概要版
計画期間 平成 27 年度から平成 31 年度
◆東御市の子育て支援の取り組み◆
東御市では、 「エンゼルプラン」及び「東御市次世代育成支援対策行動
計画」の前期計画と後期計画をそれぞれ策定し、子育て支援を推進してきました。
国では、質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供、保育の量的拡大と確保、地域の
子ども・子育て支援の充実などを図るため制度改革に取り組み、平成 24 年8月に子ども・子
育て関連三法が制定され、平成 27 年4月から市町村を実施主体とする、新たな子ども・子育
て支援制度に移行することとなりました。
「東御市子ども・子育て支援事業計画」は、こうした流れに沿い、東御市における子ども・子
育て支援サービスの需給量の見込みや、提供方策等を、きめ細かく計画するとともに、 「東御市
次世代育成支援行動計画(後期計画) 」の基本的な考え方を踏襲し、市民や教育・保育従事者、
地域、行政が協働で取り組んでいく施策及び事業の方向を明らかにするために策定しました。
少子化傾向の継続
1 人 の 女 性 が 一 生 の 間 に 産 む 子 ど も の 人 数
の目安とされる、合計特殊出生率。
人口を維持するために必要な出生率は
2.08 人ですが、平成 24 年は 1.41 人。 仕事と家庭の調和の要請
女性の就業率の上昇による、就業形態の
多様化、就業面に限らずあらゆる分野での
社会進出が進む中、女性は就業と結婚・出産・
育児の二者択一を迫られる場面も多く、
晩婚化や少子化の大きな要因。
社会環境の変化
身近で安全な遊び場や集団的な遊びの
機会の減少、地域の教育機能の低下。育児や
子どもの育ちへの不安、経済的負担の増大。
非正規雇用の拡大など若者が経済的・精神的
に自立できない状況が結婚や子どもを
産み、育てることに対する意識の
多様化へ。
49.7% 33.7%
32.2% 32.0% 28.0% 23.6% 16.3% 15.2% 11.1% 8.0% 3.9% 3.0% 2.0%
0.0% 20.0% 40.0% 60.0%
仕事と家庭生活の両立ができる労働環境の整備 地域における子育て支援の充実(一時預り・育児相談など) 保育サービスの充実 子育てしやすい住居、まちの環境面での充実 子どもの教育環境の充実 子どもを対象にした犯罪・事故の軽減 地域における子どもの活動拠点の充実 健やかな妊娠・出産に対する支援の充実 子育て支援のネットワークづくり 援護を要する子どもに対する支援の充実 無回答 訪問型支援サービスの充実 その他
48.3% 39.6% 34.7% 27.4% 25.8% 22.5% 19.8% 11.4% 9.1% 7.1% 3.8% 3.8% 1.3%
0.0% 20.0% 40.0% 60.0%
仕事と家庭生活の両立ができる労働環境の整備 子どもの教育環境の充実 子育てしやすい住居、まちの環境面での充実 地域における子育て支援の充実(一時預り・育児相談など) 子どもを対象にした犯罪・事故の軽減 保育サービスの充実 地域における子どもの活動拠点の充実 援護を要する子どもに対する支援の充実 健やかな妊娠・出産に対する支援の充実 子育て支援のネットワークづくり その他 無回答 訪問型支援サービスの充実
東御市は子育てがしやすいかという質問に対しての回答は「子育てしやすい」と「ふつう」
を合わせると、就学前児童では 63.1%、小学1・2 年生では 66.6%で、約 2/3 の方が一定
の評価をしています。
また、子育てに必要なことについての回答は「仕事と家庭生活の両立ができる労働環境の整
備」が最も多く、就学前児童では 49.7%、小学 1・2 年生では 48.3%で、約半数の方が仕事
と家庭生活の両立が子育てをする上での最重要課題であると感じています。
【子育てに必要なこと】
○就学前児童
○小学1・2年生
基本施策
基本理念 子どもも大人も輝き、人と文化を育むまち
基本目標
1 安心して子どもを産み育てられるまちを目指す
私たちは、子育てに携わりながら、大人も子どももともに育ち合う、 「安心して子どもを
産み育てられるまち」を目指します。
2 心豊かにたくましく生きる子が育つまちを目指す
私たちは、子どもたち自身の意見や願いが尊重され、子どもたち自身の育ちが最大限に
配慮される、 「心豊かにたくましく生きる子が育つまち」を目指します。
① 子育て支援の核となるセンター機能の充実
② ファミリーサポート体制の構築
③ 発達特性をもつ子どもへの早期療育支援体制の構築
④ より豊かな幼児教育、保育の実践
⑤ 子どもたちの安全で安心な居場所づくり
⑥ 生涯を通じた健康増進の推進
◆教育・保育提供区域の設定◆
教育・保育提供区域とは、子ども・子育て支援法にかかる教育・保育事業を提供する基礎となる市町村
内の区域です(子ども・子育て支援法第 61 条第 2 項) 。教育・保育提供区域は、保護者や子どもが居宅
から容易に移動することが可能な区域を基本に、地理的条件、人口、交通事情などの社会的条件、教育・
保育の整備状況などを総合的に勘案した上で、市町村が独自に設定します。
東御市では、 就学前児童数や施設立地のバランス等を考慮し、 教育 ・ 保育を提供する区域を 「小学校区」
と定めます。
◆子ども・子育て支援法の事業類型◆
子ども・子育て支援法に基づくサービスは、大きく「教育・保育給付」と「地域子ども・子育て支援事
業」の2区分に分類され、 「教育・保育給付」は、県認可の「施設型給付」と市町村認可の「地域型保育
給付」に分かれます。
子どものための
教育・保育給付
施設型給付
(長野県が認可)
1 公立幼稚園
2 新制度への移行を選択する私立幼稚園
3 認可保育所
4 ( 新たな ) 幼保連携型認定こども園
5 幼稚園型認定こども園
6 保育所型認定こども園
7 地方裁量型認定こども園
地域型保育給付
(東御市が認可)
8 小規模保育
9 家庭的保育
10 居宅訪問型保育
11 事業所内保育
地域子ども・
子育て支援事業
12 利用者支援 ( 新規 )
13 地域子育て支援拠点事業
14 妊婦健診
15 乳児家庭全戸訪問事業
16 養育支援訪問事業等
17 子育て短期支援事業
18 ファミリーサポートセンター事業
19 一時預かり
20 延長保育事業
21 病児病後児保育事業
22 放課後児童健全育成事業 ( 放課後児童クラブ )
23 実費徴収に係る補足給付を行う事業 ( 新規 )
24 多様な主体が本制度に参入することを促進するための
事業 ( 新規 )
●次世代育成支援対策行動計画継続事業 ★地域子ども・子育て支援事業
基本施策 分 野 事 業 名
子育て支援の 核となるセンター 機能の充実
子育て支援 センター
●子育て支援事業に係る情報集約と情報発信の充実
●「子育て支援センター」運営事業 (★地域子育て支援拠点事業)
★利用者支援事業 ●信州型自然保育の推進
●子育てグループ支援事業 ●子育てフェスティバルの開催
●子育て支援サポーターの養成と登録の拡充
★ファミリーサポートセンター事業
ファミリー サポート体制
の構築
母子及び 家庭の 健康増進等
●「母子健康手帳」発行 ●妊婦保健指導事業 ★妊婦健診
●「もうすぐママパパ学級」の開催 ●「赤ちゃんすくすくブック」交付
●乳児訪問指導事業・産婦訪問指導事業(★乳児家庭全戸訪問事業)
●4か月児健康診査 ●10か月児健康診査
●1歳6か月児健康診査 ●1歳6か月児歯科健康診査
●2歳児歯科健康診査 ●3歳児健康診査 ●3歳児歯科健康診査
●乳幼児健康相談事業
●離乳食教室「ごっくん教室」「もぐもぐ教室」 ●乳幼児期の食育
育児の情報・ 学習・相談
●乳幼児発達支援事業「がーべら教室」 ●乳幼児母親学級「たけのこ学級」
●就学前テキスト「あおぞら」作成事業 ●家庭教育学級事業
●おはなしこども会 ●おはなし会 ●ブックスタート事業
●幼児と絵本 ●公民館活動事業
●広報・保健ごよみ・ラジオ等による啓発
●5歳児発達相談事業 ●5歳児視力検査事業 ●ペアレントトレーニング
●ノーバディズ・パーフェクトプログラム ●児童虐待の防止
●家庭相談員の配置 ★養育支援訪問事業 ★子育て短期支援事業
医療環境
●小児医療の充実
●助産所とうみの充実
経済的支援
●児童手当支給事業 ●乳幼児福祉医療費給付金支給事業(就学前児童)
●児童福祉医療費給付金支給事業(就学児童) ●子育て応援優待パスポート事業
●幼稚園就園奨励費補助金交付事業 ●児童扶養手当支給事業
●母子家庭・父子家庭等福祉医療費給付事業 ●母子父子寡婦福祉資金貸付事業
●自立支援給付事業 ●母子家庭等児童入学祝金
●母子生活支援施設入所制度 ●母子生活支援施設整備事業
●母子父子自立支援員の設置 仕事と子育て
の両立支援
●職業生活と家庭生活との両立支援の推進
●父親の子育て教室 障がいのある
子どもを持つ 家庭への支援
●心身障がい児(者)タイムケア事業
●短期入所(ショートステイ)事業
基本施策 分 野 事 業 名
発達特性を もつ子どもへ の早期療育支 援体制の構築
相談・支援 事業
●乳幼児発達支援事業「ひまわり教室」
●5歳児発達相談会フォロー事業(「発達障害児支援システム」による)
●生活技能訓練(SST)の実施:小集団療育
●障がい児を持つ親の会「はこべの会」
●広汎性発達障がい児をもつ親の会「ぴかそくらぶ」
経済・介護 支援
●心身障害児タイムケア事業 ●居宅介護(ホームヘルプ)
●行動援護 ●重度障害者等包括支援 ●障害児通所支援
●重度訪問介護(15歳以上18歳未満) ●特別児童扶養手当支給事業
●障害児福祉手当給付事業 ●児童補装具給付事業
より豊かな 幼児教育、 保育の実践
保育サービス の充実
●平日保育事業 ●長時間保育事業 ●未満児保育事業
●障がい児保育事業 ●休日保育事業 ●私立保育所委託事業
●広域入所保育事業(委託・受託) ●地域活動事業
●保育キーパー設置事業 ●運動あそび事業
●食育の推進(保育園での取り組み) ●幼年期からの環境教育の推進
●幼稚園の園開放(くるみ幼稚園) ●保育園の園開放
★一時預かり ★延長保育事業 ★病児病後児保育事業 人材育成 ●保育士研修事業
関係機関の 連携
●子育て連携チームの活動
子どもたちの 安全で安心な 居場所づくり
交通安全 教育・安全
対策
●保育園・幼稚園・小学校等での交通安全教室
●通学用ヘルメットの無償配布事業 ●交通災害共済公費負担事業
●防犯教育の推進事業 ●「こどもを守る安心の家」事業
地域環境の 整備
●公園維持管理事業 ●緑化推進事業 ●公営住宅の整備事業
●交通安全施設の整備事業 ●交通安全施設の整備事業(横断歩道・標識等)
●青少年広場等整備事業補助
●児童館事業 ★放課後児童健全育成事業 生涯を通じた
健康増進の 推進
健康増進全般
●「母子健康手帳」交付、母親学級の開催
●乳児訪問指導事業・産婦訪問指導事業
●各月齢の乳幼児健診、離乳食教室 等ライフステージにおける健康増進事業
◆連携による施策の推進◆
計画の推進にあたっては、 すべての市民が、 子ども・子育てを社会全体の問題として認識し関与していく
ことが重要です。
市民、地域、事業者をはじめ社会全体で子ども・子育てにかかわるという意識づくりに向けて、様々な機
会を通じて市民の理解を深め、連携・協力を図るよう努めます。
多様化した子育て支援に関する市民ニーズにきめ細かく対応していくためには、行政側からの一方的な
サービスの提供のみでは困難です。 本計画における多くの事業は、 人と人とのふれあいや、 様々な人たちと
のかかわりが重要な要素であることから、子どもを含む市民や NPO 、地域団体などの各種関係団体と連携
し、施策を推進していきます。
◆庁内関係機関の役割分担と連携◆
本計画における施策・事業は、保健・福祉関係部局、教育関係部局など、様々な部局に及びます。市民に
効率的かつ効果的なサービスを提供するため、 関係各部局の役割分担と連携により、 施策の効果的な推進を
図ります 。
本計画の施策 ・ 事業の実施にあたっては、 国や県など関係機関との情報交換や連携を強化するとともに、
今後の社会・経済情勢の変化に的確かつ柔軟に対応しながら、 限られた財源の中で必要な施策・事業を可能
な限り着実に推進するよう努めます。
このため、 PDCA サイクル (計画・実行・評価・改善) に基づき、
計画の実施状況について庁内チームによる定期的な点検を行うとと
もに、その後の対策については、第 2 次東御市総合計画との整合性
を図りながら検討を行い、必要に応じて変更等の措置を講じるよう
努めていきます。
平成 27 年3月
東御市 健康福祉部 子育て支援課 子育て支援係
〒389-0517
東御市県 282 - 2
東御市役所 東部子育て支援センター
電話: 0268 - 64 - 5814
Fax : 0268 - 64 - 3128
E-mail : [email protected]
PDCA
サイクル
Plan
計画
Do
実施
Check
評価
Action
改善