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PDFファイルを開きます。調査報告書(全文) 第三者委員会からの報告書の受領について 北海道電力

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(1)

調

平 成 2 3 年 1 0 月 1 4 日

プ ル サ ー マ ル 公 開 シ ン ポ ジ ウ ム 等 に 関 す る

(2)

第 1 調 査 開 始 の 経 緯 ・ 第 三 者委 員 会 の 設 置 1

第 2 調 査 体 制 ・ 調 査 方 法 2

第 3 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 の 位置 付 け と 北 電 の 関 与 に つ い て の 考 え 方 2

… 1 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 する 事 前 協 議 の 申 入 れ か ら 事 前 了 解 ま で の 経 過 3

………

2 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 の 位置 付 け 3

……… 3 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 に 対す る 北 電 の 関 与 に つ い て の 考 え 方 5

第 4 事 実 認 定 ・ 評 価 ① - ご 意 見 を 伺 う 会

( 平成 2 0 年 5 月 3 0 、3 1 日 、 6 月 1 日 開 催 ) 7

………

1 ご 意 見 を 伺 う 会 へ の 北 電の 対 応 方 針 7

………

2 参 加 者 の 動 員 7

………

3 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 8

………

4 組 織 的 関 与 8

……… 5 結 果 的 に 判 断 を 歪 め る こと に 繋 が っ た か 否 か に つ い て 9

第 5 事 実 認 定 ・ 評 価 ② - 国シ ン ポ ジ ウ ム( 平 成 2 0 年 8 月 3 1 日 開 催 ) 9

………

1 国 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 北 電の 対 応 方 針 9

………

2 参 加 者 の 動 員 ( 泊 会 場 ) 10

………

3 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 12

………

4 ア ン ケ ー ト の 記 載 要 請 等 14

………

5 組 織 的 関 与 に つ い て 14

……… 6 結 果 的 に 判 断 を 歪 め る こと に 繋 が っ た か 否 か に つ い て 15

第 6 事 実 認 定 ・ 評 価 ③ - 道 シ ン ポ ジ ウ ム( 平 成 2 0 年 1 0 月 1 2 日 開 催 ) 16

………

1 道 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 北 電の 対 応 方 針 16

………

2 参 加 者 の 動 員 18

………

3 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 19

………

4 ア ン ケ ー ト の 記 載 要 請 等 20

………

5 組 織 的 関 与 20

……… 6 結 果 的 に 判 断 を 歪 め る こと に 繋 が っ た か 否 か に つ い て 21

第 7 事 実 認 定 ・ 評 価 ④ - プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る 意 見 の 提 出 22

………

1 第 1 次 、 第 2 次 意 見 募 集 22

………

2 中 間 報 告 に 関 す る 意 見 募集 23

第 8 原 因 分 析 29

…… 1 北 電 が 安 全 性 に 関 す る 説明 責 任 を 負 担 し て い る と い う 意 識 の 不 足 29

………

2 行 政 作 用 へ 関 与 し て い たこ と の 認 識 不 足 30

………

(3)

………

4 ガ バ ナ ン ス 不 全 ・ 規 範 の不 存 在 32

第 9 再 発 防 止 策 32

(4)

第 1 調 査 開 始 の 経 緯 ・ 第 三 者委 員 会 の 設 置

1 北 海 道 、 岩 内 町 、 共 和 町 、 泊 村 及 び 神 恵 内 村 ( 以 下 、 岩 内 町 以 下 の 4 町 村

を 「 地 元 4 町 村 」 と い う 。) は 、 平 成 2 0 年 1 0 月 1 2 日 、「 プ ル サ ー マ ル

計 画 に 関 す る 公 開 シ ン ポ ジ ウ ム 」( 以 下 「 道 シ ン ポ ジ ウ ム 」 と い う 。) を 岩

内 町 で 開 催 し 、 い わ ゆ る プ ル サ ー マ ル 実 施 計 画 に つ い て 地 域 住 民 、 道 民 か ら

広 く 意 見 を 聴 取 し た と い う 経 過 が あ っ た と こ ろ 、 平 成 2 3 年 8 月 2 6 日 、 同

シ ン ポ ジ ウ ム に 関 し 、 北 海 道 電 力 株 式 会 社 ( 以 下 「 北 電 」 と い う 。) 内 に お

い て は 、 同 シ ン ポ ジ ウ ム に 参 加 し 推 進 意 見 を 述 べ る こ と を 依 頼 す る メ ー ル が

社 員 に 送 信 さ れ て い る 疑 い が あ る 旨 の 報 道 が な さ れ た 。

2 北 電 は 、 直 ち に 社 内 調 査 を 行 っ て 同 報 道 が 挙 示 し た 社 内 メ ー ル の 存 在 を 確

認 し た う え 、 平 成 2 3 年 8 月 2 9 日 、 今 後 の 調 査 に つ い て は 、 透 明 性 、 公

正 性 を 確 保 す る た め 社 外 の 者 で 構 成 さ れ る 第 三 者 委 員 会 を 設 置 し て 同 委 員

会 に 委 ね る こ と と し 、 そ の 旨 発 表 し た 。

3 そ の 後 、 北 電 は 、 社 内 調 査 に よ り 、 経 済 産 業 省 が 平 成 2 0 年 8 月 3 1 日 に

泊 村 で 開 催 し た 「 プ ル サ ー マ ル シ ン ポ ジ ウ ム 」( 以 下 「 国 シ ン ポ ジ ウ ム 」 と

い う 。) に お い て も 、 社 員 に 対 し 同 シ ン ポ ジ ウ ム に 出 席 す る よ う 求 め る 社 内

メ ー ル が 送 信 さ れ て い た こ と を 確 認 し た 。

4 こ の よ う な 経 過 の 後 、 平 成 2 3 年 9 月 3 日 、 当 委 員 会 は 設 置 さ れ た 。 北 電

は 、 当 委 員 会 に 対 し 、 調 査 に は 全 面 的 に 協 力 す る こ と を 約 し た う え 、 委 嘱

目 的 は 「 泊 発 電 所 の プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る 公 開 シ ン ポ ジ ウ ム 等 に つ い

て 、 出 席 や 意 見 表 明 の 要 請 な ど 、 当 社 の 組 織 的 関 与 が あ っ た か 、 結 果 的 に

判 断 を 歪 め る こ と に 繋 が っ た か な ど の 事 実 の 認 定 ・ 評 価 、 原 因 分 析 を 実 施

し 、 調 査 結 果 の 報 告 お よ び 再 発 防 止 策 の 提 言 等 を 行 う 」 こ と で あ る こ と 、

ま た 調 査 対 象 は 平 成 2 0 年 5 月 3 0 日 か ら 同 年 6 月 1 日 に か け て 地 元 4 町

村 、 札 幌 市 で 順 次 開 催 さ れ た 北 海 道 及 び 地 元 4 町 村 主 催 の 「 泊 発 電 所 の プ

ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る ご 意 見 を 伺 う 会 」( 以 下「 ご 意 見 を 伺 う 会 」と い う 。)、

国 シ ン ポ ジ ウ ム 、 道 シ ン ポ ジ ウ ム で あ る こ と を 明 ら か に し 、 調 査 結 果 の 報

告 は 平 成 2 3 年 1 0 月 初 旬 を 目 途 と す る こ と を 求 め た 。

な お 、 当 委 員 会 の 調 査 過 程 で 、 北 海 道 及 び 地 元 4 町 村 が 、 平 成 2 0 年 5 月

1 9 日 か ら 同 年 6 月 1 3 日 ま で 実 施 し た 意 見 募 集( 以 下「 第 1 次 意 見 募 集 」

と い う 。)、 同 年 6 月 1 6 日 か ら 同 年 7 月 1 1 日 ま で 実 施 し た 意 見 募 集 ( 以

(5)

1 第 1 次 意 見 募 集 、 第 2 次 意 見 募 集 及 び 中 間 報 告 に 関 す る 意 見 募 集 は 、 い ず れ も 北 海 道 及 び 地 元 4 町 村 が 主 催 し 、 住 民 等 に 対 し 、 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る 安 全 性 等 に つ い て の 論 点 に 対 す る 意 見 を

募 集 し た も の で あ り 、 行 政 プ ロ セ ス と し て は 、 道 シ ン ポ ジ ウ ム と 一 体 の も の で あ っ た 。

し た 『「 泊 発 電 所 3 号 機 の プ ル サ ー マ ル 計 画 に 係 る 安 全 性 に つ い て ( 中 間 報

告 )」( 以 下 「 中 間 報 告 」 と い う 。) に 関 す る 意 見 募 集 』( 以 下 「 中 間 報 告 に

関 す る 意 見 募 集 」 と い う 。) 1

に 関 し て も 、 公 正 性 、 透 明 性 を 損 な う 、 又 は 損

な う 疑 い の あ る 北 電 の 関 与 が 認 め ら れ 、 当 委 員 会 は こ れ を 含 め て 事 実 認 定

及 び 評 価 を 行 っ た ( 以 下 「 国 シ ン ポ ジ ウ ム 」、「 道 シ ン ポ ジ ウ ム 」、「 第 1 次

意 見 募 集 」、「 第 2 次 意 見 募 集 」 及 び 「 中 間 報 告 に 関 す る 意 見 募 集 」 を 総 称

し て 、「 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 」 と い う 。)。

第 2 調 査 体 制 ・ 調 査 方 法

1 当 委 員 会 市 川 委 員 長 は 、 委 員 会 設 置 後 直 ち に 委 員 補 助 と し て 、 中 原 猛 弁 護

士 を 選 任 し 、 同 弁 護 士 と 弁 護 士 で あ る 市 川 委 員 長 、 日 浦 委 員 及 び 吉 川 委 員

と で 構 成 す る 弁 護 士 調 査 チ ー ム を 発 足 さ せ 、同 チ ー ム に 調 査 を 実 施 さ せ た 。

平 成 2 3 年 9 月 8 日 、 第 1 回 委 員 会 が 開 催 さ れ 、 委 員 会 と し て 、 中 原 猛 弁

護 士 を 委 員 補 助 に 選 任 し た こ と 、 上 記 の と お り 弁 護 士 調 査 チ ー ム を 設 置 し 、

同 チ ー ム に 調 査 に あ た ら せ た こ と を 追 認 す る と と も に 、 弁 護 士 調 査 チ ー ム は

委 員 会 内 に 設 置 し た も の と し て 位 置 づ け 、今 後 も 同 チ ー ム に 調 査に あ た ら せ 、

同 チ ー ム は 当 委 員 会 の 名 に お い て 必 要 な 調 査 を 行 う こ と が で き る こ と 、 同 チ

ー ム に 対 し て は 調 査 結 果 を 早 期 に 当 委 員 会 に 報 告 す る こ と を 求 め る こ と が 議

決 さ れ た 。

2 弁 護 士 調 査 チ ー ム は 、調 査 対 象 の 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 に 関 与 し た 北 電 役 員 、

社 員 の 使 用 す る 又 は 使 用 し た パ ソ コ ン 8 8 台 、 こ れ に 接 続 す る サ ー バ ー に

つ き 、 そ れ ら が 保 存 し て い る デ ー タ を 出 力 さ せ 、 デ ー タ が 削 除 さ れ て い る

場 合 は 復 活 ソ フ ト に よ り デ ー タ を 復 元 さ せ 、 既 に 退 職 、 出 向 な ど に よ り パ

ソ コ ン が 初 期 化 さ れ て い る 場 合 は パ ソ コ ン メ ー カ ー に デ ー タ の 復 元 を 依 頼

す る な ど の パ ソ コ ン デ ー タ 解 析 作 業 を 行 い 、 北 電 か ら 調 査 対 象 の 本 件 シ ン

ポ ジ ウ ム 等 に 関 す る 資 料 の 提 供 を 受 け 、 北 電 社 内 外 の 者 延 べ 4 8 名 に 対 し

ヒ ア リ ン グ を 行 い 、 関 係 先 3 1 か 所 に 対 し 照 会 を 行 い 、 ま た 北 海 道 に 対 し

情 報 公 開 手 続 を す る な ど の 方 法 に よ り 、 必 要 と 認 め る 調 査 を 行 っ た 。

(6)

1 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 する 事 前 協 議 の 申 入 れ か ら 事 前 了 解 ま で の 経 過

⑴ 北 海 道 及 び 地 元 4 町 村 は 、 北 電 と の 間 で 、「 泊 発 電 所 周 辺 の 安 全 確 保 及

び 環 境 保 全 に 関 す る 協 定 書 ( 以 下 「 安 全 協 定 」 と い う 。) を 締 結 し て い た

と こ ろ 、 平 成 2 0 年 4 月 1 8 日 、 北 電 か ら 、 安 全 協 定 第 2 条 に 基 づ き 、 プ

ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る事 前 協 議 の 申 入 れ を 受 け た 。

⑵ そ こ で 、 こ れ ら 自 治 体 は 、 同 年 5 月 9 日 、 プ ル サ ー マ ル 計 画 の 安 全 性 に

つ い て 判 断 す る に あ た り 、「 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る 有 識 者 検 討 会 議 」

( 以 下 「 有 識 者 検 討 会 議 」 と い う 。) を 設 置 し て 、 専 門 的 検 討 等 を 行 う こ

と と し た ( 事 務 局 は 、 北海 道 総 務 部 が 担 っ た 。)。

同 年 5 月 2 3 日 、 第 1 回 の 有 識 者 検 討 会 議 が 開 催 さ れ 、 同 月 末 か ら 、 ご

意 見 を 伺 う 会 が 開 催 さ れ 、 同 年 8 月 2 2 日 ま で の 間 に 、 第 4 回 ま で の 有 識

者 検 討 会 議 が 開 催 さ れ た。こ の 間 に 、第 1 次 、第 2 次 意 見 募 集 が 行 わ れ た 。

そ し て 、 同 年 8 月 3 1 日 、 北 海 道 か ら の 要 望 を 受 け て 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム

が 開 催 さ れ た 。

有 識 者 検 討 会 議 は 、 6 回 の 会 議 開 催 を 経 て 、 同 年 1 0 月 2 日 、「 泊 発 電

所 3 号 機 の プ ル サ ー マ ル 計 画 に 係 る 安 全 性 の 検 討 状 況 に つ い て ( 中 間 報

告 )」 を 提 出 し て 、 同 月 3 日 か ら 同 月 3 1 日 ま で の 期 間 に お い て 、 中 間 報

告 に 関 す る 意 見 募 集 が 行 わ れ た 。 こ う し た 最 中 の 同 月 1 2 日 、 道 シ ン ポ ジ

ウ ム が 開 催 さ れ た 。

⑶ 有 識 者 検 討 会 議 は 、 9 回 の 会 議 開 催 を 経 て 、 同 年 1 2 月 1 4 日 、「 泊 発

電 所 3 号 機 の ウ ラ ン ・ プ ル ト ニ ウ ム 混 合 酸 化 物 燃 料 の 使 用 計 画 ( プ ル サ ー

マ ル 計 画 ) に 係 る 安 全 性 に つ い て ( 最 終 報 告 )」( 以 下 「 最 終 報 告 」 と い

う 。) を 策 定 し て 、 北 海 道 知 事 及 び 地 元 4 町 村 長 に 対 し 、 プ ル サ ー マ ル 計

画 に つ い て は 安 全 性 が 確保 さ れ る と の 結 論 に 至 っ た 旨 提 言 し た 。

北 海 道 及 び 地 元 4 町 村 は 、 北 電 に 対 し 、 平 成 2 1 年 3 月 5 日 、 安 全 協 定

第 2 条 に 基 づ く 事 前 了 解を 表 明 し た 。

2 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 の 位置 付 け

⑴ ご 意 見 を 伺 う 会

ア 主 催 者 は 、北 海 道 と 、各 開 催 地 ご と に 泊 村( 平 成 2 0 年 5 月 3 1 日 )、

共 和 町 ( 同 )、 岩 内 町 ( 同 )、 神 恵 内 村 ( 5 月 3 0 日 ) で あ る ( 加 え て 、

6 月 1 日 に は 札 幌 で 開催 さ れ た 。)。

イ 開 催 目 的 は 、「 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る 情 報 提 供 を 行 う と と も に 、

プ ル サ ー マ ル 計 画 の 安 全 性 に 関 す る 不 安 や 疑 問 な ど 、 地 元 4 町 村 を は じ

(7)

せ る た め 」 で あ り 、 そ の プ ロ グ ラ ム に は 、 経 済 産 業 省 資 源 エ ネ ル ギ ー 庁

( 以 下 「 エ ネ 庁 」 と い う 。)、 同 省 原 子 力 安 全 ・ 保 安 院 、 北 電 に よ る 情

報 提 供 、 事 務 局 か ら の 説 明 と 意 見 ・ 質 疑 が 組 ま れ て い た ( 最 終 報 告 100

頁 )。

⑵ 国 シ ン ポ ジ ウ ム

ア 主 催 者 は 、 エ ネ 庁 であ り 、 北 海 道 の 要 望 を 受 け て 開 催 さ れ た 。

イ 開 催 目 的 は 、「 地 域 の み な さ ま に 、 プ ル サ ー マ ル の 必 要 性 や 安 全 性 に

つ い て の 理 解 を 深 め て い た だ く た め に 」 で あ り 、 そ の プ ロ グ ラ ム に は 、

エ ネ 庁 に よ る 説 明 、 北 電 に よ る 説 明 (「 泊 発 電 所 3 号 機 で の プ ル サ ー マ

ル 実 施 計 画 に つ い て 」)、 プ ル サ ー マ ル の 必 要 性 と 安 全 性 に つ い て の パ

ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン、 会 場 参 加 者 と の 質 疑 応 答 が 組 ま れ て い た 。

⑶ 道 シ ン ポ ジ ウ ム

ア 主 催 者 は 、 北 海 道 及び 地 元 4 町 村 で あ る 。

イ 開 催 目 的 は 、「 地 元 を は じ め 道 民 の 皆 さ ま と と も に 、 泊 発 電 所 に お け

る プ ル サ ー マ ル 計 画 の 安 全 性 な ど に つ い て 、 わ か り や す い 形 で 考 え る こ

と 」 で あ り 、 そ の プ ロ グ ラ ム に は 、 有 識 者 検 討 会 議 会 長 に よ る 中 間 報 告

に つ い て の 講 演 、プ ル サ ー マ ル 計 画 に つ い て の パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン 、

会 場 参 加 者 と の 意 見 交換 が 組 ま れ て い た 。

⑷ プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関す る 意 見 募 集

ア 実 施 者 は 、 北 海 道 及び 地 元 4 町 村 で あ る 。

イ 第 1 次 、 第 2 次 意 見募 集

実 施 目 的 は 、 ご 意 見 を 伺 う 会 と 同 じ く 、「 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る

情 報 提 供 を 行 う と と も に 、 プ ル サ ー マ ル 計 画 の 安 全 性 に 関 す る 不 安 や 疑

問 な ど 、 地 元 4 町 村 を は じ め 道 民 の 皆 さ ま か ら 、 い た だ い た 意 見 を 有 識

者 検 討 会 議 の 論 点 に 反映 さ せ る た め 」( 最 終 報 告100頁 ) で あ る 。

ウ 中 間 報 告 に 関 す る 意見 募 集

実 施 目 的 は 、「 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 係 る 安 全 性 の 検 討 状 況 に つ い て 、

1 0 月 2 日 に 中 間 報 告 を 行 っ た こ と か ら 、 こ の 内 容 に 関 す る 地 元 4 町 村

を は じ め 道 民 の 意 見 等 を 考 慮 し た う え で 、 最 終 報 告 の 取 り ま と め を 行 う

た め 」( 最 終 報 告102頁 ) で あ る 。

⑸ 以 上 の と お り 、 上 記 ⑴ ⑶ ⑷ は 、 安 全 協 定 に 基 づ く 北 電 か ら の プ ル サ ー マ

ル 計 画 の 事 前 協 議 の 申 入 れ に 対 し て 、 同 申 入 れ を 受 け た 立 地 地 域 の 自 治 体

側 が 、 同 申 入 れ に 対 す る 諾 否 を 検 討 す る た め に 必 要 な 行 政 プ ロ セ ス と し て

開 催 ・ 実 施 し た も の で あ り 、 上 記 ⑵ は 、 国 が 、 北 海 道 の 要 望 を 受 け て 、 地

(8)

1 公 正 と は 、「 恣 意 ・ 独 断 を 疑 わ れ る よ う な も の で な い こ と 」、「 偏 頗 な 情 報 で は な く 、 的 確 な 情 報

に 基 づ い た も の で あ る こ と 」( 塩 野 宏 ・ 行 政 法 Ⅰ [ 第 二 版 増 補 ] 有 斐 閣 ) を い い 、 透 明 性 と は 、「 そ

の 内 容 及 び 過 程 が 国 民 に と っ て 明 ら か で あ る こ と 」( 行 政 手 続 法 1 条 ) を い う 。 3 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 に 対す る 北 電 の 関 与 に つ い て の 考 え 方

⑴ 基 本 的 考 え 方

北 電 は 、 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 の 運 営 や 結 果 の 公 正 性 ・ 透 明 性 を 損 な う お

そ れ の あ る 行 動 を と っ て は な ら な い も の で あ る 。 そ の 根 拠 は 、 次 の と お り

で あ る 。

ア 第 1 に 、本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 の 主 催 者 、開 催 目 的 か ら す る 根 拠 で あ る 。

本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 は 、 行 政 権 の 主 体 で あ る 国 、 自 治 体 が 公 金 を 使 用

し て 、 プ ル サ ー マ ル 発 電 に 関 し 広 く 地 域 住 民 等 に 対 し そ の 理 解 を 深 め る

た め 、 又 は そ の 意 見 を 徴 す る 目 的 で 行 っ た も の 、 す な わ ち 、 こ れ ら の シ

ン ポ ジ ウ ム 等 は 、 行 政 庁 が 一 定 の 行 政 目 的 の た め に 行 っ た も の で あ り 、

行 政 作 用 の 一 つ で あ っ た と い え る か ら 、 こ の 点 だ け か ら で も 本 件 シ ン ポ

ジ ウ ム 等 の 運 営 は 公 正 、 透 明 1

で な け れ ば な ら な い と い え る 。 し か も 、

こ れ ら の シ ン ポ ジ ウ ム 等 は 、 北 電 の プ ル サ ー マ ル 発 電 事 業 に 関 し 行 わ れ

た の で あ る か ら 、 北 電 と し て は 、 一 般 参 加 者 以 上 に 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等

が 行 政 作 用 で あ る こ と を 十 分 に 意 識 し 、 そ の 公 正 、 透 明 が 害 さ れ る こ と

の な い よ う 意 を 用 い る 必 要 が あ っ た 。 北 電 は 、 例 え ば 、 シ ン ポ ジ ウ ム の

参 加 者 の た め に 説 明 資 料 を 用 意 し た り 、 シ ン ポ ジ ウ ム 会 場 で 技 術 的 な 説

明 を 行 う な ど 、 シ ン ポ ジ ウ ム 運 営 に 一 定 の 関 与 を 求 め ら れ た が 、 そ の 場

合 も 含 め 、 シ ン ポ ジ ウ ム は 行 政 作 用 と し て 行 わ れ て い る こ と を 踏 ま え 、

自 ら の 関 与 、 行 為 に よ り シ ン ポ ジ ウ ム の 運 営 が 公 正 、 透 明 を 欠 く こ と の

な い よ う 配 慮 、 協 力 する 責 務 を 負 っ て い た と い え よ う 。

イ 第 2 に 、 安 全 協 定 から す る 根 拠 で あ る 。

道 シ ン ポ ジ ウ ム 、 第 1 次 及 び 第 2 次 意 見 募 集 、 中 間 報 告 に 関 す る 意 見

募 集 は 、 単 に プ ル サ ー マ ル 発 電 に 関 す る 理 解 を 深 め る こ と を 目 的 と し て

な さ れ た も の で は な く 、 安 全 協 定 に 基 づ き 北 電 か ら な さ れ た 事 前 協 議 の

申 し 入 れ に 対 し 、 そ の 諾 否 を 検 討 す る た め に 必 要 な 行 政 プ ロ セ ス の 一 つ

と し て 行 な わ れ た も の で あ る 。 す な わ ち 、 北 電 の 行 お う と す る プ ル サ ー

マ ル 発 電 の 可 否 は 、 こ の 場 合 行 政 プ ロ セ ス の 対 象 で あ り 、 北 電 は 単 な る

説 明 者 で は な く 、 検 討 を 加 え ら れ る 立 場 に あ っ た と い う こ と で あ る 。 し

(9)

告 に 関 す る 意 見 募 集 に 関 与 す る 場 合 は 、 前 項 に 比 し て さ ら に 一 層 強 く 、

公 正 、 透 明 に 配 慮 、 協 力 す る 責 務 が あ っ た と い え よ う ( 道 民 意 見 提 出 手

続 に 関 す る 要 綱 )。

ウ 第 3 に 、 事 業 者 と して の 説 明 責 任 か ら す る 根 拠 で あ る 。

原 子 力 発 電 は 、 ひ と た び 事 故 が 起 き る と 、 甚 大 で 回 復 困 難 な 被 害 を 周

辺 に 与 え 得 る 。こ の よ う な 大 き な 危 険 た り 得 る 施 設 を 運 転 す る 事 業 者 は 、

そ の 施 設 を 常 時 安 全 に 運 転 す る こ と の ほ か 、 同 施 設 に 関 し 地 元 住 民 等 に

安 全 を 確 保 す る に 十 分 な 量 の 、 的 確 で 、 か つ 偏 っ て い な い 情 報 を 提 供 す

る 責 務 を 負 っ て い る と 解 さ れ る ( 原 子 力 政 策 大 綱 )。 ま た 、 こ の よ う な

責 務 を 負 っ て い る 事 業 者 で あ る 北 電 が 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 に 関 与 す る と

き は 、 そ の 関 与 は 、 公正 、 透 明 で あ る 必 要 が あ る と 解 さ れ る 。

⑵ 具 体 的 行 動 準 則

そ こ で 、 本 件 シ ン ポ ジ ウ ム 等 に お け る 北 電 の 具 体 的 行 動 準 則 ( 本 件 シ ン

ポ ジ ウ ム 等 の 公 正 性 ・ 透 明 性 を 損 な う お そ れ の あ る 行 動 と し て 不 適 切 か 否

か ) の 典 型 例 に つ い て 検討 す る と 、 次 の と お り で あ る 。

ア シ ン ポ ジ ウ ム へ の 参加 者 の 動 員

ⅰ 反 対 派 の 参 加 自 体 を 排 斥 す る こ と を 目 的 と し て 、 地 元 住 民 で あ れ 参

加 者 を 動 員 す る こ と は 、 明 ら か な 不 正 行 為 で あ っ て 、 不 適 切 で あ る 。

ⅱ 北 電 社 員 や 関 係 会 社 の 社 員 を 、 業 務 上 必 要 と さ れ る 数 を 超 え て 動 員

す る こ と は 、 不 適 切 で あ る 。 シ ン ポ ジ ウ ム の 開 催 目 的 の 予 定 す る と こ

ろ で は な い か ら で ある 。

イ 会 場 質 問 者 な い し 意見 提 出 者 の た め の 事 前 準 備

ⅰ 北 電 が 、 地 元 住 民 に 対 し 、 シ ン ポ ジ ウ ム 会 場 で 質 問 を す る こ と を 依

頼 し 、 又 は 行 政 が 行 う 意 見 募 集 に 応 募 し て 意 見 を 提 出 す る こ と を 依 頼

す る こ と 自 体 に は 、利 益 誘 導 や 執 拗 等 の 不 相 当 な 事 情 が 伴 わ な い 限 り 、

問 題 は な い 。

し か し 、 北 電 が 、 会 場 質 問 要 旨 又 は 意 見 要 旨 を 記 載 し た 書 面 を 作 成

し 、 こ れ を 質 問 者 又 は 意 見 提 出 者 に 交 付 し て 記 載 の 内 容 に 沿 っ て 質 問

又 は 意 見 提 出 を 行 う よ う 依 頼 す る 行 為 ( 書 面 の 作 成 、 交 付 に 代 え て 口

頭 で レ ク チ ャ ー し て 依 頼 す る 場 合 を 含 む 。) は 、 問 題 で あ る 。 な ぜ な

ら 、 そ れ ら の 質 問 要 旨 又 は 意 見 要 旨 に は 、 北 電 の 意 思 が 入 ら ざ る を 得

な い か ら で あ る 。 北 電 が こ れ ら の 書 面 を 作 成 す る 場 合 は 、 住 民 等 に 伝

え た い こ と 、 強 調 し た い こ と な ど 北 電 の 主 張 が こ れ ら の 質 問 、 意 見 に

織 り 込 ま れ る 危 険 が あ る 。 む し ろ 、 織 り 込 む こ と を 目 的 と す る こ と も

(10)

1 シ ン ポ ジ ウ ム 等 の 運 営 に 関 す る 担 当 部 は 、 本 社 電 源 立 地 部 で 、 地 元 対 応 に 関 し て も 、 渉 外 課 を 概

括 的 に 指 揮 し て い た 。 詳 細 業 務 に つ い て は 同 部 と 連 携 し て 渉 外 課 が 遂 行 し て い た 。

い 。 な お 、 こ れ ら の 質 問 、 意 見 の 趣 旨 、 内 容 に 質 問 者 又 は 意 見 提 出 者

本 人 の 考 え が 反 映 さ れ て い る と し て も 、 北 電 が 作 成 し て 北 電 の 意 思 が

入 り 得 る 以 上 不 適 切で あ る こ と に 変 わ り は な い 。

ⅱ 北 電 社 員 が 、第 三 者 を 装 っ て( 匿 名 を 含 む )意 見 を 提 出 す る こ と も 、

不 適 切 で あ る

ウ ア ン ケ ー ト の 記 載 要請 等

北 電 社 員 に ア ン ケ ー ト に 回 答 す る よ う 要 請 す る こ と 及 び 北 電 社 員 が 回

答 す る こ と は 、 い ず れ も 不 適 切 で あ る 。 シ ン ポ ジ ウ ム の 開 催 目 的 の 予 定

す る と こ ろ で は な い から で あ る 。

第 4 事 実 認 定 ・ 評 価 ① - ご 意 見 を 伺 う 会

( 平 成 2 0 年 5 月 3 0 、3 1 日 、 6 月 1 日 開 催 )

1 ご 意 見 を 伺 う 会 へ の 北 電の 対 応 方 針

こ の 対 応 に つ い て 、電 源 立 地 部 1

グ ル ー プ リ ー ダ ー( 以 下「GL」と い う 。)、

泊 原 子 力 事 務 所 次 長( 渉 外 担 当 )、同 事 務 所 渉 外 課( 以 下「 渉 外 課 」と い う 。)

は 、 平 成 2 0 年 5 月 2 8 日 の 打 合 せ に お い て 、 地 元 4 町 村 の 各 会 場 で 「 当 社

支 援 者 に プ ル 実 施 に 向 け て の 応 援 発 言 を 依 頼 す る 」、 そ の 人 数 を 「 神 恵 内 会

場 ( 2 ) 泊 会 場 ( 2 ) 岩 内 会 場 ( 5 ) 共 和 会 場 ( 3 ) 」 と し 、「 意 見 内 容 は 渉 外

課 で 検 討 」 し 、「 各 課 長 と 調 整 の う え 選 定 」 す る と し た 。

2 参 加 者 の 動 員

⑴ 渉 外 課 は 、 5 月 2 6 日 、 泊 原 子 力 発 電 所 建 設 所 ( 以 下 「 泊 建 設 所 」 と い

う 。) 及 び 泊 発 電 所 に 対 し 、 そ れ ぞ れ 、 地 元 4 会 場 に 2 名 ず つ の 動 員 を 依

頼 し た 。 5 月 2 7 日 の 泊 発 電 所 の 課 長 会 で も 、 出 席 者 か ら 、 動 員 依 頼 へ の

協 力 方 に つ い て 発 言 が あっ た 。

こ の 依 頼 に 対 し 、泊 建 設 所 は 、次 課 長 ら で 調 整 し て 参 加 者 6 名 を 決 定 し 、

協 力 会 社 ( 北 電 と の 取 引 業 者 ) に も 4 名 の 動 員 を 依 頼 し た 。 ま た 、 泊 発 電

所 及 び 泊 原 子 力 事 務 所 原子 力 訓 練 セ ン タ ー( 以 下「 訓 練 セ ン タ ー 」と い う 。)

も 、 参 加 者 5 名 を 決 定 し 、 そ の 旨 の メ ー ル は 、 泊 発 電 所 の 所 長 、 次 長 、 訓

練 セ ン タ ー の 副 所 長 に も送 信 さ れ た 。

当 該 動 員 に よ り 実 際 に出 席 し た 人 数 は 不 明 で あ る 。

(11)

1 1 ペ ー ジ 毎 に 1 つ の 質 問 を 掲 載 し た 形 式 の も の

前 記 第 3 の 3 ⑵ ア ⅱ の とお り 、 不 適 切 な も の で あ る 。

な お 、 ご 意 見 を 伺 う 会の 開 催 結 果 資 料 ( 最 終 報 告 100頁 ) に よ れ ば 、 こ

の と き の 参 加 者 は 、 泊 会 場 8 6 名 、 共 和 会 場 8 1 名 、 岩 内 会 場 1 0 1 名 、

神 恵 内 会 場 1 1 6 名 、 札幌 会 場 2 0 0 名 で あ っ た 。

3 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備

⑴ 上 記 1 の 「 応 援 発 言 」の 依 頼 が 、 実 行 さ れ た 。

本 件 調 査 に お い て 、 渉 外 課 の 担 当 者 の パ ソ コ ン か ら 、 泊 会 場 用 、 神 恵 内

会 場 用 の 口 語 体 に よ る 4つ の 質 問 の 例 文 1

が 記 載 さ れ た ワ ー ド フ ァ イ ル「 ご

意 見 を 伺 う 会 の 質 問 に つ い て 」 が 発 見 さ れ て 、 そ の 言 い 回 し が 別 の 担 当 者

に よ っ て 添 削 さ れ た 痕 跡 も 発 見 さ れ た 。 い ず れ も 、 プ ル サ ー マ ル 計 画 を 推

進 す る 立 場 か ら の 内 容 であ る 。

⑵ そ し て 、 上 記 質 問 の 例文 に よ る 発 言 が 、 実 際 に な さ れ た 。

泊 会 場 で は 、 同 会 場 用 の 質 問 の 例 文 と ほ ぼ 同 じ 内 容 の 質 問 が 発 言 者 2 名

に よ っ て な さ れ 、 神 恵 内 会 場 で も 、 同 会 場 用 の 質 問 の 例 文 と ほ ぼ 同 じ 内 容

の 質 問 が 発 言 者 1 名 ( 2例 文 分 ) に よ っ て な さ れ た 。

上 記 発 言 者 の 1 名 の 質 問 内 容 は 、 専 門 的 な 事 柄 に か か る も の で あ っ た と

こ ろ 、 同 発 言 者 は 、 当 委 員 会 の ヒ ア リ ン グ に お い て 、 専 門 的 な 事 柄 は 専 門

家 が 判 断 す る も の で あ る し 、 自 ら に は そ の よ う な 知 識 も な い の で 、 そ の よ

う な こ と を 質 問 す る こ と も で き な い と 回 答 し た 。 そ う す る と 、 同 人 の 質 問

内 容 は 、 同 人 の 考 え 方 では な か っ た こ と に な る 。

⑶ 以 上 の 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 は 、 前 記 第 3 の 3 ⑵ イ ⅰ の と お り 、 不 適 切

な も の で あ る 。

4 組 織 的 関 与

⑴ 参 加 者 の 動 員 ・ 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 に つ い て は 、 前 記 の と お り 、 電 源

立 地 部 、 渉 外 課 を 中 心 と し て 実 行 さ れ 、 社 員 の 動 員 の 依 頼 先 が 、 泊 原 子 力

事 務 所 の 泊 発 電 所 、 泊 建設 所 、 訓 練 セ ン タ ー に 及 ん で い る 。

よ っ て 、 本 社 を 含 め た 相 当 数 の 部 署 の 組 織 的 関 与 が あ っ た こ と が 明 ら か

で あ る 。

⑵ 電 源 立 地 部 の 責 任 者 で あ る 部 長 に よ る 指 示 に つ い て は 、 同 人 が 関 連 会 社

に 出 向 し た 際 に 同 人 の パ ソ コ ン の ハ ー ド デ ィ ス ク が 初 期 化 さ れ た た め ( 北

(12)

1 内 訳は 、泊 原子 力事 務所 、泊 発電 所、 泊建 設所 の次 課 長

2 泊 発電 所、 泊建 設所 等の 取引 業者

3 渉 外課 等が 、地 元推 進派 のう ち見 識が 高い と評 価し て いる 人物

の ヒ ア リ ン グ に よ れ ば 、 同 部 長 は 、 日 常 の 業 務 一 般 に つ い て 、 相 当 に 細 か

く 報 告 を 受 け ま た 指 示 し て い た こ と が 認 め ら れ る か ら 、 こ れ に よ れ ば 、 参

加 者 の 動 員 ・ 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 に つ い て も 、 同 部 長 の 相 当 の 関 与 が あ

っ た 疑 い が 濃 厚 で あ る 。

し か し 、 具 体 的 関 与 の事 実 を 特 定 す る に は 至 ら な か っ た 。

⑶ 取 締 役 ら 上 層 部 の 関 与 に つ い て は 、 そ れ が 積 極 的 に 指 示 し た こ と を 認 め

る に 足 り る 証 拠 は 見 出 せな か っ た 。

5 結 果 的 に 判 断 を 歪 め る こと に 繋 が っ た か 否 か に つ い て

ご 意 見 を 伺 う 会 の 開 催 結果 資 料 ( 最 終 報 告101頁 、 同 添 付 資 料113頁 ) に

よ れ ば 、 地 元 4 町 村 の 各 会 場 及 び 札 幌 会 場 の 全 体 で 、 発 言 者 5 0 名 ( そ の 意

見 数 9 0 件 )、 ア ン ケ ー ト 提 出 8 2 名 ( 同 1 0 9 件 ) に よ る 総 数 1 9 9 件 の

意 見 が 提 出 さ れ て い る が 、 こ の 結 果 に 関 し て 、 上 記 の 参 加 者 の 動 員 ・ 会 場 発

言 者 の 事 前 準 備 に よ っ て 歪 め る こ と に 繋 が っ た と 認 め る に 足 り る 証 拠 は 見 出

せ な か っ た 。

第 5 事 実 認 定 ・ 評 価 ② - 国シ ン ポ ジ ウ ム ( 平 成 2 0 年 8 月 3 1 日 開 催 )

1 国 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 北 電 の 対 応 方 針

⑴ 国 シ ン ポ ジ ウ ム に 先 立 ち 開 催 さ れ た 「 ご 意 見 を 伺 う 会 」 に お い て は 、

慎 重 派 か ら の 意 見 、 質 問 が 多 く 、 そ の 傾 向 は 共 和 町 、 札 幌 市 開 催 の も

の に お い て 顕 著 で あ っ た 。

⑵ 渉 外 課 は 、 平 成 2 0 年 7 月 2 8 日 こ ろ 、 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 を 検 討

し 、 泊 村 : 3 名 、 共 和 町 : 3 名 、 岩 内 町 : 4 名 、 神 恵 内 村 : 2 名 に 会

場 発 言 を 依 頼 す る こ と 、 当 日 は 会 場 を 4 ブ ロ ッ ク に 分 け 、 各 ブ ロ ッ ク

か ら 2 名 程 度 に 発 言 し て も ら う こ と を 企 画 し た 。

ま た 、 渉 外 課 は 、 遅 く と も 8 月 5 日 ま で に 、「 8 / 3 1 シ ン ポ ジ ウ ム

動 員 計 画 」 を 立 案 し 、 そ の 計 画 書 に お い て は 、「【 社 員

( 3 0 名 】・【 協

力 会 社

( 3 0 名 )】・【 地 元 オ ピ ニ オ ン

( 4 0 名 )】) に 対 し 、 国 シ ン ポ

(13)

1 泊 発電 所の 運転 等の 状況 に関 する 技術 的な 情報 の周 知 を主 な目 的と して 、泊 発電 所に おい て、 毎朝 、泊 発電

所所 長以 下課 長ま でが 出席 する 会議

2 課 長 、 部 長 等 の 職 位 と 分 離 さ れ た 処 遇 上 の 格 付 け で あ り 、『 管 理 ま た は 監 督 の 地 位 に あ る 者 で 、 … 「 経 営

職」 また は「 特別 経営 職(A・B)」 に格 付け られ た者』( 経営 職規 定) をい い、 非労 働組 合員 とな る。

3 北 海道 平和 運動 フォ ーラ ムに 加盟 する 後志 地区 の団 体 。な お、 後志 平和 運動 フォ ーラ ム後 志連 絡会 のブ ログ

ペー ジに よれ ば、 北海 道平 和運 動フ ォー ラム は、 その 活動 目的 とし て「 核も 戦争 もな い平 和な 、そ して 人権 が尊

重さ れ、 環境 保護 の確 立さ れた 21 世紀 を創 るこ と」 を掲 げて いる との こと であ る(http//livedoor.jp/watanabeel -shiribeshi/)。

8 月 6 日 、 泊 原 子 力 事 務 所 で 開 催 さ れ た 朝 会

に お い て 、 次 課 長 ( 経

営 職 2

・ 非 組 合 員 ) に 対 し て 、 参 加 協 力 を 依 頼 し 、 さ ら に 渉 外 課 は 、 次

課 長 ら に 対 し 、 メ ー ル で 「 動 員 要 請 」 と の 語 を 用 い て 、 そ の 旨 を 周 知

し た 。

2 参 加 者 の 動 員 ( 泊 会 場 )

⑴ そ の 後 、 渉 外 課 に お い て 、 後 志 平 和 運 動 フ ォ ー ラ ム

が 中 心 と な っ て

の 、 デ モ 等 の 抗 議 行 動 の 動 き を 察 知 す る と と も に 、 組 合 ( 本 部 ・ 泊 特 別

支 部 ) に も 同 様 の 情 報 が 伝 わ っ た 。

そ こ で 、 組 合 本 部 は 泊 特 別 支 部 に 対 し 、 組 合 活 動 と し て 、 国 シ ン ポ ジ

ウ ム へ の 参 加 の 指 示 を 出 し 、 特 別 支 部 は 5 0 名 程 度 を 参 加 さ せ る 方 針

を 立 て た 。

こ の こ と に 関 し 、 8 月 1 1 日 、 渉 外 課 長 、 泊 原 子 力 事 務 所 労 務 安 全 課

( 以 下 「 労 務 安 全 課 」 と い う 。) 長 、 泊 特 別 支 部 書 記 長 で 協 議 を 持 ち 、

組 合 員 の 参 加 に 対 し て 、 時 間 外 手 当 を 支 給 す る こ と と し た 。

⑵ 同 日 、 渉 外 課 は 、 泊 原 子 力 事 務 所 、 泊 発 電 所 、 泊 建 設 所 所 属 の 次 課 長

ら に 対 し 、 メ ー ル で 、「 参 加 し な く て 結 構 で す か ら 」 と し て 、 国 シ ン ポ

ジ ウ ム の 参 加 申 込 み を 依 頼 し た 。

そ れ と と も に 、 渉 外 課 は 、 泊 原 子 力 事 務 所 、 泊 発 電 所 、 泊 建 設 所 に 属

す る 2 1 課 及 び 泊 特 別 支 部 書 記 長 に 対 し 、「 プ ル サ ー マ ル シ ン ポ ジ ウ ム

へ の 参 加 協 力 に つ い て ( ご 案 内 )」 と 題 す る 、 参 加 依 頼 を 内 容 と す る メ

ー ル を 送 信 し た 。 そ し て 、 メ ー ル は 各 課 か ら 各 所 属 社 員 に 対 し 、 自 動

転 送 ま た は 手 動 転 送 さ れ 、 計 4 8 2 名 に 送 信 さ れ る に 至 っ た 。

⑶ 8 月 1 2 日 、 原 子 力 部 原 子 力 業 務 グ ル ー プ の G L は 、 同 部 に 属 す る そ

の 他 の グ ル ー プ の G L に 対 し 、「 当 日 の 午 前 、 岩 内 で 慎 重 派 ・ 反 対 派 に

よ る 8 0 0 人 規 模 の 集 会 お よ び デ モ が 行 わ れ る と の 情 報 が あ り 、 そ れ

(14)

1 北 海道 電力 労働 組合 本店 地方 本部 の略 称

そ う な る と 、 シ ン ポ ジ ウ ム が 混 乱 し 、 有 意 義 な も の に な ら な い 可 能 性

が あ り ま す 。 そ れ を 回 避 す る た め 、 電 源 立 地 部 か ら 『 本 シ ン ポ ジ ウ ム

へ 自 主 的 で は あ る が 、 多 数 参 加 し て ほ し い 。 目 標 と し て 原 子 力 部 最 低

2 0 名 お 願 い す る 。』( 各 所 か ら の 参 加 者 を 多 く す る こ と に よ り 、 慎 重

派 ・ 反 対 派 の 人 数 を 極 力 少 な く す る こ と が 目 的 。) と の 要 請 が あ り ま し

た 。 つ き ま し て は 、 各 グ ル ー プ に 以 下 の 人 数 を お 願 い し た い ( 要 請 形

式 は あ く ま で も 自 主 参 加 ) と 思 い ま す の で 、 ご 協 力 を よ ろ し く お 願 い

し ま す 。」 と し て 、 計 2 0 名 の 参 加 を 要 請 し た 。

な お 、 同 メ ー ル は 、 自 主 参 加 と し な が ら 、「 服 務 ・ 交 通 に つ い て は 、

検 討 し て 一 律 に な る よ う に し た い と 思 い ま す 。」 と し て 、 国 シ ン ポ ジ ウ

ム へ の 参 加 に 対 し 、 時 間 外 手 当 や 交 通 費 が 支 給 さ れ る と い う 処 理 が な

さ れ る こ と を ほ の め か す 内 容 と な っ て い る 。

⑷ 国 シ ン ポ ジ ウ ム の 参 加 申 込 み の 締 め 切 り 期 日 の 翌 日 で あ る 8 月 1 9

日 、 渉 外 課 長 か ら 電 源 立 地 部 社 員 に 対 し 、「 プ ル シ ン ポ ジ ウ ム に 伴 う 渉

外 課 か ら 参 加 協 力 を お 願 い し た 内 容 は 別 添 の と お り で す が 、 各 自 治 体

の 参 加 人 数 に つ い て は 、 聴 取 内 容 を 記 載 し て い ま す の で 実 人 数 と 異 な

る 可 能 性 が あ り ま す 。『 参 加 証 合 計 』 と 『 出 席 者 合 計 』 の 差 が ダ ミ ー と

い う こ と に な り ま す 。」 と し て 、 同 メ ー ル に 添 付 さ れ た 表 を も っ て 、 泊

原 子 力 事 務 所 、 泊 発 電 所 、 泊 建 設 所 、 泊 特 別 支 部 、 協 力 会 社 、 地 元 住

民 等 に 発 行 さ れ た 参 加 証 が 3 2 7 通 で あ り 、 そ の う ち 実 際 に 出 席 を 予

定 し て い る の が 2 4 9 名 で あ る こ と に つ き 、 報 告 が な さ れ た 。

⑸ 8 月 2 2 日 、 原 子 力 推 進 本 部 事 務 局 か ら 本 社 人 事 労 務 部 労 務 グ ル ー プ

に 対 し 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 参 加 者 に 対 し 、 本 来 業 務 と し て 参 加 す る

者 と そ う で な い も の を 区 別 す る こ と を 目 的 と し て 、 本 来 業 務 と し て 参

加 す る 人 数 に つ き 、 書 面 を も っ て 情 報 提 供 が な さ れ た 。

そ の 書 面 に は 、「 ・ 本 件 の 出 席 者 は 、 動 員 で は な く 、 各 部 の 業 務 と し

て 関 係 者 が 出 席 す る 。( 本 来 は 情 報 提 供 の 必 要 性 は な い と 思 わ れ る が 、

本 店 地 本

A 書 記 長 か ら 問 い 合 わ せ が あ っ た こ と か ら 情 報 提 供 し た も の )

・ 服 務 は 休 日 勤 務 ( 日 帰 出 張 )」 と 記 載 さ れ て い る 。

⑹ 8 月 2 5 日 、 労 務 安 全 課 か ら 、 泊 原 子 力 事 務 所 、 泊 発 電 所 、 泊 建 設 所

所 属 課 の 各 課 長 ま た は 副 長 に 対 し て 、 メ ー ル で 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム へ 参

加 予 定 の 組 合 員 5 1 名 に つ き 、 時 間 外 勤 務 と し て 処 理 す る よ う 通 知 し

(15)

と も に 、「 今 回 の シ ン ポ ジ ウ ム 開 催 に あ た っ て 、大 勢 の 反 対 派 の デ モ( 岩

内 に て ) も 計 画 さ れ て お り 、 休 日 で は あ る も の の 、 出 席 者 を 動 員 し よ

う と 考 え て た と こ ろ 組 合 活 動 と し て 参 加 す る 旨 の 連 絡 が 特 別 支 部 か

ら あ っ た の で 服 務 は 協 力 す る こ と と し た も の で す 」 と し て 、 労 務 安

全 課 と し て も 、 組 合 活 動 に つ い て 時 間 外 手 当 を 支 給 す る こ と を 説 明 し

た 。

⑺ 同 日 、 原 子 力 部 原 子 力 業 務 G L は 、 同 部 の そ の 他 グ ル ー プ の G L に 対

し 、 メ ー ル で 、 同 G L が い う と こ ろ の 「 自 主 参 加 」 に つ い て 出 張 ・ 時

間 外 勤 務 と し て 処 理 す る よ う 通 知 し た 。 こ の メ ー ル は 、 原 子 力 部 長 に

も 送 信 さ れ て い る 。

⑻ 国 シ ン ポ ジ ウ ム に お い て 北 電 が 行 っ た 動 員 に つ い て は 、 参 加 証 ベ ー ス

に お い て 、 少 な く と も 、 原 子 力 部 が 動 員 し た 2 0 名 か ら 業 務 上 出 席 し

た 6 名 を 除 い た 1 4 名 、 前 記 ⑷ 記 載 の 『 参 加 証 合 計 』 と 『 出 席 者 合 計 』

の 差 ( 渉 外 課 長 の い う と こ ろ の 「 ダ ミ ー 」) と な る 7 8 名 、 前 記 ⑹ 記 載

の 泊 特 別 支 部 が 動 員 予 定 の 5 1 名 、 合 計 1 4 3 名 に つ き 、 反 対 派 の 参

加 自 体 を 排 斥 す る こ と を 目 的 と し た も の と 認 め ら れ る 。

こ の よ う な 目 的 の も と に 行 わ れ た 動 員 予 定 に つ い て は 、 前 記 第 3 の 3

⑵ ア ⅰ に 該 当 し 、 不 適 切 な も の で あ る こ と は 明 ら か で あ る 。

な お 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム の 開 催 結 果 資 料 等 に よ れ ば 、 こ の と き の 参 加 申

込 者 数 は 定 員 4 0 0 名 の と こ ろ 4 9 3 名 で あ り 、 そ の う ち 3 2 5 名 ( な

お 、 札 幌 会 場 は 2 6 名 ) が 出 席 し た 。

泊 会 場 出 席 者 名 簿 に よ れ ば 、北 電 社 員 の 出 席 者 は 合 計 9 2 名 で あ っ た 。

3 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備

⑴ 8 月 1 3 日 、 エ ネ 庁 に お い て 、 同 庁 電 力 ・ ガ ス 事 業 部 原 子 力 立 地 ・ 燃

料 サ イ ク ル 産 業 課 原 子 力 発 電 立 地 対 策 ・ 広 報 室 職 員 と 北 電 東 京 支 社 G L

及 び 電 源 立 地 部 総 括 グ ル ー プ 社 員 と の 間 で 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム の 運 営 等 に

つ い て 、 打 ち 合 せ が 行 わ れ た 。

そ の 際 、 平 和 運 動 フ ォ ー ラ ム ほ か 反 対 派 対 策 に つ き 協 議 が な さ れ 、 同

室 職 員 か ら 、「 電 源 立 地 部 長 に も 伝 え て あ る が 、 推 進 の 側 で 発 言 頂 く こ

と も 準 備 を お 願 い し た い 」 な ど と の 依 頼 が な さ れ た 。

こ の 打 ち 合 せ の 内 容 は 、 電 源 立 地 部 総 括 グ ル ー プ 社 員 に よ り 、 打 ち

合 わ せ 終 了 後 1 時 間 以 内 に 、 メ ー ル で 、 電 源 立 地 部 部 長 を 含 む 同 部 社

員 、 泊 原 子 力 事 務 所 次 長 、 渉 外 課 長 、 常 務 取 締 役 兼 発 電 本 部 長 に 送 信

(16)

1 エ ネ庁 から 国シ ンポ ジウ ムの 運営 を委 託さ れた 団体 で あり 、社 会経 済生 産性 本部 の略 称。 現団 体名 は、「 公

益財 団法 人日 本生 産性 本部 」で ある 。

⑵ 8 月 2 1 日 、 エ ネ 庁 に お い て 、 同 室 職 員 と 北 電 東 京 支 社 G L 及 び 同

電 源 立 地 部 総 括 グ ル ー プ 社 員 と の 間 で 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム の 運 営 等 に つ

い て 、 打 ち 合 せ が 行 わ れ た 。

そ の 際 、 同 室 職 員 か ら は 、 発 言 者 の 指 名 方 法 、 ブ ロ ッ ク わ け な ど 詳

細 は 社 経 生

と 相 談 す る よ う 求 め ら れ た 。

⑶ 8 月 2 5 日 、 同 室 職 員 か ら 前 記 東 京 支 社 G L に 対 し 、 呼 出 し が な さ

れ 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム に お け る 推 進 側 の 意 見 表 明 に 関 し 、 依 頼 内 容 、 人

数 等 を 2 6 日 午 前 中 ま で に 教 え て 欲 し い と の 求 め が あ っ た 。

こ の 依 頼 に つ い て は 、 東 京 支 社 G L か ら 電 源 立 地 部 総 括 グ ル ー プ の

G L 及 び 社 員 に 対 し 、 2 5 日 中 に 、 メ ー ル で 伝 え ら れ た 。

⑷ 前 記 メ ー ル の 送 信 と 前 後 し て 、 電 源 立 地 部 社 員 及 び 渉 外 課 社 員 ら 複

数 名 は 、 推 進 派 住 民 に し て も ら う 質 問 集 案 の 作 成 に 取 り 掛 か り 、 8 月

2 6 日 、 電 源 立 地 部 総 括 グ ル ー プ 社 員 は 、 質 問 案 ( 1 3 の 質 問 が 記 載

さ れ た も の で 、 こ の 時 点 で は 回 答 案 は 記 載 さ れ て い な い ) を 取 り ま と

め た 。

そ し て 、 同 社 員 は 東 京 支 社 G L に 対 し 、 メ ー ル で 、 推 進 派 の 質 問 予

定 者 1 2 名 を 人 選 し た こ と を 報 告 し 、 質 問 集 案 を 添 付 フ ァ イ ル と し て

送 信 し た 。

同 日 、 東 京 支 社 G L は 、 同 室 職 員 に 対 し 、 質 問 集 案 を 交 付 し た 。

⑸ 8 月 2 7 日 、 電 源 立 地 部 社 員 は 、 社 経 生 と の 協 議 に 基 づ き 、 会 場 と

な る 泊 村 公 民 館 大 ホ ー ル の 座 席 表 を 8 ブ ロ ッ ク に 分 け 、 各 ブ ロ ッ ク に 推

進 派 の 質 問 者 を そ れ ぞ れ 割 り 当 て る 素 案 を 立 案 し た う え 、渉 外 課 に 対 し 、

各 ブ ロ ッ ク に 個 別 の 質 問 予 定 者 を 割 当 て る よ う 指 示 し た 。 渉 外 課 社 員 ら

は 、 既 に 事 前 に 会 場 発 言 依 頼 を 開 始 し て い た と こ ろ 、 8 月 2 8 日 か ら 2

9 日 に か け て 、 個 別 の 質 問 予 定 者 と 面 談 し 、 前 記 ⑷ の 質 問 集 案 記 載 の 個

別 の 質 問 を 書 面 化 し た う え 、 質 問 予 定 者 に 示 し 又 は そ の 準 備 が あ る こ と

を 告 げ 、 質 問 内 容 に つ き 、 確 認 又 は 調 整 を 行 う と と も に 、 各 質 問 予 定 者

の 座 席 を 決 定 し た 。

⑹ 8 月 2 9 日 、 同 室 職 員 は 、 東 京 支 社 G L に 対 し 、 推 進 派 質 問 者 を 容 易 に

判 別 で き る よ う な 座 席 配 置 表 の 交 付 な ど を 求 め た 。

東 京 支 社 G L は 、 電 源 立 地 部 社 員 に 対 し 、 上 記 求 め を メ ー ル で 伝 え た 。

(17)

し た 書 面 を 作 成 し 、 同 日 中 に 完 成 さ せ た 。 そ し て 、 原 子 力 部 統 括 室 サ イ

ク ル グ ル ー プ G L に 対 し 、 メ ー ル で 「( 原 子 力 部 ) 部 長 が O K で し た ら 常

務 取 締 役 兼 発 電 本 部 長 に も 送 り ま す。」と し て 、添 付 フ ァ イ ル で 送 信 し た 。

そ の メ ー ル が 送 信 さ れ た 約 1 時 間 後 、 完 成 版 は 添 付 フ ァ イ ル と し て 、 常

務 取 締 役 兼 発 電 本 部 長 に も 送 信 さ れ た 。

⑻ 8 月 3 1 日 の 国 シ ン ポ ジ ウ ム 開 催 当 日 、 前 記 1 2 名 の 推 進 派 質 問 予 定 者

は 、 北 電 担 当 者 の 誘 導 に よ り 座 席 に 座 り 、 そ の う ち 3 名 が 実 際 に 質 問 を

行 っ た 。 そ の う ち 、 1 名 は 質 問 集 記 載 の 質 問 内 容 と ほ ぼ 同 一 の 質 問 を 、

1 名 は 、 質 問 集 記 載 の 質 問 内 容 の 趣 旨 に 沿 っ た 質 問 を 、 他 の 1 名 は 、 既

に 他 の 質 問 者 が 同 趣 旨 の 質 問 を 行 っ た こ と か ら 、 質 問 集 記 載 の 質 問 内 容

と は 異 な る 質 問 を 行 っ た 。

⑼ 上 記 質 問 事 前 準 備 は 、 前 記 第 3 の 3 ⑵ イ ⅰ の と お り 、 不 適 切 な も の で

あ る 。

4 ア ン ケ ー ト の 記 載 要 請 等

⑴ 国 シ ン ポ ジ ウ ム 当 日 に は 、 参 加 し た 住 民 の 理 解 な ど に つ い て 把 握 し 、 今

後 の 取 り 組 み の 参 考 と す る こ と を 目 的 に 、 ア ン ケ ー ト 調 査 が 実 施 さ れ 、

参 加 人 数 3 5 1 名 ( 泊 会 場 ・ 3 2 5 名 、 札 幌 会 場 ・ 2 6 名 ) 中 、 1 5 8

名 か ら の 回 答 が あ っ た 。

⑵ こ の 点 に 関 し 、 北 電 が 平 成 2 3 年 8 月 3 1 日 か ら 9 月 2 日 に か け て 行

っ た 自 主 調 査 ( 書 面 に よ る ) に よ れ ば 、 調 査 対 象 者 2 6 名 の う ち 国 シ ン

ポ ジ ウ ム に 参 加 し た と 回 答 し た 社 員 は 1 4 名 で あ っ た 。 そ し て 、 こ の 1

4 名 の う ち 、 ア ン ケ ー ト に 回 答 し た と い う も の は 4 名 、 回 答 し な か っ た

と い う も の は 6 名 、 記 憶 に な い と い う も の は 4 名 で あ っ た 。

こ の 北 電 社 員 4 名 に よ る ア ン ケ ー ト 回 答 は 、 第 3 の 3 ⑵ ウ の と お り 、

不 適 切 な も の で あ る こ と は 言 う ま で も な い 。

⑶ 前 記 ⑴ 記 載 の 1 5 8 名 の ア ン ケ ー ト 回 答 者 の う ち 、 こ の 4 名 以 外 の

北 電 社 員 が 何 名 含 ま れ て い る の か を 特 定 す る に 足 り る 具 体 的 証 拠 は 見

出 せ な か っ た 。

た だ し 、 本 件 に お い て は 、 9 2 名 の 北 電 社 員 が 参 加 し て お り 、 そ の

う ち 相 当 数 が ア ン ケ ー ト に 回 答 し た 可 能 性 は 大 き い 。

5 組 織 的 関 与 に つ い て

⑴ 動 員 ・ 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 に つ い て は 、 前 記 の と お り 、 本 件 に お

(18)

泊 建 設 所 、 本 社 原 子 力 部 に 対 し 、 相 当 数 の 参 加 者 の 動 員 要 請 が あ っ た

こ と が 認 め ら れ る と と も に 、 電 源 立 地 部 と 渉 外 課 が 密 接 に 連 携 し て 、

会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 が 行 わ れ た こ と が 認 め ら れ る 。

よ っ て 、 本 社 を 含 め た 相 当 数 の 部 署 の 組 織 的 関 与 が あ っ た こ と は 明

ら か で あ る 。

⑵ ま た 、 動 員 要 請 及 び 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 に つ い て 、 指 示 が 行 わ れ

た 日 時 、 指 示 の 具 体 的 内 容 ま で は 、 特 定 す る に は 至 ら な か っ た も の の 、

電 源 立 地 部 の 責 任 者 で あ る 部 長 の 指 示 に つ い て は 、 こ れ が あ っ た 疑 い

は 濃 厚 で あ る 。 こ と に 国 シ ン ポ ジ ウ ム に お け る 多 数 人 の 動 員 に つ い て

み れ ば 、 関 係 者 へ の ヒ ア リ ン グ の 結 果 、 電 源 立 地 部 の 出 先 機 関 と も い

う べ き 渉 外 課 の 判 断 の み に よ っ て 、 そ の よ う な 動 員 を 行 う こ と は で き

な い と の こ と で あ る か ら 、 そ の 疑 い は 極 め て 濃 厚 で あ る と 言 わ ざ る を

得 な い 。

さ ら に 、 原 子 力 部 長 の 関 与 に つ い て で あ る が 、 前 記 2 ⑺ の と お り 、

原 子 力 部 長 は 、 原 子 力 部 原 子 力 業 務 グ ル ー プ G L が 発 信 し た 動 員 要 請

に 関 す る メ ー ル を 受 信 し て い る か ら 、 原 子 力 部 長 は 、 動 員 に つ い て 知

っ て い た も の と 思 わ れ る 。 ま た 、 前 記 3 ⑺ の と お り 、 電 源 立 地 部 総 括

グ ル ー プ 社 員 が 原 子 力 部 統 括 室 サ イ ク ル グ ル ー プ G L に 宛 て た メ ー ル に

は 、「( 原 子 力 部 ) 部 長 が O K で し た ら 常 務 取 締 役 兼 発 電 本 部 長 に も 送 り

ま す 。」 と 記 載 さ れ て お り 、 実 際 、 常 務 取 締 役 兼 発 電 本 部 長 に 、 質 問 集

が 送 信 さ れ て い る 。 こ こ か ら す る と 、 原 子 力 部 長 は 、 会 場 に お け る 質

問 の 事 前 準 備 を 黙 認 し て い た と い わ れ て も 、 や む を 得 な い と こ ろ で あ

る 。

⑶ 動 員 ・ 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備 に つ い て 、 取 締 役 が 積 極 的 に 指 示 し た

こ と を 認 め る に 足 り る 証 拠 は 見 出 せ な か っ た 。

た だ し 、 前 記 3 ⑴ 及 び ⑺ 記 載 の と お り 、 常 務 取 締 役 兼 発 電 本 部 長 は 、

会 場 発 言 の 事 前 準 備 を 予 定 し て い る 旨 の メ ー ル 及 び 質 問 集 を 添 付 し た

メ ー ル を 受 信 し て い る こ と 、 ま た 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム の 登 壇 者 で あ っ た

こ と か ら 、 会 場 に お け る 質 問 の 事 前 準 備 を 知 っ て い た も の と 認 め ら れ

る 。

よ っ て 、 同 常 務 取 締 役 兼 発 電 本 部 長 は 、 会 場 に お け る 質 問 の 事 前 準

備 を 黙 認 し て い た と い わ れ て も 、 や む を 得 な い と こ ろ で あ る 。

6 結 果 的 に 判 断 を 歪 め る こ と に 繋 が っ た か 否 か に つ い て

(19)

ホ ー ム ペ ー ジ 上 に 、 以 下 の と お り 、 公 表 し て い る 。

・ 「 プ ル サ ー マ ル の 必 要 性 」 に つ い て は 、「 理 解 が 深 ま っ た 」 と 「 だ

い た い 理 解 が 深 ま っ た 」 で 約 6 4 % 。

・ 「 プ ル サ ー マ ル の 安 全 性 」 に つ い て は 、 理 解 が 深 ま っ た 」 と 「 だ

い た い 理 解 が 深 ま っ た 」 で 約 6 3 % 。

・ 「 プ ル サ ー マ ル に つ い て の 疑 問 を 取 り 上 げ た 内 容 だ っ た か 」 に つ

い て は 、「 そ う 感 じ る 」 と 「 だ い た い そ う 感 じ る 」 で 約 6 7 % 。

・ 「 住 民 に 対 し て わ か り や す く 工 夫 が 凝 ら さ れ て い た か 」 に つ い て

は 、「 そ う 感 じ る 」 と 「 だ い た い そ う 感 じ る 」 で 約 5 1 % 。

「 経 済 産 業 省 の 見 解 本 シ ン ポ ジ ウ ム は 、 プ ル サ ー マ ル の 必 要 性 や 安

全 性 に つ い て 地 元 住 民 の 方 に 理 解 を 深 め て い た だ く た め に 開 催 し た も

の で あ り 、 ア ン ケ ー ト 結 果 を 見 る と 、 プ ル サ ー マ ル の 必 要 性 等 に つ い

て 、 地 元 住 民 の 方 か ら 一 定 の 理 解 を い た だ い た と 考 え る 。」。

し か し な が ら 、 前 記 の と お り 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム に は 北 電 社 員 9 2 名

が 出 席 し 、 そ の う ち 相 当 数 が ア ン ケ ー ト に 回 答 し た 可 能 性 が 大 き い 。

よ っ て 、 上 記 ア ン ケ ー ト 結 果 を 歪 め た 可 能 性 も ま た 、 大 き い と 言 わ

ざ る を 得 な い 。

⑵ 会 場 発 言 に つ い て は 、 推 進 派 5 名 、 反 対 派 3 名 と い う 割 合 で 質 問 が

行 わ れ た 。

こ の 点 、 前 記 1 記 載 の と お り 、 渉 外 課 担 当 者 は 推 進 派 住 民 に 対 し て 、

会 場 質 問 の 事 前 準 備 を 計 画 し て い た こ と の み な ら ず 、 前 記 3 の と お り 、

そ の 後 、 エ ネ 庁 立 対 室 職 員 は 北 電 側 に 対 し 、 渉 外 課 が 予 定 し て い た 質

問 依 頼 の 域 を 超 え 、 会 場 を ブ ロ ッ ク 分 け し た う え で の 推 進 派 の 質 問 予

定 者 の 座 席 配 置 や 、 質 問 予 定 者 が 挙 手 し た 際 に 、 コ ー デ ィ ネ ー タ ー が

質 問 予 定 者 を 特 定 し 指 名 で き る よ う 周 到 な 準 備 を 指 示 し て い た こ と が

認 め ら れ る 。

こ の よ う な 事 前 準 備 の 周 到 さ に 鑑 み る と 、 こ れ ら 一 連 の 事 前 準 備 が

会 場 質 問 に お け る 推 進 派 と 反 対 派 と の 質 問 人 数 の 割 合 に つ い て 、 影 響

を 与 え た 可 能 性 が あ る 。

第 6 事 実 認 定 ・ 評 価 ③ - 道 シ ン ポ ジ ウ ム ( 平 成 2 0 年 1 0 月 1 2 日 開 催 )

1 道 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 北 電の 対 応 方 針

⑴ 泊 原 子 力 事 務 所 次 長 ( 渉 外 担 当 )、 渉 外 課 、 同 事 務 所 広 報 課 ( 以 下 「 広

報 課 」 と い う 。) は 、 平 成 2 0 年 9 月 2 9 日 、 ① 道 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 動 員

(20)

つ き 、 後 記 第 7 )、 ③ 道 シ ン ポ ジ ウ ム で の 意 見 ・ 質 問 依 頼 に つ い て の 対 応

要 領 を 定 め て 、 両 課 が 連携 し て と り 進 め る こ と を 確 認 し た 。

こ の う ち 上 記 ③ の 質 問の 依 頼 に つ い て は 、そ の 依 頼 先 ・ 人 数 に つ き 、「 先

の エ ネ 庁 シ ン ポ で 依 頼 した 方 の 内 、発 言 で き な か っ た 方 を 優 先 に 再 度 依 頼 」

し て 、「 概 ね 2 名 / 町 村 を 基 本 に 計 8 名 程 度 を 確 保 」 す る と し 、 依 頼 手 順

に つ き 、「 動 員 依 頼 の 訪 問 時 に 正 式 依 頼 。 承 諾 を い た だ け れ ば 意 見 案 を 手

渡 」 す と し て お り 、 北 電 側 か ら 発 言 例 を 渡 す こ と が 当 初 か ら 予 定 さ れ て い

た も の で あ る 。 そ の う え 、「 会 場 で の 着 席 場 所 の 調 整 も 別 途 必 要 ? 」 な ど

と も し て お り 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム で は 質 問 予 定 者 の 位 置 を 示 し た 座 席 表 が 用

い ら れ た よ う に 、 道 シ ン ポ ジ ウ ム で も 、 質 問 依 頼 者 の 質 問 機 会 を 確 保 す る

た め の 方 策 を 検 討 し て い た こ と も 窺 わ れ る ( 但 し 、 こ れ は 具 体 化 し な か っ

た よ う で あ る 。)。

⑵ そ し て 、 上 記 ⑴ の 前 後 の 時 期 に お け る 各 種 会 議 体 で の 報 告 等 の 状 況 は 、

次 の と お り で あ っ た 。

ア 原 子 力 推 進 本 部 事 務局 会 議( 9 月 2 2 日 )で は 、電 源 立 地 部GLか ら 、

道 シ ン ポ ジ ウ ム に つ い て 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム の 「 開 催 時 と 同 様 に 、 反 対 派

デ モ 行 進 が あ る よ う で あ れ ば 、 最 悪 そ の ま ま 大 量 に 会 場 に な だ れ 込 む こ

と も 考 え ら れ る 」 と さ れ 、 ま た 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム で は 「 ア ン ケ ー ト 調 査

の 結 果 を 新 聞 発 表 。 必 要 性 に つ い て 6 0 % 以 上 の 人 が 理 解 し た と の 結 果

と な っ て い る 。 道 主 催 シ ン ポ ジ ウ ム に お い て も ア ン ケ ー ト 結 果 に は 、 推

進 派 の 意 見 も 反 映 さ せ て 行 く 必 要 が あ る 」、 そ し て 、 中 間 報 告 に 関 す る

意 見 募 集 に つ い て 「 推 進 派 意 見 の 反 映 に つ い て も 考 え る 必 要 が あ る 」 と

さ れ て お り 、道 シ ン ポ ジ ウ ム で の ア ン ケ ー ト や 中 間 報 告 に 関 す る 意 見 に 、

推 進 派 意 見 を 反 映 さ せ る 必 要 性 が 相 当 認 識 さ れ て い た も の と 認 め ら れ

る 。

イ 原 子 力 部 GL 会 議 ( 9 月 3 0 日 ) で は、 原 子 力 業 務 GL か ら 、 道 シ ン

ポ ジ ウ ム に つ い て 、「 原 子 力 部 か ら 3 0 名 の 自 主 参 加 要 請( 岩 内 2 0 名 、

札 幌 1 0 名 ) が あ る の で 、 協 力 を お 願 い す る 」 と の 発 言 が あ り 、 こ の 場

に は 、 原 子 力 部 長 が 出 席 し て い た 。 後 述 の よ う に 、 こ の 自 主 参 加 の 実 体

は 、 動 員 で あ る 。

ウ 泊 原 子 力 事 務 所 の 次 課 長 会 ( 9 月 1 8 日 ) で は 、 渉 外 課 長 、 事 務 所 次

長 ( 渉 外 担 当 ) か ら 、 道 シ ン ポ ジ ウ ム に 「 原 子 力 事 務 所 経 営 職 全 員 の 参

加 を お 願 い し た い 」、「 プ ル サ ー マ ル に つ い て は 、 こ れ が 最 後 の 動 員 要

請 と な る 予 定 で あ る 」 と さ れ 、 こ の 場 に は 、 泊 原 子 力 事 務 所 長 、 泊 発 電

(21)

1 道 シ ン ポ ジ ウ ム 開 催 の 平 成 2 0 年 1 0 月 1 2 日 は 、 三 連 休 の 中 日 の 日 曜 日 で あ っ た 。

0 名 規 模 で あ っ た か ら 、 そ の 程 度 の 動 員 が 予 定 さ れ て い た こ と に な る 。

2 参 加 者 の 動 員

⑴ 動 員 の 依 頼 先 ・ 人 数 に つ い て 、 渉 外 課 は 、 平 成 2 0 年 9 月 2 4 日 、「 道

主 催 プ ル サ ー マ ル シ ン ポジ ウ ム 動 員 予 定 」 の 一 覧 表 を 作 成 し た 。

こ れ に よ れ ば 、 泊 発 電 所 ・ 泊 建 設 所 の 次 課 長 3 0 名 、 労 働 組 合 3 0 名 、

協 力 会 社 3 0 名 、 地 元 の 建 設 業 協 会 1 0 名 、 商 工 会 ・ 漁 協 ・ 農 協 4 0 名 、

オ ピ ニ オ ン 7 5 名 等 々 の合 計 3 0 0 名 の 動 員 が 予 定 さ れ た 。

道 シ ン ポ ジ ウ ム は 、 事 前 申 込 を 要 し な い 参 加 方 式 で 、 岩 内 所 在 の ホ ー ル

を メ イ ン 会 場 と し て 開 催 さ れ 、 札 幌 会 場 に 中 継 さ れ た が 、 岩 内 会 場 の 定 員

が 5 0 0 名 で あ っ た か ら 、 そ の 半 数 を 超 え る 動 員 が 予 定 さ れ て い た こ と に

な る ( 札 幌 会 場 は 定 員 10 0 名 )。

⑵ こ う し て 、 泊 に お い て、 社 員 の 動 員 が 行 わ れ た 。

渉 外 課 か ら 、 北 電 の 泊 所 在 の 2 1 部 署 ( 同 事 務 所 、 泊 発 電 所 、 泊 建 設 所

の 各 課 ) に 対 し 、 ① ま ず 、 1 0 月 3 日 、『「 プ ル サ ー マ ル 計 画 に 関 す る 公

開 シ ン ポ ジ ウ ム 」 へ の 参 加 協 力 に つ い て 』 と 題 す る メ ー ル が 、 ② 次 に 、 同

月 9 日 、「 課 内 周 知 に つ い て 」 と 題 す る メ ー ル が 、 そ れ ぞ れ 送 信 さ れ た 。

上 記 ① の メ ー ル は 、 そ の 後 、 送 信 先 の 各 部 署 等 か ら 自 動 転 送 ( 4 3 9 宛 )

ま た は 手 動 転 送 さ れ て 、 結 局 、 延 べ 5 5 6 宛 の 社 員 ( 重 複 分 を 含 む ) に 送

信 さ れ た 。

上 記 ① ② の メ ー ル の 内 容 は 、 道 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 参 加 を 求 め る と と も

に 、 有 識 者 検 討 会 議 の 中 間 報 告 に 関 し て 推 進 意 見 の 提 出 を 求 め 、 さ ら に 、

当 日 の ア ン ケ ー ト で の 推 進 意 見 の 記 載 を 求 め る も の で あ っ た ( 上 記 ② の

メ ー ル )。

⑶ そ し て 、 本 社 に お い ても 、 社 員 の 動 員 が 行 わ れ た 。

泊 で 上 記 ⑵ ① の メ ー ル 送 信 が な さ れ た 1 0 月 3 日 、 本 社 の 原 子 力 部 原 子

力 業 務 GL か ら 電 源 立 地 部 総 括 グ ル ー プ に 対 し 、 メ ー ル で 、 岩 内 会 場 2 0

名 ・ 札 幌 会 場 1 0 名 の 「 自 主 参 加 者 」 合 計 3 0 名 の 氏 名 と 所 属 が 連 絡 さ れ

た 。 し か し 、 こ の 参 加 に つ い て は 、 服 務 上 、 休 日 1

の 時 間 外 労 働 ・ 岩 内 会

場 へ の 出 張 と し て 処 理 され る こ と に な っ て い た 。こ の こ と は 、1 0 月 7 日 、

原 子 力 業 務 GL か ら 原 子 力 部 の 他 の GL に メ ー ル で 連 絡 さ れ た 。 同 メ ー ル

で は 、 転 送 不 可 ・ 参 加 者 に 口 頭 で お 伝 え 下 さ い と 付 記 の う え 、「 参 加 は あ

(22)

が な さ れ た 。

さ ら に 、 上 記 メ ー ル で は 、 当 日 の ア ン ケ ー ト に つ い て 、「 必 ず 回 答 し て

く だ さ い ( 肯 定 的 な 意 見 、 た と え ば ○ よ く 理 解 で き た 。 ○ プ ル サ ー マ ル は

重 要 で あ る と 思 う 。 な ど と 書 い て い た だ け れ ば と 思 い ま す )」 と 、 具 体 的

な 記 載 の 指 示 ま で な さ れ て お り 、 上 記 参 加 者 は 、 当 日 単 に 参 加 す る だ け で

な く 、 推 進 派 意 見 を 反 映 さ せ た ア ン ケ ー ト 結 果 を 作 出 す る 役 割 を 担 う も の

と さ れ て い た 。そ こ で 、上 記 メ ー ル に は 、「 理 解 深 ま っ た 6 3 % 」と か『 7

割 が 「 必 要 性 を 理 解 」』 と の 見 出 し で 、 国 シ ン ポ ジ ウ ム の ア ン ケ ー ト 結 果

を 報 じ た 当 時 の 新 聞 記 事が 添 付 さ れ て い た 。

こ う し て 、 道 シ ン ポ ジ ウ ム の 終 了 後 は 、 原 子 力 業 務 GL か ら 原 子 力 部 の

他 の GL に 対 し 、 当 日 の 開 催 時 間 に 延 長 が あ っ た こ と か ら 、 参 加 者 の 時 間

外 労 働 認 定 の た め の 始 業 ・ 終 業 時 刻 が メ ー ル で 連 絡 さ れ 、 こ の メ ー ル は

原 子 力 部 長 に も 届 い て い る 。

本 社 原 子 力 部 の 「 自 主 参 加 」 の 経 過 は 以 上 の と お り で あ り 、 こ れ が 、

自 主 参 加 に 名 を 借 り た 動 員 で あ る こ と は 明 ら か で あ る と い わ な け れ ば な

ら な い 。 こ れ ら ⑵ 、 ⑶ の 動 員 に よ り 実 際 に 出 席 し た 人 数 は 不 明 で あ る 。

⑷ 以 上 の う ち 北 電 社 員 及 び 関 連 会 社 の 社 員 の 動 員 に つ い て は 、 北 電 の 業 務

の 必 要 上 な さ れ た と い う証 拠 は 見 い だ せ ず 、前 記 第 3 の 3 ⑵ ア ⅱ に 該 当 し 、

不 適 切 な も の で あ る 。

な お 、 道 シ ン ポ ジ ウ ムの 開 催 結 果 資 料 ( 最 終 報 告 の 添 付 資 料207頁 ) に

よ れ ば 、 こ の と き の 参 加 者 数 は 、 岩 内 会 場 3 8 1 名 、 札 幌 会 場 8 8 名 で あ

っ た 。

3 会 場 発 言 者 の 事 前 準 備

⑴ 前 記 1 ⑴ ③ の 意 見 ・ 質問 依 頼 が 、 実 行 さ れ た 。

そ の 経 過 は 、 渉 外 課 か ら 泊 原 子 力 事 務 所 次 長 ( 渉 外 担 当 ) に 、 適 宜 報 告

さ れ て 、 平 成 2 0 年 1 0 月 8 日 ま で に 、 渉 外 課 か ら 電 源 立 地 部 に 対 し 、 メ

ー ル 添 付 で 、 質 問 を 依 頼 し た 8 名 の 氏 名 ・ 居 住 町 村 と 、 各 人 に 割 り 当 て た

口 語 体 に よ る 8 つ の 質 問 の 例 文 ( さ ら に 予 備 の 2 問 ) を 記 載 し た ワ ー ド フ

ァ イ ル 「20.10 推 進 派 Q」 が 、 送 付 さ れ た 。 前 記 1 ⑴ ③ の 対 応 の 要 領 の と

お り 、 上 記 8 名 の 内 訳 は 各 町 村 2 名 ず つ で あ り 、 ま た 、 こ の う ち 3 名 は 、

国 シ ン ポ ジ ウ ム に お い て 質 問 を 依 頼 し て い た が 、 実 際 に は 質 問 で き な か っ

た 者 で あ っ た 。

⑵ そ し て 、 上 記 例 文 に よる 質 問 が 、 実 際 に な さ れ た 。

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