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北区区別計画調査特別委員会 特別委員会調査状況報告書|岡山市|岡山市議会|本会議・委員会の案内

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北区区別計画調査特別委員会調査状況報告書

平成29年 6月12日

岡山市議会議長 宮 武 博 様

北区区別計画調査特別委員会 委 員 長 和 氣 健

本委員会に付託されました調査事件について,調査状況を下記のとおり報告します。

1 調査事件

(1)北区の区別計画に関する調査

2 調査状況 別紙のとおり

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1 北区区別計画調査特別委員会

目次

1.構成 ... 1

2.調査概要 ... 1

○平成 28 年6月 22 日(第1回) ... 1

○平成 28 年7月 22 日(第2回) ... 1

○平成 28 年8月 23 日(第3回) ... 3

○平成 28 年 12 月 19 日(第4回) ... 4

○平成 29 年6月 12 日(第5回) ... 5

3.まとめ ... 6

(3)

- 1 -

北区区別計画調査特別委員会調査状況

1 構 成

委 員 長 和 氣 健 副委員長 田 尻 祐 二 委 員 鷹 取 清 彦

〃 小 川 信 幸 〃 東 原 透

〃 森 田 卓 司

〃 吉 本 賢 二

〃 赤 木 一 雄

〃 難 波 満津留

〃 二 嶋 宣 人

〃 松 田 隆 之

〃 柳 井 弘

〃 則 武 宣 弘

〃 松 田 安 義

〃 河 田 正 一

〃 田 中 のぞみ

〃 鬼 木 のぞみ

〃 楠 木 忠 司

〃 森 山 幸 治

〃 太 田 栄 司

2 調 査 概 要

○平成28年6月22日(第1回)

平成28年6 月定例市議会にお いて本特別委員会が設置され,正・副委 員長の互選を 行った。

○平成28年7月22日(第2回) 1 北区の区別計画に関する調査

(1) 北区の概況,現状と課題について

(4)

○会議の内容

1(1) 総合計画課長から,北区の概況,現状と課題について,資料により説明があった。 それによると,北区の概況については,人口では,岡山市の43%を占めており, 中心市街地近郊部では,人口の増加傾向が続いている。中心市街地では,長期的に 人口減少であったが,近年増加に転じている一方で,北部の中山間地域では,人口 が減少し,高齢化が進んでいる状況である。面積は,岡山市の約6割を占めており, 商業・業 務機能が集積す る中心部から,中 山間地域まで多 様性に富んだ地域 が広 がっている。また,中心部には,岡山城や後楽園などの城下町としての歴史・文化 遺産,資産があり,北西部の吉備路には,造山古墳,吉備津神社など古代吉備文化 以来の歴史・文化遺産が数多くある。特産物については,桃,ブドウ,メロン,黄 ニラ,ヤマノイモなど地域ごとにさまざまな農産物が生産されている。公共施設に ついては,中心部ではさまざまな文化芸術施設などが集積しており,また県の総合 グラウンドはファジアーノ岡山のホームグラウンドとなっている。さらに,岡山大 学を初めとする多くの高等教育機関が集積し,学生が地域に活力をもたらしている, とのこと。

現状と課題については,産業では,中心市街地のにぎわい創出が課題であり,商 店街の魅力アップやにぎわい創出に向けた,文化や食の交流イベント等を行政と民 間が一体となって進める必要がある。また,中山間地域などでは,特産の果樹を初 めとする農業の担い手の育成・確保や,近隣市町と連携した有害鳥獣対策などが課 題である。交通では,中心部においては,公共交通のさらなる利便性を高めるとと もに,自転車の利用環境の向上などを進め,まちなかの回遊性の向上につなげる必 要がある。中山間地域等においては,買い物や通院などの生活交通の確保が必要で ある。保健福祉,子育てでは,若い世代や働き盛りの年代に向けた健康づくり活動 を強化するために,地域,職域等と連携した主体的な健康づくりと,子育て環境の 整備が求められる。防災,防犯では,浸水対策として,国,県による河川改修等の 促進,中心市街地の老朽化した下水道施設の計画的な改築・更新,西部の市街地等 での浸水対策等が求められる。また,地域の防災・防犯力の強化に向けては,自主 防災会組織率を高め,活動を促進するとともに,単身者,学生,マンション居住者 などの地域の防災・防犯活動への参加の促進,事業者との連携強化が求められてお り,用水路の安全対策も課題である。コミュニティでは,町内会の加入率が 81% と,4区の中では最も低く,地域コミュニティの維持,コミュニケーションの場づ くりが課題である。特に中山間地域等では,後継者の育成などが求められている。 また,北区には,約 6,000 人の外国人市民が居住しており,外国人市民が参加しや すく,外国人市民との交流が活発な地域づくりが求められる。特色ある地域づくり

(5)

- 3 -

では,自然,歴史,特産品などのさまざまな地域資源と地域の個性を生かした地域 づくりを進めていくことが求められる。特に子どもに地域への愛着を持たせていく 必要がある。また,北区には,大学が集積しているため,学生の力を生かした地域 づくりを進めていく必要がある,とのこと。

委員から,今回の区別計画は,どのくらいのボリュームで作成しようとしている のか,また具体的施策はどのような盛り込み方をしていくのか,との質問があり, 当局から,区としての将来像と,それを踏まえたまちづくりの視点を入れて,さら に施策の方向性を幾つか並べるというイメージである。北区の区別計画としては, 8ページから多くて 12ページ程度のボリュームを想定しているが,具体的な事業 は入れないで,区づくりに係る施策の方向性という表現を主な内容とする,との答 弁があった。

また,別の委員から,これは岡山市の大きな方向性であるから,予算をつけよう という前提がないと話が進まないと思うが,財政局との連携はどうなっているのか, との質問があり,当局より,策定過程から財政局にも関与してもらい,策定後はこ の計画に基づく事業が推進できるようしっかりと連携を図っていきたい,との答弁 があった。

○平成28年8月23日(第3回) 1 北区の区別計画に関する調査

(1) 区別計画(たたき台)について

○会議の内容

1(1) 総合計画課長から,北区区別計画(たたき台)について,資料により説明があっ た。具体的には以下の1から5までの項目に関して,1及び2については7月の委 員会での議論を踏まえての変更点,3については今回は空欄であること,4につい ては重視すべき3つの視点,5については区づくりの重視すべき視点に対応した7 つの施策展開の方向性についての説明があり,主に項目4,5について質疑,協議 を行った。

1.概況 2.現状と課題

3.区づくりの将来目標 4.区づくりの重視すべき視点 5.施策展開の方向性

(6)

まず,委員から,区別計画として考えることと,分野別計画として岡山市全体で 考えることとの分け方をどう考えているのか,との質問があり,当局から,分け方 は非常に難しいと考えるが,市民と協働でやるもの,区の特徴を生かしたり区の資 源を生かすものなどは区別計画に入れていきたい,との答弁があった。

さらに委員から,具体的な内容が上がってこないと施策展開の方向性というのは 示せない。もう少し誰が見てもわかりやすい区別計画をつくるべきではないか,と の意見があり,当局から,基本的に区別計画には施策の方向性まで示したいと考え ているが,本調査特別委員会での意見等を踏まえ,より具体的に示す必要があれば, 表現については検討したい,との答弁があった。

最後に,委員長から,さまざまな地域が相反するような現状を抱えていることが 北区の大きな特色であり,これをまとめていくのは大変難しいと考えるが,本委員 会において各委員から出された意見等については,今後作成される北区区別計画の 議論にきちんと反映してほしい,との要望があった。

○平成28年12月19日(第4回) 1 北区の区別計画に関する調査

(1) 区別計画(素案)について

○会議の内容

1(1) 区別計画(素案)について,北区の区づくりの将来目標を案1「自然と共生し,歴 史と文化が薫る 賑わいと交流のまち 北区」に決定したほか,これまでの議論を踏ま えた修正箇所を中心に記述内容の確認をした。

委員から,北区の「概況」には,JR岡山駅,岡山空港,山陽自動車道岡山インタ ーチェンジなどの広域交通網の拠点が立地し,交通アクセスに優れているとの記述が あり,「現状と課題」には,交通の優位性をいかし空港周辺や産業利用の適地への企 業立地が期待されているとの記述がある。企業立地を推進するためには,岡山インタ ーチェンジと岡山総社インターチェンジ周辺は大変いい候補地であるため,「施策展 開の方向性」には具体的に固有名詞を記述した方がいいのではないか,との質問があ り,当局から,国の法制度の問題なり,地元の地権者,関係者の方々の同意が整えば できるわけだが,必ずしも実現可能性が高くないという理解から,固有名詞の記述に は至っていない。インターチェンジとか既存の工場隣接地とかといった一般的な表現 で記述することは可能と思われるので,検討したい,との答弁があった。

また,これまでの議論を通して周辺地域の記述が多いように思われるが,まちなか

(7)

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のことも含めて,今の体制でこれだけの広さ,人口を擁する北区の住民に満遍なくサ ービスの提供ができるのか,との質問があり,当局から,中心市街地と中山間地域の 両方を備えているのが北区の特色であり,「区づくりの重視すべき視点」でまちなか の魅力と賑わい,周辺地域も含めた地域と地域の交流,連携の両方に取り組むという 姿勢で記述している。「区づくりの将来目標」に基づき,まちなかも周辺部も北区と して取り組んでいきたいと考えている,との答弁があった。

○平成29年6月12日(第5回) 1 北区の区別計画に関する調査

(1) 北区区別計画調査特別委員会調査状況報告書(案)について

○会議の内容

1(1) 本特別委員会の調査状況報告書のとりまとめについて,正副委員長(案)が提示さ れ,委員間で協議,決定した。

(8)

ま と め

北区区別計画調査特別委員会は,岡山市第六次総合計画前期中期計画の策定に向け,北 区の区別計画に関する調査を行うため,平成28年6月に設置された。本委員会は,北区選 出の議員20名で構成し,集中的に調査を行った。

北区は,岡山市の人口の約4割,面積の約6割を占め,4区の中で最多の人口と最大の 面積を擁しており,商業・業務機能が集積する中心部から北部の中山間地域まで多様性に 富んだ地域である。調査にあたっては,まず北区の概況,現状等について当局から説明を 受け,内容等を確認する中で,次のような課題が明確になってきた。

①中心市街地では,賑わいの創出,公共交通の利便性の向上,まちなかの回遊性向上。

②中山間地域では,農業の担い手の育成・確保や有害鳥獣対策,買い物や通院などの生 活交通の確保,地域コミュニティの後継者の育成。

③地域,職域等と連携した主体的な健康づくりと子育て環境の整備。

④河川改修,下水道施設の改築・更新による浸水対策の促進。

⑤地域コミュニティの維持,コミュニケーションの場づくり。

こうした課題が明らかになるとともに,区別計画の作成にあたって委員からは,具体的 な施策をどのように盛り込んでいくのか,予算を付けようという前提がなければ,事業が 進まない,分野別計画として岡山市全体で考えることとの仕分けをどう考えるのか,誰が 見てもわかりやすい区別計画をつくるべき,様々な地域が相反するような現状を抱えてい るが本委員会の議論をきちんと反映してほしい,などといった意見や指摘がされ,当局に おいて,北区区別計画のたたき台,素案,案としてまとめられたところである。

本委員会における調査の方向性を定めるにあたっても多くの時間と労力を要したが,北 区の現状や課題等について様々な角度から調査を進めることができた。その結果,「区づ くりの将来目標」や「区づくりの重視すべき視点」,「施策展開の方向性」などに本委員 会においての議論が数多く反映され,まちなかの魅力や賑わいと,周辺地域も含めた地域 間の交流や連携に取り組む内容の計画となったものと考えられる。

岡山市第六次総合計画前期中期計画が策定されたことにより,本委員会は所期の目的を 果たしたと思われるが,今後,北区区別計画に基づいた政策,施策の進捗状況等を注視す るとともに,課題等を検証することが重要である。そのため,平成29年5月に設置された

「活力と魅力あふれる区づくり調査特別委員会」で引き続き区別計画の進捗状況と課題に 関する調査が実施されることを要望し,本特別委員会の調査報告書とする。

参照

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