第3回(仮称)浦安市子育て支援総合計画策定委員会議事録
1 開催日時:平成16 年 5 月 18 日(火) 午後 1 時 30 分∼
2 開催場所:浦安市総合福祉センター2 階第 3 ・ 4 会議室
3 出 席 者:
(委 員)大竹智委員長、吉野則子副委員長、渡邉義郎委員、石井宏明委員、 森理惠子委員、石井惠子委員、梅原祥子委員、税所とみ子委員、折本幸子委員、 戸澤昌子委員、熊倉敬三委員、山下裕子委員、堀由紀子委員
(事務局)浦田幸利保健福祉部長、山中勇保健福祉部次長、工藤陽久子育て家庭課長、 小瀧修子育て家庭課長補佐、長島功行係長、根本健司
コンサルタント:株式会社コモン計画研究所 相澤、文、宮本 4 次第:
(1)開会のあいさつ
(2)議題
①調査報告書について(資料1)
②調査報告書についての意見交換
③(仮称)浦安市子育て支援総合計画の中間のまとめ(案)(資料2・3)
④中間報告骨子案に関する意見交換
(3)意見シートへの記入について(資料4)
(4)次回の日程と予定について
(5)閉会のあいさつ 5 配布資料:
資料1:(仮称)浦安市子育て支援総合計画策定のための基礎調査報告書 資料2:(仮称)浦安市子育て支援総合計画の中間まとめ(案)
資料3:(仮称)浦安市子育て支援総合計画の中間まとめ(案)第3章∼第4章 資料4:第 3 回(仮称)浦安市子育て支援総合計画策定委員会意見シート 資料5:第2 回(仮称)浦安市子育て支援総合計画策定委員会議事録 6 委員会の概要
(1) 開会のあいさつ(委員長よりあいさつ)
(2) 議題(資料1∼3について事務局が説明)
(3) 意見交換
・子育て支援や地域活性化のためには、拠点づくりが重要である
・実行性のある計画策定を行うこと、重点的に実施する施策を明確化することが 重要である
・困ったことを地域の身近なところで、相談できるような体制が必要である
・子どもだけの問題ではなく、親育ちや地域の環境整備も考えるべきである
(4) 次回の日程と予定について
次回会議は、平成 16 年 7 月下旬∼8 月上旬頃に予定
7 会議経過
◎ 開会のあいさつ
(委員長) 最近子どもをめぐる様々な問題が起きているが、それは個人の問題ではな く社会の問題だと認識している。浦安市子育て支援総合計画も中間まとめの時期にきて いる。本日それぞれの委員から具体的な意見をいただいて、本計画に反映させたい。
◎ 議題
(委員長) それでは、資料の説明をお願いする。
−資料説明(資料1)−
◎ 意見交換
(委員長) 今の説明について何か、意見・質問はあるか。
(委 員) 私が感じたことは、様々な施策があることは、利用者の選択肢を広げるこ とになるからよいと思う。ボランティアの取り組みには意欲があるのだが、どうしたら 取り組めるのか、ということを考えると社協等の本質的な指導が必要だと思う。子育て マップ等の個人向けの情報を充実することも大事ではないだろうか。子育てしやすいま ちづくりという具体的なところに目を向けるべきだと思った。
(委員長) ボランティアをしたいという考えをできるだけ実践につなげることも大事 なことだ。
(委 員) 感想として、これまでの子育て支援と違ってきたことは、地域の人たちが 防犯や安全に関心がある、という点だ。そのためには、地域の力が必要だと思う。
(委 員) 調査結果報告書の52 ページで幼稚園の満足度をみると、市立と私立の幼稚 園の満足度が低いところが重要な点だと感じた。また、最近の保護者は安全面でかなり 気を遣われているようだ。しかし、まち中を見回しても、ごみが多く、草が生え放題に なっている。まち全体のことを考えるなら、こういうところからも住みやすいまちにし ていくべきだと思う。ボランティアをたくさんの人がやってみたい、という調査に対す る回答が得られたが、こういった調査結果は良いことだと思う。また、異年齢交流とい うことを考えると、お年寄りと子どもとの交流の場を作ることができたら良いと思う。 現在は保育園も、勤めている人以外預けにくい状況なので、子育てが一段落した人たち を活用して短時間預けられる体制があれば、子育てをしやすいのではないだろうか。
(委員長) 今の意見の中にあったように、犯罪者にとってはまち中にゴミがあるかど うかが犯罪のしやすさの指標になる。そのあたりを、計画の中で考えていくことも重要 だ。
(事務局) 調査結果報告書の 52 ページに記載されている幼稚園の満足度に対する見方 だが、ここは無回答の人が多い。この点について、考慮して数字をみてほしい。
◎ (仮称)浦安市子育て支援総合計画の中間のまとめ(案)
(委員長) それでは、次の議題に入る。中間まとめ案について、事務局から説明をお 願いする。
(事務局) 今回は時間の都合上、第3 章、第 4 章に関してのみ説明する。
−資料説明(資料2・3)−
◎ 意見交換
(委員長) 今の説明に関して、意見・質問はあるか。今日は計画の方向性や全体像に 関して、それぞれの立場から発言をいただきたい。
(委 員) 小児科医の立場から言わせてもらうと、いつでもどこでも小児医療を提供 してほしいという要望は全国的に言われており、少しずつ整備はしているが、マンパワ ー等の問題から難しい。調査結果の内容をみると、すごくわがままな意見もあった。小 児科医が常駐するようには努力するが、小児医療について市からのPRもしてほしい。
(委員長) 最初から医者に頼るのではなく、その手前で相談できるような体制が必要 なのではないか。
(委 員) 今、児童虐待防止法が改正されて、市町村の役割強化ということからその 窓口が市町村になってきているので、この計画にも、その改正点を盛り込んでもらえた らと思う。
(事務局) 児童虐待については、浦安市においてはこども家庭支援センターが既にあ るが、今後も市や児童相談所等とさらに連携を密にしたい。
(委 員) 施策の中にぜひ入れてほしいのは、拠点の確保である。また、団体や行政 の中における横のつながりも検討してほしい。公民館、学校、自治会等の公共施設はあ るが、残念ながら管轄が違うので利用する上で様々な問題がある。子育て支援の拠点に 関しては、行きやすいこと、身近にあることが大事だと思う。ボランティア活動等を行 うにも、拠点が必要だ。行政の中で横のつながりを図ることを、この計画でしっかり明 文化してほしい。この点については、社協としても努力する。
(事務局) 今の拠点を確保するというお話は、いわゆる子育てサロン等に限定したこ とではなく、もっと広い意味でのことか。
(委 員) そのように考えている。
(事務局) 今後内部で検討していきたい。
(委 員) 私も、やはり拠点の問題があると思う。私たちも、小さいお子さんからお 年寄りまでを対象にサロン活動をしている。このアンケートをみて、子育て中のお母さ んの他力本願的な傾向が見える。まちが汚い、ゴミがあるという意見があるが、そう感 じたなら自分で掃除しても良いのではないだろうか。
(委員長) わがままというご指摘もあるが、親たちも子育てが初めなので、親育ちも
(委 員) 私は今の社会の状況が、今の若い人たちに対して甘くなっていると感じる。 虐待に関しても同じだ。今の親たちは子どもを大切に思って再婚するのか、自分のため に再婚するのか分からない。自分のために再婚して、子どもが邪魔になって虐待してし まっているのではないか。もっと子育てに親が責任を持つべきだ。私は考えが古いので、 調査等から問題点をみても、まず親が変わらないといけないと思った。出産に先立って、 まず親を教育すべきだ。
(委 員) わがままじゃないか、という厳しい意見もあるが、こういった要望の一つ ひとつを大事にしていくことも考えていくべきだと思う。社会ができあがっていれば、 お年寄りに困ったこと等を聞けるようになるが、今の浦安市はまだそうではない。調査 結果報告書の子どもからの意見で、子どもに挨拶をしろと教えるが、大人も挨拶をしな い、という主旨のものがある。こういった意見を吸い上げてもらえる場が大事だ。親の 問題もあるが困ったことを誰にも聞けない、ということは子育てにとっては大きな障害 だ。
(委 員) 社会ができあがっていないというが、子どもは親が躾けていくのが基本な のだから、子育てを社会の責任にすべきではない。
(委員長) この場で悪者探しをしても仕方がないと思う。この委員会ではどうしたら、 子育てしやすい社会を作ることができるかを検討していきたい。
(委 員) 現在、私たちは厚生労働省の子育て支援事業を行っている。その事業を、 日々多くの人が利用している。利用者の割合は、新規とリピーターが半々ずついる。そ こで目指しているのは、そこにシニアのボランティアが関わることで地域の力を向上し ていくことだ。シニアのボランティアが関わることで、異世代の交流を行いたい。そう いった小さな積み重ねが、地域を変えていくと思う。その意味で先程から出ている拠点 づくりは、確かに大事だ。行政の縦割りは仕方がない部分があるが、ある意味ではもっ と緩やかに連携をとってほしい。これからの時代は、シニアの力を使わないと地域は活 性化しない。行政もNPOと協働して活動してほしい。
(委 員) これだけ素晴らしい、たくさんの施策のメニューを裏づけるお金はあるの か。もし全ての施策を実施できないのであれば、本当に重点的に行うものは何か。これ らの施策は、実際的に今後5年で実行可能なのか。私たち委員が、これをまとめあげた 時にただの計画書に終わるのでは意味がない。行政は、施策の優先順位をつけられない 難しい立場だと思うが、重点施策を明らかにしてほしい。先程、今後ボランティアの中 心は、団塊の世代という意見があったが、何か機会や情報があれば、自分の可能な仕事 や気が向いた仕事をできると思う。そのために、情報提供があれば活動に参加できる選 択肢が広がる。
(事務局) 確かに役所の仕事は、重点的に施策を実施するということは難しい部分が ある。しかし、去年はできなかったが今年からできるといった具合に、少しずつ積み上 げていくものがある。お金に関しては、様々なことをたくさんやることも一つのあり方 だが、市のレベルではそこまでできない。市のレベルで、やれることをやりたい。
(委 員) 施策を実施するために、事業計画があればよいと思う。逆に、勇気をもっ てやれないことはやれない、と言うことも大事である。策定委員には、計画を策定した
責任がある。5 年間で可能な事業に絞る等の工夫も必要なのではないだろうか。
(委員長) 指摘の通り、絵に描いた餅にしないためにも、何を誰が担うかを検討して 実行性のあるものにしていきたい。
(委 員) 最近の親たちは、実際わがままだと思うこともある。しかし、逆に子育て に困っていることも事実だ。一方で、幼稚園に長時間預けられた子どもは悲しそうな顔 をしている。お母さんが、子どものために働いている事情は分かるが、幼稚園教員の立 場からすれば、お母さんは預けられている子どもの姿を思い浮かべているかが大事だと 思う。幼稚園教員の質が下がっているという意見は、耳が痛い。
(委 員) ここまで重点施策を並べてくれるのは、優しいまちだと思う。幼稚園に対 する評価の低さは、預かり時間の短さ、行事の多さ、PTA等への参加のわずらわしさ 等が原因だと思う。調査報告書の中にある小中高校生の結婚に関する意見だが、こうい った回答が出るのは親の姿をみているからではないだろうか。例えば、子どもが小さい 時は親が身近に居てほしい、という回答も自分が小さい時に親が身近にいたからではな いだろうか。そういった意味で、次世代育成や子育て支援に関しては大人が見本になら ないと説得力がない。アンケートをとっただけで、どれだけ真剣に子どもや親の問題に 取り組めるかは不明だが、こういった調査は良いことだと思う。
(委 員) 新町代表ということで、お話させていただきたい。最近小学校の中で「お やじの会」が発足した。また、老人会の人たちが、月に 2 回幼稚園に来てあやとり等の 昔ながらの遊びを教えてくれる。子どもたちも教えてもらって、喜んでいる。私が子育 てで大変だったことが、少しでも今の親たちに役立ってほしいと、私は思っている。私 が子育てをしている時、お年寄りの人たちが、優しい声をかけてくれることが大きな励 みになった。困った時に、気軽に行ける場がほしい。港区かどこかでは、シニアのボラ ンティアの方に、港区独自の子育て支援資格を設けている。子どもだからとかお年寄り だからとかではなく、ボランティアする側もされる側も、お互いに支えあえる状況が大 切だと思う。さらに、選択肢が多いが、サービス等を利用できていない人に対してどう 支援していくかをこの委員会の中で考えていきたい。
(委 員) 15 ページに記載されていることに関して、子どもが関係する交通事故や事 件等の発生状況が現在調査中とあるが、どういうことか。なかなかデータが見つからな いということか。
(コンサルタント) ご指摘の通り、浦安市の子どもだけに絞ったデータが入手できな かったのが現状だ。
(委 員) 一番子どもに関係する交通事故の率が低い国は、スウェーデンだ。日本は 世界で、12 位になっている。セーフティプロモーションがスウェーデンでは盛んだから、 そういった考えを浦安の計画に盛り込めたらと思う。
(委 員) 調査報告書の 170 ページで、乳幼児の世話を少しはしたことがあるという 回答に関して、今の若いお母さんの子育て支援についての施策も大事だが、今後親にな る子どもたちにも何かしないといけないのではないだろうかと感じている。
(委員長) ありがとうございました。では、意見シートに関して事務局から説明があ
(事務局) 本日の会議で漏れたことや言い忘れたこと等があれば、意見シートにご記 入の上、5 月末までにご提出下さい。
◎ 次回の日程と予定について
(事務局) 次回の委員会は、7 月下旬∼8 月上旬にかけての開催を予定している。国へ 計画内容を報告する前に、委員会を開催する予定である。日程は後日連絡する。
(委員長)本日の会議はこれで終了とする。ありがとうございました。