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平成28年度第4回こども部会議事録(平成29年1月13日)

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平成28年度第4回浦安市自立支援協議会こども部会 議事録

○「障がい」の表記について

法律名、団体名等固有の名称を除き「障害」は「障がい」と、「害」を「がい」とひらがな表記します。

(例)障がい者福祉センター、身体障がい者福祉センター など

○委員名の表記等について

障がい当事者あるいはそのご家族である委員のプライバシーの保護の観点から、また、委員は団体等を 代表としてご参加いただいていることから、発言者の名称には、団体名等を掲載します。

また、個人情報に係るご発言等は、議事録への掲載をいたしません。

1.開催日時 平成29年1月13日(金) 午後1時30分~3時30分

2.開催場所 健康センター 第1会議室

3.出席団体名

教育研究センター(リーダー)、NPO法人発達わんぱく会(サブリーダー)、浦安手をつなぐ親の会、 浦安市自閉症協会、千葉発達障害児・者親の会コスモ浦安グループ、

浦安市肢体不自由児親の会どっこらしょ、一般社団法人こども未来共生会、NPO法人カプア、

NPO法人タオ、NPO法人千楽、社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも、有限会社和ケアセンター、 千葉県立市川特別支援学校、千葉県立船橋夏見特別支援学校、浦安市立小学校長会、浦安市立中学校長会、 こども発達センター、こども課、子育てケアマネジャー

4.議題

(1)「障がい福祉に関するアンケート」結果の中間報告について (2)サポートファイルの活用について

(3)障がい児の見守り体制について

(4)平成29年度及び30年度こども部会の方向性について (5)その他

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事務局:ただいまより、平成28年度第4回浦安市自立支援協議会こども部会を開催します。 本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。

会議を開催する前に、会議の次第について確認させていただきたい事項がございます。

自立支援協議会及び部会は、会議を公開し、議事録もホームページで公開いたします。特に個人情 報にかかわる発言等につきましては、十分なご配慮をお願いいたします。氏名等を出さなくても、内 容により個人を特定できる場合がありますので、ご本人の承諾がない場合は、特定の事例などに関す るご発言はお控えいただきますようお願いいたします。

なお、議事録には発言者が所属する団体名を記載いたしますので、ご了承のほど、よろしくお願い いたします。

また、ご発言の際にお願いしたいことがございます。議事の記録及び会議を円滑に進めるためにも、 ご発言の際は、挙手いただき、リーダーの「○○委員、お願いします」の発言の後に団体名と氏名を 述べていただき、その後、発言をお願いいたします。では、今後の進行につきましては、リーダーに お願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

リーダー:それでは、皆さん、こんにちは。今年もよろしくお願いいたします。

年も明けまして、1月6日には幼稚園や認定こども園、市内の小学校、中学校は始業式が行われま した。10日からは給食も始まりましたので、もう平常になっていると思います。この後、きっとイン フルエンザとかノロウイルスとかが心配なんですけど、この前の会議の中で、インフルエンザの予防 ということで、手洗い、うがいという話が出たのですが、インフルエンザのウイルスは、うがいより も、手洗いとマスクの着用が大変効果的だというような話が出ましたので、これから気をつけていっ ていただきたいなと思っているところです。

本日、このこども部会は、28年度の最後で、2年間の任期が切れて、また来年度から新しくという 形になっています。

本日の議題としては5つございまして、1つは、「障がい福祉に関するアンケート」結果の中間報 告について、2つ目が、サポートファイルの活用について、3つ目が、障がい児の見守り体制につい て、そして4つ目が、いま申しました、平成29年度及び30年度こども部会の方向性について、そして 5番目が、その他となっています。5つありますが、時間内に終われるように努めていきたいと思い ますので、ご協力よろしくお願いいたします。

それでは、まず議題の1、「障がい福祉に関するアンケート」結果の中間報告について、事務局より 説明をお願いします。

事務局:私のほうからは、議題1の「障がい福祉に関するアンケート」結果の中間報告についてご説明いた します。

はじめに訂正なのですが、本日、障がい福祉に関するアンケート結果の中間報告について、資料と して統一資料でお出しする予定だったんですけど、委託事業者からの中間報告に少し誤りがあり修正 が入りまして、本日、資料が間に合いませんでした。申しわけございません。今回は、この議題1資 料、調査の概要、あと回収状況のみとさせていただきたいと思います。ご了承ください。

簡単に調査の概要だけご説明させていただきます。こちらのほうは、この自立支援協会、あとは各 部会でもたくさんご意見をいただきました、障がい福祉に関するアンケート調査ということで、浦安 市障害者福祉計画の平成30年度から32年度の策定に当たりまして、障がいのある方の福祉に関する施 策の推進や自立と地域生活の支援を計画的に実施するための基礎資料としまして、障がいのある方の 生活の状況やご意見、お考えを伺うことを目的に調査を実施したものです。

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調査対象は、浦安市に住民票のある身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ち の方、また、難病等の診断を受けている方、その他福祉サービスを利用している方を対象に発送しま した。

調査期間は、平成28年10月1日から28年10月28日までの1カ月間。郵送により行いました。当事者 の方で、どうやって書いたらいいかわからないという方もたくさんいらっしゃいましたので、そうい った方は障がい事業課のほうにお越しいただき、職員のほうで一緒に読み上げながら書くという方法 もとりまして、回収を行いました。

5番の回収状況ですが、表のとおり、合計の配布部数が5,163通、回収数が2,459通、回収率は47.6% となっております。こちらの調査結果、中間報告をお出しできなかったんですが、最終的な障がい福 祉に関するアンケート調査の結果報告書というものを3月末までに委託事業者より納品がある予定 になっておりますので、委員の皆様には4月初旬にはご郵送でお渡しできるようになるかと思います ので、そちらでご確認をいただければと思います。私のほうからは以上です。

リーダー:ありがとうございます。今、A41枚の資料の説明があったのですが、中間報告の中身について は、今説明があったとおり、まだ手元に届いていないということで、例えば5番の回収状況の配布数、 回収数、回収率などが出ていますけれども、この資料の中で何かご質問等があればお受けしたいと思 いますが、いかがでしょうか。

リーダー:では、これはもうこの期間で終わったということで、この結果が各委員の皆様に4月初旬には届 くということなので、そこでまた確認をしていただき、今後の浦安市障がい者福祉計画の方に生かし ていければと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは、続きまして、議題2に移りたいと思います。皆様にお配りした資料に、小さいサポート ファイルのサンプルがあると思いますので、それを見ながらになると思います。それでは、議題の2 番目、サポートファイルの活用について、事務局より説明をお願いします。

事務局:私のほうから、議題2、サポートファイルの活用についてということで、ご説明させていただきま す。お手元に事前配布資料の議題2資料(1)と(2)をご準備ください。

まず、議題2資料(1)のほうですが、1としまして、前回のご意見です。前回こども部会で、サ ポートファイルに追加する役立つ情報ということで案をお出ししましてご意見をいただきました。ご 意見としては、年金の「受給状況等証明書」について、「将来、年金を請求する場合に備えて、初診 日や病気・けがの内容を記載している医療機関の診断書などの写しや、血液検査、発達検査などの各 種検査結果は重要です。」とあるが、幼児期に診断書をもらうことは難しい。どの程度申請に有効か 明確に書いてほしい。また、年金手続の方法も掲載してほしいというご意見をいただきました。

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かなと思い、少し内容を変えました。有効かどうか明確にということでしたので、明確な書き方がや はりできていないんですね。事務局から年金担当者にも確認しましたが、やはりどこまで有効かとい うのはなかなか難しいところになりまして、最終的には年金センターが審査をすることになり、当時 その障がいや症状にあったことがわかることが必要ということになりますので、その記載された内容 によっても有効か無効かは違ってくるということでした。

例えば、処方されたお薬の情報が残っているようであれば、そのお薬から該当の障がいとか、病気 に対する治療であるということがわかる。そういったことで有効になる場合もあるということでした。 こちらとしては、そのときに備えてできるだけの記録を保管しておいてほしい。また、やはり医療機 関の証明というものが年金の判断には一番最優先になるということですので、できるだけ医療機関に かかってほしいということはお伝えしていきたいというふうに思います。

1点、初診日がなぜここまで重要なのかという理由について、恐らく皆さんご存じの方も多いかと 思いますけれども、こちらのほうを情報提供させていただきます。20歳前に初診がある場合、20歳で すぐに障害基礎年金を申請できるということになりまして、その場合、年金保険料納付要件もないと いうことになるそうです。20歳前の診断の証明が何もない場合には、例えば、20歳時点が初診日とい うことになりまして、そこから障がいが確定すると言われる1年6カ月を過ぎるまでは年金がもらえ ないということになってしまいます。そうすると、保険料の納付要件も発生してきますので、二十歳 を過ぎてからの申請になると、保険料納付要件がそろわずに年金を受給できないということも発生し てしまうということでした。ですので、やはり20歳前から障がいが発生してということがあるようで したら、なるべく20歳前の受診、初診日を確認できる、20歳前から障がいの状態にあったということ を確認できる、証明できる書類というものをなるべく揃えておいていただきたいとなるかと思います。 そこの部分をできるだけ理解できるような書き方をしたいとは思います。年金の情報については以上 になります。

続きまして、2番、前回の相談支援部会でこれまで検討してきた成人用サポートファイルを、今年 度で一度区切りをつけて完成させ、相談支援事業所への配布、また、ホームページでの公表をしたい と考えておりますので、A5ファイルの形として、1つサンプルをつくり見ていただきました。それ に対するご意見がこの2番になります。

A5判だと、プリンターで対応できないし、通常のファイルなどもA4判が多いので、少し持ち歩 きづらいが、A4判がよいと思う。相談支援専門員が周知し、一緒に書く場合、計画相談のファイル はA4でお渡ししているので、A4がよいと思う。

こども部会で「サポートファイルに保存した書類がどこまで有効か」というような意見があったが、 それは専門相談員も感じており、年金がもらえないということもあるので、相談員が活用の説明もし ながら「ぜひ使いましょう」と勧めていければ普及すると思う。

最初のころより、大分改善され、成人用が使えるようにという意図が充実してきて、よくできてい ると思う。このようなご意見をいただきました。

このようなご意見が出されましたので、本日は相談支援部会でお見せしたA5判と既存のA4判の ファイルに成人用のものを入れた両方サンプルをお持ちしましたので、委員の皆さんに少しご覧いた だければ思いますので、これからお回しします。

成人用のサポートファイルの内容は、これまでのご意見をもとに少し修正点を加えています。これ が3番、成人用サポートファイル案の作成というところですが、資料(2)のほうで少し修正点を加 えていますので、確認させていただきます。

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まず、33ページ、赤で書いてあるところが今回の修正点になります。「4.成年後見人」ですが、 こちらは相談支援部会でご意見をいただき、開始日、終了日を入れたほうがいいというご意見があり ましたので、そちらを追加しました。

また、次の37ページです。小中学校の振り返りシートということで、成人になってこれを書く場合 に、小中学校のことを少し思い出して書けるようにということで、このシートを追加したのですが、 こども部会において、教育委員会にご意見を聞いたほうがいいというご意見をいただきました。その 結果、少し記入項目が多過ぎて負担になるのではないかというご意見がありましたので、学校名、ク ラス名、担任名のみとしまして、あとは書く項目を決めずに、自由に印象に残っていることや思い出 を記入するような形式というふうに変えました。

最後に、41ページ、これは役立つ情報の追加の部分ですけど、日常生活自立支援事業といいまして、 知的障がいや精神障がいなどで判断能力が不十分な方を対象に、福祉サービスを利用する際の手続や 契約、日常的なお金の出し入れ、生活に必要な公共料金の支払いなど、そういったことをお手伝いす るという事業が社会福祉協議会のほうで行われています。成年後見制度とはちょっと異なりまして、 判断能力はある程度あるけれども、不安があるという方を対象にしたサービスになります。こちらも 追加をしました。以上が修正点になります。

先ほども申し上げましたとおり、この成人用サポートファイルは、2年間皆様に検討をしていただ きましたので、一つ区切りとしまして完成させまして、相談支援事業所に配布を依頼して、利用者様 に配布を始めてもらうことを考えています。また、ホームページのほうでもパソコン上で入力できる ようなものを作成して、ダウンロードできるように作成していきたいと考えています。こども部会で もご意見をいただいていたと思いますが、学歴についても同じような、かわいい絵がないような書式 もつくってほしいというようなご要望をいただいていましたので、そちらも順次作成しまして、ホー ムページのほうにも上げていきたいと考えています。一応、本日でこども部会も終了になりますので、 最終的に何かご意見がありましたらいただければと思います。よろしくお願いいたします。以上です。 リーダー:ありがとうございます。事務局から説明があったところですが、この成人用のサンプル、サポー

トファイル、2年間、皆様からいろいろ意見を伺いながらつけ足していったという経緯があります。 これで、今日が区切りなんですけど、また、ここで今サンプルを見て気づいたところ等あれば、ご意 見をいただいて、反映できるところは事務局のほうで反映していただいて、最終的には完成させたい というお話でした。それでは、この後、サンプルが回っているところではあるんですが、現段階で今 事務局の話を聞いて、あと自分で見ていただいたところでご意見等あれば、足していただきたいと思 います。いかがでしょうか。今、ごらんになっていますので、少し時間をとりますので。いかがでし

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きていても診断書をいただく機会がありませんでした。ですからそれにかわるものをそろえる必要が あるのですがそれが難しいためこういった話を何度もしています。毎年毎年、様々なサービスを受け るに当たって、子どもの状況をA4用紙で市に申請していて、先月窓口へ行った際、子どものファイ ルが1センチか1.5センチぐらいの厚さになっているのを目にしました。

それは、歩行ができるか、何かにつかまればできるか、意思表示ができるかなどの問いに対してマ ルをするもので、同じような書類が毎年届き、記入したものを市に返していくものです。それが診断 書とは言えないまでも、その子の状況をあらわす書類として生きていくのであれば、障がいがわかっ た2歳ぐらいからの履歴が、市のほうに厚さとして1センチ余りもあるので、それを今後の子どもの 将来の生活に役立てていけないかなと思いました。年金課はまた別なのかもしれませんが、せっかく 履歴が残っているので、障がい福祉課、事業課と連携して活用できないのかなというふうにも思いま した。

また、申請してきた書類が手元にない場合、子どもの過去の履歴について少し不安もあるので親な り本人が窓口で開示というか見せていただくことは可能ですか。よろしくお願いします。

リーダー:それでは、事務局よろしくお願いします。

事務局:ちょっと私も存じ上げないのですが、療育手帳の更新のための書類ということでしょうか。 浦安市自閉症協会:日中一時支援とか、移動支援とか、そういったサービスを受けるに当たっての書類です。 事務局:今、お話ししていただいた移動支援事業とか日中一時支援事業ですけど、実はこれはあくまでも障 害者総合支援法、あるいは児童福祉法とか、そういったところに基づく事業の支給決定をする上で必 要なので、いろいろ聞き取りをさせていただいているんですね。

確かに、先行き例えば年金とかの申請で、年金というのはその申請する時点で、例えば日常生活の 自立度がどのぐらいであるとか、そういったところが求められていますので、やはりそのときの時点 でもしかしたら状況が変わっているかもしれないし、そのときの時点で記載するというのが基本にな ると思います。ただ、その際に、何らかの過去の生活歴からとか、こういったところの例えばサービ スを受けていたとか、そういったところは、例えば障害年金を申請するときに、年金担当課のほうと の連携ができるかなというふうに思うんです。

リーダー:もう一つ、それを見せてもらえるのかという質問がありましたが。

事務局:開示請求になると、ちょっとその辺は検証してみないとわからないんですけれども、必要に応じて 相談は受けられますので、そのときにまた相談をしていただくといいかなというふうに思います。個 人情報で、開示できるものとできないものが混ざってくるかなというふうに思いますので。

浦安市自閉症協会:わかりました。ありがとうございます。今後、この申請をするに当たって、マイナンバ ーを書くようにというふうにもあったので、そういった資料がつながっていくのかなという思いもあ りまして、どんなことが書いてあるのかなと本人像とマッチしているのかなというところで、親とし ては確認したいとちょっと思ったものですから。ありがとうございました。

リーダー:先ほど浦安市立中学校長会委員のほうから、もしかしたら誤字ではないかという指摘があったの で、もしよろしければ、細かいことでも構いませんので、お願いします。

浦安市立中学校長会委員:誤字ではないかと思うんですけれど、33ページの後見、補佐、補助があって、も う一つは、40ページの後見、保佐、補助。「ほさ」という字ですけれども、どちらの字を使うのかな と思いまして。細かいところで申しわけありません。

事務局:40ページの「保佐」のほうが正しいです。申しわけございません。33ページの「補佐」は誤りにな ります。修正させていただきます。ありがとうございました。

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リーダー:ありがとうございます。司会の私から確認ですけど、今、相談支援部会のほうから、A5判より もA4判の方が良いという説明があったんですけれども、その辺の大きさについてはどういうふうに 考えているんでしょうか。

事務局:こちらは、ファイル自体の在庫にもよりますが、一応A4判もA5判も、数はそんなにないです けど、準備はできるかと思いますので、どちらもつくれれば、少し試行的にA4判、A5判、両方 を相談支援事業所のほうにお配りして、様子を見てみようかなとは思います。

少し見ていただくとわかりますが、A5判はかなり字が小さくて見づらいかなというふうには感 じていますので、おそらく実物を見て相談支援部会では、やはりA4版のほうが見やすいし、いい のではないかというご意見だったかと思います。ただ、長年、大きくて持ちづらいとか、そういっ たご意見はいただいていますので、小さいほうについてもつくっていきたいなというふうには思っ ています。

リーダー:一応、両方用意していくということですね。

事務局:そうです。試行的というわけではないんですけれども、相談支援事業所のほうには両方お渡しでき ればいいかなと思っています。

リーダー:ありがとうございます。みなさんのほうからよろしいでしょうか。

リーダー:それでは、もし何かありましたら、直接事務局のほうにご意見をお寄せいただければと思います ので、よろしくお願いしたいと思います。

それでは、議題3障がい児の見守り体制について、事務局のほうから説明をお願いします。 事務局:ごらんいただく資料は、議題3資料、障がい児の見守り体制についてになります。

こちらに3つほど事業を掲げてあります。実はこのうちの2つは第3回こども部会でも報告をさせ ていただいているんですが、そのときに欠席の方もいらっしゃったかなと思いますので、改めまして、 再確認という意味で報告をさせていただきます。

まず、1つ目の、浦安市「おまもりシール」事業。こちらは、行動障がいのある知的障がいの方な どを対象に、あらかじめ「おまもりシール」を衣服に貼っておくことで、行方不明となり自宅に戻れ なくなった際に、発見時に本人の身元が早期に判明できるようにするものです。

対象者としては、行動障がいのある知的障がい者の方などというふうに書いてあるんですが、例え ば視覚の障がい者の方なども実績としては申請が上がってます。

シールの枚数は、40枚1組と書いてますが、たしか前回のこの部会でも質問が出たかと思うんです けれども、例えば衣服の枚数であるとか、成長とか、そういったことでなくなる可能性もありますの で、その辺は臨機応変に対応させていただこうというふうに思ってます。

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守りメール配信システム」の導入についてです。事業内容は、事前の登録というのが基本になるんで すけれども、事前に登録した行動障がいのある方などが行方不明となった際に、市から委託を受けた 事業者がその対象者の情報を事前に登録している協力事業者あるいは協力サポーターへメールで一 斉配信して、より早期発見、早期保護につなげる取り組みということになっています。

現在は、65歳以上の高齢者、あるいは認知症の高齢者は高齢者福祉課のほうで、警察から行方不明 の連絡が入ると、それ以降、市の重要なお知らせメールで流したりといった対応をしています。また、 それ以外については、防犯課で対応していますが、今回、障がいのある方々によりスピーディーな対 応といいますか、早期発見、早期保護につなげる取り組みとして、それを専門に行っている事業所の 協力を得て、そういったことを考えていきたいなというふうに思ってます。

この事業は、一応開始時期は29年度(予定)ということで書いてあるんですが、これから例えばい ろいろ、そういう高齢者福祉課とか防犯課との調整事項があったり、あるいは警察との調整があった り、あるいは事業者さんとの調整があったりということで、多々課題がありますので、29年度の当初 からというのは難しいんですけれども、29年度途中からでも、こういった今まで以上によりスピーデ ィーな対応ができるように考えていきたいなというふうに検討している、こういったものを、きょう この場をかりてご報告したいと思い、説明をさせていただいております。

3番目の配信システムについては、本当にまだ詳細が固まっているわけではないので、これからい ろいろ調整事項が入っていきますので、詳細が決まり次第、改めて皆さんにご連絡したいというふう に考えております。簡単ですが、以上です。

リーダー:ありがとうございました。障がい児の見守り体制ということで、前回のおまもりシール、はいか い探知機、見守りメール配信システムと新しいものが出てきているんですが、まだ細かいところまで 決まっていないものもあるので、逆にこども部会としてのご質問ですとかご意見が出てくると、それ をもとに事務局のほうでもそれに向けて反映していくことができることもあると思います。またこの 場で、ちょっとこのシステムはよくわからないとか、これはどういうものなのかとか、こういうふう になるといいというようなご意見をいただけるとありがたいと思っておりますので、今この説明を聞 いて感じたこと等でも構いませんので、ご意見をいただければありがたいと思います。

では、千葉発達障害児・者親の会コスモ浦安グループお願いします。

千葉発達障害児・者親の会コスモ浦安グループ:前回のこども部会のときにも、おまもりシールの件ではいろ いろお話をさせていただきまして、その後、うちの親の会のほうでも報告もしました。また、今日こ れを見まして、はいかい探知機やメールのことなど、とてもすばらしいシステムだと思いますので、 うちの親の会のお子さんで使おうと考えられる方もいらっしゃると思うので、できるだけ早く使える ようになるといいなと思います。

私のほうから1つお願いというか、行政のほうでしていただきたいのが、この取り組みはいいんで すけれども、これは1カ月以内の話でもあるんですけれども、実はうちの親の会でも、子どもがいな くなったとか、そういうときに警察に手配しますよね。そのときに、見つかったときもそうなんです けれども、実はうちもお世話になったことがあるんですけれども、お子さんの障がいの等級はとか、 IQレベルどのぐらいかとか、発達障害とかいう言葉を出すと、「それはどういった障がいですか、 手帳をお持ちですか」、「療育手帳を持っています」と言うと、「療育、どういう字ですか」とか、「す みません、発達障がいご存じないですか」と聞いたら、「すみません。ちょっとこちらに来て短いの でわからないのですが」ということを言われた保護者がうちの親の会でもいるんです。私も実はお世 話になったおまわりさんは、ご存じではなかったんです。

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知的障がいというと、IQが低いというふうにわかるようなんですけれども、おまわりさんはお医 者さんじゃないので、そういう障がいに詳しくなくてもいいと思うんですけれども、ただ、見つけま した、例えば暴れていたら、何か薬でもやって暴れているのかなと思うのか、障がいの特性だと思う のか、パニックになっているのかと思うので全然違ってくると思うんです。

小さい子どものうちだったらいいんですけれども、だんだん子どもも大きくなって、どうしても発 達障がいのお子さんの場合、見かけがわかりにくいということもありまして、逆にわかるとそれなり の対応なんですけれども、高機能のお子さんもいるし、そういうときにやっぱりパニックになっちゃ う子が多いので、それが全くわからないそういうおまわりさんの対応ですと、なかなかうまく、二次 災害的になってしまったりも考えられるし、もしかしたら暴力を振るってしまうような子も出てきた りとかもあるので、早急にではないんですけれども、警察の生活安全課とかですかね、の方に、最低 限でいいんです、100人発達障がいの子がいたら、100人の特性がありますし、皆さん違うので、ただ やっぱり「それ何なんですか」という感じの対応がどうも多いようなんです。なので、そこら辺のこ ういういいシステムをつくってくださっても、実際の現場で対応してくださる警察の方々に知ってい ただければと思いますし、その辺をよろしくお願いします。

リーダー:ありがとうございます。警察との連携というところに関して、事務局のほう、何かあればお願い します。

事務局:ご意見ありがとうございます。今のお話は、今初めて出たわけではなくて、過去からもいろいろな 会議とか研修会とかでもご指摘等、ご意見等は出ているんですね。それで、福祉部門のほうもそうい ったところは理解しておりまして、本当に研修会なり、何かの会議なり、そういったところで、警察 の方も来ていただける会議もふえておりますし、あとはいろんなイベントとか、そういったところで も周知できるところは、勉強ではないんですけれども、より知識として持っていただきたい、基本的 な知識として持っていただくというようなことを含めて話はこれまでもしてきているんですが、ただ、 やはり特に発達障がいですと、我々のようにかかわっている職員ですとまた違うと思うんですが、警 察の方ですと、特に日ごろから余りかかわりがなかったりとかあるかと思います。

ただ、最近、何かの通報があって、何かちょっと気になる方がいるというようなことで警察の方が 対応したりすると、そこでやっぱりそういった特性が理解されないと、やっぱり事が大きくなるよう なことも聞いております。それで、警察のほうにも、そういったところでの周知というのはこれまで も図っているんですが、これからもその辺、努力をしてまいりたいと思います。

リーダー:ありがとうございます。補足ですね、お願いします。

事務局:警察のほうですけれども、毎年、浦安警察署のほうにこちらから講師を派遣しまして、職員の方に、

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がいだというのを簡単に書いて、いつでも見て、ああ、こういう感じなんだというふうに思ってもら えるレベルでもいいと思っているんです。

本当に研修会に出て勉強、それはもちろんやっていただくのはいいんですけれども、やっぱりそこ にいくまでに、きょうの今でも何か起こしたりしたときに、いや、知らないから対応できないよとな ってしまったら困るので、やはり親としても、結局頼るところはそういう警察になってしまうので、 文句に近いですけれども、ちょっと知ってもらえればいいことなんじゃないかなと思って、1人の警 察官が知れば、隣の警察官が知らなかったで、この障がいはこうなんだよという感じで広がれば、あ あ、こういう障がいなんだとわかってもらえるんじゃないかなという意味で、ちょっとお話をさせて いただきました。以上です。

リーダー:ありがとうございます。よろしいですか。では、それを踏まえて、またいろいろ工夫をお願いい たします。今日、見守りメール配信システムという新しい説明があったんですけれども、皆様、イメ ージとか湧きますでしょうか。もしわからなければ説明をしていただきますけれども、大丈夫でしょ うか。

すみません、司会のほうから。このメールの配信システムというのは、登録した人にしか行かない とか、そういう仕組みですか。

事務局:基本的に事前登録制になっております。どういうシステム、仕組みになっていくかの詳細について はこれからしていきたいと思っているんですが、システムのイメージとして、まず事前登録をして、 配信システムを行っていただく事業者さんが、24時間対応になるかと思うんですけれども、行方不明 になったときに、保護者の方は、警察と事前に登録した事業者への連絡というのは必要になってくる かなと思われます。その後、市から委託された事業者が、行方不明者の捜索を依頼するのに、情報を 聞き取って、その情報を、例えば協力サポーターであるとか、協力してくれる介護事業者であるとか、 そういったところの協力員のほうに流して早期発見に努めると。発見したら、それをまた警察のほう に報告をするというような、こういう流れの中で、行方不明者をよりスピーディーに発見するという ようなイメージを持っていただければというふうに思うんですが、詳しくはまた詳細がわかり次第、 こちらのほうからお知らせしたいなというふうに思っております。以上です。

リーダー:ありがとうございます。事業者さんが結構キーになるというところですね。ほかには、今の見守 り体制についてはよろしいでしょうか。

浦安市立中学校長会:見守り体制について、本当にありがとうございます。先ほどメールのことがありまし たけれども、その前のおまもりシールについては、この前、カラーで用紙をもらって大体わかるんで すが、はいかい探知機みたいなものは、サンプルはこちらのほうにはあるんでしょうか。どういうも のかちょっと見たいなという意向があります。

事務局:はいかい探知機ですが、障がい福祉課にはないんですが、高齢者福祉課のほうで見本として置いて ありますので、もし希望があれば見ていただくことは可能です。すみません、今は持って来ていない ので、申しわけございません。

浦安市立中学校長会:大きさとか、何かイメージを、どうでしょうか。

事務局:大きさは、縦七、八センチ、横三、四センチという、そのぐらいですかね。

浦安市立中学校長会:資料はこの前もらっているのでわかるんですけれども、ちょっと見ていただければと 思うんですけれども、こちらですね。こういうことになっています。資料は前回もらっているのでわ かるんですけれども、現物をちょっと見たいなと思って。

事務局:すみません、名刺サイズぐらいだそうです。

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浦安市立中学校長会:ありがとうございます。ちょっとイメージが今、大体つかめました。

リーダー:それでは、そういういろんなものがこれから出てくるだろうというところで、またいろんなご意 見があると思うので、こども部会の意見としても、持っていただければと思いますので、よろしくお 願いします。見守り体制についてはよろしいでしょうか。

浦安市自閉症協会:探知機について、携帯のGPSとか、固形のものですと、かばんに入れたりウエストポ ーチに持たせると思いますが、バッグを捨ててどこかに行ってしまうとか、電車に置き忘れてしまう とかで、いざという時なかなか役に立つことがないんですね。

少し前の新聞か雑誌かネットで見た記事で、靴の中敷きにICチップを入れるというのを読みまし た。それであれば確実に追えるかなと。もし今後検討の余地があれば、そういったものも検討いただ ければありがたいです。よろしくお願いします。

事務局:ご意見ありがとうございます。今おっしゃった靴の中敷きというか、そこに埋め込むようなタイプ で、そういった靴はあるかと思うんですけれども、こういったシステムに関しては100%ということ はないと思うんですね。例えば埋め込みしても、その方が気に入った靴があって、そればかりしか履 かない方もいらっしゃったりとか、その靴を履いていかないと全く役に立たないとか、そういったこ とも出てくるかと思うんですけれども、今ご意見をお伺いして、将来的にそういったこともニーズと か、有効性とか、そういったことも検証したいなというふうに思います。

リーダー:ありがとうございます。いろんな方法をちょっと検討していただければというふうに思いますの で、よろしくお願いします。この見守り体制についてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。

次に、議題4に進んでいきたいと思います。平成29年度及び30年度こども部会の方向性について、 事務局のほうから説明をお願いします。

事務局:議題4資料、平成29年年度、30年度こども部会の方向性についてということで、こちら簡単に協議 会の組織等を確認しながら、28年度の組織については報告させてもらいます。

はじめに、自立支援協議会は自立支援協議会と5つの部会となっております。それ以外に、合同部 会ということで、部会間の情報交換を行い、連携を図っております。

また、開催回数については、協議会が年6回、部会については4回ということで開催させていただ きました。

議事録の公開については割愛しまして、協議会及び各部会の議題ですが、2ページ目(3)、こど も部会については、目的と主な議題ということで、生まれてから18歳になるまでのこどもへの支援を 協議し、ライフステージに合わせた必要な支援と関係機関のスムーズな連携を図るということを目的

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説明があったとおり、議題等でもし何かご意見等があればいただきたいということで、よろしいでし ょうか。次年度のことになりますが、もしこういったことというのがあれば、出していただければと 思います。いかがでしょうか。

これにつきましては、事務局のほうでも今後来年度に向けての計画を進めていくということでよろ しいでしょうか。

事務局:例えば、色々とご意見を伺おうと思っていますが、発達障がい児の支援体制ということで、療育か ら就労まで、18歳まで、どのように支援していくかという体制ですとかを今後話し合っていくという ようなところもあればいいのかなと思っております。

それ以外に、今こういう視点が足りないので、こういうところを詰めていければというところがあ れば、また教えていただければと思います。

リーダー:ありがとうございます。ご意見があれば事務局のほうに言っていただければ、29年度のところで、 事務局のほうで考えていくと思いますので。よろしくお願いしたいと思います。29年度及び30年度に つきましては、今後ということでよろしいでしょうか。

それでは、その他のほうに移ります。事務局のほうから、お願いします。

事務局:その他の事項ですが、この部会でも少しお話をさせてもらったのですが、発達障がい児の超早期療 育のモデル事業ということで、まだスタートしたばかりですが、今までの経緯・事業について簡単に お話しさせてもらえればと思います。

発達障がい児のモデル事業につきましては、平成27年11月に実施しました講演会で、大阪大学、金 沢大学、浜松医科大学、千葉大学、福井大学の5大学による連合小児発達障害発達学研究科の取り組 みが紹介され、その中で、2歳前の超早期療育によって、自閉症スペクトラム障がいが軽減できるな どの成果を聞いて、事業の検討を始めたという経緯があります。

この事業の内容は1歳6カ月児健診の際に、専門の機器を活用して自閉症スペクトラム障がいの疑 いのある子どもを発見し、保健師さんが保護者の方に療育の必要性を伝える。その後、2歳前に、自 閉症スペクトラム障がいに効果的な、アーリースダンドスタートデンバーモデルによる超早期療育を 行うということで、こちらの1歳6カ月健診の発見から療育までを一体的に行うというのがこのモデ ル事業の目的であります。

28年度から開始し今までの経緯、経過なんですが、6月から、こども発達センターや療育事業者の 皆さん、また、保健師等への研修を開始しました。8月には、この1歳6カ月健診で利用する機器、 ゲイズファインダーという機器を購入しました。10月には実際に療育を行う部屋を総合福祉センター に整備するための工事を開始しました。

また、1歳6カ月健診でゲイズファインダーをかおテレビとして保護者に周知しまして、10月から 希望者に対して検査を開始して、この1月から、発見から療育までの一定の事業として本格的に実施 する予定という形になっております。

かおテレビというのは健診の1つのメニューということで、右側のモニターを見て、検査を行うと いうことになっております。

また、療育室ですが、総合福祉センターの2階、旧こども家庭支援センターの事務室の跡に、セラ ピールームと療育事務室ということで2つに分けまして、部屋を整備しております。セラピールーム で療育を行うという形になっております。療育事務室との境が窓になっておりまして、保護者さんと かが事務室のほうから、マジックミラー形式になっておりますので、お子様の様子を確認できるとい うような形を考えております。機器とかもここでなるべくお子様に見せないように収納等を考えてお

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ります。事務室側から見る時は暗幕っぽい形で光を遮断しまして、療育する部屋を確認できるような 形でやるという形で今やっております。簡単ではございますが、今までのところの報告は終わらせて いただきます。

リーダー:今、事務局のほうから、発達障がい児超早期療育事業についての説明があったところなんですが、 これについて、こども部会の中で話を前に触れたことがあり、それで、現状を説明していただきまし たが、これに関して何かご質問等あれば、答えられる範囲で答えると思うんですけれども、いかがで しょうか。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:勉強不足だったら申しわけないんですけれども、今出てきた、 かおテレビという機材を使われるということだったんですけれども、もう少し、どんなものなのかご 説明がもしできるようであれば、教えていただけませんでしょうか。

事務局:かおテレビというのは、モニターに、例えば人の顔だったり、風景だったりを少し見せまして、そ のどちらに興味があるかみたいなことを検査するということです。使う保健師のほうもかなり研修を 重ねて、どちらに興味を示すかみたいなところを見ています。5大学でやった事業の中で、研究成果 が出たということでありますので、その機械を導入しているということです。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:わかりました。そういうものだということは認識しました。 リーダー:今質問が出ましたけれども、ほかはよろしいでしょうか。こういう療育施設を整えたりとか、研

修を進めたりしながら準備をしている段階ということでよろしいでしょうか。

また、今後の進みとかも、どこかで報告いただければと思いますので、よろしくお願いします。 それでは、発達支援講演会の結果について報告をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いし ます。

事務局:私のほうから、発達支援講演会のほうの開催報告をさせていただきます。

平成28年11月22日に市民プラザWave101大ホールのほうで、発達支援講演会「思春期から就労時期 にかけて、働くために必要なこと」と題しまして、教育ジャーナリストの品川裕香先生をお招きしま して、就職後も働き続けることができるために、就労支援の現場から見えてきた、社会人になる前に 必要な準備についてお話をいただきました。参加人数は119名でした。

障がいある・なしにかかわらず、社会不適応を起こさないために、家族や学校などは環境における リスク要因を軽減して、保護要因をふやしていくというようなお話で、大変参考になりました。

発達支援講演会の報告は以上です。

もう1点、続けて、第2回合同部会についてお知らせさせていただきます。

日時が、平成29年2月16日木曜日、午後1時30分から3時30分を予定しております。場所は市役所

(14)

14

どで要望の時間なども確認していますので、そちらを見まして、また来年度の開催に向けては、皆さ んの都合のいい時間に開催したいというふうに考えております。

リーダー:ありがとうございました。今の発達支援講演会と合同部会についてはよろしいでしょうか。 それでは、本日予定していた5番のその他までは終了いたしております。このほかに、委員の皆様 方、または事務局のほうから何かございましたらお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょう か。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:ちょっと戻ってしまって、(4)の来年度からのこども部会 の方向性についてといったところで、委員になるかどうかはわからない状況ですけれども、こども部 会の中で、今年度も多分、提案議題というか、その都度ここに挙げてほしい議題があったときに、そ れを委員のほうからも出せるというような機会というのを設けていただいたと思うんですけれども、 ぜひ来年度も、用意していただく議題のほかに、例えば具体的に今困っているような事案とか、あと はこの場所で話し合ってほしいこととかということが挙がってくることもきっとあるかなと思うの で、その議題を出す期限というか、そういったものがもうちょっとわかりやすく何か明文化されてい ると、委員になった人たちも、ここまでこの部会のときに出さなければいけないものを事務局のほう に出さなければいけないということがわかりやすいので、ぜひそれは取り入れてほしいなというふう に思いましたので、先ほどちょっと言えなかったので、伝えておきます。

リーダー:ありがとうございます。事務局のほう、いかがでしょうか。

事務局:すみません。よろしいでしょうか。先ほど質問のありましたGPSつき端末ですが、実物がこうい うものになっております。

浦安市立中学校長会:ありがとうございます。

事務局:社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも委員のご意見ですが、昨年、今年につきましても、事 例検討ということで委員から挙げていただくということは入れたんですけれども、締め切りが少しわ かりづらかったということで、来年度以降、また事例検討を行っていくようになるかとは思いますけ れども、その際には、わかりやすく、第何回の会議についてはいつまでということでお示しできれば と思いますので、よろしくお願いいたします。

千葉発達障害児・者親の会コスモ浦安グループ:2年間、こども部会の委員をさせていただいて、発達障が い児(者)に対しての支援など、いろいろ学校生活のことなり、いろいろすごく私も初めて知ること も多かったり、役に立ったことも多かったです。

ちょっとここの場で言うことではないことは重々わかっているんですけれども、私もここにボラン ティアで来ているわけではなく、ここにいるお母さんたちは、自分の子どものためにこういう委員を やっているわけなんですよね。

前回もそうでしたけれども、普通学級で支援を受ける体制やインクルーシブ教育など、いろいろす ごく取り組みをやっていて、うまくいっていることも多かったり、うちの子も小学校6年間、普通学 級でいろいろ支援をしていただいて、本当にその6年間は、全てうまくいっているわけではないです けれども、そういう支援というのがとても受けられたほうだと思っています。インクルーシブのモデ ル校ではなかったんですけれども、ないけれどもすごく取り入れられてやっていたんです。事務局が スライドでこういうことをやってという明海小学校の事例を出していた時に、高洲小学校で全く同じ ことをやっているなと思ったので、そういうふうに普通学級にいてもちゃんとそういう特別支援を受 けることができているんだというふうに実感をしていたんですね。

ところが、これは私、保護者が決めて選んだ道なんですけれども、中学に入ってから、普通学級で

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はなく特別支援学級に行きました。特別支援学級に行った理由というのは、どうしても特別支援学級 に行ってくださいと言われたわけではなくて、やはり思春期になって、より普通の子どもとは違った 思春期を迎えるわけで、より専門的な知識のある先生にきちんと指導してもらいたいという思いがあ り、特別支援学級を選んで行ったんです。ところが、実際にふたをあけてみると、全然そうではない ということがはっきりわかったわけなんです。

ここでこの話をしていたら1日終わってしまうので、話しませんけれども、普通学級というのは、 たくさん生徒がいるわけなんですよ。なので、例えば、先生がこのことはお家で話しちゃだめだよと 言っても、話さないわけはないんですよ。ところが、特別支援学級というのは、そういうのが報告で きる子が少ないです。できない子がほとんどなわけなんです。なので、やっぱりすごく隠蔽されてい るし、いろんな事件が起こってもわからないんです。学校の中でもわからないんですよ。学校の先生 方も特別支援学級の先生以外はかかわっていないです。休み時間は鍵を締めちゃっているときもあり ますし。なので、鍵を締める、締めないにはいろいろ事情があるのかもしれないんですけれども、や っぱりそこを、実態をせめてここにいる方だけにでも知っていただきたいと思って、きょうは最後な のでお話ししたいと思ったんですね。

浦安市肢体不自由児親の会どっこらしょ:この2年間、こちらの会議に参加をさせていただいて、私自身も 大変ためになりましたし、いろいろな問題、実際に現場で起こっている問題を皆さんにわかっていた だくいい機会ではあったかなというふうに思っております。

お願いしたいのは、こども部会の方向性にもかかわってくる問題だと思うんですけれども、これは 恐らく常時話していくべきかなとも思っていて、防災に関してのことを今ずっと話し合っていただい て、先日、骨子案もいただいて、決まってきたこともすごく多くあって、いろいろご検討いただいた ことにすごくありがたく思っています。

ただ、まだちょっと曖昧な部分も多くありますので、引き続きちょっと議論が必要かなということ は思っています。現状も随時変わっていくので、そのことも念頭に置いて、引き続きそういう大変な ときに慌てないために議論は必要かなというふうに思っています。

あと、一つの個人の事例について、記録には残さないというふうにおっしゃっていましたけれども、 そういうことはきちんと全体として一つの事例を考えていくことが、これから同じことを起こさない ために、みんなのために必要なんじゃないかなということをすごく思っています。ここだけの話にせ ずに、ぜひいろいろ考えていただいて、一人一人がいろんな形で解決策を考えていくべきなんじゃな いかなということを思います。以上です。

リーダー:防災に関しては、事務局のほうはよろしいでしょうか。事例のことは先ほど出ましたけれども、

(16)

16 たらいいと思います。

もう1点、すみません、話ががらっと変わるんですけれども、新市庁舎の1階の託児室でお子さん を預かってもらって市庁舎での手続ができるということがサービスとしてあると思うんですけれど も、そちらでちょっと1件、私に問い合わせがあったのが、障がいがある子どもを預かるというふう にどこにも記載がしていなく、何か連れていったときに、要相談みたいなことを言われたというお話 で、私、市庁舎に休みのときに行って、中身を見せていただくついでに、障がいがあるお子さんもも ちろん預かっていただけるんですかと、子どもというのは障がい児も含むも思っているのでと言った ら、それは要相談ですねとか、何かこう、いらっしゃる方の中で、いや、それは何かみたいな、何か 曖昧な感じだったんですけれども、問い合わせがあった方もおっしゃっていたんですけれども、ホー ムページとかも、それについてしっかり記述がないというか、大体、未就学児のお子さんで、時間が とか書いてあるんですけれども、障がいのあるお子さんに対応しているのかどうかと、年齢が未就学 児とはなっているんですが、一応、障がいがある子の場合は、小学生以上でもちょっと心配なお子さ んも対応しているのか。あるいは、すぐ対応できない場合、予約してから、こういう子どもを連れて いくんですけれどもというふうに相談して予約ができるのかという問い合わせがあったので、もしお わかりになれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

こども課:市の託児室については、基本的には、今のところは障がいの程度がどのぐらいなのかということ を考えて保育者に当たる方を置いてはいないのが現状です。重度のお子さんであるとかということに なると、今のところは対応し切れていないという現状があります。ただ、小さなお子さんで、多動で あるとか、そういったお子さん、多動ぎみですというようなお子さんに対しては対応できる範囲で対 応しています。

内覧会の日でしたか、バギーに乗せられたお子さんが親御さんと一緒に見学に来られたんですけれ ども、そのお子さんは、年齢ははっきりは聞かなかったんですけれども、小学生、低学年ぐらいのお 子さんだったんですが、そのときには、基本的には未就学児しか対応していないところだったんです が、今後は対象者の年齢、障がいを持ったお子さんの対応についても、やはり踏み込んでいかなけれ ばいけないとは思っているんですが、今保育をしてくださる方の技術的なものというのがそこまで達 していないのが現状なので、すぐにとは言えないのですけれども、おいおいきちんとそういう対応が できるような保育室にしていきたいと考えます。

浦安手をつなぐ親の会:引き続き検討していただいて、はっきりした文言でホームページ等に載せていただ けたらと思います。本当に、障がいのある子も相談によって予約制でお預かりできますとかそういう ふうに書いていただかないと、物すごくハードルが高いんです、我々が行くということになりますと。 実際、本当に普通のお子さんを連れてくるより大変なわけですので、その辺を引き続きご検討いただ けるとありがたいと思います。よろしくお願いします。

リーダー:ありがとうございます。最後にいろいろご意見をいただいたところですけれども、私から、お子 さんのことに関して、特別支援学級も通常級も、何か特別支援学級に行ったからこう、通常だからこ うではなくて、どちらに行っても本当にその子に応じた教育が受けられるようにしたいなというふう に思っています。いろんな不安があったり、心配になっているという声を聞くと、本当にこちらも胸 が痛いという思いでおります。

特別支援学級につきましては、校長先生の委員もいらっしゃいますけれども、本当に交流等で大事 にしているのではないかなと思っていますので、本当にみんなで全ての子を育てていくというような 環境になるように私たちも努めていきたいと思います。

(17)

2年間のこども部会が終わりまして、平成29年度、30年度の2年間にかけてどういうふうに進めて いこうか事務局はこれから考えていきます。また委員のほうも、継続する方もいるかもしれませんし、 かわる方もいるかもしれませんので、29年度は新たに出発することになります。

最後に事務局のほう、連絡等あればお願いします。

事務局:こちらは本当に事務連絡になってしまうんですけれども、先日、報償費をお支払いしている委員さ んのほうにマイナンバーの提出のほうをお願いをしておりまして、期限はまだ来ていないので、これ からのご提出で全然構いませんので、大変お手数なんですけれども、マイナンバーのご提出のほうよ ろしくお願いいたします。

2年間、これでこども部会は終了ということになりまして、本当に大変たくさんのご意見をいただ きまして、サポートファイルにしても、本当にいいものができるのではないかなと思っております。 本当にたくさんのご意見をいただきまして、ありがとうございました。

また、2年間、来年度も続いていきますので、委員でなくなった方につきましても、今後ともどう ぞ行政のいろいろな施策についてご協力いただければ思います。よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

リーダー:それでは、以上で第4回のこども部会を終了したいと思います。 どうも皆さんありがとうございました。

(18)

平 成 2 9 年 1 月 1 3 日 ( 金 )

午 後 1 時 3 0 分 ~ 3 時 3 0 分

健 康 セ ン タ ー 第 1 会 議 室

浦 安 市 自 立 支 援 協 議 会 こ ど も 部 会 ( 平 成 2 8 年 度 第 4 回 ) 次 第

1 開 会

2 議 題

( 1 ) 「 障 が い 福 祉 に 関 す る ア ン ケ ー ト 」 結 果 の 中 間 報 告 に つ い て

( 2 ) サ ポ ー ト フ ァ イ ル の 活 用 に つ い て

( 3 ) 障 が い 児 の 見 守 り 体 制 に つ い て

( 4 ) 平 成 2 9 年 度 及 び 3 0 年 度 こ ど も 部 会 の 方 向 性 に つ い て

( 5 ) そ の 他

3 閉 会

※ 議 題 ( 1 ) 資 料 は 当 日 配 布 し ま す 。

(19)

調査の概要

1 調査の目的

「浦安市障がい者福祉計画(平成 30 年度~32 年度)」の策定にあたり、障がいのある方の福祉 に関する施策の推進や自立と地域生活の支援を計画的に実施するための基礎資料として、障がい のある方の生活の状況やご意見、お考えをうかがうことを目的に調査を実施したものです。

2 調査対象

浦安市に住所のある身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者、難病等の診 断を受けている方、その他福祉サービス利用の認定を受けている方

3 調査期間

平成 28 年 10 月 1 日から平成 28 年 10 月 28 日

4 調査方法

郵送による配布・回収

5 回収状況

配 布 数 回収数 回収率

身 体 2,898 通 1,465 通 50.6%

知 的 593 通 299 通 50.4%

精 神 725 通 307 通 42.3%

難 病 758 通 309 通 40.8%

その他福祉サービス受給者 189 通 79 通 41.8%

合 計 5,163 通 2,459 通 47.6%

議題1資料

(20)

1

サポートファイルの活用について

1.前回のご意見

○ 年金の「受給状況等証明書」について、 「将来、年金を請求する場合に備えて、初診日

や病気・けがの内容を記載している医療機関の診断書などの写しや、血液検査、発達

検査などの各種検査結果は重要です。 」とあるが、幼児期に診断書をもらうことは難し

い。どの程度申請に有効か明確に書いてほしい。

○ 年金手続きの方法も掲載してほしい。

2. 相談支援部会のご意見

○ A5版だと、プリンターで対応できないし、通常のファイルなども A4 版が多いので、

少し持ち歩きづらいが、A4版が良いと思う。

○ 相談支援専門員が周知し、一緒に書く場合、計画相談のファイルは A4 でお渡しして

いるので、A4 が良いと思う。

○ こども部会で「サポートファイルに保存した書類がどこまで有効か」というような意

見があったが、それは専門相談員も感じており、年金がもらえないということもある

ので、相談員が活用の説明もしながら「ぜひ使いましょう」と勧めていければ普及す

ると思う。

○ 最初のころより、だいぶ改善され、成人用が使えるようにという意図が充実してきて、

よくできていると思う。

3.成人用サポートファイル案の作成

(1)成年後見制度、振り返りシート等の修正

(2)ファイルサンプルの作成

議題2資料(1)

(21)

Support File URAYASU

議題2資料(2)

(22)

2

(23)

各種相談窓口

機関名 住 所 電話・FAX 業務内容

障がい福祉課

障がい事業課 〒279-8501 浦安市猫実1-1-1

電 話047(351)1111 FAX047(355)1294

各種手帳。各種サー ビス、各種事業等 健康増進課 〒279-8501 浦安市猫実1-2-5

(健康センター内)

電 話047(381)9058

FAX047(381)9083 乳幼児健診等 こども課 〒279-8501 浦安市猫実1-1-1 電 話047(351)1111

FAX047(304)1505

子育て関係相談、支 援・手当等

こども発達センター 〒279-0042 浦安市東野1-7-1 (総合福祉センター内)

電 話047(355)2735(通園) 電 話047(354)2722(外来) FAX047(355)3140

児童発達支援・療育 相談・言語相談・機 能訓練等

教育研究センター 〒279-0011 浦安市富岡1-1-1 (富岡小学校内)

電 話047(381)7961

FAX047(381)7963 就学・進学・通級の まなびサポート相談室 〒279-0026 浦安市弁天3-1-1 相談等

(見明川中学校内)

電 話047(390)5204 FAX047(390)5204 うらやす成年後見・

生活支援センター (浦安市社会福祉協議会)

〒279-0042

浦安市東野1-7-1(総合福祉センター内)

電 話047(355)5271 FAX047(355)5277

成年後見制 度に関 する相談、福祉資金 の貸付等

ボランティアセンター (浦安市社会福祉協議会)

〒279-0042

浦安市東野1-7-1(総合福祉センター内)

電 話047(380)8864 FAX047(355)5277

ボランティ アの相 談等

浦安市基幹相談支援セン ター

〒279-0022

浦安市今川1-14-152

電 話047(304)8822 FAX047(304)8821

障がい児・者に関す る総合相談等 浦安市ソーシャルサポー

トセンター

〒279-0042 浦安市東野1-9-4

電 話047(353)2130 FAX047(353)2130

精神に障が いのあ る方の支援

浦安市障がい者 就労支援センター

〒279-0032 浦安市千鳥15-5

電 話047(304)6200 FAX047(304)6202

障がいのあ る方の 就労支援、企業支援 等

中核地域生活支援センタ ーがじゅまる

〒272-0032

市川市大洲1-14-4東洋荘101

電 話047(300)9500 FAX047(300)9509

子ども・障がい者・ 高齢者・家族に関す る総合相談

市川児童相談所 〒279-0026

市川市東大和田2-8-6

電 話047(370)1077 FAX047(370)1019

子どもの関 する相 談

市川健康福祉センター (市川保健所)

〒272-0023

市川市南八幡5-11-22

電 話047(377)1101

FAX047(379)6623 広域的地域保健等 市川公共職業安定所ハロ

ーワーク

〒272-8523

市川市南八幡5-11-21

電 話047(370)8609 FAX047(370)0203

職業相談・紹介・指 導等

市川年金事務所 〒272-8577 市川市市川1-3-18 ECS第33ビル3階

電 話047(704)1177

FAX047(704)1188 年金に関すること 街角の年金相談センター

船橋

〒273-0005

船橋市本町1-3-1「Face」7階 電 話047(424)7091 年金に関すること

(24)

4

サポートファイルの内容

基本情報

① プロフィール

② 生い立ち

③ 医療の記録

④ サービス利用の記録

⑤ 診断・手帳の記録

⑥ 補装具・日常生活用具の記録

今の私

⑦ ネットワーク図(横のつながり)

⑧ 子どもの特徴(1) 、 (2) 、(3)

⑨ 生活スケジュール(平日、休日、週間、年間)

⑩ フォト記録(あの日、あの時・・・)

⑪ 育ちの変化

成長の記録

⑫ 青年・成人期の記録

(高校の記録、実習等の記録、就労・通所等の記録)

⑬ 年金の記録

⑭ 収支の記録

⑮ 成年後見人の記録

⇒やり取りシート

⇒支援シート

⇒個別支援計画等

資 料

(25)

基 本 情 報

参照

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