2010/11/17
報道機関 各位
― N e w s R e l e a s e ― 神 奈 川 工 科 大 学
神奈川工科大学企画広報課 TEL:046-291-3002
拝啓
仲秋の候、 貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り、
厚くお礼申し上げます。
この度、ニュースをリリースさせていただきます。
ご高覧いただければ幸いでございます。
敬具
サイエンスアゴラ 2010 で先端ゲーム技術と
マスコミをテーマにしたワークショップを開催
神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 白井暁彦 准教授は、東京大学公共政策大
学院 I2TA プロジェクト、早稲田大学政治学研究科ジャーナリズムコースらとともに、2010
年 11 月 19 21 日に日本科学未来館・国際交流館(東京お台場)にて開催される「サイエ
ンスアゴラ 2010」(主催:独立行政法人科学技術振興機構;JST)において、先端ゲーム
技術とマスコミをテーマにしたワークショップを開催いたします。
【ワークショップタイトル】
アブナイ科学技術を社会に伝えよう!
世の中のシカケを知るためのゲームとマスコミ
How can we tell the dangerous science to the society?
- A serious game to know visual industry and society -
【ワークショップ開催日時】
2010 年 11 月 21 日(日) 12:45 14:15
【会場】
東京国際交流館 - 会議室 1(4 階)
(東京お台場・日本科学未来館隣)
【主催】
東京大学公共政策大学院 I2TA プロジェクト,
早稲田大学ジャーナリズムコース/SMC プロジェクト,神奈川工科大学 白井暁彦研究室
【ワークショップのみどころ】
このワークショップの参加者は、近未来のゲーム技術に利用される「アブナイ科学技術」
を体験することができます。神奈川工科大学で実際に研究されている、映画やゲームに利
用されている立体視技術の延長にある「多重化映像技術」と、ゲームのインタフェース技
術である「非接触赤外線レーザーセンシング技術」を体験し、記者となって研究者に取材
を実施し、ゲーム雑誌や女性週刊誌といったメディアの視点で、報道記事を作成します。
しかし最先端のゲーム技術を伝えたつもりが大事件が発生してしまい !?
楽しいロールプレイ形式での伝える体験を通して、科学技術の表現における可能性、リ
スクや社会的課題、メディアのあり方についての理解を深める機会を得ることができます。
ゲームやマスコミに興味のある方、親子連れ・学生・教員のご参加をお待ちしています。
【参加費・募集人数】
無料・18名(余裕がある場合当日参加可)
【お申し込み】
http://bit.ly/AbunaiAgora2010 よりパソコンからご登録ください。
サイエンスアゴラ内公式ページ http://bit.ly/Agora2010
【お問い合わせ】
神奈川工科大学 企画広報課 TEL.046-291-3002
ワークショップに関するお問い合わせは agora2010@shirai.la まで
ニ ュ ー ス リ リ ー ス
多重化映像技術「Scritter」
<備考> (アブナイ科学技術を社会に伝えよう!ワークショップ講演者)
■「サイエンスアゴラ 2010」とは
科学(サイエンス)は、それ自体が最高に面白い「ゲーム」です。
そんなサイエンスの集う場所・サイエンスアゴラは、2006 年から始まった、サイエンスを
知り、楽しみ、語り合うイベントです。今年は 11 月 19 日(金)から 21 日(日)までの 3
日 間 、 お 台 場 の 国 際 交 流 大 学 村 を 会 場 に 、 実 験 教 室 、 イ ベ ン ト 、 ト ー ク シ ョ ー な ど さ ま ざ
まなイベントが行われます(入場無料) 。親子でサイエンスを楽しみたい方、先端のサイエ
ンスに触れたい方、サイエンスについて議論したい方はぜひお越しください。
・サイエンスアゴラ 2010 公式ホームページ http://www.scienceagora.org/
〔特報〕サイエンスアゴラ・閉幕式(11/21 15時∼)には、今年のノーベル化学賞を共同受賞した 根岸英一氏が参加する予定です。 http://bit.ly/alWo0o #sciagora10
■ 吉澤剛(よしざわ ごう) 東京大学 公共政策大学院 特任講師 神 奈 川 県 川 崎 市 に 生 ま れ る 。慶 應 義 塾 大 学 理 工 学 部 物 理 学 科 卒 業 後 、東 京大学大学院(科学史)修了。民間シンクタンクで 2 年半勤務した後、2002 年より英国サセックス大学科学政策研究ユニット(SPRU)にて科学技術政策 を研究。2008 年に PhD を取得し、東京大学公共政策大学院・科学技術と公 共政策研究ユニット(SciTePP)に加わる。2007 年から NPO 市民科学研究室 の理事も務めている。専門はテクノロジーアセスメント、知識政策、科学コミュ ニケーションなど。現在は RISTEX「先進技術の社会影響評価(テクノロジー ア セ ス メ ン ト ) 手 法 の 開 発 と 社 会 へ の 定 着 」 プ ロ ジ ェ ク ト を 中 心 に 活 動 し て い る ほ か 、 知 識 と 社 会 的 ・公 共 的 価 値 を つ な ぐ 中 間 機 関 の 機 能 の 研 究 を 進 め ている。
■ 田中幹人(たなか みきひと) 早稲田大学 准教授
国際基督教大学教養学部理学科卒、東京大学大学院博士課程修了(学術博 士 、分 子 細 胞 生 物 学 )。国 立 研 究 所 ポ ス ドク 、早 稲 田 大 学 科 学 技 術 ジ ャ ー ナ リスト養成プログラム 客員助手等を経て、現在は早稲田大学政治経済学術院 ジャーナリズムコース准教授。科学技術とジャーナリズムやウェブの問題に関し て研究や実践を行っている。学生時代から様々な分野のライター/ジャーナリ ストとしても活動。最近の著作に「iPS細胞∼ヒトはどこまで再生できるか」等。
早稲田大学政治学研究科ジャーナリズムコースhttp://www.waseda-j.jp
(社)サイエンス・メディア・センター http://www.smc-japan.org
古屋絢子(ふるやあやこ)東京大学 公共政策大学院 特任研究員 2004 年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了(生活科学)。学生時 代の専門は西洋服飾史。生来の博物館好きが高じて、2001年から6年間、日 本科学未来館にて科学コミュニケーターとして勤務。未来館では自らの文系女 子 と い う 属 性 を 活 か し た 、 科 学 技 術 の 展 示 解 説 を 展 開 す る 。 現 在 は 東 京 大 学 公共政策大学院に在籍し、科学技術と社会とをつなぐ I2TA プロジェクトにて広 報・アウトリーチを担当。人生を変えたゲームは「Wii Fit」。
■ 白井暁彦(しらい あきひこ)神奈川工科大学 准教授
神奈川県横浜市出身。東京工芸大学工学部写真工学科,画像工学専攻卒。
(株 )キ ヤ ノン 、英 国 ゲ ー ム 関 連 企 業 勤 務 を 経 て 、ゲ ー ム 産 業 技 術 の 明 日 を 憂 いて東京工業大学知能システム科学専攻に復学、2003 年・博士(工学)取得。
(財)NHK エンジニアリングサービス・次世代コンテント研究室、2004-2007 年 にフランスに渡り、ENSAM(国立工芸大学)客員研究員にて VR 技術を利用し たテーマパーク開発に従事。2007年より帰国し、日本科学未来館科学コミュニ ケーター。展示物開発、展示解説の他、4K デジタルシネマや、国際学生 VR コ ンテストIVRC実行委員会等を勤める。2010年 4月より神奈川工科大学情報 学 部 情 報 メ デ ィ ア 学 科 の 准 教 授 。 東 京 工 業 大 学 世 界 文 明 セ ン タ ー 非 常 勤 講 師、国際基督教大学非常勤講師。フランス Laval Virtual ReVolution チェア。著 書にWiiリモコンをPCで使うためのプログラミング解説書「WiiRemoteプログラ ミング」(オーム社)など。 白井研究室HP http://www.shirai.la/ Twitter:o_ob