第13回
市原 市都市 交流拠 点整備 推 進協議会
会議 概要
1 開会、閉会に関する事項及びその年月日
・平成18年11月7日(火) 15時00分から17時00分まで ・市原市国分寺公民館二階会議室・研修室において
2 出席者
・出席の委員
遠山一郎会長、芦沢哲蔵、村木美貴、斉藤文宏、勝地光、永野幸雄、 高橋吉一、三宅邦弘、安達道雄、千脇秀樹、阿部忠弘、泉水孝男、根本昌和 株式会社イトーヨーカ堂(島村良一、吉崎高夫、望月裕之)
株式会社カインズ(桜井弘光、浅見康晴、石塚隆) ・欠席の委員
宍倉健一郎、國吉成昭 ・事務局
市原市企画部…貝塚新治、石井賢二
〃 まちづくり課…稲垣重光、小出和茂、山仲喜信、加藤明信、神村賢一 都市計画部都市計画課…佐藤榮徳
都市整備部都市整備課…伊藤幸男、池田朋生 〃 公園緑地課…川名正則、山田真也
3 案件 1)法定手続きの進捗状況について
2)トータルコーディネーターの取り組み状況について 3)総合公園基本計画について
2)その他
4 会議の概要
1)法定手続きの進捗状況について
○市街化区域への編入にかかる都市計画決定手続きについて ◇進捗状況について事務局より報告。
千葉県では、社会状況等の変化に適切に対応するため、第 5 回目の都市計画の定期見直 しを実施することとなり、 平成 17 年 7 月にはその基本的な考え方を示した基本方針が千葉 県知事より提示され、 この方針に基づき、 都市計画の変更協議を進めてきたところである。 五井駅東口整備構想対象区域の市街化区域への編入については、この都市計画の定期見 直しの一環として取り組んでおり、進捗状況としては、素案の縦覧や、県・国との事前協 議を終えたところである。
今後の予定については、平成 18 年 11 月 10 日から同月 24 日までの 2 週間、都市計画案 の縦覧を行うこととしている。 この都市計画案の縦覧後、 都市計画審議会での審議を経て、 平成 19 年 3 月の都市計画決定を目指して、取り組んでいきたいと考えている。
○土地区画整理事業の都市計画決定手続きについて ◇進捗状況について根本委員より報告。
○土地区画整理組合の設立に向けた手続き・取り組みについて ◇市の取り組みの進捗状況について根本委員より報告。
9 月に、組合設立認可申請にかかる事前協議書を県都市整備課に平成 18 年 9 月 20 日付 で市の副申を添えて提出したところである。
◇準備委員会の取り組みの進捗状況について三宅委員より報告。
組合設立認可申請にかかる事前協議書提出に対応して、県の関係各課より事前協議にか かる説明を求められ、10 月 20 日に、市都市整備課職員及び準備委員会職員が出向いて、 説明を行った。
その他の手続きとして、イトーヨーカ堂及びカインズの用地確保に関わる換地の申出に ついて各地権者に意向調査をした。8 月末を申出期限として調査を実施し、10 月末に結果 をまとめたところである。調査結果の概要としては、90%以上の方々から回答をいただい ており、土地の貸与あるいは売却を希望する方が、換地想定面積で 15.3ha ほどあった。 これに保留地 7ha を足すと約 22.3ha になる。イトーヨーカ堂及びカインズが必要として いる用地面積は 21.5ha であり、申出面積と保留地を合わせた面積のほうが大きいので、 数値的には用地確保は可能であるということになる。ただし、実際にこの土地を売る、貸 すということになると、個々の地権者との調整がまだ残っているので、これでまだ用地が 確保できたというわけではない。
また、小作権についても農業委員会に協力依頼して調査を行った。この結果、従前の地 番で全筆数約 630 筆の土地のうち、約 500 筆が農地であり、そのうち 53 筆に小作権の設 定がされていることがわかった。小作権についても問題があり、農業従事者が必ずしも農 業委員会の台帳に一致していない状態の農地がいくつかあるので、これらを整理しなけれ ばならない。
この他、補償の物件調査及び地質調査を実施している。地質調査については、地盤の地 耐力等について、今後、構造物・工作物を設置する上で必要な地耐力があるかどうかを調 査している。
○農業振興地域及び農用地区域の指定除外手続きについて ◇進捗状況について阿部委員より報告。
農業振興地域の整備に関する法律上の手続きとしては、県知事が指定している農業振興 地域の指定の解除、市長が指定している農用地区域の指定の解除、の2つの指定解除の手 続きが必要であり、現在、事務を進めている。
県知事が指定する農業振興地域の解除については、原因が市街化区域編入ということで、 県と市の都市計画部門、県の農林水産部門、さらには関東農政局の協議、いわゆる農林協 議が現在、続行中である。この関係の話は、都市計画部において、線引きの一環として話 をしている。
市長が指定する農用地区域の解除については、準備委員会から 7 月 11 日に除外申請が 提出されたことを受け、庁内・関係団体で組織している促進協議会を 7 月 26 日に開催し た。この結果を受けて、千葉県に対し、除外事前協議書を 7 月 31 日に提出した。これを 受けた県では、8 月 22 日に現地調査を行い、その後、農林水産部内の調整をした。それを もって、県では農林水産部の土地利用対策会議を 9 月 24 日に開催している。この結果、 県から同意する旨の回答を平成 18 年 9 月 27 日付でもらうことができたところである。
今後の予定としては、法定手続きとして、農用地利用計画案の縦覧を行い、県への変更 協議申出(本申請)をし、同意を経て、変更決定という 事 務が 今 後発 生 する こ とに な る。
まず、五井駅東口整備構想対象区域以外の土地についての縦覧を 10 月 6 日から 11 月 6 日 までの 1 ヶ月間実施したところである。五井駅東口整備構想対象区域については、12 月か ら平成 19 年 1 月にかけて、縦覧を行い、平成 19 年 3 月までには決定し、線引きの変更と 合わせて実施していきたいと考えている。
2)トータルコーディネーターの取り組み状況について
○前回(平成 18年7月31日) の市原市都 市交流拠点 整 備推進協議会( 以下、推進 協議会と い う。)以降の取り組み概要について、事務局より説明。
◇整備構想区域にかかるトータルコーディネーター導入に関する協定締結について (報告) ・協定締結日 ‥ 平成 18 年 8 月 7 日付け
・協定者
*市原市五井駅前東土地区画整理組合設立準備委員会 *株式会社イトーヨーカ堂
*株式会社カインズ *市原市
(※以下、4者という。) ・協定の概要
本協定は、整備構想区域の事業推進のためのルールやガイドラインづくりにあたり、 全体的視点から総合的にコーディネートできる推進体制を確立するため、
*トータルコーディネーターを導入すること
*トータルコーディネーター導入にあたっての市の役割 *トータルコーディネーター導入にあたっての4者の責務 を取り決め、4者間で協定として締結するものである。
◇整備構想区域に係るトータルコーディネーター業務委託締結について(報告) ・委託契約日 平成 18 年 9 月 28 日
・受 託 者 株式会社 アール・アイ・エー
・契約金 額 11,200 千円(4者均等負担額 2,800 千円) ・履行期 限 平成 19 年 3 月 23 日
◇トータルコーディネーターの取組み状況と今後の予定
・ これまで2回の4者合同会議を開催。今後の検討の進め方とまちづくりルールのア ウトプットの方向性(地区計画、ガイドプラン)について協議を行った。
・ 10 月末から 11 月上旬にかけて、 トータルコーディネーターにより4者それぞれに、 現時点での整備の考え方等についてヒアリングを実施した。 現在、 この結果を踏まえ、 4者間で調整していく具体的な論点を整理中である。
・ 11 月中旬に3回目の会議を予定している。
○質疑応答
・ トータルコーディネーター業務の委託先である株式会社アール・アイ・エーは、どのよ うな実績のある会社か?また根本的な点として、トータルコーディネーター制度は、整備 構想 区域 が実 質 的に まち と して オー プン す るま でを 前提 とし てや っ てい ると い うこ とな のか?(委員)
ディネート等がある。トータルコーディネーターの導入は、今回の契約期間である平成 19 年 3 月までということになるが、その後のエリアマネジメントまで視野に入れた取り組み を行っていく予定である。(事務局)
・ トータルコーディネーターは、まちをつくりあげるまでのデザイン等の取り決めを行う ためのものであって、 まちびらきした後のまちの運営については、 模索はしているものの、 トータルコーディネーターの範疇の外という理解になるのか?(委員)
・ そういうことになる。(事務局)
・ 五井駅東口整備構想区域の中の総合公園、広域立地型商業施設ゾーン、複合型商業施設 ゾーン、プロムナードの整備をそれぞれの主体がバラバラにやってしまうと、まちなみと してアンバランスになってしまうことが懸念される。そこで、整備構想区域をひとつのま ちとして、各ゾーンが調和したものとなるように、景観、公共空間、それぞれのゾーンの 接点のしつらえ等について、各主体の考え方を総合的に調整して、よいまちを創っていく 必要がある。トータルコーディネーターは、その調整のための知識・ノウハウを持ってい る会社を調整役として、4者でお金を出し合って導入しようということで、都市交流拠点 整備基本計画の中に位置づけたものである。それが、具体的に動き始めたということであ る。(事務局)
・ それはわかっている。現実問題として、まちをつくった後、どのように運営、管理、維 持していくのかということが、今のトータルコーディネーターを含めた議論の中に含まれ ているのか?ということが聞きたい趣旨だ。(委員)
・ 今回、トータルコーディネーターを受託した株式会社アール・アイ・エーは、他都市に おいてエリアマネジメントについて取り組んだ実績もあるので、先進地での事例に学ぶこ とも含めて、この地区でのエリアマネジメントはどうあるべきかというところも、教示し てもらいながら、進めていきたいと思っている。(事務局)
・ では、ある程度のエリアマネジメントの方向が出せるということでよいのか?(委員 ) ・ そうだ。(事務局)
・ トータルコーディネーター業務の履行期限が平成 19 年 3 月 23 日ということで、かなり 短いと思うが、この期間で、各主体の間の計画のすり合わせは可能なのか?(委員) ・ イトーヨーカ堂とカインズは、プロポーザル提案があるので、基本的な考え方はできて
いる。ただし、時間の経過とともに、考え方を変えていかなければならない部分もあるの で、各社の考え方をもっと出してもらわなければならない。その調整をトータルコーディ ネーターを介してやっていく必要がある。工期的には厳しいと思うが、都市交流拠点を実 現させる全体スケジュールを考えると可能であると考えている。(事務局)
・ それまでにある程度のまちづくりのルールがまとまるということか?(委員)
・ おそらく、地区計画については、それほど難しい話ではないと思う。問題なのはガイド ラインについて、プロムナード側に対してのしつらえをどうしていくかということだと思 う。ガイドラインは、建築協定に近い話で、例えば、外壁の色、素材等について、どこま で踏み込むかということが問題になる。 これについては、 今後、 準備委員会ともプロムナー ドの扱い方、特にプロムナード沿いの個店に対して、どういうガイドラインを設定してい くか?といった点について、いろいろ問題が出てくるかと思う。実は、イトーヨーカ堂及 びカインズの敷地についてはそれほど問題はなく、問題はプロムナードの沿道と、中心市 街地から入ってくる部分とエリアマネジメントを、トータルでガイドラインでどう位置づ けるかだと思っている。これについては、今後じっくり協議をしながら、なるべく早い時 期にまとめていければと思っている。(委員)
ることになるので、ガイドラインをつくっても必ずしも守られないというようなことがで てくることも想定される。(委員)
・ 公園については行政が、広域立地型商業施設ゾーンについては、イトーヨーカ堂および カインズが、計画を進めていくということで、はっきりしている。今後の課題としては、 プロムナードから更級通り側の約 7ha のゾーンの一般権利者の土地利用形態がどうなって いくかということだと思う。これは 50ha の組合区画整理事業で事業計画を作っていく中 で、組合としての考え方もあろうかと思う。ただ、その権利者と組合とこういう考え方で 土地利用をしていったらどうだろうかというような話し合いの場もてくるだろうし、それ を投げかけるにしてもやはりプロムナードのあり方、公園、ショッピング、そういったも のは全体的にはこういう形になるから地権者の方々では、このゾーンについて、こういう 使い勝手をされてはどうでしょうかという提案もできるようになるのではないかと思う。 (事務局)
・ 質問の内容は、ガイドライン等をつくって実施するうえで、たとえば条例といったよう な形で、きちんと拘束力を持った形でまとめられるかということだ。(委員)
・ まず、都市計画上では用途地域の設定とそれに付随する建ぺい率、容積率等の建築形態 の規制がある。今、心配されているのは、それをどこまで守らせるかということで、それ を担保する制度的としては、 都市計画では、 地区計画になるかと思う。 それにプラスして、 より担保性をつくるということであれば、建築条例もある。それらについては、4者協議 の中で、皆さんの考え方を聞きながら、地区計画についてどこまで内容を盛り込んでいく かを決めていきたい。(事務局)
・ 今、規制をどのくらいかけられるか?それをかけられないのであれば、どういう方策を 考えて、実現ができるか?ということについて、具体的にどうかということだと思う。建 築条例というのは今はあるのか?(会長)
・ 他市では多くあるが、本市ではない。(事務局)
・ 公園や広域立地型商業施設、プロムナードについては、いいものを考えてつくっていっ たとしても、その他の部分についてバラバラに自由に使っていったら、まち全体としてち ぐはぐなものになることも考えられるので、ある程度の方向性とそれを守らせるしくみは しっかり考えておく必要があると思う。(委員)
・ 今おっしゃられましたように、そろそろ一般論の議論は収束させて、具体的にどうやる かという議論になるので、我々も覚悟して応えていかなければいけないと思う。(会長) ・ このトータルコーディネーターを使う範囲について、この資料の文言によると、整備構
想区域だけについてということでまとめられている。しかし、私の考えとしては、五井駅 東口 から 整備 構 想区 域ま で の間 の様 子を ど うま とめ てい くか が非 常 に大 事だ と 思っ てい る。人の流れをうまく誘導する場面や、将来的には街区を店舗的なものでつないでいく、 そういう形を介したい。そういうことを踏まえて、駅から整備構想区域までの間の、少な くとも道路のしつらえは魅力のあるものにしていくことが、必要かと思う。そういうこと が人の流れを生み、整備構想区域に人を集めることになる。(委員)
・ トータルコーディネーターを導入するというのは、都市交流拠点整備基本計画の中で、 整備構想区域については調整をしていくためにということで位置づけているが、それだけ ではなく、整備構想区域は都市交流拠点整備の先導的な役割を果たす意味合いもある。都 市交流拠点全体を見た中で、今、話があったように、駅から少し歩いてでも行こうという 魅力のあるものをつくっていく・・・・当然、その間のアクセスについても、やはりトータル コーディネーターの実績ある企業にいろいろな知恵をいれていただいて、総合的にやって いこうかと思っている。(事務局)
にかなり人がくるわけで、駅から公園までの間にかなりの人の流れが連続的にできている。 そこに、いろいろなお店が張りついていて、訪れる人は、そこでちょっとした買い物をし て公園に向かう・・・・そんな流れがこの市原でもできたらよいなと思います。距離的には井 の頭公園よりちょっとありますが。そういう意味で、道筋をいかに魅力的にするかは非常 に大事である。(委員)
・ 平成 19 年度から中心市街地活性化基本計画の策定を考えており、 この整備計画の中で、 中心市街地と整備構想区域との位置づけも、どういう形でやっていったらよいのかという ことで考えていくので、今の話も参考にさせていただく。(事務局)
3)総合公園基本計画について
○概要について、事務局より説明。
総合公園整備については、平成 18 年 8 月に公園づくりの基本的な方向を示す「市原市 総合公園基本構想」を策定し、現在、基本計画の策定を行っている。基本計画の策定作業 は、基本設計業務と合わせて、㈱東京ランドスケープ研究所への業務委託(工期:平成 18 年 4 月 28 日~平成 19 年 2 月 29 日)により実施している。
作業としては、 これまでに設計条件の整理 (現況敷地の立地条件や上位関連計画の把握、 各種条件整理や確認、隣接施設との調整課題の整理 など)や計画条件の設定(計画理念、 空間構成、施設機能など)の検討を行ってきたところである。
また、平成 18 年 10 月 3 日から 10 月 17 日までの 15 日間にわたり、市民意見調査を実 施した。
◇総合公園基本構想の概要 ・公園の2つの目的
(1)本市の顔として都市交流拠点の賑わいをつなぐ交流ゾーンとしての機能を担う公 園(交流と賑わい空間を創出する)
(2)既存公共施設の防災機能と一体的に、広域避難地(救援・救護活動)などの防災 拠点としての機能を担う
・公園整備の5つの基本方針
(1)市民が集う広場のある公園づくり
(2)地域への誇りを育み、高める水と緑の豊かな公園づくり (3)人と文化が交わり、心の豊かさが育まれる公園づくり (4)連携により、効果や魅力が倍増する公園づくり (5)いつでも誰でも安心・安全を感じる公園づくり
・効果的な「交流・賑わい」を創出する機能・しつらえの3つの基本的方向性 (1)来訪者同士の顔が見える開放的なイベント・文化活動空間
(2)来訪動機につながる水と緑の景観に見せられる空間 (3)「立ち寄り」を誘発するくつろぎ空間
◇総合公園基本計画について
基本計画とは 、基本構 想で示した 公園づく りの基本 的な方向性を 実現する ために 、 対象区域内に 設置可能な 施設の規模 、容量、 配置な どの検討を行い 、設置す る施設 の 基本的な選択 を行うもの である。ま た、基本 計画で は、土地利用、 交通動線 の検討 、 さらに実現するにあたっての事業費概算の算出も行う。
(1)計画の概要 (2)与条件の整理
・現況把握、敷地分析、上位計画、市民意見 (3)計画課題の抽出
(4)計画地の位置づけと計画の方向づけ (5)基本方針の設定
・基本理念と計画テーマ、基本方針の設定 (6)ゾーニングと動線計画
・計画地の空間構成とゾーニング、アクセス、動線計画 (7)計画内容の検討および設定
・導入施設の検討、利用者数・適正容量の検討、施設規模・施設配置の検討 (8)基本計画の策定
・全体基本計画図の策定、個別計画(各ゾーン毎の計画概要) →基盤整備(造成、雨水排水他)の基本的考え方
→環境保全計画、修景計画等の基本的考え方 →防災機能の基本的考え方
(9)管理運営計画等
・管理運営計画の概略検討、整備年次計画の概略検討、概算工事費の算定
◇市民意識調査について
市では現在、 街区公園 や近隣公園 等を整備 する場合 に、設計に着 手する前 に地域 の 意見を公園づ くりに反映 させるため に、子供 からお 年寄りまでの幅 広い年齢 層の方 々 を対象にアン ケート等の 調査を実施 しており 、より 多くの人に利用 され、親 しまれ 、 愛着の持たれる都市公園づくりに取り組んでいるところである。
今回、総合公園の整備をすすめるにあたり、8 月に基本構想が策定されたので、今回 その公園づく りの基本的 な考えにつ いて、幅 広く市 民から意見をい ただき、 今後の 基 本計画や基本設計に活かすことを目的として、実施したものである。
なお、公園整 備に向け ては、基本 構想、基 本計画、 基本設計、実 施設計と いう段 階 を経て内容を 詰めていく が、一度、 基本構想 ができ た時点で、市の 基本的な 公園づ く りについて、 市民から意 見を伺おう というこ とで、 この時期に意識 調査を実 施した 。 今後、この意 見を反映し て基本計画 案をまと めてい くが、基本計画 案が固ま った時 点 で再度、基本計画案について、市民の意見を伺いたいと考えている。
<調査実施概要>
・目 的:市民から親しまれる公園及び多くの人に利用される公園づくりを目指 していることから広く市民から意見を募集し、基本計画・基本設計策 定に活かすことを目的として実施。
・調査期間:平成18年10月3日(火)~平成18年10月17日(火) ・調査手法:各施設(各支所、中央図書館、臨海競技場、海づり施設、勤労会館、
公園緑地課) に調査票を置き、 希望者へ配布。 また、 市原市ホームペー ジ上でも市民意見調査を掲載。
<結果概要>
・調査票配布数:324 枚(ホームページからのダウンロード数を除く) ・調査票回答数:総数 223 件
(内訳:一般回答 136 件、ホームページからの回答 66 件、市職員回答 21 件)
約 60%くらいの回答率であり、配布枚数の割には回答率が高かったと思う。次に 男性の回答者が多いということで、男性の方が 7 割、女性の方が 3 割という状況に なっている。また、30 代から 40 代の回答者が多かったということも特徴である。。 これは、年齢層から見ると、小さな子供のいる子育て世代に該当する年代の方では ないかと思う。
また、回答者を地区別に集計した結果、39%の方が五井地区の方、五井地区以外 の市内各地区から 48%もの回答があったことがわかった。地元の公園整備というこ とで、五井地区の方の関心が高いということに加え、市内全域から広域的に関心が 寄せられていることがうかがえるかと思う。
なお、公園整備そのものに反対する意見が少なかったというのも特徴である。
<各設問ごとの集計結果について>
(質問1)基本構想で示した「効果的な『交流・賑わい』を創出する機能・しつら えの3つの方向性」についての関心を問う設問である。「水と緑の景観 に魅せられる空間」が 43%で最も関心が高く、次いで「立ち寄りを誘発す るくつろぎ空間」 が 31%であり、公園に癒しが求められていることがうか がえる。
(質問 2-1)イベント広場ゾーンに期待するイベントについて問う設問である。 「音 楽(野外コンサート)」が 39%で圧倒的に高く、次いで「フリ-マッケー ト」と「文化活動の発表等」が 10%台でほぼ同数であった。
(質問 2-2)親水広場ゾーンに期待する水辺空間のイメージについて問う設問であ る。「子どもが安全に水遊びができるような水辺」、「生き物と触れあ える水辺」、「やすらぎやうるおいを感じられる水辺」がほぼ同数で、 約 60%を占めた。なお、ボートを浮かべる、あるいは、シンボル的な噴 水等の要求は非常に低い結果になった。
(質問 2-3)原っぱ広場ゾーンで望む利用について問う設問である。「自由に遊べ る」広場を望む声が 33%と最も多く、次いで「運動、健康づくり」ので きる広場が 17%であった。
(質問3) これは、自由意見を記入していただく設問で、(1)が、市民から親しま れ、市外に誇れる公園づくりに向けてのアイデアを問うもの、(2)は、市 民参加のできる公園づくりに向けての市民参加方策を問うものである。
意見の傾向としては、市民から親しまれ、誇れる公 園にするため、導 入する施設内容にこだわらず、市民自ら参加したり 、イベント等で活用 できるなど、ソフト面に関する意見が多くみられた。
また、公園の運営管理の方法に提言をする意見も見 られ、新たに整備 する公園に対する利用方法や運営方法に期待を寄せるなど、総合公園整 備に対し、市民の関心の高さがうかがえる。
<市民意見の反映に向けて>
調査結果を踏まえ、次の4点の「反映の方向性」に配慮して基本計画を検討して いく。また、自由意見については、さらに精査のうえ、個別に反映について検討し ていく。
については、これらに配慮して、一旦基本計画の中でまとめたうえで、総合公園に ついて再度市民意見を聞く際に、意見を求めていきたいと考えている。
(市民意見の反映の方向性)
(1) 各 広場 ゾ ー ンの 関 心 度 につ い て の 調査 結 果 か ら 市民 が 求 め る空 間 づ くり の 方向性として、「四季や自然を感じる、安らげる、くつろげる空間」を感じ取 れるよう検討する。
(2) 市民が期待するイベントとして、「音楽(野外コンサート等)、フリーマッ ケット、文化活動の発表等」の回答が多く、大規模なイベントから身近な小規 模イベントまで対応できるイベント広場を検討する。
(3) 市民が求めている水辺の方向性について、「子どもが安全に水遊びができる ような水辺、やすらぎやうるおいを感じられる水辺」の回答が多く、動(活気) と静(やすらぎ)の調和のとれた親水広場を検討する。
(4) 市民が求めている原っぱ広場の方向性は、「やすらぎ、憩い、くつろぎ、及 び健康づくり」であり、心のリフレッシュゾーンと体のリフレッシュゾーンが 安全に共存できる空間づくりを検討する。
◇今後の取り組み予定について
8 月に策定した基本構想と、先般実施した市民意識調査の意見を反映して、基本計画 のたたき台を 11 月下旬ごろまでにつくりこみをしていきたい。そして、基本計画の原 案を 12 月中旬頃に、さらに、基本計画案を平成 19 年の 1 月上旬にまとめていきたい。 基本計画案に ついては 公表し、パ ブリック コメント を求めた上で 確定させ 、都市 計 画決定に向けた県との事前協議を 2 月上旬から進めていきたいと考えている。
総合公園は都 市施設と して都市計 画に位置 づけてい く予定である 。都市計 画決定 に 向けた予定としては、4 月上旬に都市計画に向けた素案縦覧を行い、法定の縦覧期間を 経まして、平成 19 年 8 月に市の都市計画審議会に付議したい。その後、10 月に都市計 画の決定告示を受けまして、事業認可申請、そして事業認可告示をしていく。
また、都市計画決定告示を受けまして、平成 20 年度からのまちづくり交付金の新規 要望を平成 19 年度の 12 月にしていきたいと考えている。
その間、基本設計は、平成 19 年 9 月が終了期間となっている。それを受けて、実施 計画は、平成 19 年 9 月から平成 20 年 1 月にかけて策定していきたいと考えている。 そして、さらに公園用地の用地取得だが、平成 20 年の 4 月から平成 22 年の 7 月にか けて、3 ヵ年で用地を取得していきたい。
また、公園の整備については、平成 20 年 7 月から、平成 21 年 3 月にかけて、公園 の一次造成を やっていき たい。なる べく早め に土が 落ち着くために 、できる だけ早 い 時期に第 1 次的な土の移動・造成をしていきたい。そして、公園の施設整備は平成 21 年 10 月から、 平成 24 年 3 月までの 3 ヵ年事業として整備していきたいと考えている。 街びらきが平成 22 年 4 月に予定されているので、それに合わせて、一部供用を開始し ていきたいと考えている。
なお、今、市民意識調査を経て、これから基本計画案のたたき台をつくっていくが、 今後、関係機 関、トータ ルコーディ ネーター 、推進 協議会との協議 を経なが ら、基 本 計画を策定していきたいと考えている。
○質疑応答
ただ、市域外の方の意見がもう少しあればよかったかと思う。というのは、公園により広 くから多くの方々に来ていただきたいということがあるので。年齢別の回答結果について は、基本的にあまり違わないのだが、若い人にも来てもらうということを踏まえてやって いただけるとよいと思う。
この公園のあり方について意見を述べると、普通にみられるようなものではなく、個性 的な特徴をたくさん備えた構成やデザインを期待したい。この公園自体が、このエリアで シンボリックな存在なのだから。 さらに言えば、 シンボルになる何かがあるといいと思う。 例えば、横浜の MM21 ですと、すぐに目に付いて印象的なのが帆船の日本丸である。ある いは、機関車を目玉においている公園もある。人々をひきつける何らかのシンボルがある とよいと思う。ただ、芸術家がつくるモニュメントはやめたほうがよい。いろいろありま すが、なかなか「なるほど」というものが少ないように思う。できれば、何か伝統的なも の、あるいは長い年月で価値の定まったものから発案できるとよいのではないか。
それから、公園を含めて、この整備構想区域全体のことになるが、基本的なイメージや 取り組みのコンセプトをどのあたりにおくかということについて、何かしらのキーワード を設定するとよいのではないか。(委員)
・ 今まで、関係各課が集まった中での検討では、今、おっしゃられたような方向では考え ているところである。(事務局)
・ 総合 公園 とト ー タル コー ディ ネー タ ーと の関 係 だが 、ト ータ ルコ ー ディ ネー ター が つ くったデザインガイドラインにしたがって、公園の設計とか、いろいろな空間の質を決め るようなものの言及や調整、クオリティの整理等はトータルコーディネーターがするとい うように考えてよいのか?
あと、先ほどの話と関連するが、トータルコーディ ネーターの本当に重要なところで、 一番大事なのは、できた後の管理のはずだ。そうすると、例えば総合公園ができた後の掃 除とか、その辺すべて持っている方の権利がバラバラのものをどう調整して、質の高いも のを維持していくか、そうしないと他の土地を持っている方達の資産価値も下がってきて しまう・・・・その辺については、いったいどうなっているのか?(委員)
・ 一点目のトータルコーディネーターによる調整だが、やはり、先ほども話があったよう に、 プロムナードとの設えだとか、 総合公園とのデザインの関係をどうするかという形で、 トータルコーディネーターを入れた中で調整をしていきたいと考えている。(事務局) ・ それは、「トータルコーディネーターを入れた形」の調整ではなくて、「トータルコー
ディ ネー ター が 中心 」に な って やら ない と 、コ ーデ ィネ ータ ーを 入 れる 意味 合 いが なく なってしまうので、 そこは注意しないといけない。 せっかくキーパーソンを置いた割には、 あまり役に立たないということになってしまう。そうなってしまうと困ってしまうんじゃ ないか。(委員)
・ 将来的な維持管理というところも、きちんと仕組みづくりの方向性をつけていきたいと 思っている。(事務局)
・ 今回、将来的なエリアマネジメントが視野にあるが、エリアマネジメントについては、 都市交流拠点である整備構想区域と中心市街地区域の 2 つのエリアで、ひとつのエリアマ ネジメントになるか、2 つのエリアマネジメントになるかわからないが、そのきっかけづ くりを、今回このトータルコーディネーターで発案させて、議論をしていきたいと思って いる。(事務局)
・ つまり、現行のトータルコーディネーターは、エリアマネジメントに行くまでの土台を つくって終わりということか?(委員)
・ 話がさっきに戻ってしまうが、はっきり言って、半年間でエリアマネジメントができる とはとても思えない。(委員)
・ ですから、それは前段の部分になってしまうかもしれませんけれども、我々がエリアマ ネジ メン トを 構 築し てい く ため の考 え方 を 整理 をし ても らう くら い しか でき な いの かも しれないが、それを 4 者が詰めていくという形になろうかと思う。(事務局)
・ そうすると、 どちらかというと、 ハード整備のためのルールの調整をやるというのがトー タルコーディネーターに求められているというように理解したほうがよいということか。 (委員)
・ そうだ。(事務局)
・ 少し、逆に教えていただきたいこともあるのだが、私の考えるトーンは、公園、あるい は商業施設、プロムナード、それぞれのセクションでそれぞれの役割分担に、しかし、そ れぞれの中で、例えば、公園なら公園で、市民意見、市の考え方、総合公園の位置づけ、 都市交流拠点の核となるような公園ということで、様々な観点から総合公園のプランがで きてくると思っている。その公園は公園で、今、コンサルタントに基本計画を委託してい る。オーソドックスに公園の絵柄ができあがってきたとして、今度は、プロムナードとの 整合性、隣接するイトーヨーカ堂、カインズ、ひいては、この 50ha 全体という中で、トー タルコーディネーターからこういう公園をつくるのはいいかもしれないが、この縁辺部に ついては、こうしたらよいのではないか、というような調整事項も出てくるのではないか なと思っている。公園全体をつくるのは行政がやるが、その中で、トータルコーディネー ターが、部分的にはこういうところは、こうしたほうがどうだろうかというような調整役 というように思っているのだが・・・・(事務局)
・ そうすると、あんまり今までの開発事業と変わらない。例えば、最近できているとても 質の高い街区の大きな面的な開発だと、行政の持っている区域がここで、民間が持ってい る区域がここだから、というのではない。街にくる人は、ここの地面のここまでは誰の土 地でというようには見ていない。だから、全体としてどうするかというところまでやらな いと、トータルコーディネーターの意味がない。例えば、汐留なんかで聞いた話だと、行 政側が、例えば、ポールの色は何色にしなければならない、東京都はこうだということを 決めたときに、それが汐留のイメージに合わないから、ケンカをして、一回つくったもの を捨てて新しいのを持ってきて立てた。そこまでトータルコーディネーターがやった結果、 ああいうものができている。だから、そこまで求めないと、本当は質の高いものはできな い。 ここに出来るものが、 千葉と競争しながら市原がより勝っていくようにするためには、 どれだけ質の高いものが出来るかが重要であり、行政のエリアの中の総合公園がこうだか ら、 というのをもう少し柔軟に考えたほうが、 よいものができるのではないかと思う。 (委 員)
・ わかった。このトータルコーディネーターの4者会議の中で、そのあたりも議論してい きたいと思う。(事務局)
・ 今、いろいろと議論がでているが、率直に申し上げて、私どもは、この 50ha の開発に ついては、皆様のお力添えをいただいて、こういう形でいろいろとご検討をいただいてい るわけだが、実際に、事業をやっていくのは我々区画整理組合である。したがって、この 事業の主体をなすという意気込みをもっている。
について、いろいろな組織が試行されているが、ここに関しては、今回、トータルマネー ジメントの検討の中で、そういう方向性も示唆していただく予定だ。
意識としては、 我々、 地元の区画整理準備委員会を含めた人間は、 区画整理が終わって、 5 年、6 年後に、それで終わりだという意識は持っていない。ただ、今、あえて、我々が、 こういう考えを持っているということを、事業主体者側が打ち出すよりも、むしろ外的な 面、いろいろな広い見地から、いろいろな示唆をいただいて、その中で我々の考えを含め て醸成していければよいのではないか。
広域商業施設の対面にある一般事業エリアについては、地権者の意識を我々が引き出し ながら、 あるいは誘導しながら、 トータルでマネージメントしていくことが必要だと思う。 そのためには、組合があるうちはよいのですが、なくなった後、どうするのかということ は当然の問題だ。そのあたりを、ぜひ踏まえていきたい。(委員)
・ 何分にも、トータルコーディネーター導入というのは、私どもで初めてということもあ るが、 1,120 万円という大金をかけてやっていく以上は、 50ha のまちづくりはこんなイメー ジだというものは出してほしいという話も、私は前回のときに言ってあるので、今後また 4 者会議の中で、いいまちをつくるためにはどうしていったらよいのかということで、い ろいろ検討していきたい。(事務局)
・ 具体的にトータルコーディネーターというものが、どういうことをやるものなのか、全 体的にイメージがわかない。トータルコーディネーターを活用してうまくいっているモデ ルのようなものを提案していただけると、議論がもっと進むと思う。(委員)
・ 比較的うまくいっているのは、やはり汐留。(委員)
・ 例えば汐留であれば、こういう点でうまくいっていると、そういうように教えていただ けるとよいと思う。 全く同じことはできないとは思うが、 その中で、 この点はできそうだ、 この点はぜひやったらどうか、というものはあると思う。ちょっと、あまり経験がないこ となので、 イメージが人によって違うかもしれない。 そこで、 これだというものを、 一度、 具体的な事例で説明していただけるとよいのでは・・・・(委員)
・ 次回の 4 者会議の中で、その点について、私から話をトータルコーディネーターに挙げ る。何をどういうふうに役割をして、どういうふうな形で取り組んでいくべきなのか、ま ず、4 者会議の中で、きちんと意思統一をする必要がある。地区計画、まちづくり条例を やるというのは、だいたいみんなわかっている。しかし、個々に詰めていくと、ではどん なものになるかというところで、 まだ、 わからない部分があるし、 学識経験者もいらっしゃ るので、場合によってはアドバイスをいただくような形で、やっていきたい。(事務局) ・ 我々は、トータルコーディネーターを使って、地区計画、都市計画の決定に必要なため
に、事前にここまで詰めておかないといけないんだという問題意識の下に検討をしている。 この検討では、規制と自由のバランスになかなか難しいところがある。規制が強まるとい うことは、可能性がそれだけ制約されることになる。かといって、野放しにしてよいとい うものではない。
4)その他
○ 都市 交 流 拠点 整 備 にあ た っ ての 法 制 度 環境 の 大 き な 変化 で あ る中 心 市 街地 活 性 化法 の 改 正概要と、市で現在取り組んでいる委託調査である「都市交流核交通計画調査」及び「新 中心市街地活性化基本計画策定基礎調査」の進捗状況について、事務局より説明。
◇中心市街地活性化法の改正概要
今年の第 164 回国会では、「まちづくり 3 法」の都市計画法及び中心市街地活性化 法の改正法が成立し、このうち中心市街地活性化法については、今年 8 月 22 日に施行 された。改正法に基づく中心市街地活性化のためのポイントは次の 5 点である。
<中心市街地活性化法の改正のポイント>
(1)「中心市街地の活性化に関する法律」へ題名変更 (2)基本理念等の創設
・ 地域住民等の生活と交流の場として、社会的、経済的、文化的拠点となる中心 市街地の形成を図る。
・ 中心市街地の活性化について、地方公共団体、地域住民、関係事業者が相互に 連携して、主体的に取り組み、国は集中的・効果的に支援する旨、基本理念に 明記。
(3)国による「選択と集中」の仕組みの導入
・ 中心市街地活性化基本計画に内閣総理大臣の認定制度を設け、やる気と実行力 のあるところに集中的に支援する方向に転換。
(4)多様な関係者の参画を得た取り組みの推進
・ 地域ぐるみの取り組みで、様々な担い手の知恵とやる気で、中心市街地を活性 化 し て い く た め に 、 多 様 な 民 間 主 体 が 参 画 す る 中心 市 街 地 活 性 化 協 議 会 をつ くって、関係者間の調整を図ってやっていくことになった。
(5)支援措置の大幅な拡充
・ これまでの市街地整備、商業活性化への支援措置に加えて、まちなか居住の推 進、福利施設の整備等への支援措置を追加。
・ 上記事業と一体的に行う事業として、公共交通機関の利便増進への支援。
◇新中心市街地活性化基本計画策定基礎調査について
法改正による 国の中心 市街地活性 化基本計 画認定を 視野に入れた 中心市街 地活性 化 基本計画の見直しの方向性について検討することを目的に、次の 5 点について調査を 行うものであ る。あわせ て、地元の 中心市街 地活性 化協議会を立ち 上げるべ く、地 元 の推進体制を つくってい くというこ とで、商 工会議 所等との連携を 図って進 めてい き たいと考えている。
<調査項目>
①中心市街地を取り巻く環境変化の分析 ②課題の検討
③基本的方向の検討
④地元勉強会に対する技術支援
⑤中心市街地活性化基本計画策定への取組方針の検討
◇都市交流核交通計画調査について
て、歩行者及 び自転車の 通行環境を 改善して いく観 点から、都市交 流拠点に おける 自 動車交通の現況分析及びコントロール方策を提示することを目的に、次の 5 点につい て調査を行うものである。
<調査項目>
①自動車交通と歩行・自転車環境の現状調査と課題の整理
②都市交流拠点整備による自動車交通量予測とボトルネックポイントの整理 ③快適な歩行・自転車走行環境確保を重視した自動車動線のあり方提案 ④整備構想区域及び中心市街地での駐車場整備の方向性
⑤実現化プログラム案作成
○質疑応答
・ この流れについては、今朝も部内で打ち合わせをしたが、平成 20 年度の初頭には、中 心市 街地 活性 化 基本 計画 認 定の 本申 請を し たい と考 えて いる 。そ の 取り 組み に つい て、 我々は、委託ではなくて、自前で全部処理していくつもりだ。そのためには、今やってい る調査は、それに活用できるように手を打たなければいけない。
それは、整備構想区域だけではなくて、先ほど、意見のあった本仲線や駅前など、整備 構想区域と中心市街地をつなぐ部分についての目配りもしておかなければならないし、そ ういう形でのエリアマネジメントの方策もとらなければならない。完成後の、そのメンテ ナンスについてが一番肝心なところになりますので、中心市街地活性化基本計画の見直し の話を抱き合わせの形で、なんとか処理したいという気持ちの中で組み立てている。
ただ、この中心市街地活性化基本計画の第一期認定 をめざしているところをみますと、 国内でもみな、それなりの先進市であり、県内自治体は、どこもみんな模様眺めで、未だ 動きをとろうとしていない状況にある。そのような中で、あえて、市原は早めに手を打た ないと、東口整備構想区域と中心市街地の話がセットになっているので、タイミングを逸 してしまうということで、使命感というか、その持っているモチベーションを上げていか なければいけないということが課題になってくると思う。そういう意味では、今、申し上 げましたように、これから事務はいよいよ濃密になってくるのではないかということで、 皆様の暖かいアドバイスをいただきながら進めていきたい。また、参考になる情報があれ ば、ぜひ教えていただくことをよろしくお願いしたい。(会長)
・ 若干細かい話になるが、中心市街地の活性化には、どこにどんな魅力的なものがあるか という情報が必要である。この整備構想区域に来る大勢のお客さんに、市原のいろいろな 魅力 が伝 えら れ るよ うな 情 報拠 点的 なも の を整 備構 想区 域の どこ か めだ つと こ ろに つく るということも必要かと思う。(委員)
・ 今後とも、トータルコーディネーターを含めて、よい事例等を参考にさせていただきな がら、進めさせていただきたい。(委員)
でまちづくり会社をつくればよいという話だったが、第 3 セクターのあり方自体が問われ るなど、いろいろな問題がある。
今回 の都 市 交流 拠点 の 整備 構 想区 域の 問 題と 五井 駅 東西 口の 中 心市 街地 の まち づ くり とを、どう整合性を持たせるのか、ということになると、「エリアマネジメント」と言葉 で言 うこ と は簡 単な のだ が 、実 際に や ると なる と大 変な こと で ある 。ト ータ ル コー ディ ネーターを含めて、エリアマネジメントで一番問題になっているのは、例えば、中心市街 地の商店街の方に対して、若いお客を呼ぶから、中心市街地に若いお客が来るかといった ら、商売を変えるか業種を転換しないと、若い人は商店街には来ない。そうすると、その 商店街の方々に対して、業種転換、例えば若い人が集まるようなメーカーの紹介とか、問 屋の紹介とか、それをある程度できるところがお手伝いしないと、おそらく中心市街地の 活性化に結びつかないだろう。エリアマネジメントというのは、メーカー政策から問屋政 策から、その方の将来的な経営の基盤の整備、資金導入方法等も含めて、最後まで面倒を みる形をとらないとまず難しいと思っている。再開発事業で、我々はずいぶん出店して業 種転換とか、権利者に対していろいろやってきたが、なかなかうまくいかないのが現実で ある。それを果たして中心市街地の中で、本当にエリアマネジメントでそういうことを誰 がどういう風にやるのか、いとも簡単に書いてあるが、実際に商店をひとつマネジメント していくにしても、大変なことである。それを、誰が人材を育成をして、どういうふうに 人材を派遣するかということになると、最終的にイトーヨーカ堂にしても、自社の人材の 中からそういうノウハウを持った者をエリアマネジメントに出向させるなりしないと、ま ず、 進まないと思う。 そういうことを含めて、 中心市街地の問題と整備構想区域の部分を、 片方でハード的な部分ともう片方でソフト的な部分をどうか見合わせるかということが、 これから一番大事な要素になってくるのかなと思っている。言葉で簡単に「エリアマネジ メント」と言うが、実際に、魚屋をバッグ屋に変えるのは大変なこと。そのためには、そ の人が無理であれば、その人の権利を借りて、その人には他に移ってもらって、その賃料 でもって、その人の生活を保障して、新たにそこにバッグ屋を入れて、きちんとした商店 街をつくっていくぐらいのことをやっていかないと無理だと思う。おそらく、汐留のよう なことは、そこまで踏み込まないとできないと思う。
だから、要するに市原の都市交流拠点の件についても、公園そのもの云々よりも、どち らかというと、まちをどうやって活性化していくかということに対して、私どもがご協力 できるところがどこまであるのか、それとエリアマネジメントに対して、うちがどこまで ノウハウの供給ができるのかということが、かなりのテーマになるのかなと思っている。 (委員)
・ ある意味、再開発とか新しいところで何かやるときには、エリアマネジメントをやりや すい。汐留は、まさにそのタイプであり、やりにくいのは、既成市街地でバラバラになっ ているようなところ。そのような所で、本当に人が戻ってくるようなまちをつくりたかっ た場合は、今、おっしゃったようなことをやらないと、絶対にできない。また、エリアが 広ければ広いほど、それをやるノウハウも難しい上、お金もたくさん動かさなければなら ないので、もし、そこまでやるのであれば、エリアの再検討もしないと難しいだろう。 (委 員)
Dの勧告を受けるだけの余裕もまちにないというのが現実だ。私は、6 年前に経団連で、 都市再生と再開発に関連して、日本の場合には都市再生がうまくいかないのか、というこ とについて、講演を頼まれたことがある。そのときにOECDのメンバーが多数いたが、 その方々に、権利が複雑で、借地借家法に基づいて、権利を正していくと、かなり時間が かかるということを説明したら、そんな法律があるのがおかしいと返された。それで、定 期借家権や、簡単な権利をそこでつくりだして、それでまちづくりができるようにするの に 6 年かかっている。ところが、実際にまちをいじってみますと、いまだって、誰に貸し ているかわからないような借家保証があったり、それを目指して、変なヤクザ者がそこに 住み着いてしまって、借家保証を求めてくることになると、どんどんできなくなってしま う・・・・という話が残っていて、中心市街地活性化は、そういうところまで全部含めて、そ ういうノウハウが必要な部分を誰がやるか、ということが問題である。日本人は、自分た ちが 、ま ちを 毎 日壊 して い ると いう こと に 気づ いて いな い。 ハー ド なも のを き ちっ とつ くっても、ソフトな部分まできちっと対処していなければ、そこから、まち壊しが始まる ので・・・・要は、みんなが参加してまちをつくるというのが、これからの都市再生の基盤で あり、そのためにエリアマネジメントがあるという認識に立って、この都市再生をしてい かないと、たぶん再生できないと思う。(委員)
・ 難しいのは、まちを再生するということ・・・・難しいわけですから、我々行政だけでは、 やはりなかなかできない。そういう意味では、この推進協議会の皆様方にいろいろな意見 を聞きながら、また、支援をいただきながら、都市交流拠点は市原の顔づくりということ でやっているので、これは、なんとしてでも、中心市街地活性化基本計画をつくってやっ ていかなければならないという気持ちで、取り組んでいくので、ひとつよろしくお願いし たい。(事務局)
・ 今日は報告事項が多いので、議論が盛り上がらないのかなと思ったら、逆にこれだけい ろいろと教えていただくことができた。とにかく、今、動かなければ、座していてはダメ だということについて、またまた改めて、実感したところである。本日は、時間の関係で これで締めたいと思うが、どうだろうか?(異議なし)
では、これで閉会とする。本日はありがとうございました。