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第5章 目標を実現するための施策 観音寺市水道ビジョンを策定しました 観音寺市ホームページ

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(1)

第5 章 目標を実現するための施策

5 - 1 安全で安心できる水道

【具体的な方策】

1 安全で安心できる水道

水質管理

安定供給

1 - 1  水源環境の保全

1 - 2  浄水処理の最適化

1 - 3  管路・装置の適切な維持管理

1 - 4  総合的な水質管理

1 - 7  送水・配水施設整備の推進

1 - 8  漏水防止対策事業の推進

1 - 9  簡易水道事業の統合・整備

1 - 1 0  効率的な水運用管理システムの構築 1 - 6  取水・導水施設整備の推進

②水源流域の環境保全

①浄水処理方法の向上

①送水・配水管の維持管理

①効率的な水質管理体制の充実

③配水管網の整備

②有効率の向上

①上水道への統合

③効率的な水運用の推進 ①水源井戸周辺の環境保全

②貯水槽水道の維持管理

①配水連絡管の整備

②経年管路の計画的更新

①効率的な漏水調査・修理の実施

①マッピングシステムによる管路情報の 一元管理

②集中監視システムの更新 ②導水連絡管の整備 ①原水調整池の整備 1 - 5  渇水対策の強化

①水源井戸の整備

②水資源の安定確保

1 ) 水源環境の保全

① 水源井戸周辺の環境保全

水質保全・環境保全啓蒙活動への取り組みを推進するとともに、環境会計等への対応方策

の検討、地下水採取適正化計画の促進、水を通した環境啓蒙活動、水源の環境悪化・汚染防

止の対策を行い、水源監視の強化を図ることとします。また、県水受水市町村や水源地域住

民と協力し、水道週間における企画あるいはホームページ、広報誌などのマスメディアを活

用して、水源の環境保全をはじめとして、広く市民への水源保全等の啓発活動を行うことと

します。

(2)

② 水源流域の環境保全

良質な水源を永続的に確保するため、開発行為等による水質汚染の未然防止対策を関係機

関と連携して積極的に促進し、市民などと協働を図りながら水源環境の維持に努めていきま

す。

また、水源上流で新たな開発事業が行われる場合などにおいては、将来的に水源に影響が

生じないよう必要な対策協議を講じることや水道水源流域での水質汚濁事故や、テロ等によ

る水道水の汚染を未然に防ぐため、水質計器の設置、流域事業体との連携強化などの原水水

質監視体制を強化するほか、浄水場における侵入者対策等の保安体制を検討することとしま

す。

2 ) 浄水処理の最適化

ますます複雑化しつつある水道水源水質に対応し、水質に対する信頼性の向上や、より一

層安全でおいしい水道水を供給するため、効率的な水処理システムの導入が求められていま

す。また、今後は水質基準が厳しくなることが予想されるため、浄水処理のレベルアップの

検討も必要です。

そのため、原水水質の急激な悪化や突発的な水源等の水質事故にも弾力的に対応でき、効

果的な浄水処理方法や効率的な維持管理が行えるように最適な浄水処理方法を検討し、浄水

水 質 に 対 す る リ ス ク 管 理

を 高 い 水 準 で 確 保 す る こ

ととします。

現 在 の 茂 木 浄 水 場 の 浄

水処理方法は、直接ろ過法

(マイクロフロック法)を

採用しておりますが、クリ

プ ト ス ポ リ ジ ウ ム 等 の 耐

塩 素 性 病 原 性 生 物 に 対 し

て よ り 確 実 に 除 去 が 可 能

と な る 浄 水 処 理 の 高 度

化・最適化を図ります。

( 公共下水道へ) 紫外線

浄水池 配水池へ

排水

塩素

着水井

急速攪拌池

前処理池 急速ろ過池

(例2)

塩素

凝集剤 苛性ソーダ

浄水池 塩素

( 公共下水道へ)

配水池へ

排水

凝集剤 苛性ソーダ 塩素

着水井

急速攪拌池

前処理池 急速ろ過池

(現況)

(例1)

塩素

塩素

着水井 凝集沈澱池 急速ろ過池

苛性ソーダ 凝集剤

浄水池 配水池へ

排水

( 公共下水道へ)

(3)

3 ) 管路・装置の適切な維持管理

① 送水・配水管の維持管理

送水・配水施設は創設以来、これまでの拡張事業により水需要の増加に対して、概ね対応

できる施設の整備を行い、必要に応じて改良・更新を行ってきました。

今後は、施設整備の中でも構成割合が高く、かつ、長期間を要する配水管の更新について

は、投資の必要性、緊急性、優先度を示すことが出来る客観的な管路評価基準を設け、更新

の優先順位を明確にするとともに、管路維持管理マニュアルを策定し、事業に対する透明性

を高めます。

なお、給水装置の維持管理は、使用者や所有者であるお客様が行っています。しかし、道

路下の給水装置に係る工事は、多額の費用が生じること等から、現実的にはお客様が負担す

ることは困難であり、道路部の給水装置が漏水した場合の修理、配水管の更新に伴う取付替

については、水道局の費用で施工しています。そこで、今後も給水装置の管理区分を明確に

して、水道局とお客様がお互いに維持管理していきます。

また、鉛製給水管の解消への取り組みは、財政的に厳しい状況を踏まえながら、他事業等

(4)

② 貯水槽水道の維持管理

『貯水槽水道』とは、水道局から供給される水をいったん受水槽に受けたのち利用者に給

水する施設のことを指します(図 5 - 1 参照)。この貯水槽水道は、受水槽に入るまでの水質

は水道局が管理しますが、受水槽以降はその設置者(建物の所有者)が責任を持って管理す

ることになっています。

水道法の改正に伴い、貯水槽水道については、設置者が管理責任を負うこととして、責任

区分が明確化されました。これを受けて、水槽の清掃や水質検査などの衛生管理について、

引き続き水道局と保健所が連携して指導に努めます。

施設の管理が適切に行われていない場合、当然水質汚染など衛生面での問題が発生する恐

れが生じます。そこで、観音寺市水道事業においては、貯水槽水道への積極的な対応に取り

組むこととします。

保健所などと連携しながら、貯水槽水道を所有または管理するお客様に対し、ホームペー

ジや広報誌を通じて、供給水質の適正管理についての呼びかけ、指導及び助言を行っていき

ます。また、その利用者に対しては貯水槽水道の管理に関する情報提供を継続的に行います。

(5)

4 ) 総合的な水質管理

① 効率的な水質管理体制の充実

平成 1 5 年 5 月 3 0 日に水道法第 4 条に基づく水質基準が全面的に改正されました。ま

た、同年 9 月には水道法施行規則も改正され、平成 1 7 年度分から法に基づく水道水の水質

検査について「水質検査計画」を策定公表することが義務づけられました。

水質管理は、刻々と変化する原水水質の状況から蛇口に至る水質の状況をトータル的に管

理していくのが理想でありますが、観音寺市においては、残留塩素等のチェックを山間部か

ら臨海部に至る広範囲において実施しなければなりません。

そこで、すでに一部では実施しておりますが、水質自動監視装置を設置し、連続して水質

を監視・把握できる総合的な水質管理方

法 を 検 討 し 、 引 き 続 き 装 置 の 増 強 を 図

り 、 効 率 的 な 水 質 検 査 体 制 を 確 立 し ま

す。

なお、観音寺市では、検査項目およ

び検査頻度、検査地点を表 5 - 1 に示す

とおり定めています。

表 5 - 1 水質検査項目・検査頻度・検査位置

毎日検査 毎月検査 年1 回検査 年4 回検査 年3 回検査

色度・濁度・残留塩素

色度・濁度・一般細菌・大 腸菌・硝酸性窒素・塩化物 イオン・T O C ・p H 値・臭 気・味・総硬度・鉄・マン ガン

全項目検査:原水(4 0 項 目)・全項目検査:浄水 (5 0 項目)・水質管理目 標設定項目(農薬類を除く 2 6 項目)・農薬類(1 0 1 項目)・クリプトスポリジ ウム指標菌

クリプトスポリジウム指標 菌・全項目検査:浄水 (5 0 項目)・クリプトス ポリジウムジアルジア

消毒副生成物・鉛及びその 化合物・蒸発残留物・アル ミニウム及びその化合物

●茂木浄水場2 カ所(ろ過 池、給水栓) ●母神配水池 ●七宝山配水池 ●稲積配水池 ●別所送水ポンプ場 ●室本漁協 ●給食センター ●江藤水源地給水栓 ●山田公園 ●乙井水源地 ●給水栓伊吹3カ所(中継 所、支所、真浦)

●原水9 カ所(茂木浄水 場、茂木第一水源地、茂木 第二水源地、乙井水源地、 丸山水源地、雑古屋第一水 源地、雑古屋第二水源地、 雑古屋第三水源地、本大水 源地)

●浄水1 2 カ所(茂木浄水 場、江藤水源地、別所送水 ポンプ場、八丁自治会館、 母神配水池、山田公園、瀬 戸自治会館、室本漁協、有 明公衆便所、港町竜王宮、 伊吹支所、伊吹丸待合所)

●原水1 カ所(茂木浄水 場)

●浄水1 カ所(茂木浄水 場)

●原水1 カ所(茂木浄水 場)

●浄水4 カ所(茂木浄水 場、母神配水池、別所送水 ポンプ場、伊吹簡易水道)

計1 4 ヶ所 計2 1 ヶ所 計2 ヶ所 計5 ヶ所 ●下林浄水場

●第一水源地 ●第二水源地 ●落合昇圧場 ●内野々配水ポンプ場 ●池の内送水ポンプ場 ●安井自治会館 ●札場自治会館 ●田野々地区簡易水道

●原水4カ所(下林浄水 場、第一水源地、第二水源 地、田野々地区簡易水道) ●浄水7カ所(下林浄水 場、第一水源地、第二水源 地、池の内送水ポンプ場、 内野々配水ポンプ場、西間 谷配水池、田野々地区簡易 水道)

●原水5 カ所(下林浄水 場、下林旧浄水場、第1 水 源地、第2 水源地、田野々 地区簡易水道) ●浄水5 カ所(下林浄水 場、第1 水源地、第2 水源 地、県営水道、田野々地区 簡易水道)

●原水5 カ所(下林浄水 場、下林旧浄水場、第1 水 源地、第2 水源地、田野々 地区簡易水道)

●浄水4 カ所(下林浄水 場、第1 水源地、第2 水源 地、田野々地区簡易水道)

計9 ヶ所 計1 1 ヶ所 計1 0 ヶ所 計5 ヶ所 計4 ヶ所

●一の宮浄水場 ●箕浦送水ポンプ場 ●院内送水ポンプ場 ●野々池送水ポンプ場 ●浜長谷配水ポンプ場 ●姫地配水ポンプ場 ●雲岡配水池

●原水5カ所(一の宮浄水 場、四号井戸、五号井戸、 六号井戸、七号井戸) ●浄水7カ所(一の宮浄水 場、浜長谷生活改善セン ター、上田井下自治会館、 箕浦自治会館、大坪自治会 館、野々池自治会館、雲岡 配水池)

●原水1 カ所(一の宮浄水 場)

●浄水3 カ所(北原公民 館、雲岡公民館、一の宮浄 水場)

●原水5 カ所(一の宮浄水 場、一の宮4 号、一の宮5 号、一の宮6 号、一の宮7 号)

●浄水2 カ所(北原公民 館、雲岡公民館)

計7 ヶ所 計1 2 ヶ所 計1 ヶ所 計5 ヶ所 計2 ヶ所 検査頻度

(豊浜地区) 検

査 位 置

(大野原地区) 検査項目

(6)

5 ) 渇水対策の強化

① 水源井戸の整備

近年の少雨化傾向により、昭和 5 0 年時点で 1 0 年に 1 回程度の割合で発生する少雨の状

況が、平成 1 2 年時点では 4 年に 1 回の割合で発生する状況になっています。(平成 1 8 年

版「日本の水資源」より)

特に平成 1 7 年の渇水は、平成 6 年の渇水に匹敵する大規模なもので、西日本を中心に全

国の広い範囲で渇水状況となり、水道用水、工業用水あるいは農業用水に多くの影響が生じ

ました。なかでも、吉野川水系早明

浦ダムの利水貯水率がゼロとなり、

香川県では 5 市 1 3 町において給水

制限が実施され、減圧給水等により

約 7 1 万人が影響を受けました。

こ う し た 渇 水 時 の 安 定 給 水 や 将

来の都市発展のためにも、水資源を

確保する必要があります。そのため、

渇水時における安定水源を確保する

目的で、観音寺地区、大野原地区、

豊浜地区の各地区に 1 井の水源井戸

を新たに整備することとします。

② 水資源の安定確保

安定給水並びにコストの両面において有効な自己水を守っていくとともに、限られた水資

源を利用している水道事業として、水源周辺の健全な維持管理など良質な水資源環境を保持

(7)

するため、国・県や一般行政部門を含む関係機関や市民と連携を図りながら取り組んでいき

ます。また、節水型社会の形成に努め、利用者が一層「水は限りある資源」との認識を高め

るようにし、漏水防止対策事業にも積極的に取り組み、水資源の有効利用を図っていきます。

6 ) 取水・導水施設整備の推進

① 原水調整池の整備

様々な災害リスクの中でも、とりわけ高い頻度で発生する渇水への対応は、観音寺市水道

事業にとって極めて重要な課題であり、将来、お客様をはじめ関係機関との連携を図りつつ、

現有の水道システムを最大限に活用することによって、安定給水に努めていく必要がありま

す。

そのため、改めて既往渇水の対応実績に対する分析と評価及び反省点を踏まえるととも

に、渇水時における地域住民との連携や体制づくりのあり方について総合的な調査検討を実

施し、これに基づく渇水対策の強化や新たに原水調整池を整備すること等によって、渇水に

強い水道システムを構築します。

② 導水連絡管の整備

合併に伴い、複数の水源および複数の浄水場を有する観音寺市となりましたが、現在では、

まだ水源系統の連携が図れていない状況にあります。

そこで、今後は、頻発する渇水や災害時の水量不足を補い、水の相互運用を図るため、当

面は、用水供給管を活用した間接的な水運用を行うことを前提として、運用方法等の検討を

行います。

7 ) 送水・配水施設整備の推進

① 配水連絡管の整備

幹線ネットワークの強化は、平常

時における「水量」・「水圧」の安定

性はもとより、非常時に備えた配水

系統間の相互融通性を高めるもので

あり、災害や事故時の安定給水のた

め、各配水拠点間に連絡管を設置し、

水 の 相 互 運 用 を 図 る こ と は 重 要 で

す。

これは、一系統の管路が破損した

場合に、もう一系統の管路に切替え

ることで、通水機能を確保しようと

配水池

中ブロック 配水支管

中ブロック境界 中ブロック注入点

配水本管のループ化 管路の追加

配水本管

(8)

するものです。ループ化は、水道施設を環状に連絡配置し、配水調整に必要な機器を配置し

両方向から給水できるようにして、管路としての機能を確保し、配水の安全性を高めます。

主要施設を管路で環状につないで、バックアップ体制を強化し、管路のネットワークを形成

するなどの配水管整備事業を推進します。

② 経年管路の計画的更新

配水管は、浄水場で処理された水道水を使用者である市民に供給するためのライフライン

の根幹となる施設です。適正な圧力と水量による給水を図り、事故や災害時等においても安

定した給水を確保する必要があります。

特に昭和 4 0 年代に布設された多くの水道管は、老朽化して耐震性が低く、漏水等の住民

サービスの低下をきたしています。このため、老朽配水管改良事業として経年管路の更新を

促進し、安定給水の確保を図ります。

③ 配水管網の整備

市民生活や都市活動に大きな影響を与えないよう、計画的な施設・設備の整備や更新とあ

わせ、災害時の被害が最小限となる災害対策の強化、効率のよい維持管理システムの強化に

より、あらゆる状況に対応できる安定した信頼性の高い水道システムを確立します

そのため、現在の給水区域を、水量、水圧のデータを基に細分化(ブロック化)すること

で、「水道管内の圧力の均等化」、「水道管の延命化」、「災害時の給水対応」、「異常水量の早期

発見」、「水道管の更新計画策定」等にも効果が見込めることから、配水管網の整備(配水ブ

ロック化)について検討します。

(9)

8 ) 漏水防止対策事業の推進

① 効率的な漏水調査・修理の実施

漏水調査については、老朽管の多い市中心部を重点化しながら計画的かつ合理的な手法に

より実施し、早期の地下漏水の発見に努めます。

その漏水調査や漏水修繕のデータに基づき、老朽管の布設替えを計画的に実施して、より

効果的、効率的に漏水や赤水の発生を抑制します。

② 有効率の向上

漏水や赤水、出水不良の原因となる老朽化した管の布設替えを計画的に行い有効率の向上

を図るとともに、今後も引き続き計画的・効果的に漏水調査を行い、漏水の原因となる施設、

要因を改善し、漏水調査技術を向上させるなど、有効率向上が図れるように漏水防止対策を

進めていきます。

9 ) 簡易水道事業の統合・整備

① 上水道への統合

平成 1 9 年度において、平成 1 8 年度の財務省予算執行調査による補助金制度の見直しが

実施され、簡易水道の統合再編事業は、経営の一元化および経営基盤が脆弱な簡易水道の国

庫補助制度について簡易水道事業の統合の推進、料金設定の適正化の観点から国庫補助対象

事業を重点化することが決められました。

したがって、制度の変更に伴い、簡易水道事業の補助対象は、高料金化対策に限定され、

統合すべき簡易水道事業に対しては、補助対象から除外されることとなりました。ただし、

平成 2 1 年度までに統合または統合計画を示した簡易水道事業に限り、平成 2 8 年度までは

補助対象となり、かつ統合により上水道事業に取り込まれた簡易水道施設の改良・更新事業

について、資本単価等の補助要件に該当するものは平成 2 9 年度以降も補助対象になること

となりました。

水 中 漏 水 音

管 振 動 音 漏 水 音

リ ー ク ゾ ー ン テ ス タ ー

消 火 栓

管 路 選 別 調 査 (リークゾーンテスト)

(10)

そこで、観音寺市内に存在する田野々地区簡易水道事業ついては、今後の経営の方向性と

して、国の方針を踏襲し、平成 2 1 年度末を目標に上水道事業へ統合します。

なお、田野々地区簡易水道事業の統合にあたっては、「簡水統合計画」を策定し、水需要

動向および財政状況を勘案し、計画的に事業統合を進めていきます。

表 5 - 2 田野々地区簡易水道事業の概要

(平成 1 8 年度分)

項目 数値

計画給水人口(人) 2 7 0

現在給水区域内人口(人) 2 0 2

現在給水人口(人) 1 9 9

給水世帯数(世帯) 5 5

計画一日最大取水量(m 3

/ 日) 7 3

実績一日最大取水量(m 3

/ 日) 5 8

実績年間取水量(m 3

) 1 4 ,8 3 8

計画一日最大給水量(m 3

/ 日) 7 0

実績一日最大給水量(m 3

/ 日) 5 7

実績年間給水量(m 3

) 1 4 ,6 9 1

導水管 管種・延長(m ) (V P ) 4 9 8

(11)

1 0 ) 効率的な水運用管理システムの構築

① マッピングシステムによる管路情報の一元管理

水道管路は、水道施設の中でお客様に最も密接な施設でありますが、膨大な地下施設であ

ることから、これまで情報管理が十分に行われていない状況にありました。また、従来の図

面や台帳類では、必要な情報を必要な形で即座に得ることが困難であり、最新の内容を維持

するためにかなりの労力・時間を必要としました。

そこで、観音寺市では、平成 1 7 年 3 月に膨大で複雑な地下施設である水道管路の情報と、

他の埋設物や道路地図などの情報データを一元的に管理するマッピングシステムを導入しま

した。

今後は、さらにマッピングシステムを活用し、維持管理の効率化、市民サービスの向上並

びに災害時、緊急時等に総合的に迅速かつ的確な対応を図れるように、管路の一元管理を進

めていきます。

給水台帳 漏水事故記録

栓台帳 管路調書

その他情報

その他情報DB 給水管・メータ

給水管・メータ属性情報

計画管路

管路

管路属性情報

栓・バルブ

栓・バルブ属性情報 区域界

区域界情報

管路整備計画情報 関連図書DB

図形情報 属性情報

完工図書,写真,など 配水系統,配水区域,処理区分など

図面番号,施設番号,用途, 口径,勾配,管種,延長など

図面番号,施設番号,種別, 口径,型式など

図面番号,施設番号,継手, 管種,メータ種類,検満年月日など

住宅地図,他課作成情報など

システム DB

など

(12)

② 集中監視システムの更新

集中監視システムは、水源から送水に至る一連の水処理を効率的かつ安全に保つためのシ

ステムです。

現在、茂木浄水場、一の宮浄水場に集中監視システムが導入されていますが、浄水場の供

用開始当初からのシステムであり、老朽化している状況にあります。

そのため、今後は、地震時、水質事故等異常時においても安定的に浄水処理が行えるよう

に集中監視システムの更新を検討します。

③ 効率的な水運用の推進

各水道事業は、用水供給事業の送水管を活用して、浄水場間の水融通を行い、運用コスト

の低減、安定給水を図るとともに、災害発生時における適正な水の供給を実現するため、水

運用システムの充実強化を図ります。

また配水区域(配水ブロック)における水運用情報(水圧・流量・水質)については、巡

回監視を頻繁に行い、その都度、水運用情報を収集することにより、供給水質の安全性向上

等に役立てることとします。 【茂木浄水場集中監視装置】

(13)

5 - 2 安定的な水道

【具体的な方策】

2  安定的な水道

健全経営

信頼される水道

2 - 1  経営の健全化

2 - 2  業務の効率化

2 - 3  職員能力の向上

2 - 4  お客様サービスの向上

①財政の健全化

③民間活力の導入の検討

②技術の継承

②効率的な運営による経費の節減

①事務事業の見直し

②組織・体制の見直し

①人材の確保・育成

①水道ホームページの充実

②水道週間等を利用した広報・広聴

1 ) 経営の健全化

① 財政の健全化

維持管理時代を迎えて、施設の更新・改良、震災対策、水質の安全など収入に直結しない

事業への財源の投入が増加することが見込まれています。そのようななかで、健全財政を長

期的に維持していくためには、地方公営企業など公共の関与のもとに運営される水道事業の

役割を認識するとともに、独立採算制の趣旨を踏まえながら効率的な事業運営により経済性

を発揮する必要があります。

またコストの一層の節減や計画的な整備更新により、企業債の借り入れを抑制し財務基盤

の強化に努めるほか、事業の見直しを行い、民間的経営手法を導入しながら経営の一層の効

率化を図り、健全経営を堅持していきます。

② 効率的な運営による経費の節減

事業運営にあたっては、市が責任を持って運

営することを基本とするものの、『民間にできる

ことは民間に任せる』ことを重視し、経費の節減

を念頭に業務の委託化等を推進するとともに、官

民の役割分担について調査研究します。

それにより、経営の中に民間企業の経営手法

を取り入れるとともに、コスト削減や効率性の向

上、経営の活性化を目指します。

また、IT (情報技術)の進展にあわせたシ

ステム改良を行い、窓口サービスの充実とペーパ

ーレス化の推進や維持管理経費の節減など効率

化を進めていきます。

(14)

2 ) 業務の効率化

① 事務事業の見直し

経営の効率化を実現するため、事務事業全般にわたり新たな視点で見直しを行い、民間委

託の活用など業務改善の取り組みを継続的に進めるとともに、社会経済情勢の変化に伴い重

要性や必要性に変化が生じてきた事業について見直しを行います。

それにより、組織の活性化を図るとともに、各事務事業について、評価・見直しを実施し、

効率的な経営に努めます。

② 組織・体制の見直し

定員適正化計画に基づき、これまでの職員定数管理の実績や今後の行政需要の動向を勘案

しながら、事務事業執行の効率化等を踏まえ、簡素で効率的な組織・機構を構築します。

定員の適正化については、定数の削減のみに着目することで達成されるものではなく、根

本的な事務事業の見直しを始め、配置人員の円滑な転換に至るまで、一連の流れを通じての

実現が必要であるため、明確な方針を持ち、職員の理解と協力を得ながら、定員の適正化を

推進します。

③ 民間活力の導入の検討

観音寺市では、これまでも業務の委託化をはじめ、OA化の推進や工事コストの縮減等、

さまざまな観点から経営の効率化に努めてきました。今後も、社会情勢の変化に的確に対応

するため、絶えず事務事業の見直しを行い、より一層の経営の効率化や財務体質の強化に努

めるとともに、民間的経営手法を導入し経営の活性化を図ります。また、こうした経営改革

の推進を行うため、個々の職員の能力を組織としての経営能力向上に適切に結びつけていき

(15)

3 ) 職員能力の向上

① 人材の確保・育成

職員一人一人が事業経営者、技術の専門家として、更なる資質の向上に努めるため、近隣

市町との交流を積極的に推進することにより、幅広い知識と視野を有する人材の育成を図り

ます。

また、個々の職員の保有する知識やノウハウを IT の活用により集積・標準化するほか、若

手職員の教育研修の充実及び退職者のノウハウも活用して技術の継承を図るとともに、危機

管理対応能力の向上にも努めます。

組織機構のスリム化の推進と合わせ、職場環境の改善・活性化を図るため、職場内のコミ

ュニケーションを活発にし、職員一人ひとりの意識改革を図るとともに、意欲と能力を高め、

少数精鋭の組織を目指した人材育成を行っていきます。

② 技術の継承

水道事業は、その事業の特殊性から事業の継続性が求められ、いかなる状況においても適

切に対応できるような危機管理能力と技能を必要とします。このためにも、技能の向上を図

り、継承され引き継がれてきた技術などを適正に次世代へも伝えられるように、技術の継承

を図っていきます。

今後は、継承・維持すべき技術を明らかにするとともに、これまで培われた豊富な知見や

技術を有する退職技術職員等の活用方策などを盛り込んだ技術研修制度を策定し、必要な水

(16)

4 ) お客様サービスの向上

① 水道ホームページの充実

インターネットの普及や高度化が進んでいることから、災害対策や水質情報などお客様が

知りたい最新の情報をいち早く提供でき、高齢者の方等にも利用しやすいホームページの充

実に努めていきます。

また、一方的な情報提供ではなく、水道モニター制度や水道週間等の各種イベントを通じ

て直接顔を合わせながら対話したり、インターネットの電子メールを活用した情報の交換な

ど、双方向コミュニケーションを確立します。

これにより、市民の事業に対する提案等についても求めることが可能となり、市民の視点

からのアイデアを取り入れる機会が増加します。

さらに、水質、工事、水道料金等の市民が知りたい事柄や望むこと等が事前に把握でき、

問合せ等に速やかな対応が可能となり、市民サービスの向上につながります。

② 水道週間等を利用した広報・広聴

水道週間、ホームページ、広報誌等の広報活動を通して

水道事業に対する理解を深めてもらうとともに、特に、経

営状況、水質状況、事業計画を積極的に開示し、市民ニー

ズの把握に努め、お客様と直接お話しができるような参加

型の広報活動を推進していきます。

これにより、市民の視点に立った事業運営を行うことが

できます。

また、これまでの水道事業の歴史や水道資機材の変遷を

紹 介 す る 水 道 資 料 館 の 建 設 の 可 能 性 に つ い て の 検 討 を す

すめていきます。

● 水道開閉栓の受付

● 各種申込書・届出書等の配布 ● 水質情報の提供

● 災害時緊急情報の発信等

お客様ニーズを満足する

情報の提供

(17)

5 - 3 災害に強い水道

【具体的な方策】

3  災害に強い水道

ハード面の災害対策

ソフト面の災害対策

3 - 3  相互連携の推進

3 - 4  機能する体制づくり

②介護施設までの管路の優先的耐震化

①市民との協働体制の確立

①災害に対する教育・訓練の実施 3 - 1  基幹施設の耐震化の推進

3 - 2  給水拠点の確保・整備

①給水拠点の確保

②相互連携・応援体制の強化

③関係団体との情報交換の強化

②防災マニュアルの整備 ②管路の耐震化 ①構造物の耐震化

1 ) 基幹施設の耐震化の推進

① 構造物の耐震化

大 規 模 地 震 発 生 時 に お け る

水 道 施 設 の 被 害 と 市 民 生 活 へ

の影響を最小限に抑えるため、

施 設 の 耐 震 化 な ど の 事 前 対 策

と応急給水・応急復旧体制の拡

充 と い っ た 事 後 対 策 を 並 行 し

て進めていきます。

そのためにも、まずは全水道

施 設 に つ い て の 耐 震 調 査 を 実

施し、その調査結果を踏まえ、

耐震化計画を策定し、耐震化の

優先順位を決定のうえ、基幹施

設の耐震化を図っていきます。

S T A R T

1)一次調査

・ 資料の収集及び整理 ・ 現地調査

・ 目視及び収集資料による診断の要否判定

・ 診断レベルの判定

・ 経年変化による概括的な劣化状況把握

・ 概括的な機能面での問題把握

2)簡易診断調査

・ 耐震設計条件による概括的な判定

基礎構造 土木躯体 機械 ・ 電気設備 ・ 総括的な液状化判定 ・ 詳細診断の優先度評価

3)耐震診断(必要に応じて行う作業)

・ 資料収集 ・ 耐震診断 a) 一次診断 b) 二次診断 c ) 三次診断

重要性等を勘案した補強の

要否

4)耐震補強計画(必要に応じて行う作業)

・ 耐震補強の目標設定 ・ 補強工法の検討

5)更新計画(必要に応じて行う作業)

・ 水運用を考慮した更新手順の検討

E N D

・ 施設の耐震性能の概要把握

・ 耐震診断の必要性判断

・ 施設の劣化状況把握

・ 機能面での問題把握

・ 診断レベルの判定

・ 概括的な耐震性能の評価

・ 詳細診断の優先性把握

・ 診断レベルに応じた構造特性

等の把握

・ 設定診断手法に基づく診断

・ 経済性 ・ 将来計画 ・ 実現可能性

・ 診断結果に基づく具体的な

耐震補強の検討

・ 診断結果に基づく施設の更新

計画の検討 Y E S

NO

・ コア抜き

・ シュミットハンマー試験

・ ボーリング調査

(18)

② 管路の耐震化

水道の基幹施設である送・配水管路施設の計

画的な耐震化のための基礎調査を行います。特

に、配水幹線や主要管路など重要度の高いもの

から優先して耐震化を進め、管路の耐震ネット

ワークを構築し、また、配水系統間の連絡機能

を高めるため、管網のバックアップ化を進めて

いきます。また、地震による被害を受けやすい

水管橋・添架管の現況把握及び耐震調査を行い、

その結果に基づき補強等の対策を実施していき

ます。

2 ) 給水拠点の確保・整備

① 給水拠点の確保

万が一災害などが起こった場合、使用者がよ

り 身 近 で 飲 料 水 や 生 活 用 水 を 確 保 で き る よ う

に、今後は、配水幹線の整備にあわせ、適宜、

緊急給水栓、緊急用資機材の整備を行います。

また、行政部局と連携しながら、飲料水兼用

耐震性貯水槽の設置を検討するなど、応急給水

体制の迅速化、効率化を図るために、応急給水

施設の充実強化に努めていきます。

さらに経年管の布設替えにあわせ、配水管の

耐震化を進めていくとともに、特に、災害時の

応急給水活動が容易となるよう、避難所となる

学校や拠点病院などの防災拠点に至る管路の耐

震化を進めます。

なお、管路の耐震化を進めていく際には、緊

急遮断弁、災害用貯水タンク、非常災害用井戸

などの応急給水施設の整備・拡充の方法、復旧

期間の短縮と復旧期間中の応急給水を充実する

ための復旧用資機材の確保について検討してい

きます。

【応急給水栓のイメージ図】 【耐震管路布設のイメージ図】

(19)

② 介護施設までの管路の優先的耐震化

従来は、災害時に給水車による運搬給水を行っていた災害医療拠点病院等への配水管を耐

震化して、災害時の水を確保し、災害医療がスムーズに行われるように検討します。

3 ) 相互連携の推進

① 市民との協働体制の確立

協働型社会において、水道事業者は、水質や経営など利用者の知りたい情報はもとより、

水道水の安全性やおいしさ、水の大切さなど利用者に知らせたい情報を積極的に提供するほ

か、職員が、説明責任を果たすことができる説明能力を身に付けなければなりません。

また、広報紙や新聞、テレビ、ラジオに加えて、IT(情報通信技術)の積極的活用など、

情報の種類により提供手段を工夫し、分かりやすい情報公開を進めていきます。

さらに、災害時の情報収集・提供や情報システムの安全対策を図るほか、町内会など地域

住民との役割分担のもと防災対策を充実させていきます。

② 相互連携・応援体制の強化

地震等の災害時や渇水時の供給機能の低下に際して、市民生活や社会経済活動への被害を

最小限にするためには、水道局としての危機管理体制を強化していくとともに、周辺市町と

の円滑な連携も不可欠であります。

そのため、周辺市町の水道事業者と災害時における相互応援協定を締結するほか、民間企

業とも応援物資等の提供についての相互応援協定を検討していきます。

本市では、災害時における救援物資提供に

関する協定書を四国コカ・コーラボトリング

㈱と締結しました。これにより、災害時救援

対応自動販売機を市庁舎(本庁舎、大野原支

所、豊浜支所)に設置しています。したがっ

て、災害時には無料で飲料水を提供していた

だけるようになりました。

また万一のときには、この自動販売機から

メ ッ セ ー ジ を 地 域 住 民 に 発 信 す る こ と も で

き、遠隔地への情報提供も可能になります。

今後は、庁舎以外にも設置拡大する計画で

四国コカ・コーラボトリング㈱と協議する予

(20)

③ 関係団体との情報交換の強化

都市の機能は、上水道、下水道、通信、電力、ガス、道路・交通網など、様々なライフラ

インの相互連関により支えられており、これらのいずれが途絶した場合にも都市活動に甚大

な影響を与えることとなります。

また、都市として念頭に置くべきリスクについても、広い範囲の被害地域が想定され、都

市間協力が不可欠となる東南海・南海地震、異常気象に伴う長期渇水など、これまでにも増

して広域的な対策が求められる災害が多く見込まれるところとなっており、今後とも、他都

市等との相互応援体制を強化していかなければならない状況にあります。

そのため、他のライフライン事業者や周辺市町水道事業者との情報交換を行い、より効率

的な事業運営を推進し、さらに、経営の効率化に向けた改善等に努めます。

4 ) 機能する体制づくり

① 災害に対する教育・訓練

災害時に迅速に対応するため、日常の危機管理意識の徹底と防災訓練が重要であり、これ

らを通じて、職員の災害時における対応力の向上と諸知識の習得を図っていきます。

② 防災マニュアルの整備

地震、渇水等の各種災害には、平成 1 9 年 3 月に策定された「観音寺市地域防災計画」を

踏まえ、他市、他の部局等と連携しながら対応していきます。さらに、より具体的な役割を

手順化した防災マニュアルを作成し、災害時の迅速かつ円滑な対応を目指します。

(21)

5 - 4 環境に配慮する水道

【具体的な方策】

4  環境に配慮する水道 環境負荷の低減

4 - 1  環境への負荷の低減

4 - 2  健全な水循環系の構築

③再生可能エネルギーの有効活用

①適切な排水処理方法の検討 ①資源循環的利用の促進

②省エネルギー対策の推進

1 ) 環境への負荷の低減

① 資源循環的利用の促進

限られた水資源を有効に利用するためには、漏水などの無駄となる水を減らすとともに、

お客様に水を上手に使っていただき、水道の使用量を減らすことも大切です。近年、節水型

水使用機器の普及と水道利用者の節水意識の高揚などにより、水道水の使用量は減ってきて

います。今後も、お客様とともに、広報・広聴活動を通じて、一層の節水型社会の形成に向

け、水資源の有効活用を図り、水循環型社会の構築を目指します。

② 省エネルギー対策の推進

水道事業は水資源と大きなエネルギーを必要とする事業であることから、従来から利用者

に対しては、効率的な水使用による節水を促すほか、事業者自ら省エネルギーに努めてきま

した。

特に、自然環境の改善が水道の改善に直接つながることから、水道が積極的に環境対策に

取り組んでいくことが重要です。今後も本市の水道では、漏水防止対策による有効率の向上、

ホームページや広報・広聴活動を通じた節水型社会の形成など水の有効利用や給水区域の配

水ブロック化によるポンプ運転の効率化を図り、水供給に係るエネルギー消費の低減化を図

っていきます。

③ 再生可能エネルギーの有効活用

資源の大量消費等が引き起こしている地球環境問題

に対応するため、浄水場、ポンプ場等におけるエネルギ

ー使用の効率化や代替エネルギー導入の検討により、エ

ネルギーの有効利用を目指します。

エネルギーの有効活用としては、太陽光などの自然エ

ネルギーを利用したハイブリッド式電灯の採用、さらに

燃料電池の実用化などが様々な分野で研究・開発されて

いますので、今後、本市への利用の適否を検討し、積極

的な活用を図っていきます。

(22)

2 ) 健全な水循環系の構築

① 適切な排水処理方法の検討

大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済システムから、廃棄物の排出の抑制、リサイ

クル、資源化などの循環型社会の形成に向けた取り組みが重要であります。

現在、浄水場からの排水処理対策として、排水の下水道への放流を行っていますが、他の

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