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第1 届出制度による景観形成(府中崖線景観形成推進地区) 第2章 景観法の活用による新しい取組 東京都府中市ホームページ

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Academic year: 2018

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(1)

( 3) 府中 崖 線

がいせん

景観形成推進地区

1) 区 域(対象範囲)

府中崖線景観形成 推進地区の区 域は、府中崖 線及び府中崖 線と一体と なって景観をつく りだしている 府中崖線を 中心におおむ ね200m 程度 の範囲とし、図表2−8に示す区域とします。

図表2−8 府中崖線景観形成推進地区の区域

(2)

2) 景 観形成の目標

ア 既存の緑や湧水 地、地 形などを 保全する とともに 、修景 や整備、案 内板の設置などにより、連続性のある景観を形成していきます。

イ 崖線沿いの散歩 道の整 備、坂道 の修景な どを図り 、市民 が日常的に 親しめる景観としていきます。

ウ 崖線周辺の住宅 、擁壁 等の緑化 、修景を 進めると ともに 、崖線への 視界や崖線からの眺望に配慮した景観形成を進めます。

3) 景 観形成の方針 (景観法第8条第2項第2号の景観計画区域における 良好な景観の形成に関する方針)

崖線に残る斜面緑地 は都市に残る貴重 な自 然資源 です。建築物の設計に当

たっては、従前の地形 を生かすとともに既存の緑を残します 。

ア 崖線 の地形を生かす

・ 切土や盛土をきめ細かくすることで従前の地形を残します。

・ 建築物は地形になじませるように分節化します 。

・ 屋根や壁面は自然に調和した素材や色彩とします。

イ 連続 した緑をつくる

・ 斜面の既存樹木はできるだけ残すような建物の配置とします。

・ 緑地部分の造成を行う場合は、地表面の修復や高木の植栽により緑化 します。

・ やむを得ず擁壁とした場合もツタなどで覆い緑化します。

ウ 湧水 の保全

・ 地下水の流れを断ち切らないような建物の立地とします。

(3)

4) 良 好な景観形成のための 行為の制限に関する事 項 (景観法第8条第2項 第3号の良好な景観の形成のための行為の制限に関する事項)

府中崖 線景 観形 成推 進地 区の 区域 内で 次に 掲げ る行 為を しよ うと する者 は、あらか じめ、 景観法及 び府中市 景観条 例に基づ き、市 長に対し て届出 (国の機関 又は地 方公共団 体が行う 行為に ついては 通知) を行うも のとし ます。

届出対象行為の種類、規模及び景観形成基準は次に示すとおりとします。

ア 建築 物の建築等

■ 届 出 行 為:建築物の新築、増築、改築若しくは移転、外観を変更 することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更 ■ 届 出 規 模:建築物の高さ≧20m又は延べ面積≧3,000㎡ ■ 景観形成基準:次表のとおり(景観法第8条第3項第2号の規制又は

措置の基準とする。)

景観形成基準

配置

□ 府中崖線の緑の景観が連続する配置とする。

□ 壁面の位置の連続性や適切な隣棟間隔の確保など、周辺の街並みに 配慮した配置とする。

□ 敷地内や周辺に歴史的な資源や残すべき自然などがある場合には、 これらを生かした配置とする。

□ 切土や盛土をきめ細かくすることで従前の地形を残す。 □ 斜面の既存樹木はできるだけ残すような建物の配置とする。

高さ ・ 規模

□ 高さは、崖線の緑や周辺建築物群のスカイラインとの調和を図り、 著しく突出した高さの建築物は避ける。

□ 周辺からの見え方に配慮し、府中崖線の景観との一体性や調和を図 る。

形態 ・ 意匠

・ 色彩

□ 形態・意匠は、建築物自体のバランスだけではなく、府中崖線の緑 や周辺の街並みと調和を図る。

□ 外壁は、長大な壁面を避けるなど、圧迫感の軽減を図る。 □ 建築物は地形になじませるように分節化する。

□ 色彩は、別表1(91ページ参照)の色彩基準に適合するとともに、 周辺景観と調和を図る。

(4)

□ 建築物に附帯する構造物や設備等は、建築物本体と調和を図る。 □ 屋根や壁面は自然に調和した素材や色彩とする。

□ 緑の景観に不釣合いな色彩の看板や広告の表示・掲出を控える。

公開

空地

外構

緑化等

□ 府中崖線への日照や開放感のある視界を確保するよう配慮して、オー プンスペースを確保し、隣接するオープンスペースと連続性をもたせる。 □ 敷地内はできる限り緑化を図り、周辺や崖線の緑と連続させる。ま

た、屋上や壁面の緑化を積極的に検討する。

□ 緑化に当たっては、崖線の緑に適した樹種を選定し、周辺の景観と 調和を図るとともに、植物の良好な生育が可能となるよう、植栽地盤 を工夫する。

□ 緑地部分の造成を行う場合は、地表面の修復や高木の植栽により緑 化する。

□ やむを得ず擁壁とした場合もツタなどで覆い緑化する。

□ 敷地内に湧水などの水辺がある場合は、これらを生かした空間を形 成するとともに保全を図る。

□ 夜間の景観を落ち着きあるものとし、宅地部では、過度な照明を使 用しない。

□ 外構計画は、敷地内のデザインのみを捉えるのではなく、隣接する 敷地や道路など、周辺の街並みと調和を図った色調や素材とする。 □ 透水性舗装など地下水を涵養する配置とする。

図表2−9 景観形成基準のイメージ

緑の連なりをつくる

前面道路 計画敷地

低い部分をつくり 緑の連なりを生かす

擁壁を緑化する

前面道路 計画敷地

(5)

イ 工作 物の建設等

■ 届 出 行 為:工作物の新設、増築、改築若しくは移転、外観を変更 することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更 ■ 工作物の種類と届出規模:次表のとおり

工作物の種類 届出規模

煙突、鉄柱、装飾搭、記念塔、物見塔その他これに類する もの

高さ≧20m

昇降機、ウォーターシュート、コースターその他これらに 類する工作物(回転運動をする遊戯施設を含む)

高さ≧20m又は築造面

積≧3,000㎡

製造施設、貯蔵施設、遊戯施設、自動車車庫(建築物であ るものを除く)その他これらに類するもの

高さ≧20m又は築造面

積≧3,000㎡

墓園その他これに類するもの 区域面積≧3,000㎡ ※

架空電線 路用並び に電気事 業法第2 条第1項 第10号 に規定す る電気事 業者及び 同項第1 2号に規定

する卸 供給事 業者 の保安 通信設 備用 のもの ( 擁 壁を含 む) 並びに 電気通 信事 業法第 2条 第5項 に規 定す

る電気通信事業者の電気通信用のものを除く。

■ 景観形成基準:次表のとおり

景観形成基準

配置

□ 計画敷地や周辺に神社や記念碑などの 歴史的資源や樹木などの残すべ き自然がある場合は、これらの資源が周辺の公共施設(道路・公園など) から眺望できるような配置とする。

規模

□ 崖線の低地部から崖線の緑が眺望でき るような配置や規模とし、崖線 の連続性を確保する。

色彩 ・ 形態

・ 意匠

□ 色彩は、別表1(91ページ参照)の 色彩基準に適合するとともに、 周辺景観と調和を図る。

□ 崖 線 の 低 地 部 か ら 見 た と き に 、 崖線 の 緑 や 周 辺 建 築 物 と 調 和す る 形 態・意匠とする。

□ 外壁材などの素材は地域素材や自然物 に近い素材を使用し、周辺の自 然と調和したものとする。

外構 ・ 緑化等

□ 崖線の低地部から視界に入る場所では、過度な照明を使用しない。 □ 緑化を行うに当っては、崖線の植生に 適した樹種を選定し、崖線の景

観形成に寄与すること。また、植樹は、崖 線の台地側から見たときに工 作物への視界を遮るような配置とする。

(6)

ウ 開発 行為

■ 届 出 行 為:都市計画法第4条第12項に規定する開発行為

( 主 と し て建 築 物の 建 築 又は 特 定工 作 物 の建 設 の用 に 供する目的で土地の区画形質の変更)

■ 届 出 規 模:区画形質の変更面積≧3,000㎡ ■ 景観形成基準:次表のとおり

景観形成基準

土地 利用

□ 事 業地内 外の緑 が、 崖線、 周辺市 街地 の緑、 公園や 散策 路と一 体となる 緑のネットワークが形成できる計画とする。

□ 事業地に設置するオープンスペースは、崖線の緑と連続する配置とする。 □ 計 画敷地 内や周 辺に 寺社や 記念碑 など の歴史 的資源 や樹 木など の残すべ

き自然がある場合は、これらを生かした計画とする。 □ 不整形な残地は、緑地などとして活用する。

造成等

□ 崖線の大幅な改変を避け、長大な擁壁や法面等が出現しないようにする。 □ 擁壁や法面では壁面緑化などを行い、圧迫感の軽減を図る。

緑化

□ 事 業地内 はでき る限 り緑化 を図り 、周 辺や崖 線の景 観と 調和し た潤いの ある空間を創出する。

□ 緑化に当たっては、崖線の植生に調和した樹種を選定する。

エ 土地の 開墾、土石の堆積等

■ 届出行為と届出規模:次表のとおり

工作物の種類 届出規模

土地の開墾、土石の採取、鉱物の採取その他の土地の形質 の変更

造成面積≧3,000㎡

屋外における土石・廃棄物・再生資源・その他の物件の堆 積

造成面積≧3,000㎡

■ 景観形成基準:次表のとおり

景観形成基準

造成等

□ 事 業地内 外の緑 が、 崖線、 周辺市 街地 の緑、 公園や 散策 路と一 体となる 緑のネットワークが形成できる計画とする。

□ 崖線の大幅な改変を避け、長大な擁壁や法面等が出現しないようにする。 □ 埋立て等の最高高さが崖線の台地部の最高高さを超えないようにする。 □ 崖 線斜面 での造 成等 はでき る限り 避け る。や むを得 ず、 尾根や 斜面で造

(7)

緑化

□ 事 業地内 はでき る限 り緑化 を図り 、周 辺の街 並みや 崖線 と調和 した潤い のある空間を創出する。

参照

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