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トップコミットメント サステナビリティレポート|伊藤忠商事株式会社

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Academic year: 2018

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代表取締役社長 

岡藤 正広

トップコミットメント

Top Commitment

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無数の使命を果たし、持続的成長へ

社会と共に持続的成長へ

国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」、「パリ協定」の合意など、企業に対して社会的課題の解決へ の国際的な期待が寄せられていますが、こうした考えは、まさに「三方よし」の精神と符合します。中期経営計 画 Brand-new Deal 2017 の最終年度である 2017 年度のサブタイトルを、「進化する無数の使命、成長 その 先へ」としました。これには、時代が要請する「三方よし」の精神を企業経営で実践しながら、持続的な成長を 実現していくことを当社の使命と明確に位置付け、定量面のみならず、総合的な企業価値の向上を実現していく という強い想いを込めています。当社は、事業領域が広域化・複雑化していく中、環境や社会に対する負の影響 を回避する仕組みを構築するだけでなく、再生可能エネルギー事業による気候変動への対応など、当社のビジネ スノウハウとグローバルなネットワークを用いて、社会に対する無数の使命を果たし、持続的な成長を遂げるこ とで、今後もステークホルダーの皆様の期待に応えていきます。

新しい働き方や企業像への取組

2016 年度は、当社株主帰属当期純利益において史上最高益を達成しました。これは、将来懸念の払拭と経営の 低重心化、安定的に稼ぐ収益基盤の構築等、十分な備えを図り、事業に「磨き」をかけてきたことに加え、社員 の慢心を厳に戒めてきたことの積み重ねによるものです。大手総合商社の中で、最少の単体従業員数で「商社2 強時代」に相応しい利益を持続的に創出していく為には、社員の生産性を高め続ける労働環境の整備が不可欠で す。そのため当社では、「経営戦略」の一環として、「朝型勤務」、「健康経営」といった新しい働き方や新たな企 業像に向けた取組を他社に先駆けて進めてきました。これらの取組を通じて、社員一人ひとりが心身共に健康で、 常にお客様目線を持ち「商人」として各現場で活躍しています。また、コーポレート・ガバナンスについては、「経 営の執行と監督の分離」を進めるため、取締役会が営業現場から乖離しないように留意した上で、2017 年度に 社外取締役比率を 1/3 以上と致しました。

果たすべき「無数の使命」

伊藤忠商事は、初代の伊藤忠兵衛が 1858 年に創業して以来、近江商人の哲学である「三方よし」の精神をビジ ネスの場で実践しています。また、変化する社会からの要請に応え、自社の利益だけではなく、商いの先に広が る豊かさを提供することが、当社が果たすべき使命であり、「豊かさを担う責任」を企業理念として社会と共に 成長して参りました。2014 年に定めたコーポレートメッセージ「ひとりの商人、無数の使命」は、その企業理 念に込めた想いをわかりやすく示す言葉であり、当社から社会へのコミットメントです。これらの考え方を確実 に実践して行くことを、国際社会へ表明する意味を込めて、2009年より国連グローバルコンパクトに参加してい ます。

トップコミットメント

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