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第4章4施策の展開 第2期熊本県高齢者居住安定確保計画(くまもと・長寿・あんしん・住まいプラン) 熊本県

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Academic year: 2018

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(1)

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地域で支えるサポート体制の充実・構築(目標4)

◎施策の方向性

○ 地域住民が互いに支え合う小地域ネットワークの活動の普及や、市町村に おける避難行動要支援者避難支援計画(個別計画)策定の推進を図ります。

○ 今後、大幅な増加が見込まれる認知症高齢者を地域で支えるため、人口比 で5年連続日本一となっている認知症サポーターの更なる養成と地域見守 り・支援活動を促進・活性化します。

○ 本県は、高齢者のうち8割の方が要介護等認定を受けておらず、多くの方 が元気な高齢者と考えられることから、こうした高齢者の地域・社会貢献活 動等を推進していきます。

○ 地域の実情に応じて、多様な担い手による多様な生活支援サービスの充実 を図ります。(再掲)

○ 地域における住民交流をさらに進めるため「地域の縁がわ」や「地域ふれ あいホーム」の整備推進や活動の支援を行います。

◎具体的取組み

(1)地域支援体制の充実

①機能する小地域ネットワーク活動の展開

●小地域ネットワーク活動の展開

地域住民とともに、新聞や牛乳の配達員など民間の協力も得ながら、 安否確認や話し相手となるような小地域ネットワーク活動の普及を図 ります。

●市町村における避難行動要支援者避難支援計画(個別計画)の策定支 援

一人ひとりの要支援者に対して、災害時に誰が支援して、どこの避 難所に避難させる、またどのような支援が必要かを定める「避難行動 要支援者避難支援計画(個別計画)」が全市町村で策定されるよう支 援します。

②認知症高齢者とその家族を支える地域支援体制の構築

●認知症地域支援体制の構築

(2)

知症施策を推進する認知症地域支援推進員の配置や市町村単位の家 族交流会の実施を促進します。

●認知症サポーターの養成と地域の見守り・支援活動の推進

認知症に関する正しい知識を持ち、地域や職域において認知症の人 や家族を支援する認知症サポーターを累計で222,604人養成し (平成27年3月末現在)、人口比率で平成 21 年度から全国1位を継 続しています。今後は特に、地域や高齢者と接する機会が多い生活関 連企業向けの認知症サポーター養成講座の実施を推進するとともに認 知症サポーター等による見守り活動や居場所づくりの促進など、日常 生活における支援体制を充実させます。

③高齢者の地域・社会貢献活動の推進

元気な高齢者がひとり暮らし等支援が必要な高齢者を訪問する「友愛 訪問活動」を行うシルバーヘルパーの養成など、支えられる側から支え る側への意識改革等も踏まえ、地域・社会貢献活動に取り組む(一財) 熊本さわやか長寿財団や(公社)熊本県老人クラブ連合会等への支援を 行います。

④生活支援サービスの整備促進(再掲)

・地域の高齢者が住み慣れた地域で安心してその人らしい生活を継続で きるようにするため、配食や見守り等、地域の実情に応じて必要な支 援を実施する市町村の取組み(地域支援事業)を支援するとともに、 当該事業の積極的な活用を働きかけます。

・市町村による、生活支援の担い手の養成、サービスの開発、関係者間 のネットワーク化を行う「生活支援コーディネーター」の配置や定期 的な情報共有及び連携強化の場となる協議体の設置を促進します。 ・それぞれの市町村の課題に応じて創意工夫した事業が実施できるよう、

(3)

実したものとなるよう支援します。

・「地域の縁がわ」の機能を持ち、必要なときには一時預かりや宿泊 にも対応する「地域ふれあいホーム」の整備を進めていきます。 ・「地域の縁がわ」や「地域ふれあいホーム」の整備・促進にあたっ

ては、地域の実情等を踏まえ、必要に応じ県営住宅団地内への併設 等の検討を行うとともに、市町村の公営住宅の整備やサービス付き 高齢者向け住宅の整備、地域密着型の介護サービス事業所の整備が なされる際などに併設されるように働きかけを行います。

図 4-12 地域の縁がわ概念図

日常生活圏(小・中学校区、自治公民館区域)

地域の人の自宅での暮らし

住民交流サロン 小規模・多機能

福祉ホーム

小規模作業所 交流サロン 施設の

サテライト

病院 診療所 施設

交流スペース

地域の縁がわ

連携

地 元 商 店 街

地域資源 空き校舎 公 民 館 等 ネットワーク

ネットワーク

泊まる

泊まる

住まう 立寄る

(4)

図 4-13 地域ふれあいホームイメージ

【事例】 共生型小規模・多機能ホーム「いつでんどこでん」(山鹿市)

山鹿市にある「いつでんどこでん」は、認知症になっても地域の中で普通

に生活できることを目指し、通えて、泊まれて、家にも来てもらえて、住む

こともできる小規模・多機能ホームとして平成 15 年 3 月に整備されました。

平成 20 年 11 月からは、地域住

民が設立した「NPO 法人よんなっ

せ山鹿」が運営しています。

介護保険事業を展開しながら、

地域サポートセンターとして、子

地域ふれあいホーム

地域の縁がわ

高齢者、障がい者、児童等 地域の誰もが集える

【例】

・日常的なふれあい ・地域交流サロン ・コミュニティ喫茶 ・地域づくり活動等

日中支援

高齢者、障がい者、児童等地域 の誰もがサービスを利用できる

インフォーマルサービス 【例】

・ミニデイサービス ・一時預かり フォーマルサービス 【例】

・小規模多機能型居宅介護 ・障がい者就労継続支援 ・学童保育等

高齢者、障がい者、児童等 地域の誰もが泊まれる

インフォーマルサービス 【例】

・お泊り

夜間支援

・地域住民ボランティア養成 ・認知症サポーター養成

・元気高齢者活動 ・住民参加支え合い活動 ・ボランティア活動

地域を支援 運営参画 地域の支援

住み慣れた地域 でいつまでもい きいきと 暮らした い

・認知症グループ ホーム ・障がい者グルー

プホーム ・有料老人ホーム ・サービス付き高 齢者向け住宅 ・保育所 等

自宅での暮らし

地 域

支え合い

+

+

連携・併設等

(5)

◎数値目標

・組織的な小地域ネットワーク活動が平成 27 年度までに全市町村社会福祉 協議会において実施されるように支援します。

・避難行動要支援者避難支援計画(個別計画)が平成 28 年度までに全市町 村で策定されるように支援します。

指標名 平成25年度 平成32年度

小 地 域 ネ ッ ト ワ ー ク 活 動 を 実 施 す る 市 町 村 社 会福祉協議会数

38 →

全ての市町村社会 福祉協議会

(45)

第2期地域福祉支援計画に

おけるH27までの目標数値

避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 支 援 計 画(個 別 計 画)策 定市町村数

- →

全ての市町村 (45) ※平成28年度まで

・地域ふれあいホームが平成 27 年度までに県内に 45 か所となるよう支援 します。

指標名 平成25年度 平成32年度

地域ふれあいホーム整 備箇所数

25か所 →

45か所

第2期地域福祉支援計画に

図 4-13  地域ふれあいホームイメージ  【事例】  共生型小規模・多機能ホーム「いつでんどこでん」 (山鹿市)  山鹿市にある「いつでんどこでん」は、認知症になっても地域の中で普通 に生活できることを目指し、通えて、泊まれて、家にも来てもらえて、住む こともできる小規模 ・ 多機能ホームとして平成 15 年 3 月に整備されました。 平成 20 年 11 月からは、地域住 民が設立した 「NPO 法人よんなっ せ山鹿」が運営しています。  介護保険事業を展開しながら、 地域サポートセンターとして、子

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