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信陵地区 福島市総合計画後期基本計画 福島市

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(1)

福島市総合計画後期基本計画

ときめきとやすらぎ

希望にみちた人間尊重のまち 福島市

2016

2020

(2)

  ス

  目  次  

総合計画の構成……… 1

前期基本計画の評価……… 2

東日本大震災および原子力災害からの復旧・復興に関する取り組み…… 2

後期基本計画の意義……… 2

福島市総合計画基本構想の体系図……… 3

主要な課題……… 4

重点施策……… 4

分野ごとの施策……… 5

地域の個性を生かしたまちづくり……… 19

計画の実現に向けて……… 22

はじめに

 本市は、磐梯朝日国立公園の一角をなす吾妻連峰と丘陵状の里山の阿武 隈高地に囲まれた福島盆地の中に開け、花見山に代表される多種多様な 花々、もも・なし・りんごなどの豊富な果樹、阿武隈川や荒川といった河川、 飯坂温泉・土湯温泉・高湯温泉などの個性的で多種多様ないで湯が湧く、 自然環境に恵まれたまちです。

 このような特性をいかし歴史と文化の薫り高い福島県の県都として発展し てまいりましたが、平成22年6月、「ときめきとやすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち 福島市」 を将来都市像とする福島市総合計画基本構想を策定し、さらなる市政の進展に努めてきました。  しかしながら、平成23年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う原子力災害は、本市 にも甚大な被害をもたらしました。

 これまで、平成24年2月に策定した復興計画に基づき、原子力災害から生活環境を取り戻す 取り組みを市と市民が一丸となって進めてきましたが、今もなお市民生活の多方面に影響が残る と共に、風評についても未だに払拭されたとはいえない状況にあり、今後とも引き続き継続的な 取り組みが求められています。

 今般策定した「福島市総合計画 後期基本計画」は、前期基本計画で取り組んできたまちづくり を継承すると共に、道半ばである復興へ向けた取り組みなどを併せて、基本構想計画期間の後半 期における施策や事業の基本的方向性を示す計画として位置付けたものです。

 後期基本計画では、基本理念「みんなが誇れる県都ふくしまの創造」の下、5つの施策の方針を 設けました。特に、重点施策へ位置付けている子育て支援の推進や産業振興をさらに進めること により、安心してこどもを産み育てられる地域社会の実現と雇用創出・交流人口の拡大に努めて まいります。そして、市民の皆様が住んでよかったと感じられる活力あふれるまちづくりを進め、 将来都市像の実現を目指します。

 本計画の推進にあたりましては、市民の皆様と目標を共有しながら、協働により総力を挙げて 取り組んでまいりますので、今後とも皆様のご理解とご協力をお願いします。

(3)

 福島市総合計画は、まちづくりに関する最上位の計画で、基本構想、基本計画、実施計画で構成されます。

市の基本的な方向性を示す「基本構想」に基づき、基本構想の計画期間の後半期(平成28∼32年度)を計画

期間とし、具体的な施策や事業などを示す「後期基本計画」を定めました。

総合計画の構成

※分野ごとの個別計画

 総合計画に掲載された施策を具体的に実行に移していくために政策分野ごとに作成される個別の計画です。福島市都市マ スタープラン、福島市工業振興計画、福島市地域防災計画などがあります。

本市の目指すべき将来都市

像や施策の大局的な方向性

を示すものです。

平成22年6月10日 基本構想議決

基本構想を具現化するため

の具体的な施策の体系など

を示すものです。

平成28年2月5日 後期基本計画議決

基本計画で定められた施

策・事業について年次別の

計画を示すものです。

基本構想

基本構想

基本計画

実施計画

平成23年度∼平成27年度

前 期

1期∼5期

1期∼5期

平成28年度∼平成32年度

後 期

※ 分 野 ご と の 個 別 計 画

基本計画

(4)

前期基本計画の評価

 平成23年度から平成27年度を計画期間とする前期基本計画では、「ときめきとやすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち  福島市」を将来都市像とする基本構想の実現に向け、戦略的・重点的に推進すべき4つの施策を「重点施策」として位置づ け、子育て支援・雇用機会の創出・高齢者がいきいきと暮らせるまちづくり・環境にやさしい美しいまちづくりを推進して きました。

 計画期間直前の平成23年3月に発生した東日本大震災と原子力災害の影響もありましたが、計画に掲載した全ての施策 に着手するとともに、目標を概ね達成した施策もあります。施策の進捗を示す指標につきましても、ほぼ全ての指標が目標 の半分以上を達成できる見込みとなっています。

東日本大震災および原子力災害からの復旧・復興に関する取り組み

 地震災害からの復旧については、ほぼ完了した一方で、原子力災害に起因する除染をはじめ空間線量率低減の取り組み、 モニタリング、農産物などの放射性物質の検査などによる食の安全・安心の確保、内部被ばく検査などの市民の健康管理等 放射線対策や、放射線について正しく理解するための教育や情報発信、不安を軽減するためのこころのケア、避難生活を送っ ている市民や市内へ避難している方への支援については、今後とも継続的に取り組んでいくことが求められています。

後期基本計画の意義

 前期基本計画のまちづくりを継承するとともに、東日本大震災とそれに伴う原子力災害の発生を受け総合計画の補完計画 として策定した「福島市復興計画」を統合することで、復興への取り組みを今後も継続的に進め、また、基本構想の具現化 をはかっていきます。

総合計画

後期基本計画

総合計画

前期基本計画

復興計画

ドーム型大型遊具「ぴょんぴょんドーム」を整備 ふくしまデスティネーションキャンペーンと

連携した地域イベントの開催 全面オープンした宮畑遺跡

(5)

将来都市像

ときめきとやすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち 福島市

1.市民との協働のまちづくり

2.地域の個性を生かしたまちづくり

3.土地利用の基本方針

1.主要な課題

(1)東日本大震災および原子力災害からの希望ある復興 (2)定住人口の保持

(3)人口減少、人口構成の変化に対応した地域活性化 (4)高齢者施策、環境施策など多様化する市民ニーズへの対応

2.重点施策

(1)安心して住めるまちづくりの推進 (2)子育て支援の推進

(3)産業振興、交流人口拡大による雇用機会の創出 (4)高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの総合的推進 (5)環境にやさしい美しいまちづくりの推進

基本理念

 「みんなが誇れる県都ふくしまの創造」

1.いのちを大切にするまち

   (1)安心できる生活環境の向上(放射線対策)    (2)安全な生活の確保  

   (3)生涯健康と保健医療の充実

2.女性が活躍できるまち

   (1)女性の就労支援の充実(子育て支援) (2)男女共同参画社会の推進

3.こどもと高齢者を大切にするまち

   (1)子育て支援の充実 (3)高齢者施策の充実    (2)学校教育の充実

4.活力あふれるまち

   (1)農林業の振興    (2)工業の振興    (3)商業の振興    (4)観光の振興

   (5)雇用機会の創出と勤労者福祉の向上

5.

「次世代の環境」の住みよいまち

   (1)再生可能エネルギーの推進    (2)住みよい環境の形成    (3)地球環境への負荷の低減    (4)環境衛生の向上

(6)総合交通網の整備 (7)中心市街地の活性化 (8)交流・定住の促進 (9)市民文化の振興

(10)スポーツ・レクリエーションの振興

(5)情報通信技術の活用 (6)安定的な水道水の供給 (7)生涯を通じた学びの推進 (8)地域における国際化の促進 (4)地域福祉と障がい者福祉の充実 (5)人権尊重の推進

(6)避難者支援の充実

まちづくりのための

基本的な考え方

ち づ て

策 標

、 等 っ

画 化

(6)

主要な課題

 東日本大震災以降の情勢や時代の潮流に対応し、本市が持続的に発展していくためには、次の主要な課

題に積極的に取り組む必要があります。

(1)東日本大震災および原子力災害からの希望ある復興

    市民の健康・行動へ大きな不安を与えただけではなく、

農業など本市の主要な産業への被害も与え続けています。

(2)定住人口の保持

    本格的な人口減少時代に入り、本市においても人口の

減少は避けられない見通しとなっています。

(3)人口減少、人口構成の変化に対応した地域活性化

    総人口の減少や年少人口と生産年齢人口の減少に伴い、経済規模の縮小や地域活力の低下が懸念さ

れます。

(4)高齢者施策、環境施策など多様化する市民ニーズへの対応

    老年人口の増加やニーズの多様化に伴い、心豊かに元気に暮らしていける環境づくり、また、地球

環境問題などの深刻化、市民の環境意識の高まりを適切に受け止める必要があります。

重点施策

 主要な課題に積極的に対応し、将来都市像を実現するため、次の5つの施策を特に重点的に推進します。

(1)安心して住めるまちづくりの推進

  

原子力災害から生活環境の回復と、正確な情報の発信による不安軽減

  

地震災害以外の災害に対しても速やかに対応できる継続的な体制の保持

(2)子育て支援の推進

  

地域における子育て支援基盤の強化、保育施設の整備充実、子育て支援サービスの充実、

   子どもの「生きる力」をはぐくむ学校教育の充実

(3)産業振興、交流人口拡大による雇用機会の創出

  

既存産業の育成と新たな産業の創出による雇用機会の創出

  

本市の特性や地域資源などの積極的な情報発信等による、

   人・物・情報・技術・文化などの交流の拡大

(4)高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの総合的推進

  

生涯学習や地域活動の促進と世代間の交流の推進

  

保健医療・介護・福祉などの多様なサービス提供体制

   と高齢者に配慮した施設の整備の推進

(5)環境にやさしい美しいまちづくりの推進

  

人と自然が共生し、地球環境への負荷の少ない、環境にやさしい美しいまちづくりの推進

  

自然環境の保全と、循環型社会への転換を基本とした、再生可能エネルギーの利用促進

弁天山から市街地を望む

中学生ドリームアップ事業

(7)

 東日本大震災と原子力災害から速やかに生活環境を取り戻し、産業振興などにより活力あるまちをつく

り、次の世代へ良好な環境を引き継ぐ取り組みなどを通して、子ども・女性・高齢者をはじめ全ての市民

が住んでよかったと誇れるまちづくりのための分野ごとの施策の方針として「いのちを大切にするまち」

「女

性が活躍できるまち」

「こどもと高齢者を大切にするまち」

「活力あふれるまち」

「『次世代の環境』の住みよい

まち」を定め、これらの施策を進める姿勢として基本理念「みんなが誇れる県都ふくしまの創造」を位置付け

ます。

 この基本理念に沿い、基本構想の「まちづくりのための基本的な考え方」の下、主要な課題と重点施策を

継続的に展開することで、将来都市像の実現を目指します。

 一方、本市では、人口減少対策・地域活性化を目的とした分野ごとの個別計画として、平成27年10月

に「福島市版総合戦略」を策定しました。

 総合戦略は、国の総合戦略と本市人口の目指すべき

方向性や展望などを踏まえ、本市の人口減少対策、地

域活性化を目指す施策を体系的にとりまとめたもので

す。本市でも進行する人口減少・少子高齢化や東日本

大震災以降の状況を踏まえ、今後とも復興に向けた継

続的な取り組みに併せ、本市の魅力・特性を活用しな

がら、より一層実効ある取り組みを行い、人口減少に

歯止めをかけ、地域活性化をはかる内容となっていま

す。

 次ページ以降に掲載する「分野ごとの施策」において、

この総合戦略にも位置付けられる事業には「

」マーク

を付して表しています。

―将来都市像―

ときめきとやすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち 福島市

基本理念

みんなが誇れる県都ふくしまの創造

分野ごとの施策

(8)

第1章 いのちを大切にするまち

 自然災害・原子力災害などから市民の生命・財産を守り、また、市民が自立して生活できる社会の実現に努め、 健康で安心して住めるまちづくりを進めます。

第1節 安心できる生活環境の向上(放射線対策)

目指す姿  放射線対策のさらなる充実のもと、安心して暮らしています。

施策の体系

1 空間線量率の低減 3 食の安全・安心の確保

2 空間放射線量のモニタリング 4 放射線の健康に関する不安の軽減や健康管理に関する事業

目指す姿  放射線について正確な知識を持っています。

施策の体系

1 放射線と市民の健康講座事業      3 保育士などに対する放射線教育 2 児童生徒に本市独自のカリキュラムによる放射線教育

目指す姿   自分たちの暮らす環境における放射線の現状を理解し、放射線の影響を少しでも小さくする暮らし方 を実践しながら、健やかな体と心で暮らしています。

施策の体系

1 正しい知識の普及 2 環境整備の推進

目指す姿   正確な情報のもと、放射線を正しく理解し、安心して暮らしています。

施策の体系

1 正しい情報を分かりやすく提供 2 農産物の安全性や魅力の発信 3 安全な生活環境をPRする場の創出

【主な事業】

事業名 事業内容

住宅、道路、生活圏森林、 農地、水路などの除染

①ふるさと除染実施計画に基づき、住宅・道路等の除染及び仮置場の設置等を実施します。 ②市内果樹園地の除染

③農業用排水路等農業用施設の除染

支所、小・中学校、観光施

設、公園などの定点測定 空間放射線量の測定(定点測定・個別詳細測定)し公表します。

米の全量全袋検査 地域の恵み安全対策協議会が実施する全量全袋検査に必要な経費を補助します。

学校給食まるごと検査事業 学校給食センター・単独給食実施校での学校給食材料の放射能測定を行います。

第2節 安全な生活の確保

目指す姿   災害などの危機を予防し、被害を最小限にする環境のもと、安全に暮らしています。

施策の体系

1 地域防災力の向上

2 総合的な防災・減災対策の推進 3 治山事業の促進

4 治水事業の推進 5 危機管理体制の充実

目指す姿   災害に強く、消防・救急体制の充実した安全なまちで暮らしています。

施策の体系

1 消防防災体制の充実     3 予防行政の推進 2 救急・救助業務の高度化 

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

講座受講後の不安軽減率 60% 80%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

避難者帰還人数 (H27.10月末)約3,400人 5,000人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

河川渋川ほか8河川改良率 58.3% 70.0% 避難所誘導標識等設置率 − 100.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

救急救命士の人数 50人 56人 普通救命講習会受講者数 32,804人 50,000人 住宅用火災警報器設置率 61% 100%

5年後(H32年度)までの目指す姿を記載しています。 今後5年間に取り組む施策の内容を記載しています。

各節で取り組む具体的な施策の項目です。

(9)

目指す姿   市民一人一人が地域社会の一員としての自覚を持ち、犯罪や事故の起こりにくい地域社会で、安全で 安心に暮らしています。

施策の体系

1.防犯対策の推進 

1 地域の安全・安心意識の啓発 2 地域の安全・安心活動の支援 3 安全・安心を確保する施策の推進

2.交通安全対策の推進 1 交通環境の整備

2 交通安全思想の普及・徹底 3 被害者支援の推進

3.道路の安全対策の推進 1 道路の整備

2 道路の維持管理 3 通学路の安全確保

4 人にやさしい歩行空間の形成 指 標 

目指す姿   消費者として正しい知識を持ち、賢く安全に暮らしています。

施策の体系

1 消費者利益の保護と安全の確保 2 消費者教育・啓発の推進

3 生活必需物資の安定供給と価格安定

【主な事業】

事業名 事業内容

避難所誘導標識等設置事業 指定緊急避難場所等への誘導標識等を設置します。

避難行動要支援者(災害

時要援護者)の安全確保 避難行動要支援者(災害時要援護者)が、安全で安心して暮らせる地域を目指して可能な限り自力避難が可能な環境を整備するとともに地域ぐるみの支援体制づくりを行います。

第3節 生涯健康と保健医療の充実

目指す姿   やすらぎと潤いのあるまちで、生涯にわたって健康で安心して暮らしています。

施策の体系

1 健全な生活習慣の確立      2 健やかに産み育てるために 3 心の健康づくり

4 健康をはぐくむ環境づくり

目指す姿  いつでも地域で切れ目のない安全で安心な質の高い医療サービスが受けられます。

施策の体系

1 地域医療体制の整備  4 国民健康保険事業の健全運営 2 救急医療体制の整備    および被保険者の健康保持と増進 3 在宅医療体制の整備

【主な事業】

事業名 事業内容

こんにちは赤ちゃん事業

★ 生後4か月までの乳児がいるすべての家庭を、保健師等及びこんにちは赤ちゃん応援隊が訪問し、子育て不安や悩みに応じ、子育て情報を提供します。

こころのケア事業★ 安心して子育てができるよう不安の軽減を図る事業を実施します。

第4節 地域福祉と障がい者福祉の充実

目指す姿  いのちを大切にし、みんなで支え合い、安心して自立した生活をしています。

施策の体系

1 市民・地域の各種団体・事業者との   協働による地域福祉活動の推進 2 地域福祉を推進する体制の充実 3 ひとり親家庭への福祉

4 生活困窮者への福祉

現状値(H26) 目標値(H32)

交通事故件数 1,059件 580件以下

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

なりすまし詐欺被害認知件数 27件 10件以下 講座及び学習会参加者数 1,820人 2,200人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

子育てに自信が もてない親の割合

  4か月児:15.9% 1歳6か月児:19.9% 3歳6か月児:46.9%

  4か月児:15%以下 1歳6か月児:19.9%以下 3歳6か月児:25%以下

喫煙者の減少 一般男性 29.4%一般女性 9.8%

(平成23年度値)

一般男性 20%以下 一般女性 5%以下

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

かかりつけ小児科医を

持つ親の割合 82.4% 100%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

ふれあい・いきいきサロン活動実施

グループ数 281 341 、

(10)

目指す姿  全ての人がお互いに人格と個性を尊重し支えあっています。

施策の体系

1 自立と社会参加の支援の推進 2 地域生活支援の推進

3 安全で安心して暮らせる環境づくりの推進 4 保健・医療・福祉・労働・教育の連携に   よる推進

【主な事業】

事業名 事業内容

避難行動要支援者(災害時要援護者)

防災対策推進事業 災害時要援護者防災対策推進事業による避難支援プランの作成により、地域づくりを図ります。

第5節 人権尊重の推進

目指す姿  一人一人の人権が尊重され、共に輝き、希望にみちていきいきと生活しています。

施策の体系

1 人権尊重の意識づくり

第6節 避難者支援の充実

目指す姿   生活基盤やコミュニティの形成が整った環境のもと、安心して暮らしています。

施策の体系

1 他県などに避難する市民に対する支援 2 帰還しやすい環境づくり

3 コミュニティの形成        

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

訪問系サービス 9,211時間/月 12,361時間/月 日中活動系サービス 22,107人日/月 32,120人日/月 居住系サービス 395人/月 440人/月

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

避難者帰還人数 (H27.10月末)約3,400人 5,000人

こんにちは赤ちゃん事業

(11)

第2章 女性が活躍できるまち

 女性が働きやすい環境整備を行うなど、女性が持っている力を最大限に発揮できる社会づくりを目指します。

第1節 女性の就労支援の充実(子育て支援)

目指す姿  女性が能力を十分に発揮し、輝きながら安心して働いています。

施策の体系

1 働く女性が活躍できる環境づくり 2 女性の再就職の促進

3 女性の創業しやすい環境づくり

目指す姿  働きながら子育てをする女性が、より良い子育て環境のもと、笑顔で安心して健やかに暮らしています。

施策の体系

1 子育てと仕事の両立の支援

目指す姿施策の体系 やすらぎと潤いのあるまちで、生涯にわたって健康で安心して暮らしています。

1 健全な生活習慣の確立 2 健やかに産み育てるために 3 心の健康づくり

4 健康をはぐくむ環境づくり

目指す姿  女性が雇用の機会に恵まれて安心して働いています。

施策の体系

1 雇用機会の創出  2 労働環境の充実 3 勤労者福祉の充実

【主な事業】

事業名 事業内容

働く女性応援企業認証事業★ 女性の働きやすい職場づくりや女性の活躍推進、仕事と家庭の両立の支援などに積極的に取り組んでいる企業を認証します。

女性のワーク・ライフ・バラ

ンス推進事業 結婚・出産等で離職し、再就職を希望する女性を対象に社内研修と現場実習を実施します。

第2節 男女共同参画社会の推進

目指す姿  男女がお互いを尊重して、共に輝き、希望にみちていきいきと生活しています。

施策の体系  1 男女共同参画の意識づくり

       2  男女が共に仕事・家庭生活・地域活動などに          参画できる環境づくり

       3 男女の人権を尊重する社会づくり

目指す姿  男女が共に、より良い子育て環境のもと、笑顔で安心して健やかに暮らしています。

施策の体系

1 子育てと仕事の両立の支援   4 子どもの健全な育成 2 家庭における子育ての支援   5 子どもの安全の確保 3 地域ぐるみの子育て環境づくり

【主な事業】

事業名 事業内容

男女共同参画啓発事業 共生セミナー等講演会を開催するとともに、男女共同参画についての「あなたからのメッセージ」作品の募集・展示を行い、男女共同参画意識のさらなる醸成と啓発に取り組みます。

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

女性の育児休業取得率(従業員20人以上の事業所) 93.2% 98.0% 女性の管理職登用率(従業員20人以上の事業所) 18.0% 23.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

放課後児童クラブの利用者数 2,385人 2,752人 保育施設(保育所、認定こども園など)の定員数 3,735人 5,687人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

子宮がん検診を受診する人

の割合の増加(20∼69歳) 39.5% 50%以上 ゆったりとした気分で子ど

もと過ごせる時間がある親 の割合の増加

  4か月児:89.3% 1歳6か月児:82.1% 3歳6ヶ月児:89.0%

  4か月児:95%以上 1歳6か月児:87%以上 3歳6ヶ月児:89%以上

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

就職支援相談窓口事業 女性の就職斡旋採用人数女性の就職報告人数 62名5名 77名8名

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

女性委員の

参画割合 28.2% 40.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

放課後児童クラブの利用者数 2,385人 2,752人 保育施設(保育所、

(12)

第3章 こどもと高齢者を大切にするまち

 少子高齢化が進むと見込まれる本市において、速やかにその対応をはかるべく、将来を担う子どもや保護者への 支援と学校教育の充実を進め、併せて、高齢者施策を推進することで、持続的な市政発展を目指します。

第1節 子育て支援の充実

目指す姿  子どもと保護者が、より良い子育て環境のもと、笑顔で安心して健やかに暮らしています。

施策の体系

1 子育てと仕事の両立の支援      2 家庭における子育ての支援      3 地域ぐるみの子育て環境づくり 4 子どもの健全な育成

5 子どもの安全の確保

目指す姿  青少年一人一人が、夢と希望を持って、心豊かにたくましく成長しています。

施策の体系

1 青少年健全育成のための総合的施策の推進 2 ふれあいと活力ある地域づくりの推進 3 豊かな人間性をはぐくむ家庭づくりの推進 4 健全な社会環境づくりの推進

【主な事業】

事業名 事業内容

保育施設整備事業★ 私立保育所等の創設・増築に係る施設整備に対し補助を実施します。

子育て世帯応援に係る手

当の支給★ 子育て世帯における経済的負担の軽減をはかるとともに、子どもを産み育てやすい環境の整備をはかるため、市独自の手当を支給します。

子ども医療費助成事業★ 18歳以下の子どもの医療費の一部を助成し保険診療による自己負担額と入院時の食事療養費定額負担金を無料化することにより、疾病の早期発見と治療を促進し、子どもの健やかな成 長に寄与します。

こんにちは赤ちゃん事業

★ 生後4か月までの乳児がいるすべての家庭を、保健師等及びこんにちは赤ちゃん応援隊が訪問し、子育て不安や悩みに応じ、子育て情報を提供しています。

ファミリーサポート事業

★ 育児の援助を受けたい方と援助できる方相互の調整を行います。

放課後児童健全育成事業

★ 保護者が就労等により昼間家庭にいない小学生に対し、適正な遊びや生活の場を与えて、健全な育成を図ります。

第2節 学校教育の充実

目指す姿   基礎的・基本的な知識や技能を確実に身に付け、自ら進んでこれらを活用し、新たな学びを創造する 学習に取り組んでいます。

施策の体系

1 学習指導の充実による

  全国トップレベルの学力の育成 2 一人一人の学力を伸ばす指導の充実 3  多様な教育的ニーズを踏まえ、グローバル化   に対応する子どもの育成

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

放課後児童クラブの利用者数 2,385人 2,752人 保育施設(保育所、

認定こども園など)の定員数 3,735人 5,687人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

非行少年等補導件数 690件 550件

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

学力検査における 児童生徒の平均偏差値

(小学2・4・6年・中学1・3年)

小学2年 55.3 小学4年 53.4 小学6年 54.0 小学校全体 54.2

小学校全体 56.0

中学1年 51.6 中学3年 52.4 中学校全体 52.0

中学校全体 55.0

バランスド・アチーバーと オーバー・アチーバー(注) 合計の割合

小学6年生

92.1% 100% 中学3年生

85.7% 100%

(13)

目指す姿   郷土への理解、誇りと自信、将来への「夢」と「志」を持ち、望ましい人間関係の中で「独り立ち」に向け、 確実に歩んでいます。

施策の体系

1  郷土への理解を深めるとともに、豊かな人間 性・社会性をはぐくむ体験活動の推進 2 自己実現をはかる教育活動の推進

3 一人一人の内面に根ざした道徳教育の推進 4 一人一人と向き合う支援体制の充実

目指す姿  児童生徒が心身の健康を意識し、積極的に体を動かし、体力向上に取り組んでいます。

施策の体系

1 健康に生活する力の育成 2 学校体育関係団体との連携 3 学校保健の充実

4 学校給食の充実

目指す姿  子ども一人一人が適切な学習環境の中、よさや個性を発揮し、充実した学校生活を送っています。

施策の体系

1 教職員の資質向上と指導力の充実をはかる研修の推進 2 より豊かな学びを促す学習環境の整備

3 安全で安心な教育環境の整備・充実と活用

4 園・学校運営の充実と活性化をはかる学校評価の推進

【主な事業】

事業名 事業内容

ふくしま・ふれあい・夢

ぷらん事業 「キャリア教育」全小学校を対象に、「環境」「食育」「安全教育」の9分野に焦点化し、特色ある教育活動を推進します。「伝統・文化」「福祉・健康」「国際理解」「人々のくらし」「ものづくり」

中学生ドリームアップ事

業★ 中学2年生の職場体験活動を中心とし、1年生での事前指導、3年生での事後指導に系統性、計画性をもたせ、「夢」や「志」をはぐくむ特色ある教育活動を展開します。

第3節 高齢者施策の充実

目指す姿  高齢者が、いきいきと、住み慣れた地域で安全に安心して暮らしています。

施策の体系

1 社会参加と生きがいづくりの推進

2 地域における自立した日常生活の支援の推進 3 安全・安心な生活環境と地域で支える   仕組みづくり

4 経済基盤の安定

目指す姿  高齢者とその家族が、介護保険の多様なサービスを利用しながら、安心して暮らしています。

施策の体系

1 介護保険制度の円滑な推進

【主な事業】

事業名 事業内容

アクティブシニアセンター・

アオウゼ活用推進事業★ アクティブシニアセンターを活用した講座等を開設します。

認知症高齢者支援 認知症についての正しい知識の普及・啓発を図るとともに、適切な医療や福祉サービスが利用できるよう、市医師会や関係機関団体との連携を図ります。 路線バス等高齢者利用促

進事業★ 市内に住所を有する75歳以上の方を対象に、バスと飯坂電車の乗車料金を無料にすることで、高齢者の公共交通利用促進と積極的な社会参加を促します。 指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

不登校(小・中学校における 年間30日以上の長期欠席) 児童生徒出現率

小学校 0.38%

※全国 0.39% 0.30% 中学校 3.60%

※全国 2.76% 2.60%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

全国平均を上回った

学年数(男女別) 割合(%) 全国平均を上回った学年数(男女別) 割合(%) 新体力テストの

全国平均値達成率 2/18※ 11.11% 18/18 100%

※小・中学校9学年(6+3学年)×2(男女別)

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

校舎などの耐震化率

(幼稚園、特別支援学校を含む) 67.7% 95.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

避難行動要支援者(災害時要援護 者)防災対策推進事業 地域支援

者選定率 32.7% 38.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

介護老人福祉施設

整備床数 1,264床 1,464床 の

(14)

第4章 活力あふれるまち

 地域の持っている特色をいかしながら、各産業を振興し、働きやすい環境づくり、中心市街地の活性化、また、 スポーツイベントなどさまざまな機会を通して交流人口の拡大をはかっていき、県都にふさわしい活力あふれるま ちをつくります。

第1節 農林業の振興

目指す姿  若者が希望を持てる農林業の確立に取り組んでいます。

施策の体系

1 担い手の育成と経営安定対策 2 農林業環境の維持と整備

3 農産物の安全性確保と消費拡大の推進

【主な事業】

重点事業名 事業内容

農業の中心となる担い手

の育成★ 意欲ある担い手に対する研修会等の開催や資金融資の利子補給などによる育成を行います。

新規就農者の確保と育成

★ 農業学習カレッジなどによる栽培技術や経営に関する就農支援と資金融資の利子補給による育成・支援を行います。

地域の特性を生かした新 たな研究開発と開発機会 の創出★

地域産業の6次産業化に向けた活動を支援することを目的に、農業者による生産・加工・販 売の一体化を推進するための製品開発に向けた支援を行います。

第2節 工業の振興

      地域企業の振興と企業誘致により、地域経済が活性化し雇用機会が創出されています。目指す姿  中小企業が時流を捉えた事業を展開し、安定した経営を行っています。

施策の体系

1 経営の安定化          2 地域企業の競争力強化

3 企業誘致の推進 4 工業基盤の整備

【主な事業】

重点事業名 事業内容

産学共同研究等支援事業

★ 市内中小企業と大学や研究機関との連携による共同研究等の経費の一部を助成し、技術革新や新製品・新技術などの開発を促進します。

企業誘致トップセールス

★ 今後、成長が見込まれる医療・福祉関連産業などを中心とした企業へ市長がトップセールスを行うことにより、企業誘致を積極的に推進します。

新たな工業団地の整備★ 企業立地の受け皿となる新たな工業団地を整備し、雇用の創出など「活力あるまちづくり」の推進を図ります。 指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

農用地の利用集積面積

※ 農業経営基盤強化促進法

による利用集積面積 683ha 865ha

新規就農者数 (H23∼27の5ヵ年累計)78人 (H28∼32の5ヵ年累計)100人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

製造品出荷額等 6,177億円(H25年) 6,800億円 産学共同研究等支援事業採択件数 年 3件(H25年度) 年 5件

(15)

第3節 商業の振興

目指す姿   中心市街地と郊外のバランスの取れた商業環境の中で、商業者がいきいきと経営し、にぎわいのある 商店街で子どもからお年寄りまで楽しく買物ができます。

施策の体系

1 日常の買物利便性の確保

2 中心市街地への商業施設の積極的な誘導と魅力向上 3 商業施設の適正配置の促進

4 物流基盤の整備促進と地方卸売市場の機能活用

【主な事業】

重点事業名 事業内容

商店街空き店舗対策事業★ 商店街のコンセプトに基づく店舗の誘導を図り、魅力ある商店街を形成します。

新規創業者等支援事業★ 経営実践の場の提供や経営指導により新規創業者等を支援します。

第4節 観光の振興

目指す姿  みんなが笑顔でおもてなしをします。何度でも訪れたくなる魅力的なまちです。

施策の体系

1 観光振興の推進力となる人づくり・組織づくり 2 福島市流の観光スタイル ふくしまツーリズム の展開 3 広域連携の推進による南東北の観光拠点づくり 4 外国人観光客が楽しめるまちづくり

5 地場産品を活用した福島市の こだわりの逸品 づくり 6 福島市の魅力を効果的に伝える情報発信力の強化

7 コンベンション(注)の誘致による交流人口の拡大

8 観光客受け入れのためのバリアフリーを含めた環境の整備

(注)コンベンション:人が多く集まる会議・大会、展示会・見本市、文化・スポーツのイベントなど

【主な事業】

重点事業名 事業内容

ふくしまファンづくり事業★ 「ふくしま夢通信」の発行により季節の情報を提供します。

花とくだもののおもてなし事業★ 福島市の特徴である花とくだものを素材としたおもてなし事業を支援します。

在住外国人による情報収集と情報発

信★ 外国人の視点による観光資源の掘り起しと魅力の向上を図り、各種媒体で情報を発信します。

産品ブランド化事業★ ブランド認証制度を継続するとともに、魅力ある特産品の開発を促進します。

コンベンション開催団体への支援★ 「コンベンション開催補助金」により経費を補助します。また、福島市観光コンベンション協会との連携によるパンフレットの提供や歓迎看板の掲出を行います。

第5節 雇用機会の創出と勤労者福祉の向上

目指す姿  あらゆる人々が雇用の機会に恵まれて安心して働いています。

施策の体系

1 雇用機会の創出       2 地元就労への支援の充実   3 労働環境の充実

4 勤労者福祉の充実

【主な事業】

重点事業名 事業内容

高校生就職支援事業★ 高校生を対象に、就職塾・内定者育成塾などを開催し、ミスマッチの防止、就職の支援、早期離職防止を図ります。

ず っ と 福 島 市 応 援 プ ロ

ジェクト★ 市内に立地する大学の学生を対象に、市内の企業、観光等の体験を通じて本市の魅力を認識させ、卒業後の福島市定住、定着への意識の向上を図ります。

就職ガイダンス★ 一般求職者や新規大学卒業予定者等と地元企業との面談就職相談等を実施し、地元企業の採用及び一般求職者・学生の地元就職を支援します。 指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

年間商品販売額 (小売業)

2,679億円※ (※H24経済センサス

−活動調査より) 2,679億円 中心市街地

空き店舗数 (福島市都市計画課調べ)77店舗 66店舗

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

観光客入込数(年間) 635万人 670万人 花をテーマにした

観光客誘致(年間) 33万人 45万人 市内温泉地宿泊客数

(年間) 95万9千人 108万人 外国人延べ宿泊数

(年間) 4,632人 19,000人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

就職支援相談窓口事業 就職斡旋採用人数就職報告人数 127人10人 150人15人

(16)

第6節 総合交通網の整備

目指す姿施策の体系 快適に安全に整備された道路を、人も車も安心して利用し、多様な都市活動と交流を行っています。 1 快適な道路環境の創出

2 高速道路の整備促進と活用

3 多様な利用者が共存できる道路空間の形成 4 橋梁などの長寿命化と耐震化の推進

目指す姿施策の体系 本市の地形特性をいかし、安全かつ快適に自転車を利用しています。 1 自転車の利用促進

2 自転車利用環境の整備

目指す姿  地域の個性をいかした、にぎわいを創出する公共交通を、誰もが気軽に利用しています。

施策の体系

1 持続可能な公共交通網の整備 2 公共交通の利用促進

【主な事業】

重点事業名 事業内容

福島市地域公共交通網形 成計画等の策定

現行の「福島市公共交通活性化基本計画」に「まちづくりや土地利用施策との連携」や「面的な公 共交通ネットワークの再構築」等の事項を追加し、人口減少への対応や市中心部及び郊外にお ける各拠点の連携の推進等を含めた内容となる地域公共交通網形成計画を策定します。

中心市街地活性化交通支

援事業 市内循環100円バスについては、市民の間では気軽に利用できる公共交通機関として定着していることから、運行に対し支援し定額運賃を継続します。

路線バス等高齢者利用促

進事業★ 市内に住所を有する75歳以上の方を対象に、バスと飯坂電車の料金を無料にすることで、高齢者の公共交通利用促進と積極的な社会参加を促します。

第7節 中心市街地の活性化

目指す姿  ふくしまの個性と魅力があふれる、にぎわいのあるまちに住んでいます。

施策の体系

1 集客拠点づくりと回遊環境の向上 2 人が暮らし交流できる生活環境の向上

【主な事業】

重点事業名 事業内容

都市機能立地支援事業(上町地区) 大原綜合病院への支援を拡充し、医療サービスを充実させ都市構造の再構築を図ります。 福島駅前通りリニューアル整備事業 アーケードの撤去や街灯の整備等、駅前通り商店街振興組合への支援を行います。

街路事業(杉妻町早稲町線、曽根田

町桜木町線、太平寺岡部線ほか) 都市計画道路の整備を進めます。

暮らし・にぎわい再生事業 民間による複合施設整備(医療・共同住宅等)と、民間病院の新築移転等、医療福祉及び交流拠点施設整備への支援を行います。

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

都市計画道路の整備率 60.8% 61.1% 重要橋梁の耐震化率 38.0% 58.0% 道路改良率 55.0% 56.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

中心市街地二輪車通行量(平日1日あたり) 5,255台 6,000台 レンタサイクル事業(年間総利用者数) 15,232台 18,000台

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

福島市管内路線バス

福島市内乗車人員(年間) 501万3千人 500万人 福島交通飯坂線 阿武隈急行線

福島市内乗車人員(年間) 379万9千人 380万人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

中心市街地の歩行者・

(17)

第8節 交流・定住の促進

目指す姿  交流人口の拡大により、県都にふさわしいにぎわいと活力あふれる都市を形成しています。

施策の体系

1 高速交通網を活用した交流人口の拡大       2 コンベンション誘致による交流人口の拡大

3 二次交通の整備による交流人口の拡大 4 スポーツの活用による交流人口の拡大

目指す姿   本市の魅力が市内外に発信され、多様な人・物・情報・文化が活発に交流しており、また、魅力に気 付いた多くの人が他地域から福島市に定住、滞在しています。

施策の体系

1 地域間の連携と交流の推進 2 テーマを持った都市間交流の促進 3 定住・二地域居住の促進

【主な事業】

重点事業名 事業内容

コンベンション開催団体

への支援★ 「コンベンション開催補助金」により経費を補助します。また、福島市観光コンベンション協会との連携によるパンフレットの提供や歓迎看板の掲出を行います。

第9節 市民文化の振興

目指す姿  多くの市民が芸術文化活動に参加し、ゆとりと潤いのある豊かな生活をしています。

施策の体系

1 芸術文化の振興       2 芸術文化活動の支援

3 文化施設の整備

4 文化を通した都市間交流

目指す姿   福島の風土ではぐくまれ、受け継がれてきた文化財を市民の財産として後世に伝えるとともに、その 魅力をもとに活力ある地域社会の形成に取り組んでいます。

施策の体系

1 文化財の調査・整理 2 文化財の保護・保存 3 文化財の活用

4 文化財施設の整備・検討

【主な事業】

重点事業名 事業内容

民家園およびじょーもぴ あ宮畑と観光振興・都市 間交流との連携事業★

本市を代表する文化財である民家園及び宮畑遺跡史跡公園について、市民との協働により、 情報発信や、案内ガイド・ワークショップなどの活用事業を開催し、もってまちづくり・都 市間交流事業・観光振興などに幅広く活用を図ります。

第10節 スポーツ・レクリエーションの振興

目指す姿   子どもから高齢者まで、日常的にスポーツ・レクリエーションに親しみ、心身共にいきいきと、心豊 かで、健康的な生活を送っています。

施策の体系

1 生涯スポーツの推進 2 競技力の向上

3 スポーツ施設の整備充実と効率的活用の促進

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

観光客入込数(年間) 635万人 670万人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

具体的なテーマを持った都市間

交流事業 15件 20件 本市への移住・暮らしに対する

興味・関心度の向上 0% 30%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

音楽堂利用者数 137,217人 141,000人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

じょーもぴあ宮畑体験学習施設

年間来館者数 − 人 35,000人 民家園入園者数 38,047人 56,000人

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

市民体育祭参加者数 12,205人 13,000人 体育施設利用者数

(18)

第5章 「次世代の環境」の住みよいまち

 再生可能エネルギーの活用など先進的な取り組みを率先して行います。

 また、地球環境や自然環境に配慮し、良好な景観形成に取り組み、併せて住みよい居住環境をつくるなどして、 次世代へ引き継ぐことができる環境づくりを進めます。

 さらに、豊かな生活づくりを目指し、環境衛生の向上、情報通信技術の活用、水道水供給の安定、生涯を通した 学びの充実、地域の国際化をはかって、外国人も含め市民が住みよい環境づくりを進めます。

第1節 再生可能エネルギーの推進

目指す姿   再生可能エネルギーの導入推進により、安全・安心なエネルギーによる地産地消が進んだ、活力あふ れる環境最先端都市を実現し、原子力に依存しない社会づくりに貢献しています。

施策の体系

1 地域特性にあった再生可能エネルギーの導入 2 再生可能エネルギーの情報発信と普及啓発

(注)エネルギー自家消費型施設: 売電を主目的とするのではなく、自ら産み出した電気を、自らの施設で率先して利用する施設。

【主な事業】

重点事業名 事業内容

太陽光発電システム設置助成事業★ 住宅用太陽光発電システム設置に対して助成します。

第2節 住みよい環境の形成

目指す姿  良好な自然環境や生活環境を保全し、豊かな環境を次世代へ引き継ぎます。

施策の体系

1 自然環境の保全 2 生活環境の保全

3 環境教育・環境学習の推進と環境保全活動の支援

(注)BOD: 生物化学的酸素要求量(Biochemical oxygen demand)の略。水中の有機物が微生物の働きによって分解されるときに消 費される酸素の量。河川の汚濁状況を示す代表的な指標で、数値が大きいほど水中に有機物が多く、水質が汚濁しているこ とを意味する。

目指す姿施策の体系 美しく豊かな自然を守りながら、ゆとりと潤いのあるまちに暮らしています。 1 安全で安心できる公園・緑地の整備推進

2 市民との協働による緑化の推進

3 自然と街並みを大切にした景観に配慮したまちづくり

目指す姿  良好な住宅・住環境で、誰もが安心して暮らしています。

施策の体系

1 良質な住まいづくり

2 今ある住宅を活用した住まいづくり 3 地域の特性をいかした住まいづくり 4 誰もが安心できる住まいづくり

【主な事業】

重点事業名 事業内容

景観法に基づく景観まちづくり 計画の策定★

将来にわたり、福島市固有の自然景観、眺望景観、都市景観等の保全に向け、色彩等 の抽象的な表現に数値的な基準を設けるなど、現在運用している自主条例である景観 条例を景観法に基づく条例とし、住民の合意形成を図りながら景観まちづくり計画を 策定します。

地区計画・建築協定・景観協定の

活用、立地適正化計画の策定★ 持続可能な都市経営を維持するため、都市機能誘導区域および居住誘導区域を設定する立地適正化計画を策定します。 指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

エネルギー自給率 27.8% 30.0% エネルギー自家消費型施設(注)

普及率【公共施設】 9.7% 20.0% エネルギー自家消費型施設(注)

普及率【一般住宅】 6.2% 13.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

林野総面積 50,740ha 50,740ha 河川のBOD値(注)

環境基準達成地点数 21/23 23/23

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

市民一人当たりの

都市公園面積 11.10㎡ 11.50㎡

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

市営住宅の

(19)

第3節 地球環境への負荷の低減

目指す姿施策の体系 一人一人の取り組みにより、温室効果ガス排出量が削減されています。 1 地球温暖化対策などの推進

2 省資源・省エネルギーの推進 3 再生可能エネルギーの導入

目指す姿  3R運動の推進により、廃棄物の減量とリサイクルを推進した循環型社会が構築されています。

施策の体系

1 廃棄物の発生抑制(Reduce)の推進    2 廃棄物の再使用(Reuse)の推進

3 廃棄物の再生利用(Recycle)の推進 4 グリーン購入・環境配慮契約の推進

【主な事業】

重点事業名 事業内容

環境対策普及啓発事業★ グリーンカーテンやライトダウンの普及により地球温暖化防止に対する市民の意識の高揚を図ります。

第4節 環境衛生の向上

目指す姿   水路や河川にはきれいな水が流れています。私たちは、この水質を守るため汚れた水を流さず、住み やすい環境を次世代へ引き継いでいきます。

施策の体系

1 効率的汚水処理施設整備の実施と合併処理浄化槽への転換促進 2  ストックマネジメント(注)手法を用いた

  管路の長寿命化対策の推進 3 合流式下水道の改善

4 事業所排水の適正な維持管理

(注)ストックマネジメント: 施設の健全度や重要度を考慮した効果的な点検・調査を実施し、適切な維持修繕・改築など計画的かつ効 率的に施設管理を行うこと。

目指す姿   ポイ捨てのない美しいまちづくりの活動が市民に広く浸透し、市民のごみ減量化や再資源化の取り組 みが徹底され、清潔で快適な生活を送っています。

施策の体系

1 ポイ捨てのない美しいまちづくりの推進 2 廃棄物の適正な処理

3 し尿および浄化槽汚泥の適正な処理        

目指す姿施策の体系 市民が安心して利用できる施設の管理運営を行っています。

1 墓地利用状況の把握、墓地の整備と供給の検討   2 新斎場の整備の推進

     (注)ふくしまきれいにし隊: 個人・団体で登録し、ボランティアで道路や公園などの清掃を行う。

【主な事業】

重点事業名 事業内容

公共下水道整備事業★ 水質汚濁による生活環境の悪化に対処し、都市の健全な発展と公衆衛生の向上に寄与し、あわせて公共用水域の水質保全に資するため、下水道整備を推進します。 指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

福島市年間温室効果ガス

排出量 2,488千t−CO(H24年度値)2 (基準年比15%削減)1,997千t−CO2

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

リサイクル率 10.7% 26.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

汚 水 処 理 人 口

普及率 83.8% 87.0%

指 標 

現状値(H26) 目標値(H32)

「ふくしまきれいにし隊

(注)」の登録件数 220団体 300団体 1人1日あたりのごみの

排出量 1,199g/人・日 890g/人・日 、

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