高山小避難所訓練レポート
いざという時に安全に避難できる知識を身につける体験
高山小避難所連絡会
(※)- 2016年10月23日日曜日
高山小避難所連絡会 平成28年 第三回高山小避難所訓練
10月23日に高山小学校避難所訓練が開催されました。
避難所は、自宅に居住できなくなった人を保護する場所です(詳しくご確認されたい場合は東京防災056 ページ∼参照)。そのため災害時に安全に避難するための避難訓練などと異なり、被災者も含む連絡会な どの住民が円滑に避難所運営の開始をする、そのための訓練が今回の避難所訓練の目的です。つまり自分 や家族の安全を確保(自助)して、被災者として避難所で過ごす、さらに避難所運営に参加する(共助) というシミュレーションなのです。
避難所が開設されるようになれば、小学生の子どもたちもここで過ごすことを余儀な くされるかもしれません。残念ながら今回の訓練内容や計画には、きめ細かなケアは あまり含まれていませんでしたが、杏林大学の学生の方々、高山小の児童や保護者も ご参加いただきました。今後より多くの皆さんからのフィードバックがあれば、こう した地域の防災アクションを、より具体的にできるのではないでしょうか。
都の防災体験施設(同130)などのような児童も対象にしたような内容ではなく、大人を中心とした(地 域住民)訓練ですが、お子さま連れでも気軽に参加いただけますので次回もご参加をよろしくお願いしま す。
三鷹の森学園 三鷹市立高山小学校 保護者のみなさまへ <発行>高山小避難所連絡会
※ 高山小避難所連絡会は三鷹市の各公立学校に設置されたうち、高山小の学校拠点の地域住民による避難所の運営を考える自主的な連絡会です。こ のため、本避難所訓練や本紙面等は三鷹市および三鷹市立高山小学校や校長、副校長、教職員や他組織の意見や見解を代表したものではありません。
発災 72 時間をどう過ごすか?そのとき避難所は?
地震が起きたら、自分と家族を守ることが最優先です。これを「自助」といいます。災害の発生を防ぐこと は困難ですが、被害を最小限にすることはできます。そのためには、市民や行政・防災機関が平常時の生活 や業務の中で準備を進めていくことが必要です。
自主防災組織は、「自分たちのまちは自分たちで守る」を合言葉に、毎年防災訓練や救命講習会などを実施 するとともに、自主防災組織を中心とした地域住民によって、避難所の運営を考える連絡会が設置され、初 動期の避難所運営について検討しています。自分の学校にいざという時に安全に避難できる知識を身につけ られるような体験を得ることができました。
防災倉庫を確認 避難所の掲示
避難者の受付体験 ピロティ下の雨水ます解放 講義形式で2種類の学び
近所や町会、地域でお互いに助け合うのが「共助」です。日頃から挨拶などの付き合いや、訓練に参加する などして、いざという時に助け合えるよう準備しましょう。今回の訓練を通して、地震などの災害が起こっ た時に身を守るための意見を交換しあい、避難について日頃から考えておく大切さを確認できました。 防災倉庫や講義形式で災害時の72時間分の避難者の生活の確保、最大で850人収容するために必要な避難所 の運営とそのために避難者が実施するべき活動などに、素朴な疑問から核心に迫る質問まで、参加者の中で 共有することができました。今後も高山小避難所連絡会で協議を重ね、近隣の住民が安心して生活できるよ う計画を見直していきます。
三鷹市防災課 今井主査のコメント
- 東京では向こう30年以内に直下型地震が70%の確率で発
生すると予測されています。人間は一度経験やイメージしたことに対応できるようになり
ます。避難所訓練は災害の対応の一部でしかありませんが、今回の経験を通して、発災時
の備えや対策は間違いなくできるようになっていきます。
杏林大学総合政策学部 三浦秀之先生のコメント
"私が東日本の震災時に石巻で実感したことは中
高生の対応力です。震災後3日間の対応を行うには、地域の住民組織と小学校時代から防
災教育を受けていて、普段からお互い顔を合わせている彼らの力が非常に力になりました。
地域の住民同士が協力しあえるきっかけづくりが重要ですね。"
高山小避難所連絡会 平成28年 第三回高山小避難所訓練