三条市財政の現状と課題
・いま、三条市の財政はどうなっているのか
・三位一体の改革の内容と三条市への影響
・今後、三条市はなにをしなければならないのか
経営改革チーム
財政の仕組み(歳入歳出)
支出計
270
億円
収支不足
6
億円
政策的経費
89
億円
(主に建設事業費等の臨
時的経費)
収入計
270
億円
その他
96
億円
(国・県支出金、諸収入等)
市債
26
億円
地方交付税
39
億円
経常的経費
181
億円
(主に人件費・扶助費・繰
出金・公債費等)
市税
103
億円
支
出
収
入
(平成
16
年度一般会計当初予算)
4
億円
(補正財源)
6
億円
(財政調整基金)
15
年度末見込
10
億円
取崩
財政状況のポイント(財政指数)
•
経常収支比率・・・90.1%(
H
14年度)
財政構造の弾力性を見る指数
(経常的歳出一般財源/経常的歳入一般財源)
75%程度が適正と考えられる
•
公債費負担比率・・・18.2%(
H14
年度)
財政運営の硬直性を見る指数
(公債費充当一般財源/一般財源総額)
15%が警戒ラインとされている
•
実質単年度収支・・・△566百万円(
H14
年度)
経常収支比率
6 0
6 5
7 0
7 5
8 0
8 5
9 0
9 5
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
三 条 市
県 内 20市
(%)
適正ライン
75
%
資料
3-1
起債許可制限比率
6
8
1 0
1 2
1 4
1 6
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
三 条 市
県 内 2 0 市
(年度)
(%)
財政調整基金の推移
0
5
1 0
1 5
2 0
2 5
3 0
7
8
9
1 0
11
1 2
1 3
14
1 5
1 6
2
4
6
8
10
12
14
残 高
三 条 市
県 内 2 0 市
(年度)
(残高:億円)
歳入・歳出別の財政の現況
•
市税の減少に加え、交
付税も減少傾向
•
赤字地方債の発行など
により公債残高は毎年
度の予算規模以上
•
収支不足に対応するた
め毎年度多額の基金
取崩し
•
少子・高齢化の進展等
に伴い、扶助費や繰出
金などの経常経費が急
激な増加傾向
•
不十分な施設の維持
経費
•
財源が限られたなかで、
政策経費は極端な抑
制傾向
歳入の推移
0
2 0
4 0
6 0
8 0
1 0 0
1 2 0
1 4 0
1 6 0
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
市 税
交 付 税
市 債
基 金 繰 入
歳出の推移
0
5 0
1 0 0
1 5 0
2 0 0
2 5 0
3 0 0
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
経 常 的 経 費
政 策 的 経 費
公債残高の推移
0
5 0
1 0 0
1 5 0
2 0 0
2 5 0
3 0 0
3 5 0
4 0 0
4 5 0
5 0 0
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
国と地方に関する三位一体の改革
「官から民へ」「国から地方へ」の考え方の下
○地方は自らの創意工夫と責任で政策を決める
○地方が自由に使える財源を増やす
○地方が自立できるようにする
(従来)国による一律的行政
画一的行政の弊害
・地方の個性の希薄化
・中央依存体質
・無駄な支出
(改革の理念、理想の姿)
地域のニーズに応える地方主導
の行政システムの確立
以下を三位一体で推進(平成
16
年度~
18
年度まで)
補助金改革
18年度までに4兆円を廃
止・縮減
交付税改革
交付税の財源保障機能を
見直し縮小
交付税依存体質からの脱却
税源移譲
三位一体改革の影響(
16.17
年度)
・税源移譲
3.7
億円
所得譲与税
3.7
億円
・交付税改革
△
16.3
億円
地方交付税
△
4.9
億円
臨時財政対策債
△
11.4
億円
・補助金改革
△
6.4
億円
公立保育所運営費負担
金
△
4.7
億円
養護老人ホーム保護費
負担金
△
0.4
億円
など
2
年間で△
19
億円の歳入減!
平成
18
年度で更なる補助金改革と地方交付税改革
健全化に向けた取組みと実績
•
財政健全化計画(平成13年3月)
(平成16年度までの3つの目標)
①財政調整基金に頼らない予算編成
②経常収支比率90%以内
③財政調整基金10億円確保
人件費の推移
0
1 0
2 0
3 0
4 0
5 0
6 0
7 0
2
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
扶助費の推移
0
5
1 0
1 5
2 0
2 5
3 0
3 5
2
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
繰出金の推移
0
2 0 0
4 0 0
6 0 0
8 0 0
1 0 0 0
1 2 0 0
1 4 0 0
2
7
8
9
1 0
1 1
1 2
1 3
1 4
1 5
1 6
国 保
老 人
介 護
下 水 道
参考(用語解説)
経常収支比率 市税など毎年度経常的 に歳入される収入に対する、人件費や扶助費など経常的な 歳出の割合をいい、数 値が低いほど 政策的な事業 に振り向ける財源に余 裕がある こ
とになり、財政の弾力性が高いといえます。
一般に、都市にあっては75%程度が適正であるとされています 。
起債許可制限比率 地方債元利償還金 に充てられた一般財源の標準財政規模 (地方自治体の一般 財源の標準的な規模) に占める割合 を示します。 通常3か年の平均値で 計算し、 2
0%以上の団体は地方 債の借入れが 一部制限され 、14%以上の団体は 国の指導 に
より適正化に努めなければならないとされています。
市債(地方債) 地方自治体 が収入の不足を補うための借入金で、その返済が翌年度以降 にわたる ものをいい、借入れには県知事の許可が必要です。
原則として建設事業の財源として借入れが許可されますが、建設した施設は長期
的に利用されることとなります 。このため後世の住民にもその借入金の償還費を負
担してもらうことで 、世代間の負担の公平を図ることができます 。