音声学概論 第1回(4/13)
宇都木 昭 E-mail: [email protected] URL: http://sites.google.com/site/utsakr/Home/
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今日の授業内容
1. 序論
音声学とは何か?
音声学は具体的に何をするのか? なぜ音声学を学ぶのか?
授業の進め方,参考図書,etc.
音声学(phonetics)とは何か?
音声を研究する学問。
では,「音声」とは何か? 音(オト) = 音声?
人間がコミュニケーションに用いる音? 人間が口や鼻から出す音?
人間が言語コミュニケーションのために用いる音。
音声学は具体的に
何をするのか?(1)
技術としての音声学
研究分野としての音声学
音声学は具体的に
何をするのか?(2)
技術としての音声学
様々な言語・方言の発音を書き記す。 自分で実際に発音できるようになる。
ズールー語
(南アフリカ) ハンガリー語
ナマ語
(ナミビア)
音声学は具体的に
何をするのか?(3)
書き記し発音できるようになるには・・・
発音の仕組みを理解する
それに基づく音声の分類法を理解する
それに基づく記号体系「国際音声記号(International Phonetic Alphabet, IPA)」を理解する
それぞれの記号に相当する発音を練習する
音声学は具体的に
何をするのか?(4)
研究分野としての音声学 目的
各言語について
その言語の様々な音の特徴を調べる
言語一般について
音声がどのようにして生み出されるかを調べる 音声をどう聞き取っているかを調べる
音声学は具体的に
何をするのか?(5)
研究分野としての音声学 研究手法の例
ファイバースコープで声門の開き方を調べる 筋肉の活動を調べる
音響分析をする 知覚実験をする
音声を聴くときの脳波を調べる
なぜ音声学を学ぶのか?
音声学の研究者を目指すわけでなくても,音 声学の基礎を学ぶことは重要。
1. 言語学の基礎として 2. 言語教育の基礎として 3. 工学的な応用のために
なぜ音声学を学ぶのか?
(1) 言語学の基礎として
自分が専門とする言語の音声を正しく理解する ために
未知の言語・方言を調べるために 言語変化の謎を追うために
なぜ音声学を学ぶのか?
(2) 言語教育の基礎として 発音をどう教えるか
なぜ音声学を学ぶのか?
(3) 工学的な応用のために 音声合成,音声認識