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第1章 要約 平成17年度市政アンケート調査報告書|武蔵野市公式ホームページ

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Academic year: 2018

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第1章

このアンケート 調査は、毎年、武蔵野市の全世帯を対象に実施しています 。今年度も8月∼9月 に実施し、計10,933通の回答がありました。アンケート の目的は、これまでと同じ「市政の 中でどの施策を重点的にすすめてほしいか」という 設問で、あらかじめ用意された 項目の中から3 つあげていただき 、その回答から市民の要望を統計的にとらえることです。

また、市民の要望の具体的な内容もこれまでと同様に自由に書いていただきましたが、この内容 記入の件数は上記のうち 5,122通でした 。結果のあらましは次のとおりです。

1.市行政の中でどの施策を重点的にすすめてほしいか

市民の多くが行政に対して、積極的 にすすめてほしいと望んでいる 施策を第10位まであげてみます 。

重点的にすすめてほしい施策第10位まで

第1位 『安全な市民生活 の確保』

第2位 『高齢者福祉の推進』

第3位 『自転車対策の推進』

第4位 『子ども施策・青少年施策の充実』

第5位 『災害に強いまちづくり 』

第6位 『健康増進施策の充実』

第7位 『緑化の推進と水辺空間 の整備』

第8位 『小・中学校教育 の充実』

第9位 『駅周辺の整備』

第10位 『交通システムや道路環境の整備』

… … 45. 1%

… … 35. 0

… … 24. 9

… … 22. 8

… … 21. 8

… … 16. 5

… … 16. 4

… … 16. 1

… … 15. 7

… … 12. 3

(1)全体として

■ 安全な市民生活の確保次いで高齢者福祉に高い要望

第1位の『安全な市民生活の確保』は、回答者の半数近くが要望している。第2位は『高齢者福祉 の推進』で、3人に1人が望んでいる。第3位の『自転車対策 の推進』については 4人に1人が要望し ている。

(2)

(2)性・年代別にみると

■ 行財政改革は男性が、災害に強いまちづくりは女性が要望

重点的にすすめてほしい施策について、性別でみると、上位2位までは男女ともに、『安全な市民生活の

確保』が第1位、『高齢者福祉の推進』が第2位と同様な回答結果となっている。

次に、性別によって回答比率に格差のある施策についてみると、『行財政改革の推進』『災害に強いまち

づくり』『安全な市民生活の確保』『子ども施策・青少年施策の充実』『小・中学校教育の充実』などの差が

大きい。

女性に比べ男性に関心の高い施策は、例年同様『行財政改革の推進』である。一方、男性に比べ女性に

関心の高い施策としては、『災害に強いまちづくり』『安全な市民生活の確保』『子ども施策・青少年施策 の

充実』『小・中学校教育の充実』があげられる。『災害に強いまちづくり』『安全な市民生活の確保』につい

ては、どの 年代においても女性の回答比率が男性を上回っている。『子ども施策・青少年施策の充実』につ

いては、特に20代以下から30代にかけて女性の回答比率が高くなっており、『小・中学校教育の充実』

については、30代の女性の回答比率が高くなっている。

性別により回答比率の差が大きい施策(上位5項目) 単位:%

施策 / 性別 男性 女性

行財政改革の推進 17.2 6.8

災害に強いまちづくり 17.5 24.9

安全な市民生活の確保 41.3 48.1

子ども施策・青少年施策の充実 19.4 25.1

小・中学校教育の充実 14.1 17.6

重点的にすすめてほしい施策について、年代別にみると、すべての年代を通じて要望順位の上位にあげ

られるのは、『安全な市民生活の確保』、『自転車対策の推進』、『災害に強いまちづくり』である。

次に、年代により回答比率に格差のある施策についてみると、『高齢者福祉の推進』『子どもの施策・青

少年施策の充実』『小・中学校教育の充実』などの差 が大き い。20代以下から40代で回答比率の高いの

は、『子どもの施策・青少年施策の充実』で、20代以下が31%、30代が45%、40代で26%と高

い回答を示す。『小・中学校教育の充実』では30代で27%、40代で26%が回答している。一方、高

年層ほど回答比率が高くなるのは『高齢者福祉の推進』である。20代以下が約10%の回答であるのに

対し、60代や70歳以上では回答者の約半数が要望している。また、20代以下の『災害に強いまちづ

くり』への関心も29%と高くなっている。

年代別の施策要望順位(上位5項目) 単位:%

順位/ 年代 20代以下 30代 40代

第1位 安全な市民生活 の確保 (42.8) 子ども施策・青少年施策 の充実 (45.0) 安全な市民生活の確保 (43.6) 第2位 子ども施策・青少年施策の充実 (30.8) 安全な市民生活 の確保 (43.4) 自転車対策 の推進 (27.6) 第3位 災害に強いまちづくり (29.2) 小・中学校教育 の充実 (27.0) 小・中学校教育の充実 (26.2) 第4位 緑化の推進と水辺空間 の整備 (23.5) 自転車対策の推進 (23.1) 子ども施策・青少年施策の充実 (25.6) 第5位 自転車対策の推進 (23.4) 災害に強いまちづくり (20.3) 災害に強いまちづくり (24.6)

(3)

(続き) 年代別の施策要望順位(上位5項目) 単位:%

順位/ 年代 50代 60代 70歳以上

第1位 安全な 市民生活の確 保 (45.9) 高齢者福祉 の推進 (48.0) 高齢者福祉の 推進 (55.2) 第2位 高齢者 福祉の 推進 (41.3) 安全 な市民生活の 確保 (43.9) 安全な 市民生活の確 保 (48.9) 第3位 自転車対策の 推進 (25.0) 自転車対策 の推進 (22.3) 自転車対策の 推進 (26.4) 第4位 災害に 強いまちづくり (23.2) 健康増進施策の充 実 (19.1) 災害に 強いまちづくり (20.3) 第5位 緑化の 推進と 水辺空間の整 備 (18.4) 災害 に強いまちづくり (18.7) 健康増進施策 の充実 (17.9)

(3)居住地域別にみると

■ 自転車対策、安全な市民生活の確保は吉祥寺地域、駅周辺の整備は武蔵境地域が要望

今回、地域区分の見直しを行い、従来の東部・中部・北部・西部の4区分から、3地域の区分に変 更した。吉祥寺地域 で際立った回答としては、『自転車対策 の推進』があげられる。他の地域では2 0%前後の回答にとどまるのに対し、吉祥寺地域では30%を超える。こうした要望は、吉祥寺駅周 辺の放置自転車、駐輪場の確保、走行のマナー などに対する不満と受け止められよう 。また、同地域 におけるもう一つの顕著な回答として『安全な市民生活の確保』があげられる 。他の地域に対して5 ポイント 程高く、約半数の回答者 が要望している。

武蔵境地域で際立った回答として、例年同様 『駅周辺の整備』があげられる 。他の地域では回答比 率が10%台であるのに対し、武蔵境地域では20%を超えている。

居住地域 により回答比率の差が大きい施策(上位3項目) 単位:% 施策 / 地域 吉祥寺地域 中央地域 武蔵境地域

自転車対策の推進 32.3 20.9 17.8

駅周辺の整備 11.5 14.5 23.0

安全な市民生活の確保 48.1 42.3 43.5

吉祥寺地域:吉祥寺東町、吉祥寺南町、御殿山、吉祥寺本町、吉祥寺北町 中央地域 :中町、西久保、緑町、八幡町 武蔵境地域:関前、境、境南町、桜堤

(4)各年度の比較

■ 安全な市民生活の確保に対する強い要望

『安全な市民生活の確保』は、前回調査に比べ若干回答比率を下げたものの、45%と高い回答比率を

維持し、昨年に引き続き2年連続で第1位となった。安全で安心な暮らしに対する市民の強い要望があら

ためて示された。『高齢者福祉の推進』も昨年同様第2位となったが、高齢化が進む中で回答比率は35%

と高い水準となっている。

他に昨年度と比べ回答比率が上がった項目としては、『子ども施策・青少年施策の充実』『災害に強いま

ちづくり』があげられる。『 子ども施策・青少年施策の充実』は、少子化が進む中で子育て世代を中心にし

た子育て支援施策や教育内容に対する関心の高まりがみられる。回答比率を大幅に10ポイントも伸ばし

て第5位となった『災害に強いまちづくり』は、平成16年10月の新潟県中越地震をはじめ、多発する

地震への不安、平成17年9月の大雨浸水被害などの影響を受けて災害対策への関心が急速に高まったも

のとみられる。

(4)

2.自由記入欄にみる具体的な要望内容について

自由記入については 、その内容に従って、武蔵野市第四期基本構想・長期計画(以下『長期計 画』という。)における施策体系の項目に当てはめて分類し、集計しました 。各項目は、分野・大 項目・中項目まで分類されていますが、ここでは、おおよその 傾向をみるために、次表のように大 項目別にまとめて回答数の多い項目をあげてみました。

自由記入による具体的な要望内容第10位まで

第1位 自転車対策の推進 ・・・・・・・ (駐輪場の確保と利用形態の工夫・自転車 の運転マナー 等の啓発など)

905件

第2位 市政一般 ・・・・・・・ (市長への意見・市政のあり 方・広報・広聴など)

752

第3位 学校教育 の充実 ・・・・・・・ (食に関する教育の充実・心の教育、キャリア 教育の推進)

576

第4位 防犯性の高い快適なまちづくり ・・・・・・・ (防犯性の高いまちづくりの 推進・快適な生活環境の確保など)

547

第5位 円滑な移動環境の整備 ・・・・・・・ (ムーバス の展開・バリアフリー化の推進など)

506

第6位 持続可能 な都市の形成 ・・・・・・・ (ごみ減量の促進・ごみ有料化・戸別収集 など)

315

第7位 子育て支援施策の総合的推進 ・・・・・・・ (子育て家庭への支援・保育サービスの拡充など)

274

第8位 道路ネットワークの整備 ・・・・・・・ (生活道路 の整備・人にやさしいみちづくりの 推進など)

211

第9位 緑豊かな都市環境の創出 ・・・・・・・ (特色ある公園づくりの推進・市民との協働でつくる緑化空間など)

210

第10位 吉祥寺圏 の整備 ・・・・・・・ (『安全、清潔、楽しいまち 吉祥寺 』の推進など)

207

自由記入欄で出された要望・意見の内訳をみると 、第1位は前回調査 に引き続き『自転車対策 の 推進』で905件、第2位は『市政一般』で752件、以下、第3位『学校教育の充実』、第4位『防犯 性の高い快適なまちづくり 』、第5位『円滑な移動環境の整備』の順で、それぞれ500件以上もの 要望・意見が寄せられている。

(5)

自由回答による意見・要望を『長期計画』の分野別(『健康・福祉』『子ど も・教育』『緑・環境・ 市民生活』『都市基盤』『行・財政』『施策の体系以外』)に区分し、以下の属性ごとに比較する。

(1)全体として

『都市基盤』に関する自由回答の割合が42. 5%と最も高く、次いで『緑・環境・市民生活 』(26. 6%)、 『子ども・教育』(20. 6%)の順となっている 。

自由回答による意見・要望(全体)

分野 件数 割合(%)

健康・福祉 494 9.6

子ども・教育 1,054 20.6

緑・環境・市民生活 1,361 26.6

都市基盤 2,177 42.5

行・財政 348 6.8

施策の体系以外 949 18.5

合計 5,122 100.0

注 :複数回答のため、 件数・ 割合の 計は合 計に一 致しない。

(2)性・年代別にみると

性別により回答割合 に大きな差が認められるものとしては 、『子ども・教育』『行・財政』『施策の体 系以外』である 。男性にくらべ女性の回答割合 が高いのは『子ども・教育』分野で、特に『学校教育 の充実』に対する自由回答が目立つ。一方、女性にくらべ男性の回答割合 が大きく上回っているのは 、 『施策の体系以外』と『行・財政』であり、男性の『市政一般』や『行政運営 』に対する関心が表れ ている。

自由回答 による 意見・要望(性別) 単位:% 分野 /性 別 男 性 女 性

健康・福祉 8.2 10.6

子ども・教育 15.0 24.0

緑・環境・市民生活 24.7 27.9

都市基盤 43.7 41.9

行・財政 10.7 4.3

施策の体系以外 22.8 15.7

合計 100.0 100.0

注 :複数回答のため、 各割合 の計は 合計に 一致しない。

(6)

自由回答 による 意見・要望(年代別 ) 単位:% 分野/年代 20代以下 30代 40代 50代 60代 70歳以上

健康・福祉 3.1 4.3 5.7 9.9 12.4 16.3 子ども・教育 16.1 37.2 34.1 13.1 9.9 12.1 緑・環境・市民生活 36.9 26.0 26.5 28.0 26.6 23.4 都市基盤 45.8 37.9 38.6 46.2 45.2 43.7 行・財政 5.6 5.9 6.8 8.2 8.3 5.5 施策の体系以外 18.3 15.1 14.9 18.5 22.3 20.8 合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 注: 複数回答のため、各割合の 計は合計 に一致 しない 。

(3)居住地域別にみると

地域別にみると 、吉祥寺地域において 『都市基盤』の回答割合 が他の地域にくらべ6ポイント 以上 上回っており、関心が高い。中でも『都市基盤』のうち『自転車対策の推進』の回答が他の2地域に くらべて 多い。武蔵境地域においては『子ども・教育』における 関心が高く、中央地域とくらべると 3ポイント、吉祥寺地域とは10ポイント 、それぞれ 割合が高くなっている。

自由回答による意見・要望(居住地域別) 単位:% 分 野/地区 吉祥寺地域 中央地域 武蔵境地域

健康・福祉 9.5 11.0 9.0

子ども・教育 16.1 22.6 25.6 緑・環境・市民生活 27.5 25.7 26.1 都市基盤 46.9 40.3 38.3

行・財政 6.7 5.9 7.3

施策の体系以外 18.0 18.0 19.5 合計 100.0 100.0 100.0

注 :複数回答のため、各割合の 計は合 計に一 致しない。

吉祥寺地域:吉祥寺東町、吉祥寺南町、御殿山、吉祥寺本町、吉祥寺北町 中央地域 :中町、西久保、緑町、八幡町 武蔵境地域:関前、境、境南町、桜堤

(4)自由回答数上位10位の推移(昨年度との比較)

『長期計画』の大項目 の区分により、自由回答数上位10位の項目について平成16年度と17年 度を比較すると 次のとおりである。(33 頁 表5参照)

昨年度 に比べ回答割合が上がった 主なものに 、『自転車対策の推進』『市政一般』があげられる 。 特に、放置自転車対策 、駐輪場の確保、自転車運転マナーなどを含む『自転車対策の推進』に関する 自由回答 は、平成14年度以降連続 して最も自由回答数が多く、全体に占める割合も平成16年度の 17%から平成17年度は18%へと上昇している。市政のあり方や市長への意見などを含む『市政 一般』についても、回答割合は昨年度より2ポイント 上がり15%となっている。

参照

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