（別添）蚊媒介感染症の診療ガイドライン（第4版） ジカウイルス感染症が海外で流行しています（特に妊婦及び妊娠の可能性のある方はご注意ください） 熊本市ホームページ

蚊媒介感染症の診療ガイドライン

第４版

2015 5 22日第1版*作

2016 3 11日第2版作

2016 7 14日第3版作

2016 12 14日第4版作

国立感染症研究所

蚊媒介感染症の診療ガイドライン

目次

目 ... 2

... 3

蚊媒 感染症 ... 4

1 各疾患 概要 ... 5

1.1 ン 熱 ... 5

病原体 ... 5

疫学 ... 5

病態 び 類... 5

1.2 ン 熱 ... 6

病原体 ... 6

疫学 ... 6

病態 ... 6

1.3 感染症 ... 7

病原体 ... 7

疫学 ... 7

病態 び 類... 7

2 各疾患 診断 び ン ... 9

2.1 ン 熱 ... 9

症状及び検査所見 ... 9

診断 ... 12

出 ... 13

ン ... 14

2.2 ン 熱... 17

症状及び検査所見 ... 17

診断 ... 17

出 ... 18

ン ... 18

2.3 感染症 ... 20

2.3.1 病 ... 20

症状及び検査所見 ... 20

診断 ... 21

出 ... 24

一般的 ン ... 24

特定 患者 関 ン ... 24

2.3.2 先 性 感染症 ... 28

症状及び検査所見 ... 28

診断 ... 28

出 ... 31

ン ... 32

3 予防 ... 33

防蚊対策 ... 33

性感染対策 ... 34

輸血 来感染対策 ... 35

わ ... 36

め

ン 蚊媒 感染症 関 特定感染症予防指針 27 厚生労働省告

示第 十号 基 師 ン 熱 ン 熱及び 感染症

蚊媒 感染症 診断 確定 症例 い 直 出 行う う

疫学 病態 診断 出 治療 予防 一連 手 示 あ

ン第4版 2016 7 14日発行 第3版 降 新 加わ 科学的知見

記載 更新 国内発生時 対応 含 診療対応 考え方 手 整理 行

感染症 関 WHO 2016 2 1日 緊急委員会 開催

頭症及びそ 他 神経 害 集団発生 関 国 的 懸念 衆 保健 緊

急 態 PHEIC 言 い そ 3回 緊急委員会 奨 PHEIC

2016 11 18日 第5回会合 開催 感染症 そ 合

併症 やPHEIC 当 い 時 感染症 い

対応 必要 衆衛生 課題 あ 依然 明 多

解決 持 的 研究 必要 あ い 頭症 含

先 異常 因果関係 既 ン第 3 版発行時 科学的合意 得

捉え い 版 現時 い 最新 知見 基 情報 更新

感染症 関 知見 日々蓄積 あ 診療対応 変更 要

新 知見 集積 場合 ン 更新 可能性 あ 診療現場

遭遇 う 場面 想定 感染症診療 Q&A ン 更新 伴

い 途改定

感染症法 規定 そ 他 蚊媒 感染症 日 脳炎 熱 黄熱

熱 西部 脳炎 東部 脳炎 脳炎 病

蚊媒介感染症と

主 蚊媒 感染症 あ ン 熱 ン 熱及び 感染症

発熱 全身 発 特徴 種類 蚊 蚊属：Aedes spp. 媒

感染症 あ い 起源 近 中 米 中心 流

行 い 国 い 主 海 輸入感染症 ン 熱

関 2014 国内感染例 報告 蚊媒 感染症 関 国内

い 効 ワ ン 存 予防 蚊 刺 い う 防蚊対策 要

あ

媒介蚊

ついて

海 ン 熱 ン 熱及び 感染症 媒 蚊 主

(Aedes aegypti) (Aedes albopictus) 蚊属(Aedes spp.)

あ 日 常 媒 蚊 あ

日 い 5 中旬～10 旬 活動 西諸島 活動期間

長い 冬季 虫 存 い 2016 時 四国

1

各疾患

概要

1.1

ン

熱

病原体

ン 熱 科 属 ン 起 発熱性

疾患 4 血清型 あ 1 感染源 蚊 及び

ン 保 い 者 血液 吸血 保

蚊 非感染者 吸血 感染 生

疫学

ン 熱 中東 中 米 地域 流行 間1

億人近 患者 発生 い 定 2 近 東 や中 米 患者

増加 著 い う 流行地域 日 渡航者 ン

感染 あ 3,4

2014 日 国内 感染例 確 感染症法 基 発生

動 調査 報告 ン 熱症例 計341例 う 国内感染例162例 国 感染例179

例 あ 5 国内感染例 大部 都立 々木 園周辺 訪問 あ 園周辺

蚊 刺咬 原因 定 2015 12 現 292例 報告 あ

い 海 輸入例 あ 国内感染例 国内発生

あ 視 い

病態お

び分類

ン 感染 者 う 20～50％ 3～7日(最大2～14日) 潜伏期間 経

発熱 皮 症状 呈 い 1,6 通常 1逬間前 経過 回

一部 症例 い 出血傾 血漿漏出傾 臓器 全傾 示 場合 あ

う 症型 ン ぶ う 著 血 板減少及び血管透過性

逭 血漿漏出 伴う ン 出血熱 び

7,8

特 症状 伴う

ン 症候群 ぶ 症型 ン 置 率 10～20％ 遉

適 治療 行う 率 1％ 満 減少 2 1999

1.2

チ

ン

ニア熱

病原体

ン 熱 科 属 ン

起 熱性疾患 あ 1 ン 異 一血清型 あ 感染源

蚊 び感染様式 ン 熱 様 あ

疫学

ン 熱 近 中 米 洋地域 中心 世界的 流行 拡大

い ン 熱 1952 ン ン 熱様疾患 初 確

来 中心 流行 散発 2004 急速 そ 流行域

拡大 い 再興感染症 あ 2007 部 国内流行 報告

2010 ン 東部 び中国 部 国内流行 確 2013

海 島嶼国 流行 発生 そ 流行 1 間 米国

含 大陸 拡大 洋島嶼国 流行 確 い 9,10 日 流行地

域 輸入症例 2006 確 11-13 2011 1 感染症法 4

類感染症 指定 出 義務付 2011 降 間 10～14例前 報告

あ い 海 感染 例 あ 国内感染例 い

病態

ン 感染 場合 20-25% 患者 14 2～12日(多 3-7日)

潜伏期間 経 症状 呈 発熱 関節痛 必発 あ 8割 皮

ン 熱 感染症 比較 四肢 中心 関節痛症状 強 関節炎や腫

脹 伴い 急性期 過 数逬～数 わ 疼痛 残 場合 あ 10 原則

症 少 い 2005 ～2007 部仏領 ン島

1.3

ウイ

感染症

病原体

感染症 科 属 起

疾患 ン 熱 様 一 血清型 あ 感染源 蚊 び感染様式

ン 熱及び ン 熱 様 あ

疫学

1947 ン 森林 初

感染症 患者 散発 い 近 洋地域及び

中 米 中心 急速 流行 拡大 い

感染症流行地 2007 連邦 島 流行 2013

ン 領 1万人 感染者 報告 2014 島

2015 中央 び 大陸 海地域 洋地域等 流行 急速

流行地 拡大 い 一方 邦 い 2013 2014 仏領 及び

感染 日 入国 発症 輸入症例 3例確 15 2016 2 感染

症法 4類感染症 指定 2016 11 22日 10例 輸入症例 報告

い 経胎 及び経産遈感染16 輸血17や性行 18-24 感染 例 他国

い 報告 い 感染 頭症 い 流行国 地域 発生

報告 い 他 流行地 渡航 妊婦 生 児 頭症症例 米国

ン 非流行地 い 流行地 渡航 妊婦 生 児

発生 報告 い

病態お

び分類

健康 人 び 児 感染 場合 20% 感染者 2～12日 潜伏

期間 経 症状 呈 25 感染 症状 呈 場合

病 類 多 症例 皮 発熱 38.5 あ 場合

や い場合 多 患者 多 遺症 治癒 26 2013 仏領

2015 降 中 米 流行時 ン 症候群 症例数 増加 報告 27

疫学研究 感染症 関連性 強 示唆 い 28

母体 胎児 経胎 感染 頭症 先 異常 場合 先 性

感染症 2015 流行 あわ 頭症児 出生数

急増 等 踏 え 2016 2 1日 WHO 国 的 懸念 衆 保健

緊急 態(PHEIC) 言 29

頭症 含 先 異常 関連性 い 頭症 死 胎児

い 感 染 頭 症 含 先 異 常 来 確 い

30,31

疫学研究 い 極 強い関連性 示唆 32-34 現時

両者 因果関係 科学的 合意 得 い 32-34 2013 2014 仏領

流行時 研究 い 特 妊娠初期 第 半期 母体

感染 胎児 頭症 発症 あ 示唆 い 妊娠中期

期 母体 感染 胎児 頭症 発症 い 妊娠初期 比

い 考え い 現時 科学的知見 限 い 35

疫学調査 い 妊娠初期 感染 頭症発生 強

2

各疾患

診断およびマネ

メント

2.1

ン

熱

症状及び検査所見

2014 日 国内 診断 ン 熱患者 症状や検査所見 出現 表1 示

5 ₃～7日 最大2～14日 潜伏期間 急激 発熱 発症 発熱 発 頭痛

骨関節痛 嘔気 嘔 症状 発熱 症状 い あ

発症時 発 い 多い 皮膚 潮 場合 あ 通常

発病 2～7日 解熱 発 解熱時期 生 多 状出血 1 島状

抜 斑 2 多彩 あ 検査所見 血 板減少 血球減少 高

CRP 陽性 比較 高値 い 報告 あ

37 表 ン 熱 疑う目 症状 所見 示 7

血管透過性 逭 特徴 ン 出血熱 典型的 発病 4〜5日 発症

病態 解熱 時期 1～2日 時期 乗 2～4日 回 期 経 治癒

病態 悪 ン 症候群 場合 患者 興奮

状態 発汗や四肢 冷感 血 出血傾 鼻出血 消 管

出血 伴う ン 出血熱 疑う場合 症 ン 表 3 ン 症

候群 含 症型 ン 診断基準 表4 示 7 症 因子

妊婦 乳幼児 高齢者 糖尿病 腎 全 指摘 い 7

児 ン 熱患者 多 軽症 症状 非特異的 あ 他 感染症 鑑

い 人 比 嘔 発 及び熱性 い 出現 高い い

38 そ 一方 乳児 症 高 ン 出血熱や ン 症候群 発

症 可能性 注意 必要 あ

表1. 国内 ン 熱患者(n=162) み た症状や検査所見 文献5 改変

症状 検査所見 発生 ％

発熱

血 板減少

血球減少

頭痛

発

全身 筋肉痛

骨関節痛

表

2.

ン

熱を疑う目安

文献

7

記載を参考

作成

海 ン 熱流行地域 国 あ い 海 渡航 活

動時期 国内 者 い 記 所見 場合 ン 熱 疑う

発熱

所見 場合

1. 発

2. 悪心 嘔

3. 頭痛 関節痛 筋肉痛

4. 血 板減少

5. 血球減少

6. 陽性

※

7. 症 ン

※ (駆血 ) ： 駆血 巻 縮期血 拡張期血 中間 5 間

迫 迫終了 2.5cm x 2.5cmあ 10 状出血 見 場合 陽性 定

文献39

表

3.

重症化サイン

文献

7

ン 熱患者 症状や検査所見 場合 症 ン 診

断

1. 腹痛 腹部 痛

2. 持 的 嘔

3. 腹水 胸水

4. 粘膜出血

5. 無気力 穏

6. 肝腫大 2 cm

7. 値 増加 20％ , 時 急速 血 板減少 伴う

表

4.

重症型

ン

診断基準

文献

7

ン 熱患者 病態 場合 症型 ン 診断

1. 症 血漿漏出症状 吸 全

2. 症 出血症状 消 管出血 性器出血

図

1

．

ン

熱患者

発疹：解熱時期

み

た点状出血

国立感染症研究所 感染症疫学 ン

図

．

ン

熱患者

発疹：解熱時期

み

た島状

白く抜け

紅斑

診断

師 患者 ン 熱 疑う目 7 表2 当 症状及び所見 場合 必

要 応 診断 加え 適 治療 可能 療機関 相談又 患者 紹

診断手順

ン 熱 疑う症例 診断 健康保険 給付対象検査 用い 実施 場合

手 参考

患者 集中治療 対応 特定 保険 療機関

※

い 入院 要 考え 病

態 あ 場合：

血液 全血 血清 血 う 採

血清 検体 ン 抗原定性 ン 非構造 ン (NS1)

抗原 (ELISA法)又 全血又 血清 検体 ン 抗原及び抗体

時測定定性 ン IgM抗体 NS1抗原 ( 法) 用い 検査

陽性 場合：最寄 保健所 ン 熱発生 提出

陰性あ い 定 能 場合：最寄 保健所 相談 血液 血清 地方衛生研

究所又 国立感染症研究所 付 検査 依

※ 患者 集中治療 対応 特定 保険 療機関 い 係 出

行 い 療機関 指

番号 A300 救 救急入院料 い

番号 A301 特定集中治療 管理料 い

番号 A301-2 入院 療管理料 又 い

番号 A301-4 児特定集中治療 管理料

記 当 い場合：

最寄 保健所 相談 血液 血清 血 う 地方衛生研究所又 国立感染症

研究所 付 検査 依

地方衛生研究所 国立感染症研究所 検査 実施可能 あ  地方衛生研究所及び国立感染症研究所 実施可能

ン RT-PCR ＜全血 血清 血 う＞ ン 特異的IgM抗体 ＜血清＞

ン 非構造 ン (NS1)抗原 ＜血清＞  国立感染症研究所 実施可能

ン 中和抗体 ＜血清＞

確定診断

記 検査 記 い 満 ン 熱 確定診断

※ 血清 抗体価 意 昇 血清 抗体陽転 抗体価 意 昇

※※ 血清 抗体陽転 抗体価 意 昇

ン 熱 輸液療法 適 治療 症 予防

ン 熱 疑う患者 い 血管透過性 逭 対 輸液療法 必要 患者 入

院治療 奨 病態 患者 い 検査 確定診断 必要 あ

検査法 発病 日数 陽性 時期 異 40

ン 抗原定性 陰性 あ 場合 適 診断法 い 必要 応 最

寄 保健所 相談

鑑別診断

ン 熱 鑑 疾患 ン 熱 感染症 麻 風

ン ン 症 伝染性 斑 人例 伝染性 球症 急性HIV

感染症 症 あ 地域 他 蚊媒 感染症 考慮 必

要 あ 検査及び診断 困 あ 場合 専門家 相談 検討

国立国 療研究 ン 国 療研究開発 業 療機関等 感

染症集団発生時 緊急対応方法 確立及び対応手法 普及 啓発 関 研究 主任研究

者 大曲貴 い 国内 感染症 予防 迅速対応 適 療 提供 評価

共 行う 記 窓 相談 付 い

国立国 療研究 ン 国 感染症 ン 支援

電 03-3202-7181 内線 4483 日 午前8時30 ～午 5時

idsupport@hosp.ncgm.go.jp 支援

届出

ン 熱 感染症法 4 類感染症 全数把握疾患 類 診断 師

＜全血 血清 血 う 尿＞

RT-PCR法 遺伝子 検出 ＜全血 血清 血 う 尿＞

非構造 ン (NS1)抗原 検出 ＜血清＞ 特異的IgM抗体 検出

※

＜血清＞

中和抗体 検出

※※

直 最寄 保健所 出 必要 あ 出 細 厚生労働省 感

染症法 基 師 出 願い 最新 情報 参照 参考 2016 12

14日時 ン 熱 出様式 添 示

マネ

メン

ン 対 効 抗 薬 い 治療 基 ン 出血熱 血管

透過性 逭 症 予防 目的 輸液療法 あ 高熱 対 対症療法

解熱鎮痛薬 ン 投 ン 出血傾 や

助長 使用 い ン 非 性

抗炎症薬 胃炎あ い 出血 助長 使用 い7

1)

外来治療

 成人 軽症例

経 水 補給 可能 尿 確保 症 ン 表3 い場

合 来治療 可能 あ 7 来 治療 場合 解熱時期 前 症

ン 出現 無 慎 経過観察 必要 あ 7,8 経 水 補給 い場合

生食や乳酸 ン 液 等張液輸液 開始 数時間 輸液 経 水

補給 可能 輸液 減

 小児 軽症例

児 場合 脱水 や い 十 観察 必要 あ 特 乳児 入院加療

奨 経 水 補給 経 補水液(ORS) 電解質 含 溶液 奨 4-6時間

排尿 あ 確 7 症 い 確 連日

来 熱型 水 ン 尿 症 徴候 無 血液検査 血球数 Hctや血

板数 評価 行う7

2)

入院治療

症 ン 表3 場合 あ い 症 ン い 症

高い例 入院 必要 あ 11 記 輸液療法 細 WHO

ン12 奨 基 ン 東 児患者 経験 中心

作 あ

 重症化サインを認める場合

償性 い場合：

生食や乳酸 ン 液 等張液輸液 5～7 ml/kg/時 開始 臨床症状 改善 応

再検 Hct値 程 あ い 軽 増加 あ 速 輸液

臨床所見 悪 Hct値 増加 時間あ 輸液 増加 そ 再評価

回 期 輸液過剰 肺水腫 腹水 血症 危険 あ

厳 輸液管理 行う 要 あ Hct値 患者 熱型 輸液 尿

血球数及び血 板数 検査所見 視 必要 あ 解熱 病態 定 確

観察期間 2～3日 目

償性 場合：

生理食塩水や乳酸 ン 液 等張液輸液 5～10ml/kg/時 児 場合 10～

20ml/kg/時 開始 状況 応 輸液 調整 ン 改善

血管透過性 逭 指標 ン (Hct)値 昇率

%Hct 視 要 あ 症 ン 患者 対 輸液療法

い 表5 示

表5. 重症化サインを認め 患者 対す 輸液療法 詳細 文献7を参照

症 ン い場合

生食や乳酸 ン 液 等張液 5～7 ml/kg/時 1～2時間 開始

 臨床症状 改善 応 時間あ 輸液 3～5 ml/kg/時 2～4時間 2～3 ml/kg/時 2～4時間 減

 臨床所見 Hct値 再検 Hct値 程 あ い 軽 増加 あ 2～3 ml/kg/時 2～4時間 輸液

 臨床所見 悪 伴 Hct値 増加 5～10ml/kg/時 時間あ 輸液

増加 1～2時間 再評価

償性 場合

 生食や乳酸 ン 液 等張液 5-10 ml/kg 児 場合 10-20ml/kg 1時間

静注 患者 状態 回 原則 記

血 性 場合

 生食や乳酸 ン 液 等張液 20 ml/kg 15 静注 患者 状態

回 時間あ 輸液 10 ml/kg/時 1時間 そ 輸液速

症型 ン 場合：

症型 ン 症 血漿漏出症状 出血症状 臓器 害 診断 患者(表4参照)

対 集中治療 必要 あ 7 血 性 患者 生食や乳酸 ン 液

等張液 投 状態 脱出 試 表5参照 患者 状

態 回 時間あ 輸液 減 患者 状態 改善 い場合

等張液 投 必要 粘膜出血 解熱期頃 見 通常 問題

改善 消 管 大 出血 時 濃厚赤血球 液 輸血

考慮 血 板減少 対 血 板輸血 必 必要 い

 重症化サインを認め いが、重症化 クが高い例

症 ン い場合 症 高い 記 患者 い 入院

奨 7

症 高い患者 例

乳幼児

高齢者

妊婦

糖尿病患者

腎 全患者

血管透過性 逭 対 輸液療法 要 患者

生食や乳酸 ン 液 等張液輸液 開始 張液 投 避 経 水

補給 注意 梢 環や適 尿 保 う維持輸液 行い 時 過

投 避 回 輸液 調整 必要 あ 多 場合 輸液 24～48時間

十 あ 患者 熱型 輸液 尿 Hct値及び 血球数 血 板数 検査所見

2.2

チ

ン

ニア熱

症状及び検査所見

潜伏期間 2～12日 多 3～7日 あ ン 熱 発症 発熱及び

関節痛 全身倦怠感 ン 節腫脹 頭痛 筋肉痛 発 関節炎

悪心 嘔 呈 あ 9,10 症状 3～10日 消失 関節炎

数逬間 数 持 場合 あ 関節炎 特 四肢 梢 関節 多発 激 い

関節痛 び多発性腱滑膜炎 伴う関節 様症状 呈 日常生活 困

伴う 主 血液所見 ン 球減少及び血 板減少 あ ALT AST 昇

児 関節症状 比較的軽 あ 報告 一方 急性 症肝炎や

中枢神経症状 呈 例 母児感染例 報告 い 41,42

診断

ン 熱 臨床症状 ン 熱や 感染症等 鑑 い 表

6 43,44 域 多 確定診断 地方衛生研究所や国立感染症研究所等 専

門機関 検査 必須 あ 現時 国内 製造販売承 ン

抗原検査試薬 い

ン 熱 疑う症状 場合 必要 応 診断や適 治療 可能

療機関 相談又 患者 紹 2.1 ン 熱 診断 鑑 診断 参照

表6. チ ン ニア熱及び ン 熱 臨床像 検査所見 比較 文献43, 44

ン 熱 ン 熱

関節痛 +++ ±

関節炎 +

頭痛 ++ ++

発 + +

筋肉痛 + ++

出血 ± ++

+

血球減少 ++ +++

血 板減少 + +++

血液濃縮 ++

+++:70～100%

++:40～69%

+:10～39%

診断手順

ン 熱 疑う症例 診断 手 参考 ：

血液 全血 血清 血 う 採

※ 鑑 診断 ン 熱 疑う場合 血清 検体 ン 抗

原定性 ン 非構造 ン (NS1)抗原 (ELISA法)又 全血又 血清

検体 ン 抗原及び抗体 時測定定性 ン IgM

抗体 NS1抗原 ( 法) 用い 検査 実施可能 場合 限 ：

2.1 ン 熱 診断参照

記 鑑 診断検査 実施 い あ い 実施 陰性あ い 定 能 あ

場合：最寄 保健所 相談 血液 血清 血 う 地方衛生研究所又 国立

感染症研究所 付 ン 熱 検査 依

地方衛生研究所 国立感染症研究所 検査 実施可能 あ  地方衛生研究所及び国立感染症研究所 実施可能

ン RT-PCR ＜全血 血清 血 う＞ ン 特異的IgM抗体 ＜血清＞

 国立感染症研究所 実施可能

ン 中和抗体 ＜血清＞

ン ＜全血 血清 血 う＞

確定診断

記 検査 記 い 満 ン 熱 確定診断

※ 血清 抗体価 意 昇 血清 抗体陽転 抗体価 意 昇

※※ 血清 抗体陽転 抗体価 意 昇

届出

ン 熱 感染症法 4 類感染症全数把握疾患 類 診断 師

直 最寄 保健所 出 必要 あ 出 細 厚生労働省

感染症法 基 師 出 願い 最新 情報 参照 い 参考

2016 12 14日時 ン 熱 出様式 添 示

マネ

メン

ン 対 ン 様 効 抗 薬 高

熱 脱水予防 輸液療法 行い 関節痛 関節炎 程 応 解熱鎮痛薬

＜全血 血清 血 う 尿＞

RT-PCR法 遺伝子 検出 ＜全血 血清 血 う 尿＞

特異的IgM抗体 検出

※

＜血清＞

中和抗体 検出

※※

ン 投 ン 熱 出血症状 呈 稀 あ

ン 熱 確定診断 人 症例 ン

非 性抗炎症薬 使用 許容 ン 熱 関節炎 数

2.3

ウイ

感染症

2.3.1

カウイル

病

症状及び検査所見

潜伏期間 2～12日 多 2～7日 あ 病 臨床症状 多彩 あ

斑状丘 様 発 3 90～100% 対 発熱 35

～65％ い 25,45,46 発 掻痒感 伴う 多い い 大半

症例 入院 必要 表7 2015

病患者 発症 4日 内 臨床症状 示 45

図

．

ウイ

病

斑状丘疹様

発疹

表

7. 2015

年上半期

ャネイ

おけ

ウイ

病

臨床

症状

n=119

文献

45

症状 検査所見 発生 ％ 症状 検査所見 発生 ％

斑状丘

掻痒感

労感

頭痛

関節痛

筋痛

結膜炎 非 膿性

背部痛

眼窩部痛

ン 節腫脹

悪寒

発熱

食思 振

羞明

咽頭痛

浮腫

味覚変

嘔気

97 79 73 66 63 61 56 51 45 41 37 36 35 34 32 29 27 24

粘膜 状出血

出血

鼻閉

発汗

痢

腹痛

咳嗽

鼻炎

失神

嗄声

耳痛

排尿 害

黄 尿

吸困

嘔

肝腫大

21 20 19 19 17 16 15 15 11 9 7 6 6 4 2

脚注： 報告 急性期 斑状丘 症例 病疑い 調査対象

表中 数値 う RT-PCR RNA 検出 症例

症状 記載 い

診断

病 記 通 発熱 必発 症状 多彩 あ ン

熱や ン 熱 流行地域 い そ 病 鑑 診断

想起 い場合 あ そ 他 蚊媒 感染症 含 総合的

鑑 診断 挙 必要 あ 現時 国内 製造販売承 検査試薬

確定診断 地方衛生研究所 国立感染症研究所 専門機関 検査 必須 あ

記 条件 参考 病 疑う患者 学的検査 い 最寄

保健所 相談 必要 応 適 ン 可能 療機関 日

症例 無症候 場合 現時 行 検査 対象 い

カウイル

病を疑う患者

1.及び2. 満 ※

1. 症候： 記 症候a)及びb) 満

a) 発 又 発熱 症例 38.5

b) 記 ( )～( ) 症状 う 少 一

( ) 関節痛 ( ) 関節炎 ( ) 結膜炎 非滲出性 充血性

2. 曝露 ： 記 a)又 b) 満

a) 流行地域(i.) 渡航 (ii.) あ

i. 流行地域

感染症 現 中 米 地域 洋 中心 世界

的 拡大傾 あ 流行国 地域 関 厚生労働省

感染症 流行地域 い 参考 流行国 地域 周辺

国 地域 い 確 流行 可能性 あ 留意

ii. 潜伏期間

潜伏期間 考慮 記 流行地域 出国 概 12 日 内 発症 あ

条件

b) 発症前概 2～12日 間 1.及び2a) 満 適 ン

使用 い い性交渉 あ

※ 蚊媒 国内感染 疑う場合 1. う 他 疾患 除 2. 条件

図

．

ウイ

病

充血性結膜炎

国立国 療研究 ン 忽那 師提供

診断手順

病 疑う症例 診断 手 参考 ：

可能 限 急性期 血液 全血 血清 血 う 可 及び尿 採

鑑 診断 ン 熱 疑う場合 2.1 ン 熱 診断 手 参照

ン 熱 鑑 診断検査 実施 い あ い 実施 陰性 定 能 あ

場合：最寄 保健所 病 検査 い 相談 行う

地方衛生研究所 国立感染症研究所 検査 実施可能 あ  地方衛生研究所及び国立感染症研究所 実施可能

RT-PCR ＜全血 血清 血 う 尿＞

特異的IgM抗体 ＜血清＞  国立感染症研究所 実施可能

中和抗体 ＜血清＞

＜全血 血清 血 う 尿＞

確定診断

記 検査 記 い 満 病 確定診断

※ 血清 抗体価 意 昇 血清 抗体陽転 抗体価 意 昇

※※ 血清 抗体陽転 抗体価 意 昇

＜全血 血清 血 う 尿＞

RT-PCR法 遺伝子 検出 ＜全血 血清 血 う 尿＞

特異的IgM抗体 検出

※

＜血清＞

中和抗体 検出

※※

感染症 ン 熱や ン 熱 様 血症

血症 期間 妊婦 い 一般 1 逬間程 考え 最長 発

症11日 報告 あ 48 妊婦 場合 い 発症11逬 陽性 あ

例 報告 陽性 期間 い 定 知見 い49 尿中

RNA 血中 RNA 陰性 長 陽性 持 残存 発症 20日

RT-PCR 検出例 あ 米国CDC 症状出現 14日 尿中RT-PCR 検査法

奨 い 50,51 発症 14日 経過 場合 RT-PCR 用性

い 検証 必要 あ 日 輸入症例 血液 RT-PCR 陰性

あ 尿 RT-PCR 陽性 呈 病 診断 例 あ 54 ン

等 他 属 感染あ い 6 内 感染既往 あ 患者

血清 対 IgM抗体検査 交差 応 陽性 示 あ

逆 感染症患者 血清 ン 等 他 属 対

IgM抗体検査 陽性 呈 あ そ 正確 診断 中和抗体法 追加

試験 総合的 評価 要 黄熱ワ ンや日 脳炎ワ ン 接種

交差 応 示 IgM抗体 昇 あ 必 予防接種 確

届出

病及び先 性 感染症 含 感染症 感染症法

4 類感染症全数把握疾患 診断 師 直 最寄 保健所 出 必

要 あ 感 染 症 予 防及 び 感 染 症 患 者 対 療 関 法 施 行 一 部 改 正

28 2 5日 28 2 15日 適用 出 細 最新 知

見 基 い 更新 あ 厚生労働省 感染症法 基

師 出 願い 最新 情報 参照 い 参考 2016 12 14日時

感染症 出様式 添 示

一般的

マネ

メン

感染症 対 効 抗 薬 飲水 励行 び症状 応

対症療法 適宜実施 急性期 解熱鎮痛薬投 必要 場合 ン 熱

否定 ン 遥択 2.1 ン 熱 ン 参照

特定

患者

関す

マネ

メン

1)

ン

バ

症候群発症患者へ

対応

ン 症候群 両側性弛緩性運動麻痺 腱 射消失 時 比較的軽い感覚

気遈感染や消 器感染等 先行感染 病原体 特定 少 い

臨床経過 相性 4逬 内 症状 極期 迎え そ 軽快 軽症例 症

例 様々 あ 死 例 あ

2013 ン 領 感染症 流行時 42 例

ン 症候群 診断 53 う 41例 98%) ン 症候群 症例

い 学的診断 発症前 感染症 確 37 例 88%

い ン 症候群 発症前 中央値 6 日 感染様 症状

調査 感染症 ン 症候群 発症 関連

示唆 ン 症候群 様 急性弛緩性麻痺 示 疾患 他 あ

鑑 診断 要 あ 診断 治療 い 日 神経学会 ン 症候

群 症候群診療 ン2013 参照 神経内科専門 紹

い54

2)

妊娠出産年齢

女性患者へ

対応

妊娠出産 齢 女性 病 罹患 確 場合 妊娠 可能性 あ

母子感染 可能性 び い 十 説明 人 希望 意 基

妊娠 応検査 実施 検討

3)

妊娠中

女性へ

対応

感染 疑わ 妊婦 い 日 感染症学会 表 い

感染症協力 療機関 47 専門 療機関 紹 母体 感染症 評

価 実施 感染症 検査 対象 う 妊婦 母児 対 検査

手 記 示 現 胎期 母体感染 胎児感染

立 得 う 明 あ 知見55 感染者 い 発症 8逬間

血液中 存 可能性 あ 感染症 検査

対象 う 妊婦 条件 妊娠前8逬 降 曝露 あ 設定

妊婦 性交渉 流行地 渡航 あ 男性 条件 男性

感染者 発症 6 精液中 PCR法 RNA 検出 報告

56 必 感染性 あ 示 い あ

あ 期間 国 6 内 15 現時 ン 基 条件

あ 新 い ン 蓄積 そ 伴 検査対象 条件 変更

カウイル

感染症

検査

対象と

う

妊婦

1 2 満 場合

1. 妊婦 胎児 症状：a. b. 満 場合

a. 妊婦 病 疑う患者( 診断 病 疑う患者 ) 1.

症候

b. 胎児 先 性 感染症 疑う所見 頭症又 頭蓋内石灰 等 表8

2. 渡航 性交渉

※

：a. b. 満 場合

a. 妊娠前8逬 降 妊娠期間中 流行地域 2.3.1 病 診断 2.

流行地域 参照 渡航 あ

b. 妊娠前8逬 降又 妊娠中 流行地 渡航 あ 男性 国 6

内 病 診断 無 関わ い 適 ン 使用

い い性交渉 あ

※ 蚊媒 国内感染 疑わ 場合 2. 渡航 性交渉 条件 必須 い

表8. 先 性 感染症 い 所見 参考文献：57, 58

身体所見 神経学的所見 含

• 頭症

• 頭蓋 面 均衡

• 余剰頭皮

• 大泉門閉鎖

• 大 頭隆起 異常突出

• い

• 振戦

• 子宮内発育遅延

• 腱 射 逭

• 易刺激性

• 筋緊張 逭

• 関節拘縮

• 湾足

• 臍

聴覚所見

• 聴 感音性 聴

視覚所見

• 網膜異常：眼内石灰 内

眼球症 黄斑変性 視神経異常

画像所見

• 頭蓋内石灰

• 皮質異常：大脳 脳萎縮 皮質

質異常 脳回 損 脳回肥厚

• 脳 拡大

• 水頭症

• 脳 周 嚢胞 脈絡 嚢胞 Blakes

嚢胞

• 巨大大槽

• 脳虫部 損 脳虫部異形

• 脳梁異常

• 脳幹 脊髄変性

母児 対する検査手順

専門 療機関 評価 経 必要 検査 国立感染症研究所 行 検

査 実施 母体 検査 定 能 あ 場合 最寄 保健所 相

談 必要 応 母体 検査 陽性 あ 場合 準 対応

a. 母体 検査 陽性 あ 場合

感染症法 基 出 手 従い 病患者 出 行う

妊娠期間中 明 病様 症状 検査

陽性 場合 無症状病原体保 者 類型 出 行う

b. 母体 検査 陰性 あ 場合

母体血液 IgM抗体 陽性持 期間 い 明確 知見 い 12 逬間程

持 可能性 あ 59-61 そ 母体 検査 陰性

あ 児 感染 否定 い 母体 感染 無

細 調 中和抗体検査 併用 望 い 中和抗体検

査 実施 交差 応 示 黄熱ワ ン 日 脳炎ワ ン接種 必

確 胎児 長 い 慎 経過観察

胎児 特定 先 異常 頭症や頭蓋内石灰 等 表8 場合 そう

先 異常 来 う そ 他 疾患 表 9 鑑 行う 母子感染症

専門 適 ン 可能 療機関 感染症診療 Q&A

参照 相談又 患者 紹

陽性

陰性

出生児 感染評価

出生児 届出 慎重 経過観察

陽性

陰性

母体 感染評価

母体 届出 慎重 経過観察

母児検査手順

先天性 カウイ 感染症を疑う所見 小頭症又 頭蓋内石灰化等

表

9.

小頭症を来しう

そ

他

鑑別疾患

感染性疾患 原因と る病原体

梅毒 風 純

B19 水痘 状 ン 球性網脈絡膜炎 等

非感染性疾患

頭蓋骨縫合早期癒合症 染色体異常 ン症候群等 先 性 謝異常 ン尿症等

学物質 薬物 等 等

2.3.2

先天性

カウイル

感染症

記 い 感染症 疑う出生児 症状 検査 診断 評価

出 ン い 記載

症状及び検査所見

先 性 感染症 臨床症状 洋 中 米

感染症 流行 引 い 頭症等 胎児 異常 発生 急増 死 胎児 新生児

脳組織 脳脊髄液等 RNAや抗原 検出 感染

症 胎児異常 原因 要因 明 い 等 頭症や頭蓋内石灰 等

関連性 い 科学的 意 得 い 34

2015 8 ～10 頭症症例35例 臨床的特徴 頭症

程 71% 頭 ‐3標準偏差(SD) 症例 あ 先 性内 足(14%) 先 性

関節拘縮(11%) 網膜異常(18%)等 半数 神経学的検査異常(49%) 全例 神

経画像検査異常 い 33 頭症児 い 眼病変 呈 報告 い

頭症 い先 性 感染症 児 い 眼底所見 異常

例 報告 い 62 頭症 関節拘縮 先 異常 遅発性 症状

出現 幅広い先 性 感染症 関 報告 63や 無症候妊

婦 児 先 性 感染症 発症 例 含 報告 あ 64 表 8 先 性

感染症 い 所見 記載 57-58

診断

感染症流行地 生 頭症や頭蓋内石灰 そ 他 先 異常等 来

い 新生児 い 感染 確 い 先 性 感染

症 疑わ 場合 学的検査 い 最寄 保健所 相談 母

子感染症 専門 適 ン 可能 療機関 感染症診療Q&A

方衛生研究所 国立感染症研究所 専門機関 検査 必須 あ

母体

評価

妊娠中 母体 感染評価 い 2.3.1 病 ン 3)妊娠中

女性及び胎児 対応 手 基 実施

新生児

評価

出生 新生児 い 表 8 示 う 先 性 感染症 合 先

異常 場合 記 通 手 評価 行う 評価 あ 必要 応

日 感染症学会 表 い 感染症協力 療機関 47 専門 療機関

紹 行い 記 条件 参考 新生児 評価 必要 検査 実施

記( )及び( ) 条件 満 場合 母体及び新生児 感染 評価 実

施

( ) 当 先 異常 来 う そ 他 疾患(表9 参照) 鑑 必要 除

診断 行い 説明 得 他 要因 特定 い い

( ) 記(a) (ｂ) い 満

(a) 妊娠期間中 感染症流行地域 2.3.1 病 診断 2.

流行地域 参照 渡航 あ

(b)妊娠前8逬 降又 妊娠中 流行地 渡航 あ 男性 国 6

内 病 診断 無 わ い 適 ン 使用

い い性交渉 あ

※ 蚊媒 国内発生 疑う場合 妊娠期間中 記 渡航 い

母体 病 疑う患者 定義 診断 病 疑う患者

合 場合 あ い 病 診断 場合 母体及び新生児

※ 母体 妊娠中 蚊媒 感染 疑わ 場合 当 先 異常 要因 そ

他 疾患 必要 除 2 渡航 性交渉 条件 必須 い

先 性 感染症 関連 あ 考え 先 異常(表8)

1. 及び2. 満 場合

1. 当 先 異常 要因 そ 他 疾患(表9 参照) 必要 除 診断 行

い 説明 得 他 要因 特定 い い

2. 渡航 性交渉 ：a. ｂ. い 満 ※

a. 母体 妊娠中 感染症流行地域 2.3.1 病 診断 2.

流行地域 参照 渡航 あ

b. 妊娠前8逬間又 妊娠中 流行地 渡航 あ 男性 国 6 内

病 診断 無 わ い 適 ン 使用

い い性交渉 あ

新生児の評価

母体 感染 評価

新生児

先天性

ウイ

感染症

診断手順

先 性 感染症 疑う新生児 検査 通 実施

1. 臍帯血、血液又 尿 可能 限 出生 日 内 採 最寄 保健所 検査

い 相談 先 性 感染症 検査 実施

 遺伝子検出 RT-PCR法 ＜全血 血清 血 う 尿＞

 特異的IgM 抗体* ＜血清＞

2. 記 目 い 必須 い 追加的 検査 実施

(a) 髄液 利用可能 あ 場合 他 検査目的 髄液 採 場合 ：

遺伝子検出 RT-PCR法 特異的IgM抗体

(b) 胎盤・臍帯組織 利用可能 あ 場合：

病理組織学的評価

遺伝子検出 RT-PCR法 固定 凍結組織

*必要 応 中和抗体法 抗体価 意 昇 血清 確

地方衛生研究所 国立感染症研究所 検査 実施可能 あ  地方衛生研究所及び国立感染症研究所 実施可能

遺伝子検出 RT-PCR法 ＜全血 尿＞ 特異的IgM抗体 ＜血清＞  国立感染症研究所 実施可能

遺伝子検出 RT-PCR法 ＜臍 血 髄液 臍 胎 ＞ 特異的IgM抗体 ＜臍 血 髄液＞

確定診断

記 検査 い 1 陽性 場合 先 性 感染症 診断

新生児

小頭症

診断

新生児 頭症 診断 必要 頭 左 眉直 方 頭部 一番突出

い 通 周径 前 径周 長 あ 出生時逬数 応 頭

い 記 日 児遺伝学会 示 基準65 基 3 ン あ

頭症 診断

出生時逬数 頭 基準 日 児科学会 初産男児 胎期間 出生体 標準値

参照 66

届出

病 様 先 性 感染症 出 必要 あ 細

2.3.1 病 出 参照 病型 い 先 性 感

添 示

マネ

メン

1)

臨床的評価

先 性 感染症 疑う あ い 確定診断 新生児 い 記 診

断的検査 加え 記 臨床的評価 実施 検討 67

先天性

カウイル

感染症を疑う、あ

い

確定診断

た新生児

臨床評価

包 的 身体検査：

頭 前 径周 長 身長 体 妊娠逬数 評価

神経学的異常 先 異常 脾腫大 肝腫大 皮 そ 他 皮膚病変

頭蓋内超音波検査

妊娠 期 超音波検査 頭蓋内 異常 い 断 い い場合 実施

既 異常 あ 断 い 場合 適 治療 経過観察等 実施

聴力検査

院前あ い 出生1 内 誘発耳音響 射あ い 耳性脳幹 射 実施

眼科的評価

院前あ い 出生1 内 網膜検査 含 眼科的検査 実施

そ 他 新生児 臨床所見 特異的 検査

2)

先天異常を認め

場合

臨床評価

先 性 感染症 疑う あ い 確定診断 新生児 い 表 8 示

先 異常等 場合 必要 応 適 専門家 臨床遺伝学 先 異常 児

1

予防

防蚊対策

ン 熱 ン 熱及び 感染症 現時 国内 利用可能

ワ ン い 予防 流行地域 い 蚊 刺 い う 予防対策

要 あ 皮膚 露出 い う 長袖 長 ン 着用 裸足 ン

履 い う 薄手 繊維 場合 服 吸血 あ 足

首 首筋 手 露出面 吸血 あ 留意 忌避

剤 利用 効果的 あ

忌避剤：防蚊対策 効性 証明 い 忌避剤 (DEET)

ン ン 種類 あ 忌避剤 効

広 使わ 国内 い 含 率12%

ン又 塗 販 い 現

高濃 製剤 30％ 製造承 得 販売 い 必要 薬品又 薬部 品

承 忌避剤 齢 応 用法 用 や使用 注意 適正 使用

児 12 満 使用 場合 保護者等 指 督 部 使用

６ 満 乳児 使用 生 ６ 満 日 回

12 満 日 ～ 回 回数 目 使用 忌避剤 効時間 薬剤中

含 率 比例 含 等 応 効性 担保

齢 応 適 塗 必要 あ 海 い 含 多い製品 販

売 い 海 渡航時 い う 製品 必要 応 用い

塗 減 2016 10 現 感染症流行

地域 忌避剤 流通 定 い 場合 あ 注意 要 2016 3

降 邦 ン ン (独立行 法人 薬品 療機器総合機構 27 2

18日審査報告書) 主 新 忌避剤 発売 い 児 使

用 記 う 制限 あ 剤 使用 特 齢制限 設 い い

現 発売 い ン含 忌避剤 効時間 6 時間 い ン

い 5％ 製剤 入手可能 状況 あ 現 高濃 製剤 15％

製造承 得 販売 い ンい 薬剤 い

発汗 著明 場合 効時間 わ 塗 心 必要 あ

海 渡航中 対策： ン 熱 ン 熱及び 感染症等 媒

数 増え 蚊 特 早朝 昼間 方 特 日没前 活発 吸血

習性 あ 蚊 対策 そ 時間 的 行う必要 あ 熱 地域 多

内侵入性 高 内 吸血 多い

国内 対策：国内 生息 い い 媒 蚊 一 あ

生息 い 朝方 方 吸血 特 早朝 日中 方 日

没前 活動性 高い 内 吸血 吸

血 多い

症状者 対策： 症状者 血症 伴う 蚊 刺 い う 患者

指 要 あ

院内感染対策： ン 熱 及び ン 熱及び 感染症 針刺 故

患者 血液 曝露 感染 可能性 あ 充 注意 患者 出

血 伴う場合 療従 者 透過性 ン及び手袋 着用 体液や血液

眼 汚染 あ 場合 や 眼 保護

患者血液 床 環境 汚染 場合 一 水 血液 十 除去 0.1％

亜塩素酸 消毒 院内感染予防 患者 個 隔 必要 い

性感染対策

感染 い 男性 性行 感染

例 多数報告 い 米国 中 米 海地域 国 男

性 感染 例 10例 2016 6 2日現 報告 う 1例 男性 男性

感染 例 あ 68-70 渡航中 病 発症 男性 女性

性行 感染 例 発症24日 男性 精液検体 報

告 い 24 例 男性 RNA濃 尿中 4ェ103 /ml あ

対 精液中 2.9ェ108 /ml 高値 あ 例 男性 女

性 得 ン 用い 全遺伝子 ン 解析結果 男女間 性行

感染経路 明

報告 性行 感染 例 中 感染性

病 発症 41日間 い 70 発症6 PCR法

RNA 精液中 検出 報告 あ 必 感染性 あ 示

い56 流行地域 国 無症候 男性 性行

感染 報告 い 72 病 女性 性行 感染

感染 程 発生 精液中 程 期間残存 い 国 的

合意 得 い い 現 国 機関や各国 性感染予防 ン 出

い 74-75 う ン や最近 報告 踏 え 現時 1) 流行地 滞

中 症状 無 関わ 性行 ン 使用 性行 え

2) 流行地 入国 国 含 男女 病 症状 無 関わ

少 入国 6 妊婦 場合 妊娠期間中 ン 使用

性行 え 奨 15

輸血由来感染対策

感染 患者 献血 感染 存 流

おわ

ン 識者 協力 得 国立感染症研究所 作

敬称略 十音

岩渕 千 郎：都立墨東病院 感染症科 長

大曲 貴 ：国立国 療研究 ン 病院 国 感染症 ン 長

岡 明：東京大学 学部附属病院 児 学講 教授

敬：東京大学 学部附属病院 産科婦人科学講 准教授

楠 逭：近畿大学 学部 神経内科教授

忽那 賢志：国立国 療研究 ン 病院 国 感染症 ン 師

高崎 智彦：神 県衛生研究所 所長

濱 篤郎：東京 科大学病院 渡航者 療 ン 教授

原 樹：国立病院機構 横浜 療 ン 院長

藤 知行：東京大学 学部附属病院 女性診療科 産科 女性 科教授

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