資料 2
長野市長 鷲 澤 正 一 様
要 望 書
平成 18 年 9 月 1 日
鬼無里地域審議会
資料 2
鬼無里地区における重要課題及び事務事業、予算に関する要望書
日頃、市長様におかれましては、鬼無里地区の振興発展と合併後の新市の一体性の確 立に格別なるご高配を賜り、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
今後も合併建設計画に基づく事業の着実な推進により、当地区における住民福祉の一 層の向上と行政サービスの更なる充実が図られますようお願い申し上げます。
さて、このたび平成 18 年度第 2 回鬼無里地域審議会において、合併から 1 年半余が 経過した当地区における重要課題及び事務事業、予算について協議を行い、次の 6 項目 について要望させていただくことになりました。
市長様におかれましては、当地区の実情をご賢察いただき、特段のご高配を賜ります ようお願い申し上げます。
以上、「長野市、更級郡大岡村、上水内郡豊野町、同郡戸隠村及び鬼無里村の廃置分 合に伴う地域審議会の設置に関する協議書」第 3 条第 2 項の規定により要望書を提出い たします。
長野市長 鷲 澤 正 一 様
平成 18 年 9 月 1 日
長野市鬼無里地域審議会 会長 徳 嵩 進
資料 2
記
1 衆議院議員小選挙区の区割りの是正について
平成 6 年 3 月の公職選挙法の改正による衆議院議員小選挙区の区割りについては、 合併前の旧長野市が長野県第1 区、旧豊野町、戸隠村、鬼無里村、大岡村が長野県 第 2 区となりました。この区割りは合併後も是正が行われず、昨年 9 月の衆議院議 員総選挙の際には、合併した新長野市において、2 つの選挙区による選挙が行われ るという事態となり、地区住民からも不満の声が聞かれました。また、公職選挙法 改正以前は、同じ選挙区であったことや、地理的、歴史的な経緯からも選挙区の分 割は不合理であり、新市の一体性を図る観点からも早期に是正が図られるよう、市 として国等に対し、要望を強める等の具体的な方策を検討していただきたく要望い たします。
2 鬼無里地域における地上デジタル放送視聴の早期実現について
長野県内でも、既に本年 4 月から NHK が、また、10 月からは民放各局が地上デジ タル放送を開始する予定となっています。旧鬼無里村では、テレビの難視聴の解消 を目的とした情報通信施設(CATV)の整備が行われ、合併とともに長野市に引き継 がれました。鬼無里地区において地上デジタル放送を視聴するためには、施設の改 修が不可欠であり、早期にデジタル化のメリットを享受できますよう施設改修を要 望いたします。また、施設改修に当たっては、施設利用者に新たな費用負担を求め ることがないよう、合わせて要望いたします。
3 奨励作物振興対策事業の継続について
鬼無里地区における酒米の栽培は、合併前の旧鬼無里村当時、村の奨励作物とし て栽培が始められました。生産された酒米は、地酒として醸造され、土産品等とし て地域の活性化に貢献しています。合併後の新長野市においては、酒米の生産拡大 と定着化を図るため、奨励作物振興対策事業により、コンバイン、乾燥調整に係る 経費に対し補助金の交付を受け、現在では 19 農家が 233aを栽培するに至っていま す。奨励作物振興対策事業については、平成 18 年度をもって終了予定となっていま すが、中山間地域の活性化や遊休荒廃地対策の点から平成 19 年度以降の事業の継続 を要望いたします。また、小麦、大豆、そばの栽培、出荷に対し奨励金を交付する 地域奨励作物支援事業の継続についても、同様の観点から合わせて要望いたします。
資料 2
4 小中学生民泊誘致支援事業の継続について
今年度、鬼無里地区では、実行委員会を組織し、都会の子どもたちに田舎暮らし を体験してもらうとともに地域住民との交流を促進し、地域の活性化を図ろうと、 千葉県の中学校 4 校の修学旅行を農家民泊により受け入れ、生徒 618 名が地区内の 農家を訪れました。学校や訪れた生徒からも好評価をいただく中、既に来年度の問 い合わせも寄せられています。市では今年度、小中学生民泊誘致支援事業を予算化 していますが、実行委員会の反省会においても来年度以降への前向きな意見が多い 中、引き続き小中学生民泊誘致支援事業の継続を要望いたします。
5 市道道路改良及び道路維持の事業促進と農林道の維持管理について
国庫補助(地方道路交付金事業)の採択を受け、改良工事が施工されている市道 戸隠東線をはじめ、地区内の市道改良事業については、早期に開通、供用を図るた め、平成 19 年度事業予算について、本年度以上の予算額及び補助金等の確保を図っ ていただくとともに、凍上等による舗装路面の損傷が著しい路線が多いため、維持 修繕費の増額と舗装路面の整備を実施していただきますよう要望いたします。
また、農林道の維持管理については、十分な予算確保を図っていただく中で、降 雨の際の路面整備や側溝修繕等について、迅速な対応を図っていただきますよう要 望いたします。
6 学校教育活動における庁用バスの利用について
これまで、鬼無里小学校と鬼無里中学校では、さまざまな教育活動において庁用 バスを利用し、特色ある学校づくりや幅広い教育活動に成果をあげてきました。ま た、庁用バスの利用は、公共交通機関の整備が不十分な中山間地域に位置する鬼無 里地区の児童、生徒及びその保護者にとって、学校教育活動を行う上で、なくては ならないものとなっています。しかし、市教育委員会からは、学校教育活動におけ る庁用バスの利用を平成 19 年度以降は行わないとの方針が示されました。旧長野市 と旧鬼無里村、あるいは、市街地と中山間地域とでは、自ずとあらゆる教育環境が 異なるにもかかわらず、新市における一律な対応という前提に基づく方針ではあろ うと推察しますが、過疎地域における著しい少子化に対応する子育て支援の考え方 からは乖離したこの方針に、保護者のみならず地区住民からも疑問の声が聞かれま す。市教育委員会においては、これまでの経緯や成果、また、地理的、経済的な条 件等を総合的に判断する中で、地区の学校教育の停滞や後退を招くことがないよう、 学校教育活動における庁用バスの利用継続、もしくは、全面的な市教育委員会によ る借り上げバス(学習バス)への移行を要望いたします。
以上