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Lesson 05 2016年度「教育の方法と技術(初等)」

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Academic year: 2018

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全文

(1)

思考力、判断力を育む

指導技術:発問の活用

(2)

本時の目標

 児童生徒の思考力、判断力、創造力を伸長

する 場面や目的に応じた発問ができるよう

になること

(3)

Bloom の教育目標分類学(タキソノミー)

認知の領域の教育目標の階層

知識・認識 記憶し、記憶を呼び起こす

理解 概念や原理の意味をつかむ

適用・応用 概念や原理を新しい状況で使う

分析 知識を要素に分解し、要素間の関係を みる

統合・総合 要素を関連づけて、新しい形を創り出 す

評価 考え、意見等を判断基準に則って評価 する

(4)

知識・認識 記憶し、記憶を呼び起こす

理解 概念や原理の意味をつかむ

適用・応用 概念や原理を新しい状況で使う

分析 知識を要素に分解し、要素間の関係を みる

統合・総合 要素を関連づけて、新しい形を創り出 す

評価 考え、意見等を判断基準に則って評価 する

基礎的・基本的な知識・技能

Bloom の教育目標分類学(タキソノミー)

認知の領域の教育目標の階層

知識・技能を活用して課題を 

   解決するために必要な 

        思考力・判断

力・表現力

(5)

知識・認識 記憶し、記憶を呼び起こす

理解 概念や原理の意味をつかむ

適用・応用 概念や原理を新しい状況で使う

分析 知識を要素に分解し、要素間の関係を みる

統合・総合 要素を関連づけて、新しい形を創り出 す

評価 考え、意見等を判断基準に則って評価 する

過去形を暗唱する / 過去形の定義を述 べる

Bloom の教育目標分類学(タキソノミー)

認知の領域の教育目標の階層

過去形の意味を言う / 使う場面を説明 する

日本語や現在形の文を過去形に直す

(主に過去形を使って)手紙を書く 手紙の構文や構成を説明する

手紙の良し悪しを構文や構成から判断 する

(6)

発問の定義と目的

(7)

「指導言」の関連付けによる授業づくり

(大西 , 1980 )

指示

子どもの行動に働きかける

発問

子どもの思考に働きかける

説明

情報・知識を(思考の前提として)共有

する

(8)

発問 ?  質問 ?

(野間 , 2011 )

質問とは

答えを知らない人が、わからないことを問い質 すこと

発問とは

答えを持っている人が、問いかけること 

(9)

発問の目的

(早川 , 1980; 桔梗 , 2012 )

動機付け、好奇心の喚起

e.g. なぜレッサー「パンダ」という名前なんだ と思う ?

知識・理解の確認

e.g. 三角形の面積を求める公式は何だったかな ?

思考の促進、誘引

e.g. この時、主人公はどんな気持ちだったので しょう ?

学習者の評価、調査

e.g. 答えは○○です。わかりましたか ?

対人関係の構築

e.g. 順調に進んでる ?   How are you?

(10)

発問の分類

(11)

発問の次元

( McComas & Abraham, 2014 )

低次の発問

記憶にある事実、情報を思い出させる発問 e.g. ライオンの体毛は何色だったかな ?

高次の発問

記憶にある事実、情報に加えて、その理由や根 拠に関する理解や他の事実との関連性を問う発 問

e.g. なぜ、ライオンの体毛は黄褐色なんだろう ?

(12)

発問の機能

( McComas & Abraham, 2014 )

収束的な発問

生徒の思考の観点を絞る発問

e.g. ライオン以外に毛色をカモフラージュに使 う動物は ?

発散的な発問

生徒の思考を拡げる、発展させる発問

e.g. もし、ライオンの毛色がもっと濃かったな らば、野生のライオンの生態はどうなるだろう ?

(13)

発問の分類(収束的な発問)

( McComas & Abraham, 2014 )

記憶、再生、抽出

情報の選択、   

   要点の抽出

誰が、何を、いつ、

どこで

e.g. 平行四辺形の面積 を求める公式は ?

知識・認識

理由づけ、批判的思

説明、関係性の特

定、比較、対照

なぜ、どのように 

e.g. なぜ平行四辺形の  面積は、底辺 × 高さ で   求められる ?                        

理解、適用・応用

低次・収束 高次・収束

焦点 学習 行動

主な 問い

階層

(14)

発問の分類(発散的な発問)

( McComas & Abraham, 2014 )

低次・発散 高次・発散

焦点 学習 行動

主な 問い

階層

論理的、批判的思考

仮説検証、情報の編

集、再構成

どうして、どうな

る、   考えられ る結論は 

             

e.g. 台形の面積は(こ れまでの求積法を使っ て   求めると)い くつになる ?

分析

創造的、批判的思考

予測、推論、創造、

 評価

どうしたら、判断せ

よ、 反論せよ、も し~ならば、あなた の意見は 

e.g. 最も効率的な台形 の求積法はどれか ?         (効率性 から判断しなさい)                         

統合、評価

(15)

その他の発問

(16)

その他、生徒の思考に対応した

発問の機能 (桔梗 , 2012 )

経験を問う発問

深化する発問(収束+発散的思考)

(17)

経験を問う発問の例

(桔梗 , 2012 )

学習課題と生活体験を結びつける(認知)

  e.g. 「お風呂の水の上の方は熱いのに、

下の方は   冷たかったという経験ある ?

 どうしてだろう ? 」

コツを言語化させる(運動技能)

  e.g. 「 l と r の発音の区別が上手だね。

コツは何 ? 」

(18)

深化する発問の例

(桔梗 , 2012 )

矛盾を問う(ゆさぶり発問)

思考や認識に疑念を呈したり混乱を引き起こす ことで、より確かな見方へと導く発問(文科省 , 2014

否定することでゆさぶる

e.g. 「掛け算の答えは増える」

予想外の事実を示す

e.g. 「米は温かい国で多くとれる」

知識と行動のギャップを突き付ける e.g. 「整理整頓は重要だ」

未解決にする

9×0.3 は ?

日本は ? クラスのゲタ箱

は ?

参照

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