≪事業の目的及び現在の取組み概要等≫
整 理 番 号 25003
事務事業評価(事前)シート
提 出 日 平成29年11月8日評価対象年度 30年度 事業担当課 被爆継承課
編 成 区 分 当初 担当者・内線 奥野・66354
≪基本情報≫
事 務 事 業 名 【補助】被爆建造物等保存整備事業費 旧城山国民学校校舎環境整備
基 本 施 策 B1 被爆の実相を継承します
基本施策の目的 (対象と意図)
対 象 意 図
市民が 被爆の実相の継承を進めている。
個 別 施 策 B1-1 平和・原爆施設の整備及び被爆資料の保存・活用を図ります
個別施策の目的 (対象と意図)
対 象 意 図 平和・原爆関連施設、被爆資
料・被爆遺構が
適切に整備・保存され、被爆の実相が効果的に伝わるよう公 開されている。
現状・問題点
旧城山国民学校校舎は、国指定史跡長崎原爆遺跡を構成する主要な遺構で、かつ長崎市 被爆建造物のAランクに位置付けられる貴重な被爆建物である。
年間約3万人の来場者がある一方、一般開放している学校トイレが旧城山国民学校校舎か ら視認できない場所にあるため、近くにトイレの設置が必要となっている。
目標(誰(何)をどのよう な状態にしたいのか)
観覧者にとってトイレが設置され、見学環境が整備された状態
課題(どういうことをする 必要があるのか)
旧城山国民学校校舎に近い位置にトイレを設置すること
上記の問題点に対して 現在行っている事業の
有無
有 ・ 無 ※有の場合は事業概要を添付(委員会資料等)
当該新規・拡大事業を 行うにあたり、縮小・統
合・廃止する事業
有 ・ 無 原爆資料館運営費(企画展)を縮小
新規・拡大事業を行うためには、今までやってきた取組みを検証し、成果や効果が低い事 務事業の終了も含めた「選択と集中」に努めることが不可欠です。
≪事業の概要≫
事業の具体的内容 (対象、事業主体、事業
期間、総事業費、事業 費内訳等記載)
平成30年度と31年度の二か年計画で事業を進める。
平成30年度は、候補地の遺構の不存在を示すための確認調査を実施し、不存在が確認で きた場所に対して、トイレ設置の設計を進める。
整備候補地遺構確認調査…3,842千円
調査範囲30m2、掘削、図化、自然科学分析等 (夏季休校時、慰霊祭後の8月内に現場作業終了) 設計…2,426千円
(遺構不存在確認後(11月を予定)から年度末まで)
平成31年度は設計に基づき工事を実施する。 設置工事…30,000千円
(10月末まで、着工から4ヶ月程度で竣工予定)
(原爆死没者慰霊等事業 補助率2/3)
業務量の増減 125時間の増
新 規
市民等の参画と 協働のまちづくり (取組みに☑をし、
その内容を記載)
学校・教育委員会・地元団体との意見交換を行いながら整備を行う
事 業 期 間 (30年度~31年度 )
予 算 額
金額(千円) 国 県 地方債
総 額 36,300 24,200
その他 一般財源
当 年 度 6,300 4,200 600 1,500
8,100 4,000
財源名称 原爆死没者慰霊等事業
成 果
(
活 動
)
指 標
指標(単位) トイレ設置までの3工程(調査・設計・設置工事)の進捗
年 度 平成30年度 平成31年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度
目 標 値 2工程 3工程
成果指標及び 目標値の説明
事業の進捗を客観的に判断できる数値として、トイレ設置までの工程(調査・設計・設置工 事)の進捗工程数を成果指標とした。
評 価 結 果
(1)今後の事業の方向性と理由
国指定史跡長崎原爆遺跡を構成する主要遺構であり、長崎市被爆建造物のAランクである旧城山国民学校校舎に は、年間3万人以上の来場者があるが、一般開放する城山小学校内のトイレまで離れているため、新たにトイレの設 置を行うものであり、トイレの設置により見学環境の整備が図られ、被爆の実相の継承につながることから、事業の実 施は適当である。
(2) 評価会議における指摘事項
単年度 単年度繰り返し 期間限定
一部不採択
所管案のとおり
企画不十分
事業規模縮小
企画不十分 不採択
採択
事業のやり方改善 事業規模拡大
事業統廃合 その他