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第2回議事録(平成25年11月12日) 緑の基本計画改定検討委員会 議事録|浦安市公式サイト

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全文

(1)

第2回浦安市緑の基本計画改定検討委員会 会議要旨

1 . 開催日時 平成 25 年 11 月 12 日(火) 午後1時 30 分~

2 . 開催場所 浦安市消防庁舎 3階 大会議室

3 . 出席者

(委 員)

輿水委員長、大杉副委員長、賀来委員、後藤委員、鳥居委員、有田委員、 奥村委員、西村委員

(事務局)

長峰都市環境部長、大塚都市環境部次長、知久みどり公園課長、 大木課長補佐、西村緑化推進係長、綿貫主任主事、藤縄主任主事

(傍聴人) なし

4 . 内容

(1)部長・委員長あいさつ

(2)議事

・フロー説明

・現況把握

緑地現況状況、アンケート結果

・計画検討

計画課題の整理、基本理念、基本方針

(3)その他

5 . 配付資料

・資料1 検討委員会 全体フロー

・資料2 議事資料(第2回検討委員会説明資料)

・資料3 第1回検討委員会会議要旨

6 . 会議経過

まず部長、輿水委員長の挨拶の後、輿水委員長が議事を進行した。

事務局から「フロー説明」、「現況把握」について説明を行い、続いて「計画検討」につい て説明した。

(2)

その後、委員による質疑を行った。主な質疑内容は次のとおり。

○事務局より「フロー説明」、「現況把握」について説明を行う。

(委員長)

ただいま事務局から説明があったが、これについて質問はありますか。

(委 員)

震災復興で、それまで行われていた公園整備は、完全にストップしているのか。今は先 が見えていない状況なのか。現状を知りたい。

(事務局)

震災により公園被災箇所数は 81 箇所ある。国の災害復旧の補助金を受けながら復旧して きた。昨年度で主な復旧は終わり、今年度はその残った分を行っている。また、今年度は 以前から計画していた公園の整備が動き出していて、高洲海浜公園の本整備が始まってい る。来年度からは震災前のレベルに戻したいと考えている。

(委員)

アンケート調査結果で、住む地域によってずいぶん違いがあると思う。例えば、新町の 人達は、満足度は高いのではないかと思う。そのような地域別集計は可能なのか。

(事務局)

今回は速報なので行っていないが、今後、地域別の評価も行う予定である。

(委 員)

アンケート結果の緑の量や感じ方の部分でも出ていたが、浦安市の緑はある程度の高さ まで来ている気がする。元町は古いだけに、ある程度の品質は確保されていると思う。む しろ新町の方が、新しいので量は確保されているが、特に駅から海側にかけて質の確保は されてない。

今回の震災で道路や公園が、掘削されて分かったことだが、ほとんどの場合は舗装の上 に木を植えている。民間の団地で何度か頼まれて、調査したことがあるが、駐車場周辺で は、最初に基盤を作り、縁石を設け、木を植えている。そのため、5年から 10 年すると 具合が悪い。それと同じように、シンボルロードで60cmから1m掘削すると、ほとんど 砂利の上に乗っている。最初のうちは若木だから、放物線のようになるが、普通は放物線 から下に落ちないような品質を確保すれば良い。ところがある程度まで大きくなると、逆 に落ちていくのではないかと、懸念がある。そういう意味では、巡回での品質管理、技術 的な指導などが必要であると思う。それが、この震災でかなり明らかにされた。例えば、 運動公園の亀裂の断面を見ると分かるところがかなりある。そんなことも質の問題であろ うかと思う。意見として申し上げておきたい。

(委員長)

樹木の健康状態、質、活力が、落ちてきた時どうするか。あるいは、根本的な問題とし て、植栽基盤に原因があるとすれば、それはどうしたらいいのかという、とても大切な問 題である。それは、現況調査のところでやることではなく、今後の基本計画の中で、そう

(3)

いう緑の質、植栽基盤について、改良しなければいけない部分への対応を計画の中にどう 取り入れるか検討が必要だと思う。

(委 員)

例えば、現在、世田谷区の街路樹で根の障害により、特に歩道の改修が多くなっている。 それは今まで、土木施工業者はバックホウで下ばかり見て、上を見ないから、上はバリバ リやられる状態であった。ここ4年間は私が立ち会って指導しているが、根の切り方によ っては、かなり活性化する部分も出てくる。30cm逆に短く切って土を入れるとものすご く根が出てくる。そういった技術的なご指導されると良いと思う。大きな根も切る場合、 その先に防菌剤を塗ることによって将来腐らなくてすむ。また、浦安のシンボルロードの 場合、椰子はかなり根が強い。品質という問題は、要するにランニングコストをどのくら いかけるか、出来た後のメンテナンスは、案外無頓着な部分がある。例えば、支柱等も3 年から5年で外さないと良くない。そういった少しの技術的なことで先々に影響が出てく る。例えば、土木施工業者に少し指導すれば、充分今の費用の中で出来るのではないかと 思う。

(事務局)

剪定等については、造園業者を使うようお願いはしている。根のことまでは注意してい なかったところもあるので、今後そこら辺も含めて、お願いしていきたい。

(委 員)

剪定の仕方についても、例えば新浦安駅の駅前広場のケヤキをかなり切ったようであり、 切るのは良いのだが、切りっぱなしのところがある。また、切る位置によってかなり将来 的に大きく差が出てくる。自治体によっては研修会をやったりしている。今は良いが3年 から5年経つと差が出てくる。結果的には費用対効果としては、大きく緑を確保できると 思う。

(委員長)

本計画の緑地の保全・緑化の推進について、施策の検討というところで、「緑化の目標及 び推進の方針」に維持管理も当然入っていると思う。全体として基盤は、埋め立てである ため、内陸の土地とは異なる。基盤には相当気を使わなくてはいけない。だんだん木が大 きくなったりすると、他の街とは違うので、緑化の教科書に書いてあることだけでは、対 応出来ないことも出てくる。緑の質、植栽基盤について、あるいは樹木の管理について、 他の自治体の緑の基本計画よりも技術的な問題も含めて、少し丁寧に書いておく必要があ ると思う。

(委 員)

小中学校の生徒についてだが、彼らはここで生まれて育ったので、ここがふるさとにな る。そうした意味では学校教育は非常に大事だと思う。先月、小学校 18 校を全部回って調 べたが、間違った木の名札がかなりついているため、生徒が間違ったまま木の名前を覚え てしまう。また、量的なものは、外周にかなりあるとは思うが、やはり植えっぱなしで、 20年前の木がそのままとか10年前の支柱がそのままとか、逆に安全管理上は良くない。

(4)

そういった意味で2点ほどあるが、1つは安全管理をしっかりすること。もう 1 つはしっ かりした緑を確保するためには、今の子供に教育しておく必要がある。それにはやはり、 付けるなら間違いの無い名札を付けるのが良いかと思う。そんなことを活かしてもらえれ ばいいと思う。

(委 員)

アンケートの地域別の検討の話があったが、同じ地域の中でもタウンハウスに住んでい るとか、一戸建てとか、高層とか色々あるので、地域と住み方を考慮して分析する必要が あるのではないか。防災上の問題のアンケートで、例えば「飲料水が必要」といった場合、 飲料用の耐震性貯水槽と非常用井戸が選択に入っていて、それ以外の水の備蓄とか、色々 なレベルがあるのに、耐震性貯水槽が必要だという意見の数が多くなってしまっている。 アンケートの項目として、しょうがないが、注意して読んだほうが良いと思う。むしろ飲 料水の確保を重点において、そのためにはどのようなものが必要なのかを検討した方が良 いと思う。

(委 員)

浦安市民大学で園芸の講座で使った資料の一部を持って来ている。流山は、たまたま人 口が一緒である。ところが浦安は、生産年齢人口は県内トップで、非常に若い街だという 事が分かるが、反対に流山と比較すると、人口密度は倍であり、中高層等の都市空間に住 む若い人とか、働き盛りの街だということが良く分かる。一方、居住形態は単独所帯の方 が結構多く、転入転出が多い。夜間と昼間人口の差が浦安の場合、ほとんど一緒であるが、 流山は典型的なベッドタウンで夜間は 16 万人いるが、昼間は 12 万人しかいない。このこ とから浦安は一人で住む若い人が多く、居住者の入れ替わりも転入転出も激しい。また、 一人暮らしの高齢者の人口割合が 14.7%で県内 11 位、流山は 31 位である。犯罪発生率を 見ると、流山は犯罪発生率と高齢者の一人暮らしの割合が一緒で 31 位、浦安は 13 位とい うことで、隣に誰が住んでいるか分からないので、結構課題が大きい。特に浦安は、これ から多くの方がこのまま年配になるため課題が出てくる。市民大学の方は、結構ご年配の 方が多いので、子育てとは異なる視点から、何か園芸や緑化活動は役に立たないかという ことで、整理をしてみた。まず地域のコミュニティーを育て相互に助け合うような街が必 要で、安全快適な街づくりも課題である。もう 1 つ浦安市の高齢者実態調査から、この中 で健康の維持増進に心がけていることに関して、一般の方と独居しているご年配の方の結 果が出ている。介護予防講習とかトレーニングの参加意向では、独居の方が参加をしてい る、参加の希望がある。一方、参加希望が少ない、無いという方の理由を見ると意外にお 友達がいないとか、やりたいことが思い付かない、どうも介護というとリハビリみたいに なってしまう。そうではなくて、もう少し日常的に参加できることが必要だと思う。その 中で、少子高齢化社会の本格的な到来に、浦安市に対して園芸とか緑化がどう使えるのか、 重要だと考えている。

(委員長)

ありがとうございます。参考になる提案、問題提起、整理でありました。これを念頭に

(5)

おいて、緑の方の分野で、この状況をどこでどのように受け止めるか、少し違う考え方で 健康で生き生きとした生活が、あるだろうと思うが、そのあたりを緑でどうやって受け止 めていくのか、とっても大事なご指摘だと思う。

アンケートについては、まだ途中段階なため、今後少し地域別に分析し、それから選択 肢の解釈の仕方も、ただ多い少ないだけでなく、もう少し丁寧に読むなど、出揃った段階 で整理していただきたいと思う。

では、計画課題のほうに、話を動かしていきたいと思うので、計画検討、計画課題の整 理、基本理念、基本方針について、説明をお願いします。

○事務局より「計画検討」について説明を行う。

(委員長)

基本理念と基本方針についてご意見はいかがでしょうか。

(委 員)

基本理念の案ということで、「緑が育む住みがいのあるまち 浦安」ですが、大変結構な 内容で何もいうことはない。ただ、もし私だったら「散歩がしたくなるまち 浦安」と言 うようにしたい。仮にそうしたとすると、計画の目標で「緑をつなぐ交流のまちづくり」 とあり、これは散歩をするため、A点とB点を道で繋げるまちづくりをすることになる。 緑が無いと散歩しないし、安全でないと散歩できないので、散歩には緑の潤いが必要であ ると思う。大変おこがましいが、そうしなさいと言う意味ではなく、なんとなく全てを総 括している理念が少し気がかりである。

(委 員)

理念は全体的に非常に希望的なものになっている感じがする。最後に具体的な施策で展 開するとまとめられているが、具体的にどうなるのか、例えば元町の公園整備は本当にで きるのか、可能性があっての提案なのか。アドバルーンとしたら立派だが、本当に出来る のか。言葉の中にも「保全」として、環境の保全、緑の保全など、いろいろと保全という言 い方が出てくるが、その保全は具体的に何なのか、既に何年もたっているのだから、具体 的な所があってしかるべきと思う。実際に実施するほうは非常に大変ではないかと思う。 方針から戦略として、どの辺のタイムスケジュールの中で持っていくのか、示されたら良 いと思う。もう一つ、新町の場合は緑は多いが、ほとんどが集合住宅で、基本的にベラン ダには物を置いてはいけないが、結構ベランダで緑を楽しんでいる人が多い。ところが、 実態としては、夜中に植木鉢の土をあちこちに捨てている。そうした細かいことだが、う ちのマンションの場合は、年二回グリーンデイで、業者に一括して捨ててもらっている。 鉢植やプランターは何年かに一回は全部入れ替えが必要である。土を捨てることは、一括 でやると、そんなに難しいことではない、市民の園芸祭りのときに、皆持ってきて捨てて くださいと、いうようなサービスを行い、そのサービスが緑の推進に繋がると思う。細か い具体案を1つ1つ潰して、3年後にはこれだけ潰しました、これだけ増えましたと示し た方が良いと思う。

(6)

(委員長)

基本方針というのは、方向性を示したもので、その方針に基づいて、何をやろうとする か、目標を掲げて、数値で示される目標、言葉で示す目標もある。それもすぐやる目標、 長期的な目標、またどうすれば実現できるかを考えるとその戦略的な方法まで含めた、目 標を書いていかなくてはいけない。これは次のステップでやることになる。最初の方針は 方向性ですから、私は幅広で大つかみで、むしろ美しい言葉で飾り立てているのは、やむ をえないと思います。そういう方向で良いのではではないかという方針を示したものです から。その方針が間違っているといけない。その方針、その方向に沿って、やっていきま しょうと市民の皆さんが思っていただけるようなものでないといけない。緑の基本計画の 実行は、行政、企業、市民、色々な関係する方が、取り組んで頂かないと実現できません から、それぞれの方々がその方向でいいのではないかと思っていただけるような、方針を 出さなくてはいけない。少しやわらかい言い方になるのはやむをえないのかもしれない。 他にご質問はありますか。

(委 員)

樹木や緑地は 32 年前と比べたら考えられないくらい素晴らしくなった。だから「できて いる部分はこれだけできていますよ」と言うのは訴えていくべきだと思うし、「今後足りな い部分は、こういう所でそれを今後こういう風にやる」と打ち出した方が、分かり易いと 思う。それで、かなりボリュームがあるような緑地について、さらに魅力を高めるのがい いのかなと思うので、あと維持管理は先程の話の通りだと思う。これは市の予算の問題な ので、やはりできている分と今後の課題とに分けていった方が良いと思う。

(委員長)

現況の話に戻ってしまうが、今の姿を本当に浦安市が求めてきたものなのか。そこは常 に見ておかないといけない。今の姿で良いのなら、やる事がなくて良いが、やはり、どう も違うぞという部分や物足りないぞという部分がある。そういう部分を、この基本計画の 中でもう一度見直し、軌道修正することがあるかもしれない。足りないところは補う、十 分できたところは、さらにそれをどうやって維持していくか、これ以上減らさないように するか等の質の問題が、地域によって色々と出てくる。その辺の話を次回以降やる訳だが、 基本は今の浦安市の姿が本当に求めてきたものなのかどうか、常に見ておかないとだめだ ろうと思う。40 年前に東京湾の漁業権を放棄して埋め立てに進んだわけで、それが現在こ うなっている、それが浦安市の求めていた姿なのかということを考えなければいけない。 私は海から背を向けている今の状況は、少し残念な気がする。確かに漁業権を放棄したが、 海に面していながら、基本計画に海という話がまったく入ってこれない。全部埋め立てだ から、高潮防潮堤で囲わなくてはいけない。そうすると海から離れざるえないわけである。 それが求めてきたものなのか、それを元通り親水護岸にすることは無理だが、眺める海も あるのではないか、水平線を見つめる視点で浦安市の緑に、海と言うものをもう一度評価 する時代がきたのかなと思う。一度漁業権を放棄して海から離れたけれども、もう一度海 に戻るようなこともあってもいいと思う。

(7)

(委 員)

散歩かどうかは分かりかねるが、もう少しやわらかく、温かみのある標語にした方がい いのではないかと感じた。それと非常に人口密度が高く、土地がある訳では無いので、ど んどん公園を作っていく訳にはいかない。感じるのは、ディズニーランドの周辺はものす ごくきれいだが、フロリダの様に浦安ももう少し花や緑が豊かにすればいいのだが、どち らかというと硬い工業団地の緑が並んでおり、もう少し質のある緑に転換していくのが良 いと思う。それから年配の方が増えてくるので課題が多くなる。埋め立ての話しがあった が、埋立地は元々の地の人はいない訳で、入れ替りが多いということは、ここを次世代が 住んでいくような街にしていかなくてはいけないので、子育ての視点で花や緑を考えてい かないといけないと思っている。リニューアルとか緑の質を向上させるとか、そのために 市民の皆さんとどのようにやっていくかという政策を今回の緑の基本計画の中で書くべき ではないかなと思う。先ほど維持管理も大変だろうという話もあったが、財政的には、全 国の自治体から見ればかなり財政力があるほうだと思う。その割りに、緑については、非 常に弱いと思う。

長岡と見附という新潟の例だが、長岡市は人口 28 万人で、かなり大きい市で財政力もあ る。長岡市の緑化センター「花テラス」は、市民の緑化活動のための施設である。この公 園の下には、大型の貯水槽が入っていて、緊急時にはヘリポートとして使え、仮設住宅が 建てられる構造となっている。通常は、市民が種をまいて植物を育て、それを持って帰っ て活動に使えるというような緑化活動施設となっている。見附市の人口は4万人だが、財 政的には浦安市に比べると弱いが、この見附市にはイングリッシュガーデンがあり、観光 地として使われている。市の予算がついているが、ほとんど有償ボランティアで管理をさ れている。隣接して市立病院があり、ここの緑もボランティアと市の職員が管理している。 市長曰く、「これは病院ではない。これは健康院です。見附健康院。」と言われていた。こ ういう新しい時代に対応した政策を計画の中に入れていきたいと思う。

(委員長)

お話しを聞いていると、基本理念の「緑が育む住みがいのあるまち」でも悪くない気が してきて、みんなが住んでよかったねという意味で結びつくと思うが、ただもう少し魅力 的で、市民目線の表現が何かありそうな気がする。

(委 員)

緑の質を上げることに関連して思うことは、緑と彫刻についてである。彫刻と言っても 非常に質の高いもののことであり、芸術的な彫刻をうまく配置することによって、緑の質 が高まる。浦安市には若潮公園、中央図書館、市役所の前に良い彫刻がある。例えば、境 川周辺の非常に気持ちの良い緑道にも1つか2つの質の高い彫刻を置くと市の品格が出る と思うので、ぜひ考慮してもらいたい。駅前にもモニュメント的なものがあるが、非常に 厳しい見方をすると、逆に市の質を下げているように思う。さらに言えば、大津の滋賀県 庁の前を通った時に、一瞬しか見えなかったが、前庭に非常に良い彫刻がある。芸術とい う面を全面的に出しても良いじゃないかと思う。

(8)

(委員長)

そういう芸術・文化の香りの高いまちは、魅力的である。そういう部分が似合うのかど うか、足して良くなる部分と、余計なものを引かないと良いものにならない部分があり、 街中どこでも同じという訳にはいかないと思う。少し引き算をして余計なもの取り除かな いと、もともと緑が映えるところではないという場所も多くある。これは景観計画とうま く整合を図っていくことが必要と思う。

(委 員)

緑に限定するのではなく、水辺と緑を一体にすることを本気で考えないと魅力が出ない と思うし、アンケートにもあったが、生き物が生息して触れ合える空間をかなり市民は求 めていると思う。緑だけでなくて水辺と一体になることによって新しい魅力が生まれてく る、ここは非常に重要なので、ぜひ方向性として入れていく必要があると思う。先程、小 学生、高齢者の話があったが、空間があることによって、そこに人が集ってそこで一緒に 管理しながら、コミュニティーができあがる姿が、非常に大事だと思う。子供達が望むふ るさととは何かを考え、より自然に近い環境を整えて、原体験ができる場をつくるために、 緑の創出や、環境の創出を計画していく必要があると思う。一律に緑を増やすのではなく、 拠点をしっかり作り、それをつなげるネットワークをどうやって築くか考えなければいけ ないと思う。また、協働という話がよく出るが、財政が厳しいから協働をやるという話で はなくて、市民と行政が一緒にやることがいい街づくりになると思う。「いい街をつくる、 いい緑をつくる、いい花をつくる、いいコニュニティーをつくる」ということを優先しな いといけないと思う。

(委員長)

ありがとうございます。基本理念は、色々なご意見を聞いてまとまればいいと思う。漢 字の「緑」だとやはり植物のイメージがあるので、花、緑、植物、水、生き物、自然とい うことを考えると、ひらがなの「みどり」になるのかもしれない。ひらがなにしてしまう と、あまりにもやわらかくなりすぎるかもしれないので、なかなか難しい。「住みがいのあ る」というのは硬いテーマとの意見に対して、私はそうでもないと思っていたが、また「健 やかなまち」のイメージもあるように思う。そういう何か「健やかな」とか将来に向かっ ての、「潤いある、生きがいのある、住みがいのあるまち」にしたいのは皆さん同じで、ど ういう言葉で、市民の心に響くような言葉にするか、検討していきたいと思う。

(副委員長)

緑化協定は工業ゾーンだけが対象になっていて、民有地は対象ではないのか。

(事務局)

緑化協定自体は、宅地開発条例に基づいて、一定規模の開発を行った事業者と結ぶもの である。マンションだと 10ha 以上が対象となる。

(副委員長)

民有地の緑化推進は努力義務なのか。

(9)

(事務局)

例えば、一番多いのが 10%の場合で、開発するときには大体 300 ㎡以上の開発だと 10% は取って頂く。ある程度大きくなると緑化協定となり、維持管理を含めて協定を結ぶこと になる。工業地帯になると 15%、20%の面積を緑地として取って頂いている。

(委 員)

一つ確認しておきたいのは、新町地域の土地利用計画で、県と UR 両方の計画があって、 それと現在の齟齬がどの程度あるのか。約20年前は、URが優先した形で計画されていた ような気がする。それが民有に転用されたりして、色々あったのではないかと、当時の UR は、予算があったのか、すごい量の緑を植えていったので、その団地はあとで管理が大変 になっている。その辺の齟齬があるのか無いのか。あのころの計画でこんなに良くなった、 一つアピールする必要もあるのではないか。後から来た人は、ここからスタートになって しまう。ところが 30 年や 40 年前の人は、こんなに良くなるとは思わなかったという人も 中にはいると思う。それから文化の形成は、非常に結構だけれど、あれもいいこれもいい だと雑草だらけになってしまう。文化はお金がかかるもので、まずハードの方をやってい かなくてはならないと思う。あれもやるこれもやるではなく、1本に絞ってから拡げてい くのが良いと思う。植物は放物線で維持管理しなくてはならないので、最低下がらないよ うにするなど、戦略を立てていただきたい。それにはメンテナンスも必要で、社会情勢や 住む人の年齢構成も変わってくるので、その辺を含めた検討を、お願いしたい。

(委 員)

浦安市の場合は、行政と市民の間にもう1つワンクッション何か欲しい。お隣の市川市 では緑化基金みたいな構造がある。市と一緒になって全体を運営し、各ボランティア団体 の活動を支える機構、資金、緑の相談所のような施設等を作ることができないか次回ご検 討いただきたいと思う。

(委員長)

旧市街地、新市街地など帯状に見ていって、新しいところの緑は全然違うと言っていて は、いつまでたっても駄目である。例えば、浦安を縦に見ていくように、コニュニティー が緑を通して作られるようにしないと、全体としてうまくいかないと思う。

質疑、ご意見は、以上とする。以上で本日の委員会を終了する。

その後、日程調整の結果、次回は 1 月 22 日(水)午後とし、詳細は後日連絡することで了 承を得て終了した。

参照

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