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h07 no10

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Academic year: 2018

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第 ? 期 プ ロ ・ ナ ト ゥ ー ラ ・ フ ァ ン ド 助 成 成 果 報 告 書 ( 1998)

伊豆犬島でのウ

ガメの繁殖と漂着状況

       みどりの地球大好き会

村上博基・成瀬裕昭・植松直子・佐々木睦彦・市石学・新井智明・成瀬善子

  St r andj ng 3nd r ePr oduc t i v e dat a of s ea t ur t l es i n t he l z u“ O s hi m a

       l z u- Os hi maGr een Ear t h Sodet y

Hi r omot o Mur ak ami , Hi r oak i Nar us e, Naok o uemat s u,Mut s uhi k o Sas ak i ,        Manabu l c hi i s hi ,Chi ak i Ar ai ,¥os hi k o Nar us e

 ウミガメ類は絶滅が危倶され、保護対策が急務 とされている野生生物である。日本列島は北太平 洋でのアカウミガメの重要な繁殖地であり、その 中でも南関束の沿岸は同種の繁殖地の北限域であ るにもかかわらず、海浜の幣殖環境は急速に悪化 している。伊豆諸島の近海で、は、年間を通じてダ イバーや釣り人などからウミガメの目撃情輯があ り、ウミガメ類の生息海域と考えられている。伊 豆大島は、東京湾を控えた相模灘の中央部に位置 しているため、船舶の航行が多く、海上交通にょ る事故などの人為的影響が原因と思われるょうな ウミガメの漂着体が確認されている。

 これらのことから、当会はアカウミガメの繁殖 地の保護とウミガメ類の漂着状況の調査を通して、 私たち人間と白然環境の関係を考え、野生生物と の共存の道を探ることを活動の目的としている。  繁殖地の保護は、砂浜の清掃、初夏から秋に掛 けての繁殖期に各海岸を定期的に巡回し、上陸足 路を確認して、産卵巣周辺に保護構を設置した。 可能な限り白然な状態で孵化降海できるょうに環 境を整え、子ガメの降海跡を確認後、産卵巣を掘 り出し、種の同宛・孵化率などを調査した。  漂着体調査は、通年で住民や滞在者から情報提 供を戴くほか、不定期で各海岸を巡回し、打ち上 げられたウミガメを発見し、種の同定・身体測定・

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性別等を記録した。また、解剖して死因などを推 測した。

 今シーズンは島内の3ヵ所の海岸で、各1回ず つの上陸と、この内の1ヵ所での産卵しか確認で きなかった、この巣は流失の危険があり、安全な 場所へ移櫨保護した。降海後の調査で、種はアカ ウミガメ、卵数120個、孵化率81. 66%を記録した。  漂着体調査は、2個体の漂着死体を確認した。 アカウミガメとアオウミガメが各1個体であった。 アカウミガメは直甲長が71. 7c m、アオウミガメの 直甲長は44. 2c mで、どちらも未成熟体と思われ る。解剖の詰果アカウミガメの食道と胃の内容物 は、ポリ袋とビニール袋のみであった。

 今牟は日本各地でアカウミガメの上陸・産卵が、 例年より減少したが、大烏でも同様の傾向が見ら れた。

 各地の保護グループとの情報交換や日本ウミガ メ会議への参加などで、ウミガメの保護活動の在 り方を学び、繁殖海岸も含めた海の白然環境に対 する私たち人間の貴任の重大さを痛感した。

 同種の温度依存性決定の様式から北限域の保謹 も重要と考えられる。本年は産卵数が少なかった 上に、地温記録計のデータ採取に失敗したことな どもあり、種の性比バランスについて言及するだ けの資料が得られなかった。

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漂着死体を解剖したところ胃などからポリ袋を発見  自然環境学習に訪れた東大付属中学生を案内して

オ オ バ エ の 浜 で 確 認 さ れ た ア オ ウ ミ ガ メ の 漂 着 死 体     今 シ ー ズ ン た だ 1 ヵ 所 、 地 曳 浜 で 確 認 さ れ た 産 卵 巣

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