているが、コミュニティ ビジネスの新規起業には 至っていない
福祉、保健、 医療と教育、 就労など生 活関連分野 との連携
○包括的地域ケアシステムの構築を進めま す
○教育、就労、住宅、交通、環境、まちづ くり等の生活関連分野との連携を進めま す
○安心・安全のまちづくりを進めます
B
B
B
・地域包括ケアシステムの 構築
・公共施設のバリアフリー 化、災害時要支援者名簿 の作成 など
③住民主体の福祉の実現(福祉コミュニティの創出)
施策の体系 取り組み 実施状況 主な内容・課題等
地域住民、 ボランティ ア、NPO 法人等の社 会福祉活動 への支援
○地域情報ネットワークをつくり、地域情 報の共有化を進めます
○地域の福祉活動に必要な知識や技術の学 習機会を提供します
○地域の活動拠点の整備を進めます ○地域住民の自主的な活動と公的サービス
の連携を進めます
○地域の福祉活動と企業、学校等の福祉活 動の連携を進めます
○住民等の活発な福祉活動に対する顕彰を 進めます
B B B B B A
・市のホームページや掲示 板等を通して地域情報を 発信
・社会福祉協議会を核とし た福祉活動の支援 ・行政サービスについての
講座等については利用促 進が課題
地域の福祉 課題の共有 化
○コミュニティワーク体制の整備を進めま す
○地域における分野横断的なネットワーク の実現を図ります
○さまざまな見方や考え方を認めあえる交 流の機会をつくります
○福祉活動を通じた住民活動の交流を進め ます
○地域間の交流を進めます
A
A
A
B
B
・CSWの増員
・地域内外の交流について は充実しているとはいえ ない
地域の構成 員としての 意識の向上
○地域住民、サービス利用者のエンパワー メントによる自立支援を進めます ○あらゆる住民の地域活動への参加を進め
ます
B
B
・子育てサークル等の自立 支援
【実施状況】A:おおむね計画どおりに施策・事業を実施
施策の体系 取り組み 実施状況 主な内容・課題等
地域福祉活 動への主体 的な参加の 促進
○住民の主体的な参加による自己実現の機 会を提供します
○住民の企画参加を進めることによる協働 活動の充実を図ります
B
B
・地域コミュニティ推進協 議会によるまちづくり
地域福祉を 推進する人 材の養成
○コミュニティソーシャルワーカーの養成 を進めます
○福祉活動ボランティアやリーダー、調整 役となる人材の養成を進めます
○地域における多様な人材の発掘に努めま す
A
B
B
・CSWの増員
・リーダー人材の育成は進 んでいない
・市と社協間の人材情報の 共有が進んでいない
魅力ある地 域の創出
○地域における自然や歴史、伝統行事など 社会的資源を生かした福祉のまちづくり を進めます
○住民や企業との連携による地域の個性を 生かした福祉のまちづくりを進めます ○まちづくりの視点を取り入れた地域福祉
活動を進めます
C
C
C
・個々の地区において取り 組み事例はあるが、市全 体としては進んでいると はいえない
④地域福祉の推進を支援する行政の仕組みづくり
施策の体系 取り組み 実施状況 主な内容・課題等
行政の基本 的な取り組 み姿勢
○社会福祉法の理念をふまえた福祉行政を 進めます
○地域福祉の推進を支援する体制づくりを 進めます
○地域福祉推進の総合化・一元化を進めま す
○地域福祉推進のための福祉基金等の充実 を図ります
A
B
C
A
・関係法令、条例等に基づ き住民主体の地域福祉を 推進
・市、社協、関係団体等と の連携
・地域福祉推進に係る経費 に充てることができるよ う福祉基金条例を改正
地域福祉の推進 を支援する職員 の意識の向上
○地域福祉への職員の関心の向上を図りま す
○他の人材との交流・連携を進めます
B
A
・地域コミュニティ推進協 議会への職員参加 ・社協への職員派遣
【実施状況】A:おおむね計画どおりに施策・事業を実施
(2)地域福祉にかかわる市民活動の状況
池田市では、町会・自治会を始めとして様々な地域組織が構成され、それぞれ 活動を展開しているほか、健康づくりや福祉、教育、環境、防災・防犯、まちの 活性化などのテーマにより活動するボランティア団体やサークルが多数あり、法 人格を持ったNPO活動も展開されています。
また、市内の各地区に 地域コミュニティ推進 協議会が設置され、「 自分たちの まちは自分たちでつくろう」を合言葉に、地域内の共通課題の解決を図り、市と の協働でまちづくりを進めていこうとする『地域分権』に取り組んでいます。
全市的には、ボランティア活動団体等への活動支援を行う組織として公益活動 促進協議会が設置され、市立公益活動促進センターの管理運営にあたっているほ か、社会福祉協議会がボランティアセンターを開設し、様々なボランティアの育 成・確保、活動支援にあたっています。
地域福祉に関しては、各地区の民生委員児童委員や地区福祉委員会等による見 守り・声かけ活動を始め、ふれあいサロンや子育てサロン、男性料理教室などの グループ援助活動、外出支援、簡単な家事援助、配食などの個別援助活動など小 地域ネットワーク活動や世代間交流が展開されています。
市民相互で助けあう会員制の取り組みとしては、子育て家庭を対象とする「い けだファミリー・サポ ート・センター」、住 民参加型の有償協力員 派遣事業「に じの会」などがあり、互助活動を展開しています。
地域における活動団体・グループなどが増え、それぞれの活動が充実すること で、地域福祉はより一層充実したものになると思われますが、多くの団体では活 動の担い手となる中心メンバーの高齢化が進むとともに後継者の確保が課題とな っており、メンバーが固定化する傾向もうかがえます。このため、住民一人ひと りの福祉意識の醸成などを通じて、地域福祉活動の担い手となる人材を発掘・育 成していくことが必要です。
4.今後の地域福祉推進にあたっての課題
池田市では、古くからの市街地や田園地域、かつての新興住宅地、団地など市 内各地で少子高齢化と世帯規模の縮小が進み、高齢者のみ世帯や認知症の人など 社会的に見守りが必要な人々が増えつつあります。その一方で、近年開発された マンションや住宅地にはファミリー世帯等が転入し、地域コミュニティにまだ十 分なじめておらず、公的なサービスへの依存度が高い様子がうかがえます。
このような状況の中、今後の地域福祉の推進にあたって、重点的に取り組んで いくべき課題について整理すると、次のようにまとめることができます。
①お互いの顔が見える近隣関係づくり
アンケート調査では、近隣関係について良好と答える人が多くを占めています が、近所づきあいの状況を見ると、あいさつ程度など決して深くなく、相談相手 として近所の人をあげる人は多くありません。しかし、住民同士の助けあいの輪 をどのような範囲でつくるのがよいかという質問には、隣近所など身近な範囲が 理想と考える人が多くを占めています。
このため、災害発生時のことも見据えつつ住民同士の助けあいについての情報 発信、啓発等を進めるとともに、地域における集いの場や、趣味や価値観を同じ くする人同士など、様々な人が知りあうきっかけを増やし、これらが重なりあう ことで、まずは顔の見える関係をより広げていくような取り組みが必要です。
②福祉に対する関心の喚起
くの人々には現在の地域福祉の取り組み、活動状況が認識されていない様子がう かがえます。
こうしたことから、地域福祉計画も第3期を迎える段階ではありますが、改め て様々な媒体を通じた情報発信、啓発活動等により人々の福祉に対する関心を高 めていくことが必要です。
③新たな担い手の確保
地域における福祉活動の担い手の高齢化や固定化が進んでおり、70歳以上の担 い手が同年代の人の見守り、支援を行うなど、老々介護ならぬ「老々地域福祉」 と呼べるような状況に直面しています。各地区で担い手の確保に取り組んでいる ところですが、60歳代以下の新たな担い手はまだ働いている人も多いなど、なか なか見つからず、10年ほど先には最悪の場合担い手がいなくなってしまうという 可能性も否定はできません。
これに対して、地域における助けあいや福祉活動などの意義や具体的な活動内 容等をより一層周知するとともに、幅広い世代が気軽に参加でき、楽しく活動で きるような働きかけを行い、活動参加者のすそ野を広げていくこと、また次代の 活動を先導するリーダー的役割の人材を確保・養成していくことが必要です。
④連携・協働による推進体制づくり
市内の各地区では地区福祉委員会が中心となって小地域ネットワーク活動が展 開されていますが、地区によっては町会・自治会などの地域組織との連携がうま くいっていなかったり、福祉委員会の活動への住民理解に課題が見受けられると ころもあります。また、担い手とともに活動場所や活動資金の確保に課題のある ところも少なくないことから、今後の活動推進にあたって各地区の諸団体との情 報共有、相互協力などを一層進めていくことが必要です。
⑤情報提供、相談支援体制のさらなる充実
アンケート調査では、福祉サービスの内容や地域における福祉活動、ボランテ ィア活動等に関する情報が十分に行き届いておらず、年齢の若い人を中心に「ど のようなサービスがあるかわからない」、「どこに相談すればよいかわからない」、 「どのような活動が行われているのかわからない」といった声がまだまだ多い現 状です。これに対し、市や社会福祉協議会の広報紙、パンフレット等の紙媒体、 ホームページ、地域の人々を介したクチコミなどを通じて、情報がより行き届く ように努めていくことが必要です。
また、住民の生活課題の解決や福祉サービスの利用にあたって相談窓口の充実 が求められており、民生委員児童委員、地区福祉委員会、コミュニティソーシャ ルワーカー(CSW)、地域包括支援センタ ー等の関係機関ととも に、必要な人 が必要な支援につながる相談支援体制の充実に引き続き努めていくことが必要で す。
⑥地域福祉における今日的な課題への対応
近年、「無縁社会」、「 社会的孤立」という言 葉が出てきたように、 地域の中で のつながりがなく孤立死に至るなどの痛ましい事故の発生や、生活保護に至る前 の生活困窮者の増加など、新たな課題への対応が急務となっています。
高齢者、障がいのある人、児童を対象とするような福祉制度の谷間にある人や、 介護保険など現行の公的サービスでは対応できない多様な福祉ニーズへの対応に ついても今後の地域福祉推進にあたっての課題といえます。
1.ふれあい・支えあい・学びあいのまちづくり
(1)福祉に関する意識づくり
住民やサービス事業者、行政がともに福祉に関心を持ち、支えあい助けあいの 意識を醸成します。
①福祉に関する意識の把握と啓発の推進
○福祉に関する住民意識の把握に努めます。また、広報紙やパンフレット、ホー ムページなどを通じて、身近な地域における住民相互の支えあい助けあい、ボ ランティア活動等についての広報・啓発活動を進めます。
○[新規]平成29年度から保健福祉総合センターを指定管理するにあたり、セン ターを地域福祉に関する発信基地と位置づけ、福祉にかかわる様々な情報の収 集、発信を行います。
②福祉教育、体験学習の推進
○社会福祉協議会など各種団体と連携し、学校・地域・家庭における福祉教育、 体験学習活動を推進します。
○住民同士の日常的な支えあいが展開されるよう福祉活動への理解と参加意識の 高揚に努めます。
(2)地域におけるふれあい・支えあいの推進
みんながともに慣れ親しんだまちで暮らし続けるために、地域における多様な ふれあいを深め、顔の見える関係づくりを進めていきます。また、日頃からの顔 の見える関係づくりを通じて、地域に住む人々が地域の課題を共有し、問題解決 にともに取り組むような支えあいのまちづくりを進めていきます。
①地域における多様な住民交流の促進
○障がいの有無や年齢などにかかわらず、すべての人が参加できる行事の開催を 働きかけるとともに、各種団体・グループによる多様な交流活動を促進します。 ○地域の集会施設などを活用した子どもや高齢者など住民交流の場の確保や居場
所づくりを支援します。
○障がいのある人、子育てや介護に悩んでいる人など当事者同士が出会う場や情 報の提供などの支援を行います。
②地域における支えあい活動の促進
○[重点]民生委員児童委員や社会福祉協議会の地区福祉委員会などによる要援 護者の見守りや声かけ、サロン活動など、小地域ネットワーク活動を促進しま す。
○[重点]各分野の専門機関と連携し、住民が抱える課題に応じて適切な相談支 援やサービスに結びつけることができるよう努めます。
(3)NPO・ボランティア活動の推進
公益活動促進協議会や社会福祉協議会のボランティアセンターなどと連携しなが ら福祉分野をはじめ、市内で行われている多様なNPO・ボランティア活動に関す る周知・広報を進めるとともに、活動参加へのきっかけづくりや気軽に参加できる 雰囲気づくりに取り組み、幅広い住民のボランティア活動への参加を促進していき ます。
①ボランティアの育成・確保
○広報いけだやホームページなどを通じて、ボランティア活動の意義や必要性を 啓発するとともに、ボランティア団体や活動内容を紹介します。
○ボランティア活動をするために必要な基本知識や技能を習得するための講座の 開催や情報提供に努めます。
○公益活動促進協議会や社会福祉協議会のボランティアセンターを通じて市内の NPOやボランティア団体などと連携し、様々なボランティアの育成を促進し ます。
②NPO・ボランティア活動への支援
○ボランティアの組織化を図るとともに、活動の場や資機材の提供、団体間の交 流促進など活動支援に努めます。また、集会施設等を活用し、住民が地域福祉 活動やボランティア活動を行うための拠点を確保します。
○公益活動促進協議会や社会福祉協議会のボランティアセンターによる活動を支援 するとともに、地域における福祉コーディネーターやリーダーとなる人材、ボ ランティアの育成について働きかけます。
(4)人材育成とネットワークづくり
地域福祉活動の推進にあたっては、地域で活動する団体間の「横のつながり」 を強め、連携・協力を図っていきます。また、福祉、教育、環境など、様々な分 野にわたる生活課題を解決するために、行政各分野の意思疎通を密にし、十分に 連携を図った上で、計画・事業の推進に努めていきます。
①地域福祉の推進に向けたネットワークの形成
○[重点]町会・自治会や地区福祉委員会を始めとする各種団体、民生委員児童 委員、地域コミュニティ推進協議会、社会福祉協議会、ボランティア団体など との連携強化を図り、地域福祉の推進に向けたネットワークづくりを進めると ともに、団体間の情報交換などへの支援に努めます。
②地域福祉を推進するための人と仕組みづくり
○民生委員児童委員活動に関する普及・広報に努めるとともに、研修などを通じ て各委員のスキルアップを図ります。
○福祉・教育など関係機関と連携し、地域福祉の推進のための専門人材の育成・ 確保などに努めます。
2.住み慣れたところで支援が受けられる体制づくり
(1)情報提供体制の充実
多様な手段・媒体による効率的な情報提供を図り、住民が自分に適したサービ スを選び、安心して利用することができるよう、必要な情報がいつでもどこから でも入手できるような体制づくりを進めていきます。
①情報提供体制の充実
○必要とする人が必要なサービスを受けられるよう、広報紙やパンフレット、ホ ームページなど多様な媒体を通じて情報を提供し、福祉制度・サービス内容の 周知に努めます。
(2)相談支援体制の充実
社会福祉協議会や民生委員児童委員協議会、地域の諸団体との連携のもとに、 市内の各地域における身近な相談支援体制づくりを進めていきます。
①行政・関係機関における相談支援体制の充実
○[重点]市役所各窓口における相談支援体制を充実するとともに、地域包括支 援センターや障がい者相談支援事業所、地域子育て支援拠点、コミュニティソ ーシャルワーカー(CSW)など、分野ごとの相談体制の充実を図ります。 ○[重点]各分野の相談機関のネットワーク化を推進し、対処方法などの情報の
集約・整理を進めます。また、より親切でていねいな相談サービスを提供でき るよう、研修などを通じて担当職員の資質の向上を図ります。
○[新規]分野を問わず相談支援を行うことや、各分野間の相談支援機関による 連携を密に行うことにより、分野横断的かつ包括的な相談支援を実現するため の方策を検討します。
②地域における相談支援体制づくり
○[重点]社会福祉協議会や民生委員児童委員、当事者団体などが進める相談支 援活動を支援するとともに、社会福祉協議会、地区福祉委員会、民生委員児童 委員、町会・自治会、ボランティア団体などの相互連携を促進し、地域の要援 護者を福祉施策・サービス利用へと結びつける仕組みづくりを進めます。 ○社会福祉協議会や地区福祉委員会、地域の各種団体と連携し、住民が身近なと
(3)サービス利用の仕組みづくり
利用者が安心して福祉サービスを利用できるように、サービス事業者自身によ るサービスの質の向上への取り組みや、サービス利用に関する利用者の苦情相談 を受け付ける仕組みづくり、関係機関による相互の連携を強めていきます。
①サービス提供体制の充実と質の向上
○すべての人が地域で安心して生活できるよう、福祉サービスの充実に努めます。 ○福祉サービスの利用に際して不利益な扱いを受けた場合の相談窓口を充実する
とともに、サービス事業者による自己評価など、サービスの質の向上に向けた 取り組みを促進・支援します。
(4)権利の尊重と擁護
①権利擁護と生活支援の推進
○成年後見制度や日常生活自立支援事業の周知に努め、判断能力に不安のある人が 適切に福祉サービスなどを利用し、地域生活が継続できるよう支援に努めます。 ○福祉サービスを提供する事業者、地域福祉活動に取り組む個人・団体などに対
3.健康で、安心できる予防重視のまちづくり
(1)分野別施策の推進
障がいの有無や年齢などにかかわらず、すべての住民が住み慣れた地域で健康 で生きがいを持ち、自分らしく暮らし続けることができるよう、各種サービスや 相談支援体制の充実など分野別施策の計画的な推進に努めます。
①生涯を通じた健康づくりの推進
○すべての市民が健康でいきいきと生活できるよう、健康づくりと保健サービス の拠点である保健福祉総合センターを中心に、人生の各段階に応じた保健事業 を総合的に展開するとともに、住民による自主的な健康づくりを支援します。
②高齢者福祉・介護保険事業の充実
○高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活が継続できるよう、医療、介護、介 護予防、住まい、生活支援が包括的に提供される地域包括ケアシステムの構築 を推進します。
○支援を必要とする高齢者に対する福祉サービス、介護保険サービスの充実に努 めます。
③障がい福祉施策の推進
○障がいのある人の社会参加と自己実現を図り、住み慣れた地域で質の高い生活 をおくれるよう、就労支援や福祉サービス、相談支援体制等の充実に努めます。 ○[新規]障がいのある人の生活支援、相談支援、緊急時の対応などを総合的に
⑤生活福祉施策の推進
○所得が少なく生活に困っている人の生活の安定と自立の促進に向け、関係機関 との連携のもと、その実態を的確に把握しながら、適切な相談・指導に努める とともに、生活保護制度の適正な運用に努めます。
○[新規]生活保護に至る前の段階にある経済的に困っている人を対象として、 相談支援や就労支援、住宅確保給付金の支給など、生活の自立と安定に向けた 支援を進めます。
(2)人権尊重のまちづくり
すべての人々の人権が尊重され、差別や偏見、暴力などのない豊かな社会の実 現に向け、あらゆる機会を通じて人権教育・人権啓発を推進するとともに、相談 体制の充実、人権擁護・救済方法の充実に努めます。
①人権教育・人権啓発の推進
○広報紙やパンフレット、ホームページなどによる人権に関する広報・啓発活動 を充実し、住民の人権意識を高めます。
○学校・社会教育における人権教育・啓発の推進に努めるとともに、市職員、教 職員、保健福祉関係者などに対する人権教育を充実します。
②人権擁護・救済方法の充実
4.未来に広げる魅力ある地域づくり
(1)地域資源を生かした魅力あるまちづくり
豊かな自然環境や歴史・伝統文化など、地域における様々な資源を有効に活用 し、幅広い市民の多様なふれあいを促進していきます。
①地域資源を生かした多様なふれあいの促進
○地域における豊かな自然環境や歴史・伝統文化など、様々な資源を有効に活用 し、人々がふれあう機会を創出します。また、高齢者や障がいのある人など、 すべての人に対して地域の行事等への参加を促進します。
(2)福祉の視点に基づくまちづくりの推進
住宅や公共施設などにおけるバリアフリー化やユニバーサルデザインの視点に 基づく整備を一層推進していきます。また、安全な道路交通環境の整備に今後と も努めていくとともに、だれもが安心して利用できる交通手段の確保、交通施設 の改善などについて関係機関に働きかけていきます。
①すべての人が暮らしやすい住環境の整備
○支援の必要な障がいのある人や高齢者などの在宅生活の維持・向上、介護者の 負担軽減を図るため、住宅改造・整備を促進します。
②「福祉のまちづくり」の普及・啓発
○多くの人が利用する公共施設を整備・改築する際に、バリアフリー化やユニバ ーサルデザインへの対応を進め、すべての人が安心して利用できる施設の普及 に努めます。
③安全・安心・快適に利用できる道路交通環境
○段差の解消など、道路や歩道の整備・改善を図ります。また、道路の危険箇所 を確認し、警察などとの連携のもと、住民への周知や改善対策に努めます。 ○交通マナーの向上のため、警察などと連携して交通安全教室の開催や啓発活動
の充実に努めます。
④利用しやすい交通手段の確保・充実