(平成 20 年度)
平成 21 年 11 月
− 目 次 −
第1章 点検・評価の趣旨等 ・・・・・ 1
第2章 教育委員の活動状況 ・・・・・ 3 1 教育委員会委員名簿(平成20年度在籍) ・・・・・ 3 2 教育委員会議での審議状況 ・・・・・ 3 3 教育委員会議以外の活動状況 ・・・・・ 7
第3章 施策の取組 ・・・・・ 9
第4章 主要施策等の実施状況の概要(点検・評価) ・・・・・ 10 第1節 「魅力ある学校をつくる」
1 地域とともにこどもを育てる学校をつくる
(1) 地域住民による学校教育への主体的参加 ・・・・・ 10 (2) 地域に貢献する学校づくり ・・・・・ 11 (3) 安全・安心な学校づくり ・・・・・ 12 (4) 学校施設開放の推進 ・・・・・ 13 2 一人ひとりの個性が輝く学校をつくる
(1) 特色ある教育活動の推進 ・・・・・ 14 (2) 学力向上に向けた取り組みの推進 ・・・・・ 15 (3) 健やかな心と体の育成 ・・・・・ 16 (4) キャリア教育の充実 ・・・・・ 17 (5) まなびサポート推進体制の充実 ・・・・・ 18 (6) 幼小中高の学びの連続性を重視した連携の推進 ・・・・・ 19 3 信頼される学校をつくる
(1) 学校の情報公開の推進 ・・・・・ 21 (2) 学校評議員・学校評価制度の充実 ・・・・・ 21 (3) 教職員の質の向上 ・・・・・ 22 4 教育環境が整った学校をつくる
(1) 学校教育施設の整備充実 ・・・・・ 23 (2) 学校施設の適正な配置 ・・・・・ 24 (3) 行きたい学校を選択できる仕組みづくり ・・・・・ 24 5 学校を支える体制を充実させる
(1) 教育研究センターの充実 ・・・・・ 25
第2節 「楽しみと生きがいを感じる生涯学習の充実を図る」 1 いつでも学習できる機会の充実を図る
(1) 生涯学習推進体制の充実 ・・・・・ 26 (2) 充実した学習情報・機会の提供 ・・・・・ 27 (3) 生涯学習施設の整備充実 ・・・・・ 29 (4) 市民の自主的学習活動の支援と学習成果の活用 ・・・・・ 30 2 日頃からスポーツを楽しめる環境を整える
(1) スポーツ機会・情報の提供 ・・・・・ 31 (2) スポーツ推進体制の整備 ・・・・・ 32 (3) スポーツ施設環境の整備 ・・・・・ 33 3 浦安の芸術・文化を育てる
(1) 市民の芸術文化活動の活性化 ・・・・・ 34 (2) 芸術文化を体験する機会の充実 ・・・・・ 34 (3) 郷土の歴史・文化の理解を深める ・・・・・ 35 (4) 伝統文化の継承 ・・・・・ 35 第3節 「浦安で産み育てたい環境を整える」
1 安心して産み育てられる環境をつくる
(1) 子育てと仕事の両立支援 ・・・・・ 37 (2) 多様なニーズに応じた子育て支援 ・・・・・ 37 2 地域ぐるみで子育てを支援する
(1) 子育て支援のネットワークづくりの推進 ・・・・・ 38 第4節 「こどもが元気に成長できる環境を整える」
1 こどもの健やかな成長を支える
(1) 健康づくりの推進 ・・・・・ 39 (2) 障がい児の地域生活や自立の支援 ・・・・・ 39 (3) 子どもの安全を守る環境の整備 ・・・・・ 40 2 豊かな心を育む
(1) 心を育む遊び環境の整備 ・・・・・ 41 (2) こどもを育む親力・地域力の向上 ・・・・・ 41 (3) 幼児期の学び環境の整備 ・・・・・ 42 (4) 自分を大切にする気持ちを育てる ・・・・・ 42 (5) 青少年の健全育成 ・・・・・ 43
第5章 有識者からの意見 ・・・・・ 46
第1章 点検・評価の趣旨等
1 点検・評価の趣旨
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正(平成20年4月1日施 行)により、各教育委員会においては、毎年、その権限に属する事務の管理及 び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、 議会に提出するとともに、公表しなければならないこととされました。
本市教育委員会は、教育委員会が決定した「平成20年度教育施策」に沿った 事務を教育委員会事務局が執行しているかどうかについて、教育委員会自らが 事後にチェックすることの必要性に加え、地域住民に対する説明責任を果たす という趣旨から実施するものです。
2 点検・評価の方法
(1)点検・評価の対象
本報告書は「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第27条第1項 の規定に基づくものであり、平成20年度の教育委員会活動を振り返るとと もに、本市教育委員会が毎年定める「平成20年度教育施策」の推進施策ご とに、教育委員会自らが事務の進捗状況について点検・評価をしたもので す。
(2)学識経験者の知見の活用
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第27条第2項の規定に基づ き、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図ることとしました。
本市教育委員会では、点検・評価についての報告書を作成するに当たり有 識者から意見の聴取を行いました。
3 点検・評価の概要
(1)教育委員の活動状況
教育委員会会議での審議状況や教育委員会議以外の活動状況について記 載しました。
(2)施策の取組
平成20年度浦安市教育施策に掲げる教育目標及び方針について、国の動 向や環境変化等を踏まえながら行ってきた施策について記載しました。
(3)主要施策等の実施状況の概要(点検・評価)
教 育 目 標 の 実 現 に 向け た 主 要 施 策 の 取 組に つ い て は 、「 平 成 20年 度 教育 施策」の推進施策ごとに、取組状況(点検)、成果・課題(評価)、また、 教育委員会での主な意見を記載しました。
(4)有識者からの意見
有識者からの意見のうち主なものを記載しました。
第2章 教育委員の活動状況
1 教育委員会委員名簿(平成 20 年度在籍)
職 名 氏 名 任 期
委 員 長 大塚 親哉 平成 16 年 10 月1日∼平成 20 年9月 30 日 平成 20 年 10 月1日∼平成 24 年9月 30 日
委 員 島田 富美子
小比類巻 勲
平成 16 年 10 月1日∼平成 20 年9月 30 日
(平成 20 年9月 30 日∼職務代理者) 平成 20 年 10 月1日∼平成 24 年9月 30 日
(平成 20 年 10 月1日∼職務代理者) 委 員 木場 弘子 平成 17 年 11 月9日∼平成 21 年 11 月8日 委 員 川端 秀仁 平成 19 年 10 月5日∼平成 23 年 10 月4日
委 員
(教育長)
黒田 江美子 平成 19 年8月1日∼平成 23 年7月 31 日
2 教育委員会議での審議状況
平成20年度においては、定例会12回、臨時会1回を開催し、条例・規則の 改正や教育費の予算、教育施策、審議会委員の委嘱などの審議事項、また、 各種事業の開催や実施報告などの協議・報告事項について審議を行いました。
議案の性質別件数
分類 項 目 件数
1 教育行政の運営に関する基本方針の決定 2
2 教育委員会規則・訓令の制定・改廃 24
3 管理職以上の職員の任免 2
4 附属機関の委員の任命・委嘱 11
5 教育功労者の決定 1
6 当初・補正予算審議 4
7 その他 17
計 61
平成 20 年度 教育委員会議案一覧 (*分類は前ページの分類番号と対応しています。) 議名
開催日
議 案 分類
傍聴 者数 第4回定例会
4 月 10 日
(木)
・平成 20 年度教育施策
・人事案件
1 7
0人
第5回定例会 5 月 8 日
(木)
・ 浦 安 市 立 小 学 校 及 び 中 学 校 管 理 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制 定について
・浦安市立幼稚園管理規則の一部を改正する規則の制定について
・浦安市立学校職員服務規程の一部を改正する訓令の制定につい て
・浦安市青少年センター運営協議会委員の委嘱について
2
2 2 4
3人
第6回定例会 6 月 12 日
(木)
・浦安市立幼稚園管理規則の一部を改正する規則の制定について
・浦安市立学校給食センター運営委員会委員の委嘱について
・浦安市社会教育委員の委嘱について
・浦安市公民館運営審議会委員の委嘱について
・浦安市視聴覚ライブラリー運営委員会委員の委嘱について
・浦安市文化財審議会委員の委嘱について
・浦安市青少年補導員の委嘱について
・浦安市体育指導員の委嘱について
・平成 20 年度教科用図書葛南西部採択地区協議会規約(案)につ いて
・ 平 成 20 年 度 教 科 用 図 書 葛 南 西 部 採 択 地 区 協 議 会 事 務 経 費 予 算
(案)について
・平成 20 年度教科用図書葛南西部採択地区協議会委員の推薦につ いて
2 4 4 4 4 4 4 4 7
7
4 2人
第7回定例会 7 月 10 日
(木)
・浦安市学校給食センター運営委員会への諮問について 7 4人
第8回定例会 8 月 14 日
(木)
・平成 20 年度一般会計(教育費)にかかる補正予算(案)につい て
・浦安市立幼稚園管理規則の一部を改正する規則の制定について
・浦安市学校給食センター運営委員会委員の委嘱について
・平成 21 年度使用教科用図書の採択について
6
2 4 7
2人
第9回定例会 9 月 11 日
・浦安市教育委員会委員長職務代理者の指定について
・平成 20 年度浦安市教育功労者表彰の被表彰者の決定について
3 5
3人
第 10 回定例会 10 月 9 日
(木)
議案なし 2人
第 11 回定例会 11 月 13 日
(木)
・平成 20 年度一般会計(教育費)に係る補正予算(案)について
・ 契 約 締 結 ( 案 ) に つ い て ( 仮 称 高 洲 地 区 公 民 館 複 合 施 設 建 設 工 事)
・ 契 約 締 結 ( 案 ) に つ い て ( 仮 称 高 洲 地 区 公 民 館 複 合 施 設 電 気 設 備工事)
・ 契 約 締 結 ( 案 ) に つ い て ( 仮 称 高 洲 地 区 公 民 館 複 合 施 設 機 械 設 備工事)
・旧宇田川家住宅及び大塚家住宅の指定管理者の指定について
・ 浦 安 市 運 動 公 園 総 合 体 育 館 及 び 浦 安 市 運 動 公 園 屋 内 水 泳 プ ー ル 等の指定管理者の指定について
6 7 7
7
7 7
1人
第 12 回定例会 12 月 11 日
(木)
議案なし 0人
第1回定例会 1 月 8 日
(木)
・ 浦 安 市 学 校 給 食 セ ン タ ー 管 理 運 営 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制定について
2 1人
第2回定例会 2 月 12 日
(木)
・平成 20 年度一般会計(教育費)に係る補正予算(案)について
・平成 21 年度一般会計(教育費)に係る当初予算(案)について
・ 浦 安 市 球 技 場 の 設 置 及 び 管 理 に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例(案)の制定について
・ 浦 安 市 幼 稚 園 の 設 置 及 び 管 理 に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例(案)の制定について
・ 契 約 の 締 結 ( 案 ) に つ い て ( 仮 称 浦 安 市 立 東 野 小 学 校 ・ 児 童 育 成クラブ建築工事請負)
・ 契 約 の 締 結 ( 案 ) に つ い て ( 仮 称 浦 安 市 立 東 野 小 学 校 ・ 児 童 育 成クラブ電気設備工事請負)
・ 契 約 の 締 結 ( 案 ) に つ い て ( 仮 称 浦 安 市 立 東 野 小 学 校 ・ 児 童 育 成クラブ機械設備工事請負)
・ 契 約 の 締 結 ( 案 ) に つ い て ( 見 明 川 小 学 校 校 舎 大 規 模 改 修 工 事 請負(第Ⅱ期))
・ 契 約 の 変 更 ( 案 ) に つ い て ( 北 部 小 学 校 校 舎 増 築 建 築 工 事 請 負
(第Ⅱ期))
・ 浦 安 市 教 育 委 員 会 組 織 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制 定 に つ い て
6 6 2
2
7
7
7
7
7
2 2
0人
・浦安市球技場管理規則の一部を改正する規則の制定について
・浦安市教育委員会点検・評価報告書(平成 19 年度)について
7
第3回定例会 3 月 12 日
(木)
・平成 21 年度浦安市教育施策について
・ 浦 安 市 教 育 委 員 会 組 織 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制 定 に つ い て
・ 浦 安 市 教 育 委 員 会 職 員 の 職 名 に 関 す る 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則の制定について
・ 浦 安 市 教 育 委 員 会 教 育 長 職 務 代 理 者 の 指 定 規 則 の 一 部 を 改 正 す る規則の制定について
・ 浦 安 市 教 育 委 員 会 事 務 決 裁 規 程 の 一 部 を 改 正 す る 訓 令 の 制 定 に ついて
・ 浦 安 市 立 小 学 校 及 び 中 学 校 管 理 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制 定について
・ 浦 安 市 立 小 学 校 及 び 中 学 校 通 学 区 域 に 関 す る 規 則 の 一 部 を 改 正 する規則の制定について
・ 浦 安 市 立 学 校 職 員 服 務 規 程 の 一 部 を 改 正 す る 訓 令 の 制 定 に つ い て
・浦安市立幼稚園管理規則の一部を改正する規則の制定について
・ 学 校 保 健 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 規 則 の 整 理 に関する規則の制定について
・ 学 校 保 健 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 規 程 の 整 理 に関する訓令の制定について
・ 浦 安 市 立 図 書 館 管 理 運 営 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規 則 の 制 定 に つ いて
・浦安市家庭教育指導員の任命について
・人事案件
1 2 2
2
2
2
2
2 2 2
2
2
4 7
0人
第1回臨時会 3 月 27 日
(木)
・浦安市教育委員会管理職の任命について
・ 浦 安 市 教 育 委 員 会 が 保 有 す る 公 文 書 の 公 開 に 関 す る 規 則 の 一 部 を改正する規則の制定について
・ 浦 安 市 教 育 委 員 会 個 人 情 報 保 護 条 例 施 行 規 則 の 一 部 を 改 正 す る 規則の制定について
・ 浦 安 市 ゆ め 半 島 千 葉 国 体 実 行 委 員 会 運 営 費 等 補 助 金 交 付 要 綱 の 制定について
3 2
2
2 0人
*議案61件の他、131件の協議・報告事項についても取り扱いました。
3 教育委員会議以外の活動状況
教育委員は、教育委員会議への出席以外に市内の学校を訪問して教育現場 の状況を把握するとともに、自らの学習会を開催し、資質の向上に努めてい ます。また、国・県等が主催する研修会や総会、各種行事・大会などにも参 加しています。
(1)学校訪問
開催日 訪問先
7月 3日 堀江幼稚園 10月 2日 美浜北小学校
10月28日 見明川中学校(特別支援教室) 11月 6日 明海小学校(特別支援教室) 11月20日 堀江中学校
(2)学習会
開催日 内容
10月 9日 特別支援教育の現状について(小・中学校長) 12月11日 給食費について
3月12日 不登校の現状について
(3)総会・研修会等
開催日 内容
5月16日 関東甲信越静市町村教育委員会連合会総会及び研修会 5月29日 千葉県市町村教育委員会連絡協議会総会及び研修会 8月20日 葛南地区教育委員会連絡協議会講演会
10月22日 千葉県市町村教育委員会連絡協議会研修会 11月19・20日 市町村教育委員会研究協議会(第1ブロック)
(4)その他の行事
小・中学校特別支援学級合同学習発表会、夏休みふるさと浦安作品展、 成人式、公民館文化祭、スポーツフェア 2008、東京ベイ浦安シティマラソ ンなどの行事への参加やまなびサポートチーム会議、千葉県教育研究会国 語教育部会、教科用図書葛南西部採択地区協議会、青少年問題協議会など の会議へ出席しました。
開催日 内容 4月2日 教職員新任式
4月5日 明海球技場オープニングセレモニー
4月19日
平成19年度貸し出し200万冊達成記念品贈呈式
(中央図書館)
7月1日 教科用図書葛南西部採択地区協議会 7月7日 教科用図書葛南西部採択地区協議会 7月28日 教科用図書葛南西部採択地区協議会 7月31日 まなびサポートチーム会議
8月1日 教育講演会 8月27日 教育フォーラム 10月1日 教育委員辞令交付
10月12日 浦安スポーツフェア2008 11月13日 教育功労者表彰式
11月14日 千葉県教育研究会国語教育部会 11月15日 小・中学校作品展
11月16日 小・中学校作品展 11月23日 市美術展表彰式
11月29日 小・中学校特別支援学級合同発表会 12月4日 浦安小学校創立120周年式典
12月11日 まなびサポートチーム会議 1月1日 新年賀詞交歓会
1月7日 高洲地区公民館複合施設起工式 1月11日 消防出初式
1月12日 成人式
2月1日 第18回東京ベイ浦安シティマラソン 3月31日 教職員退職者感謝状贈呈式
第3章 施策の取組
教育委員会は、本市のまちづくりの基本目標「人が輝き躍動するまち・浦 安」を実現するための5つの都市像のうちの1つである「創造と交流で築く 市民文化都市」を担うことから、創造性と個性を育てる生涯学習の推進施策 を展開してきました。
学校教育においては、国際化・情報化・少子高齢化など社会が急速に変化 する中にあって、次代を担う子どもたち一人ひとりの人格や個性を尊重しな がら、主体的に学ぶ意欲や心豊かな人間性を育むことが重要と考え、学校へ の期待の多様化、学ぶ意欲、学習の成果、教育の質の向上、子ども個々に必 要な配慮等々にどう応えていくか、教育環境の整備や説明責任も合わせ施策 を推進してきました。
ま た 、 市 民 が生 き 生き と し た 人 生を 送 り豊 か な 人 間 関係 を 築い て い け る よ う、生涯学習の施策を総合的、体系的に推進するとともに、家庭・地域教育 の充実や青少年の健全育成、芸術・文化活動の振興、生涯スポーツの振興な どの施策においては、地域、学校、団体、関係機関など関連する機関との連 携を重視し、推進してきました。
第4章 主要施策等の実施状況の概要(点検・評価)
点検・・・・・・<概要>で推進施策の主な取り組み状況について記載 評価・・・・・・<主要事業>で推進施策の主要事業の成果について記載 今後の方向性・・・・・・・・推進施策をまとめた単位ごとに記載
教育委員会での主な意見・・・推進施策をまとめた単位ごとに記載
第1節 「魅力のある学校をつくる」
1 地域とともにこどもを育てる学校をつくる
( 1) 地域住民による学校教育への主体的参加
<概要>
教育課程(教科指導)や教育課程外(部活動指導)、学校運営などの支援の ために、地域住民の学校教育への主体的参加を図りました。
また、学校教 育に参加 する各団体が 情報交換 や実践交流を 図るため に、各 小・中学校に学校支援協議会を設置するとともに、中学校区学校支援協議会 を開催し、地域住民の学校教育への関心を高め、地域全体で学校教育を支援 する体制づくりを整備しました。さらに、学校支援協議会の運営をサポート するため、地域と学校を結び、各種事業などの企画立案の調整・連絡を図る ための学校支援コーディネーターの配置を進めました。
<主要事業>
〇 中学校区学校支援協議会設置事業
堀江中学校区をモデル地区として指定し、校長・教頭・公民館職員の 他、PTAや堀江中学校区青少年健全育成委員会等の地域住民の方々で 構成される堀江中学校区学校支援協議会設置のための準備を行いました。
(モデル地区の指定は、平成21年度及び平成22年度です。)
〇 学校支援コーディネーター設置事業
地域と学校をつなぐ要である学校支援コーディネーターの配置に向け、 さいたま市、寝屋川市を視察するとともに、コーディネーターに求めら れる要件、活動内容等の検討を行いました。
〇 学校支援ボランティア推進事業
地域全体で学校教育を支援するため、学校支援ボランティア実施要項 及び募集要項を制定し、ボランティアの募集を行いました。児童・生徒 はボランティアの専門的知識や技能に触れ、学習を深めることができま した。ボランティア登録者は、一般1, 341人、保護者は1, 646人となって います。
〇 小・中学校部活動指導者派遣事業
市内小中学校の部活動の活性化を図るため、専門的な指導力を備えた 指導者を派遣し、児童生徒の技能や体力の向上を図りました。派遣した 指導者数と指導回数は、小学校36人、742回、中学校53人、1, 683回です。
( 2) 地域に貢献する学校づくり
<概要>
学校が地域コミュニティの活動に積極的に参加しながら、ボランティア活 動などに取り組み、地域に貢献した学校づくりを進めました。
<主要事業>
〇 ボランティア活動推進事業
学校支援協議会内において、児童・生徒が地域でできるボランティア 活動の内容を検討しました。堀江中学校区(堀江中・南小・舞浜小)を 対象として調査・準備を行い、次年度のモデル学区として依頼すること を決定しました。
〇 ふるさとふれあい教育活動推進事業
市内全幼稚園及び小・中学校に学校教育活動支援協議会を設置し、地 域の教育力を活かした教育活動を支援しました。各校(園)での活動内 容も地域の環境整備や児童生徒の学力向上・体力向上など多岐にわたっ ており、充実した活動が展開されました。
〇 災害時の避難所運営推進事業
災害時に避難所となる学校施設ごとに、施設の立地や施設・設備、地 域の実情に応じた避難所運営マニュアルを作成するため、高洲北小学校 をモデル校に指定し、学校、PTA、自治会、管理組合など地域住民の 出席を得て、避難所運営推進事業会議を開催しました。
( 3) 安全・安心な学校づくり
<概要>
子どもた ちの安 全確保 のため、 小学校 への警 備員配置 、幼稚 園への 電気錠 付門扉の設置、警察と連携した防犯訓練、防犯教室の開催及び通学時の防犯 ブザー携行などの防犯対策を推進しました。
また、通 学路の 安全点 検を実施 し、交 通事故 の危険性 が高い 交差点 に交通 整理員を配置するなどの交通安全対策を講じました。
さらに警 察や関 係機関 と連携し た交通 安全教 室や自転 車教室 を開催 するな ど、児童・生徒に対する交通安全指導及び教育を推進しました。
<主要事業>
〇 学校施設等の防犯対策事業
学校への不審者侵入防止対策として、警備会社に昼間帯の警備業務を 委託し、全小学校( 17校) に警備員1人を配置しました。
また、児童の登下校時の防犯対策として、新1年生児童等に防犯ブザー を無償配付しました。
さらに、施設面での防犯対策として、3歳児保育実施幼稚園( 青葉・堀 江 ・ 入 船 南・ 神 明 幼稚 園 ) 4 園に 、 電 気錠付 門 扉 を 設置 し 、 浦安 小 学 校、 浦安中学校の門扉改修及び明海幼稚園のフェンス設置等の工事を行いま した。
〇 通学路の安全対策事業
通学路における児童等の交通事故防止対策として、交通事故の危険性 が高い市内9箇所の交差点に交通整理員を配置しました。
( 4) 学校施設開放の推進
<概要>
学校が、より地域に開かれた存在となるために、学校施設の開放を進め、 生涯学習の場、スポーツの場として活用しました。
また、図書室、音楽室、図工室、多目的室などの特別教室などの開放につ いて検討を進めました。
<主要事業>
〇 特別教室、多目的室などの教室開放事業
教育総務部、生涯学習部の関係者及び校長会、教頭会の代表者による 検討会を設置し、学校教室の開放事業について先進事例の調査・視察な ども行いながら検討しました。
開放事業の施設対象は、図書室や音楽室などの特別教室とし、利用出 来る対象は、地域団体のみに絞り、当初はモデル校を設置し、課題や問 題点を整理しながら事業を展開していくこととしました。
なお、上記検討結果を踏まえ、利用方法など具体的な内容を生涯学習 部で検討していくこととしました。
〇 総合型地域スポーツクラブ設立支援事業
平成21年度の明海スポーツクラブ設立に向け、設立準備委員会を立ち 上げるとともに、スポーツ用具の提供を行いました。
〇 学校体育施設開放事業
学校教育に支障のない範囲で、小学校14校、中学校7校の体育館や校 庭 な ど の 体 育 施 設 を 230の 団 体 に 貸 し 出 すこ と で 、 地 域 住 民 のス ポ ー ツ の振興を図りました。
≪今後の方向性≫
学校支援ボランテ ィア 推進事業について は、 募集の際に学校が 必要 とする サポート内容を知らせ、「活動場所は①学校のみ可②中学校区内可③市内全校 可 」 と い う 欄 を 設 け 、 ① 以 外 に 登 録 さ れ た 人 材 を 各 学 校 に 通 知 す る こ と で 、 より効果的なサポートができるようにします。
ボランティア活動 推進 事業については、 実施 モデル校として、 堀江 中学校 区 ( 堀 江 中 ・ 南 小 ・ 舞 浜 小 ) を 指 定 し 、 調 査 ・ 検 証 を 行 い ま す 。 ま た 、 各 小 ・ 中 学 校 の ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 実 施 状 況 を 随 時 調 査 し て 現 状 を 把 握 し 、 実 施 例 の 資 料 と し て 配 付す る こ と で 、 各 学 校で の ボ ラ ン テ ィ ア 活動 を 推 進 し ま す 。
ふるさとふれあい 教育 活動推進事業につ いて は、各学校教育活 動支 援協議 会 へ の 支 援 を 継 続 し て 行 い 、 地 域 と と も に 歩 む 学 校 づ く り を 推 進 し て い き ま す 。 併 せ て 、 各 校 ( 園 ) の 事 業 内 容 に 関 す る 情 報 交 換 や 事 業 成 果 を 共 有 す る 手立てを講じ、市全体の教育活動の充実を図ります。
安全・安心な学校 づく りについては、個 々の 事業を検証し改善 を図 りなが ら、さらなる充実を図っていきます。
学校施設の開放事 業に ついては、これま での 検討結果を踏まえ 、よ り具体 的 な 内 容 に つ い て 検 討 を 進 め る と と も に 、 小 学 校 と 中 学 校 の う ち 1 箇 所 モ デ ル校を選定し、試行的に取り組みを行う予定にしています。
教育委員会での主な意見
学校支援コーディネーター配置事業については、コーディネーターを活用 し、学校と団体が結び付いていくことを多くの団体が望んでいる。コーディ ネーターについては、ノウハウを持っている退職校長や地域の中から募るこ とが望ましい。
通学路の安全対策事業については、子どもが巻き込まれる事件への対応と して、警察との連携をより密に図り、正確で早い情報配信が行われるよう努 めてもらいたい。また、地域の方々が子どもたちを見守る「835運動」が 実践されているが、その他の時間帯への取組も必要である。
2 一人ひとりの個性が輝く学校をつくる
( 1) 特色ある教育活動の推進
<概要>
子どもたちが生き生きと楽しく学べるよう、時代や地域の状況、子どもたち の実情にあった特色ある教育活動を推進しました。
<主要事業>
〇 情報教育推進事業
普通教室用ノートパソコンのリースアウトに伴い、入替を行いました
( 小 ・中 学 校の 学 級数 分 369台 )。ま た 、ヘ ル プデ ス ク設 置 、I C T支援 員 派 遣、 コ ンテ ン ツ配 信 、コ ン ピュ ー タ講 座 ・研 修 の開 催 等、 コ ンピュ ータ活用を円滑に行うためのサポートを行いました。
( 2) 学力向上に向けた取り組みの推進
<概要>
児童・生徒が基礎的・基本的な学習内容を確実に身に付けるとともに、学ぶ 意 欲 や 、 思 考 力 、 判 断 力 、 表 現 力 な ど 「 確 か な 学 力 」 の 向 上 に 取 り 組 み ま し た。
<主要事業>
〇 読書活動推進事業
小・中学校の蔵書の充実に努めるとともに、各学校に1名学校司書を 配 置 し、 図 書主 任 、司 書 教諭 と 協力 し て計 画 的に 各 校の 読 書活 動 を行い ま し た。 ま た、 各 校で 朝 の読 書 や、 図 書の 時 間、 図 書資 料 を用 い た授業 を展開しました。
市 立 図 書 館と の 連携を 図 り 、 図書 館 職員に よ る 読 み聞 か せやス ト ー リ ー テ リ ン グ、 ブ ックト ー ク を 各校 で 実施し ま し た 。ま た 、保護 者 や 地 域ボランティアとの協力を呼びかけました。
〇 理科支援ティーチャー配置事業
理科支援ティ−チャーの配置に向けた、市立小・中学校の理科教育の 現状調査及び要望調査を行いました。
〇 きめ細かな指導推進事業
教員の資質向上・授業力のアップを図るために研修会を開催し、確か な学力向上を目指した「きめ細かな指導資料」を発行しました。
〇 少人数教育推進事業
非常勤職員として、少人数教育推進教員を全小・中学校に配置し、少 人数指導などの個々に応じたきめ細かな指導の充実を図りました。
〇 英語教育推進事業
市立各中学校にALT(外国語指導助手)を配置し、英語教育の充実 を図りました。また、市立各小学校における英語活動や英語クラブへの 支援を図ることを目的に、ALTの配置又は派遣をし、国際理解教育の 充実・推進を図りました。
( 3) 健やかな心と体の育成
<概要>
道徳の時間の工夫や体験学習などを中心に、学校の教育活動全体を通じて行 う道徳教育を積極的に進め、豊かな人間性を育む「心の教育」を充実しました。
また、児童・生徒の体力や運動能力が低下している実態を踏まえ、日常生活 のなかで体を動かす機会を増やし、運動に親しむ態度や能力の育成と体力の向 上を図りました。
児童・生徒の自主性や個性を伸ばすとともに、新たな自分の発見につながる 部 活 動 に つ い て 、 生 徒 の 参 加 を 促 す と と も に 、 必 要 な 備 品 の 整 備 や 充 実 を 図 り、積極的な活動支援をしていくことで、生徒の心身の健康の増進を図りまし た。
さらに、スクールライフカウンセラーの配置や適応指導教室、教育相談室の 活用を通じ、児童・生徒の心のサインを見逃さない学校の指導体制の充実を図 りました。
<主要事業>
〇 体力向上推進事業
体育の授業の一層の充実を図り、子どもたちの体力向上を推進するた めに千葉県の「学校体育研究指定校」である浦安中学校の研究に対して 人 的 ・ 財 政 的 な 支 援 を 行 い ま し た 。 ま た 、 浦 安 中 の 研 究 会 に 市 内 小 中 学 校の教員が参加し、研修することにより市内小中学校の体育を担当する 教員の指導力向上を図りました。
〇 部活動推進事業
市内小中学校の部活動の活性化を図るため、専門的な指導力を備えた 指導者を派遣するとともに、市内中学校の部活動に必要な備品の拡充を 図るために、平成 20、21 年度の2年間で各学校 100 万円の備品費を予 算化し、各学校に配当しました。また、浦安市立学校部活動奨励補助金 を市内中学校に生徒数に応じて交付し、部活動に必要な消耗品購入費や 交通費に対して補助をしました。
〇 教育相談推進事業
浦安市適応指導教室において、心理的・情緒的要因によって、集団不 適応、不登校傾向にある児童・生徒を対象に、学習活動・集団活動を通 して自己決定力の育成を支援するとともに、集団生活への対応能力を育
児童・生徒に対しては、スクールライフカウンセラーを全小・中学校 に各1名配置し、児童生徒の精神的な悩みの発見、相談、解消のために 適切な援助・助言を行いました。
教職員に対しては、学校職員メンタルヘルス相談員を3名配置し、学 校訪問及び電話・来所相談を合わせて 68 回実施し、教職員が心身共に 健全に教育活動に従事できるようにしました。
〇 生徒指導推進事業
教 育 総 務 部 指 導 課 に 、「 い じ め 1 1 0 番 」 専 用 電 話 を 設 置 し 、 い じ め の予防とその防止及び、いじめ問題の早期解決を図りました。
〇 千鳥学校給食センター第三調理場整備事業(実施方針の公表)
(仮称)千鳥学校給食センター第三調理場の整備運営に当たり、PF I手法の導入により推進するために、平成21年2月16日に実施方針の公 表を行いました。
○ 学校給食センター運営事業
小学校はPFI方式の運営により千鳥学校給食センターで、中学校は 直営方式により東野学校給食センターで、安全でおいしい給食の提供に 努 め て き ま し た 。また 、 平 成 19年 1 月から 、 卵 ・ 乳 製 品 (牛乳 含 む 。) に関する食物アレルギー性疾患を持つ小学校の児童に対し、食物アレル ギー対応食(卵・乳除去食・代替食)の提供事業を行ってきました。
( 4) キャリア教育の充実
<概要>
児童・生徒が「生きる力」を身に付け、それぞれが直面するであろう様々な 課題に柔軟かつたくましく対応し、社会人、職業人として自律していくこと ができるよう、児童・生徒一人ひとりの勤労観、職業観を育てるキャリア教 育の充実を図りました。
<主要事業>
〇 キャリア教育の推進
キャリア教育推進委員会を年間2回実施し、市立各中学校( 8校) の職 場体験学習と市立各小学校(17校)の職業見学の実態把握・情報交換を 行いました。また、各学校でのキャリア教育推進のため、県の研修会や 先進校の視察で得た情報や資料について紹介しました。
≪今後の方向性≫
キャリア教育と各教科・領域の関連を配慮した年間指導計画の作成や、受入 事業所の調整に関する方策について検討します。
( 5) まなびサポート推進体制の充実
<概要>
特別に支援を必要とする児童・生徒に対して、その一人ひとりの教育的ニ ーズを把握し、当該児童・生徒の持てる力を高め、生活や学習上の困難を改 善または克服するために適切な指導や支援を行いました。
また、障がいのある児童・生徒が地域の子どもたちと一緒に教育を受けら れるよう、交流や共同学習を積極的に進めるとともに特別支援学級、学習支 援室の充実や相談体制の整備を図りました。
<主要事業>
〇 まなびサポート推進事業
障がいのある幼児の就学に関する相談を充実させるため、教育委員会 内に医師3人、指導主事2人、臨床心理士4人、言語聴覚士2人、理学 療法士、作業療法士、特別支援教育指導員各1人による「まなびサポー トチーム」を設置しました。保育園、幼稚園、小・中学校への巡回訪問 は 年 間 650回 実 施 し 、 特 別 支 援 教 育 の 体 制 整 備 、 個 別 の 支 援 相 談 を 進め ました。また、心身障がい児補助教員以外に心身障がい児支援員を8人 配置しました。
〇 特別支援学級整備事業
市立全小・中学校に特別支援学級の設置をめざし計画的整備を進める 中、平成 20 年度は明海小学校及び入船中学校に開設しました。
〇 学習支援室整備事業
市立小・中学校の全校で、教育的ニーズに応じた個別学習や少人数学 習などを行えるよう、平成20年度は、小学校2校(美浜南小学校・入船 北 小 学 校 )、 中 学 校 2 校 ( 浦 安 中 学 校 ・ 堀 江 中 学 校 ) に 学 習 支 援 室 を整 備しました。教室内には、個別学習用の可動式パーティション、対面式 学習机などを整備しました。
( 6) 幼小中高の学びの連続性を重視した連携の推進
<概要>
子どもの発達と学びの連続性を重視し、子どもの発達の過程に沿ったなめ らかな成長を促し、確かな学力を育むことをめざして、学校種間連携教育を 推進しました。
特に小中一貫校については、第2次学校適正配置検討委員会での検討結果 や明海南小学校・明海中学校での小・中連携教育、中町地域の小規模小学校 を対象にした小・中連携教育の活動などを踏まえ、浦安市に合った小中一貫 校の調査研究を進めてきました。
<主要事業>
〇 学校種間連携教育推進事業
小・中連携生徒指導協力校として、堀江中学校・南小学校・舞浜小学 校を指定し、あいさつを中心とした活動に取り組みました。相互参観、 あいさつ運動を行い、年度末には、その成果をリーフレットにまとめま した。
幼・保・小連携教育推進校として、入船南小学校・入船南幼稚園・入 船保育園、舞浜小学校・舞浜幼稚園を指定し、互いの保育・授業を見合 い、語り合うことで、共通理解を図りました。その内容をリーフレット にまとめ、市内全幼稚園・小学校に配付し、啓発しました。
〇 浦安の高校教育等のあり方検討事業
教育委員会内で部会を開催し、検討内容を精査し、検討する内容と方 向性を定めました。第一に、市内公立高校の状況を把握し、小・中学校 との連携のあり方を探ること、第二に、市内公立高校に県立特別支援学 校高等部分校の誘致について千葉県教育委員会に対して要望書を提出し ました。
≪今後の方向性≫
学校種間連携教育推進事業については、小・中連携生徒指導協力校で取り組 んだ成果を各校に配付し、各中学校区で実践するとともに、他教科・他の分野 での実践を他の学区でも図っていきます。
ま た 、 幼・ 保 ・小 連携 教 育 推進 校 では 、 *ス タ ー トカ リ キュ ラム を 作 成し 、 今までの取り組みと共に公開し、啓発していきます。
まなびサポート推進事業については、組織の充実、相談や巡回訪問の充実を 図り、学校・園への指導・支援を図ります。
浦 安 の 高 校 教 育 等 の あ り 方 検 討 事 業 に つ い て は 、 千 葉 県 教 育 委 員 会 と の 連 絡・交渉を進める中で、特別支援学校高等部の分校誘致を基本に市と県との協 働や運営を含めた新しい形態を探る検討を進めます。
また、市内公立高等学校との中高連携のあり方を具体的な事業を計画し、実 践化を図ります。市及び市民に開かれた高校づくりに市教育委員会としての支 援体制のあり方を検討します。
*スタートカリキュラム・・・第1学年入学当初の教育課程を児童が義務教育の始ま りの段階で、スムーズに学校生活へ適応していけるよう構成したものをいう
教育委員会での主な意見
スクールライフカウンセラー配置事業については、カウンセリングを行う 部屋に十分配慮し、人の出入りが少なく、声が外へ漏れないなどの注意が必 要である。
特別支援学級については、特別に支援を必要とする子どもを市内の特別支 援学級でサポートしているが、その後も自己完結的に市内で見ていけるよう な体制が取れるようになると良い。
まなびサポートについては、医師も含めたチームの巡回は、他の自治体に おいて、医師になかなか協力いただけないという状況の中、大変有意義なも のである。障がいのある子どもたちの一人ひとりのニーズを把握し、支援し ていくという大きな役割をさらに推進してもらいたい。
特別支援学級合同学習発表会については、実施日が今年度から土曜日にな ったことにより、来場者が増大し、出演している子どもたちも随分やりがい を感じられたと思う。今後も実施日等については十分な配慮が必要だ。
教育相談推進事業については、不登校やいじめ問題など、発生件数の推移 だ け で な く 、 学 校 現 場 で 実 態 を 把 握 し 、 対 策 を 考 え て い く こ と が 重 要 で あ る。
全国学力・学習状況調査や市の学力調査の結果については、具体的な分析 を行い学校現場に役立たせるとともに、今後の教育活動に十分活かしてもら いたい。
学校給食の充実における給食費の値上げについては、保護者の負担をお願 いするものなので、十分に納得がいく説明が必要である。具体的には、給食 費滞納者への法的措置を取り入れた徴収強化、食材の調達や調理方法の工夫 などを挙げていくことで理解を求めるべきである。
3 信頼される学校をつくる
( 1) 学校の情報公開の推進
<概要>
開かれた学校として、市民に信頼される学校教育を実現するため、保護者 の 理 解 を 得 な が ら 、 様 々 な 学 校 情 報 を 保 護 者 や 地 域 に 積 極 的 に 発 信 し ま し た。
また、情報発信の推進のために、発信すべき情報や発信方法などを定めた 学校情報公開指針(仮称)の策定に向け検討を行いました。
<主要事業>
〇 情報公開指針策定事業
平成21年度中の情報公開指針の策定・検証開始の計画に向けて、他市 町村等から情報を収集し、教育研究センターで計画・立案・検討を行い ました。
〇 こどもの成長記録提供システムの運用
今年度から、システムの運用を開始し、各小・中学校で、学級名簿や 出席簿の作成、健康診断や体力テストの記録管理を行っています。通知 表等の成績管理に活用した学校もありました。
( 2) 学校評議員・学校評価制度の充実
<概要>
地域に開かれた学校づくりを進めるため、学校評価検討委員会を設置し、 浦安市独自の学校評価手法について検討を進め、自己評価や学校関係者評価 を実施しながら、その結果を魅力ある学校づくりに活かすとともに、学校評 価の結果を積極的に公表・PRし、信頼される学校づくりを推進しました。
また、学校評議員制度のこれまでの取り組みを振り返るとともに、学校評 価への積極的なかかわりなど制度の充実に取り組みました。
<主要事業>
〇 学校評価推進事業
学校評価検討委員会を開催し、委員長である大学教授から「学校評価 の基本的な考え」の講話を受けました。今後の浦安市における独自の学
校評価手法等について、委員からの多様な意見を基に検討しました。次 年度は、引き続き委員会で検討していきます。
〇 学校評議員制度事業
すべての学校で、年間2、3回程度の評議員会を開催しています。ま た、学校評価を進める観点から、学校行事や授業参観などにも参加して いただき、学校評価を得ています。
( 3) 教職員の質の向上
<概要>
多様化する教育課題の解決と、教職員の資質や力量の向上を図るために、 現行の研修のあり方を見直し、さらなる教職員の資質向上をめざす研修体系 を策定しました。
また、各教科、領域ごとに市独自の授業モデルを作成し、教職員が共有化 し、活用することで、教職員の研究活動を推進するとともに授業力の向上に 努めました。
<主要事業>
〇 授業モデル「うらやす」作成事業
教 職 員 の 指 導 力 ( 授 業 力 ) の 向 上 を 図 る た め に 、 国 語 ( 小 ・ 中 各 1 校)算数(小2校)英語(小・中各1校)の授業モデル作成事業協力校 が 、 研 究 推 進 す る中で 作 成 し た 授 業 モデル を 冊 子 に ま と め、「授 業 モ デ ルうらやす」を発行しました。
〇 教育研究センター研修事業
層別・教科別・専門研修会及び講座を開催し、市立各小・中学校及び 幼稚園教職員の資質向上を図りました。また、各小・中学校教職員の指 導・支援体制の充実、本市学校教育の質の向上を図るため、教育専門員 を配置しました。
≪今後の方向性≫
情 報 公 開 指 針 策 定 事 業 に つ い て は 、 指 針 策 定 委 員 会 で 「 学 校 情 報 公 開 指 針
( 仮 称 )」 の 内容 に つい て 検 討し 、 市内 の一 中 学 校ブ ロ ック で検 証 を 行い ま す。 教育研究センター研修事業については、教職員の資質向上のため、県総合教 育センター研修との関連を考えながら研修を実施します。
も進んでいます。
今後は、更に進めて学校関係者評価委員会を設置し、学校評価について客観 性や公平性など精度を高め、学校を支援する仕組みにつなげるよう努めます。 学校評価検討委員会の2年目で学校関係者評価委員会の設置に向けた検討や、 学校評価の共通項目を検討します。
教育委員会での主な意見
学校評価推進事業については、葛南教育事務所や市教育委員会が行う学校 訪問も学校評価の一つであると考える。これも学校評価として組み込んでも よいと思う。
4 教育環境が整った学校をつくる
( 1) 学校教育施設の整備充実
<概要>
より豊かな教育環境の形成や既存施設の機能向上を図るため、校舎の計画 的 ・ 効 率 的 な 大 規 模 改 修 や 、 園 庭 の 芝 生 化 、 特 別 支 援 教 育 推 進 の た め の 改 修、普通教室のエアコン整備などに取り組みます。
<主要事業>
〇 小・中学校校舎大規模改修事業
工 事 の 長 期 化 に よ る 学 校 へ の 影 響 に 配 慮 し 、 段 階 的 に 改 修 工 事 を 行 っ て いく 事 を方 針 に、 見 明川 小 学校 ・ 堀江 中 学校 2 校の 第 Ⅰ期 工 事(ト イレ改修等)を行いました。
〇 (仮称)東野小学校建設事業(実施設計)
平成19年度に行った「仮称東野小学校建設事業」の基本設計に引き続 き、平成22年度の開校に向け、実施設計を行いました。
〇 北部小学校校舎増築事業
北部小学校区の児童数の増加に対応するため、校舎の増築及び屋上水 泳プールの工事を行いました。
〇 東小学校屋内運動場建替事業(実施設計等)
屋内運動場の老朽化等に伴い、公園用地の一部や旧護岸管理用道路用
地の活用も視野に入れた建替え方法等の基本設計を行いました。
〇 幼稚園園庭芝生化整備事業
幼稚園園庭芝生化の取組として、平成19年度に行った若草幼稚園・入 船南幼稚園に引き続き、みなみ幼稚園・神明幼稚園の園庭芝生化整備を 行いました。
〇 各中学校普通教室エアコン整備事業
市内全中学校(8校)普通教室のエアコン設置工事を行いました。
( 2) 学校施設の適正な配置
<概要>
市内全域の学校規模の適正化について、市民委員を含めた第2次学校適正 配置等検討委員会を設置し、平成13年度に実施された学校適正配置等検討委 員会(第1次)の検討結果を基に、各学校間の調整を図りながら、学校の統 合や学区の再編も含めた検討を行いました。
<主要事業>
〇 学校適正化推進事業
第2次学校適正配置等検討委員会を設置し、5回の会議の検討を経て、 教 育 委員 会 とし て の学 校 適正 化 に向 け た方 向 性を 定 めま し た。 小 規模校 化 が 顕著 な 中町 地 区の 小 学校 の 適正 化 を図 る 検討 が 早急 に 必要 と なりま す。
( 3) 行きたい学校を選択できる仕組みづくり
<概要>
小規模学校を対象にした現行の学校選択制度について、これまでの取組の 検証と学校規模の適正化に関する検討を踏まえ、より浦安市の実情にあった 新たな制度の確立も含め、現行制度の改善についての検討を進めました。
ま た 、 現 行 制 度 を 充 実 す る た め 、 学 校 情 報 や 相 談 体 制 の 整 備 を 図 り ま し た。
<主要事業>
〇 学校選択制推進事業
正規模に近づく学級編制となりました。20年度実績では小学校6校46人、 中学校3校284人がこの制度を利用しました。
≪今後の方向性≫
小規模学校選択制度は、学校の適正化を図るという点で、その有効性が図 られました。今後は、学校選択制本来の趣旨である、希望する学校に就学す ることを可能とする仕組みを検討します。
教育委員会での主な意見
校庭・園庭芝生化整備事業については、芝生の管理など、その維持管理上 の苦労は多いと思うが、その努力に見合うような結果が出ている。具体的に は、幼児期に必要な嗅覚や皮膚の感覚などが養われ、脳がつくられていく大 事な時期に体験できることはとても重要であることから、今後も結果を検証 しながら推進していくべきである。
5 学校を支える体制を充実させる
( 1) 教育研究センターの充実
<概要>
学校のカリキュラムに関する調査研究・開発を行うとともに、授業に役立 つ資料及び各種の情報を各学校に提供するシンクタンクとしての教育研究セ ンター機能の充実を図りました。
また、一人ひとりの教育的ニーズに対応した特別支援教育を推進するとと もに、保護者や児童・生徒の相談を受け付ける相談センターとしての機能向 上を図りました。
さらには、保護者や地 域住民に対し、これら の活動に関する情報を 発信し ながら、浦安市における教育の*オピニオンリーダーとしての役割を担ってい きます。
*オピニオンリーダー・・・集団の意思決定に関して、大きな影響を及ぼす人物や 存在をいう
<主要事業>
〇 教育研究センター事業
教 職 員 の 資 質 向 上 を 図 る た め の 各 種 研 修 を 実 施 し ま し た 。 ま た 、 児 童 ・ 生 徒 の 生 活 実 態 調 査 を 実 施 し 、 教 育 施 策 及 び 児 童 ・ 生 徒 の 指 導 の 充
実 ・ 改 善 に 役 立 て ま し た 。 教 職 員 と 保 護 者 や 市 民 が と も に 教 育 に つ い て 考え合う教育フォーラムを実施しました。
≪今後の方向性≫
教育研究センター事業については、研修内容を吟味し、検討するとともに、 研修の充実を図ります。
教 育 フ ォー ラ ムに つい て は 、教 職 員・ 保 護者 が 中 心に な りが ちで し た ので 、 より多くの市民が参加できるような教育フォーラムを実施します。
教育委員会での主な意見
教育研究センターの整備については、退職したベテラン教員による相談や 教職員の研修、教育資料の提供など教育の質を高めていくことからも早期に 検討を進めていくべきである。教育委員会では、これまでも他市のセンター を視察し、教育研究センターの整備について取り上げてきた。今後も、教育 研究センターの整備、充実を図っていきます。
第2節 「楽しみと生きがいを感じる生涯学習の充実を図る」
1 いつでも学習できる機会の充実を図る
( 1) 生涯学習体制の充実
<概要>
時代や社会変化に対応できるよう生涯学習基本構想を見直し、中長期的視 野に立った、新たな基本構想の策定に向けて取り組み、生涯学習推進体制の 充実を図りました。
<主要事業>
〇 生涯学習推進方策検討事業
社会状況の変化により、市民ニーズが多様化する中で、平成7年に策 定した生涯学習基本構想の見直しに取り組みました。平成20年度は、長 野県上田市へ生涯学習基本構想に関する視察を行いました。
( 2) 充実した学習情報・機会の提供
<概要>
若者や働き盛りの世代、高齢者などあらゆる世代の人たちが、いつでも学 習に必要な情報にアクセスができるよう、*アクセシビリティの高い情報提供 についての取り組みを進めるとともに、市民が幅広い分野にわたり、学びあ い、お互いに教え合う場として「( 仮称) うらやす市民大学」を創設し、市民 の生涯学習活動の中心拠点としながら、地域における市民活動を担っていく 人材の育成を図りました。
ま た 、 公 民 館 や 図 書 館 な ど に お い て 、 生 涯 学 習 に 触 れ る 機 会 の 充 実 を 図 り、市民の積極的な生涯学習活動への参加を促進するとともに、市内の企業 や大学との連携や自然環境の活用など、浦安市ならではの地域資源を活かし た学習に取り組みました。
*アクセシビリティ・・・障がいの有無や年齢などの条件に関係なく、だれでもが同 じようにインターネット上で提供される情報を利用できることをいう
<主要事業>
〇 (仮称)うらやす市民大学設置事業
市民活動を担う人材育成の場や生涯学習活動、情報提供の拠点となる うらやす市民大学を設立の準備を進めました。
〇 生涯学習支援システム*(eラーニング)構築事業
市民の学習意欲に応じて、いつでもどこでも学習できる環境を整える システム(うらやすeカレッジ)を構築しました。平成20年度は、生涯 学習支援システムの運用を開始し、3つの講座を配信しました。
*eラーニング・・・市民の学習意欲に応じて、パソコンやコンピュータネッ トワークなどを利用して、いつでもどこでも教育を行うことができるシステ ムをいう
〇 干潟観察舎( 現三番瀬環境学習施設) 整備事業
三番瀬の水辺環境を活用した環境学習施設を整備するため、浦安市日 の出七丁目5- 4番地、5- 5番地(地積1, 954. 22㎡)の用地を千葉県企業庁 から購入しました。
〇 公民館活動推進事業
市民生活の根源に置くべき課題として、平和・人権、民主主義に関す る講座、映画会などを開催し、学習機会の充実を図りました。
また、国際理解・国際協力、環境課題、福祉課題、裁判員制度に関す ることなど、社会において抱えている課題に対応するため、さまざまな 事業を実施しました。
さらに、市民一人ひとりが豊かに、生き生きと暮らし、互いに学び合 いながら、地域文化を創造するため、生活・暮らし改善、健康・体力づ くり・スポーツ、趣味・教養に関することについて、さまざまな事業を 推進しました。
〇 図書館サービス事業
図書サービスコーナーのオンライン化を行い、市民の利便性の向上に 努めました。また、引き続きレファレンスサービスの強化等を図りまし た 。 年 間 の 貸 出 し 冊 数 が 217万 冊 を 超 え 、 過 去 最 高 を 記 録 し た ほ か 、リ クエストも大幅に増えるなど多くの市民の利用を得ることができました。
〇 まちづくり出前講座事業
市行政に関する様々な取組について、市民の要望に応じ、講師として 市職員を派遣しました。
平成20年度は、計50回の講座が開催されました。
〇 家庭教育学級事業
子育てを取り巻く社会環境は、少子高齢化、核家族化に加え、子ども への虐待の顕在化など、大きな変化をしている社会状況の中、子どもの 健全育成を図るべく、学校、地域、家庭の連携をとりながら、家庭の教 育力の向上を目的に、平成20年度は幼稚園、小学校、中学校で17学級を 開催しました。
〇 学校・地域連携推進事業
完全学校週5日制の実施に伴い、地域での教育力を生かし、地域で子 ど も を 育 て 、 交 流 の あ る 地 域 づ く り を め ざ す た め 、 学 校 と 連 携 ・ 協 力し て、子どもたちの活動を支える地域の活動団体を支援しました。平成20 年度は、11団体に補助金を交付しました。
〇 郷土博物館活動の推進
「おらんハマのゆくえ∼浦安・黒い水事件50年∼」、「浦安の魚たち」 等、年5回の企画展と、それに伴う講座・講演会を開催しました。
また、土日を中心とした体験学習を年間を通して開催し、郷土理解を 目的とした学習機会の提供を推進しました。
( 3) 生涯学習施設の整備充実
<概要>
今後も増大する生涯学習の需要に応えるために、生涯学習施設の整備や充 実を図り、また、市民の生涯学習関連施設の活用の利便性を一層高めるため に施設のネットワーク化を推進しました。
また、生涯学習機能、市民活動などの充実を図るため、日の出公民館の利 用状況や生涯学習に関する今後の施策展開を考慮しながら、日の出公民館隣 接地を活用した施設整備について検討します。
<主要事業>
〇 高洲地区公民館複合施設整備事業
高洲地区に児童館や支部社会福祉協議会、移動防犯事業の詰所などの 機能を持った公民館複合施設を整備するため、平成20年度は、実施設計 業務委託、支持層確認ボーリング調査業務委託、家屋事前調査業務委託 などを実施し、建設工事に着手しました。
〇 高洲地区公民館複合施設内図書室開館準備事業
約 24, 000 冊の図書を購入したほか、書架の配置等を調整するなど、 平成 22 年度の開館に向け準備を進めました。
〇 日の出公民館隣接用地取得事業
生涯学習機能、市民活動などの充実を図るため、日の出公民館に隣接 する用地を取得し、今後の施設整備についての検討を進めます。平成20 年度は、浦安市日の出58街区3(地積1, 063. 35㎡)の用地を千葉県企業 庁から購入しました。
( 4) 市民の自主的学習活動の支援と学習成果の活用
<概要>
各種サークル、文化団体などの自主的な活動、これら団体が開催するイベ ントなどの促進を図るとともに、既存の生涯学習施設の活用や、情報提供シ ステムの構築を図り、市民一人ひとりの自主的な学習活動支援体制の充実を 図ります。
また、市民の持つ技術や知識を学習資源として蓄積、活用できるような仕 組みを構築しました。
<主要事業>
〇 生涯学習情報提供システム構築事業
市内で行われている講座やイベント、サークル、講師などの生涯学習 情報を一元化し提供するとともに、市民自らが生涯学習情報を発信でき る情報システム(「まなびねっとur ayas u」)を構築しました。
≪今後の方向性≫
生涯学習体制の充実については、市民の学習機会と学習支援体制の充実を図 るため、生涯学習施策の総合的、体系的な推進体制の構築を進めます。
充実した学習情報・機会の提供については、市民のライフステージに応じた 学習ニーズや、様々な社会的課題に対応し、市民の自主的学習活動を支援する ため、生涯学習施設の整備や充実を図るとともに、学習メニューの改善やIT などを活用した、より充実した学習機会や学習情報の提供を進めます。
また、市民個人の持つ技術や知識などの学習資源を掘り起こし、その情報を 発信することにより地域の学習資源を市民が共有、活用し、さらには市民の学 習成果を新たな学習資源として市民間で循環していく仕組みづくりを進めます。
公民館活動推進事業については、生涯学習の拠点である公民館が幼児から高 齢者、あるいは、親子といったあらゆる世代の人たちに、いつでも学習に必要 な情報を提供できる施設であることから、今後も、多種多様な学習機会を提供 できるよう取り組んでいきます。
教育委員会での主な意見
充 実 し た 学 習 情 報 ・ 機 会 の 提 供 に つ い て は 、 市 民 が 何 か を 学 び た い と き に、どこにどのようにアクセスしたら自分の必要な情報が得られるか、その 方法が容易にわかるよう、利用者の立場から見たシステムになることが望ま しい。