慎 重 な 憲 法 論 議 を 求 め る 意 見 書 ( 案 )
本 年 7 月 の 参 議 院 議 員 選 挙 の 結 果 、 憲 法 改 正 を 主 張 す る 会 派 の 構 成 が 衆 参 そ れ ぞ れ の 3 分 の 2 を 超 え た こ と か ら 、 憲 法 を 巡 る 議 論 が 活 発 に な っ て い ま す 。 憲 法 第 9 6 条 が 、 各 議 院 の 総 議 員 の 3 分 の 2 以 上 の 賛 成 で 、 国 会 が 、 こ れ を 発 議 で き る と 定 め て い る こ と か ら 、 憲 法 改 正 発 議 の 条 件 が 整 っ た と の 主 張 も あ り ま す 。
言 う ま で も な く 憲 法 制 定 権 力 は 国 民 に あ り 、 憲 法 改 正 の 発 議 が 立 法 府 の 特 別 多 数 に 委 ね ら れ て い る の は 憲 法 改 正 手 続 の 一 部 に す ぎ ま せ ん 。 こ の こ と は 、 最 終 的 な 憲 法 改 正 の 是 非 が 国 民 投 票 の 結 果 に よ っ て 決 す る こ と か ら も 明 ら か で す 。
さ ら に 、 国 家 権 力 の 恣 意 的 運 用 を 排 す る た め の 権 力 制 限 規 範 と し て の 役 割 が 憲 法 の 本 質 で あ る こ と を 踏 ま え れ ば 、 国 会 に は 、 慎 重 な 憲 法 論 議 が 求 め ら れ ま す 。
つ い て は 、 衆 参 の 憲 法 審 査 会 の 審 査 に お い て は 、 各 界 各 層 の 多 様 な 意 見 を 踏 ま え 、 厳 に 慎 重 に 論 議 す る と と も に 、 憲 法 問 題 に つ い て は 国 民 的 議 論 の 動 向 を 見 据 え 、 拙 速 な 憲 法 改 正 発 議 を 行 わ な い こ と を 強 く 求 め 、 下 記 事 項 に つ い て 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 し ま す 。
記
1 衆 参 の 憲 法 審 査 会 の 審 査 に お い て は 、 各 界 各 層 の 多 様 な 意 見 を 踏 ま え 、 厳 に 慎 重 に 論 議 す る こ と 。
2 憲 法 問 題 に つ い て は 国 民 的 議 論 の 動 向 を 見 据 え 、 拙 速 な 憲 法 改 正 発 議 を 行 わ な い こ と 。
平 成 28年 1 2月16 日
衆 議 院 議 長
参 議 院 議 長
宛
長 野 市 議 会 議 長 小 林 義 直