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交通に関する取り組み 岡山市の交通概況|岡山市|市政情報|都市整備

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Academic year: 2018

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1.誰もが利用しやすい公共交通

・パーク・アンド・ライド(P&R)

・パーク・アンド・バスライド(P&BR)

・サイクル・アンド・バスライド(C&BR)

・公共車両優先システム(PTPS)

・バスロケーションシステム(バス到着予測システム)

・路面電車岡山駅前広場乗り入れ

2.人と環境にやさしいLRT(Light Rail Transit)

3.自転車先進都市おかやまの実現 ・自転車走行環境の整備

・コミュニティサイクルの運用

・路上駐輪場の整備

4.地域交通の確保 ・過疎地有償運送事業

・コミュニティバス

・デマンド型乗合タクシー

Ⅵ 交通に関する取り組み

急速な少子・高齢 化、 地球 環境への配慮やバ リアフリーへの対 応等 、交 通を取り 巻く 環境 が大 きく 変化 している中、岡山市は、 交通 渋滞の緩和、 交通 ネッ トワ ーク の整 備、 バス 等公共交通の 利便 性向上等の課 題の解消に加え、中心市街地の回遊性向上や活性化につながる新たな交通対策が求められている。

そのため岡山市は 過度 に自 動車に依存した交 通体系を公共交通 機関 を中 心とした 交通 体系 に転 換し 、人 と環境にやさしい総合交通 体系 を構築するた め、 「岡 山市 都市 交通 戦略 」( 平成21年10月 策定 )、「自転車 先 進都 市 おか やま 実 行 戦略 」( 平成 24 年 8月 策定 ) を策 定し 、 短 期 ・ 中 期的 な 交 通 施 策を 推 進 し て いる 。 ま た、本市以外にも交通管理 者( 警察)、事業 者も 交通 施策 を推 進し てお り、 以下岡山市に おけ る主な取り組 みについて紹介する。

バ スの 利便 性を高めるため、バスの走行位置、 停留 所ま での 到着 時刻 など の運 行状 況を リア ルタ イム で利用者に知らせるシステムで、宇野バスが運用している。

都 心部 の渋 滞緩和や環境負荷を低減する目的で 、鉄 道と 自動 車と を連 携さ せ、 鉄道 駅の 近く に駐 車場 を設 置し 自動 車か ら鉄 道に乗り換えて都心部に向かうもの であ り、 岡山 市は 、平 成7 年か ら取 り組 んで いる。

西大寺駅駐車場(JR赤穂線:収容台数109台)、妹尾駅駐車場(JR瀬戸大橋線:収容台数89台)、 瀬戸 駅駐 車場 (JR 山陽 本線:収容台数32台)、万富駅駐車 場( JR山 陽本 線: 収容 台数 22台 )、 福渡 駅駐 車場(JR津山線:収容台数86台)を整備している。(平成27年3月現在)

P &R と同 じ目的で、バスと自動車とを連携さ せ、 バス 停の 近く に駐 車場 を設 置し 自動 車か らバ スに 乗り 換え て都 心部 に向 かうものであり、利用者にバス運賃 を半 額に する 「専 用割 引定 期券 」を 発行 し、 利用促進を図っており、平成27年3月現在、3路線8箇所、235台の駐車場を整備している。

P &R と同 じ目的で、バスと自転車とを連携さ せ、 バス 停近 くに 自転 車駐 車場 を設 置し 、自 転車 から バスに乗り換えて都心部に向かうものであり、平成27年3月現在、市内37箇所に整備している。

優 先信 号制 御等により、バスを優先的に走行さ せ運 行の 定時 性を 確保 し、 利便 性向 上を 図る もの で、 国道250号、国道30号、主要地方道岡山港線、主要地方道岡山吉井線、主要地方道岡山児島線∼一般県道 岡山倉敷線、国道53号∼市道伊島町2丁目吉宗線において導入されている。

交 通環 境の 負荷軽減、交通転換による円滑化、 移動 のバ リア フリ ー化 、公 共交 通ネ ット ワー クの 充実 等に 効果 があ る次 世代 型路面電車システムで、柔軟な輸送 力を 持ち 利便 性が 高く 、中 規模 都市 に適 して いるため、岡山市、総社市、JRの3者でJR吉備線のLRT化について検討している。

自 転車 レー ンや歩道内での分離など、自転車走 行空 間の 整備 とと もに ネッ トワ ーク 化を 図る こと で、 歩行者及び自転車の安全で快適な通行を確保することとしている。

手 軽で 便利 な自転車の利点を活かし、市内中心 部の 新た な交 通手 段と して 、平 成25 年7 月、 コミ ュニ ティ サイ クル (愛 称「 ももちゃり」)を導入し、岡山駅、 後楽 園、 表町 など 市内 中心 部17 箇所 に自 転車 の貸し借りができるポートを整備し、自転車140台で運用を開始した。また、JR・路面電車・バスとの 組合 わせ によ り、 まち なかの回遊性を高め、活性化を図る ツー ルと して も位 置付 けて いる 。平 成26 年度 にはポート8ヵ所、自転車92台を増設した。平成27年3月末の登録者数は22,198人、1日1台当たりの平 均利用回数(回転率)は2.73であり、本年度岡山駅西口エリアに拡充することとしている。

市 内 中 心 部 で は 歩 道 上 に 放 置 自 転 車 が 多 く 、 歩 行 者 の 安 全 で 快 適 な 通 行 及 び 景 観 を 確 保 す る た め に は、 利用 者に 放置 自転 車は違法であることを周知すること に合 わせ 、利 用者 のニ ーズ に対 応す る駐 輪場 の整 備が 必要 であ るこ とから、平成26年度より、歩道空間 を活 用し た民 設民 営の 路上 駐輪 場整 備を 実施 している。 平成 26年 4月 1日には桃太郎大通りに155台分を、 平成 26年 10月 1日 には 岡山 コン ベン ショ ンセ ンター前に131台分を整備した。

交 通機 関の ない地域において、道路運送法に基 づき 自家 用自 動車 によ る有 償運 送事 業を 行う もの であ り、 岡山 市で は、 足守 地域で平成16年11月22日、岡山済生 会「 憩い の丘 」に よる 「足 守地 区生 活バ ス」 が運行されている。

バ ス路 線が 廃止された地域で、子供や高齢者等 交通 弱者 の交 通手 段を 確保 する ため 、道 路運 送法 の許 可に 基づ き運 行さ れた もので、現在は岡山市北区御津・建 部地 区の 17路 線で 運行 して おり 、岡 山市 はバ ス事業者に対し補助金を交付し、運行を支援している。

道 路運 送法 に基づき、予め登録された地域住民 を対 象に 定時 定路 線を 要請 によ り運 行す るも ので 、バ ス路線が廃止された畑鮎・高野尻地区においてタクシー事業者が運行している。

 公共交通の利用促進に加え、中心市街地の回遊性の向上、中心市街地の活性化に繋がることから、平 成26年度より路面電車岡山駅前広場乗り入れ検討を進めている。

(2)

-5.交通結節点改善事業

・岡山駅東西連絡通路整備事業・岡山駅西口広場整備事業

・新駅設置事業

・駅新改札設置事業等

6.公共交通施設等のバリアフリー化 ・鉄道

・路面電車

・バス

7.その他の取組み

・共通ICカード乗車券

・ワンコインバス

・環境定期券

・高齢者専用定期券

・企業定期券

・道路交通情報通信システム(VICS)

バ ス事 業者 が新規に車両を購入する場合はノン ステ ップ バス 又は ワン ステ ップ バス とす るこ とを 義務 付け る「 交通 バリ アフ リー法」が施行されたため、岡山市 内路 線で は平 成10 年か ら順 次導 入さ れた 。岡 山市 では 平成 25年 度に 「岡山市ノンステップバス導入促進 補助 金交 付要 綱」 を策 定し 、バ ス購 入に 関し て補 助金 を交 付し てい くが、市内におけるノンステップバ スの 普及 は依 然と して 低く 、バ リア フリ ー化 への対応を推し進めていく必要がある。

こ のシ ステ ムは、カーナビゲーションシステム 等の 車載 機を 通じ て、 渋滞 状況 、所 要時 間、 工事 ・交 通規制等に関する道路交通情報をリアルタイムで文字や地図情報で知らせるものである。

平 成 11 年 6 月 か ら 岡 山 県 警 が 運 用 を 開 始 し 、 国 道 2 号 、 岡 山 ・ 倉 敷 両 市 内 の 幹 線 道 路 及 び 山 陽 イ ン ターチェンジとのアクセス道路に整備されている。

岡 山市 では 公共交通の利便性を向上させるため 、共 通I Cカ ード (非 接触 型I Cカ ード ※) によ る運 賃支払いシステムの導入をバス事業者に働きかけており、平成27年3月現在、市内主要路線において利用 できるまで拡充された。 ※「Hareca」「PiTaPa」「ICOCA」等

一定区間の運賃を硬貨1枚(例:100円)とし、利用者の負担を軽減し、バスを利用しやすくするもの で、 岡山 市で は平 成成 11年12月からバス路線のうちJR岡 山駅 と天 満屋 の間 の一 部区 間を 100円 (ワ ンコ イン )と して いる ほか 、平成24年7月には市内循環バス「 めぐ りん 」が 100円 均一 料金 で運 行を 開始 して いる。

通 勤定 期利 用者と同乗する家族の運賃を割り引 き、 バス の利 用促 進を 図る もの で、 平成 11年 5月 から 実 施 さ れ て お り 、 割 引 額 は 、 発 行 バ ス 会 社 の 全 路 線 バ ス ( 高 速 バ ス 、 定 期 観 光 バ ス な ど を 除 く ) が 一 律、 大 人100 円、 子供 1人50円であり、さらに定期券利用 者も 券面 表示 区間 以外 を100 円で 利用 する こと がで きる 。た だし 、適 用日は土・日・祝日、年末年始・盆 休み など であ るが 、人 数制 限は ない 。( 両備 バス・岡電バス・下電バス・中鉄バス)

高 齢者 の移 動手段として気軽にバスを利用して もら うこ とを 目的 とし 、平 成12 年4 月、 県内 居住 の70 歳以 上を 対象 とし た専 用定期券「ことぶきパス」を発売し てお り、 発行 バス 会社 の全 路線 バス (高 速バ ス、 定期 観光 バス 、催 事輸送の臨時バスは除く)に自由に 乗降 でき る。 (両 備バ ス・ 岡電 バス ・下 電バ ス)

鉄 道の 利用 促進を目的として、平成17年にJR 山陽 本線 岡山 庭瀬 間に 「北 長瀬 駅」 、次 に平 成20 年に JR山陽本線岡山高島間には「西川原駅」が開業し、新たな交通の拠点となっている。

駅 の利 便性 向上及び利用促進を図るため、平成 20年 、J R山 陽本 線庭 瀬駅 及び 高島 駅の 南口 に開 札を 新設 し、 平成 23年 3月 、JR山陽本線瀬戸駅に南口の改札 を新 設、 平成 24年 3月 には 、南 口広 場を 整備 した ほか 、平 成25 年に 高島駅北口に一般車乗降場の整備を 行っ た。 また 、平 成26 年度 には 、瀬 戸駅 北口 駅前広場整備を行った。

「 高齢 者、 身体障害者等の公共交通機関を利用 した 移動 の円 滑化 の促 進に 関す る法 律施 行令 」に おい て、1日当たりの平均利用者数が3,000人以上の鉄道駅には原則としてバリアフリー化を行うことと定め られ てい る。 岡山 市で は、平成14年度以降、西大寺駅、東 岡山 駅、 妹尾 駅、 庭瀬 駅、 岡山 駅新 幹線 ホー ム、 高島 駅に おい てエ レベータ設置等を行ったほか、平成 22年 度、 瀬戸 駅を 整備 する など バリ アフ リー 化を進めている。また、平成26年度には岡山駅において、エレベータを新設した。

車 両整 備 に加 え、 平 成 14年 7月 に 超低 床車 両 「 MO M O 」 が 導 入 され る と と も に、 停 留 場 の 整備 を 行 い 、 平 成 27 年 3 月 現 在 、 小 橋 停 留 場 、 中 納 言 停 留 場 を 除 く す べ て の 停 留 場 が バ リ ア フ リ ー 化 さ れ て い る。

企 業ぐ るみ でのバス・路面電車の利用促進を図 るこ とを 目的 とし 、企 業側 が雇 用者 の定 期券 購入 者を 取り まと め、 事業 者に 一括申請すれば、「E−定期券」利 用と して 現金 利用 に対 しバ スは 42% (通 常は 40%)、路面電車は32%(通常は30%)割引する制度であり、さらに企業側は申込総額の3%を手数料と して取得できる。(両備バス・岡電バス・下電バス・中鉄バス・宇野バス)

岡 山駅 は、 1日約12万人が利用する中四国有数 の拠 点駅 であ るが 、鉄 道に より 駅の 東西 の地 域が 分断 され てい た。 岡山 市で は駅の東西を結び歩行者動線を確保 し、 東口 広場 ・西 口広 場の 機能 の分 担・ 強化 を図 るた め、 岡山 駅東 西連絡通路整備事業(平成21年完成 )、 岡山 駅西 口広 場整 備事 業( 平成 22年 5月 完成)を行った。

参照

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