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第Ⅱ部アンケート調査結果の概要 調査シリーズ No68 企業における人事機能の現状と課題に関する調査|労働政策研究・研修機構(JILPT)

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(1)

第 Ⅱ 部 ア ン ケ ー ダ 調 査 結 果 の 概 要

(2)
(3)

第 章 労 使 関 係 と 労 使 コ ー ョ ン の 概 況

労 働 組 合 と 労 使 協 議 機 関

企 業 内 に け る 労 働 組 合 の 有 無 を 質 問 し た と こ ろ 労 働 組 合 の あ る 企 業 は 51.0% 組 合 の い 企 業 は 48.7% あ っ た 第 Ⅱ - 1 - 1 図

次 に 労 使 協 議 に つ い て は 労 使 協 議 が あ る と す る 企 業 は 71.1 % あ り 労 使 協 議 が 無 い 企 業 は 28.1% あ っ た 第 Ⅱ - 1 - 2 図 た し ア ン ケ ー ダ 調 査 は 労 使 協 議 に つ い て 労 働 組 合 が い 場 合 も 経 営 側 と 従 業 員 代 表 と の 間 何 ら の 形 協 議 を 行 っ て い れ

あ る と 答 え く さ い と 質 問 し て い る こ と に 留 意 し て 欲 し い

第 Ⅱ - - 図 労 働 組 合 の 有 無 第 Ⅱ - - 図 労 使 協 議 の 組 の 有 無

N=924 N=924

労 働 組 合 と 労 使 協 議 の 仕 組 み の 有 無 に つ い て こ の 2つ の 組 合 を 見 て み よ う 第 Ⅱ - 1

- 表 労 働 組 合 と 労 使 協 議 の 仕 組 み が 両 方 あ る UWC 型 が 明 を く ケ ー ス 全 体 に 占 る 割 合 は 50.9%と 最 も 多 く 労 働 組 合 は い が 労 使 協 議 の 仕 組 み が あ る WC 型 が 20.9% 労 働 組 合 も 労 使 協 議 も いOpen Field型 が 27.7% 労 働 組 合 は あ る が 労 使 協 議 の 仕 組 み は いU型 は0.5% あ っ た

第 Ⅱ - - 表 労 働 組 合 の 有 無 と 労 使 で 協 議 を 行 う 組 の 有 無 の ク ロ ス 表

= 不 明 を く 値

ある 51.0%

48.7%

不明0.3%

(1) 労働組合の有無

ある 71.1%

28.1%

不明0.8%

(2) 労使協議のしく の有無

ある い

タイプと度数 U WC型 U 型

総和の %

タイプと度数 WC型 p n Fi l 型 総和の %

労働組合の有無

労使協議の 組 の有無

ある

(4)

*1 例 え 中 村 圭 介 (1988) や 冨 田 安 信 (1993)

労 使 協 議 の 果 た す 役 割

労 使 協 議 の 仕 組 み の あ る 企 業 に い て 労 使 協 議 の 果 た す 役 割 に は の よ う も の が あ る ろ う 第 Ⅱ - 1 - 4 表 は 菅 野 和 夫 存2002]2004 に よ る 団 体 交 渉 と 労 使 協 議 制 の 比 較 あ り 労 使 協 議 制 は 経 営 や 生 産 事 項 に け る 労 使 の 情 報 共 有 や 協 議 が 主 目 的 あ る に も わ ら 実 質 的 に は 外 線 部 分 の 団 体 交 渉 事 項 あ っ た 労 働 条 件 の 交 渉 に つ い て も 機 能 を 果 た し 得 る こ と が 指 摘 さ れ て い る

第 Ⅱ - - 4 表 団 体 交 渉 と 労 使 協 議 制

さ ら に 制 度 化 さ れ た 労 使 協 議 制 い し 労 使 協 議 機 関 と は 別 に 従 業 員 組 織 が 発 言 機 構 と し て 機 能 し 労 使 の 様 々 交 渉 の 役 割 を 果 た す 場 合 も あ る 職 場 懇 談 会 は 準 公 式 労 使 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン と し て 多 く の 企 業 存 在 し 親 睦 や 互 助 を 目 的 と し て 設 置 さ れ た に も わ ら 労 働 組 合 と 同 等 と は い い ま も 同 よ う 機 能 を 果 た す 場 合 も あ る

*1

団体交 労使協議制

根拠

労働組合法 憲法 当事者間 合意

当事者

労働組合 使用者また 使用 者団体

労働組合―使用者 社員会―使

用者

目的

労働条件 対等交 条

労働協約 締結そ 他 条

経営参加 生産性向上 情報共

有 意見交換

対象事項

労働条件 労働者 待遇 そ

他 労使関係 ル ルetc.

条 項 条 条

経営 生産事項 経営 状況 方 針 生産計画 方法etc.

担当者

労働組合 代表者 委任を

けた者

使用者 代表者 委任を け た者 条

当事者間 合意によ

行 詰ま

議権 憲法 条 労組法 条

項 条

議行為 定 説明報告

意見聴 協議 同意 区別

法的保護

使用者 団交義務 条 7条

号 刑事免責 条 項 民

事免責 条) 不当労働行為

救 条 条

労使間 任意 手続

出所:菅野 p. 太線 部分を労使協議制 担ってい と 主張

- 16 -

(5)

*2 企 業 内 発 言 機 構 に つ い て の 既 存 研 究 の サ ー ベ イ と し て 都 留 2002 pp.138-43 を 参 照 さ れ た い 都 留 2002 従 業 員 組 織 や 労 使 協 議 制 と は 異 る 労 使 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 回 路 と し て 仁 田 (1992) の 研 究 を 例 に 中 間 管 理 職 の 役 割 も 指 摘 し て い る

*3 労 働 基 準 監 督 署 長 の 貯 蓄 金 の 保 全 に 係 る に 違 し て 預 金 保 全 委 員 会 の 設 置 等 の 貯 蓄 金 保 全 措 置 を 講 い 場 合 は 30万 円 以 の 罰 金 が あ る

ま た 団 的 労 使 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の チ ャ ン ヅ ャ の 多 様 性 に 着 目 し た 労 使 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 調 査 委 員 会 (1994) の よ う に 管 理 職 会 が 大 機 能 を 果 た し て い る と い う 発 見 も あ る

*2

と こ ろ こ う し た 労 使 の 自 治 に 基 く ピ メ ン タ リ ー 労 使 協 議 と は 別 に 法 定 ら れ た 労 使 の 協 議 の 場 も あ る 一 つ は 労 働 基 準 法 上 の 労 使 協 定 制 度 あ り も う 一 つ は 労 使 委 員 会 (1) 企 画 業 型 裁 労 働 制 に 係 る 労 使 委 員 会 労 働 基 準 法 第 38 条 の 4 (2) 労 働 時 間 等 設 定 改 善 委 員 会 労 働 時 間 等 の 設 定 の 改 善 に 関 す る 特 別 措 置 法 第6条 第 7条 (3) 安 全 委 員 会 労 働 安 全 衛 生 法 第17条 (4) 衛 生 委 員 会 同 法 第18条 (5) 安 全 衛 生 委 員 会 同 法 第 19 条 (6) 預 金 保 全 委 員 会 賃 金 の 支 払 の 確 保 等 に 関 す る 法 施 行 規 則 第 2 条 (7) 職 手 当 保 全 委 員 会 同 規 則 第 5 条 の 2 が あ る こ の う 安 全 委 員 会 と 衛 生 委 員 会 以 外 は 設 置 し く て も 罰 則 規 定 が い

*3

こ う し た 労 使 委 員 会 は そ れ れ 目 的 が 限 定 さ れ て い る よ う に 思 わ れ る が 現 実 に 委 員 会 議 と し て あ る い は と し て 場 す る の は 委 員 会 の 目 的 以 外 の 経 営 や 労 働 条 件 に 関 す る 事 項 あ る 場 合 も あ り 現 実 に 労 使 協 定 に 代 暶 す る 効 力 を 持 つ 場 合 も あ る

と こ ろ 本 調 査 は 菅 野 2003 の 分 類 に ら っ て 労 使 協 議 を 以 の 5 つ に 分 類 し た

団 体 交 渉 の 開 始 先 立 っ 情 報 開 示 意 向 打 診 を 行 う た の 、 団 交 前 段 的 労 使 協 議 制 団 交 事 項 を 労 使 協 議 解 決 す る た の 、 団 交 代 暶 的 労 使 協 議 制

団 交 事 項 と 区 別 さ た 経 営 生 産 事 項 を 協 議 す る た の 、 経 営 参 加 的 労 使 協 議 制 協 約 上 の 人 事 協 議 条 項 き 行 わ る 人 事 の 事 前 協 議 制

そ の 他 の 役 割

結 果 を 見 る と 第 Ⅱ - 1 - 表 最 も 多 い の が 団 交 代 暶 的 労 使 協 議 あ り 次 い 団 交 前 段 的 労 使 協 議 が 多 い 労 使 協 議 本 来 の 目 的 と も 言 え る 団 交 事 項 と は 別 さ れ た 経 営 生 産 事 項 を 協 議 す る た の 経 営 参 的 労 使 協 議 は 番 目 に 多 く 人 事 の 事 前 協 議 が こ れ に く 結 果 と っ た

(6)

- 18 -

第 Ⅱ - - 図 労 使 協 議 の 役 割

労 使 協 議 の 回 数

回 答 企 業 は 2006 年 度 に 何 回 ら い 労 使 協 議 を 行 っ た を 質 問 し た 結 果 平 均 値 は 12.5 回 標 準 偏 差 は 19.0 最 大 値 は 300 回 と 回 答 し た 企 業 も あ っ た 平 均 値 ら は 暻 に 一 回 の ヒ ー ス 労 使 協 議 が 行 わ れ て い る 能 性 が 示 唆 さ れ る 分 布 を み る と 第 Ⅱ - 1 - 図 1

5回 が 26.3%と 最 も 多 く 610回 が 16.1%2 番 目 に 多 く こ の 24割 以 上 を 占 る

第 Ⅱ - - 図 労 使 協 議 の 回 数 の 分 =

362件

442件

261件

125件

45件

272件

0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500

団体交渉の開始 先立っ 情報 開示 意向打診 を行うた のもの

団体交渉事項を労使協議 解決す るた のもの

団体交渉事項と 区別さ た経営や 生産 関わる 事項を協議するた のもの

協約上の人事協議条項 き、事前 人事異動 協議す るた のもの

その他の役割

不明

0回0.6%

1~5回 26.3%

6~10回 16.1%

11~15回 10.6% 16~20回 21回以上 8.8%

6.9%

未回答 30.6%

- 18 -

(7)

労 使 協 議 協 調 的 に 行 わ れ い る

労 使 協 議 が 行 わ れ て い る 場 合 そ れ は 協 調 的 に 行 わ れ て い る の あ る い は 対 立 し て い た の に つ い て 質 問 し た 結 果 第 Ⅱ - 1 - 7 図 協 調 的 に 協 議 が 行 わ れ て た が 56.0%と 半 数 以 上 を 占 ら と 言 え 協 調 的 に 協 議 が 行 わ れ て た の 23.3%を あ わ る と 8 割 以 上 の 企 業 協 調 的 労 使 協 議 が 行 わ れ て た 事 実 が 浮 上 が っ て く る こ れ に 対 し て ら と 言 え 対 立 し て た 対 立 し て た の 2 つ を あ わ

て も 1%に 満 た し ろ 対 立 す る ら い ら 労 使 の 協 議 は 行 っ て い い 11.6% の 比 率 が 高 く っ て い る 協 調 的 労 使 協 議 が 多 数 派 あ る こ と が わ っ た

第 Ⅱ - - 図 労 使 協 議 の う 行 わ た =

人 事 担 当 部 門 の う 経 路 で 苦 情 伝 達 さ る

労 使 関 係 の う 企 業 内 に け る 問 解 決 の 担 い 手 と し て の 人 事 担 当 部 門 に 注 目 し て み る ま 人 事 担 当 部 門 に は の よ う 経 路 情 が 伝 え ら れ る を み る と 第 Ⅱ - 1 - 図 最 も 多 い の が 従 業 員 が 上 に 情 を 伝 え 上 経 人 事 担 当 部 門 に 情 が 伝 さ れ る ケ ー ス あ る 職 場 の 上 が ま 従 業 員 の 情 を け る 存 在 と り そ れ が 人 事 に 伝 え ら れ る と い う 経 路 あ る 2 番 目 に 多 い の が 従 業 員 ら 直 接 頭 や メ ー ャ 人 事 担 当 部 門 に 情 が 伝 え ら れ る ケ ー ス あ り 者 の メ ー ャ に よ る 人 事 部 の 直 ら 示 唆 さ れ る こ と は 頭 情 を 表 明 す る の が 唯 一 の 手 段 あ っ た 時 代 に 比 べ る と 情 伝 の 経 路 が 多 様 化 し ま た 実 に 人 事 担 当 部 門 の 担 当 者 に 会 わ に 情 が 伝 さ れ る こ と ら

情 が 表 明 し や す く っ た 能 性 も 考 え ら れ る

3 番 目 に 従 業 員 が 自 己 申 告 者 や 情 処 理 制 度 等 を 通 て 人 事 担 当 部 門 に 情 が 伝 さ れ

おお 協調的 協議 行わ

56.0% と言え

調的 行わ 23.3% とも言え

6.2% と言え 立し きた0.3% おお 対立し

きた0.6%

労使の協議 行っ 11.6%

不明2.1%

(8)

- 20 -

る が あ り 人 事 担 当 部 門 の ネ ァ ー マ ャ 経 路 に よ る 情 伝 は 上 経 本 人 ら の 直 に 比 べ て 割 合 的 に は い 結 果 と っ た

ま た 4 番 目 に 自 己 申 告 や 情 処 理 制 度 と ほ 同 程 度 従 業 員 が 労 働 組 合 に 情 を 伝 え 人 事 担 当 部 門 に 情 を 伝 と い う ケ ー ス が371件 あ っ た

社 内 外 の 相 談 窓 を 使 う ケ ー ス も あ る 人 事 担 当 部 門 以 外 の 社 内 の 相 談 窓 に 伝 え 人 事 担 当 部 門 に 伝 153:16.6% や 会 社 側 設 置 し た 社 外 の 相 談 窓 に 伝 え そ こ ら 人 事 担 当 部 門 に 伝 18019.5% が そ れ に あ た る

ジ イ ヤ ク ダ に 経 営 上 層 部 に 情 を 伝 え る と い う ケ ー ス も157件 見 ら れ た

第 - - 図 人 事 担 当 部 門 苦 情 伝 達 さ る 経 路

苦 情 を の う 調 い し 相 談 す る

人 事 担 当 部 門 に 賃 金 に 対 す る 公 平 感 を 感 る と い っ た 個 別 の 従 業 員 の 処 遇 を る 情 が 伝 さ れ た 時 に 人 事 担 当 部 門 は 誰 に 調 整 い し 相 談 を 行 っ て い る ろ う ま 社 内 に つ い て を み る と 第 Ⅱ - 1 - 図 情 元 の 従 業 員 の 所 属 す る 事 業 部 門 の 長 が

(1) 当す る 項目す を選択する 設問とした

(2) ※ 印の設問の相談窓口 ,セ ラ相談等 関するもの 424件

632件

699件

371件

153件

49件

157件

23件

180件

26件

6件

0 100 200 300 400 500 600 700 800

従業員 の自己申告書や苦情処理 制度等を通 人事担当部門 伝達

従業員 口頭また ー ル で人事担当部門 直接伝達

従業員 上司 苦情を伝え、 人事担当部門 伝達 従業員 労働組合 苦情を 伝え、人事担当部門 伝達 従業員 人事担当部門以外の社 相談窓口 伝え、人事担当部門 伝達

従業員 組合以外の従業員組織 苦情を伝え、人事担当部門 伝達 苦情のある 従業員 社長や役員 経営 直訴し、人事担当部門 伝達 社外の労働組合の相談窓口

人事担当部門 伝達 会社側で設置した社外の相談 窓口 人事担当部門 伝達※

その他のルー トで人事担当部門 伝達

不明

- 20 -

(9)

最 も 多 く 次 い 情 元 の 従 業 員 の 直 属 の 上 と す る ケ ー ス が 多 い 問 が 発 生 し た ら そ の 従 業 員 の 上 に 相 談 す る と い う の が 多 く の 人 事 担 当 部 門 の 取 る 行 動 の よ う

ま た 経 営 の 上 層 部 と い う 回 答 も 402 件 と 少 く い ま た 人 事 担 当 部 門 が 労 働 組 合 に 相 談 い し 調 整 を 行 っ て い る ケ ー ス も186件 と 少 く い

第 Ⅱ - - 図 人 事 担 当 部 門 苦 情 持 ち 込 ま た 場 合 の 社 の 相 談 調 先

第 Ⅱ - - 図 人 事 担 当 部 門 苦 情 持 ち 込 ま た 場 合 の 社 外 の 相 談 調 先

一 方 社 外 に 相 談 す る 場 合 は 第 Ⅱ - 1 - 1 図 問 が 深 刻 化 し て い る た 法 の 専 門 家 あ る 弁 護 士 と い う ケ ー ス が 一 番 多 い 次 い 社 会 保 険 労 士 ン 人 事 コ ン サ ャ タ ン ダ の 社 外 の 人 事 労 管 理 の 専 門 家 が 多 く 3 番 目 に 親 会 社 ン 関 連 会 社 の 人 事

502件

573件

402 25件

186件

8 24件

17件

0 100 200 300 400 500 600

苦情元の従業員の直属の上司

苦情元の従業員の所属する事業部門の長

経営の上層部 人事担当以外の相談窓口の担当者

労働組合

労働組合以外の従業員組織 その他

不明

304件

359件

33

182件

62件

160件

4

1件

26件

197

0 100 200 300 400 500 600

社会保険労務士,人事コンサルタント等

弁護士

経営者団体 商工会議所、商工会等も含

親会社 関連会社の人事担当者

懇意 いる 他社の人事担当者

労働局 労政事務所等の行政機関 社外の労働組合(中央組織、産別、コ

ン 等)

労働分 しい大学の教員等

その他

不明

(10)

- 22 -

担 当 者 と い う ケ ー ス も 多 っ た こ れ と ほ 同 程 度 労 働 局 ン 労 政 事 所 等 の 行 政 機 関 の 利 用 も あ っ た 法 的 問 は 弁 護 士 そ れ 以 外 の 問 の 相 談 先 は 分 散 し て い る 様 が 見 て 取 れ る

7 2 0 0 6 年 度 1 年 間 の 相 談 件 数

2006 年 度 1 年 間 に 人 事 担 当 部 門 に 何 件 相 談 が 寄 ら れ た の ま 記 述 統 計 を み る と 平 均 値 が 6.7 回 標 準 偏 差 10.4 最 大 値 は 120 回 あ っ た 回 数 に つ い て 分 布 見 る と 第

Ⅱ - 1 - 1 1 図 参 照 15 件 が 48.7%と 最 も 多 く 次 い 610 件 が 22.3%と 多 い こ の 27 割 を 占 る 人 事 担 当 部 門 に 情 が 寄 ら れ る の は 10 回 以 と い う の が 平 均 像 あ る こ の 数 は 意 外 に 少 い と 感 ら れ る が 人 事 担 当 部 門 に 情 が 伝 え ら れ る 前 に 職 場 上 が 情 処 理 し た り 労 働 組 合 が 情 を 処 理 す る の 理 人 事 担 当 部 門 に 届 け ら れ る 情 は 抑 制 さ れ る 傾 向 が あ る の も し れ い ま た 人 事 担 当 部 門 に 届 け ら れ る 情 は 上 に 言 え い ん ら の 事 情 が 含 ま れ て い る 場 合 も 示 唆 さ れ る

第 Ⅱ - - 図 人 事 担 当 部 門 寄 せ た 苦 情 件 数 =

13.2%

48.7%

22.3%

1.9% 3.0% 2.9%

7.9%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0 15 610 1115 1620 21件以上 不明

- 22 -

(11)

第 章 人 事 担 当 部 門 の 機 能 と 役 割

人 事 担 当 の 役 員 の 経 歴

人 事 担 当 部 門 の 機 能 や 役 割 に 注 目 し 日 米 の 比 較 研 究 ら 多 く の 知 見 を 引 出 し た 研 究 に S.Jacoby 2005=2005 が あ る 日 本 企 業 の 人 事 部 の 機 能 が 米 国 企 業 の 人 事 部 よ り も 相 対 的 に 中 央 権 的 あ り 人 的 資 源 を 競 優 の 源 沫 と す る 立 場 Resourced Based View に よ り 近 く 株 主 重 視 の ス タ ン ス を 取 り つ つ も 実 に は 従 業 員 寄 り あ る こ と が 指 摘 さ れ て い る

本 調 査 は 人 事 担 当 部 門 の 機 能 や 役 割 の 質 的 変 化 が 労 使 関 係 に の よ う 影 響 を え て い る を 明 ら に す る た に い く つ の 質 問 を し て い る

ま 人 事 担 当 部 門 の 社 内 に け る 影 響 力 を し る た に 次 の つ の 属 性 を も っ た 取 締 役 が 現 在 就 任 し て い る 以 前 は 就 任 し て い た が 現 在 は し て い い 以 前 ら 就 任 し て い い の 3 つ に 分 け て 質 問 し た 第 Ⅱ - 2 - 1 図 参 照 人 事 担 当 の 取 締 役 が 現 在 就 任 し て い る と す る 比 率 は 58.7% あ っ た Jacoby 2005.p.242 は 米 国 コ ー ン ン ネ ゟ リ ー ン イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ャ 社 が 実 施 し た 大 企 業 900社 に 対 す る 調 査 の 中 現 在 人 事 担 当 の 取 締 役 が 就 任 し て い る 企 業 が 60.7% し い こ と が 指 摘 さ れ て い る 日 米 の 差 は 明 ら あ り 企 業 内 に け る 人 事 担 当 部 門 の 影 響 力 は 米 国 に 比 べ て 日 本 の 方 が 大 い 能 性 を こ の 結 果 は 示 唆 し て い る

同 様 に 人 事 分 野 の 経 験 の あ る 取 締 役 の 比 率 を 見 て も 現 在 就 任 し て い る が 41.0% あ り 以 前 は 就 任 し て い た が 現 在 は 就 任 し て い い が25.8% あ る Jacobyの 調 査 は

人 事 分 野 の 経 験 の あ る 取 締 役 が 少 く と も 1人 い る と す る 比 率 は 34%と 回 の 調 査 の 結 果 に 比 べ て や や い

第 Ⅱ - - 図 別 た 取 締 役 の 就 任 状 況

58.7% 41.0% 16.1%

17.3% 25.8%

7.6%

22.0% 29.2% 70.7%

2.1% 4.0% 5.6%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

人事担当の取締役 人事分 の経験 のある 取締役 労働組合役員の 経験のある 取締役

現在就任し いる 以前 就任し いた 現在 以前 就任し 不明

(12)

人 事 担 当 部 門 は い が 労 働 組 合 役 員 の 経 験 の あ る 取 締 役 に つ い て み た と こ ろ 現 在 就 任 し て い る が16.1% あ り 以 前 は 就 任 し て い た が 現 在 は 就 任 し て い い が7.6%と 経 営 陣 に 労 組 出 身 者 が ほ と ん い い 米 国 大 企 業 と 比 較 す る と 大 違 い が あ る 本 調 査 に よ れ 回 答 企 業 に は 概 4 社 に1社 の 割 合 労 組 の 役 員 経 験 の あ る 取 締 役 が い た こ と に り 従 業 員 ら 経 営 層 ま の キ ャ リ ア が 内 部 化 し て い る と い え ま た 企 業 外 部 ら 経 営 層 が 採 用 さ れ る 米 国 企 業 に 比 べ て イ バ ナ ン ス の 上 従 業 員 重 視 が 施 行 さ れ や す い こ と が 示 唆 さ れ る 結 果 と っ た

人 事 担 当 部 門 の 役 割

人 事 担 当 部 門 に 求 ら れ る 役 割 に つ い て 過 去 5年 間 重 要 度 は の よ う に 変 化 し た に つ い て 複 数 回 答 質 問 し た 結 果 が 第 Ⅱ - 2 - 2 図 あ る

第 Ⅱ - - 図 人 事 担 当 部 門 求 る 役 割

重 要 度 が 高 ま っ た と い う 指 摘 が 最 も 多 い の は 従 業 員 の 勤 労 意 欲 ペ メ ー ャ の 向 上 75.2% 以 括 弧 内 は 重 要 度 が 高 ま っ た の 比 率 あ っ た ま た 勤 労 意 欲 の 向 上

65.4% 62.9%

75.2% 36.9%

60.0% 22.1%

54.0% 67.7% 重要度 高まった46.0%

32.7% 34.3%

23.4% 59.6%

37.8% 64.0%

43.2% 30.0% ともいえ 50.3%

1.0% 2.2% 0.6% 2.7%

1.3% 6.3%

1.5% 1.3% 重要度 した2.1%

1.0% 0.6% 0.8% 0.8% 1.0% 7.7% 1.3% 1.0% 不明 1.6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 直接お び 間接の

労務コストの管理 従業員の定着の 従業員の勤労意欲 モラー ル の向上 従業員の個別の労働条件

ぐる 苦情処理 長期的 人材育成のた 必要

ステムやプ ログラムの開発 組合との協調的関係の維持

従業員 人当た の収益 ある い 売上高向上 経営戦略を実行し、達成す るた

必要 人事制度や施策の開発 経営戦略の構築や企業ビ ョンを 描く過程への人事担当部門の参画

- 24 -

(13)

と 同 様 に 従 業 員 の 定 着 の 進 62.9% も 指 摘 率 が 高 い 日 本 企 業 の 人 曩 管 理 の 方 針 の う 厳 し い 環 境 変 化 に 対 応 す る た に 企 業 が 行 っ た 諸 施 策 具 体 的 に は 長 期 用 慣 行 の や 年 的 賃 金 ら 成 果 主 義 的 賃 金 の 移 行 賃 や 人 員 削 減 が 労 働 者 の 勤 労 意 欲 の に 実 に つ が っ て い た 能 性 が 高 い こ と が こ の 調 査 結 果 ら 示 唆 さ れ る

2 番 目 に 経 営 戦 略 を 実 行 し 成 す る た に 必 要 人 事 制 度 や 施 策 の 開 発 67.7% と い っ た 人 事 担 当 部 門 に 戦 略 的 行 動 の 寄 が 求 ら れ て い る よ う 項 目 の 指 摘 率 が 高 い 企 業 間 競 は 厳 し さ を 増 す 中 3 番 目 に 指 摘 率 が 高 っ た 直 接 よ 間 接 の 労 コ ス ダ の 管 理 65.4% と い っ た 主 に コ ス ダ 削 減 面 け く 人 事 制 度 や 施 策 を 通 た よ り 中 長 期 的 人 曩 活 用 が 必 要 に っ て い る こ と を こ の 結 果 は 示 唆 し て い る 事 実 長 期 的 人 曩 育 成 の た に 必 要 シ ス ゾ ヘ や ハ ュ エ メ ヘ の 開 発 60.0% の 指 摘 率 も 高 い コ ス ダ 競 が 一 段 落 し た の よ り 厳 し い ヤ ベ ャ の 高 い 競 に 多 く の 企 業 は 直 面 し て い る と 見 る こ と も

る ろ う そ し て 戦 略 と い う 面 は 経 営 戦 略 の 構 築 や 企 業 ビ グ ョ ン を く 過 程 の 人 事 担 当 部 門 の 参 画 46.0% の 指 摘 率 も 高 い と 言 え 長 期 的 戦 略 の 中 に ナ ダ の 管 理 を 予 織 り 込 ん く い わ ゆ る 戦 略 的 人 的 資 源 管 理 が り 多 く の 企 業 志 向 さ れ る よ う に

っ て て い る と 言 え る

労 使 関 係 に 注 目 す る と ま 従 業 員 の 個 別 の 労 働 条 件 を る 情 処 理 36.9% に つ い て は 3 分 の 1 以 上 の 企 業 重 要 度 が 高 ま っ て い る 成 果 主 義 の 入 個 々 の 労 働 者 に よ っ て 異 る 労 働 条 件 に つ い て 配 慮 す る 必 要 性 を て い る 企 業 が 少 く い と 言 え る さ ら に 組 合 と の 協 調 的 関 係 の 維 持 22.1% に つ い て は 5 分 の 1 強 の 企 業 が 重 要 度 が 高 ま っ た と し て い る こ う し た 結 果 の 背 晙 に は 2つ の 要 因 が 影 響 し て い る と 考 え ら れ る 第1 に 比 較 的 業 績 が 良 っ た 時 点 の 調 査 あ っ た と い う 点 あ る 調 査 時 点 は 20082 暻 あ り 米 国 の リ ー マ ン シ ョ ッ ク の 前 あ っ た こ と を 考 え る と 業 績 の 悪 化 が さ ほ は く 賃 や 整 理 解 も 表 面 化 す る 機 会 が 少 っ た こ と ら 協 調 的 労 使 関 係 の 維 持 が さ ほ 重 要 視 さ れ て い っ た の も し れ い 第 2に 組 合 組 織 率 の や 組 合 員 に る こ と が 少 い 非 正 規 労 働 者 の 増 を 背 晙 に 組 合 と の 協 調 的 関 係 の 維 持 が 相 対 的 に 重 要 度 を さ て い る 能 性 あ る

初 任 配 属 配 置 転 換 を ぐ る 人 事 担 当 部 門 と ラ イ ン の 関 わ 方

Jacoby 2005 に よ れ 米 国 は 採 用 に 関 し て 現 場 メ イ ン の 権 限 が 強 く 人 事 の 権 限 は 弱 い と さ れ て い る 回 調 査 は 新 規 学 卒 者 の 初 任 配 属 一 般 職 員 の 配 置 転 換

管 理 職 の 配 置 転 換 に つ い て 人 事 担 当 部 門 と メ イ ン と ら が 影 響 力 が 強 い 過 去 と 現 在 の 2 時 点 に 分 け て 質 問 し て い る 結 果 を み る と 第 Ⅱ - 2 - 図 参 照 新 規 学 卒 者 の 初 任 配 属 に 関 し て は 過 去 も 現 在 も 共 通 し て 人 事 担 当 部 門 の 方 が メ イ ン に 比 べ て 比 較 的 大 影 響 力 を 持 っ て い る ま た 現 在 と 過 去 を 比 較 す る と 現 在 の 方 が や や 人 事 担 当 部 門 の 影 響 力 が 増 し て い る

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次 に 一 般 職 員 の 配 置 転 換 に つ い て み る と 過 去 も 現 在 も 共 通 し て メ イ ン の 影 響 力 が 強 い よ う あ る

し し 管 理 職 ヤ ベ ャ に る と 過 去 も 現 在 も 共 通 し て 両 者 の 影 響 力 は 拮 抗 し て い る こ と が 見 て 取 れ る

以 上 の 結 果 ら 次 の よ う 状 況 が 想 定 さ れ る ま 新 規 学 卒 者 の 配 属 に つ い て は 人 事 担 当 部 門 が 影 響 力 を 発 揮 し 配 置 を 考 え る ケ ー ス が 比 較 的 多 い よ う あ る 採 用 即 戦 力 と い う 考 え 方 は く 育 成 も 含 た 長 期 的 キ ャ リ ア を 人 事 担 当 部 門 が リ ー ド す る 形 考 え る

ら あ ろ う

第 Ⅱ - - 図 初 任 配 属 と 配 置 転 換 を ぐ る 人 事 担 当 部 門 と ラ イ ン の 力 関 係

と こ ろ が あ る 程 度 訓 練 を け た 一 般 職 員 ヤ ベ ャ に る と 戦 力 と し て の 補 充 を 求 る メ イ ン ら の 要 望 が 強 く り 相 対 的 に 人 事 担 当 部 門 の 権 限 は 弱 ま る

管 理 職 ヤ ベ ャ に る と 両 者 の 力 関 係 に 明 確 差 が く る 管 理 職 の 配 置 転 換 の 場 合 は 全 社 ヤ ベ ャ の 要 求 も 大 く メ イ ン の 管 理 職 は 大 戦 力 け に メ イ ン の 判 断 も 同 程 度 に 尊 重 さ れ る と 考 え ら れ る ら と も 言 え い と い う 比 率 が 新 規 学 卒 者 の 初 任 配 属 や 一 般 職 員 の 配 置 転 換 に 比 べ て 高 く 人 事 担 当 部 門 も メ イ ン も い 経 営 判 断 が 上 層 部 よ り 示 さ れ た 結 果 と し て の 配 置 転 換 の よ う 形 が あ る の も し れ い い れ に よ 管 理 職 の

- 26 -

25.9% 人事担当部門 強い影響力26.0%

21.8% と言え

人事18.4%

15.0% とも 言え 15.3%

17.2% と言え ライン16.9%

16.8% ライン の管理職 強い影響力18.3%

3.4% 不明 5.2%

現在 過去

9.3% 10.3%

15.4% 14.9%

18.9% 16.1%

27.5% 27.8%

27.6% 27.8%

1.3% 3.0%

現在 過去

21.4% 20.5%

16.6% 15.6%

25.5% 23.7%

15.4% 16.5%

19.7% 20.7%

1.4% 3.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

現在 過去

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配 置 転 換 は 事 業 戦 略 や 経 営 戦 略 と 大 く 関 わ る 能 性 が 高 い と い う 事 情 が 考 慮 さ れ る の ろ う

4 欠 員 補 充 の 方 法 ― 部 労 働 場 重 視 外 部 労 働 場 重 視

社 内 に 空 フ ス ダ 離 転 職 や 配 置 転 換 定 年 職 等 生 る 役 職 フ ス ダ の 空 席 が た 場 合 に の よ う 方 法 そ の 空 席 を 補 充 す る 社 内 ら 候 補 者 を す 内 部 労 働 市 場 型 社 外 ら 候 補 者 を す 外 部 労 働 市 場 型 そ の 両 方 を 案 し ら を 優 先 す る と い う 方 法 が あ り 得 る Jacoby 205 は 長 期 用 を 前 に し た 内 部 労 働 市 場 の 発 し た 日 本 企 業 は 内 部 労 働 市 場 に け る 人 曩 の 育 成 と 選 抜 を 効 率 化 す る た に 社 内 に け る 人 曩 の 最 適 配 置 を 理 解 す る こ と が る グ ゟ ヅ メ リ ス ダ 型 キ ャ リ ア を 人 事 担 当 者 に 積 ま る こ と が 必 須 あ り る と い う 解 釈 が 示 さ れ て い る 内 部 労 働 市 場 を 最 大 限 に 活 用 し て 空 席 補 充 を 行 う 場 合 人 事 担 当 部 門 が 内 部 労 働 市 場 の 情 報 に 精 通 し て い る 一 定 以 上 強 い こ と が 必 要 あ ろ う す わ こ こ は 人 事 担 当 部 門 の 力 の 代 理 指 標 と し て 空 席 補 充 に け る 内 部 労 働 市 場 の 活 用 状 況 を 用 い て 分 析 を 行 う

第 Ⅱ - - 4 図 空 席 補 充 の 方 法

そ こ 回 調 査 も 空 席 補 充 の 方 法 を 管 理 職 と 非 管 理 職 に 分 け て さ ら に 現 在 と 過 去 に つ い て 質 問 し て み た ま 管 理 職 第 Ⅱ - 2 - 4 図 の 上 の 現 在 は 社 内 候 補 者 ら 配 置 転 換 充 当 の 比 率 が 60.2%と 最 も 高 い こ れ に 社 内 候 補 者 を 優 先 必 要 に 応 て 社 外

60.2% 63.6%

23.1% 19.6%

15.4% 13.2%

1.3% 3.4%

0.1% 0.5%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

現在 過去

36.9% 42.4%

33.7% 28.2%

17.9% 15.4%

11.5% 13.2%

0.8% 1.3%

現在 過去

候補者 配転で充当 候補者を優先、必要 社外 採用

社外 方の候補者を検討の上充当 社外候補者の募 採用を優先

不明

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ら 募 ン 採 用 23.1% を あ わ て 考 え る と 8 割 以 上 の 企 業 社 内 候 補 者 が 優 先 さ れ て い る こ と に り 内 部 労 働 市 場 を 活 用 し た 空 席 補 充 が 行 わ れ て い る こ と に る す わ 日 本 企 業 多 い と さ れ る グ ゟ ヅ メ リ ス ダ 型 キ ャ リ ア を 経 験 し た 人 事 担 当 者 の 活 躍 す る 余 地 が 大 い と 言 え よ う 過 去 に つ い て も 同 様 傾 向 が み ら れ る

次 に 非 管 理 職 を み る と 社 内 候 補 者 ら 配 転 充 当 36.9 % の 比 率 は 管 理 職 ほ 高 く い そ の 代 わ り 社 内 候 補 者 優 先 必 要 に 応 て 社 外 ら 募 ン 採 用 33.7% の 比 率 が

高 く っ て い る 非 管 理 職 の 場 合 は 外 部 労 働 市 場 に 対 し て 多 少 は 目 配 り を し て い る 非 管 理 職 は 管 理 職 に 比 べ て 勤 年 数 が 短 い た 企 業 特 熟 練 の 蓄 積 が 少 く 外 部 の 労 働 者 も 業 上 問 い こ と や 企 業 特 熟 練 あ れ そ の 他 の 熟 練 あ れ 高 い 熟 練 を も っ た 労 働 者 を 見 分 け る こ と は し く 管 理 職 の 場 合 は そ の 索 コ ス ダ に り 大 コ ス ダ を 支 払 う 能 性 が あ る こ と が こ う し た 結 果 の 背 晙 に 存 在 す る と 思 わ れ る

過 去 と 現 在 を 比 べ た 場 合 は く わ が 社 内 社 外 方 の 候 補 者 を 検 討 の 上 充 当 の 比 率 が 現 在 の 方 が 高 ま っ て い る が 社 外 候 補 者 の 採 用 を 優 先 の 比 率 に つ い て は 現 在 の 方 が い れ も 比 率 が く 必 し も 外 部 労 働 市 場 の 志 向 が 強 ま っ て い る と い う わ け は い

以 上 を ま と る と 回 答 企 業 に い て は 勤 年 数 の 長 く る 管 理 職 に る ほ 内 部 労 働 市 場 を 活 用 し て 空 席 を 補 充 し て い る し た が っ て 管 理 職 と る 労 働 者 の 人 事 に 関 す る 情 報 を 活 用 し て い る と い う 意 味 人 事 担 当 部 門 の 力 が 一 定 以 上 強 い こ と が 読 み 取 れ た

最 近 の 経 済 ン 雇 用 情 勢 に 関 す る 人 事 担 当 部 門 の 考 え 方

人 事 担 当 部 門 は 最 近 の 経 済 ン 用 情 勢 に の よ う 考 え 方 を 持 っ て い る の を 質 問 し た 第 Ⅱ - 2 - 図 ま っ た く そ う 思 う や や そ う 思 う を 合 計 し た 数 値 を 意 見 に 対 す る 肯 定 的 態 度 と す る と 肯 定 的 態 度 の 比 率 が 最 も 高 い の は 従 業 員 の 生 活 を 保 す る の は 企 業 の あ る の 85.8% あ り 人 事 担 当 部 門 が 従 業 員 の 生 活 を 重 視 し て い る 実 態 が 明 ら に っ た ま た こ の 結 果 を 裏 付 け る よ う に 企 業 を 従 業 員 と の 共 同 体 と み す 考 え 方 は 時 代 遅 れ あ る に つ い て は 肯 定 的 態 度 の 比 率 は わ 11.4% あ る さ ら に 株 主 の 利 益 と 従 業 員 の 利 益 が 対 立 す る 場 合 は 従 業 員 の 利 益 を 優 先 す べ あ る に つ い て の 肯 定 的 態 度 の 比 率 も 約 4割 に す る 人 事 担 当 部 門 が 伝 統 的 従 業 員 重 視 の イ バ ナ ン ス の 一 角 を 支 え て い る こ と が 明 ら に っ た

2 番 目 に 肯 定 的 態 度 の 比 率 が 高 っ た の は 日 本 の 用 制 度 が 欧 米 の 企 業 と 異 っ て い る の は 当 然 あ る の 68.5% あ る 現 状 は 人 事 担 当 部 門 の 多 く が 日 本 企 業 の 用 制 度 を ム ー ュ ッ ド や 米 国 に 追 す る 形 変 え よ う と 考 え て い い こ と が 明 ら に っ た

イ バ ナ ン ス と の 関 連 に 再 注 目 す る と 株 主 に は 経 営 を 監 督 す る 役 割 が 求 ら れ る に つ い て の 肯 定 的 態 度 の 比 率 が 56.8% あ る 一 方 ほ 同 比 率 従 業 員 代 表 [ 組 合 以 外 も 含 ] に も 経 営 を 監 視 す る 役 割 が 求 ら れ て い る 56.4% に も 賛 成 す る 意 見 が 多 い 多

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く の 人 事 担 当 部 門 が 経 営 の 監 視 を 株 主 け く 従 業 員 に も 求 て い る 事 実 が 明 ら に っ た

第 Ⅱ - - 図 人 事 担 当 部 門 の 暷 近 の 経 浞 雇 用 情 勢 対 す る 考 え 方

3.5% 28.9% 3.1%

8.7% 14.7% 10.4% 5.4%

22.6% 35.2%

22.9%

49.6% 8.3%

30.3%

42.1% 46.0% 24.9%

31.6%

50.6%

40.8%

17.1% 31.4%

52.5% 33.2% 32.6% 51.7%

38.1%

11.0%

29.0%

3.1% 46.8%

6.8% 7.9% 9.4% 14.4%

5.5% 1.8%

2.6% 0.3% 9.5%

0.5% 0.4% 0.6% 2.6%

1.1% 0.2%

1.2% 1.0% 0.9% 1.2% 1.6% 1.0% 1.0% 1.1% 1.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

企業の競 人的資源 経営戦略の優劣 いる 日本の雇用制度 欧米の企業 と異 いる の 当然である 企業を従業員との共同体であると す 考え方 時代遅 である 株主の利益と従業員の利益 対立す る 場合 従業員の利益を優先す きである

株主 経営を監督 す る 役割 従業員代表 組合以外も含 経営を監視す る 役割 日本企業の経営者の報酬 低す

対的企業買収

の立場である 従業員の生活を保 す るの

企業の務 である

まったくそう思う ややそう思う ともいえ そう思わ まったくそう思わ 不明

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第 章 人 事 労 務 管 理 の 現 状 と 課 題

年 前 と 比 較 し た 人 事 労 務 管 理 の 重 要 度 の 変 化

調 査 時 点 あ る 20082 暻 と 5 年 前 を 比 較 し て 人 事 労 管 理 の 施 策 重 要 度 が 変 化 し た 項 目 に 注 目 す る 第 Ⅱ-3-1 図 参 照 ま 重 要 度 が 高 ま っ た と い う 比 率 が 最 も 高 い 項 目 は 人 曩 確 保 74.4% あ る 長 引 く 況 の 中 採 用 を 手 え て い た 企 業 が 深 刻 人 曩 足 に っ て い る と み ら れ 新 規 学 卒 者 の 定 期 採 用 55.5% の 指 摘 率 も 高 い ま た 高 齢 者 の 活 用 こ の 人 曩 足 を 乗 り ろ う と い う 意 欲 が 大 く 定 年 職 者 の 再 用 ン 勤

延 長 69.9% の 指 摘 率 も 2 番 目 に 高 い 非 正 社 員 の 正 社 員 の 用 39.2% も 比 較 的 多 く の 企 業 検 討 さ れ て い る た し 調 査 時 点 は リ ー マ ン シ ョ ッ ク 以 前 あ る た 経 営 状 況 の 悪 化 の 影 響 が 出 る の は こ の あ り 現 在 の 状 況 と は や や 異 る も の と 考 え ら れ る 3 番 目 に 指 摘 率 が 高 い の は 従 業 員 の 精 神 衛 生 ン メ ン タ ャ バ ャ ス の 配 慮 69.5%

あ り メ ン タ ャ バ ャ ス の 配 慮 に 対 す る 企 業 側 の 意 識 の 高 ま り を 示 す と と も に 成 果 主 義 人 事 ン 処 遇 制 度 面 の 従 業 員 に 対 す る 厳 し い 締 つ け や 技 術 の 高 度 化 に 伴 う ス ダ ヤ ス の 増 に よ っ て 労 働 者 の 精 神 衛 生 の 悪 化 が 進 行 し て い る 事 実 が 示 唆 さ れ る

経 営 目 標 や 経 営 理 念 の 従 業 員 の 伝 58.1% の 指 摘 率 が 高 い 一 方 労 働 組 合 や 従 業 員 代 表 と 経 営 ダ ッ ハ と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 指 摘 率 は 25.6%に 過 い こ れ は 労 使 共 通 の 問 の 解 決 を 図 ろ う と い う 姿 勢 よ り も 経 営 側 ら の 一 方 的 情 報 供 が 重 視 さ れ る と い う 最 近 の 労 使 関 係 の 一 面 を 如 実 に 表 し て い る 結 果 と 思 わ れ る こ う し た 結 果 の 背 晙 に は 団 的 労 使 交 渉 が 影 響 力 を 弱 る 中 成 果 主 義 の 進 展 に よ っ て 労 働 条 件 の 決 定 が 個 別 化 し て い る こ と や つ て の よ う 労 使 協 調 に よ っ て 経 営 を 乗 り る と い っ た 企 業 統 治 の 形 よ り も 他 の ス ゾ ー ク ビ ャ ジ ー と の 関 係 が 相 対 的 に 重 視 さ れ る よ う に っ て て い る と い う 企 業 統 治 構 造 の 質 的 変 化 が あ る こ と が 予 想 さ れ る

人 曩 育 成 に 注 目 す る と 従 業 員 全 体 の 能 力 向 上 を 目 的 と し た 教 育 訓 練 の 実 施 64.3% の 指 摘 率 が 高 い 会 社 全 体 の 組 織 能 力 を 高 る こ と に よ っ て 競 に 勝 抜 こ う と い う 企 業 側 の 思 惑 が 見 て 取 れ る た し 一 部 の 従 業 員 を 対 象 と し た 選 抜 的 教 育 訓 練 の 実 施 41.3% の 指 摘 率 も く は の 源 沫 を 一 部 の ゠ リ ー ダ 社 員 に 求 る と い う 動 も 同 時 に 見 て 取 れ る ま た CDP[ キ ャ リ ア タ ベ ュ ッ ハ メ ン ダ ハ ュ エ メ ヘ ] に よ る 従 業 員 の キ ャ リ ア 開 発 支 援 23.7% の 指 摘 率 は 高 い と は 言 え い こ の 結 果 の 背 晙 に は 調 査 対 象 の 多 く が CDP の 実 施 率 の い 中 小 企 業 あ る と い う 事 情 も あ る ろ う つ て の よ う 長 期 的 従 業 員 の キ ャ リ ア 形 成 に 対 し て 企 業 は 前 向 い こ と が う が え る こ う し た 結 果 の 背 晙 に は 事 業 環 境 や 競 環 境 の 変 化 の ス ヌ ー ド が 激 し く 長 期 的 事 業 計 画 の 中 立 案 さ れ る 性 格 を 持 つ CDP が 実 施 し に く く っ て い る と い う 事 情 も あ る ろ う い れ に よ 人 曩 育 成 と い う 面 も 長 期 ら 短 期 と い う 変 化 が 起 こ っ て い る 能 性 が こ れ ら の 結 果 ら 示 唆 さ れ る

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ワ ー ク メ イ ネ ン バ メ ン ス に 関 し て は 最 近 急 に 社 会 的 関 心 が 高 ま っ て い る 本 調 査 も ワ ー ク メ イ ネ バ メ ン ス [ 育 児 ン 介 護 等 を 含 生 活 と の 両 立 ] の 取 り 組 み に つ い て 46.3%が 重 要 度 が 高 ま っ た と 回 答 し て い る

第 Ⅱ- - 図 暷 近 年 間 で の 人 事 諸 施 策 の 重 要 度 の 変 化

74.7  55.5  49.0  44.6  35.8 

39.2 

64.3  41.3  31.8  18.2  18.7  10.5 

23.7  46.3 

69.5  32.6 

69.9  25.6 

58.1  35.8 

22.5  31.9 

47.0  43.6  57.0  47.5 

32.1  47.8 

49.8  68.0  58.3  74.9  52.1 

46.4 

26.9  60.1 

27.8  63.4 

40.8  61.0 

2.3  3.9 

1.2  4.8 

1.2  1.5 

0.9  1.2  1.3 

1.9  1.6 

3.8  1.1 

0.5  0.6  0.8 

1.0  1.3 

0.4  1.4 

0.3  8.2 

1.1  6.6 

5.2  11.0 

1.7  9.1  16.3 

11.4  20.9 

10.5  22.3 

6.3  2.6  6.2 

1.0  9.2 

0.4  1.5 

0.2  0.4  1.7  0.4  0.8  0.8  1.0  0.5  0.8  0.5  0.4  0.3  0.9 

0.4  0.3  0.4  0.3  0.4  0.2  0.2 

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 人材確保 人手不足への対応

新規学卒者の定期採用 人件費の柔軟化 社員、外部人材

派遣 の活用

社員の待遇の改善 社員の 社員への 従業員全体の能力向上を 目的とした教育訓練の実施 一部の従業員を対象とした、 選抜的 教育訓練の実施

経営幹部育成のた 特別 プ ロ グラムの実施 同期入社の 社員の昇進昇格 差を ける 時期の早期化

管理職 と専門職

の明確 区別 管理職 ストの削減

CDP る従業員

開発支援

ワー ライ ランス育児 護等 を含 生活との両立 への取

従業員の精神衛生 ン タルへルスへの配慮 女性管理職の育成 定年 職者の再雇用勤務延長 労働組合や従業員代表と経営 トップ とのコ ョン

経営目標や経営理念の 従業員への伝達 法定の 害者雇用率の達成

民間企業の場合1.8%

重要度 高まった 変わ 重要度 した 以前 行っ 必要 不明

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- 32 - 正 社 員 の 長 期 安 定 雇 用 に 関 す る 考 え 方

正 社 員 の 長 期 安 定 用 に つ い て の 考 え 方 を 長 期 安 定 用 は も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 維 持 し て い た い 長 期 安 定 用 は 対 象 者 を 限 定 し た 上 維 持 し て い た い 長 期 安 定 用 の 維 持 は 経 営 に け る 優 先 的 課 は い の つ に 分 け て 回 答 を 求 た 第 Ⅱ - - 2 図 最 も 多 っ た の は も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 維 持 し て い た い 79.1% あ っ た 対 象 者 を 限 定 し た う え 維 持 し て い た い 15.6% と 回 答 し た 企 業 は 少 く さ ら に 経 営 に け る 優 先 的 課 は い と い う 回 答 は4.7% に 過 っ た 正 社 員 の 長 期 安 定 用 に つ い て 大 半 の 企 業 が こ れ を 維 持 し て い た い と 考 え て い る こ と が わ っ た

第 Ⅱ 図 社 員 の 長 期 安 定 雇 用 対 す る 考 え 方

2004 年 にJILPT 回 調 査 と 同 団 を 対 象 に 実 施 し た 調 査 に も 同 調 査 項 目 が あ る た 比 較 し た 結 果 が 第 Ⅱ - - 図 あ る 前 回 調 査 は 長 期 安 定 用 は

も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 維 持 し て い た い の 比 率 が 10フ イ ン ダ 近 く く 長 期 安 定 用 は 対 象 者 を 限 定 し た う え 維 持 し て い た い の 比 率 が 5フ イ ン ダ 近 く 高 い 長 期 安 定 用 の 対 象 者 が 前 回 調 査 に 比 べ る と 多 く っ て い る こ と を 示 唆 す る 結 果 と っ た ま た 前 回 調 査 と 回 調 査 の 両 方 に 回 答 し た 企 業 の タ ー タ Longitudinai data に よ っ て 長 期 安 定 用 志 向 の 変 化 を 確 し て み る と 第 Ⅱ - - 4 図 ほ 同 よ う 傾 向 が 確

た こ の 結 果 に つ い て 前 回 調 査 が 晙 気 回 復 基 調 に 入 っ た 直 あ る こ と を 考 慮 す る と 回 調 査 よ り も 長 期 安 定 用 志 向 が 弱 っ た と い う こ と も 考 え ら れ る 企 業 が 新 卒 者 の 採 用 を 再 開 し た の も こ の 時 期 あ り 少 く と も 2004 年 ら 2008 年 の 2 暻 ま は 長 期 安 定

今後もできる け多 くの社員を対象 維

持し いきたい 79.1% 対象者を限定したう

えで維持し いきた い

15.6%

経営 おける 優先 的 課題で い

4.7%

不明 0.6%

- 32 -

(21)

用 は 強 ま る 傾 向 に あ り そ れ が リ ー マ ン シ ョ ッ ク 弱 ま っ て い っ た こ と が 予 想 さ れ る

第 Ⅱ - 3 - 3 図 正 社 員 の 長 期 安 定 雇 用 の 方 針 2 0 0 ィ 年 調 査 回 答 企 業 全 体 と の 比 較

69.4 

79.1  21.3 

15.6 

8.7  4.7 

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

04年調査 08年調査

不明

長期雇用 経営 おける優先

課題で い

対象者を限定した上で維持

今後もできる け多くの社員 を

対象 維持

N=1280 N=924

(22)

- 34 -

第 Ⅱ - - 図 正 社 員 の 長 期 安 定 雇 用 の 方 針 ュ ン グ チ ュ ヴ グ ナ ャ タ ヴ タ に よ る 比 較

長 期 安 定 用 の 方 針 に つ い て 企 業 の 属 性 や 労 使 関 係 の 特 徴 別 に 違 い は あ る ろ う 第 Ⅱ

- - 表 参 照 業 種 別 に み る と 件 数 の 少 い 業 種 を く と 大 違 い は 見 ら れ サ ー ビ ス 業 が 他 の 業 種 に 比 べ て わ に も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 長 期 安 定 用 を 維 持 と す る 比 率 が い

企 業 の 正 社 員 数 別 に は 大 違 い が み ら れ い た し 本 調 査 は 正 社 員 数 が 大 い 企 業 け を 対 象 と し て い る 点 に 留 意 す る 必 要 が あ る

5 年 前 と 比 較 し た 非 正 社 員 数 の 増 減 別 に み る と 非 正 社 員 比 率 が 20%以 上 減 少 し て い る 企 業 も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 長 期 安 定 用 を 維 持 と す る 比 率 が 69.8%と い ま た こ の 層 は 対 象 者 を 限 定 し た 上 長 期 安 定 用 を 維 持 と す る 比 率 が 25.6% と 高 く 正 社 員 を 非 正 社 員 に 代 暶 す る と い っ た 要 員 管 理 は く 非 正 社 員 も 減 ら し つ つ 正 社 員 に つ い て も 長 期 安 定 用 の 対 象 者 を 絞 り 込 ん い る も の と 考 え ら れ 迫 し た 余 裕 の

い 厳 し い 企 業 の 経 営 状 況 が こ う し た 回 答 の 背 晙 に 存 在 す る こ と が 示 唆 さ れ る 晙 気 回 復 期

74.2  81.8 

16.9  11.4 

0.4  0.4 

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

04年時点 08年時点

N=236

不明

長期雇用 経営 おける優先

課題で い

対象者を限定した上で維持

今後もできる け多くの社員 を

対象 維持

- 34 -

(23)

と 言 っ て も 企 業 に よ っ て い 事 情 が 異 る の も し れ い

第 Ⅱ - - 表 属 性 や 労 使 関 係 の 特 徴 ら た 正 社 員 の 長 期 安 定 雇 用 の 方 針

労 使 関 係 の 特 徴 に つ い て ま 労 働 組 合 の 有 無 別 に み る と 労 働 組 合 あ り の 企 業 は 労 働 組 合 し の 企 業 に 比 べ て も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 長 期 安 定 用 を 維 持 と す る 比 率 が 僅 に 高 い 労 組 の 存 在 が 長 期 安 定 用 の 維 持 に 献 し て い る 能 性 が 示 唆 さ れ る 同 様 に 労 使 協 議 の 機 会 の 有 無 別 に み た 結 果 も 労 使 協 議 の 機 会 あ り の 企 業 の 方 が 労 使 協 議 の 機 会 し の 企 業 に 比 べ て も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 長 期 安 定 用 を 維 持 と す る 比 率 が 僅 に 高 い さ ら に 労 使 協 議 が 協 調 的 に 行 わ れ て た う の 別 に よ っ て み る と 協 調 的 に 労 使 協 議 が 行 わ れ て た 企 業 は そ う い 企 業 に 比 べ て も る け 多 く の 社 員 を 対 象 に 長 期 安 定 用 を 維 持 と す る 比 率 が 高

拠①拡 可拡.平 干イ.イ ィ.可 0.①

業 種 ン ン ン ン ン 建 設 業 ィ拠 拠干.年 干ィ.① ィ.平 -

製 造 業 小 計 平ィイ 拠干.① 干年.イ ィ.イ 0.ィ

電 気 ン イ ス ン 熱 供 給 ン 水 道 業 干00.0 - - -

情 報 通 信 業 年平 拠干.年 干イ.① - 年.干

運 輸 業 干干イ 拠干.可 干平.平 イ.平 0.拡

卸 売 ン 小 売 業 干イ0 可拠.可 干イ.年 イ.年 0.可

金 融 ン 保 険 業 イ年 可イ.イ 平0.拠 年.拠 -

動 産 業 イイ.① 干干.干 年年.年 -

飲 食 店 ン 宿 沬 業 平可 可0.ィ 干拠.イ 可.ィ 年.可

サ ー ビ ス 業 干ィ平 可イ.ィ 平0.ィ ィ.平 -

そ の 他 年① 拠0.① 干①.可 平.拠 -

正 社 員 数 ン ン ン ン ン ン ン 人 未 満 年①干 可拠.可 干イ.拠 ィ.可 0.拠

~ 4 平ィ可 拠0.① 干ィ.平 ィ.イ 0.拠

干ィ拠 可①.ィ 平0.年 年.ィ -

人 以 上 拠干 可可.拠 干平.年 拡.拡 -

非 正 社 員 数 の 増 減 ン ン ン ン 2 % 以 上 減 少 ィ年 ①拡.拠 平イ.① ィ.可 -

~ 2 % 減 少 拠イ 可ィ.干 干可.① 可.干 干.平

± % の 範 増 減 年0拠 拠干.イ 干ィ.0 年.① 干.0

~ 2 % 増 平可0 可拠.イ 干イ.平 イ.拡 0.ィ

% 以 上 増 干0可 拠年.平 干年.干 年.可 -

労 働 組 合 の 有 無 ン ン ン ン ン あ る ィィ0 拠干.① 干年.0 ィ.拠 0.可

ィ平① 可可.0 干拠.干 ィ.イ 0.イ

労 使 協 議 の 有 無 ン ン ン ン ン あ る ①干平 拠干.イ 干年.ィ ィ.ィ 0.可

平イ0 可ィ.0 平0.拠 ィ.拠 0.ィ

労 使 協 議 の 状 況 ン ン ン ン ン 協 調 的 に 協 議 が 行 わ れ て ①拠イ 拠干.拠 干年.干 ィ.ィ 0.可

ら と も 言 え イイ ①イ.イ 平可.年 可.年 -

対 立 し て ①①.可 年年.年 - -

労 使 の 協 議 は 行 っ て い 干0干 可平.年 平平.拠 イ.0 -

参照

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