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第15回特許庁情報システムに関する技術検証委員会議事概要
1.日時・場所
日時:平成26年11月12日(水)10:00∼12:00 場所:特許庁16階特別会議室
2.出席委員
大山 永昭 東京工業大学 像情報工学研究所 教授(委員長) 菊川 裕幸 JFEシステムズ株式会社 相談役
矢澤 篤志 カシオ計算機株式会社 執行役員 生産資材統轄部 副統轄部長
3.議題
(1)ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験について(状況報告)
(2)技術標準等作成支援業務の進捗状況について
4.配布資料
資料1 ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験について(9/30 時点の状況)
資料1(別紙) ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験工程マネジメン ト計画
資料2−1 技術標準等作成支援業務の進捗報告(全体システム構成図(多階 層構造編))
資料2−2 技術標準等作成支援業務の進捗報告(詳細統合計画・特実編) 資料3 第13回技術評価チーム会合結果報告
5.議事概要
(1)ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験について(状況報告) 資料1「ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験について(9/30 時点 の状況)」、資料1(別紙)「ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験工程 マネジメント計画」について事務局から、資料3「第13回技術評価チーム会合結 果報告」について技術評価チームから説明を行った。その後、討議を行ったところ、 主な発言は以下のとおり。
<体制の整備について>
○ 新システム稼働後は、ユーザ(職員等)が想定外のオペレーションをすること等 による障害が発生する可能性がある。このような問題が発生した場合に、どのよ うな体制(対策チーム、エスカレーションルール・体制、ユーザ向けの問合せ窓 口等)で、どのような優先順位に従って対応するかを、庁としてあらかじめ意思
2 決定しておく必要がある。
○ エスカレーション体制については、報告の内容や緊急性を正確に伝えるためにも、 伝言ゲームにならないようにする必要がある。報告は、内容を最も正確に把握し ている情報システム室から直接行うようにすべき。
<旧システムから新システムへの切替えについて>
○ 新システムへの切替えの判断については、決して無理をしないようにしていただ きたい。
○ 今回のホストコンピュータのサーバ化において、新旧システムの並行稼働を行わ ずに新システムに切り替えることは、やむを得ないが、今後、各個別システムを 刷新していく際には、1か月程度は新旧システムを並行稼働し、その間の稼働状 況を確認した上で旧システムを停止することも検討すべき。
<結論>
○ 当委員会としては、ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験のチェック ポイント、エスカレーションルール、コンティンジェンシープランを妥当なもの と認める。
○ ホストコンピュータのサーバ化に向けた総合試験については、当委員会の意見、 指摘の趣旨を十分踏まえ、引き続き、着実に進めていただきたい。
(2)技術標準等作成支援業務の進捗状況について
資料2−1「技術標準等作成支援業務の進捗報告(全体システム構成図(多階層 構造編))」、資料2−2「技術標準等作成支援業務の進捗報告(詳細統合計画・特 実編)」について事務局から、資料3「第13回技術評価チーム会合結果報告」に ついて技術評価チームから説明を行った。その後、討議を行ったところ、主な発言 は以下のとおり。
<BPMS(Business Process Management System)及びBPMN(Business Process Modeling Notation)の利用について>
○ BPMSを利用したシステム開発経験が豊富な企業やベンダは多くはない。アー キテクチャ標準仕様書等について意見募集する時などには、BPMSを利用した 開発経験についても聞いておくべき。
○ 要件定義やシステムの機能定義をBPMSの体系で行うことは、業務要件を的確 に表現できるというメリットがあり、良いと思われる。しかし、BPMSは、ツ ールとしてはまだ十分成熟しておらず、実装に利用した場合に保守性が低下する 等の問題が発生する可能性もあるため、BPMSを実装に使用するのか、また、 使用する場合にどのツールを用いるのかについては、慎重に検討する必要がある。
<アーキテクチャ標準仕様のメンテナンスについて>
○ 個別システム刷新の設計・開発業者にアーキテクチャ標準仕様を遵守させるため
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の体制、及び仕組みを検討する必要がある。その一方で、アーキテクチャ標準仕 様に不備がある可能性もあるため、専門家が問題提起できる仕組みや、必要な範 囲でアーキテクチャ標準仕様を見直していく体制を整えることも重要。
○ アーキテクチャ標準仕様を長期にわたって維持していくためには、ベンダも含め て目標を共有すること、及び長期にわたって目標がぶれることのない体制を構築 することが重要。
<個別システム刷新の進め方について>
○ 個別システムの刷新にあたっては、個々の業務領域についてシステムを個別に作 るのではなく、可能な限り共通化を進めるべき。そうすることで、維持管理の面 も含め、後の負担が軽減されると考えられる。
<取組の対外発信及び評価について>
○ 技術標準を作成するという特許庁のアプローチの確認のため、対外的にPRし、 評価を受けるべき。外部の事業者等からの意見を受けて検討をさらに深掘りして いくためにも重要。
<結論>
○ 技術標準等作成支援業務で検討を進めている全体システム構成図については、当 委員会の意見、指摘の趣旨を十分踏まえ、引き続き、着実に進めていただきたい。
○ 当委員会としては、依存関係の強い特実方式審査業務・特実審査周辺業務に係る システムを一体として設計することを妥当なものと認める。
以上