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合併協定書 長野市・信州新町・中条村の合併協議について 長野市ホームページ

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長野市、信州新町及び中条村の3市町村は、日本アルプスの清流を集める 犀川と詩情豊かな千曲川の合流点一帯に広がる善光寺平を中心に、緑豊かな 山々に抱かれた地域として、旧来から日常生活をはじめ経済的・文化的にも 深いつながりの中で発展を遂げてきた。特に、近年の交通・情報通信網の発 達により、住民の社会経済活動は市町村の枠を越えて一体化してきたもので ある。

また、これからの市町村には、分権型社会の構築、少子高齢社会への対応 などが強く求められており、基礎的自治体として行財政基盤を強化するとと もに、より効率的・効果的な行政運営を行っていくことが必要である。

これら諸事情を踏まえ、3市町村は平成20年10月に地方自治法及び市 町村の合併の特例等に関する法律に基づく「長野市・信州新町・中条村合併 協議会」を設け、合併協議を重ねてきた。

3市町村は、合併協議の中で、更なる住民福祉の向上を図るとともに、先 人達の英知と努力に より培ってきたそれ ぞれの歴史と伝統を 尊重し合い、

「~善光寺平に結ばれる~人と地域がきらめくまち“ながの”」を目指して、 一層の発展を図るため、合併することで合意した。

本協定書は、合併協議の中で確認されたこれら諸事項の円滑な推進を目的 に、ここに締結するものである。

(3)

1 合併の方式

上水内郡信州新町及び同郡中条村を廃し、その区域を長野市に編入する編 入合併とする。

2 合併の期日

合併の期日は、平成22年1月1日とする。

3 市の名称

市の名称は、「長野市」とする。

4 市の事務所の位置

市の事務所の位置は、長野市大字鶴賀字苗間平1613番地とする。

5 財産の取扱い

信州新町及び中条村の財産(権利及び義務を含む。)は、すべて長野市に引 き継ぐ。

6 地域審議会等の取扱い

市町村の合併の特例等に関する法律(平成16年法律第59号)の規定に 基づく地域審議会、地域自治区及び合併特例区は、いずれも設置しないもの とする。

7 議会の議員の定数及び任期の取扱い

議会の議員の定数及び任期については、市町村の合併の特例等に関する法 律(平成16年法律第59号)第8条第2項及び第3項の規定を適用し、長 野市議会議員の残任期間に相当する期間に限り、長野市議会議員の定数を増 加し、信州新町の区域を区域とする定数1人の選挙区及び中条村の区域を区 域とする定数1人の選挙区を設け、増員選挙を行う。

(4)

8 農業委員会の委員の定数及び任期の取扱い

(1) 信州新町及び中条村の農業委員会は、長野市農業委員会に統合する。 (2) 信州新町及び中条村の農業委員会の選挙による委員については、市町村

の合併の特例等に関する法律(平成16年法律第59号)第11条第1項 及び同項第2号の規定を適用し、信州新町については2人、中条村につい ては1人の委員が、長野市農業委員会の委員の残任期間、長野市農業委員 会の委員として引き続き在任する。

この場合、在任する委員は、それぞれの農業委員会の委員の互選により、 選出する。

(3) 合併後、最初に行われる一般選挙における選挙による農業委員会の委員 の定数は40人以内とし、選挙区及び選挙区ごとの定数は、合併後に定め る。

9 地方税の取扱い

長野市の制度に統一する。 ただし、

(1) 法人市民税法人税割については、合併前の長野市の区域内に事務所又 は事業所を有する法人等を除き、平成23年度まで現行のとおりとする。 (2) 事業所税について、合併前の信州新町及び中条村の区域にある事業所

に対しては、平成26年度まで現行のとおりとする。

(3) 中条村の精神障害者に対する軽自動車税の減免のうち、精神障害者保 健福祉手帳の2級及び3級を交付された者に対する減免については、平 成21年度は現行のとおりとする。

(4) 合併前に中条村の工場等の新・増設に関して、法人村民税及び固定資 産税に対する減免を行っているものについては、現行のとおりとする。 (5) 合併前に信州新町の工場の新・増設に関して、固定資産税の減免及び

課税免除を行っているものについては、現行のとおりとする。 (6) 納期について、平成21年度は現行のとおりとする。

10 一般職の職員の身分の取扱い

信州新町及び中条村の一般職の職員は、すべて長野市の職員として引き継 ぐ。

なお、職員の任命、給与その他の身分の取扱いについては、長野市の職員 と不均衡が生じないよう公正に取り扱う。

(5)

11 条例、規則等の取扱い

長野市の条例、規則等を適用する。

ただし、各種行政制度・事務事業の調整内容を踏まえ、条例、規則等の新 規制定、一部改正等を行う。

12 事務組織及び機構の取扱い

(1) 信州新町役場及び中条村役場は支所とし、課制を廃止しスタッフ制とす る。

(2) 合併時の支所の組織については、住民サービスに急激な変化を来すこと のないよう配慮して、段階的に再編見直しを行う。

(3) 信州新町及び中条村に置かれている附属機関等については、長野市の同 種の附属機関等に統合するものとし、合併後の委員構成については、必要 に応じ適切な措置を講ずる。

(4) 信州新町及び中条村の地域性から独自に設置されている附属機関等につ いては、調整協議の内容を踏まえ、所要の措置を講ずる。

13 一部事務組合等の取扱い

(1) 長野市と信州新町又は中条村が加入している一部事務組合等については、 長野市として引き続き加入する。

(2) 信州新町又は中条村が加入している一部事務組合等については、合併の 前日をもって脱退する。

(3) 長野市と信州新町で構成している犀峡衛生施設組合は、合併の前日をも って解散し、犀峡衛生施設組合の財産を長野市に引き継ぐ。

(4) 中条村が加入している西部衛生施設組合について、中条村は合併の前日 をもって当該団体から脱退する。また、長野市としては加入しないことと する。

(5) 長野市と中条村で構成している長野市戸隠祖山林野組合は、合併の前日 をもって解散し、長野市戸隠祖山林野組合の財産を長野市に引き継ぐ。 (6) 信州新町土地開発公社については、合併の前日までに解散する。

14 使用料、手数料等の取扱い

使用料、手数料等については、従来からの経緯に配慮するとともに、合併 後の一体性の確保、負担公平性の原則に立ち、次のとおりとする。

(6)

(1) 使用料について、

長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町及び中条村の公共施設使用料については、原則として 現行のとおりとし、次のとおり取り扱う。

ア 行政財産の目的外使用料について、平成21年度は現行のとおりと し、平成22年度から長野市の制度に統一する。

イ 中条村の農業者トレーニング、ふるさとセンター(農業振興施設分) 使用料は有料とし、営利を目的として使用する場合の使用料及び減免 は、長野市の制度に統一する。

ウ 信州新町のふれあい公園屋内ゲートボール場使用料は、無料とする。 エ 中条村のやきもち家入浴料のうち、年齢6歳以上12歳未満の者の

料金は、減額する。

オ 信州新町の信州新町美術館、有島生馬記念館及び信州新町化石博物 館の3館の入館料は、一般、高校生、小・中学生の3区分とし、現行 の料金を基本に、展示施設及びミュゼ蔵の使用料とともに、新たに料 金を設定する。

カ 信州新町町民体育館競技場(アリーナ)、中条村農業者トレーニング、 ふるさとセンター(社会体育施設分)及び運動場の使用料は無料とし、 市民以外の利用者が使用する場合の使用料は、有料とする。

キ 信州新町について、町民体育館の会議室・研修室及びトレーニング ルームの使用料、施設光熱費及び町民グランドの照明使用料は、新た に料金を設定する。

ク 信州新町及び中条村のマレットゴルフ場使用料は無料とし、信州新 町及び中条村のマレットゴルフ用器具使用料は長野市の制度に統一す る。

ケ 信州新町の町民プール使用料及び町民テニスコート使用料は、長野 市の制度に統一する。

なお、町民プールを学校教育活動に使用する場合は、全額減免とす る。

(2) 手数料について、

原則として長野市の制度に統一する。

ただし、中条村の往診自動車手数料は、現行のとおりとする。

15 公共的団体等の取扱い

公共的団体等は、合併後の長野市の速やかな一体性を確保するため、それ

(7)

ぞれの経緯、実情等を尊重しながら、次のとおり調整する。

(1) 長野市と信州新町又は中条村に共通している団体は、合併時に統合する よう調整に努める。

ただし、統合に時間を要する団体は、将来統合するよう調整に努める。 (2) 長野市、信州新町及び中条村独自の団体は、原則として現行のとおりと

する。

(3) 長野市都市内分権の推進に伴い平成21年度をもって廃止する団体の活 動について、平成22年度以降は、地区の実情に応じて住民自治協議会が 主体となって取り組めるよう調整する。

16 補助金・交付金等の取扱い

各種団体への補助金等は、従来からの経緯、実情等に配慮し、次のとおり 調整する。

(1) 長野市と信州新町又は中条村で同一又は同種の補助金等については、で きるだけ早い時期に関係団体の理解と協力を得て、統合する。

(2) 長野市、信州新町及び中条村独自の補助金等については、合併後の市域 内の均衡を失しないよう調整する。

17 町名・字名の取扱い

信州新町及び中条村の町名・字名については、信州新町及び中条村の意向 を尊重し、次のとおりとする。

(1) 信州新町については、「信州新町水内」、「信州新町上条」、「信州新町新町」、

「信州新町里穂刈」、「信州新町山上条」、「信州新町越道」、「信州新町山穂 刈」、「信州新町日原東」、「信州新町日原西」、「信州新町左右」、「信州新町 信級」、「信州新町竹房」、「信州新町下市場」、「信州新町牧野島」、「信州新 町牧田中」、「信州新町中牧」及び「信州新町弘崎」とする。

(2) 中条村については、「中条日高」、「中条日下野」、「中条」、「中条御山里」 及び「中条住良木」とする。

18 慣行の取扱い

(1) 市章、市の歌、市民憲章、各種宣言、市の木、市の花及び市制記念日等 については、長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町の歌及び植物・動物並びに中条村の歌及び木・花につ

(8)

いては、それぞれの地域の愛唱歌及び木・花等とする。

(2) 信州新町及び中条村のシンボルマーク等は、各地域の団体が承継、管理 するものとし、地域振興に資するため使用することとする。

19 国民健康保険事業の取扱い 長野市の制度に統一する。 ただし、

(1) 保険料(税)賦課について、平成21年度は現行のとおりとし、信州新 町及び中条村については、平成23年度まで不均一賦課を実施する。

なお、賦課方式については、平成22年度から保険料による3方式(所 得割、均等割、平等割)とする。

(2) 保険料(税)の納期について、平成21年度は現行のとおりとする。

20 介護保険事業の取扱い 長野市の制度に統一する。

ただし、第1号被保険者保険料賦課及び納期について、平成21年度は現 行のとおりとする。

21 消防団の取扱い

(1) 信州新町及び中条村の消防団を長野市消防団に統合する。

(2) 信州新町及び中条村の消防団長については、長野市消防団副団長とする。 (3) 団員の定員については、長野市の分団との均衡を失しないよう調整する。 (4) 分団数については、現行のとおりとする。

(5) 消防団の出動区域、団員の階級、任用資格、定年、報酬及び手当等につ いては、長野市の制度に統一する。

(6) 消防出初式については、長野市の制度に統一する。

22 各種事務事業の取扱い

22-1 行政連絡、住民活動関係事業の取扱い

(1) 信州新町及び中条村のそれぞれの地域に、行政連絡区を組織する。行政 連絡区の区域については、地域の実情を尊重する。

(2) 平成21年度に限り、行政連絡区ごとに長野市区長設置規則に基づく区

(9)

長を置き、信州新町及び中条村をそれぞれ単位とする地区区長会を組織し、 長野市の地区区長会と同一の組織として位置付ける。

(3) 信州新町及び中条村の区長会等への補助金、交付金及び報酬については、 平成21年度は現行のとおりとし、長野市の区長会運営費交付金、地区区 長会活動費交付金及び行政連絡事務費交付金は交付しない。

(4) 信州新町及び中条村のそれぞれの地域に、平成21年度中に住民自治協 議会を設置することとし、長野市都市内分権の推進に伴い一元化する団体 の取扱い及び補助金・交付金については、長野市の制度を適用する。 (5) 信州新町及び中条村の職員地域支援制度については廃止し、長野市の地

区活動支援担当制度及び職員地区サポートチーム制度を適用する。 (6) 防犯灯設置事業等補助金については、長野市の制度に統一する。 (7) 市民事故見舞金については、長野市の制度を適用する。

22-2 姉妹都市等の国際・国内交流事業の取扱い 長野市の制度に統一する。

ただし、

(1) 信州新町の国内姉妹都市提携は廃止する。

ただし、 信州新町が国内姉妹都市と教育、文化、産業などの情報交換、 人や物産の交流を行う場合には、地区又は地区内諸団体の交流とする。 (2) 信州新町のモンゴル親善協会を通じた交流については、協会独自の活

動とする。

(3) 信州新町の国内姉妹都市との小学生交流事業は廃止する。 (4) 信州新町の有島生馬記念館の姉妹館締結は長野市に引き継ぐ。

22-3 窓口業務の取扱い

(1) 戸籍・住民基本台帳事務、葬祭事務等の窓口業務については、長野市の 制度に統一する。

ただし、信州新町及び中条村の閉庁時における戸籍関係の届書受付及び 火葬許可事務等については、合併後の支所において、それぞれ実施するも のとする。

なお、合併後5年以内に閉庁時の受付業務の見直しを行う。

(2) 信州新町の町民連絡室及び毎週月曜日の勤務時間外にわたる窓口延長業 務は、廃止する。

(10)

22-4 防災・消防関係事業の取扱い 長野市の制度に統一する。 ただし、

(1) 信州新町の犀川警戒配備基準については、合併後の組織・機構に合わ せ、合併時までに修正する。

(2) 地域防災計画、水防計画及び国民保護計画については、合併後に計画 の見直しを行う。

(3) 防災行政無線システムについては、現行のとおりとし、早期に新シス テムに統合する。

(4) 信州新町の災害時における応急対策資機材提供に関する協定は、長野 市に引き継ぐ。

(5) 信州新町及び中条村の地域独自の防災訓練も継続して実施していく。 (6) 消防団の装備については、現行のとおりとする。

22-5 広報広聴関係事業の取扱い 長野市の制度に統一する。

ただし、長野行政評価事務所が実施する行政相談については、現行のとお りとするが、相談会場開設回数は年4回から6回とする。

22-6 交通関係事業の取扱い

(1) 各種交通安全対策事業については、長野市の制度に統一する。 (2) 町村営バス事業については、原則として現行のとおり実施する。

ただし、

ア 信州新町の福祉バスについては、すべての住民を対象とする。 イ 料金については、長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町及び中条村の通園によるバス利用園児の月額料金 については、平成21年度は無料とし、平成23年度まで長野市の当 該利用料金の2分の1とする。

ウ 合併後に市営バス事業の見直しに合わせて再編する。

(3) 信州新町及び中条村は、合併の前日をもって北信地域町村交通災害共済 事務組合から脱退する。

ただし、合併前に北信地域町村交通災害共済に加入している者のうち、 見舞金の対象となる者については、見舞金対象期間は現行のとおりとする。

(11)

22-7 消費者、勤労者対策関係事業の取扱い 長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町の中小企業退職金共済掛金補助金制度の認定を受けた者 については、信州新町の認定どおりとする。

22-8 男女共同参画事業の取扱い 長野市の制度に統一する。

22-9 高齢者福祉事業の取扱い

(1) 高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画については、合併後に計画変更 を行う。

(2) 高齢者福祉事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 緊急通報システム設置事業については、現行のとおりとする。 ただし、信州新町及び中条村の費用負担については、長野市の制度 に統一する。

イ 信州新町の屋根雪下ろし補助金については、平成21年度をもって 廃止する。

ウ 中条村の高齢者等外出支援サービス事業については、現行のとおり とする。

ただし、合併後、地域福祉を担う団体の実施体制が整った段階で、 長野市社会福祉協議会が実施する福祉移送サービスへ移行するよう調 整する。

(3) 中条村の高齢者生活福祉センター運営事業については、現行のとおりと し、対象者、料金等については長野市の制度に統一する。

22-10 障害者福祉事業の取扱い 長野市の制度に統一する。 ただし、

(1) 障害者行動計画(障害者計画・障害者福祉計画)については、合併後 に新たな計画を策定する。また、障害福祉計画については、合併後に計 画変更を行う。

(2) ひとり暮らし重度身体障害者緊急通報システム設置事業について、信

(12)

州新町は高齢者対象の緊急通報システム設置事業を適用し、中条村は現 行のとおりとする。

ただし、信州新町及び中条村の費用負担及び新規設置に係る対象者に ついては、長野市の制度に統一する。

(3) 中条村の障害者移送サービス事業のうち、移送サービスは廃止し、有 償運送サービスは現行のとおりとする。

ただし、中条村の有償運送サービスは、合併後、地域福祉を担う団体 の運行体制が整った段階で、長野市社会福祉協議会が実施する福祉移送 サービスへ移行するよう調整する。

(4) 信州新町及び中条村の地域活動支援センター事業については、現行の とおりとする。

ただし、利用者については、長野市の制度に統一する。

(5) 信州新町の地域共生型生活ホーム設置及び管理、精神障害者社会復帰 施設管理運営については、合併までに調整する。

22-11 児童福祉事業の取扱い

(1) 次世代育成支援行動計画については、長野市の制度に統一する。 (2) 児童福祉関係事業については、長野市の制度に統一する。

(3) 保育事業について、

ア 信州新町及び中条村の公立保育所は、長野市の公立保育所として引 き継ぐ。

イ 中条村の認定こども園は、長野市の認定こども園として引き継ぐ。 ウ 各種保育所運営事業については、平成21年度は現行のとおりとし、

平成22年度から長野市の制度に統一する。 エ 保育料については、長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町については、平成21年度は現行のとおりとし、 平成22年度は経過措置を講ずる。

オ 中条村の認定こども園の幼稚園機能保育料については、現行のとお りとする。

ただし、中条村の土曜日、春夏冬休み及び振替休業日等の預かり保 育料は、平成22年度から長野市一時保育保護者費用負担を適用する。 カ 児童が通園に利用するバスについては、現行のとおりとし、通園バ

スの利用料金については、長野市の制度に統一する。 ただし、

(ア) 信州新町の通園バスの利用月額料金については、平成21年度

(13)

は無料とし、平成23年度まで長野市の当該利用料金の2分の1 とする。

(イ) 信州新町の保育活動における行事などに伴う臨時運行について は、長野市の制度に統一する。

22-12 その他福祉事業の取扱い

(1) 地域福祉計画については、長野市の制度に統一する。

なお、合併後、各地区において「地区地域福祉活動計画」の策定を行う。 (2) 民生・児童委員の委員構成については、現行のとおりとし、合併後の改

選時に調整する。

また、民生・児童委員活動費については、長野市の制度に統一し、信州 新町及び中条村の福祉委員制度は廃止する。

(3) 生活保護関係事業については、長野市の制度に統一する。 (4) 福祉医療費給付事業については、長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町及び中条村で合併前に受診した福祉医療費給付金の支 給については、現行のとおりとする。

(5) 信州新町授産センター及び中条村社会就労センターについては現行のと おりとする。

ただし、信州新町授産センター及び中条村社会就労センターの対象者、 施設使用料、利用者への支援等については、長野市の制度に統一する。

なお、信州新町授産センターの施設使用料は、平成23年度まで経過措 置を講ずる。

(6) その他福祉事業については、長野市の制度に統一する。

22-13 人権同和対策関係事業の取扱い 長野市の制度に統一する。

ただし、

(1) 信州新町の部落解放・人権擁護町民大会及び中条村のくらしを考える つどいについては、地区集会として開催する。

(2) 信州新町及び中条村の人権同和教育集会所については、廃止する。

22-14 保健衛生事業の取扱い

(1) 診療所については、現行のとおりとする。

(14)

ただし、中条村の国民健康保険直営診療所医師用住宅の家賃、費用負担 等については、長野市の制度に統一する。

(2) 母子保健事業、成人保健事業、健康増進事業、難病精神保健事業及び結 核・感染症対策事業については、長野市の制度に統一する。

(3) 生活衛生関係事業については、長野市の制度に統一する。

ただし、食品、薬事、生活衛生営業等に係る許可等については、長野県 知事又は長野県長野保健所長名で行われ、合併時点で有効な許可等は長野 市に承継する。

22-15 環境衛生事業の取扱い

(1) 環境基本計画については、長野市の制度に統一する。 (2) 環境保全事業については、長野市の制度に統一する。

ただし、

ア 環境美化指導員等については、平成21年度は現行のとおりとする。 イ 信州新町及び中条村の水質測定の測定地点については、現行のとお

りとする。

(3) 斎場・葬祭事業については、次のとおりとする。

ア 犀峡衛生施設組合火葬場については、長野市斎場として取り扱うこ ととし、その使用料は、長野市斎場の使用料に統一する。

イ 西部衛生施設組合火葬場等については、一部事務組合の構成団体の 協議により、合併までに調整する。

なお、合併後の長野市に引き継がないこととして調整する。 ウ 信州新町及び中条村は、長野市斎場を使用できるものとする。 エ 霊柩車・祭壇・葬祭具の取扱いについては、長野市の制度に統一す

る。

ただし、犀峡衛生施設組合の霊柩車及び葬祭具の取扱いについては、 長野市が引き継ぎ、葬祭具の取扱い場所は現行のとおりとし、信州新 町独自の葬祭具については、長野市の葬祭具に追加する。

(4) ごみ・し尿処理関係事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 信州新町及び中条村の可燃ごみの収集回数及び家庭ごみ収集ステー ションについては、現行のとおりとする。

イ 既に一般廃棄物処理業の許可を有する者は、次回更新時まで長野市、 信州新町及び中条村のそれぞれの区域のみ有効とする。

ウ 既に長野県の産業廃棄物処理業及び産業廃棄物処理施設設置の許可

(15)

を有している者が、信州新町及び中条村で産業廃棄物処理業等を行う 場合には、次回更新時まで長野市の許可を有しているとみなす。 エ 既に長野県の使用済自動車の解体業・破砕業の許可、引取業・フロ

ン回収業の登録を有している者が、信州新町及び中条村で使用済自動 車の解体業、破砕業、引取業、フロン回収業を行う場合には、次回更 新時まで長野市の許可・登録を有しているとみなす。

オ 信州新町のし尿収集体制については、許可制として長野市の制度に 統一し、中条村のし尿収集体制、信州新町及び中条村の浄化槽汚泥収 集体制については、現行のとおりとする。

カ 犀峡衛生センターについては、長野市のし尿処理施設として取り扱 う。

キ 西部衛生施設組合し尿処理場については、一部事務組合の構成団体 の協議により、合併までに調整する。

ク 信州新町及び中条村のし尿処理(収集)手数料及び浄化槽汚泥(収 集)手数料については、現行のとおりとする。

22-16 農林業関係事業の取扱い

(1) 農業振興地域整備計画は、現行のとおりとし、長野市の計画見直し時に 改定する。

(2) 中条村の農村振興基本計画は、現在着手済みの事業の終了をもって廃止 する。

(3) 農業関係事業については、原則として長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町及び中条村の従来からの経緯及び地域特性等に配慮し、 次のとおり調整する。

ア 信州新町の農業技術者連絡協議会については、現行のとおりとする。 イ 合併前に、信州新町の新規就農者及び認定農業者支援事業で農地賃

借料の補助を受けている者について、補助期間は現行のとおりとする。 ウ 中条村の帰農塾については、現行のとおりとする。

エ 信州新町及び中条村の農産物加工施設については、長野市として実 施していくものとするが、中条村の農業者トレーニング、ふるさとセ ンターの体育館は体育施設として管理する。

オ 信州新町及び中条村の農業制度資金利子補給事業で利子補給を受け ている者について、返済期間中は現行のとおりとする。

カ 信州新町のめん羊振興事業については、現行のとおりとし、めん羊 防疫事業、繁殖用素めん羊導入事業、サフォーク肉価格安定対策事業

(16)

及び種雄生産奨励事業については、合併後3年以内に見直しを行う。 キ 信州新町の地域特産品販路開拓推進事業については、長野市農業公 社が行う地域ブランド事業(ブランド名「ながのいのち」)で対応する。 ク 信州新町及び中条村の小中学生農家民泊誘致受入について、主催は

農業者団体等によるものとする。

ケ 信州新町及び中条村の農道について、農道台帳が整備され、農道認 定したものは、長野市の農道として引き継ぐ。

コ 土地改良施設維持適正化事業負担金について、現在着手している事 業の負担割合は現行のとおりとする。

サ 信州新町及び中条村の標準小作料については、現行のとおりとする。 (4) 市町村森林整備計画については、現行のとおりとし、長野市の計画見直

し時に改定する。

(5) 林業関係事業については、長野市の制度に統一する。

ただし、分収造林契約、県行造林契約及び公社・公団等造林契約に関す る事務並びに県有造林事業は、現行のとおりとする。

(6) 信州新町及び中条村の長野地方猟友会の各支部は現行のとおりとし、猟 友会(長野市)連絡協議会に加入する。

22-17 商工・観光関係事業の取扱い

(1) 商工・観光関係事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 信州新町の商工業振興対策事業のうち、新規技術開発促進事業、事 業所設置事業及び環境整備事業の認定を合併前に受けた者については、 信州新町の認定どおりとする。

イ 商工会議所・商工会運営費補助金については、現行のとおりとする。 ウ 信州新町の中小企業振興資金貸付金斡旋事業により、合併前に融資、

利子補給及び保証料補給金を受けた者について、返済期間中は現行の とおりとする。

エ 信州新町の中小企業景気対策助成事業及び中小企業振興資金特例事 業については廃止する。

オ 登山道整備事業については、現行のとおりとする。

(2) 観光行事・イベントについては、信州新町及び中条村の意向を尊重しな がら調整する。

ただし、主催は実行委員会組織によるものとし、補助・負担金について は、合併後の市域内の均衡を失しないよう調整する。

(17)

(3) 観光協会については、現行のとおりとし、観光キャンペーン・宣伝情報 提供等一本化できる事業については、(財)ながの観光コンベンションビュ ーローで実施していく。

22-18 その他産業振興事業の取扱い 長野市の制度に統一する。

22-19 建設・都市整備関係事業の取扱い (1) 建設事業について、

ア 地籍調査事業は、長野市の制度に統一するものとし、信州新町及び 中条村の計画に位置付けられた未着手の事業については、合併後に長 野市の実施計画を見直し、計画的に実施する。

イ 既存の町道・村道は、長野市道として引き継ぎ、市道の認定基準に ついては、長野市の制度に統一する。

ウ 建設関係事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

(ア) 道路新設改良事業における用地補償について、信州新町及び中 条村が合併前から継続している事業は、それぞれの基準により行 う。

(イ) 信州新町及び中条村の除雪路線及び凍結防止剤散布路線につい ては、現行のとおりとする。

(ウ) 信州新町の国道19号歩道設置事業(国直轄事業)及び犀川の 恒久治水対策については、現行のとおりとする。

(2) 都市整備事業について、

都市整備関係事業については、長野市の制度に統一することとし、長野 県屋外広告物条例に定められた規制地域は、承継する。

22-20 公営住宅等の取扱い 長野市の制度に統一する。

ただし、若者向住宅、厚生住宅及び特定公共賃貸住宅の家賃については、 現行のとおりとする。

(18)

22-21 学校教育関係事業の取扱い

(1) 通学区域については、現行のとおりとし、通学区外通学及び区域外就学 については、長野市の制度に統一する。

(2) 学校給食については、現行のとおりとする。

ただし、中条村の牛乳代替飲料差額の取扱いについては、信州新町の制 度に統一し、有料とする。

(3) その他の学校教育事業については、原則として長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 信州新町のスクールバスについては、現行のとおりとする。また、 中条村の地域交流バス(スクールバス)については、市営バスとして、 現行のとおり運行する。

ただし、

(ア) 信州新町のスクールバス及び中条村の地域交流バス(スクール バス)の特別活動及び部活動のための臨時運行については、平成 21年度をもって廃止する。

(イ) 中条村の夏休みのプール利用時の地域交流バス(スクールバス) の臨時運行については平成21年度をもって廃止し、代替策を講 ずる。

イ 児童生徒遠距離通学費助成金について、信州新町及び中条村の助成 対象及び助成割合については、長野市の学校との均衡を図る中で、町 村の事情に配慮しながら対応する。

ウ 中条村の奨学資金貸付事業について、合併時に受給している者は、 現行のとおりとする。

エ 信州新町の犀峡高校を発展させる会補助金及び中条村の中条高校を 育てる懇話会補助金については、経過措置を設けたうえで、平成23 年度をもって廃止する。

オ 信州新町の犀峡高校の教育充実のための補助金については、廃止す る。

カ 信州新町の犀峡高校生通学タクシー運行委託については、平成22 年度まで現行のとおりとする。

22-22 社会教育関係事業の取扱い

(1) 公民館関係事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 信州新町公民館及び中条村公民館は長野市立公民館の本館に位置付

(19)

ける。

イ 信州新町及び中条村の分館については、長野市の地域公民館に位置 付け、地域公民館に対する補助については、平成21年度は現行のと おりとする。

ウ 公民館事業については、地域の実情を尊重し、現行のとおりとする。 ただし、個々の事業については、合併後精査し調整する。

(2) 図書館事業については、長野市の制度に統一することとし、信州新町及 び中条村の公民館の図書室については、長野市立南部図書館分室に位置付 ける。

(3) 青少年健全育成事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 信州新町青少年育成町民会議及び中条村青少年健全育成連絡協議会 については、平成21年度は現行のとおりとする。

イ 信州新町青少年育成町民大会については、地区行事として行う。 (4) 放課後子どもプラン推進事業については、長野市の制度に統一する。

ただし、平成21年度は現行のとおりとする。

(5) 学校支援地域本部事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 実行委員会については、平成21年度は現行のとおりとする。 イ 地域本部については、現行のとおりとする。

(6) 社会体育事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア スポーツ教室、スポーツ行事・大会等について、各町村が現在主催 しているもので公民館等地区の行事として実施できるものは、各地区 で運営実施する。

イ 信州新町及び中条村の体育指導委員数については、合併後の市域内 の均衡を失しないよう調整する。

ウ 信州新町及び中条村のスポーツ用具の貸出については、現行のとお りとする。

22-23 文化芸術振興事業の取扱い

(1) 文化芸術振興事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 信州新町文化祭及び中条村文化芸能の集いについては、地区の行事 として行う。

(20)

イ 中条村の芸術文化振興事業助成は、平成21年度は現行のとおりと する。

(2) 信州新町及び中条村の指定文化財については、合併までにそれぞれの町 村において、長野市の指定基準により再審議し、長野市はその結果を十分 尊重する。

(3) 信州新町の信州新町美術館、有島生馬記念館、信州新町化石博物館及び ミュゼ蔵については、現行のとおりとし、博物館分館に位置付ける。

ただし、信州新町の信州新町美術館、有島生馬記念館及び信州新町化石 博物館の開館時間については、長野市の制度に統一する。

(4) 信州新町及び中条村の郷土資料館等については、現行のとおりとし、博 物館の附属施設に位置付ける。

ただし、信州新町郷土資料館については、収蔵庫として利用する。

22-24 上下水道事業の取扱い

(1) 水道料金、水道料金・下水道使用料の減免、加入金及び配水負担金につ いては、長野市の制度に統一する。

(2) 信州新町の農業集落排水処理施設使用料、信州新町及び中条村の特定環 境保全公共下水道使用料及び合併処理浄化槽使用料は、長野市の制度に統 一し、長野市の下水道使用料を適用する。

(3) 信州新町及び中条村の民営小規模水道改良事業補助金は、平成24年度 をもって廃止する。

(4) 中条村の民営簡易給水施設水質検査は、廃止する。

(5) 信州新町の農業集落排水事業受益者分担金は、長野市の制度に統一する。 ただし、分担金単価は現行のとおりとする。

(6) 信州新町及び中条村の特定環境保全公共下水道事業受益者分担金は、長 野市の制度に統一する。

ただし、分担金単価は現行のとおりとする。

(7) 浄化槽市町村整備推進事業については、長野市の制度に統一する。 (8) 排水設備設置資金の融資あっせん、排水設備設置資金利子補給金、宅地

内排水ポンプ設備設置補助金及び水洗化促進組合補助金は、長野市の制度 を適用する。

(9) 信州新町及び中条村の指定給水装置工事事業者については、長野市の指 定給水装置工事事業者として指定する。

(10)信州新町及び中条村の排水設備指定工事店については、長野市の指定基 準に照らし、長野市の指定工事店とする。

(21)

22-25 その他事業の取扱い

(1) 表彰の取扱いについては、長野市の制度に統一する。

ただし、合併に伴う身分の異動を生じないものについては、長野市の表 彰対象とする。

(2) 公告掲示場は、信州新町及び中条村それぞれ1か所とする。

(3) 長野市ながのまちづくり活動支援事業は、信州新町及び中条村に適用し、 信州新町の地域づくり事業及び地域資源活用サポート事業並びに中条村の 地域づくり事業については、平成21年度をもって廃止する。

(4) 信州新町の有線テレビ運営事業については、長野市の制度に統一する。 ただし、

ア 信州新町のアナログ放送の内容(自主制作放送番組を除く。)は、現 行のとおりとする。

イ 信州新町の加入負担金・受信料は現行のとおりとし、受信料の高齢 者減免は、現行のとおり経過措置を設けて廃止する。

ウ 信州新町農村情報連絡施設運営審議会については、情報通信施設管 理運営協議会と改名し、委員は次期改選まで現行のとおりとする。 (5) 信州新町の有線音声告知放送については、現行のとおりとする。 (6) 中条村の有線放送事業については、現行のとおりとする。

ただし、機器更新した場合の使用料等は、長野市の使用料等と均衡を失 しないよう調整する。

(7) 総合計画及び国土利用計画については、長野市総合計画を適用する。 (8) 審議会等の設置及び運営等に関する指針、行政評価及び指定管理者制度

については、長野市の制度に統一する。

(9) 工事等の入札・契約制度及び支払事務については、長野市の制度に統一 する。

(10)指定金融機関、指定代理金融機関及び収納代理金融機関については、長 野市の指定のとおりとする。

(11)庁用バスの配車及び運行については、長野市の制度に統一する。

ただし、信州新町及び中条村の庁用バスの使用については、平成23年 度まで、公共の福祉の必要性が高い場合に限り使用を認めることとする。 (12)選挙関係事務については、長野市の制度に統一する。

ただし、投票区投票所については、平成22年まで現行のとおりとする。

(22)

23 合併市町村基本計画

合併市町村基本計画については、別添「長野市・信州新町・中条村合併基 本計画」のとおりとする。

(23)

参照

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