社外取締役メッセージ
コーポレートガバナンス
社外取締役メッセージ
執行への理解を深め、
企業価値向上に貢献
社外取締役
関 誠夫
社外取締役に就任後、早くも2年経ちました。その間、 会社は中期経営計画TF 2017 を力強く推進しながら、 コーポレートガバナンスの強化を行い、経営システム全般 にわたる対応を図りつつ取締役会の実効性を高める運営 改善を継続しています。
こうした動きに携わるなかで社外取締役に求められる 役割についての私の考えも次第に変化してきました。一例 として、社外取締役の役割については、外部の視点による 経営への助言・監視といった「非執行」の立ち位置が重視 される傾向にありますが、横河電機のような複雑系プロ セスや設備を扱い高度なソリューションの提供に注力し ていく会社の持続的成長や中長期的な企業価値の向上 に貢献するためには、執行におけるリスクや責任につい て十分踏まえておく必要があり、独立性を保ちながらも、 自らの学習を通じて執行の内容にもう一歩踏み込む必要 があると感じています。また、短時間で議論を深める上で 他の社外取締役の意見を補完する意識を持って聴くこと も大切だと考えるようになりました。
社外取締役が執行内容への理解を深めていくには、 会社側の協力が不可欠です。その点で横河電機は、事業に 関する資料やレクチャーによる情報提供をはじめ、こちら からの要望にも迅速かつ積極的に対応してもらえ、コーポ レートガバナンスを重視する企業姿勢がうかがえます。
一方、総合エンジニアリング会社を経営してきた経歴 から、私には、エネルギー産業での経験に対する期待が
されがちですが、その他にも一般産業分野のビジネス開 拓や経営再建に向けた取り組みを通じて幅広い分野にわ たる多様な経験を重ねてきました。こうした経験から学ん だ問題の本質の探り方や最適解に早く近づくインサイト
(洞察力・知見)などを今後、横河電機の中で精一杯活かし ていこうと思います。
TF2017 最終年を迎えますが、コスト削減や効率向上策 に繋がる「構造改革」はさらに組織的に行われ継続的効果 を生むと期待しています。既存ビジネスの延長線上にある
「成長戦略」は海外拠点の運営改善や推し進めてきた重点 施策とのシナジー効果等でじっくり確実に実現するはず です。将来のために目指す新分野やビジネスモデルの開発 を対象とした「発展戦略」は長期経営構想や次期中期計画 に沿って具体的な姿になってくるでしょう。「ビジネスの 変革」という視点からは、新生マーケティング本部の動き や昨年買収したKBC 社の活かし方にも注目しています。 新しい価値創出のための挑戦を支援しようと緊張感と 共に期待を膨らませております。
また横河電機は、国連主導によるSDGs(持続可能な 開発目標)に基づくサステナビリティ経営を推進しています。 事業活動を通じてグローバルな社会課題を実践的に解決 していこうとしており、高く評価するとともに、しっかり支援 していきたいと考えています。
これからの社外取締役のあるべき姿
TF2017の仕上げと
中長期的な企業価値向上に向けて
過去の経験から学んだインサイトを活用
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YOKOGAWA レポート2017
マネジメント報告サステナブルな社会に向けて会社情報/株式情報YOKOGAWAの価値創造価値創造を支える仕組み財務・非財務ハイライトコーポレートガバナンス