第6回 浦安市市民活動補助金審査会会議録
1.開催日時:平成 21 年1月 13 日(火) 午後 6 時 30 分∼9 時 50 分
2.開催場所:浦安市市民活動センター1階 交流サロン
3.出席者:13名
(委員)会長 宮奈由貴子、副会長 宮澤明、副会長 山西司郎、渡邉陽子、 鐘ヶ江泰兒、田辺省治、宮内美由紀、工藤宣延
(事務局)市民活動推進課長 長峰敏幸、杉山正毅、前田喜久栄、戸邊雄二、 湯浅太郎
4.議 題
(1)平成21年度市民活動補助金 申請書書式の決定について
(2)平成21年度市民活動補助金 募集要項の決定について
(3)その他について
5.議事概要:(◎ は決定事項、・は発言の概要) 課長挨拶
第 6 回の補助金審査会となりました。具体的に申請書書式と要項を決定し、いよ いよ審査に向かっていきたい。今年もよろしくお願いしたい。
事務局より、本日の資料の確認及び説明。自立促進事業(はじめの一歩)及び活 性化事業(ステップアップ)の申請書書式について説明があった。募集要項、申請 書の配付は 1 月 19 日(月)から配付を考えている。
(1)平成21年度市民活動補助金申請書書式及び募集要項(評価基準)の決定に ついて
内容及び意見は、以下のとおり。
○ まずは、評価基準を先に決めていきたい。審査は評価基準で行われ、書式決定に も連動していく。本日最終的に書式の決定をするため、前回事務局から提案があ ったように賃金の扱い、備品購入費の限度額を決めていきたい。前回の審査会で は募集要項の 8 ページのはじめの一歩の評価基準の「継続性」があいまいだった ので、計画した内容がきちんと計画遂行能力があるのかというところを見るため、 はじめの一歩は評価項目を「継続性」から「計画性」に変えた。9 ページのステ ップアップは、期待できる効果の配点の 15 点は大きいが評価の必要性に沿って 評価項目を見直す。本日の資料のA案、B案、C案を比較しながら評価基準に関 わるところを重点的にステップアップの評価配点について確認したい。本日の資 料のA案、B案、C案の違い、評価基準に関係するところを事務局に説明して欲 しい。
(事務局からA案、B案,C案資料の違いについての説明あり。)
○ 評価基準④の担い手は 7 点。発展性、波及可能性が 15 点の配点になっているが、
事業計画書 3 ページ目の発展性、波及可能性はB案だけが 1 箇所で記入する方法 であるが、他も一つにしたらどうか。
→昨年提出のあった申請書の状況では「発展性」はしっかり書かれているが、あま り「波及性」は書かれていない等、2 つがしっかり書かれていない。書かれてい ないところも読み取るのか、去年に議論もあったので、 設問を 2 つにわけたほ うが明確ではないか。
○ 確かに採点はしやすい。団体の発展性なのか、どう地域に波及させるのかとある。
○ 設問の言葉が団体の基盤整備が進み、発展的活動が期待できるか
「発展」と「波及」が逆ではないか。団体の活動の発展のためである。評価基準 にある。
○ (1)波及可能性、( 2) 発展性について共有認識をしたい。
○ 「団体の基盤整備が進み、発展的活動が期待できるか」ということが発展性で、 一番上にきているので、⑤の( 1) と( 2)を入れ替えたほうがいい。(2)の文章を
「補助期間が終了した後、団体の基盤整備が進み、どのような発展的な活動が期 待できますか。」に変えたほうがいい。
○ 事業の流れとして、「波及可能性」から「発展性」を問うほうがいい。
○ ⑤のタイトルを「事業の活用と団体の発展性」にしたほうがいい。
→(2)の文章を「この事業をすることによって、団体の基盤がどのように進み、 発展的活動につながりますか。」に変えたほうがいいと思う。
○ やはり順番どおりで良い。( 1) は団体のこと、( 2) は地域のこと を求めている。
○ 「基盤整備」にこだわるのか。団体の成長という文言でも良い。
○ ⑤( 2) 「この事業を行うことによって貴団体にとって、どのような成長が期待で きますか基盤整備と今後の活動についてお書きください」に決定。
○ ⑤(1)で社会的波及効果が期待出来るか。設問がかぶっている感じがある評価 項目のニアンスがもっと伝わるようにしたらどうか。
○ 期待できる効果は何を期待するのかという観点で見直したい。配点もコントロー ルする。
○ 他の団体にまで影響を与えることに対する期待性まで問うのか。
○ 昨年度は、「波及可能性」という設問を具体的に設けず、雰囲気から波及可能性 を想像しながら、読みとるようにしたので、今年度も同様にし、配点を少なくし てもいいと思う。
○ そ の事 業の 仕組 みや 啓 発運 動に よる 広が り を示 して いる こと が 波及 効果 を示 し ていると思う。考え方、活動によっては書きにくい。
○ 募集要項の活性化事業(ステップアップ)の対象事業からは、波及可能性を追求 しているとは考えにくいので、波及可能性を抜いたほうがいいと思う。
→波及性について去年の申請には書かれている団体は少ない。波及可能性まで追求 していないように思う。
○ 波及可能性を配点から外し、特別に加点したほうがいい。
○ それでは、波及可能性の配点を下げるか、削除するか、違う言葉に変えるかの3 つの選択肢がある。
○ 審査委員が採点する時点で、項目の情報の共有が出来る時間(場)があるのか。
○ 採点前の議論ができるのであれば配点を少なくし、評価項目を残すが、設問から
は外した方がいい。
○ 波及効果の配点 7 点は大きすぎる。配点を下げて 2 点くらいにする。
○ 設問からはずしたら何を持って評価するのか。団体の発展性での評価とは違う。 影響力のことである。
○ 発展性と波及可能性は、明確に分けることは難しいのではないか。
→設問では発展性を聞き、波及可能性については、事業によっては地域限定的な事 業もあるので、なくても良いと思う。
○ 同意見である。
○ 次にどうつなげるかを聞きたいがために、「波及可能性」を設けたのではないか。
○ 波及可能性を削除でよいか。
○ 良い。(委員意見多数)
○ 公益性のバランスをとりながら、配点を考えていく。
書式と照合しながら、3 つの案の中でA案、B案、現状の課題、問題点を考える とA案が良い。書式については前回も十分に議論されているし、配置の仕方が違 うだけ、( 2) ( 3) の現状と課題のところはA案で決まった。1ページはA案で作成 し、「公益性・ニーズ」の配点は 10 点となっている。
○ ③「事業の内容」の配点がニーズより高い理由は何か。
○ 事業の遂行能力も大事であるが、実際に事業申請が出来ることも大事なところで ある。
○ 配点は 10 点を基準に考えていくと配点がしやすいと思う。
○ ③( 1) の「事業の内容」の設問にある、「貴団体として、独自の工夫があれば」と いう文章を変えたほうがいい。「あれば」は、なんとなく曖昧さがあるので、削 除し、「また、貴団体としての工夫を書いてください」という設問に変えたほう がいい。審査側の観点からも配点が高いので是非書いて欲しい。
○ ③( 2) のスケジュールの記入部分には、もう少し欄があってもいいと思う。
○ 5、6行書くスペースはある。
○ 書き方の工夫次第で大丈夫そうである。
→④( 1) の事業の担い手の欄は、A案は前回の審査会の意見をもとに、表を作成し た。A案の職業を問うことであまり実情が見えてこないと思ったので、B案では、 職業欄を特技・資格に変えた。こうすることにより事業の役割を担う人が見えて くると思う。C案は、昨年度と変更していない。自由に書けるようなスタイルで ある。実際記入をしてみたが、自由に書けるスタイルの方が、書きやすかった。
○ ボランティアでやる方に専門性、資格や職業まで問わなくてもよい。C案で賛成 である。
○ ④では、事業の遂行能力を聞きたいのだから、専門性まで聞く必要があるのか。
○ 職業よりも団体の役割、担い手がいるのかを問うほうが良い。
○ 担い手(人数)がいて、事業を担っていけるかが大事である。
○ B案はC案が整理されているのでわかりやすい。
○ C案も( 2) で団体の強みをきいているので良い。
○ しかし専門性のある人がいれば、審査点数が高くなると考える。専門性が無いと 評価も低くなる。これでよいのか。( 2) で団体の強みを書いているので良い。事 業を進めるのに必要な人数を確認するところである。
○ 審査方法について、自立促進事業補助金(はじめの一歩)と違い、活性化事業補
助金(ステップアップ)に申請する団体なので、配点を減点していく方法もやむ をえないと思う。
○ 活性化事業補助金(ステップアップ)に申請する団体は、1年以上の活動をして いる団体なので、事業の役割分担や関わる人数がしっかりするべきで、それによ る採点の差は在り得る。
○ C案を基本に④の事業の担い手は(2)の団体と「組織」が同じ事なので、「組織」 を削除する。また、「団体及びスタッフの具体的な実績や経験を書いてください。」 という設問にする。
○ C案基本に( 1) 、( 2) の記載例を書くことで分かりやすくなる。( 2) は団体および スタッフの持つ実績や強みを書いてもらうことを目的とし、設問としては、団体 及び、スタッフの具体的な経験専門性を書いて下さい、とする。例は事業の幅が 広いため、団体に自由に書いて頂いた方が良い。⑤の書式はC案スタイルで決定。
はじめの 一歩の 書式に ついては 前回の 審査会 で綿密に 行った ので添 付の様式で 決定した。
◎ ⑤のタイトルを「事業の活用と団体の発展性」に決定した。
◎ ⑤( 1) この事業を行うことによって貴団体にとって、どのような成長が期待 きますか。基盤整備と今後の活動についてお書きください。に決定した。
◎ 波及可能性を削除する。
◎ C案の(1)に例を示し、(2)の設問を団体及びスタッフの具体的な実績や経 験を書いてください。とする。例はなし。
◎ 前回の審査会で決定した自立促進事業補助金(はじめの一歩)の申請書書式と併 せて、活性化事業補助金(ステップアップ)の申請書書式が決定した。
(2) 平成 21 年度市民活動補助金募集要項の決定について
事務局より平成 21 年度市民活動補助金募集要項(案)の説明があった。
○ 申請書書式の決定に伴い、実施要項の9ページの活性化事業(ステップアップ) の評価項目より「波及可能性」を削除したほうがいいと決定した。「公益性・ニ ーズ」、「事業内容」、「担い手」、「費用対効果」、「発展性」の5項目の配点の合計 は 50 点として考える。そこから設問の内容量によって、配点を変えていくよう にする。例えば、全部 10 点ではどうか。ここから加点、減点をする方法もある。 もしくは、設問のボリュームとのバランスも考え 1 ページ目はA案、2ページは ABC案一緒、3 ページ目はC案で決定しているので照合しながら、配点を考え て行く方法もある。評価項目と配点については、基本的な視点の部分は必要ない。
○ 「評価項目」の「基本的な視点」を分ける必要はないと思う。
○ 「公益性・ニーズ」があって、補助金を出すので、「公益性・ニーズ」の配点が 一番大きくていいのではないか。
○ しかし、点数の配分によっては、ニーズがあればその他の評価点が低くても採択 になる可能性はあるように思う。
○ 公益性・ニーズ、事業内容が満点ならば、他の評価が低い点数でも 合格する可能性はある。
○ 市民活動とは「公益性の高い活動」と市は、PRしているので申請する側も分か りやすいのではないか。
○ 「公益性・ニーズ」と「事業内容」は表裏一体であると思うので、「事業内容」 の配点も多くていいと思う。
○ 評価項目に関して、各 10 点の配点でよいのではないか。
○ 「費用対効果」の評価項目の配点は少なくてもいいと思う。
○ 去年は波及効果が 7 点の配点だった。これが、無くなることによるバランスはど うか。
○ 公益性 15 点、事業内容 13 点の配点が高いと事業内容の担い手が無いのに採択さ れてしまう心配もある。
○ 自立促進事業補助金(はじめの一歩)の審査では、実施体制を問わないのか。申 請書に書く欄が無いが判断できるのか。
○ 実施体制の評価判断は、申請書提出後、団体に質問できるので、その場で行うこ ととする(来年の申し送りにもする)。
◎ 活性化事業補助金(ステップアップ)の評価項目の配点を「公益性・ニーズ」15 点、「事業内容」12 点、「担い手」8 点、「費用対効果」7点、「発展性」8 点とす る。
◎ 自立促進事業補助金(はじめの一歩)の評価項目の配点は、「公益性・ニーズ」
「計画性」をそれぞれ5点と配点する。
◎ 事業計画書及び事業予算書の(案)を一部修正する。
( 3) その他について
事務局より「賃金」の扱いと「備品購入費」の定義について、他市の資料、浦 安市補助金交付事業の備品状況一覧を使用し、説明があった。
・1 つの団体が 2 つ以上の事業を遂行したり、事務員を雇用したりしている場合、 交付申請事業分にあたる賃金と他の賃金との区別がしづらく、領収書を点検して も住み分けの判断が難しい。資料に示した他市の賃金は補助対象外である。 また、浦安市の場合「謝金」の項目で対応できるものもあるので、賃金は対象外 にしたい。
また、備品についても金額の制限を設けたい。備品を購入しただけの補助金事 業で終わって欲しくない。市では、備品は5万円以上を備品としている。しかし、 市の備品の範囲では、幅が大きすぎるので、備品を単価1万円以上にし、限度額 を 10 万円としたらどうか。他市もなんらかの制限を設けている。
○ 10万円以上の備品を購入してはいけないということか。
→10 万円までが補助対象であり、差額は団体の自己負担と言うことである。
○ 市の提案は、賃金を対象外にしたらどうか。備品は 1 万円以上 10 万円までとい う提案。はじめの一歩はどうか。
○ 補助金額の 20%としたらどうか。
○ 交付限度額の 20%なのか、申請事業の 20%なのか。
→例えば、交付金額の20%にすると精算時に金額が変わってしまう可能性がある ので、金額で明確にしたい。また、はじめの一歩は金額を少し考慮して欲しい。
○ 割合にしたほうが、事業が縮小したときにも縛りがでるから良い。
○ 上限を設けなければいけないのか。
○ 購入後、所有権がどこに行くのか、どう使われているのかが不透明である。備品 の使用頻度を聞くというのも方法である。
→市の監査でも、備品の所有権についての指摘があった。今までの事例で計画どお
りに備品を購入したが、事業は計画通りにいかず、結果的に備品もあまり活用さ れなかった。返金もありうるか。と公開報告会の際、指摘があった。
○ 計画通りに事業がされなかった場合、金額で限度額を決めると事業割合を考えた 場合、問題は解決されないと思う。事業費に対する割合のほうが良いと思う。
○ はじめの一歩の備品購入費の上限が、交付金額の 20%であるのは、厳しいとい うならば、50%にするのか。
○ この案でよい。
○ 賃金については、対象外でよいか。
○ 賃金は経費対象外と記入したほうがいい。
○ 予算書に賃金の欄は設けるが、対象外× をつける。備品の上限も明記する。
→資料をもとに備品台帳の提案。3 万円以上の備品購入の際は「財産目録」を提出 することになっているが、実際に「財産目録」では内容が明確になっていない。 また、小規模の任意団体に財産目録の作成は厳しい。そこで、備品台帳の作成を 促し、管理を意識付けしたい。報告書に添付してもらう。団体の自費で買う場合 は不要である。
○ 1 万円以上の備品を全部は負担ではないか。通常は減価償却に係る 10 万円、20 万円レベルである。
→台帳の提出義務の金額は、所有管理を明確にする目的なので、次回にもう少し、 議論をして決めても良い。22 年度の要項の中に補助金交付規則にかかれた部分 を盛り込んで行きたい。
◎ 賃金の欄は、補助対象のところに× をつけて、補助対象でない旨を記入する。
◎ 備品の上限も明記する。
◎ 要項の3、市民活動補助金の種類の対象事業(はじめの一歩)の文章について「会 員確保を目的とした団体活動内容の宣伝に関する事業など、団体の自立促進する のに効果的な事業」と修正する。
◎ 本日の決定事項をふまえて募集要項等を完成させる。
以 上